ターニングポイント

turning point

ターニングポイント
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×26
  • 萌32
  • 中立7
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
27
得点
172
評価数
55
平均
3.3 / 5
神率
16.4%
著者
高永ひなこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784861343186

あらすじ

桜木圭吾は、旅先でヒッチハイクをしていた大学生・今村敏喜と出会う。脚本家として行き詰っていた桜木は現実から逃れたい一心で、誘われるままに今村と寝てしまう。だが翌朝正気に返った桜木は今村が目覚める前に姿を消す。しかし何気ない一言で今村に探し当てられた桜木は、忘れられなかったと純粋で熱心なアプローチをされ――。
その後の描き下ろしあり!!
出版社より

表題作ターニングポイント

自分探しの旅行中の大学生・今村敏喜
現実逃避旅行中の脚本家・桜木圭吾

その他の収録作品

  • ターニングポイント second point
  • ターニングポイント third point
  • ふたりの休日

レビュー投稿数27

怖いものナシ!なワカモノくんw

1冊丸ごとひとつのお話。

いやぁ、若者っていいですねぇwww
オトナとワカモノの違いが大きく出ている作品で
とっても身に染みましたw
「大人って大変」的なセリフがありましたけど
ほんとそのとおりで、ついつい保身に走っちゃうし
一日でも半年でも一年でも、長く生きた分だけ
プライドなんかがプラスで有ったりして。
素直になりたくてもなれない、
気を許したくても緩めることができない、
なぁんて事がいっぱいありますw

そんなオトナを見事にブチ破ってくれるワカモノ今村くん。
一生懸命でかわいかったです~^^

1

あっさりでリピート

表題作で丸々一冊、他収録はありません。

将来を探す大学生×脚本家
お仕事BLになるのかな…?お仕事はずっとしていますが脚本家としての側面の掘り下げは浅く、と言うか全体的に浅堀りな印象であっさり味。
攻めキャラが明るめなのもあり一見ライトに見える作品ですが、人間が知らず知らずに陥ってしまうネガティブな面も書かれておりただ明るいだけの話ではありません。
作者さんが書かれるはらっと少しだけ落ちた前髪が色っぽくていたしてるところよりもキスシーンの方がドキドキしてしまいました。
重すぎないので軽い気持ちで読める為たびたび読み返している作品でもあります。

個人的に「んん?」と思ったのが温泉のシーン。
内風呂っぽいけど日本人なら腰にタオル巻いたまま湯舟に浸かるなんてけしからーん!とBLと関係のないところにモヤモヤ
やっぱり日本の温泉文化は裸の付き合いあってこそだと思うのですよ(笑)

1

ポジディブ×ネガティブ

恋愛の流れが自然で読みやすかったです。最初に関係を持つ
きっかけも好みでした。こういう雰囲気で進んでいく話、好きです。

プライド高い受けと超ワンコ攻めのバランスが良く、すれ違いが
起こりすぎないのも個人的に良かった。ネガティブ桜木とポジティブ
今村は足して2で割ったら丁度いいと思います。桜木が距離を置こうと
しても、今村が有り余るガッツを発揮して逆にさっきよりも距離が
縮まったんじゃないか、ってくらいの勢いで突撃していくので、もう
この二人は絶対別れないな…という妙な安心感がありました(笑)
桜木に対する今村の溺愛っぷりが半端ないwwwでもそこが良い!←

話の方は、いくら元々才能があったからといって今村の芽が出るのが
ちょっと早いような気もしましたが、それからの二人が本筋な感じ
だったので、1巻完結だし仕方ないのかなぁと思ったり。けれど、
それほどご都合主義っぽく感じないんですよね。高永ひなこ先生の
描き方が上手だなと改めて思いました。

割と好きなカップルだったし題材が題材なので、二人のこれからの
話も読みたかったです。続きがあったら、もっと面白くなっていったと
思うんだけどなぁ…。

1

いじけた大人を立ち直らせる方法

これからの人生を前向きに考えている大学生(休学中)が今まさに挫折を味わっている最中の大人を救っちゃうお話です。

この先自分は何がしたいのか探すため、休学して自転車旅行をしている今村の自転車が故障し、彼を拾い自分の宿に同泊させてくれたのが売れない脚本家の桜木です。
桜木もまた、仕事に行き詰まりを感じ現実逃避の旅行中なのでした。

