許されないほど燃える、欲情――。

レッドベリルにさよなら 2

red beryl ni sayonara

レッドベリルにさよなら 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神51
  • 萌×258
  • 萌20
  • 中立8
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
19
得点
555
評価数
142
平均
4 / 5
神率
35.9%
著者
みちのくアタミ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
レッドベリルにさよなら
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784866571331

あらすじ

天涯孤独の青年・昭彦と不死身の吸血鬼・和重は、共に過ごす時間が増え、急速に距離を縮めていた。
そんな中、和重を吸血鬼にした張本人である将門が現れ、二人を挑発する。
動揺するも、「共に生きたい」という気持ちを再確認する昭彦。
一方和重も昭彦への想いを自覚するが、過去の経験から幸せになることを恐れ、わざと突き放し――。

表題作レッドベリルにさよなら 2

孤児院育ちの青年
不死身の吸血鬼

その他の収録作品

  • 消えない温度
  • あとがき

レビュー投稿数19

幸せになることを拒まないでほしい

受けは、絶対自分が攻めの最後を看取ることになるの分かってて一緒にはいられない、と一度は拒絶しますが、その後すぐにやっぱり一緒に幸せになる決意をし、やっと身も心もつながります。
絵もずっとキレイで、吸血鬼モチーフの作品がもともと好きなこともあり、シリーズを通して☆4にするぐらい好きな作品なんですが…

<モヤった点>
・1巻同様、いろんな無理くり感がやっぱり残念
特に師夏が雨降り始めた直後に現れて 傘2本持ってるのが、あまりにも都合が良すぎて。
「冒頭でキスを拒絶→公園でブランコ→すぐに帰ってくる」も「なぜ?」と思いましたが、これは自分のために死を簡単に選ぼうとしたことを怒るため、受けはそれについてじっくり考えるため(でも公園では理由が分からなかったので帰ってきた)と理解できました。
・傘と同じくらい「ん?」と思ったのが、元々ノンケ(?)である受けがそんなに簡単に後ろを差し出すのかな?と…
世話を焼いてもらってる間にいつの間にかほだされて、しかも年下だし、凸側やりたいって言うし、みたいな感じで流された…って理解で良いのでしょうか?

<良かった点>
・あとがきにて、1960年代にスキンもローションもあったとはビックリ。
「深夜喫茶」の存在もだし、なんとためになる作品なんでしょう…勉強になりました!
・タンスを利用した「少しずつ 失ったモノがまた埋まっていく」の描写が良かった
・モノローグ「溶けて 境界線がなくなるまで 俺たちは求め合った」も好き

0

恋の行方

1巻では友達の距離感だった2人ですが、吸血鬼である自分を化け物扱いせず慕ってくれる昭彦を次第に受け入れる和重さんなのでした。
ところで2人の下の名前は合わせて昭和なのでしょうか?

幸せになるかに思えたところ、そうは問屋がおろさない2巻でした。
やはり人間と吸血鬼の寿命の違いがネックになります。
これまで愛する人を見送ってきた和重。今度の恋にも慎重になってしまいますが、そんな葛藤を抱える2人のところに、和重を吸血鬼にした将門が首を突っ込んできます。

将門って今度は平安時代か!というツッコミは置いといて、将門の真意は、昭彦の出す答えは、そして将門とパートナーの関係が純愛っぽいのが気になる!というところで3巻へ。

やはりベテラン作家さん、ちゃんと巻の切れ目でドキハラの展開に持っていくあたりにくい!

1

No Title

1巻あとがきで「次は裸体と汁」とあったので
期待しておりました、2巻!

どっちが受けかな…若いし昭彦が被さっちゃいそうだよナーと想像しつつ、期待通りの展開♡

いずれは来る死別を恐れて距離を取ろうとする和重。
話し合って関係続行を求める昭彦。
その流れで初エッチ。

昭彦、チェリーなのにスムーズにほぐすねww
ゲイじゃない和重、まさかのネコにたじろぐもよく受け入れられたな!
な~んて思いつつ、みちのく先生のがっちりしつつも肉感的なBの睦みあいを堪能させて頂きました♡


1

人間×吸血鬼の恋。ストーリーも恋も進む第2巻

こちらの吸血鬼シリーズ、攻め(人間)も受け(吸血鬼)も美しくて、眼福以外の何物でもありません✨

ストーリーもラブの方も一段階進んだ、2巻。

昭彦と一緒にいることがだんだんと心地よくなってきて、それを怖いと感じる和重。
このまま一緒にいたら、ずっと一緒にいたくなってしまう。でも、昭彦の血を飲んで吸血鬼にさせたくはないし、かといって妻・娘のように看取ることもしたくない。それならば傷の浅いうちに離れるしかないー

そんな和重の想いが切ない巻でした( ; ; )
異種同士の恋に立ちはだかる寿命の壁を、二人でどう乗り越えていくのか。
和重が一人取り残されることなく、二人ができるだけ長い間一緒に生きていくという夢は、果たして叶うのか…

そして、将門の住処に招かれた昭彦の危機…!! えええ気になる!というところで終わり、3巻へ続いています。

BがLする展開も、この巻でグッと進んでます◎
童貞の昭彦が必死に和重を求める様子、我慢できない感じがたまらなかった…
隣で目覚めて和重を見つめ、ニコッとする大型年下わんこ、可愛いなあ〜〜〜

