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wananaku kiba no daria
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
作家買い。
アンソロ『獣・人外BL』に掲載された短編がきっかけで連載され、コミックス化された作品です。そのあたりの流れは終盤に高永さんが書いていらっしゃっていて、ほうほうと興味深く拝見しました。
『獣・人外BL』も拝見しましたが、そちらだけ読むとかなりシリアスな雰囲気満載の作品ですが(ちなみにそちらに収録されている「囚われの男」も終盤に収録されています)、今作品は痛いだけではなくきちんとラブも盛り込まれた作品になっています。
1冊丸々同じCPのお話。表紙からもわかるように、ケモ耳がついている、くらいの緩い感じではなく、見た目ががっつり「獣人」が攻めなので、もしかしたら好みが分かれるかもしれません。
という事でレビューを。すみません、ネタバレ含んでいます。
主人公は某国の王子・ニコラウス。
彼の国には獣人が住んでいるが、彼らによって形成された獣軍は圧倒的な強さを誇る。そのため近隣諸国の国を従えていて、経済的にも裕福で平和な国。
ところがある日、獣軍の元帥・ギル=ガルがクーデターを起こし国王と女王は処刑されてしまう。ニコラウスはとらえられ、子どものころから信頼し、彼を守り続けてくれていたトラヴィスにまで犯されるが―。
というお話。
もともと短編として描かれた作品とは思えないストーリー展開で、非常に読みごたえがありました。
ニコル(と、トラヴィスはニコラウスのことをよんでいる)を大切にしてきたトラヴィスが、なぜクーデターに加担し、そして身体まで奪ったのか。
というのが、このストーリーのキモかなと思うのですが、そのあたりもきちんと描かれています。トラヴィスのニコルへの恋慕の想いがめっちゃ萌える…!
二人が初めて出会った幼少期。
常にニコルを守り続けてきたトラヴィス。
そんなトラヴィスを心の底から信頼してきたニコル。
そんな二人の、相手を想う気持ちが、切なく、そして温かかった。
序盤こそクーデターが起きたり凌辱シーンがあったりとシリアスムードで展開していきますが、ニコルが国から逃げた後は終始優しく、そして時にコミカルなシーンもあったりして、そのあたりのバランスも絶妙でした。
武骨でニコル一筋のトラヴィス。
そして、無垢で天然ちゃんのニコル。
そんなニコルに翻弄されまくるトラヴィスが、可愛いんだよ…。
トラヴィスはがっつり獣人なのに、イケメンでマッチョってどういうこと?かっこよすぎて悶絶しました。
ただしいて言うと、ギル=ガル元帥に奪われたままの国を、奪い返すでもなくそのままなのが気になりました。このあたりがもう少し描きこまれていたら、神評価だったのですが。
でももしかしたらもしかしたら続き物なんだろうか。
というかむしろ続編を激しく所望しています。
ニコルとトラヴィスで、国を取り戻すために戦ってほしいな。
高永作品なので、とにかく美しい。
イケメンさんたちに癒され、ニコルとトラヴィスの恋心に萌え、シリアス過ぎずコミカル過ぎず。
ぜひ続編を!
『獣人×人間』の種族違い
『家臣×王子』の身分差
『敵対関係』ーと、萌えをつく設定が多々…!
切なくキュンとしてすごく萌えました(;///;)
帯には【手の届かぬ主を愛した代償】と書かれています。
生きるか死ぬかの危険な時間の中で、
主従間にある信頼と愛情・関係の変化・互いを守る気持ちなどが見られました。
中でも獣人家臣の主への恋心の描写にはキュンキュンします(;///;)
古代を背景にしたファンタジー作品ですが、
国や種族間の問題よりもBLに比重を置き、中心に描かれているので読みやすかったです。
さてさて。
国を守る軍の最高指令が中心となり起こしたクーデター。
それにより国王と王妃は殺され、直系で生き残った王子・ニコラウス。
王子には信頼していた獣人の家臣・トラヴィスがいました。
トラヴィスは軍の最高指令に育てられた恩があり、クーデターに加わっっていて…。
王子は父母を失い、国を奪われ、信じていた家臣に裏切られてしまいます。
しかしトラヴィスがクーデターに関わった理由は最高指令への恩だけではありませんでした。
王子への気持ちが燻り、家臣としての立場ではなく、同等な関係になりたかった。
なのにクーデターの結果 取り返しの付かない結果となり、王子の身にも危険が迫りーーー。
愛する人を守る為に戦う男達のお話です。
もーとにかくトラヴィスの恋心にキュンキュンします(;///;)
家臣としての垣根を越えたい、ただ対等になりたかっただけなのに…!
