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kirai daikirai aishiteru
メルヘンチックな絵柄に反してエグい話でした。あのキラキラお目目なのに本当に口が悪いw加えてクソ野郎の多いこと…田中さんと診療所の先生だけが救い。昭和50年代設定みたいだけども、戦争を知ってるって、先生いくつ?若く見えるけど50くらいなのかな?
濡れ場が多いですが奏が骨が浮き出ている痛々しいほどの痩身で不憫にしか感じられませんでした。あんなに痩せてて現場仕事なんてできるのか心配です。
凍月は本当クソ。改心したかのように見せ掛けてなんでそこで犯そうとするのかという場面が2回も…。始まりがアレだからセックスが相手を繋ぎ止める手段だと思っちゃったのかなぁ。
奏甘やかされたの初めてだったんですかね…泣けちゃう…
ラスト皆さんそれぞれ解釈が違うみたいですね。
私は『そして二人は』の言葉からハッピーエンドだと信じてます。デロデロに甘やかされて過ごしててほしい。
凍月の寝言の「ふにゃ」が可愛いかったw
泣けるとか刺さる系の作品としてすすめられていたので
評価も高かったしと試し読みなどなしで購入しました。
結果、絵柄のブレというか、顔の向きと視線と身体の向きがあってないのが
シリアスな作品なだけにどうしても気になって集中できませんでした。
メリバや鬱エンドは好きですが、このお話の場合はそこまでいくまでの過程で、
中途半端に時代設定が近代な分、それはさすがに無理くない?と思う点がおおくてモヤッとしてしまいました。
話の内容もさることながら沢山の考察の中に、最後は夢で本当は二人は死んでいる。と誰かがレビューしていたのを見ました。私は二人がやはり助かって仲良く暮らしているというハッピーエンドを信じたいです。
昭和のドロドロ濃厚なメロドラマテイストで、ドクズの鬼畜の所業、不幸な境遇など醜悪なものをさんざん見せられての復讐、純愛、贖罪の流れに圧倒されました。
それまでの全てがフリになっていますね。
奏が不幸のスパイラルから復讐へ転化するところが爽快でしたし、それが愛へ変わるのは予想できたものの(ストックホルム症候群的な)まあフィクションだしと、おもしろく描かれているなと思いました。
何より最終章の「逃亡者」がよかった。
ドクズの凍月が献身的に奏を看護する。
それこそ人が変わったように。
長い間、孤独と戦い苦しみながら奏の帰りを待つ。
凍月なりに罪を償っている姿に胸を打たれます。
ま、全部こいつが悪いんですけどw
背景の海が2人の心を表しているようでとてもいい。メロドラマのエンディングという感じもするし。
奏が微笑んでいるのは、凍月を許しているのか、ざまあみろと思っているのか、一緒にいるのがうれしいのか…いろいろ想像できるのもいいなと思いました。
奏が目を覚ましたタイミングは私も、ウソやろ?!と思わず声に出て笑ってしまいました。
地獄を見た2人が真の愛を見つけたハピエンだと思います。
昔、菊池寛が、通俗小説・大衆小説、「真珠夫人」を書いて大成功した事を思い出しました。作家さんは文学をよく読んでいる方だと思います。明らかに、絵でお話を進めるタイプではなく、文字でお話を表現するタイプの方です。「残酷って、綺麗ですね。」など、文学的なテキストが並びます。内容は大メロドラマなので、メロドラマがお好きな方にはお薦めです。メロドラマには涙がつきもの。泣くことを覚悟して読んでください!つらいエピソード、てんこ盛りです!作家さんは、漫画の原作なども手がけていらっしゃるようですが、作家になっても成功されるのではないかと思いました。
とにかくストーリーが壮大で,読み終わったとき映画をみたかのような感覚でした。
本当に素敵な作品だったのですが、
過激な描写も結構あったり、心配になるような痩せ細った身体など、どうしても読み返そうとは思えませんでした。
面白かったんだけどBLとは読みたくない作品だった。内容の3/4位が実録系不幸話の漫画みたいな内容。あの、コンビニに売ってる誰が買うのかな?って感じの。
[実録!難病母を抱える美しき青年。困窮した生活に毒牙が‼︎30万と引き換えに夜な夜なカラダを貪る鬼畜上司!]みたいな感じ。
不幸な不幸な受けです。周りの人間が酷すぎる。付き合いたいと近寄ってきた女はヤリマンで地元の男全部食うのがステイタスみたいなとんでもない女だし。お母さんは、長年の病で気持ちも暗いから話してたら落ち込んできてしまうし。30万あげる代わりにカラダを差し出せと言ってきた男は、行為後の全裸写真で脅迫して何度も性行為を強要。
こんな相手が、いくら自分の過去を顧みて改心したとて私は許さんよ?
