被写界深度 上

hisyakaishindo

被写界深度 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神234
  • 萌×2101
  • 萌46
  • 中立22
  • しゅみじゃない11

--

レビュー数
35
得点
1734
評価数
414
平均
4.3 / 5
神率
56.5%
著者
苑生 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
被写界深度
発売日
価格
¥741(税抜)  
ISBN
9784813031611

あらすじ

…ねぇ紺ちゃん〝セックス〟しようか
何となく帰りたくない放課後、秘密の屋上で紺野と出会った。
「話しかけづらい」「威圧感があって怖い」と言う人もいるけど、カメラを被写体に向ける紺野は、いつも楽しそうな顔をしていた。
尊敬 羨望 嫉妬 劣等感──…
欲しかったすべてを持つ紺野に、複雑な感情が募っていく……

高校時代、折り重なる日常、掛け違う焦点、新鋭・苑生が描くモラトリアムラブ

表題作被写界深度 上

カメラ好きな秀一郎の同級生
下半身のユルい高校生

その他の収録作品

  • カバー下:あとがき、4コマ漫画

レビュー投稿数35

読んだ後ぞわぞわする

ふう。

この作品にはレビューが書けないと思っていました。
好きすぎて。
好き過ぎると言葉にならなくなりますよね。
「うおー、好きだー!」だけになってしまう。
無理にその気持ちを言葉にしようとすると、今度は堅苦しくなりすぎて全く伝わらない文章になってしまう。歯痒い。伝えたい。でも伝わらない。恋か。

個人的に短期間で500冊レビューチャレンジをしているのですが、もう終わりにさしかかっているので大好きな作品にも自分の爪痕を残しておきたくて書いてみます。
本当はずるして上下巻まとめてレビューに逃げようと思ったけど、この作品はそれを許してくれない。上巻と下巻で全く違う作品と言っていいくらいの違いがあるので、まず上巻から。
お時間のある方、お付き合いください。

高2のときに屋上で出会った早川と紺ちゃん。
「下半身ゆる男」という不名誉なあだ名を持つ早川は、深く傷ついた過去のせいで取り繕った自分しか人に見せないようにしています。好きなものを「苦手」と言い、「好き」と言ってくれる女の子とは誰でも寝るし、何を言われても笑っている。本当に好きなものを手放した日から、早川にとっては何もかもがどうでも良くて、無難に過ごせるなら流されていた方が楽という毎日。
そこに現れた紺ちゃん。カメラマンの父を持って、自分も同じ道に進もうとしている。「迷いはある」とは言うものの、紺ちゃんの中では「やりたいか、やりたくないか」の2択しかないように思える強い意志を持った子です。ひとと接するときも相手によって態度を変えない。裏表がないから全部を見せ合える友人たちがいる。早川とは正反対の存在。

2人とも生まれ育った環境は似ているんですよね。音楽一家に生まれて、早いうちから才能を覗かせていた早川と、カメラマンの父のもとで育って写真に触れてきた紺ちゃん。
ただピアノや音楽は子供のうちから差がつきやすいし、それこそフィギュアスケートのように環境やコーチが良ければ良いほど才能のある子は伸びる。でも才能のある子全員がそういう環境で学べるわけじゃない。羨望はやっかみに変わりやすく、才能のある子と自分を比べるときに「才能のあるなし」を認めるには幼過ぎる年齢。「恵まれているから」「贔屓されてる」という言葉で才能を少しでも抉り取ってやりたい。才能のない自分たちが無邪気に傷つけられた分、傷つけ返してやりたい。
プリマドンナのトゥシューズに画鋲の心境ですね。
だけど芸術関係の世界ってしんどいなあと思うのは、親も親じゃなくなってしまうというか、フォローがないんですね。山下の親は追い立てるだけ、早川の親は「先生の子だから」と言われないように線引きすることで子供がどんどん孤立してしまう。言えなくなった思いは切り捨てることでしか逃げられないと思ってしまう。
そうして曲を作ることを隠すようになって、果てには音楽を捨てる選択をしなければいけなくなる。一緒に楽しんで音楽をやってきたと思っていた友達も「友達」ですらなかったことを突き付けられて、じゃあ何が本当?自分はどうしていたらみんなが幸せになれたの?という状況にまでなってしまう。
自分が好きなものをしたらみんなが嫌な気持ちになる。みんなのためにやらない。すごく不幸な話です。