何の因果か王子の全てを奪ってしまった。
王子への贖罪の気持ちや、
安全とは言いがたい現状の中で守り抜く意思が胸を締め付けます。
トラヴィスの不器用さには度々涙腺が緩みました。
(個人的に不器用な攻めが好きなのもある←)
王子から何もかも奪ってしまって完全に嫌われたと思っていたら、
王子から優しさが返ってきて…ギュッと抱きしめられたときの反応が…!(;///;)
トラヴィス、良かったねぇぇぇぇ(感涙)
最初が最初だったので、その後王子に触れるときに慎重になってるのも良かったです。
大きなお口に牙・長い舌・とがった爪ですからね。慎重ぐらいでちょうど良いのか…?
個人的に獣人設定では長い舌が動くのとか喉元噛みつきそうな口が萌えるので大満足ですv
あと王子のことを「ニコル」と愛称で呼ぶときもキュンときます。
2人の時だけなんですよね(∩´///`∩)
主と従者の恋で特別な時間っぽくて好きです////
えーと、これ続きますよね?
BLに比重を置いてくれたおかげで読みやすかったのですが、
王子を逃がし行方不明になったトラヴィスに追手は絶対来てるよね…?
奪われた国がどうなったかも気になる。
ハッピーエンドだけど少々気になる終わりだったので続編を是非。
↑が心残りなので評価は神寄りですが抑えめで。
ひなこさんのイメージは獣人とは結びつかず最初は驚いたけれど、
新境地をみせてくれましたので沢山獣人BLを描いて欲しいなーと思います。
獣人×王子!
しかも獣人がしっかり獣!!
犬耳なんて生ぬるいモノではなかった!
短編?で掲載していた話はよく分かんない、
内容より獣人と人間の雰囲気を描きたかったのかな~って感じで、それ以外の本編は面白かったです!!
わりと重めなストーリーを読んだあとのご褒美イチャイチャストーリーが最高でした!!
もともとこのお二人はアンソロから始まっていて、
狼大好き、高永先生のファンな自分は表紙に惹かれて購入したのが始まりです。
この二人を読みたいがためにアンソロを買っていたといっても過言ではないです。
そんな二人がこんなたっぷり1冊本になるなんて!うれしい!!
巻末に先生自身が書かれていましたが、
主人公の名前を「ニコル」にしてしまったことが縛りとなっていたようですが
すばらしい回避の仕方でした。
愛称が「ニコル」。愛称っていうのもまたいいです。
外国感でます。二人だけの特別関係感もでます。
アンソロの内容も半分(先生ご本人が巻末に書いていましたが)
取り入れていたので
アンソロファンからの自分にとっては
あーーー、そういうことだったんだー。
と、あの始まりの前に何があったか知ることができて満足でした。
まあ、最初から結構無理な感じだったので、よくつなげたなー、さすがだなー、と思いました。
先生、ナイスファイトです!
