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こじらせプレイボーイと天然記念物級ピュア青年のリバラブ、爆誕!
kanashi
大学生の翔真は、ある晩ゴミ捨て場で潰れていた酔っぱらいを連れて帰り介抱。するとその相手は中学の同級生芦田だった。バイだという噂で皆から疎外されていた芦田をそのまま泊めてあげると、夜中に咥えられてる感覚で目覚めて…。
行くところのない芦田とのおかしな共同生活がそこから始まるのだけど、掴みどころのない芦田に振り回されてるうちに翔真は彼に惹かれていって…。
追えば逃げ好きなのに遠ざけようとする、その気持ちの裏の本当の理由に辿り着いた時2人は!リバ展開ありだけど自然で違和感なし。めちゃめちゃ可愛くっていじらしい2人だった♪
描き下ろしも最高だ〜!タイトルの「愛し」は「いとし」ではなく「かなし」と読んで、愛しいのと哀しいのは似てるのだな…と思ったりした。
くれの先生の作品は「メイジー・ラヴを綴って」が初読みだったのですが、世界観がものすごく刺さってきて。
ぜひ過去作も読んでみたいと思っていたので、シンプルながらも心掴まれるタイトルのこちらの作品を購入してみました。
リバは好きでも地雷でもないので、帯にある「BL史上最高のリバ、誕生」というのにはそれほど惹かれなかったのですが。
読んでみて、彼らの「リバ」は身体の関係だけを指しての言葉ではなかったのかなと感じました。
そういう部分も含めての「史上最高」なのだと解釈。
これまでたくさんの人と恋愛をしてきた芦田ですが、彼自身が成長できるような人とは出会えていなかったのでしょうね。
精神的に成長できないまま同じことを繰り返していた彼の日々は、翔真と気持ちを通わせた後、きっと変化していくんだと思います。
人を好きになることには理由なんてないと芦田のほうが良くわかっていたはずのに、翔真相手には衝動に身を委ねられずに臆病になってしまう。そんな芦田の人間らしい未熟さがすごく愛おしくてたまらなかったです。
そんな芦田に対して翔真はとっても大人な思考を持っていて、そんなところにも芦田は惹かれて救われたのかなと感じました。
とっても深くてグイグイ引き込まれて一気読み。
やっぱりくれの先生作品の世界観、好きだなーと再認識しました。
他の作品も読んでいこうと思います。
私なんぞに「深さ」を語るなんて不届き千万!笑止!とは思うのですがこの秀逸なタイトルに心が動いて仕方がないんですよね。
語らせて下せぇ……
この「愛し」は古文での「かなし」の意味が1番近いのではないかと思うんです。
通常の「かわいい、いとおしい」という意味より「心がひかれる、心にしみておもい」こっちの意味合いが大きい気がします。
【心にしみておもい】だからその重さが「かなし」なのかなと。
くれの先生は本当に人間が抱える様々な感情を掬い上げ、そして救い上げるのがド級にお上手!
今回は一言では片付ける事が難しいようなグチャグチャした感情を「リバ」という、ある種試すような行為を用いる事で表現させていらっしゃる。
「どこまで自分を受け入れる事が出来るの?」という芦田の「業」とも言える重い想い。そしてそれを拒否するどころか受け入れ、芦田に委ねる翔真。
これ、本当にBLとしての心情部分のストーリーがめちゃくちゃしっかり描かれてる珠玉の1冊だと思うんです。
ただ、やっぱりこの帯の【BL史上 最高のリバ誕生】は良くなかったと今でも思ってしまう…
リバというプレイでの意味合いで手に取る人も、逆に敬遠してしまう人もいたハズ。
確かに、この作品での2人のリバは最高のリバだとは思いますがそこを宣伝の全面に出すべきじゃなかったのに…と戦略には一言モノ申したい気分です。
どうか、この帯に煽られず、リバに惑わされず2人のまだ成熟し切らない青年のBLをじっくり読んで欲しい。。。
再会BLとしてもとても萌え所のある作品です。
少々糖度は少な目ですが、それもリアルさのある表現かと。
でも「それから」の「それから」とか…いつか見れたらなぁーと想い続けられる愛しい(いとしい)2人のお話しです。
読み返し。
流されやすい翔真と、中学校の頃の同級生の芦田のお話です。
なんだろう…リバ云々と言うより、同性愛に対するお話が主体になっていて
同性愛について深く考える作品でした。
翔真はノンケなのですが、そんな翔真が芦田を好きになります。
芦田は翔真のことを考えて突き放すのですがー…。
きっと、芦田よりもっと他に良い人はいると思うんですけど、
翔真が健気で一途で応援したくなります。
終わり方が終わり方で、これからどういう風に二人の関係が変わっていくのか
もっとこの二人のこれからが読みたくなりました(*´▽`*)
すごく個人的なことになっちゃうんですけど、
この作品を買った当初、リバの意味が分からなくて
なんだろうこの帯?と思い買って読んで、最後まで読んでもリバの意味がわからなかった当時を思い出します。
私はこの作品がリバデビューで、その後リバの意味を知りました。
リバが地雷の方もいらっしゃるので、こうやってわかりやすくリバって書いてくれてると有難いだろうなぁと今なら思います。
落ち着いた印象の表紙そのままに、じっくりと二人の心情が丁寧に描かれてるのは良かったです。しかし、最終的に両想いになってるのに、なぜかスッキリしない読後感でした。
翔真くんがメチャイイ子で、芦田が自分でも思ってますが、芦田には勿体無いと思ってしまいました。うーん、芦田に惹かれるのがちょっと納得し辛いかなぁ。なので萌えが不完全燃焼でした。タイトルの「愛し」から、勝手にラブラブなリバップルな話かと変な期待をしたせいかもしれませんが。
二人ともノリノリでリバってるのが本当のリバだと個人的に思っているので、この二人は行為こそリバってますが、帯でリバを謳うほどでもないのでは?
この作家さまの描かれる男子は、男らしい色気が出ててイイですね!好みです!
絶妙な緊張感がいい感じで、淡々と進みながら、じわじわと熱が高まっていく感覚がよかったです。
翔真が無口で余計なことを言わない、でも伝えるべきことはちゃんと言う。
流されているようで、ちゃんと考えて、自分なりに答えを出す。
ここが好感持てました。
で、芦田は受けなんかーーい!(勝手に攻めだと思っていた)と思ったら、リバるんかーーい!と2度ツッこんでしまい自分で笑ってしまいましたw(事前情報入れず、帯とか見ないようにしているので)
翔真に告白されてからの芦田のモノローグ…気持ちの揺れと行動のちぐはぐさが、言葉にして説明するのは難しい複雑なところを、独白とセリフと絵で上手く伝えているな〜と感心しました(偉そうにすみません)
ラストは正直ページ足りない?と少々残念でしたが、2人の距離感、キス、触れ方、表情などが色っぽくてよかったです。
こちらはリバの作品です!
リバの作品をはじめて読んだのですが、リバ自体は大丈夫、というかむしろ好きだなと感じました。
攻めと受けは中学の頃の同級生で、当時そんなに関わりはなかったけれど、ひょんなことから再開するところから話がはじまります。
正直言うときゅんきゅんする感じはあまりありませんでした。現実味を帯びた恋愛という風に感じました。ただ、翔真みたいな健気すぎる子は現実にはなかなかいないと思いますが、、笑
帯に「BL史上最高のリバ」と記載されてありましたが、もっといい作品あると思うので、リバ好きの皆さん探しましょう!