確かに、人間行き詰っちゃうと違う人になりたくなりますが、桜木もそうだったようで、いつもはしない人助けをしてしまったり、いつもは言わない弱音を吐いてしまったり・・・

桜木の、大人だからこそ表に出せない悶々とした気持ちと、今村の、言葉にだしてポジティブに訴えてくる態度が同時に表現されている描き方になっているので、尚更に桜木の辛い気持ちが伝わってきます。

いつもとは違う自分だから、今村に抱かれ、開放され、一夜の安眠も得られたのに、それを醜態と思ってしまった桜木は今村の前から姿を消すのですが、今村は約束を守り、桜木脚本の舞台を見に来るのです。
あとはただひたすら今村に引っ張られていく桜木のお話でした。

本編は桜木の心の闇を晴らしてくれる今村といった感じのお話で、けっこうキュンキュンきましたが、second point、third pointも含め、その後は頑張る今村といじける桜木といった感じで、なんだかどんどん桜木が幼くなっている気もしました。まあ、それはそれで可愛くっていいんですが。

4

自分をさらけ出すやり方

高永ひなこ先生の漫画が好きなので読んでみましたが、おもしろかったです!
わんこで年下の今村(攻め)が可愛いくてめちゃ萌えw


脚本家として行き詰まり現実から逃れたい 桜木圭吾。
自分探しの旅の途中に自転車が壊れ、圭吾に助けられる 今村敏喜。

旅先でヒッチハイクをしていた今村を、普段なら面倒ごとはしないがなぜか助けてしまい奇妙に思う桜木。そしてその夜、桜木は現実から逃れたく今村と寝てしまい…。


年下攻め、しかも゛わんこ゛みたいな性格でこのかわいさ!!しかも攻め!!(゜∀゜)笑
王道ちゃっ王道なんですけどねーwあははは。

桜木は恋人(今村)がどんどん売れていく姿を垣間見て嬉しい半分、寂しい感情が出てきちゃうんですが、その感情はやはりあるよなーと思いました。大人なんだからといっても、やはり気になるものは気になってしまいますw

自分は売れてもいないのに、どんどん成長していく今村。まあ、桜木も才能あるのでことなく物語は進みますけどねw

浴衣に温泉というシチュエーションはやはりわかっていても萌えてしまいましたあああ!!
絵も内容もいいので楽しめると思いますよ。

3

オトナっていろいろむずかしい

舞台脚本家の桜木圭吾と、大学生で将来のことを考えるために休学中の今村俊喜が
偶然出会ったことで、お互いに大きな影響を受けながら前に進んでいくと言うお話です。

高永さんの描く年下くんは、もれなくワンコ攻め。
この今村くんも
このちょっと世の中を醒めた目で見ているくせに危なっかしいオトナの桜木に
あっという間に惹かれて、将来の夢まで決めてしまうわけですが。。。

そんなまっすぐな若さをぶつけてくる今村に惹かれつつも
すごい勢いでその実力でのし上がっていく彼と
いつまで経っても三流脚本家の自分を比べて
複雑な気持ちを抱えてしまう桜木の苦悩は
ある程度年齢を重ねた私にも覚えのある感覚で
とても身に積まされます。
若い世代の人だと
そんなつまらないことに思い悩む桜木にイライラするのかもしれませんね。

大人になると、プライドとか世間一般の常識とかが邪魔をして
どんどん素直になれなくなっていくものだと思うのですが
そんなつまらない壁を打ち破ってくれる若いパワーが
時には必要なんじゃないかな?と思える作品でした。

なんの衒いもない、真っ直ぐにぶつけられる若い愛情を
素直に受け止められたら、どんなに幸せだろう。。。と
しみじみ思いましたw


書き下ろしの「ふたりの休日」の最後の桜木のセリフが
実はいちばん萌えだったりしますw
このくらいソフトなツンデレ、好きです(*´ェ`*)