一方、好きなことを好きと言えて、自分の人生なんだからやりたいようにやったらいいだけと言える紺ちゃん。才能への嫉妬という他人の汚い感情に潰された経験がないから言えることなんですよね。
早川が紺ちゃんに感じた思いは、それこそ山下が早川に感じたものに近かったんだと思います。
ただ自分が持っていない「真っ直ぐな気持ち」を持っている紺ちゃんへの苛立ちや羨望が、やっかみにならなかったのはジャンルが違ったからかもしれません。別のものに向かっている真っ直ぐな気持ちを自分にも向けてほしい。自分のものに出来たら自分も何かが変えられる。

早川が自分の過去をもっと違う形で話せていたら、もっと違う関わりができたかもしれないと思う。だけど早川自身、自分に才能があるという自覚はないし、才能をベースに考えないと説明がつかない周囲の反応をきちんと伝えることはできなかったんだろうな。
弱い自分を見せて対等じゃなくなるのも怖かったと思うのです。真っ直ぐな紺ちゃんだからこそ、一番見せられなかったのか…。

早川の行動は間違っていたし、土壇場で紺ちゃんを信じきることができなかったけれど、この出会いには大きな意味があったと思える上巻でした。

紺ちゃんがかっこよすぎて…。

17

切ないよー!(´;ω;`)

インタビューで気になって購入しました。
全体的に見ると背景が白っぽいのですが、それが手抜きというよりオシャレに感じます。そう、イラストがとても美しいのです。これを個人サイトでって、すごいですね・・・。

そして内容ですが、高校生の繊細な心理が、とても丁寧に描かれてます。どちらかというと温度の低い印象。なのに切ない・・・。
音楽がただ好きで、無邪気だった早川の過去-。
現在の早川の、人当たりはいいのにどこか投げやりで、時折見せる暗い苛立ち。
早川の過去編がしっかりページをとって描かれてますが、その部分を読むと痛くて仕方ないです。誰が悪いじゃない、巡り合わせが悪かったとしか言いようが無いのだけど。

そんな早川の心を開いて、彼に必要な「言葉」をくれた紺野。
主に早川視点で進むので、イマイチ紺野の気持ちはつかめないです。
しかし、彼にとっても早川が特別枠だと言う事だけは疑いようがない感じでしょうか。

ここから早川が自分の気持ちを伝えてしまった事で、すれ違いが生じます。紺野が思わずしてしまった反応に、冗談にして誤魔化すしかなかった早川の笑顔が痛々しい( ノω-、)紺野に悪気は無くとも、早川のトラウマを抉る「言葉」だったのですよ・・・!

ここから以下次巻です。
下巻が同時発売で本当に良かった!と言いたくなる切なすぎるラストでした。


*補足です。

屋上でたまたま出会った同級生二人の恋愛模様ですが、主人公の再生ものでもあります。
時系列では、高校生の現在→早川の過去編→また現在と進み、過去編を読むと、早川が何故こんなに昏い表情を時折見せるのかが分かります。自分に嘘をつかず生きている紺野に対して、羨望と共にひどく苛立ちを見せる理由も。

特筆すべきはコマの見せ方。どちらかというと温度が低いと言うか、モノトーンの印象で淡々と進むのに、読ませたいシーンになると一気に大ゴマで人物のアップを持ってきます。その時の人物の表情に、すごく引き込まれます。唇を噛みしめて泣くのをこらえている顔だったり、凄みのある昏いアルカイックスマイルだったり。第一印象から絵がキレイだとは思いましたが、こういう見せゴマでの表情はもう神!強く共感を覚えちゃうのですね。こちらもホロリときたり、切なくてやり切れない気持ちになったりと忙しい・・・。

そして過去編から再び現在に戻った所で、本格的な二人の恋愛パートに突入です。紺野のシンプルで嘘のない考え方が、早川にとって救いになります。

といった感じでしょうか。

レビューを書いたときはかなり興奮していたので、冷静になってチェックしてみたら意味が分からないレビューかもと・・・。とりあえず、補足してみました。

7

上、下、うまく配分されています

上下巻、まとめて読ませていただきました。
絵もお話もとても素晴らしく、楽しませていただきました。

この作品は上巻でいったんお話が区切られていて、下巻はその3年後となっています。
続きではあるのですが、上巻、下巻とお話がまとまっているところが興味深かったです。

上巻では、早川と紺野の出会いと、早川の過去、早川が紺野を好きになり告白するまで、が描かれています。
この巻では、早川の心境がメインで、紺野の早川に対する気持ちはあまり描かれていません。というか、この時点での紺野が早川に特別な思いを抱いていなかったのだろうと思うと当然なのかもしれません。
仰々しくもなく、ごく自然に早川に接し、救う紺野がとても飄々としています。
早川目線だった上巻、下巻は紺野目線になります。

