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好きで、ごめんね
mainichi hutaribiyori
現代モノですが、謎の黒く小さい生物と共存するちょっと変わった世界です。
お話の全体が攻め中心。
両親が居らず、おばあちゃんっ子の攻め。
唯一の肉親であるおばあちゃんが入院し、認知症になって攻めの事を忘れてしまったシーンはもう辛かった…っ。
寂しいのに寂しいと言えない攻めを、小さな受けがガキ大将よろしく守ってくれたりして、いいバランス!
小さくて女の子みたいな見た目なのに攻めにとってのヒーローです。
ほんわかするシーンには思わず涙が出そうでした。
ただ、この黒い奴が見た目は可愛いのに、受けにエッチなことしちゃうのがちょっと衝撃で…。
物語の要で仕草も可愛いのに、そんな…触手的な役割まで担わなくとも…と、そのシーンだけ飛ばし読みました…。
あと体格差はとても萌えました!
表紙の二人は同じ年。
受けが小動物のように可愛いのに中身は男前のギャップも良かったです。
電子の修正は白抜き。
●まものさんという不思議な生き物
この町にはまものさんというジブリチック真っ黒クロスケ的、コダマ的なちっちゃい生き物ズがいます
●攻めのたくまくんで、心が痛い
両親共にいなくておばあちゃんと暮らしてたけどおばあちゃんも入院して、という子で。
誰もいない静かで孤独なおうちでたくまくんに集まってきて「たくま ないた?」「たくま うれしい?」「たくま さみしいの?」って話しかけてくるまものさんたちが堪りません…
「お母さんと一緒の子じゃないとあげられないの」とか「待っててもおばあちゃんもう戻ってこないでしょう」とかお見舞い行ったら認知症とか
やめてーーそれ心が痛いやつーー泣いちゃうからーー!
●原因は自分だと気づいてしまう
まいくん(受け)がまものさんに酷い目に遭わされるけどそれが実はたくまくんが喜ぶからという。
…というひたすらたくまくんがしんどっなお話でおばーちゃーーーんああああ!!そんな笑顔でそんなセリフうわあああずるいぃぃ
想いが通じ合ってイチャイチャするときにまものさんズが扉の前で「ここを通さぬのがわれらの使命」ってやってるのが最高に和みました
まいくんがとてもちっちゃくて幼い見た目で子供っぽい、いわゆるショタキャラなのとまものさんたちに性的ないたずらされてしまうシーンとかなかなか不健全な感じで、苦手な方はとってもご注意なのですが(苦手な方は絶対苦手だと思う)
お話がとても私のハートに刺さりまして神です。
刺さったんだ…たくまくんのしんどさにしんどさをこれでもかと重ねて優しさでとどめを刺すテクニシャンなストーリーテリングが私の心を瀕死にさせたんだ…作者様のハートを刺すスキルが高い。
涙目。目が濡れた。
アンリミにて。
可愛い「まもの」が住む町のファンタジーでした。
まものの存在が結構効いてて、ただの幼馴染BLじゃないのが面白かったです。
まものにイタズラされやすい体質だと思ってたけど、実は…という部分が良かった。
ダークなストーリーにも出来そうな設定ですが、ほのぼのでちょっぴりHな物語です。
やっぱり鯛野先生はファンタジーを描くのが上手いなと思いました。
体格差はあまり好みじゃないんですが、小さいまいがグイグイ引っ張ってくれる男らしい性格なので、あまりイヤじゃなかったです。
作者さんと同じく、この体格差ではH無理じゃね?と思いましたが、そうでした。忘れてましたね、ファンタジーだという事を。
2人とも気持ちよさそうで何よりでした。
黒くてぷにぷに?した不思議な生命体、“まものさん”がそこらじゅうにいるファンタジーみ強めな世界観×幼馴染DKの日常という異色の組み合わせ。
身体は大きいがとにかく気が弱いたくまと、対照的な見た目・性格のまいくん。まものさんの悪戯がたくまくんの願望に関係していると分かった時は、このままラッキースケベルートかな?と思いましたが、、心洗われる系BLでした_(:3 」∠)_
個人的には明るくておバカなラッキースケベルートが好きなんですが、これはこれで、良い。まいくんのショタ感とまものさんというファンタジー強めな存在によって敬遠していましたが、お勧めしたい一冊です。
鯛野ニッケ先生の描くファンタジー好きだなぁ〜。
異世界と不思議が掛け合わされていて、人の心理描写も手伝って〜鯛野先生ならではの味付けって感じ。
他の作品も、読み返したくなった。
なんでも遠慮がちな琢磨と、自分に素直に生きる暴君気味のまいの恋のストーリー。
「まものさん」が、キーパーソンなんだね。
最初は、琢磨が病んでる系かなとも思ったけど、行動原理を辿って行くと〜ばぁちゃんから繋がっていたんだね。
そこから、まいへの気持ちへって感じで〜まものさん大活躍。
人を想いやる、とても優しいお話しだ!