「愛し」と書いて「かなし」と読む。
しみじみと可愛いと思うとか、いとおしいという意味だと思うのですが、素敵です。
作者さん買いですが、リバあり、しかもBL史上最高とは…。リバ好きにとってはとても魅力的な煽り文句。
期待しかない状態で読みました。
ゴミ捨て場に落ちていた男を拾う始まり方です。
その男がかつての同級生で、バイセクシャルの芦田。
同棲していた恋人に追い出されたという芦田を翔真が泊める事になり…というストーリー。
泊めたその日、寝てる時にフェラされて意識するようになり、自慰の時にも芦田を思い出してしまったり…。
合コンに行っても楽しめないし、この時点でもうだいぶ芦田の事を好きになってます。
その上、芦田が付き合い始めた恋人とまた別れたと言って翔真とHしてしまうんですね。
翔真はどんどん芦田を好きになっていってるのに、芦田は自分が寂しい時だけ翔真に手を出しているようで、正直ちょっと不安になりました。
翔真はノンケだし、いい子だし自分となんか付き合っちゃいけないと思ってる芦田。でも翔真が受け入れてくれるから甘え続けてしまう。
自分の事を好きな相手を利用しているようで、あまりいい気はしなかったです。
付き合ったとして、芦田が翔真を長く愛せるのか、確信がもてなくて読了後もなんとなく不安。ハッピーエンドなのに少々不安がつきまとう。
多分あの結末の時点で芦田はもう翔真の事が大好きになってるんでしょうけど、大切にしてくれるよね?絶対よ?って確認したくなっちゃった。
リバに関しましては、私はそこまでリバの理想みたいなのはないので、不満ではなかったですが、最高!って感じでもなかったですね。
私は作者さんのエロ大好きなんですが、他の作品に比べて萌えが少なかった気がしました。
BL史上最高のリバかどうかは置いておいて。
もどかしい!踏み出せ!そこから一歩前へ!と、ついつい手に力がこもる作品です。
結構前に読んだので、他の作品と混同していたようです。
芦田が出て行って、店の女性店長とのことを辻が勘違いして、キーホルダーが…、えーと?と思っていたら、それは別の方の作品だったようで、後半に入って「あれ?あれあれ?」と思ってしまった自分がいました。
こういうときのためにも、初読でレビューを残しておくのが大事ですね。
大学生の辻がゴミ置き場で拾った汚れまくりの男。
それは高校で同級生だった芦田で、しばらく泊めることになったのだが…。
バイの芦田と、誰にでも公平に優しい辻。
高校時代に交わした会話は1度だけで、すぐに思い出せるほどの記憶にも残っていなかった存在だったのが、一緒にいるうちにこころが通い合っていくのですな。
自覚すると彼女いない歴=年齢の童貞くんの方が潔くて、高校を卒業してから男女問わず付き合って、経験だけは積んでいる芦田のような人間の方が臆病です。
芦田にとって辻は不可侵地域みたいな。
たぶんそれなりに経験をしてきて、恋愛の駆け引きを楽しめる相手なら好きになった後にすぐ冷めても、それまでにも別れを経験してきてるから大丈夫って割り切れるのでしょうか。元カレも元カノも出てこないので、芦田の好みはよく分からないけど、とりあえず純真無垢でまっさらな感じの、クラブで遊ぶとかバーに行くなんてことはしてなさそうな辻とは属してる世界が違うのは一目瞭然です。
気持ちを自覚してからの辻が真っ直ぐなのに対して、芦田がごねるごねる。
もどかしい!もう絶対好きじゃん!って思うのに、何をもだもだとー!!最後まではっきり言わんのかーい!っていう思いで頭がいっぱいになってしまって、BL史上最高らしいリバにすら意識が回りませんでした。
うーん、最高だったかな。むしろ最初に芦田が受けをしたのは心遣い。次に攻めをしたのはもう辻を好きになってたからじゃないかと。
リバってお互いに愛し愛されを楽しむCPが好むことだと思うのですが、この作品では芦田主導で、辻の方はこだわりがないって言うか、最初のときは完全に流されてただけだし、うーん。きっと今後も辻はどっちがしたいって言うよりも芦田がしたい方でっていう感じがするし…。単純に攻め受けどっちもするだけでリバって言っちゃうとプレイだけの話になってしまう気がするし、リバってもっとこう気持ち的な何かが明確にあったりとかするように思うし…。これはリバなのだろうか。リバ…。うーむ。
と、リバの定義に悩みました。
そういう意味ではBL史上最高にリバについて考えさせられた作品でした。
煽りのほどでは…と思っていたところレビューでも殆どの方が触れられていますね。煽り文句での掴み(しかも不快ではない)は成功されてます。
バイの青年が自分に触れさせないよう、リバをふっかけてみるシーンはカッコ良かったです。BLでは受け攻め固定が多い。「窮鼠はチーズ〜」でも思いましたが、ノンケが踏み込む覚悟を試す、戻れなくする表現にリバというのはとても効果的で、とても美味しい展開だと思います…笑
私は登場人物二人の髪色や目が対照的でそれが紙面のコントラストになっているのが大好きなのですが、この作品も黒髪の芦屋と白で表現された翔真、繊細なコマ割りが好きでした。
大学生なのにわちゃわちゃが煩くなく、雪の日に読むような、心模様が丁寧で小説のようでした。
翔真は芦屋に比べるとキャラ薄く見えていたのですが、改めて考えるとこういう優しい言葉をかけてくれるけど目立たない(モテない)子っているよなぁと妙にリアルでした。こんなに良い子なのに。
最終話最後の言葉が好き。
いやいやこれほんと読んだこと忘れて重複買いしちゃったぐらい。
読んだそばからどんな話だったかが記憶から消えていく不思議。
私の頭がおかしいのかもしれんですが。
翔真くんが心配です。どうやったらこんな子に育つの?持って生まれたものだとしてもここまで純粋に綺麗すぎる子は苦労するよなぁ。
だけど、周りの人たちが守ってくれそうですよね。
天性の人たらしというか、みんなには天使に見えているんだろうな。
いろいろと翔真くんのこの先が心配な親戚のおばちゃん気分で読み終えました。
前回読んだ時の感想は忘れた。
作品は、昔から誰からも好かれる性格が良い翔真君が好きなのだけど、自分と関わることで汚しちゃいけない、とか、捨てられたらもしくは捨てたらどうしようと悶々とするゲイの同級生が悩む純愛物語。
帯にある「リバ」なる用語が不可解で、リバが分からなくて読みました。
他の方の記述を読んでも作品を読んでも定義がぼんやりしているので、調べました。
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リバ;
"リバーシブル"の略称。
同人の世界で性描写を含む内容では、キャラクターの組み合わせにおいて“攻め”と“受け”という“どちらが男役か”という役割分担があるが、カップリングキャラのどちらが攻めでも受けでも、この2人の組み合わせならOK!という人のことを指す
カップリングの攻めと受けを固定しないこと。及びその嗜好。攻めと受けの行為を互いに果たしているのが基本である。
受け攻め固定のBLが定着している日本では、苦手とする人も少なくない。
このイデオロギーの違いにより、リバOK派とリバNG派の間には深くて暗い河が流れているとも言われている。
・・用語集から抜粋。
作品の中で言うなら、芦田がリバ?
