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kimi no tonari de yurarete
開発部の丹羽と総務部の椎名が徐々に仲良くなっていくところから始まります。
パニック障害で苦しむ椎名を放っておけず、椎名と一緒にバス通勤をする丹羽の献身さに感心しました。
下心があるといってもなかなか出来ることではないので丹羽の優しさに心が温かくなるお話でした。
本編では抜き合いまで、番外編では二人のえっちが見れます。修正が必要ないように描かれていますが、どこまでも優しい丹羽に乱される椎名がえっちでした!
同時収録は転校生の相田が席が隣になった白神と仲良くなるお話でした。
白神が狛犬になったと勘違いした相田が狛犬にキスするところがとにかく可愛かったです!
にやま先生の攻くんはオトコっぷりが!すごい!!ただただイケメンとか、エリートとか、ヤリチンとか(それはなんか違う)じゃなくて、男らしさと繊細さと、受くんに気を遣わせない優しさがあって…!こんなの好きになっちゃうに決まってる!
リーマンたちの表題作と、DKたちのお話の2つが収録されています。どちらも魅力的なキャラクターばかりで、エッチなシーンこそ少ないですが、心が大満足な本。
にやま先生の他の作品が好きな方はきっとお好きだと思います。
人間的魅力あふれる包容力バツグンな攻くんと、ちょっと不器用で可愛らしい(でもオンナのこっぽいわけではない)受くんが好きな方におすすめです。
にやま先生の作品は、ギャグが多めと思いきや〜めちゃくちゃストーリーが優しくてホッコリしました。
絵柄がキレイで、大好きなにやま先生の作品とても、楽しみに読みました。
丹羽さんが、爽やか青年だし、サイコーのスパダリで、続きがみたいです。
椎名さんも、丹羽さんの愛に包まれて良かったねぇ〜!もっと、長く読みたかった。
付き合ってからの、2人の物語少しみたい。
「狐にくちづけ」高校生カップル〜!
これ、丸々1冊で読みたい!
受けが〜美人で、かわいい〜!
テンションの明るい、にやま先生の作品から読んでいたので、こんなにしっとりした気分になれる本も書かれるのか、と言うのが一番の感想。
バスの中で二人で揺られて、穏やかな感じが凄く良かった。
攻めの丹羽が本当に良い人過ぎて。
受けの椎名さんが儚過ぎて。
扱っている内容が心の病の話なので、自分にはしんどいとも思ったのですが、大丈夫でした。
表紙も穏やかな2人でなんだか安心します。
後半のお話は可愛らしいDKもの。
タイトル回収もある、小話。
こちらも良かったです!
驚異の作画力アップ!!
イケメンだらけじゃないですか!
表題作は種類は違うものの、それぞれに問題を抱えた2人の話でした。
電車で具合が悪くなったときに近くにいた女性に痴漢と間違われたことで本社に居辛くなって異動してきた椎名は、パニック障害を患っている。
丹羽は「ゲイ」であることを揶揄されて、「同じ時間に更衣室を使いたくない」とまで言われていた。
正反対の2人です。
いつ起こるか分からない発作のせいで、いつも不安で臆病な椎名に対して、丹羽は「言われていることは事実だし、不快なひとがいても仕方ない」という考え方で、どっちが年上か分からないほどの包容力。これで27才。しかもイケメン。モテないはずがない。
献身的な丹羽のサポートで椎名の病状が良くなっていくのですが、このサポートの仕方も押し付けがましくなくて、こんな善人いる!?って感じです。こんなん惚れる。惚れない方がおかしい。それだけに丹羽にホモホモ言っては相手にされないやつらが余計に哀れ。
この嫌味なヤロウが丹羽に突っかかってきている理由が後半で明かされます。「ええ!?」という理由なので、ぜひともこれは読んでほしいです。ほんと「どの口が!?」ですよ。
本編では軽めのえろすまでですが、番外編ではえろすです。
ただもうちょっと、あのヤロウをぎゃふんと言わせるところが見たかったです。
同時収録はちょっと不思議な話で、ストーリー展開が絶妙!!
転校生の相田が稲荷神社の階段で見かけた、金髪のような白髪のような少年。翌日、学校へ行くとその少年(白神)が教室にいて…。
短い話ですが、すごく良いです。
片方しか狛狐がいない神社で、空いた台座に白神が座っているシーンとか、夕日が正面から差す神社の風景とか、印象的な場面も多いので、ちょっと不思議できゅんと来るこの作品、ぜひとも一読を!!
