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僕を憎んでよ 一生
kokoro wo korosu houhou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
待ち望んだ3巻です!
義弟・光の歪んだ愛情に心を壊された義兄・春樹。
真実を知らぬまま、春樹にトドメを刺した元彼・英(はなぶさ)。
2巻のラストで、英さんと破局してしまった春樹。
あまりに春樹が可哀想で読んでいて辛い部分がたくさんあったのですが、3巻では…
まず一言言わせてください。
春樹が美しいんです…。こんなにも美しい壊れ方って、すごい。
すごく、悲しくなるんですけどね。それ以上に、綺麗だと思ってしまうんです。
もしこれから読まれる方がいらっしゃったら、ぜひそこに注目していただきたいな…!
正月すら実家に顔を出さなかった春樹が気になり、アパートを訪ねた光。
そこに居たのは、憔悴しきり虚ろな瞳をした春樹。けれど、光の姿に春樹は激情を露わにします。
自分だけに向けられた、強い強い感情に、光は、これだ…と思うのです。愛されないなら、憎まれればいいんだ、と。
しかしその直後、春樹は倒れてしまいます。
運ばれた病院で、横たわる春樹の姿に光はやっと、自分のしてきた事がどれほど春樹を追い詰めていたか悟り、泣いて謝ります。
けど当然ながら、時はすでに遅く。
光が近づこうとすると身体が拒絶し震える。
"吐きそうだったよ"とまで思う春樹の光への嫌悪感に、胸が締め付けられます…。
英と別れ、仕事も辞め、すっかりやつれてしまった春樹の姿が泣けてくる程辛い。
"もう一度、呼んでほしい、あの声で"
そう思った時、春樹の中に過ぎったのは、「そんなに男とやりたいのか」という、あの夜に放たれた心を抉るような英の言葉。
退院して、体調は戻っても、心の傷は欠片も癒えないまま。
全てに無関心になってしまったような春樹だけど、光に対しては感情的になります。
"許さない 絶対" "お前を 一生"
そう言って光の胸ぐらを掴む春樹の瞳は、涙と、強い激情でウルウルと潤んでる。夜空の星みたいに、綺麗…
けど…だんだん…母親である遥さんまでも巻き込んで、強くなる不協和音。
春樹が放った一言は、きっと遥さんの心の、1番痛い部分を突き刺したんでしょうね。
みんなが、小さなナイフを持っていて、それは例えば、果物を切ったりする為のものなのに、人を傷付けたり自分を傷付けたりしてる。入院していた時の春樹みたいに。
あれだけ嫌だった光とのsexを、自ら、する?と言って誘うようになる春樹。
あまりにボロボロで、傷付いて壊れた春樹の心は、まるで自傷行為の様に、光を求めるようになります。
それを光も分かってる。
春樹が心から望んでるわけじゃないし、春樹の苦痛に気付いた光も、こんな形のsexは本心じゃないだろうけど…。
冷めた瞳で自分を見つめ、淡々と、躊躇いなく自分を誘う春樹への欲情を抑えられない。
何もかも失った春樹にとって、快楽だけが、唯一心を動かすものになってしまったのかな。自分を傷付けてきた行為なのに、もうそれしか出来ないみたいに…。
そんな春樹を光は、優しく抱くんです。
今までみたいな、強姦紛いな感じではなくて、春樹の反応を伺いながら、ゆっくり、慰るみたいに。
それでも途中、抑えきれなくて激しくなってしまうのが、若さというか、やっぱり光が光だなーって思う所なんですけど。
春樹から誘った初めてのsexのあと、ぼんやりと虚ろな表情で1人風呂に浸かる春樹に、控えめに話しかける光。
泡、ついてるよ、って、春樹の髪に触れて、そのまま優しくキスして。
1人帰る電車の中、"今がずっと続けばいい その目をそらさずに…"って、涙を流す光が本当にいじらしくて切ない。
あんなに、悪魔のように残酷に春樹を苦しめ続けた光(本人に自覚はないけど)なのに、春樹を壊した張本人なのに!
