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sei no gekiyaku
インタビュー記事に惹かれて。
電子で連載していた作品のようですね。
これは読む人を選ぶ『劇薬』そのものの作品だと思います。
事故で両親を失い、部下のミスにより職も失い、さらに婚約者までもを失った桂木は死を選び、ビルから飛び降りようとします。
それを救った余田(よでん)は、
「捨てようとするならその命俺に寄越せ」と桂木を拘束監禁し、「生きてることを実感させてやるよ」と性の快楽を与え続けます。
この作品、前半と後半でまったく様相が変わります。
前半は拘束ありのアナル開発。
これが約3話。
人体を知り尽くした医師である余田による、道具を使っての、かなり激しい開発エロです。
体の自由を奪われた状態での玩具責め。
イキたいのにイケない辛さから、自ら腰を振り悶え狂う姿はすごいです!
後半は謎多き余田の過去や、抱えるトラウマが語られていきます。
そして2人がお互いによって「生を実感し、生きていく」ことを選ぶ道筋が描かれていき、終結。
成功した人生から一転、すべてを失い自分の存在意義を見失なった桂木と、幼少期に自分のしたことが原因で兄を亡くし、それにより両親までもが無理心中してしまうという壮絶な過去を持つ余田。
2人の関係は共依存関係。
精神的にも肉体的にも激しく求め合うけれど、お互いに依存しなければ生を保てない危うい関係にあります。
余田は桂木を救い、桂木は余田を救う。
生と死と虚無の狭間で、激しく生にしがみつこうと求め合う、凄まじい依存愛とセックス。
まさに『性の劇薬』というタイトルにふさわしい『性』と『生』をこれでもか!と描いた作品でした。
突っ込みどころがないか?と言えばそんなこともないんですが、とにかくパワーに圧倒されてしまった感じですね。
描き下ろしでは、仕事に復帰した桂木の姿が。
社会復帰を果たし、2人の甘い生活も垣間見れたことに安心しました♪
2人の関係が幸せに結びつきますように。
作者様、初コミックスなんですね。
勢いある、ど迫力な作品でした。
拘束してのアナル開発は凄まじく、エロを超えて、エロの先にあるものまで見えてくるような描写でした。
快楽に喘ぐというより、度を超えた快楽の恐怖に叫びイキ狂うような描写は、この作品にとても合っていたと思います。
精神描写のエグさも、私は好きでした。
修正は輪郭のわかる白抜き。
遠景では真っ白、要所要所で白薄めな感じでした。
「セックス」が「生きる」にダイレクトに直結されて
人間の生身の部分、生存本能の描写にただただ圧倒されました。
ちょっとチープな表現になってしまうけど
エロエロが快楽を追うだけのただのエロエロじゃないというか。
セックスが生きる実感を与えるという過程がまさに劇薬になってます。
無理矢理快楽を引き出し生存本能を呼び起こす。
愛のあるセックスで生きる活力が湧き出る。
そして死神(トラウマ)からの解放ーーー。
私の貧困な語彙では言い表せないので、ただもう、
セックスのパワーってすごい……(´⊙ω⊙`)
に尽きる。さすが人間の三大欲求。
まず冒頭から衝撃が強いです。
生きることを見失い自殺をしようとしている桂木は
飛び降りようとした瞬間、知らない男に止められ「その命、俺に寄越せ」と。
見知らぬ男の家に連れられ拘束具でM字開脚に固定。
玩具を使ってひたすら快楽責めが始まります。
初めて与えられる快楽は、死ぬほど辛く、とてつもなく気持ちいい。
鎖で監禁されて玩具で何度も何度も絶頂に導かれる。
与えられる食事量は死なない程度のごく少量。
桂木は死への恐怖を感じ、生きることへの執着を見せ始めます。
と同時に、助けてくれた男・余田への感情の変化が出だしてーーー。
ひたすら快楽を与える余田ですが前半は肉体的な繋がりはないのですね。
桂木が感情の変化を見せ、自ら入れて欲しいと口にし、初めて繋がる。
けれど、肉体的な繋がり=セックスをしてから余田に異変が…。
死んでしまい気持ちを持ってたのは余田のほうだったのかなと思いました。
過去の死神にまといつかれながら生きる苦しみがシンドイです。
救急医として人を助けながら、その実本人は生きることへの執着がない。
けれど桂木に出会えた。
血の通うセックスと愛情が生命力へと変わっていく。
劇薬がジワジワ浸食していく甘さが良きです(∩´///`∩)
1度は何もかも失った者同士だからこそ通じるものもあったのかな…。
とくに余田にとってはもう桂木無しでは生きられないでしょうね。
そして桂木の性格上、そんな余田をしっかり支えて途中で手放したりはしない。
2人の間にしか生まれない2人だけの世界を感じられて良かったです!
