nanao77
yuuwakushitekure
イエスノーシリーズの番外編、特に「ふさいで」「つないで」のカップル中心の同人誌です。
「割と必死です」1p
設楽さんと奥さまの会話
「相馬くんと錦戸くん」2p
若かりし頃の栄とカメラマン錦戸のやり取りと、「ふさいで」での二人の仕事の裏側
「未公開VTR」1p
「ふさいで」のとある出来事の裏側小ネタ
「呼ばない理由」2p
栄が設楽の名前を呼ばない理由小ネタ。
呼ぶかどうかは読んでのお楽しみということで。
「同期のないしょばなし」3p
ページ数は少ないけど、長ーい年月をかけた設楽と麻生さんの恋愛トーク。
食えないキャラ設楽が、食えなさ加減でいい勝負してる同期の麻生に、振り回されるとまではいかなくとも、ちょっと押されるところがあってそれが新鮮でした。
20年来の同期と、巡り巡って同じ部署で働くって何か良いですね。
これ読むと、麻生視点の設楽&栄カップルがますます読みたくなりますし、麻生さんにもますます興味がわきます。
「俺の彼氏が想像以上にこじらせていた件」1p
竜起視点の深エピソード。
タイトルで大体想像つく感じですが、臆病者の常識人オタが愛する対象については暴走する様は、「つないで」でもちらりと出ているとおり。
暴走するなっちゃんに対応する設楽&栄も読んでみたいな。
「うたかた花火」21p
熱海の冬の花火を観に奥さまファミリーを訪問する設楽と栄の話です。
奥の子供と設楽&栄の距離感が空々しくなく、ふたりらしくて良かったです。
栄と過ごすためにわざわざ良い宿をとっている設楽の愛の重さと、無防備にそれを受け入れている栄の慣らされ具合が味わえる一編でした。
何か勘付いていそうな竜起(だよね?)からみたふたりの姿もいつか読んでみたいな。
「Do They Know It’s Christmas」2p
設楽と栄のクリスマス。
タイトルの歌をネタにするかと思いきや「戦場のメリークリスマス」でした。
このカップルは映画ネタがちょいちょい出てくるのですが、このキャラにどの作品をどう話させるのかな?というのが毎度楽しみです。
今回は設楽と栄の二人が、この作品で好きなセリフについてが面白かった!
全体通して設楽の愛の重さを堪能しました。
年季の入ったこじらせ方は深もびっくりでは。
イエスノーシリーズの「OFF AIR」は同人誌&ペーパーをまとめたものなので、こちらもいずれは単行本として発行されるのかも知れません(して!)が、待ちきれずに買って大満足でした。
雑誌掲載の場合、中編か連載での長編が主になり、おまけの書き下ろしやペーパーだと数ページくらいの超短編になるので、20ページ程度の短編が読めるのは同人誌ならではなのかも知れません。
また、単行本化するにはある程度のページ数が必要だし、そもそも単行本化する保証もないので、待ちきれないわたしみたいなタイプは、買えるときに同人誌を買って良かったなと思いました。
同人誌初心者でしたが、ネットでもお取り扱いあるんですね。
こちらで検索しなければ存在すら気づかなかったので、レビューに項目を立ててくださった方&レビュアーの方に大感謝です!
「ふさいで」の2人が大好きすぎて、震えながら読みました!
本編では巻末に少ししか書かれていなかった設楽視点での話が新鮮で萌えました!設楽がどんな風に栄を好きになっていったか、その歩みが麻生とのオトナトークで垣間見れます。ずっと栄のこと好きで頑張ってくれてたんだなーと思うと、ほんと報われて良かったと本編の感動が厚みを増します。
栄と錦戸の化学変化は大爆笑★嫌々ながらもお互いの実力を認め合う着地がアッパレ!!
「宗介」呼びという、萌えプレイを実現して下さった一穂先生に感涙!!!きっと読者も100万通りくらい「宗介」呼びシチュを妄想したハズ!!
