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書店員と高校生の超ピュアラブ・ストーリー
toaru shotenin no koimonogatari
とある書店を舞台にしたオムニバス
作家買いです。
デビュー作は何回読み返したか分からないくらい好きで！
2作目も期待して待ってました(﹡´◡`﹡ )
現在pixivコミックで1話目がまるっと読めますので悩んでる方は是非読んでみて下さい♪
さてさて。
書店を舞台とし3作オムニバス形式となっています。
各CP前後2話ずつ+描き下ろし後日談が入っています。
未満だったり始まったばかりで終わるCPもいたりで、それがなんとももどかしいのですが；
たき猫背さんの描くありふれた日常の中にある切なさや胸キュンが今作も存分に楽しめました。
特に表紙のCPが個人的にお気に入りで大満足の神評価です♪
◆樽谷 慎の場合（前後2話+描き下ろし「会いたいのは」）
書店員(樽谷)×高校生(健太郎)のお話です。
樽谷は健太郎に本のオススメを聞かれて以来、少しずつ親しくなります。
また樽谷の休憩時間のお気に入り場所はちょうど健太郎が通う高校の真裏。
昼休みも一緒に過ごすようになり心地よい時間が過ぎていきました。
そんな中 健太郎から告白をされ、樽谷の出した答えはーーーと展開します。
健太郎ーーーーッッ(；///；)
まん丸お目々が可愛くて素直で子犬のようで、
そんな子が年上相手に一生懸命片思いしてる姿に胸キュンが止まらないッッ(；///；)
健太郎もいイイコなんですがお友達も健太郎を応援してるイイコで、
お友達同士の会話とかももっと見たかったな～。
ピュアDK見てるだけで癒やされるわ…+ﾟ｡*(*´∀｀*)*｡ﾟ+
で。樽谷さんはまだ恋を意識していない時、
いちいちいちいち距離が近くてすごく萌えました！！！
無防備に健太郎を可愛がる姿がね…ほんともぅ…///
そのたびに健太郎がすごく意識してるドキドキが伝わってキューンとくる。
この2人はきちんと付き合うまで描かれていないので
続編を是非…是非お願いします(涙目）
◆古賀久嗣の場合(前後2話+描き下ろし「猫は口実」)
出入りする運送業者(朝比奈)×書店員(古賀)のお話です。
古賀は密かに朝比奈に片思いをしていました。
しかし荷物を受け取るときにほんの一言二言交わすので精一杯。
そんなある日、書店イベントで男手が足りず朝比奈が手伝ってくれることにーーーと展開します。
奥手な古賀さんが可愛すぎる(；///；)
名前を呼ばれただけで死にそうになってたり。
朝比奈に差し入れるためのお茶ひとつ買うのに悩んで、
思い切って買ったけれど渡せないと悟った時に"恥ずかしい"と落ち込んで。
片思いの切なさにキュンキュンして堪りませんでした(；///；)
お相手の朝比奈さんは爽やか青年！という感じでこれまた好感度大◎
出番が少なかったのが残念だなぁ…。
描き下ろしのやりとりを見ると、
攻めるときはグッと攻めるタイプっぽくて期待度が高まりました。
朝比奈さんちに遊びに行く古賀さん見たいーーーーー！
無防備すぎて朝比奈さんに押し倒されて欲しいーーー！
これも続編お願いしますッッ(涙目)
◆江見 淳の場合(前後2話+描き下ろし「日当たり良好1LDK」)
書店員(鈴木)×書店営業(江見)のお話です。
密かに社内恋愛中の2人。
酒の勢いでエッチをして流れでお付き合いをするようになった為、
江見は鈴木から好かれていないと思っています。
過去の恋愛でトラウマを持つ江見は臆病になっていてーーーと展開します。
この本のセクシー担当！しっかりエロ有りCPはここだけ。
江見さんは割と遊び慣れてそうなキャラで新鮮でした。
初エッチでは手練れっぽいのに、鈴木くんにハマってピュアになるギャップ良き◎
社内恋愛でon・offで呼び方を変えてるのも萌えますｖ
個人的に面倒くさい受けはあまりハマらないのですが、
江見さんのめんどくささを丸っと受け入れる鈴木くんがカッコよくてキュンとしました。
で、人好きする懐っこい笑顔が可愛い鈴木くんが、エッチになると雄みが出るのめっちゃ萌えた！
特にすれ違った後の仲直りエッチが非常に良かったです(∩´///`∩)
江見さんをグズグズにさせながら少し余裕のある年下ワンコ攻めが最高////
どれも切なくも優しさを感じられる恋愛ばかりで癒やされました。
王道のピュアキュン、温かくて優しさを感じられる描写、この世界観好きだなぁ。。。