春樹が本当に壊れてしまった今になって、そんな春樹を一生懸命に支えようとして守ろうとして、繋ぎとめようとして、春樹にどんな風に扱われたって蔑まれたって、自傷行為の相手にされてるだけでも、決して春樹からは愛されなくても、ずっとずっと変わらず愛してる光が堪らなくいじらしくて…
なんか、あの電車のシーンは、光の心情が堪らないくらいに切なくて泣きそうになるんです…。
そして英さんも、春樹への罪悪感をずっと抱えたまま過ごしていたのですが、ある出来事をきっかけに、あのイブの日の真実に近づきます。
あの時、自分の放った言葉に、何も言えずに唇を噛み締めるしかなかった春樹の、涙の伝う青白い顔が浮かぶ。
うう〜私自身今思い出しても辛い( ; ; )
自分があの時拒絶しなければ、気付いてあげられていたら、って思う英さん。
"…先輩 したい…"
頬を赤くして、自分に触れる春樹のことを思い出す。けれどそこで浮かぶのは、他の誰かに抱かれている春樹…。
ここの春樹めっちゃエロいんですよ、英さんの妄想の中なんですけど。実際してる訳ではないんですけど、表情とか、身体が…。
はぁ…。1巻序盤の、人が良さそうな、ちょっと地味めで善良な青年風な春樹も好きだけど、やつれて、壊れそうなところでギリギリで踏ん張ってるけど限界で、クマの出来た目元、憂いを帯びた力無い、殺伐としつつどこかとろんとした瞳の春樹が本当に綺麗…!!とにかく、美しいんです…。儚くて、手を離したらふっと消えてしまいそうなくらい、刹那的な感じ。
優しかった春樹が、とても冷たく話すようになるのも、なんだか好き…。
表紙の英さんもすごいカッコいい。
2巻の時から思ってたんですけど、英さんの手袋めちゃエロくないですか。
2巻で、オフィスラブ的な事してるシーンがあるんですけど、その時の英さんの手袋エロすぎて悶えます。
でもこの巻では、英さんの出番はあまりないですけどね…
とにかく3巻は、春樹の美しさを堪能してください( ; ; )
あと、春樹が壊れてしまったことによって、光の狂気的な部分よりも、春樹に対する純粋な愛情の深さが強調されてると思うので、そこも良いんですよ…。
辛いのに、"好き"が詰め込まれてる。私にとっては、そんな作品です。
1、2巻では、あまりの痛さに読み返すのさえ躊躇した、こちらの作品。痛いのにページをめくる手を止められないと言う、まさに昼メロBLです。
3巻では、ちょっとは救いが見えるのか?、または、ますます痛い方に突っ走るのか・・・? ドキドキしながら読み始めましたが、痛い方に突っ走りました。
前回までの内容です。義弟である光に脅され、無理矢理身体の関係を持たされている春樹。心の均衡を保つため、上司で先輩でもある英に心を傾けて行きます。しかし、光の企みにより、英に「誰か他の男」と寝ている事がバレてしまい、彼から酷く罵られます。ショックを受けた春樹は仕事を辞めて-・・・という所からの続きです。
さて今回ですが、お兄ちゃんの壊れっぷりが凄い事になってます。
英からは手酷い言葉で罵られ、その上仕事も辞めと、もうどん底状態の春樹。そんな彼を心配し、訪ねてくる光。あまりに憔悴し、倒れた春樹を見て、そこまで彼を追い詰めた事に涙を流して謝罪します。でも、その涙も一切心に響かず、光に触られるのが「嫌だった」どころか、「吐きそうだった」と心中で吐き捨てます。なんと言うか、その嫌悪感が凄まじいのですが、それが萌えるんですよね。個人的に、受けに異常に執着する攻めと、そんな攻めを毛嫌いする受けというのが大好物なのです。
そして、現実から逃げるように、また自分自身を痛めつけるように、春樹は光とセックスに溺れるようになります。また光の母親が、二人の不自然な関係にうっすら疑心を持ち、英は自分の知った事実の断片をつなぎ合わせ、春樹と光の関係に気付き始め・・・と言った所。
全体的に、ドロドロ愛憎劇も極めたり!な3巻でした。
二人だけで完結していた前巻までとは違い、家族まで巻き込んで、ますます凄まじい事になって来たと言う印象。それぞれのキャラの心情がしっかり描き込まれており、全員の気持ちが理解出来るだけに、より切なく胸が痛いです。
あと前巻までは、光の方がイッちゃってる印象だったのが、今回は春樹の方がおかしくなっちゃってる感じでしょうか。光がずいぶんマトモに見えて来た・・・。
以下、次巻です!