にやま先生の他作品、「そんなに言うなら抱いてやる」を読んでからというものの...にやま先生が気になる存在となっていました。
そんな中読んだ今作。
はっきり言って最高でした...!受けがパニック障害を患っていることを知り通勤時間を合わせたりと、攻めが受けを宝物のように大事にだいじにしているのがキュンキュンしました。ただ、エッチシーンは最後にほんとにちょこっとという感じなのでエロ重視の方には物足りないかもしれません。
個人的に攻めの上司さんが好きです。サバサバしていて、うちの職場にもこんな上司がいたらなぁ...!と思ってしまいます。
攻めはゲイで職場の同僚にアウティングされたために会社で偏見の目で見られていたりと辛い描写もあるのですが、アウティングした張本人もゲイで攻めに振られた腹いせにやったものの未練タラタラでひどいことを言うたびに落ち込む...と言う人間らしい一面が描かれているので不快感は少なかったです。
現実世界ならどんな理由があろうともやって良いことと悪いことがあると思うのですが...まぁ漫画の世界ですし。ただ、このような描写を嫌だと思う方は多いんじゃないかなと個人的に思いました。
表題作を目当てに購入しましたが、同時収録の別作品もとってもよかったです。
まんまと受けの冗談に騙されて神社のきつねさんにチューするところが一番好きです。
僕おま2巻が出る少し前の作品なんですね。
絵がめちゃくちゃきれい✨
椎名さんがめちゃくちゃかわいい。
丹羽がいいやつ。
いい感じで親しくなってお互い素直に想いを伝え合うとこがいい。
そっから先も読みたい〜!と思ったら番外編がありこれがまたよかった!!
この二人はもっと続きが読みたいなと思った。
「狐にくちづけ」もかわいいお話。
カバー下の番外編も好き。
相田くんナイス
ひーちゃんのお母さんもめちゃかわ!!
こういう家族の風景いいですよね。
どちらのお話も嫌な奴が出てこないのがいい。
君隣の本田さん、佐川もよかった。
優しい、優しい物語。
焦れている、というよりは。ほんの些細な事の積み重ねで、恋はふんわりと生まれて育つ。
そんな優しい時間の物語。
開発部の丹羽はゲイであることを隠してはいない。その事で営業の佐川から「ホモ野郎」などと嫌な言葉を投げかけられる。この事には理由もあって。後には説明されるのだけど、大人な対応をしている丹羽はやっぱり素敵だ。
東京から異動して来たという椎名さんは儚げで美しく、丹羽の心を浮き足立たせる。
けれど、丹羽はあからさまには口説いたりしない。ただ見ていると、彼の儚さが心配になってしまい、つい。世話を焼いてしまう。
椎名さんは病院にかかるほどの発作、パニック障害を抱えていて。その事で傷付いてもいた。ラッシュを避けて早いバスで出社する椎名さんに合わせて同じバスで通勤する様になる丹羽。彼もまた、皆が出社する以前に会社に行く理由があって。
シンプルなこの「君の隣で揺られて」は、バスで2人並んで揺られている、そのままなのだ。
バスの振動が伝わって来る様な。まだ空いていて、朝の光が柔らかくて。または夕暮れで西陽射す様な。遅くなって道が真っ暗な様子。そのいずれもが脳裏を流れては去って行く様な。そんな情景が浮かんでは落ち着く。
ゆっくりと。ゆっくりと。読み返していたい、そんな物語なのだ。
椎名さんにとっては、不安が発作を引き起こすトリガーなんだけど。丹羽がいつも優しく支えてくれるから。彼無くしてはいられ無いのだな、と思って行く。椎名さんはゲイでは無いんだけど、丹羽が一歩また一歩と踏み込んでくれることが「嫌じゃない」事に気付く。
中編なんだけど、ショートストーリーの様で。それなのに重ねた時間はちゃんと見て取れる様になっていて。びっくりしてしまう。
あとがきで、作者もパニック発作に見舞われた事があることが書かれていて。自己暗示で乗り越えたとあるんだけど。これはその時の情緒や願いを綴ったものなのかもしれないと思うと。同じ症状で悩む人たちへの温かいメッセージの様にも思えて。胸がキュッとします。