奥が深い人の愛の専門用語、一つまた学びました。('_')
この作品が私にとっての初リバでした。
リバ好きには向かないだろうなと思うくらい、リバの描写が顕著でなく、少なめでした。私のようなリバ初心者にはうってつけだと思います。
◯作画
お洒落、といったらチープになりますが、こなれた絵柄でかなり好み。攻めのビジュアルはやんちゃな野球部のような感じで、好き嫌い別れそう。対して受けは色気あるイケメンでした。性行為の際の描写はありますが、何となく淡白で、がっつりではありません。
◯ストーリー
割とBL界隈では見るような話の流れかと思います。引っかかるところはあまりなく、しっかりとまとめられていました。ゆるく読めます。
◯総じて
中立の評価をつけさせていただきました。理由は、もう少しがっつりしたリバを読んでみたかったのと(帯に「史上最高のリバ」と書いてあったのでハードルが高かったのです)、展開がゆるやかでぎゅん!とはこなかったため。
しかしこの本を届けてくれた皆様方には感謝です。
レビューで書いている人も沢山いますが、「史上最高のリバ」 の帯に煽られて読んだので、期待しすぎたなあ…が読後いちばんの感想でした。
正直、リバ行為?があるというだけで、攻受は決まっているので、この帯でリバがダメな人が読まないのは残念だなあという気持ちです。
私自身は、タイトルがあまり響かなかったけれど帯を見て購入を決めたので、その点では感謝ですが。
リバ展開を楽しみに読むと言うよりは、2人の心の動きを追ってほしい作品です。
いいところで終わっちゃうもんだからびっくりしました。よくよく言われる帯のソレですが、そこまで風呂敷広げない方が純粋に楽しめたのでは…リバシーンも沢山あるわけではないし。これは作者様には罪のない話。そして自分含め、レビューの中心がそこにいってしまうのも悲しい。
始まり方以外は好きなストーリでした。そのせいで始まり方が惜しい。BLの王道的始まり方で、そんなことする人今時いないぞ…と萎えてしまうので、きちんと作って欲しかった。
芦田と辻のキャラクターがとても良いです。くれの先生キャラ作りがうまい!
ゴミ置場で寝ていた酔っ払い男を拾った翔真だが、それは中学の同級生でバイと噂されていた芦田だった。同棲相手(男)から追い出されていくところがない芦田を翔真は家に迎え入れ同居生活が始まる。芦田に冗談のようにエッチなことをされた翔真だが、芦田の匂いに欲情したりとだんだん意識するようになりそれに気づく芦田。人を好きになるが妙に冷めてしまう自分に、純粋で優しい翔真を関わらせるのはダメだと芦田は距離を置くが、翔真は諦めきれず芦田を想い続ける。翔真への想いを吐露する芦田に自分のためにそこまで考えてくれて嬉しいと答える翔真。「俺、君を嫌いになれる人がいれば見てみたい」とノックアウトの芦田。
天然人たらしで純朴な翔真が芦田に振り回されながらもどんどん惹かれていき、逆に芦田はそんな翔真に好感を持ちながらも妙に冷めた自分に関わらせることで結局傷つけるのではと距離を置くところがジーンときました。翔真を抱きしめながら「俺、君を嫌いになれる人がいれば見てみたい」と赤面で言う最後のシーンが萌えました。その後のエッチシーンももっと萌えました。
評価が高くてランキングにも入ってたのを覚えててようやく読んでみました。
んー。BL史上最高のリバとの帯ですが…。
リバだけどそんなに衝撃的ではなかったなあ。もっと自分は抵抗感があるかと思ったけど自然な感じ?芦田が両方慣れてるのかな?わりとあっさり読めました。
芦田にひかれていく翔真。手は出されてたけど芦田の匂いや性格にだんだん好意を持ってとうとう好き?と実感。
でも芦田は翔真を遠ざけようとして。
翔真は純粋で世話焼きでとてもいい子で、こんな子を芦田は自分が関わってはいけないと。まだ戻れると。
でも翔真が芦田の牽制に嬉しがっちゃって。スーパーポジティブに受け止めて。
芦田も翔真に陥落?
基本は芦田が攻めなんですかね?
なんだかスラスラーっと読み終わってしまった。
好きになっても付き合うと離れたくなる芦田が翔真とうまく付き合えるといいな。
獣欲のときも思ったのですが、くれの又秋さんは、惚れてまうやろー、というキャラを作るのがうまい。この作品の翔真もそんな人。最後に芦田がぽつりと言う、おまえを嫌いになれる人がいたらみてみたい、という台詞が読者の感想そのまま。
同級生だった芦田を拾った翔真。自分の家に居候させてやることになる。バイであるがゆえに若い頃傷ついて臆病になった芦田は、今は男女ともに付き合うも振られて落ち込んだり。
そんな芦田は体の関係についてゆるく、翔真を襲ったりする。それに抵抗せず、流されると言うより受け入れてあげる翔真。そう、体の方は挿れられても、心は常に芦田を包みこんでいる、そんな翔真。まー、惚れるよね。
そして、同時に読者が翔真に惚れさせられる、そこが漫画家としてうまいなあと思う。
リバ売りなんだけど、リバは愛し愛されてこそのリバなので(私的には)、これはリバっていうよりは、芦田が愛される話だったかなと思う。
しかし、これからそうなっていくんだろうな。楽しみ(続編なくても楽しみに出来る)。
今後、くれのさんは絶対に作家買いいすると決めました。
リバ好きなんで、帯に「史上最高のリバ」とか書かれたのを見つけちゃったら、それはすぐ買っちゃうわけですが、、、
早いうちに自分の性嗜好を自認したせいで、恋愛や自分の生き方や将来に関して冷めたところのある芦田と、恋愛経験値の低い童貞でノンケの辻。
中学時代に一度言葉を交わしただけの同級生の二人が偶然再会して、同居生活することになったが…。
芦田は恋愛経験が沢山あるようでも自分の恋愛について考えることから逃げている臆病な子。
それに対して辻は、恋愛経験が少ないからこそ、芦田との関係について真面目に向き合って考えている。
そんな二人の思いのすれ違いのせいで、挿入する側される側をそれぞれやってみたわけで、この二人、結局、芦田×辻で固定しそう。
受けの懐が広くて、健気で可愛かった。攻めも恋人と長続きしないけどクズって程でもなく、色気がありました。萌え要素も感動する要素もあるし、良かったです。
私はリバは好きじゃないのですが、帯の「BL史上最高のリバ」と言うのに惹かれ読んでみようと思いました。結論から言うと、この二人はリバカップルでは無いかな。1回だけ受け攻め逆でセックスしましたけど、それ限りって感じで、基本的に芦田×翔真で固定です。
リバに対しての評価があまりよくない事は知ってますが、やはりリバ好きとしては読みたい。
で、読んでみて、言われるほど悪くない、と思いました。
リバどうこうはともかく、ストーリーは率直に面白かったと言えます。
それに、登場人物の思い・考えなどがかなり頻繁に詳しく記されているので、内容が非常にわかりやすい。コレどういう事?みたいなのが無いです。
これはこうだからこの人はこうするんだな、とか。
こう言った時のこの人はこんな事を考えていた、とか。解釈はひとつ、っていう感じのわかりやすさ。
私は完全リバ目当てで読んでるんで、リバに関して書きますね。