相当苦労されたみたいですけどね。。。
最初は、狼→人 スーパー片思いからの、ニコルが深い愛に気づいてからの両想いは
よかった。。。と素直に思いました。
他の方も書かれている通り、続きがあればなおのことうれしいですが、
ひとまず両想いになったので、これはこれでよかったなーと思いました。
もっとラブラブしてほしい。もう部屋一緒にしちゃいなよ!!と、続きがでたら
あまあまな二人をもっとみたいなーと思いました。
2巻が出たのを機に読み直したのですが、ううう〰️っ、やっぱりめちゃくちゃイイ!何度も何度も読んでしまいました。
1巻が出た当時は、内容がすごくよかった反面、尻切れトンボのような中途半端な終わり方が気になって悶々としていたのですが、まだ未読の方は安心して読んでください!まだまだ2巻、3巻へと続きます。
美しい絵を描かれる高永さんなので、表紙だけでもかなりうっとりしちゃうのですが、中身も期待を裏切ることなく唸るくらいよかったです。あぁ…美しい王子ニコルの皮膚の柔らかい首もとを鋭い牙のある大きな口で甘噛みするとか、たっぷりの舌で舐め上げるとか、たまんないんですけど…。
さらにはこの行為が、身分差・体格差・種族の違いを頭では苦しいほどわかっていながらも、それでも自らの劣情に負けて、監禁・拘束されている愛するニコルを凌辱しまうという、トラヴィスのあまりにも激しすぎる愛情故に行われたので、読んでいるこちらとしては悶絶せずにはいられませんでした。
2巻では、ちょっと雰囲気がかわって、あれっとはなりますが(笑)初々しい二人にキュンとできるところもたまらなくよかったので、もふもふ好きの方には超オススメです!
高永先生の作品はコンプリート。
絵は上手いしきれいだし!イヤミのない愛されキャラ!受けは色っぽいしで‥言うことない!長年、大好きな作家さんです。
その高永先生が獣人ですと⁉
アンソロのをチラッと目にしただけだったのですが、こんな面白いお話になっているとは!
あとがきでは忙しいなか作品が出来るまであれこれと悩まれたそうですが‥さすが高永先生よくぞここまで!!
お話は主従関係の王道でありますが、読めば読むほど
とにかくワクワクしてしまいます。
トラヴィスはかっこいいし!ニコルはかわいいし、美しいし‥。
ああ、私もこんなたくましい者に守って欲しいものだ(๑´`๑)♡(๑´`๑)♡
トラヴィスが二コルを宝物のようにすっぽりと抱きしめるシーンはまさに眼福。
ただ、アンソロからなので、お話を縫い付けたような流れでこれはこれで軽く読めて充分楽しめるのですが、なんにしろ画力のある作家さんなので、この1冊はまだプロローグ、これから国を挟んでの壮大な戦いが始まる長編ファンタジーを期待してしまいます。
是非、続きを描いてほしいです( • ̀ω•́ )✧
がっつり獣人でしたね。
ケモミミとか可愛いレベルではなく。
なので、イタシテいる時、トラヴィスの爪が非常に気になって仕方なかった!
あれではニコルの中が、ホントに引き裂かれそうで……(・_・;
……と、要らぬところが気になってはしまったのですが、
いやいや獣人良きかな良きかなvvv
元々私は体格差に萌える部族なので、とても美味しく読破させて頂きましたv
本編は勿論なのですが、『とある満月…』も『epilogue』も良かったですv
でも、この辺も本編と絡めてもうちょっとじっくり描いて欲しかったかなと。
色々と未解決ですっきりしていないので、どうしても物足りない感が強く残ります。
これで終わりは勿体なさすぎです!(握り拳!)
せっかくのワンコ(いや、多分狼!)ガブガブ甘噛み愛撫!
勿体なさすぎです!(大事なことなので二回、いやしつこく三回言いました‼︎‼︎)
強く続編を希望します‼︎‼︎vvv
評価的には神にしてもいいくらいなのですが、
やはりどうしても完結した感が足りなくて、
続き切望の「萌×2」で!