同時収録はずっと短いショートストーリー。「狐にくちづけ」
転入生の相田は、神社で見たミステリアスで綺麗なクラスメイト・白神に心惹かれる。
誰とも打ち解け無い様に見える白神は、稲荷の狐の化身なのか。
実は「ごくごく普通の恋する少年だった。」という可愛いくて甘酸っぱいオチ。
何が嬉しいって。カバー下オマケで、相田が白神のお母さんに「彼氏です。」とちゃんと挨拶していて。お母さんも受け入れている、という温かさ。
本編通してカムアウトする、それを受け入れられる、という温かさは共通したテーマな様な気がします。なので、表題作の方で佐川が自分の事は隠して、腹いせに丹羽に意地悪をするというのはキツいだろうなと。カムアウトして大人な対応が出来て。受け入れられる。そういう世の中になればいいな。って。
優しいお話でした。
椎名が気の毒で…。でも丹羽と知り合って親切にしてもらえて、バスも電車も乗れて良かったですね。
丹羽の下心がちょっぴりありだけど、椎名を大切に守るところ、いいですね。
椎名も薬を減らせて安定してきて。そして丹羽に胸の高鳴りを感じて。
甘々の恋人になってイチャイチャしてもっとイチャイチャ見たいな。
佐川が嫌なヤツでしたがフラレたのを引きずってるのかな?職場にいたら絶対嫌なヤツだ。
狐にくちづけ
不思議な同級生とのお話。
カバー下が良かったです。ウフフですね。母も善し。
ちょっとシリアスな雰囲気
病気とか職場の陰気なイジメとか、ちょっと暗くなりそうなネタもありました
けど、終始穏やかというか、和やかというか丹羽の人の良さとか、男前なところが中和、浄化してくれる読んでいて気持ちの良い作品でした
男性の妬みって、ちょっとなぁと思ってたらそこにもちゃんと意味があって、それを踏まえてもやっぱり丹羽はかっこいいなと思いました
あれは落ちちゃうよなと
同時収録の作品は可愛いらしいお話でした
お稲荷さんって、文字にするとなかなかパンチ効いてました
とても優しいお話でした。
にやま先生の作品には、いつも優しい人が登場しますね。
年下ゲイ・丹羽×パニック障害・椎名
開発部の丹羽は、ある日からバス停で不安げにバスを待つ総務の椎名を見かけるようになる。
パニック障害を抱えた椎名と、会社でゲイだと噂される丹羽…
これは、訳ありリーマン同士の優しさ溢れる物語です。
椎名がパニックにならないよう、車通勤をバス通勤に変えて寄り添う丹羽。
恩着せがましくなく、椎名に気を使わせないよう配慮する丹波が優しくて、こちらまで気持ちが温かくなりました。
とにかく丹羽がとてもいい男で、椎名が丹羽なしでいられなくなる気持ちがよく分かります。
男前×美人なのも良かったです。
描き下ろしではHの時の椎名が可愛くて、丹羽がこれまた優しくて非常に萌えました。
丹羽をいじめていた当て馬?の佐川が気になるので、是非ぜひスピンオフなど読んでみたいです!
同時収録作はDK同士のプラトニックラブで、こちらも可愛くて好きでした。
期待した以上に最高でした。にやまさんの作品の中でもかなり好き!!
表題作はパニック障害とか職場でのアウティングとか、結構繊細なテーマを扱ってるので、少しドキドキしながら読みましたが、自分は不快になることはありませんでした。
丹羽(表紙右)の性格が良すぎて、完璧超人なので、どこか嫌なところがあった方が人間味があるぐらい。
攻めも受けも照れる作品大好き!
同時収録の「狐にくちづけ」
こちらもまた可愛い作品かつ主要キャラの性格がいい。安心して読めます。
にやま先生が高校生を描くとこうなるのか〜っていうピュア〜な気持ちになりました。
※電子書籍 カバー裏漫画有 白神のお母さんがいいキャラ
もう、萌えて萌えて「キャ〜っ」って言いたいような読後感。
「神」寄りの「萌x2」なんですが!