プレイ的なシチュでは、桂木が玩具で快楽に身悶え、
シーツに乳首やtんkを擦りつける様を余田がジッと見下ろしてるシチュがエロかった////
あと手足固定されたままディルドのついた椅子に座らされたりとか…////
初めて肉体的に繋がった時に桂木がどこに手をやればいいか迷う姿も良かったです(∩´///`∩)
トラウマから解放のキッカケとなるセックスで首の後ろに手を回して自分の方に引き寄せるのですね。
こんな些細な部分も伏線だったのか!!!とビックリしました。
描き下ろし漫画は14P+カバー下。
甘々な後日談なのですが恋愛に未熟な余田が可愛いですw
生命を感じながらのセックスはめちゃくちゃ甘く、
余田の年下攻めらしい部分が見られて大満足でした(∩´///`∩)
激しいプレイと、濃厚なエロス、気になった方はぜひ読んでいただきたい!
電子単話が紙本化された、水田先生のデビューコミックスです。
私は『渦』で惹きつけられて以来、水田作品を追いかけ、『性の劇薬』も続きをドキドキしながら待っていたので、紙本にまとまってくれてうれしいです!
いくつか書店を回りましたが完売続出で、問合せた店員さんの対応からも注目度の高さが伝わってきました。
電子を追いかけていた方も、描き下ろしが収録、全サペーパーに応募できるので、紙本もオススメです。
(※全サ応募締切:5月31日 消印有効)
エリートだった誠は、両親が事故死、部下のミスの責任を取って辞職、婚約者にも捨てられ、何もかもを失くしてしまった。
人生に絶望し、ビルの上から飛ぼうとすると、男に引き止められた。
下を歩く人間を巻き込んだらどうするんだと責められ、「その命、俺に寄越せ」という男の表情には底知れない恐ろしさが…
男は、誠を卑猥な拘束具で縛り、指で玩具で誠を攻めたてる。
動くことができない誠は、男がもたらす快楽を享受することしかできない。
男は誠を監禁し、一日必要最低限の栄養と水分だけを与える。
いま誠の命は男に握られている…
男から与えられる恐怖と快楽で、誠の身体は変わってしまった。
強烈すぎる快楽を求めるようになってしまった。
それは、まるで劇薬…
誠に快楽を与え続ける男の目的がなんなのか?
性奴隷に仕立てるための調教なのか?
どうして男は誠を抱こうとしないのか?
電子連載中は謎が知りたくて、続きが待ち遠しくて仕方がなかった。
ある時、誠は自分の顔を見て笑った男に泣きながら怒りをぶつけた。
男は誠が泣くのを待っていた。
涙を流すほどの怒り、それは感情が動いている、生きていることの証だから…
そして「俺のために生きろ」という男に、
誠は「俺の中に入ったこともないくせに」と…
快楽で作り変えられた身体の欲望を思わず口にしてしまうと、男は初めて誠を抱いた。
事後に、初めて名前を名乗り合う、謎の男・余田と誠が初めて人らしく出会った瞬間です。
男の名前は余田、外科医です。
身体のことを知り尽くした医者だからこそ、どこをどうすれば快楽に達せるかがわかる。
死にたがっていた誠に、強烈な快楽を与えて、嫌でも身体は生きているんだってことを自覚させていたんです。
余田の思惑通り、誠は「生きること」を取り戻した。
誠は余田の部屋を出て、どこへ行くのも自由です。
でも本当に死にたがっていたのは余田のほう、人生を終わらせて欲しがっている余田に対して、誠が選んだ行動は…
電子発らしい激しいエロスです。
前半は快感を与えることが目的の調教的な激しさ、後半は人と人として出会って、愛を知り、その人自身を求める激しさ。
抱かれている最中に「離れたくない」と誠は懇願するから、腕を縛って余田の頭に通す。激しく動いても誠と余田の身体は離れることはない。
こうゆうプレイというか体位もあるのか!誠の激しい欲求を実感させられる、作家さんの発想がすごい!と、敬意を表します!