あとがきでの経緯〜面白かったです。
あらすじでは、表紙の小柄男子が"まもの"さんからエッチな悪戯をされて大変だ〜!と、エロメインの内容かと思いきや、心暖まる優しいストーリーに滅茶苦茶泣きました…
流石、ストーリーテラー鯛野先生!(拍手)
幼馴染が"まものさん"にエッチな悪戯をされて、ぐずぐずにされちゃう場面に居合わせてしまう攻め。
助けたいのに、その姿に釘付けになってしまい…ー!?
題材的にはエロメインな印象ですが、本作は攻めの複雑な家庭環境や心の寂しさ、受けに対する性欲への葛藤が丁寧に描かれていて、エロだけでなくストーリーも十分に楽しめる作品でした。
可愛い見た目で強気の受け君がとっても魅力的です!
悪戯ばかりしてくる"まものさん"を「駆除してやる!!」と吠えてるのに、いざエッチな悪戯をされてしまうと、ぐずぐずに泣き出す所が最高に可愛い〜〜!!!
攻めも高身長で優しく常にニコニコしているキャラで、だからこそ本音を語るシーンに胸が締め付けられました。
町に悪戯好きの"まもの"が棲みついていると言う設定ですが、ホラー感はなく、寧ろ"まものさん"は神や妖精、座敷童の様な印象で、作品全体が暖かく優しさに溢れていました。
エロもストーリーも充実していて、表紙からも分かる様に体格差萌も堪能できる大満足の一冊です!
▶︎Renta!/ライトセーバー
この作品は高校生の同級生同士ものです。攻めの琢磨くんはおとなしくて友達も多くはないような性格で、受けのまいくんは顔は女の子みたいにかわいいのに男気があってイケメンです。
この作品のポイントは「まもの」と呼ばれる存在だと思います。まものといっても怖い感じではなく、かわいいとすら思えるようなファンタジーな印象です。
私は現実味があるものが好きなのでイマイチでした。ファンタジーや変わり種作品を求めている方にはピッタリだと思います。
不思議なファンタジーですよね。
連載誌で読んでいましたが、やっとコミックスも手にしました。
町に蔓延る不思議な生き物〝まものさん〟
どういうものかっていうのは詳しく述べられていないのですが、
多分人間を助けてくれる存在。
寂しくても素直に吐露できない琢磨と小さいのに男らしいまい。
お互いに好きなのに伝えられないーー
まものさんが、そんな想いを伝える手伝いをしてくれたのかな?と思います。
琢磨もまいもお互いの事を一番に考えていて、
とても優しくて温かいストーリーだと感じました。
二人の体格差がすごくて、そこも萌えどころですね!
表紙やあらすじのイメージとはいい意味で違いました。
小さい子がまい君で美少年で気が強くてたくまの幼なじみでたくまのヒーロー。
たくまは体は大きいけど穏やかで人が良くて何でも我慢しちゃう祖母と二人暮らしだった男の子。
体格差や子供にしか見えない相手とかは苦手なんですが、こちらは幼なじみ同士でファンタジーなので大丈夫でした。
まもののいたずらの理由がまさかので。
祖母の願いでたくまを構ってたくまの願いを叶えようとしてたのかな?
たくまはそれに気がついて苦しみます。まいが嫌いと言ってまものからまいを守りますが…。
たくまが素直に泣けてまいにも素直に告白してずっとそばにいてって言えて良かったね。
まいも男前なので?彼氏力があります?