1

欲情=愛し(むさぼり)たい

吸血鬼の体質である不死身のせいで過去に家族である妻と娘が自分より先に逝ってしまった和重さん。

そんな和重さんも妻と娘の墓の前で笑い話が出来るように。これも明るくて強くて真っ直ぐな昭彦くんと一緒に過ごしているから。

和重さんは自分の中の昭彦くんの存在が大きくなっていることに気づいたと同時にまた自分より先に逝ってしまう怖さにも気づいてしまいます。

しかし昭彦くんの真っ直ぐな想いに応えようと幸せになる覚悟を昭彦くんと和重さんが決めたシーンは感動もしましたが、やっぱりすごく切なかったです。

2巻では1巻には全然なかった肌色なシーンが多かったんですが、思いが通じあった後の昭彦くんが反動ですごく甘えたになってるのが可愛くて、それに負けて許してしまう和重さんも可愛すぎました。

読んでない方はぜひ読んでみてください。

1

とりあえずBがLしましたw

昭彦にキスされて一度は拒んだ和重。
二度目、昭彦の気持ちを聞きか拒みきれず?昭彦に顔を触れられキスされる和重が色っぽいです。

(こりゃあ やばいことになってきた…)と丸っこくなる和重に萌え〜です。

次のキスシーンもよかった。
さすがみちのく先生。

でも和重としては、昭彦と必ず別れが来てしまうので…という気持ちはわかる。
それを弱虫と言う昭彦の言い分もわかる。
と、和重の口説き文句で素直に和重は幸せになる覚悟ができたのは、話が早くてよかったですw

そして気持ちが通じ合ってのBがLするシーン。
みちのく先生の本領発揮。丁寧かつ長めにお送りして下さいました。

このシーンにくるための、今まで、という感じがするほど熱が入っていたように思います。

──このまま、時が止まればいいのに
ほんとそうよね。幸せな瞬間よね。でもそうじゃないのが切なくて。この先どうなるの?と期待させられます。

2人一緒に幸せになると決めた2人。
でもまだ終わらないのは将門の乱があるからですね。
一波乱あっての2人のほんとの幸せがどうなるか。3巻も楽しみです。

あとがきに、大阪の梅田周辺がレトロな街並みがあると書かれていて、そうそう!と嬉しくなった関西人です。

1

不老不死・・・

人間×吸血鬼のお話です。
テーマは不老不死。元々は人間だった和重(受)は吸血鬼に致死量の血を吸われ、自身も不死身の吸血鬼となってしまい、家族をみな看取りひとりぼっち。そんな中、施設育ちの青年・昭彦(攻)と出会い徐々に親しくなります・・・

そして昭彦(攻)が"そういう関係"を求めるようになるも、和重(受)はまた大切な人を失うことを恐れ拒絶します。

『人は誰だって幸せになるために必死で生きてます
だから幸せになることを拒まないでください
幸せから逃げるなんて間違ってます』
昭彦(攻)のこの言葉。とても響くものがありました・・・

1

隅々まで美…

2巻も美しい。
ため息がでるくらいに美しいです。

2巻は昭彦の気持ちが溢れ出して、和重にぶつかっていく所から始まります。
和重には拒まれるが、本当はお互いに離れたくない程大切な存在になっている…。
和重が離れたくないと告げた時の二人の表情がすっごく良かったです。

それから初Hね。
やっぱりみちのくさんのエロはエロいです!
和重さんの感じてる表情がこれまた最高。普段とのギャップ!
真面目そうな、清廉なキャラほど乱れて欲しいという願望が満たされた…。
1巻読んだ時あまり左右を意識してなかったけど、昭彦×和重は好みでありました。

将門さまと師夏の出会いなども気になりますね。
やっぱりそういう関係なのだろうか。
ショタは地雷なのでうまくボカしていただけるとありがたいなぁ。

書き下ろしのような幸せな二人が3巻でも見られますように。

1

お前さん

◾︎昭彦(表紙 年下)×和重(黒髪)
1巻に引き続き和重さんの素が見えるとキュンとする。将門もこの人間臭さが好きなのかもしれない。好きですよね?好きだから虐めたくなるんですよね?
"お前さん"ていうのが可愛い。しかしトマトのくだりで毎ページ"お前さん"が出てきてゲシュタルト崩壊しかけた。
本当はご老人ですからね、和重さん。もっと老成しててもいいぐらいなのに、顔と身体がが若ければ心も若いのか。
「俺がこっち側なのは想像してなかった」と思ってる和重さん…え?あっち側なら想像してたんですか?と読む手が止まる。いやいやそれもありですよウェルカムですよと、リバ好きを浮き足立たせる一文でした。期待はしてはいけない。

1巻でなかった分、エッチシーンも盛り上がります。和重さん普段はご飯食べなくて平気だから、腸内が綺麗そうで良いですね(下品)。

2

美しい

相変わらず誰も彼も美しいですね。
わりとサラサラっと読み終わってしまいました。

和重が昭彦を化け物にしたくない、誰かを失う辛さにさらしたくない強い気持ちが愛情故なんだなあ。
そして昭彦の喪失を恐れ今のうちにと別れを告げに行くも…。

昭彦も強いですね。幸せになることから逃げないで!何十年先のことに恐れて今別れるなんて。
そして二人は。

いやー昭彦が初めてなのにしっかりリードして萌えます。エッチシーンも美しい。和重もすっかりされる一方で感じまくって。

将門が昭彦に和重を残していく覚悟があるのか問います。将門は彼なりに和重に一人でいてほしくない、大切な人と共にいて欲しいと思ってるのかな?
和重を吸血鬼にしたのはそもそも偶然だったのか?その後の和重の様子をずっと見ていたようですが。

和重の昔のお話もありましたね。確かに化け物と言われ姿も若いままで妻を看とり慟哭して。
また和重に同じ目に会わせるのか?

実は3巻のレビューを見ちゃって最初の一行に思いっきりネタバレしてあって…。いや読んだ自分が悪いんですけど。それでも3巻を楽しみに読みます。

2

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