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耳の穴だけで腰砕けちゃうの?
rakka
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
落果、落果スピンオフ(後の蜜果)、君のいる家(落果や蜜果との関連なし)
以上の3作品のっています
落果は蜜果の店長がやってる店のボーイとそのボディガードのカプ
大倉(攻)が助けなかった傷のせいで一生笑えなくなってしまったりんご(受)
なんだかんだでりんごが不憫な気はする
大倉は歪んでいてやばい男でした
スピンオフはまってました
蜜果の2人の出会いの話
ほんとにレオが可愛すぎる
店長が無愛想なのもまた良い
この2人の話が読みたい方はぜひ蜜果を読んで……!
最後、君がいる家
前2話とは関わりのない話
バツイチのおじさん×家事代行で働く若者
個人的にはめちゃくちゃ好きな話
おじ攻めだけど、万才さんがそこまでスペック高いおじ様では無いのが逆に良い
akabeko先生らしくエロは多め
大好きな作品の一つです
高評価だったので、気になり蜜果とセットで購入しました。
3組のカプが登場しましたが、どのカプも良かったです。最初のりんごさんと大倉さんカプはりんごさんが人を好きになるとどんな感情になるのかが具体的にはわかりませんが、ひしひしと伝わる感じがして最高でした。店長とレオくんはレオくんが強気なのに健気で可愛くて最高なホスト受けでした。最後の万才さんと千秋くんは万才さんが助けに来た時に千秋呼びしたり、千秋くんが恋心を自覚した時はテンパったりしてて可愛かったです。萌えカプてんこ盛り集で面白かったです。
表題作は「落果」ですが、最後まで読んで一番印象に残っている登場人物はレオですね。あらすじにもレオの話が書かれているのと、堕ち方がリアルで惹かれ方も自然だった印象です。
ノンケホストが受け入れる側の快楽に戸惑うのも可愛いし、一度は離れるものの、お互いにお互いの身体が忘れられなくて違和感を抱えながら生きていくのも愛おしい。また、これは3作ともに共通するのですが、愛が綺麗なだけじゃなくて呪いを孕んでいる。楽しいばかりの恋の話じゃないところにリアリティーを感じました。サラッと読めるけど雰囲気は薄暗いという、良い意味でアンバランスな作品だと思います。
この本は評価が高くて色んな人なら勧められたけど、絵柄が苦手だったので読んだこと無かったんです。あとは1話のリンゴちゃんの話がグロくてダメだった。
最近蜜果を読んで、レオと店長に惚れ込んでしまい、ようやく落果を読みました。
落ちた果実はリンゴだけじゃなくて、レオや店長もだったのかな。
リンゴの話は短いせいか分からないところも多かったけど、本当に愛してくれる人と出会えて、リンゴは愛される幸せを初めて知ったんだろうな。
レオと店長の話は蜜果を読んだ後なので、最初はこんな感じの出会い方だったんだなとちょっと驚いた。蜜果が甘々だったので、もっとお互いに依存してる感じかと思ってました。
あとは家事代行の話ももっと読んでみたかったな。千秋が可愛くて。
個人的には家事代行の話の続きが読みたいです。
表題作も素敵な一途愛でしたが、スピンオフがよりお気に入りです。
腸内洗浄がこんなにリアルに描かれているのは初めて読みましたので勉強になりました。
プロの手練手管に翻弄されていくノンケホストがぐだぐだになる様子、
ナンバーワンタチの包容力に、なんというか…度肝を抜かれました。
続編の「蜜果」を読むのがより楽しみになりました。
別カプ話で家政婦登録している男子のお話がありました。
そうは見えない外見ながら、掃除上手、料理上手で面倒見のよいのに萌えました。
自覚したとたん獣みたいにがっついた攻めもよかった。
再読率ナンバーワンの作品です。
落果には密果の前日談にあたる店レオが収録されているので、密果しか読んでいないという方には、落果(店レオ)を読むことをオススメします。
密果だけでも読めましたが、落果を読んで2人の始まりなどを踏まえると、密果の解像度あがっていいと思います。
私個人の嗜好として、お互いが唯一同士の作品が好きなので、性FU俗系の話は苦手でした。それでも、密果が好きなので、購入して手元に置きたいと思いました。
___
りんごさんの話は、りんごさんが自分の顔に価値の重心を置いていただけに辛かったです。
俺はもう一生好きなやつのために笑ってあげられないんだなぁの部分が特に刺さりました。
ただ、りんごさんがどこで大倉を好きになったのかがあまりよく分からなかったです。
分からなかったですが、ボーナストラックで、ちゃんとした"すき"が聞けて、良かったと思いました。
___
【君のいる家】の南くんが察しがよくて可愛いくて、こういう話も好きだなぁと思いました。
◾️落果
ずっと前に読んで、顔を傷つけられる描写が苦手で怖くて読み進められなくなってました。シャッと太刀傷一つだったら平気なんですけど(平気じゃあないが)、カッターであの量繰り返し切られる恐怖たるや…それをりんごが出でくるたびに感じなきゃいけないので…そんな個人的苦手ポイント。
◾️スピンオフ
これが噂の店長!!蜜果の店長ですね!!!そしてお相手のホストが蜜果にも出てくると。蜜果買ったので先にこちら読んでますが、大変楽しみになってきました。
◾️君のいる家
そして予期せぬことにこちらが一番のヒットでした。千秋くんがべらぼー可愛いいです。やや太眉で、長髪で、遊んでそうなのにそうではなく、家事ができるけど人のためにしかできなくて、赤面がキュート。ツボでした。
おじさん突如の肉食系も良かった。
『蜜果』の発売に合わせてこちらも再読。
やっぱり表題作よりもスピンオフ強いなぁと改めてしみじみ。
『落果』
NO.1コールボーイりんごはある日、
客の恨みを買って顔に傷を負ってしまいます。
美しい顔を失ったことで転落し、居場所をなくしたりんごを
拾ったのりんごが嫌っていた店のボディガードの大倉でした。
それまでちやほやされてきた周囲から
突然手のひらを返されてしまったりんご。
可哀想だけど、客は選ぶし、同僚は見下すし、
自業自得なところもあるのかも。
ほの暗い独占欲からりんごを孤独にさせ、そこにつけこむ、と
ヤンデレ感満載の大倉の告白には正直ぞわっとしたけれど、
そのお陰でりんごも改心?することができたわけで。
大倉は陰気で大きな図体で、見た目からちょっと不気味だったけれど、
欲しいもの(りんご)を手に入れるために傷ついてゆくのを見守るって
やっぱり怖い奴でした…。
その目論見通り、価値を失ったりんごは大倉に縋るしかなく…
それって愛?それとも執着?