ピュアでかわいくてキュンとする
はぁぁ、やっぱりたき猫背さん 好きだなぁって思いました。
デビューコミックスがめっちゃ神ですっごく好きなので、この二作目もとても楽しみにしてたけど、期待を裏切ることのない作品で満足。
これからも作家さん買いしよう！と決めました。
とある書店を舞台に3組のカプ達のお話が収録されています。
【樽谷 慎の話】は表紙のカプで一番最初に登場するんだけど、お話を包む空気感がとても暖かくてこのカプが一番好きだなぁ。
まるまる一冊このカプでも良かったくらい。（他のカプ達が悪いわけでは決してないです）
小説のおすすめを聞かれたことがきっかけで高校生の健太郎と仲良くなった書店員の樽谷のお話です。
本を介して少しずつ仲良くなった二人は、樽谷のお気に入り休憩スポットで、昼休みを一緒に過ごすようになるのだけど、ここの空気感がとても好き。
木陰の下で階段に座った樽谷は黙々と本を読み、健太郎は猫を構ったりと、思い思いに過ごす二人。
同じ空間にいて別々に違うことをしつつも居心地良さそうな男二人というのが、私も萌えツボの一つなのでこのシーンにすごく萌えました。
そして、自分は本を読むばっかでつまんねえだろ？と心配する樽谷に対し、「樽谷さんといると楽しいです」と答える健太郎の笑顔が眩しいこと！
この健太郎は真っ直ぐな眼差しが印象的な子で、その若さ、ひたむきさ、ピュアさ、全てが眩しくて尊い……。
健太郎の告白に対して樽谷が出した答えを聞いても、「ただ樽谷さんとお話したかっただけなんです。」と言い自分の身勝手さを詫びる健太郎。
もういい子すぎるよーーー。
こんないい子はいないってくらいのいい子。
ひたむきでピュアでかわいくて、こんな子なかなかいないよ〜！と樽谷に力説かましたい衝動を抑えるのに必死でした。
樽谷はフレンドリーというか、何かと健太郎の髪の毛をわしゃわしゃしたり、何読んでるのとぐいっと接近したりと人との距離感がすっごく近くて、告白された後ですら、つい無意識に近づいちゃってその距離の近さにお互い真っ赤になってる二人がとてもかわいい。
後半なんかしょっちゅう赤面しあってる二人が、初々しくて本当にかわいいの。
この初々しい二人が、恋人としてどうお付き合いしていくのかもっと読みたいよ〜。
【古賀久嗣の話】
書店の配達担当員にひっそり恋する書店員・古賀のお話です。
同僚からは普段クールと思われている彼が、配達人の朝比奈に関するちょっとした情報を得たり、言葉を交わしたりするたびに、真っ赤になっていっぱいいっぱいになってしまってる様子がとてもかわいい。
【江見 淳の話】
書店員の鈴木と営業担当の江見のお話。
酒の勢いで寝て以来、お付き合いをしている二人。
過去の男に「わがままで、かわいくなく、体しか取り柄がない」と言われて以来、自分には愛される価値がないと思ってしまっている江見。
鈴木はどっからどう見ても良質ワンコで江見のことが大好きなのに、自分とはただ責任感で付き合ってくれているだけだ…と思い込もうとする江見。
そして自分の心にセーブしまくった挙句「別れたくないけど、女の子と浮気はしていい。」なんて提案をしてしまう……
江見をそんな自虐の塊に陥らせてしまった過去の男に対して怒りをあらわに「わがまま？めんどくさい？ 甘えられている証拠だろ」と鈴木がいうところが萌える。
そしてようやく本当に気持ちが通じあったうえでのエッチシーンで、「こんなに大事にしてても まだわかんない？」という鈴木に対しての江見のおねだりが超〜萌えた！！
ようやく見せてくれたデレの破壊力がすごい！！
やばいわ……。
カバー下の四コマに、店内に三組もいるゲイカプを見て「世界は美しい」と拝む隠れ腐女子の同僚・絹見さんが描かれてて笑ったけど、こんなお店行ってみたいなぁ。
絹見さんには是非がんばってBL本コーナーを充実させてもらって、このお店を腐女子の聖地としてもらいたいです。
ピュアさ満載‼︎
良かったです‼︎キュンキュン来ちゃいます！
恋のもどかしさが三作とも出ていて、そしてハッピーエンド！いいですねー。どの作品もその後の二人がとても気になります！私個人的には二作目が好みでした！ちょっと疲れて癒されたい時におススメです！
悶えて悶えて仕方がない！！
悶えて悶えて仕方ありませんでした。
この作品の舞台は同じ書店なのでほかcpのお話にもちょこちょこ出てきます。
3カップル出てくるのですが、どのcpも可愛さ満点…。