前半は誠の話、後半は余田の話。
どのどちらも痛々しい濃さがあり、そして二人が出会ったことで心の重荷が溶けていく。
数冊分まとめて読まされたと錯覚するくらい、内容が濃い一冊です。
水田先生の発想と世界観に圧倒されました!
電子だけで描くのをやめてしまう作家さんも多いから、水田先生が紙本デビューされて、作家としての駒を進められたことを一読者として、本当に喜んでいます。
水田先生の次回作も楽しみにお待ちしています。
そして『性の劇薬』に惹きつけられた方には、水田先生の電子作品もご覧になっていただきたいです。
生きることの悲哀、人としての悲しさ、そして愛を描いている読ませる作品です。
少しでも興味のある方には是非読んで頂きたい作品です。
過激なのが苦手、SMは嫌、そんな方にも出来れば読んで頂きたいです。
この作品はBLで性描写もあるけれど、それだけでは言い表せない人間の「性」と「生」が表現されています。
人間ってやはり動物で生々しいもの。
生きるための手段に「性」があって、作者様が伝えたいことがしっかりと伝わってきます。
なにより絵が美しいです。
全く誤魔化しがなく、丁寧に描かれているのだなぁと感じました。
作者様の「性」と「生」に対しての向き合い方が本気です。
初コミックスというのが驚きです。
ここまでくるとBLも芸術だなぁと思いました。
性描写が激しめでドキドキが止まりませんが笑、
同時に生きることへの執着や熱を感じ、非常に面白かったです!文句なしの神作品だと思います。
自殺願望があった受け 誠を救い、代わりに命を貰う攻め 龍二。生きることとは、体を巡る血や汗の熱や重みとは、を誠に対して快楽と羞恥により激しく体に刻み込み、命を感じさせる…す、凄すぎる。
しかし龍二の実態は、幼き日に兄を死に追いやってしまった罪悪感の中でもがき苦しむ医師でした。誠が兄と重なり執着し、命を粗末にするやつを懲らしめたい。歪んでいるかもしれませんが、罪滅ぼしのように働きながら生きる龍二は、生きているのに死んでいるかのような精神状態でした。
誠が龍二に救われたように、龍二もまた、自己を恨んで生きることをやめたのは誠の存在が大きかったので、誠に救われていたんです。
一方的だった感情や怒りが、のちに互いに互いを思うようになってきたこと、その変化が凄く素敵でした。
生きることをやめた人間の心の変化や、執着心や罪悪感が愛情になっていく様子が描かれていて、読んでいて胸が熱くなりました。オススメでです!
今さらかもしれませんが、初めて読みました。
感想はただひたすらに最高でした(T-T)
ドラマチックなストーリーに、この作品のテーマである"生"と"性"がしっかり描かれていて物凄く感動いたしました。
こんなに読みごたえのある作品は久しぶりな気がします。映像化されてると知り、すぐそちらも鑑賞してしまいました。
緊縛とか苦手意識があったのですが、テーマがテーマなのでどんどん読み進め、夢中になっていました。
さらに、甘さがしっかりあり、心が寄り添うシーンからはずーーっと胸キュンでした。切なくて、共依存でも構わないから幸せになれと心から願ってやみません。
ストーリーの骨組みから、失礼ですがなにからなにまでこの作者様はレベルが全然違うと思いました。すべてが上手い!