待ちに待った3巻と4巻。発売を楽しみに待っていました。
1巻・2巻で、ぐちゃぐちゃな関係になった、春樹と英さん、そして光の関係。
どんな卑怯な手を使っても、なにをしても、春樹を手に入れたい光の手によって壊されてしまった春樹の安穏とした英さんとの関係。
そこからどんどん春樹が壊れていく。
優しく、清らかだった春樹の転落に胸が痛む。
光は春樹を壊したいわけではない。ないけれど、春樹の手を放すことはできない。
そこから二人の、春樹だけではなく光にとっても闇の世界に堕ちていくさまがなんとも怖かった。
そんな中、英さんが春樹がなぜ他の男に抱かれたのか、という真相に近づいていく。
春樹の相手の男の正体。
なぜ、春樹は拒めずに抱かれたのか。
春樹の涙の理由。
ブラック一辺倒なストーリーですが、英さんの存在が春樹を救ってくれるのではないか、という一筋の光りに見える。
そして、春樹と光の関係は二人の問題にとどまらず、彼らの両親へとも波及していく。
光の、あの異常な執着心は、彼のお母さん譲りか。
遥さんも相当おかしい。
どろっどろな昼ドラ感満載で、読み手を選ぶ作品かも。
今後の彼らの行く末は。
4巻同時発売で嬉しすぎる。まとめて購入されることをお勧めします。
最終巻、手前の第三巻!
三人がグルグルと暗い中を巡っている感じがさすがカシオ先生!
痛い、重いお話があまり得意ではないのですがこのお話は読める!!むしろ大好き!
さて、三巻でも相変わらず拒否する受けですが、それでも追ってくる弟。
年下の無邪気ゆえの狂気。
もうゾクゾクします。
いいシーンが盛り込まれてます。
家族との関係にも亀裂が入り、これは泥沼しかないのでは…?
そして後半では先輩視点が…!
いや~~三角関係が面白い!
壊れてく過程を経て
とうとう無の境地に向かってる感だわね(´・ω・`)
心は壊れて何も感じなくなり
身体だけは無の心に反して快楽おぼえ
かってに吐き出す
求められるままに体をさしだし
あまつさえそれを受け入れたかのように振る舞う
けれどやはりまた。。虚無
弟くん視点が入ったのが今回ちょっと
動いたかなというところ
この子はもっと前に壊れてしまってる感いなめんが
兄を想い、求める部分においてはホントウが多いのかなと
ただ相手の気持ちや言葉をきちんと汲み取る能力が育ってないのかどうなのか
先輩の気づきからの展開もきになるところ
しょうみ先輩とのほうが見てる側からは安定なんだけど
やっぱり墜ちた者同士おわるのかなぁ
春樹の瞳から光が失われ、どんよりと濁ったような虚無感をずっと纏うようになった3巻。英を心の拠り所にして必死に均衡を保っていたところから、彼の心がすっかり壊されたところまで来たわけですね。不謹慎かもしれないけれど、執着と狂気の世界観を楽しみたい読者としては、ここまで徹底して病んだキャラを描いてくださった先生に拍手を送りたいです。
終盤に向けて、物語はさらに加速度的に進んでいきます。新たに生じた光の母親と春樹の確執。この女性はそんなに悪い人じゃないと思っていたけれど、結局彼女もまた無意識の内に、実子と継子との間に差をつけていたのでしょうか。ただ単に春樹を傷付けたかったわけではなく、盲目的に光を守った結果でもありますから、母親とは難しい立場だなとつくづく思いました。そして、義兄弟の病んだ関係性に気付き始めた英。もう一度彼は春樹に向き合うことはできるのでしょうか。病み作品好きとして春樹には壊れたままでいて欲しいと思う一方で、英と春樹の健全な関係も捨てがたいので、どんな結末が待ち受けているのか楽しみです。