どこか素の計と似た所がある栄ですが、「ラブホでも寄ってくか」的なことを言えてしまうところはやっぱり栄だなーと思ったり。
1番気になるのは設楽が麻生に栄とのことを報告したのかどうか!!社内恋愛っていうのはバレてるし、上手くいった報告をしておきながら相手の名前は伏せるとか出来るの??言っちゃうの??相馬栄と付き合ってますって言っちゃうの??てか言っとかないと、栄を番組に引っ張って来るわけだし、後々バレた時に面倒だよね?とか考え出したら止まりません。
『ふさいで~イエスかノーか半分か番外篇 3~』の発売を記念して開催されたサイン会で配布された小冊子に、加筆したもの。らしいです。サイン会は行けなかったのでそちらとの比較はできません。
同人誌って時期を誤ると手に入れづらいので、ネットで購入できると知って速攻でポチリました。サイン会やイベントには行けない身としては非常にありがたいです。
まず、表紙が素敵すぎて震えた。
栄と設楽Pのイラストなんですが、これがめっちゃカッコいい。ちょっとザラっとした紙が使われているのもいい。個人的に一穂さん×竹美家さんて黄金コンビだと思ってるのですが、もう最高。『イエスかノーか』シリーズで、設楽P×栄の話が一番ドツボな作品なのですが、竹美家さんの描かれるイラストが萌え度を確実に上げてると思います。
中身ももちろん神。
旭テレビの皆さんの小話+設Pと栄が花火を見に行くお話。
前半は本編の小ネタがいくつか収録されているのですが、この小ネタちゃんたち、登場人物の名前とか、時期とか、場所とか、そういった細かい事はほとんど記載が出てきません。
出てこないのに、誰の話で、いつ、どこで、がきっちり読み取れるんです。
一穂さんてすごいなあ…。としみじみしました。
それぞれバラバラなお話ですが、でも、そのいずれもが設Pと栄のカッコよさを描いている。色々な人の目から見た彼らの姿、っていうのかな。周囲の人たちから愛されている二人に悶絶しました。
後半は『うたかた花火』。
奥くんの家に行って、花火を見るお話です。
これもすんごい良かった。
奥くんが、結婚して幸せになったこと。
奥くん家族と、設P&栄が温かな交流を続けていること。
そして、設Pと栄が、奥くんをどれだけ大切にし、(恋愛的な意味ではなく)愛しているのか。
そういったものが、コミカルに、けれど細やかな描写で描かれています。
そして、奥くん家族との交流が終わった後は、恋人の時間。
口が悪い栄だけれど、そんな彼の言動の端々に設Pへの愛情が垣間見える。
R18作品ではありますが、エロ度は決して高い作品ではありません。エロ度は高くはないのですが、でも、なんかすっごくエロかった。
二人の、相手を想い合う愛情が読者に流れ込んでくるからかもしれません。
すんごいしんみりと、温かな気持ちで読み終えて。
最後のページに一穂さんの書かれたあとがきがを読んで爆笑しました。
馬…。
何故、馬…。
一穂先生と竹美家さんの仲良しな感じが伝わってきて、最後の最後まで素敵な、そんな1冊でした。
「ふさいで」発売記念サイン会・お土産の小冊子に加筆されたものだそうです。サイン会に行けなかったので、読めてとても嬉しいです。
熱海の冬の花火大会の日、設楽と栄が睦人一家を訪ねる「うたかた花火」は、2段組みで20ページ超とボリュームがあります。栄の視点で、その後の睦人一家の穏やかな暮らし、ホテルでの設楽との熱い一夜が描かれています。
栄は成り行きで、睦人の息子・宗太と二人、夜の海岸で花火を眺めることになります。
来年赤ちゃんが生まれたら、パパはもう自分を構ってくれなくなるんじゃないか…。そんな不安を打ち明けた宗太に、栄は「知らねえよ。パパに訊いてみろ。」と突き放します。栄のごまかしのなさが、いいなと思いました。宗太もそんな栄を信じられる気がして、眠い体を預けたのでしょうね。
泊まってってよ、と駄々をこねる宗太を設楽はやんわり退け、栄と二人、海が一望できるホテルへと移動します。
栄が惹かれるのはそんな設楽の冷たさや底知れなさ、というような描写があり、なるほどと思いました。本編では書かれていなかった気がします。好きでも、熱く体を重ねても、どこか距離がある。設楽と栄の関係は、そんな裏腹さがあるようです。二人のセックスを花火に例える栄のモノローグが、儚く寂しい余韻を残します。
でも、設楽のそばで、栄は見慣れた熱海の海が新しい景色のようにも感じています。二人の関係はまだまだ変わっていきそうです。続編をぜひ読みたいです。
設楽と栄を取り巻く旭テレビの面々の小話は、とても楽しいです。特に、なっちゃんの相馬栄オタクぶりを描いた「俺の彼氏が想像以上にこじらせてた件」は、笑ってしまいました。「同期のないしょばなし」では、設楽が栄には見せない弱気を麻生に見せています。どこまで本心か分かりませんが(笑)。
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