これは、芦田という男がバイでリバ男で、つまり性的に非常に自由というか放埓なんですよね。
それで、芦田と翔真の経験値の差が大きい。
私はリバの真髄は「対等性」だと思ってるんで、この2人の「リバ行為」は単に「芦田が挿れたり挿れられたり」という形の性行為なだけで、2人がリバカップルというわけではないな、という見解です。対等性は感じられない。
常に主語は「芦田」。
つまり芦田が挿れられてるとしても攻め的な主導権を持っている。実際画的にもいつも芦田が翔真の上になってますね。挿れられてる時も騎乗位ですよね。
ただし、「恋心」っていう部分だと翔真の方が誠実で上質だから、そういうところはこれから翔真が芦田に自分の身で伝えていく必要があると思う。
この2人で、ラスト描き下ろし(「それから」)で描かれる切羽詰まる欲望をもって、翔真も上になって挿れたり挿れられたりができた時、それが完全に「最高のリバ」、対等性のあるリバ、溶けて溶かすリバ、愛して愛されるリバだと思うな。
翔真にはそれができそう、と思えるので期待も込めて「萌x2」で。
「BL史上最高のリバ」は過言というか、リバという関係がメインに描かれた作品ではないので、そういう風に捉えられがちならミスかなぁと思います。当然先生自身が考えたキャッチではないでしょうから、あまり突っ込みたくはないですが。ただ、リバを含むBLとしてはとても良質なストーリーでした。
ノンケだけれど共感性の高い翔真が、寂しさを隠しながら軽いノリで人肌を求めてくる芦田を放っておけなくて段々惹かれていく過程がとても自然な流れに見えました。芦田の言葉は常に穏やかで軽いんですが、やはりどこか恋愛面で上手くいかない自分への諦めや呆れ、苛立ちみたいなものを感じさせるんですよね。表情、雰囲気で魅せるなぁと思いました。翔真は絆されやすいともとれるかもしれませんが、芦田が途中まで恋人持ちだったからこそ、あくまで第三者として一番近くで彼に寄り添ったことによって、十分に彼を理解した上で惹かれていったんじゃないでしょうか。
熱しやすく冷めやすい芦田に不安を覚えなかったかといえば嘘になりますが、彼が他の人と付き合う時にはなかった不安を翔真に対しては感じた、今はこれで十分なのかなと思います。恋愛経験の乏しい翔真にとってもせっかくの両想いの機会ですしね。実際、リアルな恋愛なんてこんな感じで始まるんじゃないかと思うんです。必ずしも読者が十分に安心できるほどの愛や熱量を持った攻めでなくてもいい。ただ、結ばれてからの話が短かったので、もう少し余韻に浸りたかったなと思いました。
帯の煽りで大いに問題となったこの作品。遅ればせながら手にとってみました。
物語自体は定番中の定番。
面倒見が良くお人好しの主人公・翔真は、バイト帰りにゴミ捨て場でつぶれているお兄さんを仕方なく家に連れ帰ると、なんとその酔っ払いは中学時代の同級生芦田でした。当時ある事がきっかけでゲイ(性格にはバイなんですが)だと周りにバレ、いじめられていた芦田。
つきあっていた恋人に振られ家から追い出された芦田を泊めてやることにした翔真。寝ている間違和感を覚え目を覚ますと「人恋しいんだ…」と言いながら翔真のモノをフェラする芦田の姿が…。それから結局芦田に頼みこまれ、暫く家に置いてあげることに。
ここから2人は距離を縮めハピエン…敵な予想をした私が馬鹿でした。物語は思いもよらぬ展開へ。
一週間もしないうちに芦田はマミちゃんという恋人を作り、すっかり失恋の傷は癒えた模様。昔は無口で大人しかったのに、今ではでっかい犬と子供を混ぜた感じで、スキンシップも多ければ、懐こくてコミュ力も高い。
そのスキンシップにあてられ、芦田の匂いをオカズにしてイッてしまう翔真。それどころかもはや芦田の匂いに無条件に反射してしまうように…。
そんなある夜「マミちゃんと別れた」と、布団にもぐり込んできた芦田。
『なんでいつもこうなんだろう。最初はうまくいってんのに。好きだから一緒にいたいって思うのに、距離が近付くほど離れたくなってくる…。自分でも酷く矛盾してるって思うよ』そう言って泣く芦田の涙を止めたくて、遂に芦田と体の関係を持ってしまう翔真(翔真は一応攻めですが、芦田に乗っかられているだけなので、むしろ受けっぽく見えます)。
芦田が自分と寝た理由についてぐるぐる悩む翔真。勘のいい芦田は翔真が自分を好きになっている事に気づき、今度は自分が攻めになる、と、翔真を突き放そうとします。
自分がしたことを後悔していない翔真は芦田に抱かれることを決意。
抱かれた後、「好きだよ 芦田」と告白しますが、芦田が自分を好きじゃないことをよく理解している翔真は、「付き合う?」と問いかける芦田に対し「意味がないから付き合わない」と。
後半は今まで何を考えてるのかさっぱりわからなかった芦田視点を交えてお話が進みます。
芦田としては、うっかり翔真に手を出したものの、まさか「好き」と言われるとは思っておらず、学生時代のまま素直で真面目で優しい、変わらない翔真につい手を出したくなってしまった。調子に乗った自分は翔真に甘え続け、逃げ場にし、自分のために都合良く利用した。なのに翔真は拒まずに受け入れてくれる…。けれどこの前寝て以来、「今の芦田とはしたくない」とキスすら拒まれてしまう芦田。
『相性は悪くないと思う。…じゃあ何で俺、翔真くんはダメなんだろう』
『いい子だから?ノンケだから?同級生だから?罪悪感?…不安だから?』とぐるぐる自問自答する芦田(いや、読んでるこっちが君の気持ちを聞きたいわ!!はっきりしろ~とイライラしたのはきっと私だけではないハズ…)。
芦田は多分、ノンケで真っ直ぐ生きている翔真をゲイにさせたくなくて、今までの相手のように軽々しく付き合うことが出来なかった。またすぐ飽きて翔真を泣かせるのが恐かったのでしょう。
心がどこか欠落している、こじらせ男子の芦田に対し「そのことを一緒に考えていくっていうのはダメか?」と提案する翔真。
どこまでもお人好しで器の大きい翔真となら今までとは違う未来が作れるかもしれないという希望を残しつつ物語は終わります。
つまり、この作品におけるリバとは、抱かれる側に自分から合意させる(ゲイになっても構わない)ことによって翔真の覚悟を確認する手段であり、体を抱いているのは芦田だけれど、それを受け止め心を抱いてあげているのは翔真なんだよという意味を込めてのリバなのかなと思いました。
それにしても体の関係も持ちながらいつまでもハッキリ答を出せない芦田には正直イライラさせられたし、本編でも描き下ろしでも結局ヘタレて「好き」の一言すら言えない芦田に対しかなりモヤモヤ感が残り、なんだかスッキリしない作品になってしまったのが非常に残念。
ただ、作品自体は上手く作られていたし、本編ラストと描き下ろしラストの芦田の真っ赤になった表情がとてもかわいかったので、萌×2評価とさせて頂きます。
リバに抵抗はないけれど、これ、リバである必要あったかな?というのが率直な感想です。
男同士のセックスになれている芦田がどちらにもなれていない翔真をリードするのに自分が受けになってあげたってことなのかな?翔真の反応が可愛すぎて自分がとろとろにさせたくなってしまったのかなぁ?
