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ルールは イかせないこと 挿入しないこと そして、絶対に恋に堕ちないこと──。
shangrila no tori
南の島にあるリゾートに行きたくなりました。
美しい男娼と彼らを癒すための試情夫が並んでくつろいでいるのを眺めることが許されるなら、下働きとして働かせて欲しいです。
娼館シャングリラでアポロを迎えたオーナーが庭を自慢するシーンが好きです。緻密に描かれた植物の美しさも圧巻ですがアポロがガタイが良く口数少ない真面目な紳士っていうだけじゃなくて、頭が良い奴だと短い会話から感じられました。
ノンケアポロが男娼達に人気があるのもわかります。こういう自分が好きになった人以外には興味を持たなそうな、体より気持ちが大事なタイプって普段お客から求められている彼らからしたら構いたくなるタイプですよね。
まずはフィーの専属試情夫になったアポロ。フィーも気に入っている様子です。
ただ2人ともそれぞれ終わっていないトラブルを抱えています。美しく穏やかな島のイメージとの対比でそれらが何なのかを知りたくもあり、このままずっと甘い夢の世界にひたらせて!とも思います。
得体が知れなくてなんとなく避けてきたこちら。40%オフクーポンが出ていたので試しに買ってみました。
良いサービスを提供するために良い福利厚生を・・・というのはよくある企業努力だけど、男娼に“当て馬”を提供する、という本ははじめてです!魅力的な設定と美しい作画・・・これが人気の理由でしょうか?
客を取るでもなく、娼館の美しい小鳥たちを愛でるという“当て馬”のスーパー役得なお仕事の3つのルール
①男娼をイかせないこと
②挿入行為はしないこと
③絶対に恋に堕ちないこと
すべてはお客様に美味しくいただいてもらうための下拵え、ってことか・・・。
そんな、娼館=シャングリラに新しい“当て馬”としてやってきたアポロ。離婚調停中のノンケで朴訥とした彼は小鳥たちの注目の的。金が必要でこの仕事をすることにした、との設定なんですが、その理由というのがなかなかにヘビーです。
彼の指導役?指南役?のフィーはトラウマ持ち。いつも飄々としている彼がまさに“キレる”瞬間がある。
アポロの、セックスのときに体重をかけないようにするとか、常に相手を気遣うとか、女性を抱く際に当たり前にやってきたあれやこれやが小鳥たちには新鮮で、ここから自分が大切にされているという感覚を抱いて好きになっていくのかな・・・?
アポロの方の心の動きが気になります。
1巻とても良かったので続きも買います!
座裏屋蘭丸先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
シャングリラ。そこは男娼達が性を謳歌する楽園。その娼館で試情夫として雇われたノンケのアポロ。暫くは男娼のフィーの専属として仕事を覚えていくのだが、奔放なフィーに翻弄されるばかりで…。
個人的、各項目5段階で
エロ 4
設定 3
シリアス 2
恋愛 1
な感じだと思います。
試情夫(しじょうふ)と書いて当て馬と読ませる、言い得て妙ですね。試情夫とは、客を取る前の男娼達を身も心も触れて愛でて昂らせる為の擬似愛人役です。試情夫やシャングリラでのルールなど、まず設定だけでも色々と唆られる作品ですね。
一応帯にはノンケ試情夫×男娼とありますが、シャングリラでのルールとして、試情夫は男娼をイかせないこと。挿入行為はしないこと。絶対に恋に堕ちないこと。とありますので、今作は1巻と言うこともあり、恋愛要素は殆どありません。ノンケ試情夫のアポロと男娼のフィーのカプにはなると思うので、今後の展開ではルールを破っての恋愛になってしまうのか、それを考えるだけでも楽しみで2巻を読みたくなります。
因みに男娼をイかせないこと、とルールにありますが、男娼が試情夫をしゃぶるのは大丈夫とのことで、アポロは口淫でフィーにイかされてしまいます。
座裏屋先生が描く設定や世界観にも引き込まれますが、やはり何と言っても魅力的なキャラクターやそのキャラ達の肉体美、絡み描写の凄艶さが堪らないですね。
男娼のフィーは褐色の肌なので、トーンが貼られている為、常に肌の艶が表現されててそれだけでもエロいです。試情夫のアポロは引き締まった肉体がまさに攻めな身体付きで、仕事でフィーに翻弄された時に見える筋肉がとても良い。
エロに特化した作品かと思いきや、フィーの人を殺したかもしれない発言やフィーの地雷による激情や過去の出来事。アポロも妻の浮気で、浮気相手を病院送りにしているなど、シリアスな雰囲気もあります。