でも、なんでこんなに萌えるかっていうと、多分…
ちるちるに集っている皆様のうちの年少組っていうのは10代だと思う。で、もしかしたらマンガとかの事始めがBLだ、なんていう世代がいるような気がする。
一方私のような年かさ(50代)の人間は、好むと好まざるとに拘らずまずは「少女マンガ」から、的な時代性があったわけで。
とすると、いわゆる少女マンガの文脈というのが染み付いているわけで。
何が言いたいかというと、本作「君の隣で揺られて」は少女マンガの文脈で描かれてると思うわけです。
なんかちょっと弱ってる子がいて。
助けてくれる王子様みたいな男性がいて。
王子は優しくて絶対嫌な事はしないし、絶対待ってくれる。
ゆっくりゆっくり心が近づいて。
手を握るところから始まって。
順序を守って、優しくて甘いキス。
そのあとも急がず。
…みたいなね。
女性から見てのイヤな要素が排除されてる。だからこそ完全に萌える。
私は、リアルゲイ寄りのいきなりの肉弾戦やらガチムチやらなんでも来い!なんだけど、こういう甘い女性の夢的展開にやっぱり弱いんです。
パニック障害を患って不安を抱えてる椎名にとことん優しい丹羽は、非の打ち所がない。
椎名は戸惑いながらも、丹羽の優しさに安心してその先を許すわけです。
丹羽は絶対豹変などせず、変わらぬ忠誠心というか敬意を持ってくれていて、椎名に無理強いなどしない。
夢展開。安心萌え。だけど萌え。だからこそ萌え。
「狐にくちづけ」
これも可愛いお話〜。
仲間はずれの子と転入生の、近づいていく距離。
お稲荷さん、神社といった和ファンタジーと絡めての、初々しい恋心。
このお話はカバー下に続きがありまして、転入生くんが引き続き積極的に関わっていく様子がいいですね。
二作品収録されています。
どちらも暖かな雰囲気に満ちてて良かったです。
【君の隣で揺られて】
何と言っても攻めの雰囲気が好き。
気になる同僚がパニック障害持ちのため混雑が苦手で早朝のバスに乗っているけれど、いつ発作が起きるか判らないという不安を抱えながら通勤しているという事を知り、早朝のバス通勤に付き合うようになるんだけど、下心ありとはいえ純粋に役に立ちたいという気持ちが強く感じられて、いい人だなぁって思いました。
ゲロをカバンで咄嗟にキャッチだなんて、上っ面だけの好意だけだったら絶対にこんな事できないもん。
受けとお近づきになりたいなぁという下心も決してイヤラしい感じではなく、すごく好感が持てる。
陽だまりのような暖かさを持つ男の人って感じでした。
それにしても何かと嫌味を言ってくる同僚。
攻めがゲイだと言い振らし職場で孤立させたので、重度のホモファビアかと思いきや、まさかのご同類。
おまけに嫌がらせの理由が、攻めに交際を断られたからって……
……ちっちぇーーー男!!
振って正解。
こんな男と万が一付き合っちゃった日には、別れるのが死ぬほど大変そう。
そして「君の隣で掘られて」に見える私は重症だなって思う。
【狐にくちづけ】
このお話好きだなぁ。
地毛が金髪ゆえに不良だとか、両親の子供ではないとか、はてまた呪われているだの言われている白神。
おまけにゲイである事も知られているため、同級生達からハブられているんです。
そんな中、転校生・良太がやってきます。
「自分といると勘違いされる」と忠告するも、まったく意に介さず白神と仲良くなりたいと言う良太。
白神がミステリアスな雰囲気をたたえたクールビューティーさんっぽいけど、良太の何気ない言動ですぐに顔が赤くなってしまうのが本当にかわいらしくて、ピュアで、いじらしい。
良太も白神の冗談を信じてしまう純真さがあって、かわいい二人ですっごく良かった。
筋肉とか、おじさん受けのイメージが強かったにやまさんだけど、アクの強さがないこういう穏やかな路線も好きです。
◆君の隣で揺られて(表題作)
ゲイであることを職場の先輩にアウティングされた攻めの丹羽と、パニック障害持ちの受けの椎名。お互い生き辛い環境の中、それを他人のせいにすることもなく、2人で向き合って乗り越えていきます。どちらも穏やかでとても人のいい性格。特に丹羽が自分の鞄に吐かれても動じないほど、椎名のパニック障害に理解を示してくれる素敵な人間性の持ち主なので、彼との出会いは椎名にとって本当に救われるきっかけになっただろうと思います。ゲイではない椎名が丹羽を好きになるのもすごく自然に思えました。終始安心して読めるCPでした。アウティングした佐川も根っからの悪い人ではなさそうなので、不器用な彼の恋愛も読んでみたいですね。