何れにしても、翔真、いい子すぎる!学生時代のエピソードもジーンと来ちゃいました。ほんと、手を出しちゃいけない子だったと思います。手を出さなくても、暮らしてるうちに落とせたんじゃないかなぁ。だって、自分を卑下してる芦田も実はスペック高いし、優しいですよね。まぁ、それでは、物語として面白くないから、パクっとしてくれて良かった良かった。
帯に「最高のリバ」との推し文があったため期待をしたのだが、
リバを推す程の表現ではない、かと。
ちょいリバ?な感じです。一瞬的な・・・
翔真がある晩、拾って来た男は
中学の同級生 芦田
芦田が男もいけると知っていた翔真ですが
困っている、芦田をほっておけず、泊めることに
予測通り?に、お礼のお目覚めフェラを芦田にされ
翔真の心が揺らいで行きます
困って出戻りの芦田を泊まらせ
引き続き、同居をつづける中、
二人の距離が近づき
翔真も芦田を受入れていくのですが
翔真が純で優しく、心が広くカワイイ反面
行動と発言がグラつき、バラバラな
ネガティブな芦田に
うーん。
どうしたいのさ?でした
互いの気持ちは伝えあったけど
飽きっぽいとの芦田
今後、翔真が傷つくことが少ないよに願いたいな。
帯が誇大広告なのは知った上で読んだので、そこについては特に触れますまい。
それよりも攻め(って書いちゃってる時点でこの作品のリバ感がいかに薄いかは伝わるはずw)の性格がなんともめんどくさい感じで萌えを削がれるのが残念でした。
お話は良かったと思います。
「かなし」を「愛し」の漢字で表現するのってどういう時なんだろうと思って調べてみたら、かなしいという表現は「古くは、いとしい、かわいい、すばらしい、嘆かわしい、心が痛むなど、物事に感じて切に心の動くさまに広く使われた」(出典:デジタル大辞泉(小学館))とあって、それが漢字が入ってきた後に「悲しい/哀しい」と「愛しい」で使い分けられるようになったのかな?
「をかし」とか「あはれ」に似ていますね。勉強になりました。
・・・という前置きをした上で、これです。
「To dear my sorrow」
作品を読んだ上で思うのは、こっちの表現の方がズバッと的確じゃない?っていう。
そんなお話でしたね。
タイトルに書いたように攻め(翔)がネガテイブなんですよ。
「俺なんかが触っていい子じゃない」って考えちゃうようなタイプなんです。
それを受け(翔真)がかわいい、いとしいと思ってネガテイブごと抱きしめてあげる。
翔真どんだけいい子なんだよっていう。
ただただいい子過ぎるだろう…って感想になっちゃう。
これは私の勝手な感覚かもしれないけど、リバ好きが求めるものって愛し愛されの分かりやすい表現としての「リバ」な気がするんですよね。
そういう意味で、この2人の関係って全然リバじゃないよね?って思ったのが、リバ好きとしての正直な感想でした。
既刊2冊で一気にハマったくれのさんですが、今作はちょっと萌え度低めでした。
「中立」寄りではありますが、翔真が本当に「お前は天使か!」ってくらいいい子なのでギリ「萌」で!
【電子】シーモア版:修正○、カバー下なし、裏表紙なし
帯にあるBL史上最高のリバっていう煽り文句がちょっと違うようにも思うのですが、そもそもリバが地雷の方は読まないと思うので、それはちょっと勿体ないような気がします。
デカデカとリバってあると拒否反応示してしまいそうですが、リバとか関係なしにストーリーが好きでした。
大学生の翔真は家の近くで倒れてた人を介抱して連れて帰ってみたら、実は高校の同級生で、バイだと噂になってた芦田でした。男の恋人と別れ話になって同棲していた家を追い出されたということで、一晩泊めてあげます。朝起きるとお礼にとフェラしてる芦田が。翔真は今まで彼女できたことない童貞で何故だか芦田にキスしてしまって、自分でも何故だかわからないけど自然な流れだったから既にちょっと気になってたのかなと思います。
一晩で出て行った芦田だけど、大学行こうと家を出たら行くとこないからもうちょっと一緒に住ませてとお願いされて同居していくうちに翔真の方が芦田のこと気になってきて、男と女の違い探してみる?と芦田に乗っかられちゃいます。
翔真は泣いている芦田を慰めてあげたかったのもあって抵抗せず、自分だけが知る芦田のこと気になりつつ好きになっていて、芦田が突き放す為に今度は翔真を抱くといってもすべて受け入れてあげちゃいます。多分童貞処女だったのに。
翔真が芦田に好きって言うけど、芦田は拗らせ男子なので曖昧な態度で翔真に最初に手をだしたことを後悔してたりして。このままじゃ翔真にとって良くないと思って離れようとするけど、翔真に心配だからちゃんと住むとこ決まってから出て行ってといわれ結局そのまま同居継続。
翔真は芦田がちょっと出かけてなかなか帰ってこないと探しに行っちゃうし大分過保護気味だけど、それだけ芦田のこと好きなんですよね。
芦田は意外とヘタレで最初に自分から手を出したのに、翔真に好意を向けられて戸惑って逃げようとしたりするけど、翔真はまっすぐでそんな芦田のダメなとこも全部含めて受け入れてくれるいい奴で。全部かっこいい。
個人的にリバは好きな方なので抵抗はなくて、好きな相手になら挿れられてもかまわないっていうのが萌えます。なかなか素直になれなかった芦田が最後はちゃんと翔真に好きっていいそうなところで終わってしまったけど、きっとちゃんと言葉にして言ったはず。
芦田は割とモテるのか、飽きたら自分から別れてしまう自分の性格がよくわかってて、翔真とそうなってしまうのが嫌なのもあってなかなか前に進めなかったけど、一緒に考えていこうっていう翔真がかっこ良くてきっと二人は大丈夫なんじゃないかなと思えました。
本当に翔真が性格男前でかっこいいです。
他の方も書かれているように、私も史上最高のリバってどんなリバだ?と期待して読んだので、そこは拍子抜けしました。帯の煽りは確実に過大広告だと思います。
話の展開とかコマの運びとか表情の魅せ方は、すごくお上手な作家さんだと思います。
前作『手中に落として…』でも思ったのですが、ちょっと攻めが自己中なところがあって、一途な攻めが好きな私としては、苦手なタイプでした。受けは、そんな自己中な攻めだから最終的にこういう人のところに落ち着くんだろうなっていう聖母マリアみたいな人間なので、どうしても受けに肩入れして読んでしまいます。
お話としては面白いのですが、前述のリバへの期待外れも加味して、萌1と評価させて頂きました。
ずっと気になっていて、ようやく読めました。皆様のレビューの通り、帯に書かれている文言から推察されるようなリバリバは…してないです…ね。
最初に翔くんが入れられる側になったのって、翔真くんが男を知らないからですよね。イメージするところのリバ、とは違うかな、と。個人的にリバ表現は好きというか、その作品数が少ないせいか気になって読んでしまうのですが、こちらは、作品としてはとても面白かったです。同級生だった二人の過去、心情も丁寧に描かれていて、さすが人気のある作家さんだな、思いました。