このような素晴らしい作者様を知れて良かったです。
読み終わった後、人生観を揺すぶられるような強烈な劇薬でございました。
何回読んでも本当に最高
最初は受けが精神的にも肉体的にもギリギリで、攻めが助ける話かと思ったけど、それ以上にトラウマを抱えている攻め。
2人が互いに依存しあって、知らないうちに支え合いながら生きていく。なんとも言えない感情になります。
最後はハッピーエンドでほっとした
控えめに言って、、、最高
人生順風満帆に全てが上手くいっていたある日、両親の事故死からまるで坂を転げ落ちる様にどん底に落ちた、桂木誠。
生きてる意味を見られなくなり死のうとした時、
『捨てようとするなら、その命、、俺によこせ』と余田龍二と名乗る男に拾われた。
性による、生への渇望。
余田龍二とは何者なのか、何故、桂木誠を助け生きる意味を与えようとするのか、、、
極限の中で繰り広げられる、性への劇薬。
生きる意味を見つけられた時、ふたりにはどんな未来や世界が広がっていくのか、目が離せない。
「人の人生は平等か?」
答えは「否」だと私は思っています。
不幸は突然やってくる。幸せもまた然り。
そんな運命に翻弄され一度は命を捨てようとした人間が
また「生きる」意味を見つけるまでの再生の物語です。
なに不自由なくエリート会社員として過ごしてきた主人公・桂木誠。
順調に仕事をこなしてきましたが、ある日両親が、自分がプレゼントした旅行先で事故に遭い他界。忌引の間に部下がクライアントとトラブルを起こし、責任を取る形で退職。将来を共に…と信じていた女性とは連絡が取れなくなり、全てを失くし絶望の淵に追いやられた桂木は、酔った弾みでビルから飛び降りようとします。
それを止めた謎の男・余田。
「どうせ捨てるなら、その命、俺に寄越せ」と言われ、翌日目を覚ますと裸で体を拘束されていて…。
この物語の前半はひたすら桂木への調教によって話が進められます。
体の自由を奪われ、道具によって繰り返し快感を与えられる桂木。
「嫌だ」と言っても体は本能的に刺激を求めようとする。
それを冷静に責め続ける余田。
この世に引き留める人が居なくなってしまった桂木。
「欲」を失くしてしまった人間にいくら口で説得しても効果がないことを余田はよく知っていた。
だから中途半端なやり方ではなく、ギリギリなラインまで桂木に快楽を与え、「性欲」によって「生きている」ことを体で刻み込んだ。
でも本当に「生」を求めていたのは余田の方でした。
後半描かれる余田の過去。
子供時代、木登りをして落ちた自分を庇い亡くなってしまった自慢の兄。
兄を溺愛していた母は精神を病み、父を道連れに無理心中。
死にたい、死にたいと願った子供時代。
養護施設の先生に死ぬことを禁じられた余田は、医者になり少しでも多くの命を救うことで償っていく道を選びますが、救えなかった患者を見る度思い出してしまう家族のこと。
生きていても死んでいるような人生を救ってくれたのは、「性」によって再び生きることに意味をみいだした桂木でした。
自分が与えたはずの「性」の「劇薬」によって変わっていく桂木の姿を見て、「生」の「劇薬」を受け取ったのは、余田のほうだったのではないでしょうか。
もちろん前半はやや過激な性的描写が多く、そこで読むのを躊躇してしまう方も多いかと思います。
けれど、全体を通してのテーマは「性」による再生の物語であり、生きることへの問いかけでもある深い作品だと思います。
こちら側にまで熱が伝わってくるような、心に残る1冊でした。
作者様インタビューの記事読んで飛びついたわけですが。
これは「超ハードSMBL」、なのか?どんどん甘くなっていくではないか。
私はSMはそれほど好みではなく、甘いストーリーが好き。ならば好み通りじゃないの?と自分でも思うのだけど。
冒頭、自殺しようとした男・誠が謎の男に拾われて、死ぬ気だったのなら何されてもいいだろ?的に、拘束して器具を使ったりして調教されていく…
その男・余田(よでん)はどうやら救急医で、前から誠の事は知っていたらしい。誠はすっかり調教されて?余田を求めるけれど、そうなったら逆に余田の方はここまでやる気はなかった…って。え、えー?(ここは設定のブレを感じた)
ここの展開に目をつぶれば、ここから誠の方がトラウマを抱えている余田を包むような存在になっていくストーリーに変化していきます。
ちょっと辛口かもしれませんが、「極限のエロを描く」ありき、というか、そこがまず第一にあって、そこにきちんとした内容も持たせようとした結果の本作なのかな…と感じました。
つまり…エロは狙い通り振り切れていて、凄いし強力です。
が、ストーリーの方はエロに追いついてない。
ストーリーの側から見た時にはエロが過剰です。最後まで読んでみると、一番大切なはずのつかみの冒頭が、ん?なんで調教だったの?になってしまう。
ただ、これが初コミックスという事で非常に期待の作家さんであることは間違いないと思いました。
絵もとてもキレイ、カッコいい、筋肉の感じも良いし、アングルもいい。背景も手抜きなしです。