3

キャラクター的に

高永さんの作品は好き。絵も好き。作りも好き。
でも今回はキャラクターがちょっとアレでしたね。なんていうか・・・なんっていうんだろう。
暗い?悲観的?いちいちちょっとメンドクサイナ~と思わせてくれるのでなかなか入り込み度が弱かったのかもしれません。
ただ、それだけに攻が一生懸命で、まっすぐで、何が何でも受を受け入れてくれる。
一生懸命愛してくれる。その力配分が上手にまとまったんじゃないでしょうか。
受だけみるとアレですが、攻とせっとでちょうどいいのかなと。
きっとこれから変わっていくんじゃないかと私は想います。
私生活でも仕事でも。
それに期待で「萌」にさせていただきました。
あ~でも、作品頭にある、受のほろ酔い笑顔は魔性なので一見の価値はあるかもw

3

ワンコ攻めが好き

年下ワンコ攻めとツンデレ美人受けのコンビです。
ワンコのほうはめちゃくちゃ好きでした。美人受けのほうはまあまあかな。
脚本家としての仕事の悩みを抱える受けなんですが、なんかこう…結局「ただマイナス思考して、高すぎるプライドのためにチャンスを逃してただけ」だったのが残念で。これシアワセな人のシアワセな悩みなんだよなァと思いました。だって才能もあるし運もある。だからこそ、周りが勝手にその才能をもり立ててくれる展開じゃなく、恥をかいたり泥をかぶったり、がむしゃらさを見せたり、なにかしら本人が自発的に殻を破る描写が欲しかったなとは思いました。

恋愛面については文句なしです。
とくに冒頭からエッチするまでの流れがすごく好きです。
お互いにソノ気なんてまったくなかったのに、受けの心がへこたれてたこと、攻めの状況、旅先での解放感、場所が温泉宿だったこと、などなどいろんな偶然のタイミングが一致して、思わずそういうふうになってしまったというのが自然で好き。

3

大人がじっくり読むBLでした♪

高永ひなこさんファンで、今回の新刊も楽しみにしておりました(*^_^*)

今回の作品は明るく甘い萌え満点ストーリーではなく、しっとりとじっくり読ませる大人の恋のストーリーという印象でした。
胸キュンを求める方には少し物足りないかもしれませんが、大人の色気を感じたい方には良い作品かと思います♪
(受けの桜木がとてもキレイで憂いを秘めたセクシーさです)

今回の作品は脚本家として疲れていた桜木と自分のやりたい事を探す今村との行きずりの関係からスタート☆

今村の純粋な気持ちとなかなか素直になりきれない桜木の気持ちがとても丁寧に表現されていて、受け・攻めどちらサイドからも感情移入して読めると思います。

特に桜木の仕事や今村への心の葛藤は読んでいても切なくなったりします。
桜木の仕事の悩みや不安・迷いなどが盛り込まれいて、恋の行方以外のストーリーでもじっくり読めるものになっていると思いました。

特に描き下ろしのストーリーは桜木にとって、恋にも仕事にもとても良い方向に向かっている内容になっていてスッキリします!

連載だけ読んだ方もこの描き下ろしを読むと「あぁ、桜木・・・よかったね!!!」と一声かけたくなっちゃうと思います(*^_^*)
そして、今村にも「おぉ、君もよかったじゃないかーヽ(*´▽`)ノ 」と言いたくなりました(笑)

※甘いBLに萌えを求めている私は「中立」以上「萌え」未満という評価なのですが、高永さんの大人な恋のストーリーもまた読み応えがあったので、今回は「萌え」でいきたいと思います☆




2

私のターニングポイントはBL本と出会ったこと★(笑)

高永ひなこ先生の攻めってホント素直で直球で大好きデス!
このお話は、2005年から年1回で連載していたので、約4年かけての待望のコミックス発売となりました!!

今回攻めの今村くんは恋する暴君の森永くんとそっくり★
またヘタレワンコ!?って思う人いっぱいいると思うけど…
やっぱり何回見てもヘタレワンコ攻めには萌えキュンです!

受けの桜木さんはかなりネガティブ・・・
しかもプライドも高めで、実際この人が近くにいたら気を使いすぎて私はムリ!!!
って感じデス(笑)

今村くんだから桜木さんを好きでいられるんだろうなぁ…。

ターニングポイントを読んで自分の人生の変わり目を考えました!




 

2

この作品が収納されている本棚

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