リバについていえば、もっと二人の関係が続いて、どっちも有り、な所がもっと描かれる、とか…だったら少し帯に近づくかな、などと考えてみました。
帯はともかく良作品だと思います。
事前にレビューを見ていたので帯にはだまされないと意気込みつつ、リバと言われて見ずにはいられず購入。
申し訳ないですがやっぱり最高のリバとは少し違いました。。ただ結論から言うと他の方も言うように受けの子の懐がめちゃくちゃ広くて、もう精神的に攻めが抱かれてるんじゃないかくらい天使なんです。攻めっぽい包容力とも少し違うけど帯のコピーはそれを言いたかったのかな、と思いました。
くれの先生の攻めといえばちょっぴりダークサイドな印象ですが今回も例外なくちょっぴり軽めのクズ攻め。いや、いいんだけどさ。。中学の時にバイをからかわれて捻くれたのもわかるけど、大人になる間に軽薄な恋愛を繰り返す背景とか葛藤があまりなくて、受の気持ちを持て余して受け入れるまでのじれじれがあまり腑に落ちなかったです。これまでの経験からいつか離れることを恐れて、また受をこっちの世界に引き入れないように、、とかの描写はあったけどどこか独りよがりで自分勝手感が拭えなかったです。振り切ってカスとかでもないしなあ。
一方で受がめちゃくちゃ健気でいい子で、DTの割に後半達観してすごく大人びて見えたのは魅力的で救いでした。
一番最後の想いが通じ合った時は受け君よかったね!!と素直に喜べました。攻めは受けのこと大事にしてほしいなあとなぜか母親のような気持ちになりました笑
非常に面白かったです。
帯のBL史上最高のリバはまたちょっと違うかなと思いました。私個人的には、リバだっていうところには、あまりお話には関係がないかなという感じでした。しかし、全体的に面白い作品でした。
ゴミ捨て場に倒れていた芦田を家に泊めた辻。
起きたら、しゃぶられていた。そこから、少しずつ芦田のことが気になり始めた、辻。
同性愛とか、そういうものについて考えさせられるお話しでした。
私は、攻めの芦田の翔真思いなところがすきでした。本当は手放したくないけど、翔真のことを考えて、突き放そうとしたり、そんなところが好きでした。自分たちの関係に疑問を抱いたり、色々もやもやしたり、そんな翔真も好きでした。切なく、胸が締め付けられるようなお話でした。
帯に煽られた感すごい。これから気をつけようと思います。逆にこのキャッチ考えた人天才‼︎
多くの人が欺かれたと思う。
私ならどう書くかなぁ。うーん。うーん。(でもこの帯はダメ!)
「君を想うほどに…僕は愛し(哀しい)。」って事だから。
なんだろうな、これが翔にとっても翔真くんにとってもおそらくは初恋で。
「男も女も同じ人間だから」とうそぶく位には、同性同士が社会的にもしんどいということを翔の方は理解している。翔真くんがものすごくいい子(なので、いちお萌評価)だから、自分のような者が魅かれてはイケナイとか思ってる時点で「あー、もぅ何なの⁈この子‼︎」グズグズグズグズ…
人を好きになること、自分をありのままに受け入れてくれる人を初めて見つけて、クズ卒業して欲しいものです。それが翔真くんなんだろうけど。
多分そうなんだろうけれども。色々モヤりました‼︎
また、他のレビュアーさんも触れてらっしゃいますが。肝心の(⁈)リバシーンの描かれ方、それ自体も特段、「史上最高」とは言い難いです。
書影を見たときに帯が真っ先に目に入ったので、リバ好きの定めとして購入リスト入りしたのは言うまでもありません。
そもそもリバって作品数自体少ないので、リバ好きはリバ描写があればとりあえず読むって人、多いと思うんです。
なので必然的にリバの名作と言われるものに目を通してるわけで、リバに対して自然と目が肥えざる得ないと思うんです、数が少ないだけに。
それらを差し置いて史上最高を名乗るこの作品には、わぁ随分と強気だなぁと思うし、正直帯がいらん仕事してるとしか言いようがない。
私は、帯に偽りありという情報を得てたのでリバに期待しないで読んだけど、やっぱり好きなタイプのリバじゃなかった。
これを史上最高認定したリバ好きさんっているのかなぁ?
芦田に童貞を奪われてしまったのに、翌朝「ちょっとは気が晴れたか」なんて尋ねる翔真。
そして、次になんとなくそういう雰囲気になった時に芦田は「男に挿れられるのなんて無理かな?」と挑発し、翔真が自分をどこまで受け入れてくれるのかお試しみたいなリバを提案します。
それに対して翔真は芦田がわざと自分を突き放そうとしてるのを察して、もう恋愛で泣かせたくない、引き止めたい一心で抱かれることを了承するんだけど、その包容力がすごいです。流れされてるように見えるけど、そうじゃない。
先日まで童貞でノンケの子が、男に掘られてもいいと思うなんて並大抵の事じゃないと思うんだけど、それを許した翔真の覚悟が芦田本人にほとんど響いていないように感じられるところがモヤモヤしました。
フェラくらいまでなら許せるけど、童貞奪って、処女まで奪っておいて、さらに心まで奪っておきながら、あの子は、いい子だから俺には…とか今更感たっぷりにあーだこーだとぐだぐだするところが何だかなあと。
全部奪ったくせに、俺みたいのが触れたらダメだ…とかマジで何言ってんだか……クズいなと。
翔真がいい子だからこそ、翔真につけ込むようなことはして欲しくなかった。
リバが翔真にとっては自覚するキッカケとなった転換点だけど、芦田にとってはただの通過点でしか無いように感じるところが残念だった。
二人にとっての転換点としてリバが描かれていたら良かったけど、それでも史上最高を名乗るのはちょっと…。
翔真は芦田に「きみを嫌いになれる人がいたら見てみたい」と最後に観念したかのように言わしめるキャラで、本当にいい子。
一夜過ごして家を出ていく芦田の頭ぽんぽんするとこかキュンとする。
なのでなんで芦田みたいなの好きになっちゃったかなぁ…と思ってしまいました。
ちょっと帯に煽られすぎちゃうかな?って思いました。
もちろんリバシーンというか自然の流れで今度はこっち、みたいな描写もあるけど
基本的には翔真が受けで正解じゃないかなと思います。
先生曰くあとがきで芦田はずっとネコのつもりだったけど
翔真がひとりで出てきたら受けキャラだっていう話でリバになったそうなので
そう思って見ると翔真は童貞だったので分からないけど
芦田は面倒くさいから相手主導のネコのが楽だったと言ってるけど
本当は愛する人を抱きたい子なのかもしれないなって思いました。
なのでリバップルを期待しすぎるとちょっと違うかなって印象です。
でも話はとっても良かったし
翔真がとにかくめちゃくちゃいい子なので芦田に幸せにしてもらいなっておもいました!