元々は雑誌の読み切りで掲載されていて、その時から気になっていました。
単行本で読んでみると、あとがきにその時の状況が詳しく描かれていて制作裏話を知ってから読むと面白さ倍増でした。
クーデターの理由が政治上の事ではなく、好きな相手と対等な立場になりたかったからという理由というのが切ないのですが、そのおかげで国政の難しい話にはならず読みやすかったです。
序盤には二人の行き違いはあったものの、実質両想いのようだし次巻もあるようなので楽しみにしています。
アンソロのを読んでいて楽しみにまっていた当作。ガチで獣人wでした。この後、どんな風に展開していくのか楽しみな1巻(と勝手に思っている)ですが、予想していたより優しい印象の王子だったことと、攻めさんに今一つ萌え上がれなかったので、萌です。(細っこいながらも、もう少し武闘派の王子だったら一気に神・・・)
雑誌掲載の本編5話分+甘々話1話分+獣・人外掲載2話分+描きおろしエピローグ+当作が生まれた経緯の漫画+あとがき(文字)+カバー下は表紙とは別のモノクロ美麗絵 です。
お話はある国でクーデターが起こり、王と王妃が殺されたところから始まります。クーデターの首謀者は獣人のギル=ガル元帥。祝勝の宴で踊っていた美しい踊り子が、突如そのギル=ガルの喉元に短剣を突きつけるのですが、それは国外に逃げたと思われていたニコラウス王子で・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ギル=ガル元帥、ザラ(王宮仕えの医師)、隣国のリビュア王(受けの叔父)。絶対続くと信じてる!のですが2巻でまだ登場人物が増えるのだろうか・・・?国を取り戻さんことには終わらんのではと思っているのですが。
ちょっと横道にそれますが、衣装が美麗なんです。エジプトっぽいのかな。ふふ、ひたすらうっとりしてます。(前半は肌色が多め。囚われて、足枷とかつけられてるしw)
**以下は攻め受けについて
受けさんが思いのほか、はんなり京美人か!という優しい方でして、そこだけがどツボポイントから外れてました。頭はよろしいようですし、臣下を思いやるっぽいところもあり、ちょっと天然傾向あり+トラヴィスを失うまいと一生懸命な頑張り屋さんの模様。もう少し国や臣下を思い、きりりっとしておられるシーンがあるとなお嬉しかったかな。
攻めさんは・・表情がちょっと読み取りにくくwまだ今一つ萌えきれなかったかも。つよーい武闘派という設定のようですが、そんなに戦闘シーンがあるわけでもないので、「おお!」といった点がまだ薄かったです。2巻以降にあるといいなー。BLじゃなくなっちゃうから無理かな・・・お願いー
王位に戻るまでの厳しいりりしい王子とその従者って感じの話を密かに期待しています!お願い、続いて!
先生が、続き描くよ~って呟いてくださいました!
私は元々獣人ものが大好きでして、「わななく牙のダリア」のパイロット版となる「囚われの男」をアンソロジーで既読です。
主従に囚われの王子に獣人に下克上と、8Pしかないのにめちゃくちゃ滾ったんですよね。
で、今回、単行本として1冊にまとまって刊行との事で、すごく楽しみにしていたのです。
壮大な世界観はそのままに、健気で芯の強い王子に、そんな彼に劣情を抱きつつも自分の命を懸けて守る従者-。
女装して敵陣に乗り込む王子の勇敢さや、二人での逃避行。
王子の純粋ながら強い想いに、従者の執着と抑えきれない劣情。
と、すごく萌えるんです。
萌えるんですが、中途半端で終わってると感じるのは私だけでしょうか・・・。
こちら、二人が結ばれ、トラヴィスが全てを敵にまわしても・・・と強い忠誠を誓った所でおしまいなんですよね。
反乱を起こした獣人の元帥や、二人を受け入れ国の建て直しに力添えをしてくれそうな隣国の叔父。
と、二人のみならず背景までキッチリ作り込まれて、魅力的に描写されてるのです。
だからこそ、なんか終わり方が唐突に感じてしまう。
かなりの困難が待ち受けてはいるのでしょうが、結ばれて終わりじゃ無く、国を取り戻す所まで読みたかった。
二人の今後が気になって仕方ないんですよ。
せめて「あの頃は苦労をかけたな」とかで10年後の二人-みたいなのでもあったら納得がいったんですが。
*続きが出るかどうか分かりませんが、4話で最終回との事です。やっとトラヴィスを描き慣れたら最終回とおっしゃられてました。
そんなワケで、個人的にはかなり消化不良です。
えっ、終わり!?て感じで。
そんな風に感じるのは私だけかもしれませんが。
これ、続きが出るなら評価はもっと高いです。
評価下げてすみません。