共依存のような関係なのかと思ったけれど、
後日談で田舎でのんびり幸せそうに過ごす二人に
ちゃんと愛情になったのかなとほっとしました。
あと、田舎に帰ると方言で訛ってしまうりんごにギャップ萌えでした。
『落果 スピンオフ』
続編『蜜果』ではメインカップルを差し置いて
主役に躍進した店長&レオの出会いと再会のお話。
一言でいってしまえばノンケホストのメス堕ち物語なのですが、
店長にしろレオにしろ、やはりキャラクターが魅力的でした。
Sっ気はあるけれど、ただのドSじゃなくて攻めっぷりに
可愛いものを愛でる温もりがある店長も、ホストなのに初々しく、
半ば強引に処女喪失してやだやだ言いつつも未知の快楽に
新たな性癖の扉を開かれてぐっずぐずにされちゃうレオも、
その見た目と中身のギャップがいい…!
特に気持ち良すぎて店長にしがみついて
ごめんなさいしか言えなくなってしまうレオは
可哀想なんだけど、最っ高に可愛いんです!
散々えげつない抱かれ方したのに、その快楽を忘れられず
その後何年も店長を探し回って再会した途端「抱けよ!」と
直球なところもバカわいくてよい。
店長曰く「ツラはいいけど頭悪そう…」なところがレオの最大の魅力です。
多分、「結腸責め」を知ったのも今作が初めてでした。
パっと見、モブ顔なのに涼しい顔してバリタチのテクを
駆使しまくってガン攻めする店長に惚れたものです///
きっかけは罰ゲームからのセックスだったけれど、
ドライなやりとりの中に両者に芽生えつつある愛が感じられて良かったです。
そして、『蜜果』へ!
『君のいる家』
仕事ばかりの生活で枯れ気味なバツイチ男・万才が
チャラそうな見かけによらずしっかり者の年下男性・南に
世話をやかれて日々が瑞々しく甦ってゆくお話。
万才は元既婚者で、南も絶食系で、はじめのうちは
全く恋を予感させないのですが、じわじわと絆され、意識していく
ゆっくりとした流れが他二作にはないピュアさがあり、癒されました。
こなれていないおっさん攻めも可愛いかったです。
蓋を開けてみれば実は肉食系というギャップにもグッときちゃいます。
3カプ分のお話が収録されてます。全部好き!っていう短編集に出会えることは少なく(自分比)、これは全部同じくらい好きになれた貴重な一冊になりました。
最初は表題作。暴力シーンは苦手なんですが、目は無事だったみたいでひとまず安心。顔だけが取り柄の性格悪い受けが、やっと全部を愛してくれる相手に気付けたとも言えるのかな?巻末おまけもこの二人で、心穏やかに過ごすりんごを見れて良かったです。攻めはりんご農園が似合いすぎるタイプでちょっと面白い笑。
二作目はウリ専がホストを女抱けない体にしちゃう話。激しいHからの再会Hでエロエロ。お話はシンプルですけど、攻めのキャラが何とも言えないイイ感じで惹かれました。確かにこれは続きが気になります!
三作目は家事代行君と男やもめ。受けの見た目とのギャップが良いです。こちらもすごくシンプルなお話なのに満足度が高い。年齢差開き過ぎですがすごくぴったりのカップルだと思いました。
「蜜果1.2」を購入したものの、「落果」が未読だった事に気が付いて電子で読みました。
akabeko先生の作品は「少年の境界」にどハマりしたのですが、こちらの作品は短編集でしたのでハマるまでには至りませんでした。
でもどの作品のエッチは気持ち良さそうでした。
「落果」の2人のこれからも気になったし、もちろんスピンオフの2人が「蜜果」でどうなるのかも楽しみです。
意外に面白かったのが「君のいる家」でした。親子ほど歳の違う2人が、お互いに気になって行く過程が良かったです。これだけで一冊にしてほしかったですね。
拝読しました。
りんごさんの表題作はなんとも暗い・・・共依存?と思いきや、巻末でラブラブになっててホッとしましたよ。お幸せにね!
で、スピンオフ。
店長とレオ、単純に二人に起きてることってすごくゲスいですよね?だってカラダの関係だけなんだから。
セリフだけ読むと、セフレになろうって。
なのに、もう二人が惹かれあっているのがダダ漏れで・・・お互いじゃなきゃダメなのはもうカラダだけじゃないんじゃないの?と、読んでるこっちの顔もレオみたいに赤くなってきちゃう。エロいのにキュンとなるって不思議。
この続きが読めるなんて、有り難き幸せです。
(あ、家政夫のお話も可愛かったです)
『少年の境界』を読み返してakabeko先生の漫画の面白さに開眼し、こちらも読んでみました。
一冊に3つのお話が入っている短編集で、表題作、表題作のスピンオフ、全く別の話の順に収録されています。
他のレビュアーさんの多くが書かれていますが、落果のスピンオフのゲイ向け風俗店店長(元タチ専ボーイ)が!元タチ専No.1のテクがっ!言葉攻めがっっ!