6

丁寧で繊細で綺麗な作品。

こちらのサイトの紹介で知り、手に取りました。
上下まとめて購入し、悩みましたが、下巻を読む前に上巻のみの感想を書きます。

第一印象は、絵がとても綺麗なこと。個人的にも好きな絵柄でした。そして、繊細で丁寧な物語だと思います。早川くん目線でストーリーが進み、読み進めるうちに、幼少期を含め『早川くん』という男子高校生の人物像が明らかになっていきます。
早川くんは音楽を生業とする両親の元、裕福と言える育ち方をしています。良くも悪くも子供らしい真っ直ぐさで、早川くんなりに友人を思いやり、音楽への情熱を持ち、成長していくのですが、上手く行かず『嫌われたくない』と、本当の自分を出せなくなっています。そんな折に紺野くんと出会い、少しずつ変わっていく、とい所で下巻に続きます。
今の早川くんは、ヤッてる時は何も考えなくて良い、と節操がなくなっていますが、どこかで人とのつながりを求めていたり、傷ついた自分を忘れたい、とセックスに逃げている様に思いました。
ここから下巻でどの様に変化していくのか、とても楽しみです。

そして、早川くんは受け、なのですね。。。紺野くんのほうがガタイがいいけど、縛っていたから、てっきり攻めは早川くんなのかと思っていました。その辺りも下巻で分かりますね、早速読みたいと思います。

6

等身大で年齢相応

登場人物がみんな等身大の年齢相応って感じで可愛いです。

早川は特に小学生時代から中学生、高校生と描かれていますが、それぞれの時代の感情が分かる気がします。
純粋に音楽を好きで入られた小学生時代。
衝突した中学生時代。
捨てたいのに捨てられない高校生。
好きなものを好きなだけでいられないことに気がつくのって確かに中学生くらいだなぁって思います。
どうしてこんなに子供と大人の間の感情を捉えるのが上手なんでしょう……。
苑生先生すごいなぁ……。

紺野は高校生にしては達観しているなぁと思います。
それでも高校生らしいですけど……大人ぽいのはお兄ちゃんだからかな?
こういう一匹狼系で好きなことを好きなままやり、自分を偽らずに生きてるのになぜか周りに人がいるって人、時々いますよね。
早川の立場なら羨ましくて羨ましくて、同時に少し憎らしくて、こっち側に連れてきてやりたい。
そんな気持ちになるのがわかるような気がします。

そして山下……。
君の気持ちも分かる、分かってしまう。
きっと心から早川のことが嫌いだったわけじゃないと思うのですが、彼の持つ環境と才能を羨ましく思い、嫉妬してしまう。
そしてそれに対して本人にあんな態度を取ってしまう。
中学生らしい成熟していない精神が生み出す悲しい過去、と思いますが、山下も悪人じゃない…。
そこがまた辛いですね……。

二人とも幸せになって〜〜。

5

待ってました!

苑生さんの個人サイトで読んでいたものの、こうして紙でまとまって読めて本当に嬉しい作品です。
多分どんな作品よりも心待ちにしていました。
上下巻同時発売してくれた大洋図書さん、ありがとうございます。

紺野×早川という高校生カプ。
紺野はカメラ、早川は音楽という、自分の世界を持ち、それを偶然知ったことが二人を近づけた要因となったのだと感じます。
特に早川。
彼は普段軽い人間関係を築き己をさらけ出すことをしないので、見た目こそチャラいけれど真摯な紺野とは本当は中身が逆。
軽く女の子や教師と関係を持ち、現在下半身ゆる男などと噂される早川。
そんな彼には、自分の音楽に対する姿勢によって友人関係が崩壊した過去があり、その後頑なに音楽を披露することを厭い捨て続けることを義務のように生きています。
そんな早川には、好きなものを好きと言え己にも周囲にも装わない紺野が眩しく、そして同時に妬ましく愛しいという複雑な感情を抱え、それから目を背けたまま高校を卒業していくまでが上巻となっています。
上巻はどちらかと言えば早川視点が中心で、彼の苦悩が描かれています。

絵の線はウェブ用に描かれたものなので太め。
わたし自身は漫画は細い線よりも太めが好きなので問題ないですが、もしかしたら線に違和感を持たれる方もおられるかもしれません。
ただ下巻の描き下ろしは単行本を意識されてか、細めになっています。
ですので、これからも読めるかもしれない苑生さんの作品はそちらのようになるのかなと予想してます。