2巻目で英エンドはないな〜と思ってたら、ワンチャンありそうな雰囲気が出てきてしまいました。しかし期待は禁物である。
春樹の落ち切っていく感じは大変好みです。このままどこまでも行って欲しい。光が一瞬己を改めようとしたのは腹が立ちましたね。もっと落ちきれよ!と。汚れ切ってないとでも思ってるのか、引き返せるとでも思ってるのかって気持ちになるし、光はかなり子どもです。
1巻萌でしたが、割に面白くなってきました。4巻まで全部買ってるので続けて読みます。
優しかった春樹が壊れてしまうのも無理はないですね…。
先輩に突き離された事で幸せなんてもう望めませんし
あれだけ苦しめて来た光が元通りになろうなんて言っても
不可能なことです。
自傷行為のつもりで光に抱かれても
体は反応してしまう情けなさは
きっと春樹にしかわからない感情なんだろうと思いました。
光の求めずにいられない気持ちも春樹を好きだからこそだというのに
なんて儘ならないんでしょうね…。
先輩の後悔が唯一の救いのような気がしましたが
それももう春樹へは届かないのかな。
精神科医の高嶋がズバズバ指摘して
そのどれも当たっているのかもしれないけど
先輩は先輩なりに春樹を好きだったから
裏切られた感がハンパ無いんですものね、しんどい……。
ひとを愛することも幸せにも正解なんてなくて
誰もが望むようには生きていけない様が
見事に絡み合った作品ではありますがとにかくキツイ!!
ラスト、光の迫力ある暗い瞳がなんとも言えません。
どんなラストが待ち受けているのかある意味怖いです…。
春樹が病んでヤケになって自傷行為として光にいいようにされているのに、それをわかっていて泣いたりしているくせに、春樹に触るなと言われているのに、キスしたり、また会いたがったり、光は完全に頭おかしいね。
て、最初からおかしいか。
あげく、春樹と一緒に住みたい、て光は完全に頭がおかしいね。
あ、最初からおかしいか。
春樹が光の「泣き芸にうんざりなんだよ」と言うなら、なんでまだつけ込まれとんねん!と思うし。
春樹が義母に「光の事 何も知らないんですね 母親のくせに」と言ったのは、いいぞ!もっとやれ、と思ったけど、でも本当は矛先が違うでしょとw
全て壊れたと思うなら、なぜ光に復讐しようとしないのか、と疑問。
病んでそんな気力もない?
いやいや、就活したりはできているから復讐くらいできると思うんですけどねw
母親が春樹に毒を吐かれて、最初、春樹が悪いと思っていたけど、「この子 変だわ」と光のことを気づいたのはやっとかよと思うけどw いいぞその調子で何とかしてくれ!とも思う。
英先輩がフェイドアウトせず、春樹と光のことを推測できていて、よし!と。
次の最終巻で、母親と英先輩の活躍で光を成敗して、春樹と英先輩のハピエンを望む。
乞うご期待。自分にw
(期待薄だと思うけど)
※評価としては、趣味じゃない、ですが内容を確認せずに買った私が悪いので、中立です。
なんかねぇ、ここまで読んできたからわかってたはずなんですけど、益々ドロドロですね。
唯一の救いだった英さんと別れ、仕事も失った春樹が完全に壊れています。今まで守ろうとしていた家族にまでどうでもいいやと言うような態度をとり、なにもかも投げやり。でも、そんな春樹に対して、罪悪感と反省をしながらも同時にそのまま壊れたままでも独占したいと、憎まれても自分のことを考えてほしいと思ってしまう光にゾッとしました。
英さんが事務の鈴木さんからの話で少しずつ頭を働かせているようなので、そちらからどうにか救いだしてもらえないものかと願うばかりです。