無表情なのにエロい。
大変好みの攻めで萌えました。
ノンケホストのメスイキも良いですよ。
クール、無表情、バリタチ、テクニシャン、Sっ気たっぷりな攻め様が好きな方は是非読んでいただきたいです。
『蜜果』が単行本になるのが待ち遠しい。
表題作も面白かったのですが、スピンオフのインパクトに押されてしまいましたね。
最後のお話の攻めは40歳バツイチの冴えないオジサン風なのですが、意外に肉食系なのが良かったです。
顔を傷だらけにされてしまったりんごちゃん
メンクイなのでとてもショックでした
漫画なので傷があっても超かわいいじゃんと思いますが実際はひどい傷なんだと思います
攻はりんごちゃんが傷だらけにされるのを黙ってみていた
結構ひどい話ですが、顔に一番肩を置いていたりんごちゃんはそれがダメになっても慕ってくれる攻にグッと傾倒してしまいましたね
歪んだ歪な愛
しかし2人は幸せそうなのでこれはハッピーエンドですね
受がもともとモデルだったとか、実家は林檎農家とかそういう設定も話に深みを与えています
素敵な作品ですね
スピンオフの立ち専ボーイ×ホスト
エッチで良かったです
2人の今後の関係がどうなっていくのか楽しみです
お互いでしかイケなくなってしまったというのは、身体からはじまる恋でいいのでは?と思いました
君のいる家
長髪受 最近見なかったので嬉しかったです
新鮮でした
実は肉食系だった攻もこう、わかる この世代のおじさん結構肉食多くてぐいぐいくるよな とか
受のチャラそうなのに絶食系なとことか今風の若い子だなって感じで
最近のBLは世論を反映しているのもが多くて読んでて興味深いです
中編に近い短編が3作。どの作品も完成度が高く魅力的で心に刺さりますが、表紙にもあらすじにもなってる「落果 スピンオフ」がメインと言っていいと思います。スピンオフなのに(笑)
なんと言っても元ナンバー1タチ専ボーイの攻めの威力がすごい。彼だけ名前すら判らないのに、ですよ。受けの人気ホストも感じやすすぎて可愛いですが、受けの感度が良すぎるのか攻めのテクが凄すぎるのかわからない位の迫力セックスです。言葉攻めも萌えるしフィニッシュでいつも気絶しちゃう受けが可愛い。ある意味こっちも落とされた果物。本名「実」とか果物の名前だったら面白い。
表題作「落果」も現代社会でこういう犯罪本当にありそうなので怖い話です。美しいけど性格に難ありのリンゴちゃん。犯罪により失ったものは大きかったけど本当の恋人を手に入れた?みたいな。いやいやそれにしても可哀想すぎる。書き下ろしの最後の短編が甘かったのが救いです。
「君のいる家」は都会で孤独な2人が引き寄せ合うように出会ってしまった…ような話。親子ほど歳の違う年上攻めのある意味王道の話。歳の差カップルで受けも長髪なんだけど、ザ・美少年って感じの子では全然ない所が今時のBLらしくリアルっぽくて良いです。美少年も良いですけどね!こういう現実の青年っぽい感じがこの方の作風に合っていると思います。
akabekoさん最近の人気作家さんなのがわかります。個性あって良いです。また作家買いしてしまいそう。
2019年アワードに書いたコメントと同じ内容になるのですが、思いのたけをそのまま載せておきたいなと思い、再録です。
落果でBL沼に叩き落とされました。もう二度と浮上できないという諦めと感謝でいっぱいです。
刃物で商売道具の顔を滅多刺しされる主人公のりんご。
バリタチ店長の凄まじいセックステクニックによって女性が抱けなくなったノンケのホスト。
衝撃的でしたが、インパクトだけではなく、もうお互いしかいないという運命的な愛も感じられてすごく心が揺さぶられのたうち回った作品です。
こんな本には一生でそうそう出会えない、出会えたことに感謝しかありません。
「落果」
ストーカーと化した客に顔を傷つけられ、売り物にならなくなったナンバーワンコールボーイのりんごと、ボディーガードをしていた大倉くんのお話。
見てたんなら助けろよ!ってならないのが、りんごちゃんの不思議なところ。
若い頃は私、こういう歪んだ愛の表現を見て、ここまで求められるってすごい!深い!って思ってたんだけど、今はさすがにもう、そんな風には思えないかな。
でも、りんごちゃん自身は愛されてるって実感してるし、幸せそうだからいいか。描き下ろしもラブラブ。
「落果スピンオフ」
あらすじで説明されてるのがスピンオフの方って珍しい。
ノンケのホストが、タチ専に抱かれてグズグズになってしまう。その時の快感が忘れられず…というお話。
これもあまり愛は感じられず、ノンケがメス堕ちさせられただけの話だなと思っていたのだけど、攻めの方も、受けを抱いてから射精できなくなったそうで。
お互いがお互いの身体を、忘れられなかったという解釈でいいのかな。ここから恋愛に発展していきそうな雰囲気は出ていたと思う。個人的な好みだと、この後をもうちょっと見たかった。
「君のいる家」
バツイチのおじさんと、家事代行スタッフの男の子のお話。
このお話がいちばんよかった。ふたりの心が通い合う流れが自然で、ノンケ同士だけど、お互いに相手を必要として、求め合う感じに萌えた。
このお話だけなら萌2をつけたい。
表紙とタイトルからメリバものを想像していたら存外に希望・幸福エンド作たちで読後感も良かったです。
また、短編だからか、どれも冗長になったり世界観がくどくなりすぎない所もgood。
あらすじ作(落課スピンオフ)は、「メス堕ち」「再開」がテーマです。
テーマと絵柄にエッジが効いていますが、他がシンプルなので不思議とバランスが取れています。
というのも、キャラとメス堕ちの過程を成り立たせるためだけの最低限の設定・回想で構成されているんです。脇役も出しゃばらず(というかほぼ記憶に残らず)主役二人が出会うためだけの黒子さん状態、攻は名前すら出てきませんが、何の違和感もありません。
主役二人もさほど多くは喋りません。
お互いに言いたいことは山ほどあるけど、必要なところだけを凝縮して会話し、あとは身体でぶつけ合う感じ。
余計なものが無い分、
「受の陥落→渇望→満たされる瞬間の幸福」という一連の流れに夢中になれます。だからこそENDで胸が熱くなる。
無理やり、腸洗浄、潮吹きなどの少々踏み込んだプレイがありますが、抵抗のない方なら是非おすすめしたい良い濡れ場です。むしろここまで描いてくれて感謝。
攻はまあまあ強引でSっ気もありますが、「快楽で陥落させる」以外のことに関しては至ってジェントルかと思われます。
ひょうひょうとしていながらも影のある雰囲気が大変魅力的です。
受の堕ちて乱れる様を味わうも良し
攻の陥落主義に感動するも良し
短くサクッと読めるのにズドンと来る、ショートショートの様な味わい深い作品でした。
『onBLUE』で読んだ、ノンケホストが快楽で男に堕ちてしまう話はエロくてゾクゾクしました♪
私が好きな話で一冊まるごとなのかなって思いましたが、全部で3カップルの話が収録、ちるちるBLアワード2019 ディープ部門にノミネートされるだけあって、どれも ”ディープ” な話です。
なんだか好みが分かれそうな一冊です。
●「落果」
No.1コールボーイのりんごは美しいけど、人気をいいことに、客を選び、仕事仲間を見下す傲慢な男。
りんごを守ろうとするボディガードの大倉にも「役立たずなまま厚かましく生きれば」と暴言を吐く。
でも、あしらった客から、りんごは自慢の顔を滅茶苦茶にされてしまった…
深い傷が残るりんごにコールボーイとしての価値はもうない。
それでも大倉だけはりんごを助け、りんごは大倉にすがる。
大倉はりんごの暴言で「生きてていい」と思えた。
そしてりんごを自分のものにしたくて、傷付けられるのを黙って見ていた。
それを知っても、りんごには大倉しかすがるものがない…
うーん、これって愛なのかな?