まいが可愛くて仕方ないたくまも可愛いです。
チビとデカ。
かわいいけど性格男前なチビ、まいくん。
でっかいけど臆病なたくみ。
たくみはまいくんが好きだけど、性欲は悪いことだと思っている。
キーになるのが、当て馬でなく、まもの。小さい黒いやつがいっぱい出てくる。
特に悪いことはしないが、ちょっといたずら好き。
まいくんは気に入られる体質だが、たくみはなんと仲良しでお話しできる。
たくみの欲を察した魔物たちは、まいくんの体に潜り込みHなことを。。
男前なまいくんは、恋を自覚してなかったけど、たくみの逡巡を知っても持ち前の性格でグイグイ引っ張るので、お話が進んでいった感じがあります。
たくみがウジウジしてなかったら星もう一個上がったと思う。
全体にかわいいお話。
びっくりの体格差で自転車二人乗りの表紙…ショタが地雷にも関わらず、
何ともいえない雰囲気を醸し出す表紙に、何度も目を止めては、ムリムリ…と通り過ぎ
絵本のような「まものさん」の存在理由が知りたくて、とうとう手を出した私。
鯛野先生初読み作品は、ショタの扉が少し開き、体格差萌えにハマるきっかけとなった衝撃作品でした。
おとぎ話のような設定に独特の世界観で、すぐに引き込まれ最後まで一気読み。
コミカルなほのぼの物語と思いきや、人生の心を抉るような悲しみや寂しさと、
表紙で漂っていた、ほんわかした温もりに涙する…。
Hないたずらをするまものさんを介して、まいと琢磨がひとつ成長するお話でした。
しかも、眼でみせる表現力の高さと、空間の表現が素晴らしい!
そして、全体的にねっとりしたエロ描写…
鯛野先生の丁寧かつソフトな画のタッチが、さらにエロ味を増しています。ほんと、ねっとり…。
幼馴染みの二人は、見ためも中身も違う凸凹コンビ。
小さくて愛らしい見た目と違い、奔放で強気なまい。
大きなカラダでおっとり気弱な優しい琢磨は、物心ついた時には両親は知らず祖母に育てられる。
琢磨が困った時や悲しい時には、何も言わなくてもまいがいつも助けてくれ、側にいてくれる。
そして、この街に住むまものさん。いたずら大好きだけど人畜無害で癒し系…
なのにまいにだけHないたずらをして、まいを怒らせている。
お互いの事はなんでも知っている二人だけど、琢磨には2つヒミツがある。
本当は会話できないはずのまものさんが、さいきん琢磨とだけ会話ができること、
琢磨はまいのことが大好きなこと…。
大事に育ててくれた祖母が入院し、寂しさが増す一人暮らしの琢磨。
まだら認知症になった祖母の中に、自分がいなくなったことを知った琢磨…
祖母と過ごした年月全てが消えてしまうような喪失感と悲しみがリアルで痛い…><
祖母との思い出の描写が上手い!じんわり温かい分、悲しみで深くなるというか、
まものさんと会話できるようなった経緯はせつないけども、
琢磨の孤独を癒してくれていたんだなぁと…このくだりは色んな想いの涙が出て止まらないです。
まものさんのまいへのHないたずら…それは琢磨を喜ばせようとしてやっていたと知る。
性的な想いに自覚のなかった琢磨が、まいへの想いを意識したことで
まものさんのいたずらがエスカレートし、まいから離れる琢磨。
一人になった琢磨の大きなカラダが、どんどん空っぽになっていくようで
ほんとに見ているのが辛いシーンでした><
小さなまものさんが本当の魔物になったかと思うような、迫力ある場面はビックリ!
本音をぶつける二人…せつないながらも、その後のすれ違いが想いを育てる様子や、
祖母の想いを知り、気弱で臆病だった琢磨が成長して踏み出す姿が丁寧に描かれ、入り込んでしまった。
この作品のおばあちゃんの描き方が、丁寧かつリアルで大好きです。
二人の幼少から培ってきた信頼関係や、思い出エピソードが繋がっていく展開も
とても自然で見やすかったし、入り込みやすかったです。
想いが通じた二人の体格差Hがなんとも…
もちろん、愛がなせるファンタジーホールですよ…見応えありました!!!
ファンタジーの世界観を、最後まで生かして保ち続けた質の高さがすばらしい!
