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hourouken to mayoineko
九號さんのBLコミックス!お久しぶりです!!
美大生の頃の恋が7年ぶりに動き出す切ないラブストーリー、
非常に読み応えがありました!!待っててヨカッタ…。
天才画家ってやっぱり変わってる人が多いんだろうなぁと思ったんですが
加瀬の場合は超ド級天然のスーパーウルトラ方向音痴なだけで
とっても素直で優しい男でした。
吉見が初めて好きになった気持ちもわかります。
無自覚なのがタチ悪いんですけどもね…ww
吉見には恋も知らないまま快感だけを追った過去があり
ビッチといえばビッチなんですけど心はとてもピュアなんです…。
加瀬に出逢って、そのことを絶対知られたくない程好きになってしまったのに
別れが訪れて…。
その思い出と7年後の再会が素晴らしい構成で描かれています!!!
惹き付けられる圧倒的な画力と共に!!!
あっ、ここで回想きちゃうのね!甘苦しい────!!てな塩梅に
終わってはまた繰り返し、なかなか閉じられませんでした。
吉見の同僚・南室がノンケにも関わらず
一度酔った勢いで関係を持ってしまうんですが
見た目がめちゃくちゃ軽そうなのにいいヤツで
つい応援したくなってしまいました。
自分の気持ちは遊びじゃないと宣言しつつも
本当に好きだから吉見を後押しするような事言っちゃって。
当て馬がそうだと読後感がすごく爽やかです。
ちょっと可哀想なんですけどねww
九號さんの既刊等、GWに読み返すぞ!祭りじゃ祭りじゃあああ!!!
ホントもう大好きです!!!
両片想いってきっと当事者2人にはとても辛いんだろうなぁ。
攻と受の両方の視点で話が進むので、「めっちゃ想い合ってるやん!」ってギュンギュン来ました!
絵もステキで攻めの身体がたくましくて良かったです!
九號先生は初読み、そして表紙に惹かれてこちらを購入しました。
すごく丁寧に描き込まれた画に感動しました。
お話も、たまらない再会もの。
美大時代の同級生が、アート雑誌の編集とロンドン在住新進気鋭の画家として7年ぶりに日本で再会って…もう個人的な萌えとご褒美が詰まった作品じゃないですか❗️
学生の時は、互いに恋をしていたのに友人関係の枠を外してしまうこと、相手に抱く性的な衝動に畏れを抱いてしまったことで、一方的な別れになったこと。
でも当時は仕方なかったのですよね。
当時に既にゲイと自覚していた吉見は、色んな男と寝る生活を送っていたし、本気で好きになった加瀬には、ばれたくないと考えるのは当然のこと。
加瀬も吉見が愛しくて抱きたい。でも当時は絵が描けなく恐怖とか友人関係をなくす怖さから、留学して吉見から離れるしかなかった。
再会してから素直に歩み寄れなかった2人ですが、吉見の職場の南室(吉見と寝たことあり❗️)の後押しがあって互いが向き合うことが出来ました。
南室も、いい男。報われて欲しいわ。
作中に吉見と加瀬の学生のエピソードが、出てくるんです。加瀬の奇跡的な方向音痴ぶりや描くことに夢中になると、食事も忘れるなど、それぞれが加瀬の可愛さが有りますし、いちいち吉見が世話を焼くのが微笑ましい…
ちゃんと吉見と加瀬が、恋人になるんですけども自覚してからの、えっちが素敵。
結構、吉見のビッチなえっち場面出てくるんですけど、どちらかと言えば加瀬との初めてを、もっとじっくり見たかったです~
ただね、愛犬連れてロンドン在住した様子なので、まとまるとこに落ち着いたハピエン❤️
落ち着いた気持ちになって読み終わりました。
他の九號先生の作品も読んでみようと思います!
連載時から読ませていただいておりましたが、
コミックスで再読しました。
なぜなら、九號先生の描く絵が大好きだからです。
本作は、受けの吉見の表情がとてもいい!
ちょっとビッチな吉見のHの時の表情も最高‼︎
加瀬の絵を見つめる表情もキラッキラでとても可愛いし、
身体のラインや髪の毛一本まで本当にいい!