自分で他の選択肢を見ようともしない狭い視点、他からは選ばれないからそれを選ぶしかない、思い込みと打算による結びつきは胸くその悪さを感じます…
●「落果 スピンオフ」
ウリ専店長が以前、タチ専門のウリをしていた時に、先輩ホストからの苛め罰ゲームで「処女を捨ててこい」と連れてこられた新人ホストのレオ。
レオが嫌がっているのはわかってるし、そのホストクラブにムカついたとしてもレオのせいじゃないのに、タチ専男は、レオを調教するかのようにしっかり抱きます!
風呂場に連れて行き、洗浄の屈辱を与え、気持ちのイイ場所を見つけて潮吹きまでさせる…
その後で優しく抱きつつ、ここぞってところを攻めて気絶までさせるテクニシャン。
こんな抱かれ方をされたら、ノンケだって男を欲しくなるカラダに作り変えられてしまうっていうのを見せつけられました!
とーぜんレオは女が抱けないカラダになって…
タチ専はその後ウリをやめて店長になったわけですが、タチ専を求めても会えずに他の男に抱かれてもレオの飢えは止まらない。
そんな二人が再会したらどうなるか?
レオの堕とされ方にゾクゾクします!
この話はとても好き!
●「君のいる家」
バツイチ40代の万才は生活が滅茶苦茶で、家政婦を呼ぶと、やってきたのは長髪の若い男・千秋。
千秋はチャラいけど仕事は的確で、万才は千秋がやってくるのを楽しみにするようになり、千秋のことがかわいく見えてくる。
でも千秋の死んだ父と同い年の自分、ましてや男っていうのが引っかかって、千秋を呼ばなくなるものの、千秋から助けて欲しいコールが入って…
私的に両方のキャラに魅力を感じられなかったというのもありますが、寂しい二人が都合いいところに居た相手を選んだようなお手軽さがって、萌えを感じられず…
タチ専×ホストの話はめっちゃ好みなのだけど、前後の話が好みじゃなさすぎました…
akabeko先生、ゾクゾクっとさせられるのが良いぞって時と、愛が感じられずにテンションがしぼんでしまう時と、私にとっては両極端な作家さんです。
連載時から好きだった作品が単行本になり購入。
やっぱりまとめて読むといいね。
どのお話も好きだし、どのキャラも魅力があって面白いです。
売れっ子の売り、りんごちゃんのボディーガードは大柄でちょっと暗い変なやつ、大倉。でも、ストーカーに顔を傷つけられて落ちぶれてしまったりんごちゃんを、変わらずに支える。むしろ大倉の方がだいぶやばいやつかも?と思うくらいりんごちゃん一筋。
No.1タチにフルコース食わされるノンケホストくんの話。冷めきった、今は店長の攻めが忘れられないホストくん。再会して、今度は店長の方も、俺たち合うんじゃない?っていうのが萌えます。
最後は、しっかりものだけど純粋で可愛すぎる家政婦バイトくんと、男やもめさんのお話。
どれも読み返したい、いい作品ばかりです。
評価の高さに期待して読んでみました。
一冊丸々1つのお話じゃないんですね。
あらすじと最初のお話が内容があれ?と思いました。スピンオフの方だったんですね。
『落果』
天狗になったりんごがどん底に突き落とされて、それでも好きでいる大倉。
いやいや、見てないで助けてあげなよ!
でも傷ついたから見えてきた物もあるのかな?
嫌いだった大倉に抱かれて。
最後の短編では田舎に祖母の手伝いに大倉もついてきます。もう東京に戻らないと言うりんごに大倉も残りたいと。
やっとりんごも大倉に好きと。
ここまで追いかけられたら落ちますよね。りんごに幸あれ!
『落果 スピンオフ』
レオが気の毒で。新人イジメの罰ゲームでノンケなのに無理矢理勃ち専門の風俗に連れて行かれフルコースを。
そしてレオは女を抱けなくなり男を買い誰に抱かれても満足できなくなって。
相手の(名前不明)人もノンケ相手には罪悪感を感じるようになってあれ以来いけなくなって。
そんな二人が運命の再会。
特別な二人だったのかな。レオはいきまくり、相手もちゃんといけて。
皮肉な運命だけどここに恋愛要素が生まれたらいいのになあ。
『君のいる家』
男やもめの引きこもり万才と家政婦の南。
親子の年の差。
孤独な万才は南のあっけらかんとした態度に長髪に家事をやってくれることに妙に意識しちゃって。
繰り返し指名して料理も作ってもらうも意識しすぎちゃって避けるように。
南も指名がもらえず万才を心配したり落ち込んだり。
南がパニックになったときに万才を呼んで。
だけどそのままエッチとは?
