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レビューしてなかったっけ…という事で3巻読み直してのレビューです。
正直、ストーリー忘れちゃってました。
この3巻は「光陽」の生まれた時からの過去の話です。
1・2巻ではライカンの本能そのままに誰とでも(?)性交渉をしていた光陽。
だけど幼少期はまだ「発情」の何たるかを知らず、子供ゆえ精神の繋がりだけで大好きなアウロラだけ、と言い続けてたんだけど…
身体を自在に女体化できる日照。
獣化しているアウロラ。
彼らの会話や話しているテーマは非常に哲学的で難解な部分がある。
日照はもう神みたい。
光陽は天使?神の子?
完全存在として生まれて、根底は完全なまま表面上は少しずつ不完全になり、また完全を思い出す/見出すためにこの世のさまざまな体験をしなければいけない…
そういう使命があるらしい。
2巻の後書きで、ジェイドやリカなどは前世代の生まれ変わりの存在とあった。
私は輪廻とか…好きなんだけど嫌いなんだ。
恋愛と輪廻…運命のひと…何度でもまた巡り合う…
ロマンチックだけどさ。胸かきむしられるけどさ。
それが絡むともう他に何も言えないじゃない?
運命の相手、魂の半身。
愛は巡り、また満ち。
それぞれの愛は大きな大きな愛の一部で、世界の全てにすでに宿っている。
そして、関わる全てがそれぞれ唯一であること…
大きいわ。
概念が大きいわ。
絵柄が超絶美しいし、アウロラとの別れが悲しいから引き込まれて読みましたが、壮大さが増していて…
こっちも気合を入れて読まないと置いてかれる。
のに。
私、同人誌追ってない。同人誌もちゃんと読まないとだめかな…
3巻は、眠るジェイドの前世の夢ですかね。
スピリチュアルな宇宙的なお話になってきたw
「存在するものは全て完璧」
とか。
で、光陽は世界を変える存在?
希少種なだけでなく、特別な存在なんですかね。
双子ちゃんのくだりは辛かった。
大好き、愛してる
の言葉は力がありますね。
双子ちゃんの件は、種族交代の象徴?
ちょっとその辺も私の理解が及ばず。汗
自分のポンコツ脳が悲しい。涙
アウロラが光陽を受け入れなかったのは、光陽には肉体と感情の経験が必要で、自分は誘発因子でしかない、つまり、後世のジェイドとオンリーワンとして結ばれる必要があるため、という理解で合っているかな。
どの生でもオンリーワンと結ばれるとは限らないもんね。
アウロラの肉体が死に、思念がエネルギーとなって光陽に会いに行けたのはよかったね。
光陽もまだエネルギー体のアウロラが認識でき意思疎通ができる時期だったし。
アウロラの
「俺にできない事をお前に経験させてくれるすべての人々に感謝する」
は強い愛の言葉ですね。
生を受け、経験することが大事。
そのために肉体を持って生まれる。
これはスピリチュアルに関することでもよく聞きますね。
エネルギー体のアウロラとのキスで目が覚める(記憶を操作する)…眠り姫だね…が、ジェイドとのそれとシンクロする流れはすばらしいですね。
1巻冒頭から、光陽が寝起きが悪くジェイドならうまく起こせることが何度か描かれていたのはこのシーンにかかっていたのか、と。
これまでが長いフリだと思っていいのかな。
次巻で2人の進展が楽しみです。
あとがきの
高次の生命体は両性と思っている
というのはとてもわかる。
仏さまもそうだしね。
では、日照も高次の存在てことなのか。
未来予知もできるしね。
スケールは壮大だし、人物は魅力的だし、拗れ加減は最高に滾るし(笑)こんなにすごい作品あるのかしらと思うほど1巻が良かったので、2,3巻と飲み続けてきましたが、う~ん、そろそろ手を引こうかなぁ。
本編が2巻の早いところで停まってしまったので、先を期待しながら読んでいたせいか、過去の話の長さと難解さに途中でギブアップ。気を取り直してなんとか読み終わりましたが、最後まで本編が進まなかったのには、はっきり言ってがっかり。ジェイドの「おはよう」に救われました。
過去については、この話の流れを理解するうえで必要なんだろうなぁ~とは思うし、涙を誘う切ない話だったりはするので、作家さんとしては描きたいところだとは思うのですが、いっそ商業誌として出す際に一部エピソードは割愛してもよかったんじゃないかなぁ~とも感じました。より深く作品を理解したい方には同人誌で、と割りきっちゃって本編をどんどん進めてくれた方がよかったのになぁ。
ジェイドの笑顔には惹かれるので、この先も読み続けようかと思う反面、妊娠、出産(女体化?)と展開するのかと思うと、それはそれで微妙。