美大の同級生同士の再会ラブです。
加瀬と加瀬の描く絵に一目惚れした吉見が、
親友の立場を得つつも加瀬に告白します。
しかし、加瀬は吉見の側にはいられないと、
一方的に別れを告げイギリスへ……という展開。
吉見が加瀬に恋し、
セフレとも手を切って真剣に向き合う姿がとても良いんです。
だって、親友の座をゲットしているんだからそのままでも側にいられるのに、あえて告白する……イイ!
その上で、加瀬には変わらなくていいと伝えます。
だけど、加瀬は変わってしまい、
吉見に欲情し、作品制作さえも手につかなくなってしまうのです。
吉見を友だちと思えなくなってしまった加瀬と、
本当は友だちの立場になんて収まりたくない吉見。
想いは合致しているのにすれ違ってしまったのが切なくもあり、
残念でもあります。
再会してからも勇気を出したのは吉見で、
自分の過去遍歴までぶっちゃけて加瀬の反応を見るほど。
加瀬はね……なんかハッキリしない男でしたよ……。
ただ、芸術家というキャラでありながら、
俺様ではなくド天然ワンコ。
この存在は貴重であり、
ギャップがいいともいえます。
それに、言葉にはできなくても、
作品を通して想いは伝わったと思いますし……
最後は、吉見もイギリスに移り住み?ハッピーエンドです。
なにより、当て馬の南室がとても魅力的でした。
吉見のことが好きなのに、
結局二人の背中を押しちゃうお人好し。
イケメンだしね♡
私は南室と吉見がくっついてくれたらもっと嬉しかったかも^^;
九號先生初読みです。
元同級生の再会もだもだの王道と言えば王道のストーリー。
吉見のこじらせ具合が少々めんどくさくて、うだうだがしんどくなりそうなところを、学生時代の回想が入って、現在と交互に進展していくので、そこまでじりじりはしなかったのがよかったです。
2人のキャラと、昔と今の気持ちが徐々にわかってきて、どうくっつくのかドキドキして見入ることができました。
黒髪長身孤高の天才肌天然ワンコ×ふわふわこじらせかわいいエロメガネという、個人的に好きな組み合わせでもあったし、萌えでした。
南室もいいキャラでした。チャラそうで実はいい奴。スピンオフが見たいくらいです。
あらすじに「俺を置いて勝手に留学したおまえ。」とあるので、てっきり恋人同士だった二人かと思いきや、付き合ってはないんです。
両片思いではあるものの、攻めが無自覚&天然&鈍感&ヘタレゆえすれ違ってしまった挙句、7年越しの再会ものです。
大学時代に仲良しだった二人。
「ずっと一緒にいたい」と言う攻めの言葉に乗っかるようにして受けは恋心を打ち明けるも、攻めが戸惑う様子を見て失恋を悟り「今まで通りの俺たちでいよう」と泣きながら言った受け。
だけど攻めは超天然&鈍感なので、「ずっと一緒にいたい」と言った自分の気持ちに後から気づくと同時に、受けへの欲望や感情が渦巻く余り絵が手につかなくなってしまった事に危機感を覚え、受けと距離を置く事を決めます。
「お前のそばにいちゃいけないと思うんだ」と突然告げ、ロンドンへ留学。
受けはせめて友達として「ずっと一緒に」と思ってた矢先だったのに、理由もわからず距離を置かれた事にショックを受け、どこへでも行けばいい!とブチ切れ、それっきり…。
そして有名画家となった攻めが7年ぶりに帰国する事になり、美術雑誌の編集者である受けが攻めを担当することになり、渋々再会という流れです。
なんかどうにもこうにも受けに感情移入しにくかった…(ビッチだったのは全く問題なし)
再会が決まってイライラしちゃった挙句、同僚達に八つ当たりして「最近ご機嫌斜めですよね。」と影で言われてる始末で、えっ…大人の男としてそりゃないわぁ…とのっけから好感度ダダ下がり。
当て馬の南室からウザいと言われて、「じゃあおまえ俺とキスできんのかよっ!」とギャーギャーむくれる様子とかも地味にイラっ。
距離を置かれた後、気鋭の画家と言われるようになった攻めの活躍をこっそりと喜ぶ様子もないので、あくまで「ずっと一緒だと思ってたのに、理由もわからず勝手に置いてけぼりにされちゃったボクちん」のまま7年を生きてきちゃったかのように感じてしまったんです。
まるで受けの存在が害悪みたいな「お前のそばにいちゃいけないと思う」という意味不明な理由で傷つけたことは怒ってもいいと思う。
だけど、攻めが留学を決めて自分から去った事を「勝手に」と責めるのがピンと来ないというか、一方的に自分は被害者みたいなスタンスでいる事に違和感感じまくり。
そもそも恋人同士でもないのに。
だいたいあんな才能豊かな男を一番間近で見続けていたんだし、受けも美大生なんだから、この男はいつか世界に…みたいなものがチラリと頭をよぎることはなかったのかなぁ?