万才も枯れてはいない肉食だったのですね、南も絶食だと思ってたのに感じちゃって。
どれもエッチが気持ち良さそうでした。
ハッピーエンドとは言えない話も読後感は悪くなく。
心が勃起する短編集
なかなかよろしい煽り文句ですね(笑)
エロをエロく描くのは本当に難しい。
それに真っ向から取り組んだ素晴らしい作品集です。
やはり、スピンがよかった。
BLCDにもなるとのこと。期待しています!
最後まで楽しめました。
エロ好きの方にオススメします。
スピンオフが有名なこの作品。
本当にどエロいですよね。
「男なんて絶対無理!嫌だ嫌だ!」と抵抗していたノンケホストの快楽堕ち。
プレイはもちろん、レオの反応や表情がすごくエロい。
その後ホストを続けるものの、後ろを使ったセックスを忘れられず、心と体がアンバランスなまま過ごしていた日々は辛かっただろうな…と思う。
本来バイでもないわけだし。
そんなレオだけど、店長と再会したときの性的反応は凄まじかった。
追い求めすぎて、神格化されていたんだね。
上記のとおり、この作品では本当にスピンオフが有名で評価も高いのですが、実は好きなのは同時収録作の《君のいる家》だったりする私です。
男やもめの四十路男・万才と家事代行の若い・千秋。
くたびれた雰囲気漂うおじさんと、チャラくてイマドキ風な若者。
千秋は風貌や言葉遣いのチャラさが嘘かのように家事が得意で、妻が出て行き一人暮らしの寂しさを感じていた万才の日常に入り込んでくる。
2人の距離が近づく過程にすごくドキドキしました。
千秋が万才を意識してることを自覚した瞬間の顔や仕草が本当に可愛くてツボでした…
本当はチャラくもなんともなく、恋愛にも性的にもウブな千秋が愛しくて愛しくて…
これはノンケだと思って生きてきた2人が、自分の中に眠る別のセクシャリティに気づく運命の出会いだと思うんですね。
惹かれ合い求め合う2人が、とてもエロかったです。
店長レオにどハマりです。
もっと続きが読みたいよー!!
落花スピンオフ、レオが店長の手練手管でメロメロに堕ちていく様が萌えまくりです。
タチセンボーイの勉強になりました。笑笑
店長→←←←←レオだったけど、その後のお2人、店長→→←←レオが読みたい!
妄想で補っています。
落花りんごちゃんも良かったね。大倉とお幸せに!
こちらはハッピーエンドで完。
君のいる家、おじさんと若い男っていいですよね。。万才さんのほおりょうりょく!!オヤジ攻め好きだなぁ。しみじみ
作家買いです。
他の連載もあるからお忙しいでしょう。。。
何卒、スピンオフを!
スピンオフのみの評価です!
それ以外は申し訳ありませんが、私は全く好みではありませんでした。
皆さんおっしゃってますがスピンオフ、私も大好きです、、やばいです。はぁ、、
レオは店長のこともう好きだといいな、、
この2人の続編本気で希望です。過去のシーンが1番萌でした。
作者さんありがとうございます。続編出たら即買います。
ドラマCDになるということで、Twitterで見ていて、少し気になっていたので、買ってみました。
エロかったです。とにかくエロかったです。表紙からにじみ出たエロさが、また良かったです。
ー落果ー
プライドが高いゆえの展開が面白かったです。ヤンデレ攻めも個人的にとてもよかったです。でもまぁ、正直もう少し、ヤンデレでもいいかななんて、欲望まる出しですねw自粛しまーす。
ー落果スピンオフー
これが非常に気になっていました!そして、このお話が、一番エロかった!ありがとうございます。ごちそうさまです。エロい代わりに、あまりストーリー性はありません。それでも、ストーリー性にかけていても、とてもエロい!私は、ぜひともスピンオフのエロさを皆様に体感していただきたい!暑苦しくなりましたが、それほどエロいです。
ー君のいる家ー
この漫画の中で、一番ストーリー性がありました。このお話を読むと、人が恋に落ちていくのは、なんてきれいなんだろうと、思うことができます。勝手に勘違いして、離れていく系のお話は、やっぱりいいものです。
振り返ってみてこの「落果」という漫画、非常にエロいです。非常にエロいです。(大事なことなので2回言いました。)ドラマCDのほうも聞いてみたいと思います。
短編で3つのお話しと落果のその後のお話しが入っています。
私は落果のスピンオフのお話しがエロくて一番好きでした。
落果
綺麗だけどそれを鼻にかける生意気なホストのりんごは顔に傷をつけられてから、人気が急落します。
元No. 1のプライドで優しくしてくれる人にすら酷いことを言う、性格悪いりんごですが、私は人間くさくて可愛い感じがしました。
仕事でないセックスに始めてメスイキする所は可愛いかったです。
落果スピンオフ
あらすじにもある通りイケメンホストの受けが、バリタチ売り専No. 1の攻めにメス堕ちさせられるお話し。
とてもエロくて受けのホストが可愛いです。
攻めはクールなイケメンで受けの無自覚な可愛さに、受け以外ではいけなくなってしまい、両思いになるのも良かったです。
君のいる家
40過ぎで奥さんに逃げられるおじさんが、若い男の子と恋に落ちるお話し。
おじさんがエッチには肉食系なのがエロいです。
落果、落果スピンオフ、君のいる家、と3つのお話が入っています。
akabeko先生は私の中で病み属性の強い作品を書かれる作家さんのイメージなので、
自分が元気な時じゃないと読めないのですが(笑)、
こちらは読みやすく好きな一冊でした!