◆狐にくちづけ
個人的にはこちらのカップルがお気に入り。見た目などのせいで学校で浮いている白神に、意に介することなく近づき難なく距離を縮めてしまう相田。彼も人の良さがすぐ分かるようなキャラでした。色素が薄く、儚げな白神が彼に気を許していく様子がとても可愛かったです。2人のその後が気になります。
にやまさんの作品は、私にとって刺激が強いので購入を迷いましたが、買って良かったです。
派手さはないけど、心に残るお話でした。
攻が爽やか男前で、受は綺麗だけど地味。
二人が恋人同士になるまでが、丁寧に描かれています。
意地悪してくる同僚が出てくるのですが、彼にも同情できるところがあるので、救済されるスピンオフが読みたいです。
同時収録のきつねのお話も、学生らしくて可愛かったです。
今後も、このような穏やかな作品を描いていただけると嬉しいです。
表題作は、とても暖かな気持ちになれる良い作品でした。
カバーイラストの、優しい感じそのままです。
ゲイばれやパニック障害など、重めの題材を真正面からしっかり扱いながらも、明るい甘さもあって、何よりキャラクターの造形が、絵も含めてとても良いです。
すごくいい作品なんですが、意外と神評価が少ないのは、全体にそつなく良すぎて、「神!」って勢いがつききれない感じなのかな。
私も神と萌2で迷ったけど、同録作の高校生がかわいかったのと、特に、カバー下の高校生のお母さんがかわいかったので、おまけして神で。
にやま先生の今までの作風とは違うと前評価で耳にし二の足を踏んでましたが、
重くなりがちなテーマを優しくほのぼのと描いており癒されました。
実際エロは少ないんですが、二人の間に漂う空気が何ともエロくて…
手や指、眼や顔のちょっとした動きにドキドキしてにやけました。
先生にしては珍しい儚げな美形の受けがこの作品によく合います。
パニック障害と様々な誤解から都会生活がしんどくなり、田舎に異動し不安の中での生活…
自分のことだけで精一杯だった椎名が丹羽と出会い、
気持ちを通じ合わせていく中でどんどん明るく元気になっていくようすに癒されました。
丹羽の器の大きな男前っぷりには惚れるしかない!!!
椎名の側にいる事が幸せで可愛くてしかたない、
椎名の力になりたいという丹羽の溺愛っぷりが堪らない!
二人が並んで座席に座っている様子がお似合いで、
本当にステキな題名だなぁとほのぼのした気持ちになりました。
Hシーンの椎名、いいですね~!お尻が小さくてカワイイ…。
二人の初Hシーンが見れなかったのは本当に残念…
あまあまのイチャイチャをもっと見たい!!!
一冊まるまる表題作で見たかったです。それくらい良かった!
大好きなにやま先生作品。
コミックス発売を楽しみにしていました!
にやま先生といえば、中年受け、肉体をしっかり描く絵柄でストーリーがありつつエロもしっかり…なBL界の貴重な作家さんですが(どこまでも推しますw)、今作は表紙のイメージそのままに優しい2人の癒されBLでした(*´ω`*)
こちらも大好きです。
ゲイのわんこ攻め(丹羽)×赴任して来たトラウマ持ち受け(椎名)のお話です。
丹羽は椎名を一目見た時から綺麗な人だと好意を持ちますが、椎名はいつも不安げで…
パニック障害をもってる椎名を助けてあげたい気持ちで近づく丹羽ですが…なお話。
この丹羽が、下心があるとはいえめっちゃいいやつ!いいワンコ!
職場でゲイであることをからかわれたり、生きにくいと感じることもあろうにハツラツとしてていいヤツなんです。
メインの二人が人としてまっとうで素直な二人なので、持病やゲイというテーマがあっても変にこじらせず読みやすかったです(*・ω・)
あとがきでもかかれていましたが、
くっつきそうでくっつかない二人も初々しくじれったく愛しいです〜〜
書き下ろしのほか一編は高校生モノ。
こちらもさわやかで新鮮な感じです。
カバー裏の書き下ろしもこちらのカプです^^お見逃しのないように…
ゲイと一緒に更衣室使いたくないと言われた丹羽が、早朝出勤してみんなが来る前に更衣室で着替えを済ますの切なすぎた。。。
でも、優しくて明るい上司の本田さんが居たので全然重くはなかったですね。
何より本人の心が強かったので!!