翔真くんが本当に良い人です。お人よしですが、拾ってきた以上最後まで面倒を見る、懐の広い人です。
2人が中学生の時、芦田くんが同じクラスの子の机にキスしているところを見てしまい、翔真くんが入っていたグループの子達から嫌がらせを受けていた時、芦田くんに話しかけます。
その時の話し方が、ちょっと気まずそうではあるものの偏見がない話し方でした。
普通に同級生と話している。
自分たちとは違うと感じると、攻撃的になると思うのですが、そういう感じはしませんでした。
純粋なのかな。ぴったり当てはまる言葉がすぐには思い浮かばないです。
自分で本人に聞いて確かめる事が出来る人、という感じです。
一回読むだけでは、芦田くんの心情を理解するのが難しかったです。
彼はバイで、性別関係なく人間だから好きになる。でも好きなはずなのに距離が近づくと離れたくなって結局別れてしまいます。
翔真くんの事は、惹かれているけど俺なんかが手を出しちゃいけないくらい良い奴と思っています。
でもつい弱さを見せて甘えてしまう。もし付き合っても別れたらどうしようって怖くて離れようとします。
題名の意味はこれなのかなと思いました。
愛しい、どうしようもなく惹かれる。でも別れるかもしれないと考えると哀しい、という事なのでしょうか。
今まで付き合ってきた人たちにはこの怖さを感じなかったのだとしたら、もう翔真くんを手放さず傍に居れば良いと思いました。
今作の受けがまたなんとも漢気のあるタイプで
更に面倒見がよくて非常に好感度高かったです!!
中学時代の同級生・芦田との再会後、
当時とは雰囲気も人当たりも違う芦田に戸惑いながら
バイだからと言って偏見の目で見ない懐のデカさ…。
真正面から向き合ってくれる翔真に
今まで感じなかった類の感情を持ってしまうのは
ごく自然の事だと思いました。
自らカラダを重ねておいて「好きにならないでね」なんて
本当に勝手な芦田ですが
それまでの恋で、相手を好きだと思ってたはずなのに
冷めていく自分の気持ちなんて
おそらく理屈なんて無いんだと思います。
そうはなりたくない、でも翔真をいとしいと感じる矛盾、
でも結局怖がってるだけで
芦田も幸せになりたいんですね。
どんと構えてくれている翔真の男らしさ!!
自分のことより芦田の気持ちを考えてくれるなんて
めちゃくちゃいいヤツ…!!
機微に聡く、突き放そうとする芦田に真っ向勝負を挑む姿、
ほんっとにどストライクです!!!
くれのさんの作品はとても好きですが
“BL史上最高のリバ”という帯はさすがに煽り過ぎのような気が…。
ただ、やっぱりリバって個人的には愛がより深い気がするんです。
自分が気持ちいいことをされて、してあげたいとか
相手がしたい事が自分にとっても気持ちいいとか。
快感だけじゃなく、心も全部共有できるような感じ。
「どうせ無理でしょ?」という前提の芦田に抱かれることで、
少しでも引き留められるならというある意味捨て身の覚悟が潔い!
担当さんのおっしゃるとおり、翔真はケツで芦田を抱いていましたしww
3冊目でも改めて思ったのは、
くれのさんのお描きになる間(ま)の取り方や表情、アングルが
物凄く好みです!!!!!
「BL史上最高のリバ」と帯に書いてあったので、リバがあまり得意ではない私としてはドキドキハラハラだったのですが、リバ度は低めな気がします。
最初の1回も攻めというよりは同級生に乗っかられてる感じだったので。
同級生を家に泊めてあげるお人好しくんは本当に良い子で相手がほだされちゃうのもよーく分かります。
にしてもお相手がどうにも好みじゃないです。
恋愛体質なのに飽きっぽくて、好きでもないのに手を出して、あげく本気になられてどうしよーってダメ男過ぎ。。
受けくん(と勝手に思ってる)が良い子で可愛かったのでなんとか成り立っていますが、あまり萌えられませんでした。
帯裏の煽りが気になり購入
確かにほかの方も書かれているように、帯にデカデカと【BL史上最高のリバ】の謳い文句とは少し雰囲気が異なる気がしますが、リバ描写を含んでいるのは事実です。但し、くっついた後は左右固定になりそうな雰囲気はあるかな?
ただ、先の方のレビューにもあるように気持ち的な面ではお互い受けになったり攻めになったりぐるぐるしてるので、それを表現したかったのかも?
内容としては、翔真くんが純粋で健気で可愛い!
彼女いない歴=年齢の件では、「いや、俺の出会いはこれからだから!まだ焦る歳でもないから…!」と言いつつ「あ、これ姉ちゃん(独身)と同じこと言ってる…」と自分でツッコミをいれるところとかがツボです(笑)
個人的には芦田の過去だったりをもう少し深く知りたかった気がしました。
どエロいリバやエロ行為をご希望でしたら、物足りなさを感じるかもしれません。私自身リバの作品はあまり読んだことがないので知識不足ですが、連載を読んでいなかったので、帯を見たとき、マジか!と思い、すごく興味深く、しかも大好きな先生の作品だったので、楽しみにしていました(^^)読み終えた今、"BL史上最高のリバ"の意味を、その"行為"ではなく、"気持ち"だと私は理解し、すごく素敵で大好きな作品となりました!!
ちなみに、最初のHは攻め様が翔真、2度目のリバで攻め様が芦田となります。描き下ろしのHは攻め様が芦田です。
バイの芦田(攻、受)の考え方が、こじれているようで、実は不器用なだけの純愛!!気持ちなしのカラダだけは虚しいとか、別れたらドライだから"こんな良い奴(翔真)を傷つけたくない"ので付き合えないとか、これ芦田から愛されてる人にとっては嬉しくなっちゃう内容だと思いませんか!?自分と付き合った時の、その相手の気持ちを勝手に考えちゃってるんですよね。だから翔真(受、攻)が好きなのに認めようとしないのかなって思いました。好きだから踏み出せない、踏み込めない。初めて2人がHした後、同情心や後ろめたさを翔真が感じている事を察する芦田の寂しそうな表情に胸が痛みました。翔真は芦田が"後悔してる"なんて思っていたようですが、いや、寂しかったんですよ、きっと。リバを提案したのは、快楽だけじゃなくて、翔真を試しているように感じました。翔真の気持ちを知りたかったのかな。
翔真くんは、確かにいわゆる"誰からも悪く言われなさそう"な良い奴だと思います。でも逆に言うと、当たり障りない良い人とも取れます。お人好し。嫌われたくないからではなく、本当に良い人。だから酔って倒れていた芦田を助け、家にあげ、しゃぶられて笑、雰囲気に当てられて?キスしちゃった。てもキスしたのは雰囲気に当てられてではなく、寂しそうだった芦田を助けたかったから…良い人だからキスしちゃったのかなと。
そんな良い人の本気の恋の始まりが"リバ"だと感じました。芦田を抱いた時、彼が好きだったけど、わずかな後ろめたさがあったと思います。でも、それから自分の気持ちと向き合い、彼との関係を"後悔していない"と自信を持てたから、リバを提案されて応えたのかなと。本気だと分かって欲しかったんだと感じました。翔真を試した芦田と、芦田に本気を示したかった翔真。真剣な思いを伝える手段であり、自身の思いの強さを知るキッカケにもなった行為、相手と向き合う方法…真っ直ぐに向けられた芦田への想いが詰まった"リバ"は、確かに最高で素敵でした(^^)真剣だからこそ、片思いのままでは付き合いたくないと思う翔真、私は大好きです(^^)
翔真を試した結果、真っ直ぐに思いを向けられた芦田は、逃げようとします。今の現状から、そして自身の気持ちから。翔真がダメな理由を自問自答する芦田のシーン、葛藤する芦田にグッときました。分かっているはずなのに、その気持ちを認めてしまうことを怖がっているように感じました。"男も女も同じなら 芦田を望んでもいいじゃん"そんなふうに言ってくれたら、芦田も嬉しくないわけない!!"自分がどうしたいか分からない"そう話す芦田に翔真は"一緒に考えたい"と伝えてくれます。芦田が自分にだけ特別な感情を持ってくれることを喜ぶ翔真…そりゃ芦田赤面しながら翔真を抱き寄せたくなりますね(〃ω〃)本編で"好き"と伝えたのは翔真だけでしたが、十分すぎるくらい芦田の気持ちも伝わるお話でした!