そして、ショタの扉が少し開いた私は、気になるショタものに少し手を出しましたが、
やはり地雷解禁までには至らず…ただ、以前より積極的に挑戦するようになりました。
鯛野さんのお話は、いつも想像の斜め上を行かれて、
次の展開が予想できず、
もしくは、こうなるのか?と予想をつけてもあっさりそれが裏切られたり、
ホント、ページを捲るのにどきどきしますv
今回も、始まりはなんだかほのぼのちっくなのに、
いきなりまいくんあんなことされちゃうし‼︎
BLっぽくない設定なのに、萌はてんこ盛りv
不思議なお話なのに、切なくて、寂しい気持ちになったり、
愛おしくてエロい展開でもあり。
鯛野さん独特の世界観が溢れています。
今回はなんといっても、可愛くて強い受け、
まいくんが凄い!(いろんな意味で!)
可愛くて強いっていいね!
そしておっきくて(いろんな意味で!)優しい攻めの琢磨。
優しくて嘘が下手。
嘘が下手でよかったね!
作中でも言ってましたが、
全く違う二人だから、重なればピタリと来る。
そしてなによりも、本人同士が歩み寄らないとね。
その辺まものさんがいい仕事してます!
鯛野さんの世界、あっぱれ!
強いて言うなら、本音で繋がった二人のもう少し先も見て見たかった。
そんな物足りなさを感じて、評価は神寄りの「萌×2」!
表紙買いです。美味しいものの好みに個人差が出ますが、私は大好物ばかりでとても楽しめました。2度目読んでからの評価です。まものさんっていう木霊みたいなキャラもいいし、体格差の受け攻めのキャラも良いし、おばあちゃんとか、幼馴染とか、切なさあり、愛がいっぱいありの、アソートの色んな色のお菓子みたいな美味しいお話でした。この作者さんの他の作品は読んだ事がないので、色々読んでみようと思います。テンポも良くて、ファンタジーな部分と自然なストーリー展開の部分と上手く使い分けてて、読んでて無理はありませんでした。また読み返して、ほっこりしちゃいそうです。
琢磨の置かれた状況が切なかったです。何回も泣いてしまいました。そして、まい君は小さいけど漢らしくて、琢磨には大事な存在なのだと思いました。そしてなんと言っても可愛らしいんです。ちっこくて華奢で、あまりの体格差にいけない想像をしてしまいがちですが、二人が同級生で安心しました。両思いになってからは、まい君の方がHに積極的でした。それも良かったです。琢磨が気持ちいいなら嬉しいって漢気溢れてます。
この作品は魔物さんて不思議な存在が出てきますが、魔物さんのいる世界がほのぼのしていて、またしんみりしてて、ちょっとだけホラーで面白かったです。自分の周りにも魔物さん居ないかなって思わず考えてしまう作品でした。
雑誌で1話目を読んだ時は「これはほのぼのなのか?ほのぼのの皮を被ったドエロなのか?」と、鯛野ニッケさんの作風的にどう転がっていくのかが全然予測できなかったんですけど、ふふ、BLっていいジャンルですね♪( ´艸`)
ジタバタするような可愛い萌えと、ちょっぴり変態ちっくなエロと、ハートウォーミングなストーリーがひとつの作品で全部楽しめちゃった♡
ほっこりエンドに自然と口角も上がって、大満足の読後感です!
「まものさん」といういたずら好きのまっくろくろすけみたいな小さくて黒いナニカに、どっからどう見てもショタくさい可愛い少年がエッチないたずらをされて困っています!みたいなところから始まるもんですから、てっきり読者の開けなくていい扉(=合法ショタ萌え)を無理やりこじ開けてやるぜ!な作者の意気込みが詰まったお話なのかと思いましたが、私の心が濁っていただけでした、ごめんなさい。
まものさんが何故〔まい〕にだけそんないたずらをするのか。
不思議ないきもの「まものさん」の行動原理が皮を一枚ずつむいてくように明かされていくんですけど、全部むき切ったところにそこに繋がるか〜〜〜っていう最上級のハートウォーミング。
思わず涙。何このいい話。鯛野ニッケさんニクすぎる!
ニコイチなふたりが補い合って〜なお話が大・大・大好きな私は、読み終わった今ではタイトルを眺めただけでじんわ〜〜〜と目頭に熱い水が湧いてきます(T ^ T)
電子で読むと、表紙では見切れて見えない〔たくま〕の顔を読み終えてからようやく目にする形になるのもいいんですよね。
たくまの表情こう来たか!とまたここでもグッとさせられました。
まいくんの可愛さと、たくまの可愛さと、まものさんの可愛さ。
タイプの違ういろんな“可愛い”が詰まっているのもすっごくイイ!
可愛いってなんでこんなに癒されるんだろう!