ページが進むにつれてマイルドになるような印象です。
中でも私は「落果スピンオフ」が好きでした(*'ω'*)
風俗店店長×ノンケナンバー1ホスト。
表紙の彼はこのノンケナンバーワンホスト君です。
少し前、店長がデリヘルタチ専門をしていた頃に仲間にいじめられて入店したホストに
バッチリサービスをしてしまって…なおはなしです。
ノンケホスト君がタチナンバーワンにドロドロにされていくシーンは
気持ちよくなることに恐怖を感じていて、
かわいそうに思いつつも…かなり興奮しました(*ノωノ)
それと恐怖だけじゃなくて、そんなことをしてくる相手にすり寄っちゃうレオ、かわっっっ…!
店長もそんな様子にまんざらでもなく!!
恋とまでまだ呼べなくても、店長の中で「何かが芽生えているのよ~♪」(by美女と野獣)
なのがいいです!
『落果』
ナンバーワンコールボーイ・りんごが客の逆恨みで
その美しい顔に傷を付けられ客もとれなくなり
プライドもズタズタになった頃
冴えないボディガード役の大倉が
信じられない告白を…。
ああー…こんな歪んだ愛って怖いけど
誰よりも欲しがられたらそんな人生も悪くないのかも。
高飛車過ぎるりんごが最初好ましくはなかったけど
傷付いたリンゴは甘くなろうと努力するらしいです。
(いや、本当かどうかは定かではないのですが)
描き下ろし、青森のリンゴ畑でのエピソードもときめきました!
わぁ、りんごはあんな綺麗な顔して津軽弁話すんだと嬉しくなりましたww
大倉は体格もいいのでかなり重宝されそうですし
性格も田舎向きだと思いますww
『落果 スピンオフ』
店長があんなにテクニシャンだとは……!!
涼しげな顔して容赦ないくらい快感に溺れさせるなんて壮絶でした!!
当時のノンケ新人ホスト・レオがちょっと可哀想でしたけど
あれだけカラダの相性いいおせっ久はなかなか無さそうですね。
他の誰と試してみても違ったなんて店長ときたら罪な男。
愛とは異なる感情から始まっても、情も立派に愛のうち!
TKB吸われてめちゃめちゃ感じるところも
気持ち良すぎて縋ってしまうところも素直で非常に可愛いです。
店長の新しい性癖もたまりません。
欲を言わせてもらえれば、その後の二人も読みたいです。
『君のいる家』
40歳の男やもめと来たら家事代行サービス、いい流れですね(?)
元妻が酷過ぎて、なんで結婚したの…??と思ってしまいましたが
結婚してから相手が変わることもあるので何とも言えませんね…。
独りの寂しさが好意に変わるなんて簡単な事かもしれないけど
それは決して誰でもいいわけじゃなく
今時の若者のようでいながら寂しさを持った南くんだったからなのでしょうね。
万才さんが自分にブレーキをかけたり必死になってしまったり
若い方々からすると年甲斐もないような姿がいとおしかった!!
普段は年上受けが好きですが、万才さんのような攻めも素敵。
しかし南くんは髪切らないのかなぁ…。
今更ですがもっと早くに読めば良かった!
神寄りの萌×2です!!
表紙の泣き顔とあらすじ内容から、とっても暗い、病み系・闇系かと構えつつ読み出したら…
全然そんな事なかったです。
それどころか「愛」も感じられて可愛い話じゃない、なんて思ったり。
「落果」
ウリ専No.1ボーイ「りんご」ちゃんが、客に顔を切られて大きな傷がつき、客は皆離れ、店も辞めて。何もかも失ったのにりんごは傲慢なまま。そんなりんごを、店の従業員の根暗な男・大倉が全て包み込む…
あら、ここで終わり?愛のある可愛い話じゃないですか。
「落果 スピンオフ」前後編
と思ったら、こちら。面白い。
りんごの働いてたウリ専風俗店の店長さんのお話。
店長さんは昔タチ専のボーイでした。その時に罰ゲームで連れてこられたノンケのホスト君を、メッタメタにケツイキさせちゃったんですねー。
偶然その時のホスト・レオに再会したが、レオは後ろの快感が忘れられないカラダになっていた…
店長さんの淡々とした態度がなんとも言えずいい味。これ、ちゃんと責任取ってるね。
これからこの2人、ちゃんと恋心が生まれればいいなぁ。
「君のいる家」前後編
これもかわいいお話だと思いました。
バツイチで家の中の管理が行き届かない在宅リーマン・万才と、家事代行サービス会社の社員・南くん(長髪♡)のゆっくり縮まる距離感。
万才は元々ノンケ、南くんは恋愛に興味ない系でして、2人が肉体的接触に至る流れは正直唐突にも感じる。でもお互い優しい心で接してるから読後感はとても良いです。
「bonus track」
「落果」の大倉xりんごのその後。
田舎に帰ったりんごと、共にいたいと言う大倉。ひたすらりんごに尽くす大倉と、愛情で応えるりんごのパーフェクト成就。
2人とも良かったね。
ウリ専が舞台の話だから暗そうと思いきや、そんな事なかった。読みやすかったです。
私も二作目の「落果スピンオフ」にやられましたね。
表紙と帯に衝撃を受けた、あの子のやつです。
タチ専のNo.1ボーイだった店長がその昔やってしまったノンケホストへのあれこれ。お腹を水でガブガブにさせてのシャーっが、拷問のようで怖かったけど、あれ、痛くはないんですよね?!「二度と女抱けない身体にしてやるよ」の宣言通り、そっちにされちゃった可哀想なレオさま。責任とってもらえたから結果オーライってことでいいのかな。
三作目は家事代行サービスの男の子とおじさまのお話。おじさま好きには堪らない哀愁漂う場面がちらほらで良いんじゃないでしょうか。
一作目のりんごちゃんのお話は、途中まではりんごちゃんが傲慢で好きになれなかったのですが最後のボーナストラックまで読むとなんだか可愛く思えてきます。リンゴ畑でのエッチ、なんだか青春ぽくて好き。
表紙は『落果』スピンオフのレオくん。
試し読みで印象に残っていたシーン「はい出産〜」もこちらのスピンオフ作品のものだったのですね!!