そんな早朝出勤してる丹羽が毎朝バス亭でバスを待ってる椎名が気になるけど、
パニック障害の発作を人がいる電車やバスで起こったら嫌だから人が少ない早朝に乗ってると知り
翌日からサラリとバス出勤する丹羽がカッコよかったけど強引さに「おぉ・・・やるなぁ」とびっくりも(笑)
さすが営業の佐川の嫌がらせをスルー出来る強靭なハートの持ち主でした!
椎名のゲロも自分の鞄で受け止めちゃう程の根っからの優しい丹羽には終始癒されましたね~!
冒頭から気になってた佐川の嫌がらせ原因が意外と可愛かったのが一番ホッコリしましたけど(笑)
同時収録の男子高生の恋も初々しくて可愛かったです!!!!
丹羽があまりにも人間として出来過ぎていて
優しくしてもらえる椎名さんが羨ましくなってしまいましたよ!
椎名さんのパニック障害を受け入れて力になりたいと宣言し
有言実行とかいいヤツ過ぎるー!!
丹羽は椎名さんの事が好みだったからかもしれないけど
それだけであんなには優しく出来ないと思うんですよね。
佐川に嫌な言い方されても自分のことでは怒らず
椎名さんに関してだけ感情的になるなんてグッときました。
その佐川も実は…っていうのが憎めないけどやっぱり憎たらしい←
お互いを思いやって、側にいてくれる安心とときめきのバランスが
最高に素晴らしいカップルなんですが
椎名さんが内気なタイプなので個人的には丹羽の上司の本田さんみたいな感じが良かった…。
いえ、椎名さんが椎名さんでなければ、
きっと丹羽は恋をしなかったでしょうね。
ただ単に好みの問題です、ごめんなさい。
丹羽は攻めとして満点!!!!!!
Hの手際がいいのはちょっと妬けるけどww
同時収録の読み切り『狐にくちづけ』は
転校生の相田が高校生にしては大人っぽくて驚きましたが
白神の美しさに思わず息をのみました!!!
まさにクールビューティ……あれは一目惚れしちゃうわ……。
カバー裏の白神家訪問も可愛くて
相田のたらしスキルはどうやって磨かれたものなんだろうか…高校生なのに…ww
にやまさんの作品の攻めはみんな優しくて大好きです!!!
神寄りの萌×2です。
作家買い。
にやまさんというと、キャラの年齢が高かったり、濡れ場が濃厚だったりしてアダルティーな作風を描かれる作家さま、のイメージでしたが、今作品は、なんていうのかな。
アオハル。
そんな言葉がしっくりくる、甘酸っぱく、可愛らしく、そしてほんのり切なく、胸にキュキューンとくる、そんな作品でした。
表紙もまた良し。
見てるだけで胸が切なくなってくるようなイラスト。
でもそこはにやま作品なので。コミカルさもきちんとあって、笑いと萌えのバランスが絶妙なのです。
という事でレビューを。
表題作『君の隣で揺らされて』
主人公はリーマンの丹羽。
明るく朗らかな先輩とともに働いていますが、他部署の社員に嫌がらせもされている。
理由は、丹羽がゲイだからだ。
気持ち悪い、職場で男漁りするな、と陰口をたたかれる日々ですが、彼はそんなことに屈しない。持ち前の明るさとガッツでやり過ごしている。
そんなある日、本社から一人の社員が移動してきます。儚げなビジュアルを持つその社員・椎名に心惹かれる丹羽ですが、椎名はパニック障害を患っていて…。
というお話。
丹羽にしろ椎名にしろ、内に抱えるモノはかなりシリアスです。
ゲイばれして職場で若干ハブかれ気味な丹羽。
パニック障害を患い、痴漢と間違われたことで本社にいづらくなった椎名。
でも、シリアス一辺倒に傾いた作品ではありません。丹羽が明るく朗らかな性格であることや、にやまさんらしいギャグが要所要所で盛り込まれているから。
そのバランスがとにかく絶妙。
彼らが抱える「モノ」を軽視することなく、貶めることなく、でも、シリアス過ぎない。
少しずつ距離を縮めていく彼らに、エールを送りたくなる。そんな素敵なストーリーでした。
終盤にもう1CPのお話が収録されています。タイトルは『狐にくちづけ』。
DKが主人公のお話。
転校生の相田くんは、神社でキラキラな髪を持つ男の子を見かけます。
その男の子は実は相田くんの同級生の白神くん。
白神くんは生まれつき色素が薄く、そしてゲイであることから周囲に受け入れてもらえず孤立気味。