1巻では恋愛要素はほぼ無い感じですが、フィーがアポロを呼んだ声が思いの外か細かったことや側にいてやればよかったと後悔したと、アポロがフィーを気に掛けていたり、物語り最後のダグラスのアポロについての発言など、今後の展開に響いてきそうな描写にはドキドキしました。
濃厚な絡みの描写を堪能出来るし、今後の展開がどうなるのか引き込まれるし、アポロとフィーの関係性に目が離せないので次巻も買わせて頂きます。エロくて読み応え充分な作品、是非とも読んでほしいです。
今更なんですが初めて読みました。
ずっと「シャングリラの島」だとばかり思っていたくらい興味がなかったのですが急に気になり出した次第です。
この先生については「PET契約」くらいしか読んでいなくて、すっごくエロいんだけどイマイチ自分にはささらなかった。
第1作しかまだ読んでいませんが、同じく「鳥」をタイトルに冠した893同士の超人気シリーズを思い出しました。
アポロは勃起障害ではないし歳下でもないですが、傷害事件を起こして全く自分には不釣り合いな仕事場で生きていこうとする、あまり喋らないノンケ。
フィーもそのシリーズの受との共通点をこじつけようとすれば出来ます。
なんだかいろいろ重なっているなー
という単なる第一印象です。
まだフィーについてはあまり語られておらず印象が薄いというか分かりにくいというか。
トラウマがあるからいきなり客にキレて暴力もふるうんでしょうがこれからの展開に深く関わるものなのでしょうね?
にしても、男娼館に試情夫だなんてこういう設定って私は知らないんですが、興味深いですね。
娼婦をふつーにお世話をする男なら現実にもいたはずですが、こんなに多くの試情夫をかかえている性の館だなんて座裏屋先生のオリジナルなんですかね?
BL歴短いので皆様がよくご存知の事を知らなかったらすみません。
アポロとフィー以外の男達のお話だっていくらでも作れそうですね!
2人のストーリーはゆっくり進んでいるようで次巻から先もわくわくしながら楽しく読めそうです。
つい最近まで商業BLから遠ざかっていたので、イメージが凝り固まっていました。あごが尖ってて目が細くて肩幅広すぎる社長とかばっかり出てくるジャンルだと思い込んでいました。
こんなことになっているとは。
座裏屋先生、まず画力がオバケですね。人間に骨と筋肉と脂肪がある! その重みや質感が伝わってくる。それに、どのコマを取ってもかわいい、かっこいい、美しい表情! 人物の描写全てに一切の誤魔化しがなく圧巻。
南国リゾート地の背景は、建物、インテリア、植物の葉っぱ一枚一枚まで細かに丁寧に書き込まれて映画を見ているよう。ベッドの向こうは大きな開口部からのオーシャンビュー、広い空。もうこれほとんど屋外という解放感。照明が落ちた後の薄暗さの表現も丁寧で好きです。
先生のインタビュー記事を拝読して納得しました。ページを開くたびに読者をリゾートに連れていってくれているんですね。仕事等に疲れた大人の女性を癒してくれている…間違いないです。
ストーリーも大人向けなんでしょうね。全体に落ち着いた雰囲気で進んでいる印象です。ただしサスペンス要素もあります。
本音を見せず野生動物みたいに気まぐれなフィー(受け)が、実直なアポロ(攻め)に安らぎを覚え、葛藤しつつも徐々に依存していく過程が丁寧に語られています。ノンケのアポロは終始戸惑っている。それもまたかわいい。まだ恋愛未満ですが、仕事上の関わりのはずの2人がどのように惹かれあっていくのか、本気になった時どう変わるのか期待大です。
ページを開いた途端ぶわっと溢れ出す南国の空気、生命力に満ちた植物の緑と澄んだ青い空、熱されて乾いた海の風の匂いがします。
外界から隔絶された快楽の園「シャングリラ」はどことない仄暗さと背徳を孕み、その陰の部分をより際立たせるかのようにまばゆく蠱惑的。舞台設定と世界観にこれほど惚れ込んだ作品はありません。
人物の肉体もその陰影のすべてが艶めかしく美しいです。男娼であるフィーの褐色の肌のその肌理の細やかさ、手に吸い付くようなすべらかさまでひとつひとつの絵から伝わってきます。
男娼と試情夫との間の約束事が越えてはならない一線となることで、彼ら登場人物たちの行動に熱を与えて行くさまには読んでいて心が震えます。彼らの心身に課された制限が物語の官能性を増幅させていく。
この先を心より楽しみにしております。必読の一作品です。
座裏屋先生は、体の関係と心の距離のギャップを描くのが本当にうまい、、、、
読んでるこっちが、カップリングの距離が縮まりそうかとおもったら離れて…また近づいて…のだもだにたまらなくなります!