それすら頭に浮かんだこともなかったとしたら、どんだけ視野が狭い男なんだろうと思ってしまう。
「ずっと一緒にいたいなぁ」と思いつつも、こいつは世界に行っちゃうんだろうなぁ…とも判ってて、ついに留学話を伝えられたときに、泣きそうになりながらも堪えて笑顔で「そっか、頑張れよ」と送り出す…みたいな健気なキャラだったら超萌えたのに、ロンドンでもどこでも行っちまえ!とブチ切れるとかないわー。
はっきり言って主役カプよりも当て馬の南室のほうがずっと大人だと思いました。
一見チャラそうに見えるけど、過去から動けず拗れまくった受けの気持ちを少しずつ紐解いて、(本人の意図とは別として)後ろから押してくれるような存在で南室がいなかったら、絶対に主役カプはくっつかなかったと思う。
両片思いからの再会ものって切ない気分でいっぱいになれるので大好物なんだけど、受けが切ない感情ではなく怒りに満ちた感情を抱いているせいで切なさはなかったです…。
主役カプに関しては中立ですが、南室がいいので萌で。
電子書籍には6Pの番外編が収録されていて、その後の二人の様子を南室を絡めつつ描かれているんですが、南室がほぼ主体で描かれていて本編で感じていたこいつ実はいいやつなんじゃない?というものがこの番外編を読むことで確信に変わるので電子書籍オススメです。
久々の作家さん。
ACID TOWN のイメージでしたが、絵も綺麗だし、お話もキュンとした恋物語で、だいぶ印象が変わりました。
天才画家、加瀬と、ライターの吉見。二人は同級生でいつも一緒にいる親友だったけど、近くなりすぎて、加瀬がにげてしまった、という過去を持つ。そんな二人が仕事で再会することになる。
放浪してむさっ苦しい加瀬が、さっぱりしてかっこよくなるのがいい。吉見は小さくて眼鏡っ子の可愛いいキャラ。
お互い気持ちはあるのに素直になれなかっただけなので、再会して大人として向き合えるようになる、というお話でした。
吉見を気持ちの面で後押しすることになる同僚くんがいい役でした。吉見と関係を持ち、冗談っぽくしながらも本気で口説くんだけど、吉見の加瀬への気持ちを理解していて、応援するという。。
この人にも幸せになって欲しいですね。
吉見にとっては忘れたいけど忘れられない存在の加瀬。
加瀬にとってはどうしても忘れたくない存在の吉見。
ふたりの間の気持ちの行き違いが当時からあって、それと向き合っていくお話のように感じました。
そもそも大学生のときにふたりは付き合っていたのか?そういうことに鈍感な加瀬のすぐ近くにずっといたのに確かめ合わなかったのは吉見のズルさだな、と。
ままごとみたいな恋だった、なんてキレイに結んで片付けちゃだめだぞ!と思いました。
でも、ちゃんとぶつかっていって幸せになれたので安心しました。
どっちもヘタクソですれ違いまくった結果離れ離れになった二人が再会する話。
基本受ちゃん至上主義なんですが、こちらの受ちゃんはなんだか好きになれず、、ビジュアルが好みでない(メガネと短髪)のもあるんですが、なんていうか、この攻くんにはもうちょっと包容力のあるタイプが、、(ごめんなさい!
攻くんは、幼い頃から集中すると周りが見えなくなる、天才肌タイプ。人当たりはいいけど、人付き合い、というか、集団行動がヘタクソ。でも、そこが彼の魅力でもあって・・・!
とにかく、攻くんを推すあまり、受ちゃんにもっと頑張れ!と思ってしまう本でした。なんならアテウマくんのほうが、、(ごめんなさい!二度目
最後のロンドンのシーンは純粋に憧れます。羨ましいです。完成された作品。