私も大好きである表紙の二人は最初のお話にあります。
攻めである書店員さんに一目惚れし、声を掛けた受けちゃん。
学生である受けを思って一度は告白を断るのですが…。
えっちシーンよりもお互いを思いあったり、ふとした休憩のシーンにキュンと来ると思います。
初心者さんにも、ギャップ萌えが欲しい方にもおススメです！
素敵な恋物語
デビューコミックスの瑞々しい笑顔に魅せられて以来、推し作家様のたき猫背先生の2冊目。
『とある書店員の恋物語』
書店を舞台に織りなされる3組のカプのお話し。
書店員の樽谷と仲良くなりたくて、近づきたくて、表だっては見せないけれど必死さを押し殺してアプローチをする高校生の健太郎。
なにもうかわいいしんどい。
樽谷の同僚の古賀と、宅配員の朝比奈。
朝比奈が書店に配達に来るたびにお互いを意識し合っていたというこれまたかわいくてむずきゅんなふたり。
もうひとり樽谷の同僚の鈴木と書店営業の江見はお酒の勢いで身体を重ねてお付き合いをしているオトナな関係で、過去の経験から一歩下がって物事をとらえがちな江見に一直線な鈴木がしっかり江見の手を握り抱きしめて、安心させていたのがよかったです。
派手な展開はなく、ただただ穏やかに、ゆっくりと紡がれる恋のお話しで、健太郎と樽谷は両想いまで、朝比奈と古賀はハグまで、となんとも甘酸っぱくじれったい、でも全然物足りなさは感じないさすがのたき先生作品。
なので、鈴木と江見のエッチシーンにわああ〜ってめちゃくちゃ赤面して、謎の背徳感を味わうという(笑)
鈴木は全編通して登場し、なにかと存在感を出していました。
表情は言わずもがな、登場人物みんなが相手を思いやる優しさで溢れていて、ぽかぽかなあったか気分がずっと続く、素敵な恋物語でした。
もっと読みたかった
とある書店員たちの恋物語が3作入っています。
樽谷✕健太郎
高校生である健太郎が11歳年上の樽谷に片想いするところから始まります。
樽谷が健太郎と同じ気持ちを返そうと思ったところで終わってしまうのでもっと読みたかったです。
朝比奈✕古賀
配達員の朝比奈から荷物を受け取ることを心待ちにしている古賀が可愛かったです。
実は両片思いだった二人が連絡先を交換して終わってしまうのでもっと読みたかったです。
鈴木✕江見
身体から始まった関係だけど江見が好きな鈴木と鈴木に好かれるはずがないと思っている江見のすれ違いから始まるお話でした。
鈴木の一途な想いが江見に伝わって良かったです。
シーモアはトーン&白刻み海苔修正でした。
皆の赤くなった顔が愛おしい
◆樽谷 慎の話
一番お気に入りのカップルです。何度も読み返したくなるほどの可愛さとピュアさが際立っていました。書店員の樽谷を好きになった、高校生の健太郎。放課後に何度も書店に寄って、樽谷と小説の話しながらふとした彼の行動に赤面する健太郎が本当に可愛くて。書店の向かいに高校があるため、互いの休憩が重なった時に、その間にある階段で２人は穏やかな時間を過ごし、距離を縮めていきます。
健太郎は絵に描いたような好青年ですが、初めて樽谷に声をかけた時は嘘を吐いていたり、小説もそこまで好きではなかったりと、実は樽谷となんとか接点を持つためにいろいろ考えて行動していて、それを本人に明かすんですよね。すべては偶然の流れではなく、樽谷に惚れた健太郎が、勇気を出して行動した結果必然的に起きたこと。そこまでの想いを知った樽谷は、ようやく彼と向き合う決心がつきます。好きな相手に偶然を装ってどう自分を認識してもらうか、どう自分に好印象を持ってもらうかに一生懸命な、思春期ならではの甘酸っぱい恋愛を存分に楽しめました。
◆江見 淳の話
他の２カップルは濡れ場がなく爽やかな雰囲気だったので、こちらはお色気担当です。既に付き合っていて情事の描写から始まる壮亮と江見。一応恋人なんですが、江見は壮亮が自分に手を出してしまった責任感で付き合ってくれていると思い込んでいます。可愛げがないとよく他人から言われることも相俟って、誰からも好かれる壮亮からの愛に自信を持てない江見。そんな江見に壮亮は、江見のことをよく知りもしないで勝手に評する他人と自分はまったく違うんだということを、丁寧に伝えます。たとえ99人が江見は可愛げがないと思おうと、彼を好きな壮亮１人が可愛いと思っているのなら、その気持ちをちゃんと見て欲しい。たった１人の気持ちが一番大切なはずです。それを優しく時間をかけて教えてくれる壮亮が、本当に素敵でした。