(恥ずかしながら本誌を追うことが出来ていない為、単行本を読んで初めて知りました……)
『落果』本編の大倉さん×りんごちゃんが非常に可愛いです。
「傷物になって…売り物にならなくなれば こうしてクズな俺の手でも届くと…」と言ってのけた大倉さんは、僕好みの理想の歪み方!!
こう、イイ感じに歪んでると却ってスカッとしますね(*´꒳`*)
一作品目を読んだ瞬間、
あれ?表紙の彼いなくない?
と思いましたが、表紙の彼はスピンオフに登場します。
とにかくかわいいーーー!
個人的にヒットは、この相手役のタチ専のボーイ。
飄々として動じないように見えて、内心怒ってホストを快楽堕ちさせてしまうテクの持ち主…さすがBL!!
とまあ二作品目がめちゃくちゃヒットなのですが、他の作品の話も少々。
1作品目は堕ちたNo. 1ボーイと彼を崇拝する攻めの話。キラキラとか幸せとかからは少し外れた、人のどーーしよーもないところやかっこわるいところにズバッと切り込んでいます。
3作品目は、汚部屋ずみのプログラマー×家事代行サービスの青年。この青年がなんとも健気で一途でかわいい。プログラマーのおじさんも不器用でなーー。前の二作品と比べるとピュアでかわいい2人です。
この方の作品はアクが強めなのが魅力だと思いますが、読みやすさとアクが両立した良作だと思います!
初めてこの先生を読む方にも入りやすいのではないでしょうか。
とにかく表紙の子であるレオが可愛かった。あらすじにある、レオが出るお話は、落果というお話のスピンオフでした。あらすじから予測していたほど、酷いお話ではありません。どのお話も、うっかりと落ちてしまって離れられなくなってしまった2人の話。
落果は売れっ子ウリ専ボーイのりんごが顔を傷つけられたところから始まるお話。ほの暗いけれど、愛のあるお話で良かったです。
落果スピンオフは、あらすじの通り。ホストが罰ゲームとしてタチ専のボーイにイジメられ、その快楽に屈してしまう。レオがぐずぐずになって、気持ち良さそうで可愛かったです。タチの方も、可愛いと思っているのがわかって、この先も読みたくなりました。
君がいる家は、それまでの話と違って、ほのぼのあたたかいお話です。家事代行サービスの男の子に、うっかりハマってしまったおじさんが良い。
受けの子達の気持ち良さそうな表情や仕草が本当に可愛いです。スピンオフの続編は出ないだろうか…。
akabeko先生の「依存の楔」がホラー過ぎて怖かったので、躊躇したのですが、とても良かったです。まぁ違う描かれ方の(優しくて、甘い)「共依存」かなと言えなくも無いですが。
でも恋愛ってちょっと狂ってて、そういうものでしょ、ゆるしてあげて。と作者が言っているような優しい目線を感じます。
3つのオムニバス形式で、それぞれの物語の相互関係はありません。(2本目の落果スピンオフが舞台となっている店が同じ、というだけ。あらすじに書かれているホストのお話はこちらです。)
他の方のレビューにも有りますが、受の子たちの乱れっぷりが皆んな可愛いです♡気持ち良さそうなの!(そう言っちゃてるし。)
『落果』『落果 スピンオフ』と表題作が2CPありますが、スピンオフの方がとても引き込まれました。あらすじに書いてあるのもスピンオフのカップルのことですね。『落果』は綺麗な顔立ちだった人気のコールボーイが、客の恨みを買い顔を刃物で傷付けられてしまいすっかり人気が落ち込んでしまったところをボディガードだった攻めに押されて、すべてを受け入れてくれる彼に絆されてしまう話でした。受けの名前が源氏名ではあると思いますが「りんご」なので、まさに落果というわけですね。整った顔が傷付けられてでも自分の手の届くところに堕ちてきて欲しいと願った攻めは終始優しかったですし、正直ヤンデレというほどでもない気がしました。ちょっとくっつき方があっさりしていたようにも感じました。
『落果 スピンオフ』はりんごが働いていた店の店長の昔の話です。タチ専の店でボーイをやっていた頃に、先輩ホストに無理矢理連れてこられた新人ホストのレオの相手をすることになるのですが、彼には関係ないことで苛立っていたこともあり彼がノンケであると知りつつも結構がっつり掘ってしまいます。その快楽が忘れられないレオは再び抱いて欲しいとせがむという、そう珍しい話でもない作品です。が、とにかく情事の描写が濃く、レオの乱れ方がかなりいやらしいのでとても印象に残る作品でした。もっと2人の関係性を追いたくなりますね。
『君のいる家』は上記2作品とはまったく関わりのない作品です。離婚してから寂しさを抱えたバツイチの万才と、そんな彼の散らかりまくった家に家事代行サービスとしてやってきた若い南。ずけずけものを言う若者の南に世代間のギャップを感じつつも、万才は家に誰かがいるということの暖かさを心地良く思うようになります。南の方も掃除や料理をしてあげるうちに徐々に惹かれていたことに気付きます。車の中でのキスシーンには凄くきゅんとしました。情事のエロさでいうと『落果』シリーズには劣りますが、何でも思ったまま口にするような南が行為の最中はとても可愛らしくて最高でした。全体的な雰囲気も穏やかで好きですね。
3カップル出てきますが、読後の最初の感想は…とにかく気持ち良さそう!!