眠りにつく光陽とジェイド、この一冊は前巻たちで小出しにされてた過去、描かれてなかった過去まるっと描いています。性描写もなくBL要素が前巻たちより少ないにも関わらず素敵な作品、解説巻?とも言いますか、じっくり考えながら読めば世界観をより把握できます。
あとがきも時間があれば読んでみて下さい、いろいろと明らかになります。
⚠︎ここからネタバレ
物語はほぼアウロラ視点で繰り広げられ まだ小さい光陽に出会います。
光陽が大きくなるにつれ生の尊さを知ります、けど初発情期前の光陽は魂の言ってることがわかっているので死というお別れの悲しさはあまり知らない。
発情期前にした光陽を遠ざけるアウロラ、ここで「オンリーワン」という言葉がでます。
今ペアになってはいけない。そう思うアウロラは光陽と悲しい、でも美しい別れをしました。そして現在から20年前(1巻の20years ago)、また出会う。
全巻順に読み終わったあと、3巻→2巻ficus→1巻#4/4.5→2巻neos→1巻→2巻で読むと 時の流れが味わえます(個人的意見)
最後では今と繋がっていて4巻がすごく楽しみになりました!!光陽の未来は微笑ましいことはわかっていてもこの過去はなくてはならないと思います。
あじあ先生、素敵な作品をありがとうございます、、!!涙で目が腫れました(感情的すぎる人)
エロがないとの評価を見ましたが気になっていたので購入 小さい光陽にエロはなくただ可愛らしかったですジェイドの前世のアウロラとの愛の繋がりは純粋な世界でした最後は素敵な終わり方です SF世界観が小難しくて頭が回らないのでなんとなくこうゆうことかなと読み進めました未だに人物が一致しません絵が綺麗なので読めましたがこれ以上世界が広がると読むのが苦しいですこの世界のファンなら問題ないでしょう 今後も気になるシリーズだし絵が好きなので萌と期待の萌プラス
3巻は2巻の続きというより光陽の過去編。
光陽が生まれてから発情期が来たくらいまでのお話。
凄く壮大なお話で先生の綺麗な絵がその神秘さを際立たせてる一冊でした。
しかし、完全な個人的感想としては元々SFが苦手なのでかなり内容は難しく感じちゃいました。
1・2巻は「BL作品」感が強かったけど、3巻は「SF作品」感が強かったです。
ラストで2巻のラストに繋がったので
4巻でまたジェイドと光陽のお話が読めるのが楽しみです!!
『ROMEO』は、あじあ先生が個人的に描かれている同人誌を、ジュネットがコミックス化するという特殊な販売方法を取っています。
コミックス1巻:同人誌 vol.1-3
コミックス2巻:同人誌 vol.4-6
コミックス3巻:同人誌 vol.7-8
画集『ROMEO COLORS』を含め既刊はすべて読んでいたので、春庭で購入した『同人誌 vol.7』も話はつながるはずと思ったのに、壮大なメッセージが込められていることはわかるものの、うまく消化できず…
3巻発売を待って、すべてを読み返せば掴めるものがあるはずと読み返しても、3巻を読んで気付いたこともあり、壮大さに磨きがかかって、『ROMEO』という物語を自分なりに理解するのにとても時間がかかりました。
でも、こういうことかなってわかると、散らばっていたエピソードが繋がって、感動が押し寄せてきます!
光陽はジェイドに一目惚れして、今まで色んな人と寝てきたけれど、もうジェイド以外には抱かれたくない。
ジェイドは疑似家族の母的存在の光陽に恋するのは、家族を壊すこと、父的存在のディアガを裏切ることでもあり、ジェイドは光陽に対して気持ちと反対の態度を取ってしまう。
お互いに魂レベルで求め合っているのに…
1巻の疑似セックスと、2巻のセックス。
それは医療行為だとしても、体が反応してるからセックスにまちがいないのに、光陽のジェイドを求める悲痛さ、ジェイドが自分自身に科している禁忌…
カラダは繋がっていても心が繋がらないのが悲しかった。
その医療行為によって光陽は妊娠し、深い眠りに陥っている光陽を助けるため、ジェイドは光陽と意識を混線させて…
ここまでが2巻。
3巻はその続きではなく、ジェイドと光陽がなぜ出会ったのかが語られています。
ジェイドの前世・アウロラと、まだ幼い光陽の物語。
アウロラは漠然とこの世界に出会うべき人がいないことを感じ、次の【生】に望みを託して、制御措置を受けた。
その後、アウロラは、日照が育てている光陽に出会い、光陽こそが求めていた半身だと感じたんじゃないかな?