まものさんの大群には流石にギョッとしたけどw、みんなで心配そうにまいくんのことを囲ってる姿には思わずほっこりしました♡
可愛いに癒されて、あったかいストーリーに癒されて、本当に最高の読後感。
まいくんとたくまの逆転っぷりもイイんです♪
ちっこいのにヒーローキャラな強いまいくんと、図体はでかくなってもまいくんに手を引いてもらってた子供の頃のままな気が弱くて優しい性格のたくま。
ギャップもふたりの関係性も萌えるったらなかったです。
あ、エロはねぇ、鯛野ニッケさんですから言わずもがなですよ( ´艸`)
たくまくんムッツリすけべ野郎だねw
お気に入りの君香シャーレ以上に、これから何回も読み返す1冊になりそうです!
【電子】ebj版:修正白抜き、カバー下○、裏表紙○
(レンタだと紙版に付く特典ペーパーが10/29までの期間限定で付くようです)
最高の体格差CPでした!!
大小カップルが好きな方にはぜひ読んでいただきたい。
片方が片方を包み込めるくらいの体格差に萌えるので、最高の萌を感じることができました。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
幼馴染って良いですね...それだけで普通の友達とは一歩進んだところにいるような気がします。
攻めのたくまは2m超えの長身だけれど、口下手な感じ。
受けのまいくんは小さいけれど美人で男前な印象です。
まいくんがたくまを引っ張っていくような構図がだいたいなのですが、たくまの本心はまいくんでも図ることができていない。
この部分がネックでした。やっぱり本心がわからないとコミュニケーションは取れていても、溝を感じてしまうと言いますか...
幼馴染として昔から交流のあった2人ですから、余計もどかしく感じますよね。
そんな2人の間をかき乱して行くのが”小さなまもの”
このまもの、見た目は真っ黒で邪悪さを感じさせるのですがやることは可愛らしいです。見た目もぷにぷに。
そしてもう一人重要な人物が、たくまのおばあさん。
このおばあさんに関するエピソードは涙が滲み出てきました...うるっときます。
最後はお互いの本心を知ることもできてハッピーエンドでした。
体格差CPで気になるのが、えっちの時はどうなるんだ?!ですが...
たくまが2m超えですから想像ができません...
その部分は描き下ろしに描かれているので!!ぜひ!!読んでみてください。
鯛野先生らしい、オリジナリティ溢れるファンタジー作品。
「まものさん」の謎は特に解明されないので、トトロのようなもののけ姫のこだまのような、不思議な存在のままです。
攻めとおばあちゃんのくだりや、1人置いていかれる孤独感、その中でも奇跡のように心通うシーンはとても切なく胸を打たれます。
一方、その印象が強すぎて、受けと攻めのやり取りがなんだか無理に取ってつけたように見えてしまい、特に受けのテンションにちょっとついていけませんでした。
Hシーンが浮いてしまうというか。。
心打たれる作品なのですが、少しバランスの悪さも感じてしまいました。
ニッケ先生は可愛らしい男子がお好きなので、ショタ風味な作品が多いですが、お好きなだけあって、かわいらしいツボをこれでもか!ってくらい押さえてるので、オトナ派の私でも、かわいい系男子を愛でさせてもらってます^^
と言っても『canna』で読んでいたので、まい君は小っちゃくてもヒーローみたいに男前で、かわいいだけじゃない萌えがあるって知ってます!
ふつーの日本を舞台にしてますが、ただひとつ違っているのは「まものさん」がいること。
イタズラ好きなだけで、危険なことはしないので、街の人達も「まぁいっか」と放置してます。
たくまとまい君は幼馴染、身長2m超えのたくまは気が弱くてやさしい、対して身長150cmのかわいいまい君は気が強くて、「まものさん」に好かれ、イタズラされるのに頭にきて「一匹残らず駆除してやるー!」と意気込んでいます。
たくまは「まものさん」とお話することができるけど、「まものさん」が嫌いなまい君には内緒。
そしてまい君が大好きなたくまに、「まものさん」はエッチなイタズラをして、悶えて泣いちゃうかわいいまい君を見せてあげる。
「まものさん」がまい君にいたずらするのは自分が原因だとわかったたくまは、まい君と離れようとして…
前半はまい君の最上級な愛くるしさをホッコリ楽しむ萌えBLでしたが、後半は人が生きるって悲哀が描かれています。
両親がいなくて、ばぁちゃんに育ててもらったたくま。
親がいなくて悲しい目にあっても、まい君が助けてくれて、ばぁちゃんが優しい言葉で悲しみを溶かしてくれる。
ばぁちゃんの言葉は心に沁みます!