そんな白神くんを放っておけない気持ちになった相田くんは少しずつ仲良くなっていくけれど…。
髪の色素が薄く、おいなりさんが大好物。
そんな白神くんと、「狐」を上手に絡めていて、凄く短いお話なのですが読みごたえがありました。
2CPのお話が収録されていますが、にやまさんらしくない、というとちょっと語弊があるかな?エロ度は全然高くないんです。
エロはないのに、でも、そこはかとなくエロい。
なんでだろう。
二人の間に漂う恋心とか、愛情が透けて見えているからかも。
2作品とも「ゲイである」という葛藤を抱え、そんな切ない想いもきっちり描かれていて、笑いあり、萌えあり、そして切なさ有り。非常にバランスのいい作品でした。
そして、カバー下もお忘れなく。
『狐にくちづけ』の二人のその後のお話が描かれています。
白神くんのお母さん、GJです。
可愛いです。最高です。
にやまさんと言えばエロ度高めのギャグ寄りなお話、のイメージをいい意味で裏切る、非常に爽やかで、可愛らしい作品でした。
リーマンものの表題作と、高校生ものの短編が収録されています。
にやま作品は ”肉体派”、受けもガッシリしていて、男同士の肉弾戦を楽しめるイメージがありましたが、今作は表題作も同時収録も受けが ”華奢な美形” なのが新鮮でした!(※エロも薄めなのがさらに意外!)
きれいなお兄さんが好きな私としては好みです♪
●「君の隣で揺られて」
とある田舎で働く丹羽は、異動してきた椎名の儚げな美しさに見惚れてます。
丹羽はアウティングによるゲイバレで、「更衣室を一緒に使いたくない」って偏見があるから、早めに出勤しています。
椎名も会社バスを使わずに路線バスで早朝出勤して、しかも帰りも遅く、不安そうな表情をしているのが丹羽には気がかり。
そんな時、急な雨が降ってきたので、丹羽が車で椎名を送ると、椎名はパニック障害の発作を起こしかけて…
椎名は痴漢冤罪で変な噂が広まって居づらくなって田舎に異動してきた。
そして、それが原因のパニック障害になってしまった。
混んだ電車に長時間閉じ込められるのは私も苦手です。
しかも苦手を意識すると、そうゆう状況になったらどうしようって不安の悪循環に陥ってしまうから、椎名がパニック障害を起こしてしまうのが怖い、その時に助けてもらえなかったらって、いつも不安に思っていることに共感させられます。
それを知った丹羽は車通勤をやめて、椎名の出勤退社に合わせてバスの隣に座るようになります。
椎名はなぜ毎日一緒なんだと不思議に思いつつも、ほんわかした丹羽が側にいてくれると安心できるようになって…
ゲイじゃない椎名が丹羽に恋愛的になびいちゃうのも、パニック障害が快方に向かうのも、ちょっとそこは簡単な感じがしましたが、私としてはパニック障害を掘り下げられると自分の不安も刺激されそうなので、そこはサラッとしていたのがありがたかったです。
丹羽は年下ワンコ属性で、丹羽の明るさがストーリー全体を明るくしてくれています。
●「狐にくちづけ」
田舎に転校してきた良太は、稲荷神社で白に近い金髪の男子・聖を見かける。
聖は同じクラスだったけれど、生まれつき色素が薄いことで周りから浮いている。
そして良太がまた稲荷神社に行くと、片方が欠けた狛狐の台座に聖が座っていて、それはまるで狛狐が聖に化けているんじゃないかと思った。
そうして二人は学校では距離を取りつつ、神社で会うようになる。
良太が聖のことを「狛狐だと思った」と冗談を言うと、聖は「バレたから戻らないといけない」と言い出して…
色素が薄いからこそ、髪が夕日に照らされたり、頬が赤く染まるのは綺麗で、神秘的なミステリアスさに引きこまれていきます。
聖の言葉には ”願い” がこめられていて、純真な良太がそれに応える。
その行動にも、その後のオチにも、キュンがいっぱい詰まっていました!
短い話なのに、雰囲気もキュンもすっごく良かったです♪
ゲイバレ、パニック障害、見た目が異質でハブられる孤独…
重くなりがちなテーマを扱っていますが、問題自体はあまり掘り下げずに、ほのぼのっとまとめてるので、癒しを感じられる一冊です。