描き下ろしもすっごくよかったですー!!最終話の続きなので、気持ちが高まった芦田と翔真の熱いエッチも拝めます(^^)言葉で伝えるのが苦手で不器用な芦田の、精一杯の想いが伝わってきて、"芦田頑張れ"って応援しちゃいました(^^)
書店さんごとの特典たくさんですー!!描き下ろしのもの集めちゃいました♫
アニメイトさん…愛しそうに翔真に頬にキスする芦田にキュンなイラスト
とらのあなさん…受けがラクだったはずなのに、色っぽい翔真を前にしてタチとしての目線になる芦田の話
コミコミさん…寝てる翔真の雄尻にムラムラする芦田目線の話
応援書店さん…芦田のうなじにムラァっとする翔真目線の話
(ホーリンブックスさんは表紙のブロマイドのようです)
の反応って、たぶんこんな感じですよねっ!
めっちゃそうだよね!そうだよね!と同意してました。
そして、漫画の帯の「BL史上最高のリバ、誕生」とありますが、読後の感想としては、
確かにリバだったが、《BL史上最高の》でもないし、攻めはもうほぼ固定されてるので、あまりリバの印象は薄い
って感じでしたね…リバダイスキーなもので、どうしても納得がいきませんでしたw
だからと言って面白くないか?と言われたら、普通に面白かったです!と言えます。
好きな作家さんの贔屓目もあるでしょうが帯等に惑わされなかったら、面白く読めると思います!
「BL史上最高のリバ」と言うことで、リバ好きとしてはめちゃくちゃ楽しみにしておりましたが。
結論から言わせてもらうと、超アッサリなリバで肩透かしです。
これ、明らかにハードルを上げすぎなんですよ・・・。
リバ、リバと当初から謳ってあるため、「どんだけ凄いリバが・・・!」と、必要以上に期待しちゃったんですよね・・・。
たまに肉体的には受けなのに、攻めスピリットを感じさせるキャラが居たりしますが、翔真はその逆でしょうか。攻めている時でさえ、彼は「受け」です。
これはこれで可愛くて、「最高のリバ」と謳ってなければ「思いがけぬお駄賃」的に嬉しかったと思うのですが。
そんなワケで、作品自体はちゃんと素敵なのに、心情的には裏切られた感を持ってしまう。
編集さ~ん、リバ好きを舐めちゃダメですよ。
作品自体は、しっとり読ませる再会ものです。
お人好しな大学生・翔真と、ゲイの同級生・芦田。
二人が同居しながら、ジリジリと距離を縮めて行く-。
人懐っこく朗らかかと思えば、フイに突き放して自身に踏み込ませない。
二転三転する芦田の印象に、翔真のみならず読者も振り回されます。
最終的には、わりと可愛い奴だと分かるのですが。
また、翔真の芯の強さにグッと来ます。
臆病な芦田には、翔真くらい真っ直ぐな相手じゃないとね!!
ただ、リバが肩透かし・・・。
う~ん・・・。期待値が高すぎた分、なんだか脱力感が漂います。
※補足です。
個人的な意見ですが、リバと言うのは究極の愛の形だと思うのです。
男同士で、互いに深い愛情と信頼があり、対等だからこそ成り立つ。
そこの所さえしっかり描写されてるなら、超アッサリなエロでも「素晴らしいリバ!」と感激する。
エロエロだからリバとして高評価を得るのでは無いのです。
要は何を言いたいかというと、この作品を「BL史上最高のリバ」と煽って売り出す編集部。
リバ好きを舐めてるとしか思えないんですよね。
もっと強調すべきこの作品の素晴らしさはあり、切り口を変えて宣伝してれば、これ程裏切られた感は持たなかった。
宣伝方法一つで、作品自体の評価を不当に下げちゃってるのです。
ホント、編集さん。しっかりしてー!!
【評価は萌え×2寄りです】
書影にも大きく出ていますが、こちらはリバ作品です。
特別リバ好きでもリバ地雷でもない人間のレビューなのであしからず…;
言葉足らずがあったらすみません。
<リバ部分について>※大きめネタバレ注意
・表紙黒髪ピアス=芦田(バイ・慣れてる)
・手前の短髪くん=翔真(ノンケ・童貞)
①翔真攻め×芦田受け**流され攻め×襲い受け
②芦田攻め×翔真受け**流され受け
③芦田攻め×翔真受け**恋人セックス、ポジションは自然な流れ
という感じでした。
翔真攻めは完全受け身の攻めなので…;
個人的に期待してたリバではなかったかな。
芦田に関しては攻め顔・受け顔両方見られて満足(﹡´◡`﹡ )
『愛し』と書いて『かなし』
タイトルが日本語の情緒を感じて好きです。
悲恋を連想してましたが、愛が優しく感じました。
さて。
【拗らせプレイボーイ&お人好し純朴】
中学の同級生で、偶然再会した2人のお話です。
翔真はお人好しで見ず知らずの他人でもつい世話をやいてしまうタイプ。
裏表のない優しさがごく当たり前のように自然と出てくる人です。
嘘がつけない可愛さにキュンとしました(∩´///`∩)
芦田は人懐っこいようで、見えない壁を持っているように感じました。
プレイボーイで軽いノリで人と接しますが、基本愛のないセックスはしない。
愛を求めてるのに恋愛不器用という拗らせた人です。
最初は翔真の人の良さにつけ込む形で同居することになった2人。
一緒に暮らしているうちに、翔真はジワジワと芦田を意識し始めます。
そんなある日芦田が恋人と別れたと泣いていて、
”人恋しい”を理由にセックスをして。
しかし翌日から芦田の態度が素っ気なくなり、更に芦田のことしか考えられなくなる翔真。
そんな翔真の熱い視線を突き放すように
「今度は翔真くんが下な」
「俺が翔真くんのここに、ちんこ挿れんの」
ーと、冷たい表情で芦田から言われてーーー。
翔真の人の良い優しさと芦田を想う気持ちが温かく、
芦田の不器用さがなんだか可愛くも見える再会ラブのお話でした。
翔真くんはとにかく可愛かったです。
場が和んで癒やされるわ~。
心根が強いというか男前というか。
心残りは翔真くんの攻め顔が見られなかったこと(;ω;)
リバ謳ってるなら是非ともギャップを拝みたかった(;ω;)
芦田は個人的に本編ではめんどくささが先立つ…かな。
翔真くんを試すようなことしたりするのに肝心なことは言葉にしない。
なんだかもにゃる。
で・す・が!
描き下ろしがすっっごく可愛かった!!!
キスする前の言葉とか、「好き」って言いたいのに中々言えないのとか、
キュンキューーーーーン(∩´///`∩)
最後のページでガッと鷲掴みされました。
その表情は反則だろ……!(褒め言葉)