フィーとアポロもお互い踏み込めずにいて、、、
小さなやりとりの中で、お互いの柔らかい部分に触れて、少しずつ相手のことが気になっていく様子が本当にたまらないです。
こんなにまだお互いを知ることにも、自分を曝け出すことにも臆病になってるのに、本番に近い行為をする職場関係ってのがうまい具合に作用するんですよね…本当に座裏屋先生は天才だ…
ストーリー重視・エロ重視どちらでも美味しくいただけます。
2巻まで出てますが、気になる方は1巻だけ読んでみても十分世界観と、カプの距離感の魅力に引き込まれますよ!
続きが楽しみです!
南国の風景も、登場人物の体の線も本当に美しいです!
今までの自分の絵の好みでは美人とかかわいい系のキャラが好きでしたが、この座裏屋蘭丸先生の絵は筋肉質で男らしいフェロモン全開で、、自分の中では新しい性癖が開かれた気分でした。
ビッチだけど人を好きになる気持ちが分からなそうなフィーが、一見無愛想に見えるアポロに対して、今までの男性にはない仕草を見つけてハッとする所がとっても良いです。。
シャングリラには、三つのルールがあります。
そのうちの一つが「絶対に恋に堕ちない」…という事は⁈
今後2人がにシャングリラのルールを破ってしまうぅ…?
フィーがアポロに惹かれていく様子が、絵の表情だけで多くを表現されていて、顔の表情を何度もじっくり見てしまいます。
内容に関しては他のかたのレビューがたくさんあるので割愛します。
個人的なここちんおっきポイントを以下箇条書きします。
・受けのフィーが褐色肌で性に奔放なビッチちゃん、基本オラついてはいるが内面は割とナイーブで寂しがり屋かつ心の傷を負っておりそのことを隠して生きている。しおらしい一面もある。ナイスギャップ!!
男娼だけどオネエではなくしっかり年相応(26歳)の男っぽいところがよい。
・攻めのアポロ、最初は開けっぴろげなフィーにドン引きしてるけどどんどんペースに巻き込まれ絆されてってるところにニッコリする。1巻ではキスすら嫌がるノンケだったのに2巻では自発的に男の乳首舐める立派な子に育っててお母さん感動で泣きそうです。
・必要以上に説明台詞がなく、仕草や表情で読ませてくれる。表情からキャラの気持ちが想像できるのはひとえに座裏屋先生の画力あってこそ。
・擬似恋愛と恋愛、どこに境界線を引けるのか。フィーは今のところポリアモリーだけどアポロとの出会いでそれは変わるのか。パートナーの浮気を許せないアポロはフィーの性質や仕事を理解していけるのか。てかそもそも恋に落ちたら楽園追放されちゃうジャン!! などなど気になることがてんこ盛りで乗り越える壁がたくさん…!
誰が見てもお互いがお互いに惹かれてるのに自分の気持ちには気づかないふたり。フィーに至っては恋する気持ちも知らなさそう。セックスはプロだけど恋愛のプロではないのが可愛い。てか恋愛にプロもアマもないですね、本気の恋はいつだって苦しいし恥ずかしいし不様なもんです。
互いの恋心に早く気づいて幸せになってほしいけど苦しむ彼らも見てみたいという…ごめんね…
座裏屋先生と同じ時代を生きられて幸せです。
心からそう思わせてくれる素晴らしい作品。いくらでも続きを待ちます。
初めて読んだ時の感動がずっと続いていて、何度読み返しても別世界に連れていかれます。とにかく全てが美しくて癒される。他の作品では味わえない魅力に溢れた作品で大好きです。なんといっても、フィーの魅力にノックダウンです。美しく繊細なのに男性的な魅力に溢れているといいますか・・どうしてこんな話が書けるのか・・・座裏屋先生ありがとうございます。