各々に抱えているもの、過去…あるのですが、今、こんなに気持ちいいなら幸せだろうな、と思える内容で、私的には最高でした。真っ白で綺麗な人生だけじゃないし、それぞれの今の自分を愛してくれる相手に巡りあえて良かったな、と老婆心ながら思いつつ、ふわっといい所で終わっていて、続きがあったら読みたくなりました。
皆様も書かれておられますが、あらすじに書かれているお話は二話目でした。知らずに読み始めて、ほんの少しだけ混乱しました。
ダヨオさん特集目当てのonBLUE掲載で読んだ「落果スピンオフ前編」。うわぁその後どーなっちゃうの!?と続き読みたさに、このお話目当てで次号も入手したほど。
これ、スピンオフだったのか。
三つの作品が収録されてます。
ゲイ向け風俗店を舞台にした【落果】と【落果スピンオフ】
正直、スピンオフのほうが強烈です。
罰ゲームがわりに連れてこられたノンケホストを、タチ専ナンバー1ボーイが怒涛のどエロフルコースで失神するまで責めちゃいます。
ほんと、怒涛の責めですよ。シャワー洗浄もプレイの一貫にするやつって初めて読んだけど、すごいな。
責められて気持ちよすぎて脳みそ吹っ飛んで、べそべそとごめんなさい…しか言えなくなっちゃう姿とか、かわいそうで、かわいいです。
タチ専ナンバー1ボーイによる職人技的フルコースをどうぞご賞味あれ。
【落果】は美貌でナンバーワンコールボーイをやってたリンゴが客から恨みを買い、その顔をキズモノにされてしまい…というやつです。
ずっと側にいたボディーガード役のぬぼーっとした攻めが大型ワンコかと思いきや、実はヤンデレ風味。
傷物になればいいと思った…そうすれば自分が手に入れられると思ってしまったと泣く攻めのために、笑ってやりたいけど、傷のせいで顔が上手く動かないという一連のところが好き。
スピンオフのほうが強烈なのでちょっと霞みがちなのだけど、描き下ろし含めて読むと、攻めを受け入れるようになる受けの気持ちの変化がじんわりきて、これも好きです。
【君のいる家】
バツイチになったばかりの在宅プログラマーと家事代行サービスの男の子のお話で、前二つがウリ専のちょいダークめな話だったので、このお話の健全さがなんかいい塩梅で読んでてホッとします。
うん、どれも面白かったです。
毛色の違う2冊が先月同時刊行されたakabekoさん。
こちらは萌え特化+ナイスエロ充で読みやすい1冊でした!
デビューコミック「蝶と花の関係性」が好きな方なら買って損なしだと思います!
特に「落果 スピンオフ」が最高に萌え滾りました\(^o^)/ウルオッタ
レオくんかわいいよ〜〜萌萌萌
3カプ入っています。うち2カプが繋がりあり。
「落果」(全1話+描き下ろし後日談)
ややこしいんですが、こちらは表題作ではありません。
あとから出来たスピンオフの方が反響が大きくてリード作品が入れ替わっちゃったパターンでしょうね。
でもタイトルの「落果」はあくまでこの作品に付けられたもの。
落果とは、書いて字の通り、果実が成熟前に枝から落ちてしまうこと。またはその果実のこと。
綺麗な顔を売りにNo.1コールボーイの座にいた〔りんご〕が、顔をキズモノにされたことで呆気なく全て失ってしまうお話です。
攻めが若干ヤンデレ入っているので本編はダークトーンですが、描き下ろしで補完あり。
木から落ちて傷付いた果物は売り物にはならないけどそれで味まで落ちるわけじゃない、っていう浄化系のお話。
売り物は高価で手に入らないからキズモノになるのを待つ。
酷いけど、わからなくもない人間の矛盾の感情。巧いなと思う短編でした。
受けが結構がっつり顔を傷付けられるので、傷萌えの嗜好がある人にも良いのかな?私は萌えた。
「落果 スピンオフ」(前後編)
スピンオフですが、これがあらすじの作品(表題作)です。
これねー、掲載された本誌(はらださん号)をちょうど買ってたもんで、コミックになる前にもう何度読んだことか…!ってくらいに読み倒してました。
バリタチ凄テク持ちの攻めにノンケのかわい子ちゃんがぐっずぐずに開発されちゃうお話。
腸洗浄から始まって潮吹き、言葉責め、果ては結腸責めまで、好きな人にはたまらん萌えエロオンパレード!
そしてこの手のakabeko作品は攻め視点なのがさらに最高なのです!
ぎゅんかわいい雌イキ男子を愛でて萌えて滾りたい姐さま方に全身全霊でオススメ致します!
はぁぁぁぁ〜私も攻めになりたい。あんな風にぎゅう〜〜ってしがみつかれたら暴発必至だわ。
ちなみに蝶花の蝶野さんは女王様タイプの奉仕系Sでしたが、こちらの攻めはマスタータイプのちょい俺様系(でも奉仕系♡)なSです。
こちらのカプの後日談は、とらのあなの特典リーフレットに描き下ろされています♪(ホンネは皆が読めるコミックに入れて欲しかった…!)
「君のいる家」(前後編)
在宅ワークで人に会わないすさんだやもめ暮らしをしているアラフォー主人公が、友人に勧められて家事代行サービスを利用してみるとやって来たのは若い青年。
〔南〕が週2回掃除に来るようになったことで、「それだけで家に…随分…光が入るんだ」
そこには〔万才〕のせつな悲しい結婚時代のエピソードが潜んでいます。
元妻は近所の目を気にして万才に家事を手伝われることを嫌がった。労いの気持ちも届かない。
子供は出来なかった。体裁ばかりを気にする嫁からしたら死活問題だろうね。
そんな過去が万才にはあるのだけど、万才の願望はただ純粋に「自分のために誰かが何かしてくれるのが嬉しかった。そしてその相手を労いたかった。」この一点だったんだろうなと思いました。
恋愛の葛藤とはちょっと違うんだけど、そんな万才の葛藤が心の別の部分に刺さるというか、リアルな方に共感度の高い題材で描かれている印象のお話でした。
BLとしての濃度はややあっさりめですが、ほっこりする良作。
作者様の描かれる飄々としているように見えて色気たっぷりな攻め様が大好きです!
作品中ではスピンオフとなってるのですが、あらすじにも書かれている元タチ専店長×ノンケホストが、エロエロでとっても良かったです!
優しげに追い詰めていく言葉責め最強!!
女を抱けない身体にしてやるってよく言う台詞なのに何故こんなにキュンキュン来てしまうのか。。
身体先行で、まだ恋愛未満だったのでもっと続きが読みたくて堪らないです!!
まさに堕ちてくって感じで、しばらく忘れられなそうなくらいツボでした。
1話目のボーイ×元ウリ専は、ワンコなヤンデレ攻めでイタタタ。。な展開でした。