でも、ばぁちゃんはボケてたくまのことがわからなくなって、たくまは誰もいない家に一人でいなきゃいけない。
まい君は、たくまのために何かしてやりたいのに、たくまはいつも大丈夫だって笑ってるだけで何もさせてくれない、まい君はすれが悔しくてしかたがなかった…
まい君はいつだってたくまの側に居て、たくまが辛い時はヒーローみたいに助けてくれたのに!
まい君のやさしさには、小っちゃかろうが、かわいかろうが、そんなの関係無い、男として惚れます!!!
「まものさん」を登場させなくても凸凹幼馴染の、やさしくてかわいいお話は成立したと思います。
でも、まい君が「まものさん」を嫌いな本当の理由、「まものさん」がたくまのところに現れた理由、物語の大事な部分を「まものさん」が握っているというか、象徴になっています。
話せてもカタコトで、難しいことはわからない、ちっぽけな人形みたいな生き物なのに、「まものさん」はこの物語の大事な要です!
後半は沁みる涙腺決壊ポイントがたくさんあります!
一度読んでいても、まとめて読むとさらに心に沁みまくりで、ティッシュボックスを抱えながら読んでました。
イライラした時、悲しい時、そんな時に元気になれる癒しをくれる作品です。
そしてこんなに心に沁みた後の描き下ろし!
たくまとまい君のちゃーんと恋人になるところが描かれているんですが、それを描くまでのニッケ先生の葛藤と屁理屈に笑わせてもらいましたー♪
ファンタジーホールはきっとあります!
ニッケ先生の作品は、ショタはお好きな人はもちろん、私のようなアンチショタ派も夢中にする不思議な魅力があります^^
作家買い。
いや~、もうこれね。
号泣しました…。
切なくて、でも切ないだけじゃないんです。
気持ちが温かくなって、気づいたら落涙してる。
そんな優しい作品でした。
「まもの」が人とともに暮らす世界が舞台。
「まもの」といっても、人に害を及ぼしたり怖いものではない。ちょびっとだけ人にいたずらしたりしながら、ひっそりとそこにいる。
DKのまいは、まものに好かれる性質。
何故かまとわりつかれ、いたずらされることが多い少年。
そんなまいと、まいの幼馴染のたくまの二人が主人公。
身体は大きいけれど優しくておっとりしているたくまと、ちっこい身体に可愛いビジュアルを持ちながらその見た目を裏切る豪胆な性格のまい。全く正反対の二人だけれど、子どものころからずっと仲良しさん。
ところが、最近、まものたちのまいへのいたずらの性質が変わってきた。ちょっとエロい方向に。それゆえに「魔物を駆逐する!」と鼻息も荒く語るまいですが、実はたくまはまものと話すことが出来る(普通はまものは話すことはできません)。
まものがなぜ、まいに性的ないたずらをするのか。
そして、まものがたくまと話せるのはなぜ…?
といった謎解きを軸にストーリーは展開していきます。
たくまは今は一人暮らし。
子どものころから両親はおらず、ばあちゃんに育ててもらってきた。が、そのばあちゃんが、今は入院しているから。
少しずつ見えてくるたくまの家庭環境。
たくまが一人で暮らしているといるというだけではなく、優しく慈しんでくれたばあちゃんの変化に、思わず泣けました。
おっとりしていて、一人で何でも頑張ろうとするたくまの孤独と哀しみが、胸に迫ってくる。
一方、まものたちによるまいへの性的ないたずらはどんどんエスカレートしていく。
そして、その理由に、たくまが思い至り―。
孤独な家庭環境で生きてきたからか、たくまは自分の気持ちを素直に吐き出すことが出来ない。
まものとのやりとりは、たくまの心の声だったんじゃないかな。
たくまが、自分の思いを吐き出すことが出来るようになって、まものとの会話は役目を終えた。
そんな気がします。
家族愛。
友情。
そして恋愛感情。
様々な愛の形が、1冊にぎゅぎゅっと詰まっています。
読後、温かな涙でいっぱいになりました。
まものは可愛いし、たくま×まいの二人もめっちゃ可愛い。
設定もストーリーもツボにドンピシャなお話でした。
たくまは2m近い巨体。
一方のまいはミニマムちゃん。
ということで彼らは体格的にセックスできるのか…?とちょびっと心配しましたが描き下ろしで甘々エッチの描写が。
あとがきで鯛野さんが、担当さんに「ファンタジーですよ」と言われた~という件が書かれていて、
担当さん、GJ!