制御措置を受けていなかったら、強くてたくましいアウロラと、チャーミングな光陽は、幸せなペアになれたと思う。
でもそうならなかった答えは、アウロラの言葉の中にありました。
「(光陽がアウロラの元に来たのは)肉体と感情の経験を積むため」
そしてアウロラは、いま光陽とペアになったら、それが台無しになってしまうのもわかっている。
親に守られるようにアウロラに包まれているだけだったら、光陽は成長しない。
光陽はたくさんの人に出会って、楽しいことも綺麗なこともいっぱい経験して、別れの苦しみも自分の中で昇華して、未来に向かっていく強さを身につけ、心を成長させなければいけない。
カラダもライカンの発情を経験して、相手ならいくらでもいるのに、その人としかしたくないと思う強烈なオンリーワンを見つける。
そして光陽は心もカラダも成長したから、オンリーワンとこの先の未来をただ一緒にいるだけではなく、対等に強く生きていくことができるんだと思う。
アウロラとの悲しい別れも意味があるもの…
あじあ先生がイラスト集やTwitterでいろいろアップしてくれているから
ジェイドと光陽の未来が暖かくて幸せなのはわかっています。
だから悲しいセックスも、光陽の悲痛さも、今だけだからね、
この先、その冷たい男はうっとうしい執着野郎になるからね、
って安心して見てられるのですが、、、
幸せな未来を知っていても、アウロラと光陽の別れには号泣しました。
アウロラは光陽と離れたところで、ゆっくりと死を迎えるしかない。
そして意識だけを光陽の元に飛ばして、大好きだから愛しているから自分を待つなと、光陽が未来に歩き出せるようにする。
約束だった雪を降らせながら、これから光陽が出会う人たちの【暖かさ】を感じて欲しいと願う…
アウロラも光陽との別れは辛くないはずはないのに…
本心では成長なんかしなくたって、ずっとずっと光陽を守って大切に愛していきたかっただろうに…
それでも光陽のために光陽を手放す。
その深くて悲しい愛情が苦しいです。
そんなアウロラに精一杯大好きだよって伝える光陽も悲しくてかわいくて…
この想い合う悲しい二人に幸せな未来をくださいと願わずにはいられない。
この悲しいアウロラと光陽の過去と、ジェイドと光陽の現在がリンクするシーンの演出が素晴らしい!!!
ジェイドも光陽もこの瞬間に、離れ離れにならなきゃいけなかった意味と、再び出会えたことを理解したように感じました。
『ROMEO』のクライマックス!
1巻と2巻はオンリーワン同士のすれ違い、3巻は別れと出会いの意味が語られました。
同人誌 vol.9(コミックス4巻)は、ジェイドと光陽の幸せな未来がはじまりそうな予感がします。
あじあ先生には無理して欲しくないけれど、続きが待ち遠しくて仕方がありません!
同人誌も電子化されている分は購入していますが、vol.7で初めて紙本を購入しました。
B5サイズで見るあじあ先生のカラー表紙は見とれる美しさなのに、コミックスでモノクロ化&トリミングされるのがもったいなくて、これは紙の同人誌を揃えるしかないって思いました。
イラスト集の第二弾も希望します!
ちょっと前に1、2巻を読み返していたので世界観にすんなりと入れました。分かってはいてもアウロラとの別れには泣けました。赤ちゃんの時も小さい時の光陽も可愛いので良かったです。周りのライカン達との体格差も眼福でした。
ROMEOの世界観が壮大で3巻目にしてようやく前2巻と繋がったと思いました。まだ読んでない人は一気に読めて幸せですね。でも良いところで終わってますけどね。早く続きが読みたいです。後書きに4巻は光陽のマタニティ期とあったのでますます楽しみになりました。
先に謝っておきます、初レビューで酷評します、ごめんなさい。
1、2巻買ってます。同人誌のほうも買わせていただいていました、元ファンです。
しかし3巻、期待して2年待っていた3巻でした。商業誌ですよね?BLですよね?期待していたモノはまったく得られずに読みたくもない過去話をつらつらと読まされ、挙句の果てに最後に解説数ページで理解しろと。
内容の方もまったく理解ができずオメガバースってこんな内容だったっけともやもやしつつ、わけわからない単語を並べられ、好みでもないショタを見せられ。これのどこがBLなんですか。ふざけんなこっちは男同士の筋肉のぶつかり合いが読みたかったのになんで興味のない過去話読まされてるんだろって驚愕したわ、初めてBLで金返せって思いました。注釈してくださいねBL表現ありませんよって。
にょた表現はあるし、地雷の人のことまったく考えてない。ちゃんと本当のことを伝えて下さい。読まなきゃよかった。
ピアスさんこれでいいんですか?作者のオナニーならずっと同人誌でやってろよ。商業誌で出してんじゃねえ。買った読者の気持ちになって売ってください。
ほぼ丸っと一冊、光陽とアウロラ編です。
1,2巻がどんなお話だったか関係なしに、これ、独立した一つの物語としてすごく好きです。
SF設定を借りた異形の姿が美しいライカンたちの恋物語としてでも十分素晴らしかったのですが、その世界はもっと広く、深く構想されているようです。
この世界のすべてを見せていただくには、それも、この絵のクオリティでとなると、それこそ10年単位の時間がかかりそうですが、私の目の黒いうちに完結するといいなぁ。