メリバがくる?と最後までどうなるかわかんないお話でしたが、やっぱりBLの定説、都合よく奇跡起こりましたよ。
まぁ、あの受けちゃんあのまま死んじゃったら可哀想すぎる、攻めの成長に利用されただけみたいになるから、このエンドでよかったけども。しかし、29歳で田舎の青年にしても純粋過ぎますね。
スマホや携帯電話が一切出て来ず、固定電話が黒電話だし、みんなの私服も田舎と言えども古臭いので、設定が昭和だったのかな?
とにかく、痛々しい受けが陵辱されるかーらーのーっていうのをよんでみたいかたどーぞ。
肋骨が痛々しさを増してました。
なんだこれ?!とはいえ
面白くは読みました。
噂に聞いていた作品とARUKU先生にようやく手を出しました。
なるほど、絵とお話の好き嫌いが分かれるだろうなぁという印象です。
私はあらすじなし、レビューなしで読みました。
この衝撃を味わうなら、予備知識をつけないまま読まれることをオススメします。
(以下、ネタバレ含みます)
攻めがまずクズでゲス。
モブかと思うくらい酷い扱いを受けにしてきます。
さらに追い打ちをかけるように、受けの境遇もかなり辛辣です。
攻めの性悪さが不憫受けが際立つ設定は秀逸でした。
内容としては登場人物にいい人がいない…。
これも衝撃を受けました。
みんな幸せになれず、もがいていて辛いシーンが多く感じました。
メンタルが弱っている時には控えた方が…。
気軽に人にオススメするのも躊躇われます。
初心者さんにはとてもじゃないけど重たいと思うので、BL熟練者向けだと思います。
ディープなものが好きな人にはとても良いと思います。
また、コマ割りや構成などが少し分かりずらいところもありました。
キャラの顔や表情のバリエーションが少なめで硬い印象があります。
諸々を総合した時に、本当に評価が難しい作品でした。
読了後は「物語としてはすごいものを読んだな…」という感想しか出てこないくらいです。
それから余韻に浸って別エンドを考えたり、ページを読み返して振り返ったり…。
でも、こういうお話は本当にこの先生でしか描けないだろうなと改めて思わせられました。
押せるものなら「中立」と「神」の二つを押したいです。
それも難しいので二つを足して割った「萌×2」となりました。
ドクズすら浄化させる天使が悪魔になるときー
表紙の美しくて綺麗でキラキラした感じからは真逆の展開に、途中までは、この男、
『KING of ドクズ!!!!!!』
って叫んでしまった!!
人の痛みや感情の共感なんて皆無で顔の良さが取り柄で、一族も財をなす為にの結婚が当たり前、だから妻はだだの一族の財を受け継ぐ為のオプションぐらいの考えな、颯は一族の地方の事業整理の首切り執行人として出向させられる。
颯はそこまで、田舎では見かけないひとりの美しい青年奏に目を奪われるが、
まー、やり方がドクズ過ぎる!!!!
どうにか、奏を手に入れたいが、心が無いやり方で奏を堕とそうとするのだが、
奏には今まで見えていなかった、人の裏の顔や悪意が、颯に心を抉られた事により見え始める、、、、。
奏のある事がきっかけで颯が変わり始めるが、
因果応報が今来るのか!!!!!!
な展開。
読み手を選ぶ作品ではあるが、腹の奥底が抉られて、毟り取られて、痛々しくボロボロの先に、見えるものがあるのかもしれない。
Cモアさん、修正、ライトセーバー。