と思ってしまった。
お互いに相手を思いやりながらの優しく温かなセックスシーンに、気持ちがほっこりしました。
優しく温かい。
そんなストーリーをお求めの腐姐さまに、超お勧めしたい。
そんな神作品でした。
あ、そうそう。
カバー下もお忘れなく。
こちらもめっちゃ可愛かったです☆
大切な人がいて、大切に想うから、
伝えられない・伝わらない気持ちが淋しい。
そんな悲しさを感じ、家族モノに涙腺が弱いのもあってめちゃめちゃ泣きました。
温かい愛情が切なくて淋しい気持ちでいっぱいになる。。。
誰にも言えない淋しさを大きな身体にいっぱい抱え込んでるのが刺さりました(;ω;)
それでいてエッチくて可愛いし体格差萌えるし、感情の振り幅大きいわ。
鯛野ニッケさんの作品は読んだ後の余韻が好きです。
ガッツリ爪痕残してくるから色んな意味でシンドイ…(;///;)
さてさて。
攻めのたくまは2m級の大きな身体で口下手で気の優しい高校生。
受けのまいは美少年な見た目ですが言葉使いは荒い強気な高校生。
たくまとまいはニコイチでいつも一緒の幼馴染みです。
「まもの」と呼ばれる不思議な黒い物体がいる街で暮らし、まいは異様にまものに好かれていました。本来少し悪さをする程度のまものは何故かまいにはエッチな攻撃を仕掛けてきて、服から入り込んで無理矢理イかされたり、手を操って強制オナニーをさせたり…。なので まいはまものが大っ嫌いでいつか駆除してやると息巻いています。
しかし まいは知りませんが、たくまはまものと話しができてまものに悪意がないのを知っていました。まものは1人ぼっちのたくまの淋しさを埋めてくれる存在でもあり…。たくまはそのことをまいには伝えずにいます。そうこうしているある日、まものがまいにエッチなことをするのはたくまが原因というのが発覚してーーーと展開します。
たくま・まい・たくまの祖母、
それぞれの愛情が回り回って淋しさを生んでるのが切ないです。
ひとりぼっちのたくまをまいが気に掛けてても、たくまはなにも言わない。
大きな身体の中に抱え込んでしまった淋しさが画面から伝わって泣けました。。。
そしてキーポイントとなる「まもの」。
孫を想う祖母の心がまものへ伝わるけれど、
まいにはまものがたくまを不幸にしてるよう見えてしまった。
たくまがまいへ向ける恋心をまものは変に具現化してしまった。
少しずつ噛み合わなかっただけで誰も悪くないけれど、
たくまとまいがすれ違った時は皮肉な結果が痛かったです(;ω;)
そんな中にある幼馴染みの関係性はすごく萌えました!
まいは気が強くて一見暴君のようですが、たくまに偉そうにしたり傷つけることはしません。
たくまが抱え込んでるのを知りながらも無理矢理吐かせそうとしないで見守ってる感じが良いっ!
で!たくまが本音を口にした時は涙・涙・涙(;///;)
まいの小さな腕でたくまの大きな身体をシッカリ抱きしめてて切なキュン。
たくまを守ろうとするまいがカッコよくて小さな背中が頼もしいのですよ。
この時の体格差がめちゃめちゃ良かった…!!
そんなまいがエッチになると大人しくなってトロトロになっちゃうギャップが堪りません///
小さく喘いで気持ち良くて泣いちゃうのがエッッロイ∑(゚◇゚///)ドキュ-ン
体格差がすごいから(同い年なのに)ショタみが増してイケナイものをみてる気分v
ページ数はそんなに多くないけど印象が濃かったです////
まものは純粋さを感じました。
言葉の意図を汲み取れない部分は人間とは異なる生き物と実感するのですが、
ストレートな言葉はちゃんと気持ちが通じてるんですよね。
話しかけ方によって守り神になる不思議な存在で愛らしかったです。
まものを嫌ってたまいがその後は仲良くやってるようでほっこりしました(﹡´◡`﹡ )