2

好き

これは、、すごく好きなやつです、、
まず誰も知らない2人だけの空間が高校生活の日常の一角にあると言うのが良いですね、、。

早川くんは美しいし紺野くんはかっこいい、、、
これはエロがなくても全然満足できます。
素晴らしすぎる、、、、

2

キャラがハマってて読んでてすごく楽しい❤︎


上下巻まとめてのレビューです。
といっても、ひとことで言えば、
タイトル通りなんです。

先に、兎の森を読んだので
それに比べるとシンプルだなぁ
という印象はありますが、

2人の仲が深まるにつれ、
楽しくなるくらいお似合いだなぁ
と思う時は、もうそれ時点でいい話ですよね。
この話も正にそんな感じでした。

高校生の時に出会って、
その人の前でだけ、剥がされる
息が楽になる、素になる
特別な気持ちになる
性別とは関係なくかけがえなく
求めてやまないその存在になる
屋上の開放されてしまうような空の下で
交わす2人のやりとりが素敵に沁みます。

攻めのマイペースな魅力が最後まで変わらず
そこもツボでした。
人たらし。そんな彼を唯一動かした恋って
どんな恋なの?って思うほど。
その答えを、思わず笑みがこぼれそうに
なるのを我慢して言いたいなぁ。
すっごく素敵なひとなんだよ、
色々あったみたいだけど。って。

番外編も彼ららしい話でした。
ちょっと読み返すのが勿体ないくらい
読み応えがあって、この瑞々しいアオハルは
簡単には忘れられそうもないです。

おすすめです。

2

対称的なふたりが惹かれあって、、、

持って生まれた音楽の感性、才能を持つ早川。天才だからこそ周りに溶け込めずに無理して笑顔をつくる臆病過ぎる主人公と、真っ直ぐ自分に正直で好きな事をやり、周りからも受け入れられて自由に生きる対照的な紺ちゃん、二人の高校~大学のお話

早川くんの紺ちゃん呼び。これほんと好き。男が男友達にちゃん呼びするのが好き。(同士求む)

シリアスな場面も多いのに、ゆるい描き方もちょこちょこ入れてきてずっと張り詰めた感じじゃないから読んでて辛くなりすぎない!
あと、早川くんの元々素直な性格からくる言動が可愛い。
そして先生が描かれる絵がバチくそにきれい。余白、行間、表情が全部に意味があってドラマや映画を観ているような感覚になった!

早川くんのやっている事は中々理解しにくいが、音楽が色や映像で見えますっていう人居ますよね。
早川くんもその人その人の「テーマソング」が音楽となって自然と口に出てくる。
上巻読んでて辛かったのが、早川くんは本当に音楽が好きで好きな事をやっているだけなのに全て人に嫌われる行動になってしまっているところ。何でもできてしまうが故に、人に要求する難易度が要求された側にとっては負担になり嫉妬になり…。
嫌われるぐらいなら捨てる、と色んな好きな事を辞めてきた早川くんが唯一捨てれなかったのは幼い頃から思いついた曲を録音するボイスレコーダーだった。
お母さんの言葉がずっと印象に残ってた。

『秀のクセ含めて好きになってくれる人は必ずいるよ』

早川くんもきっとこの言葉が心にあって、最後まで心のどこかで期待することを諦められなかったんだと思う。紺ちゃんに出逢えた事、自分と比べて嫉妬して辛かったとは思うけど、まるっと受け入れてくれる存在ができたのは本当によかった。
上巻終わりが切ない…。やっと自分の気持ちに気付けて紺ちゃんに伝えたのに、答えを聞く前に自分から一歩引いてしまって臆病になって、また作った笑顔の仮面つけてしまう。紺ちゃんの前ではもうそんな笑顔作らなくていいよ〜!と切なくなる終わり方でした。

2

読み手に委ねられる目線の色気

音声作品の「兎の森」で苑生さんを知り、原作を読みたくなって購入したのですが、完結しないまま休載という不完全燃焼に耐えきれず、兎の森以外の唯一の商業作品であるこちらもすぐに購入しました。
兎の森と違わぬ名作でした!

画力の高さには目を見張るばかりですが、とりわけ「目」と「目線」で心情を表現する技術には感動しかありませんでした。

上巻での秀一郎くんの高校時代の目には光が感じられませんが、下巻では幼少期の輝きが戻っています。

作品紹介には興味を引くためなのか受けの早川秀一郎くんは「下半身がユルい」とだけありますが、「心」に焦点が当てられた内容なので、そこだけを期待して読むと裏切られると思います。

秀一郎くんの「天性の才能」と「それを理解して伸ばす環境」という最善の状況が周囲の羨望と嫉妬を招き、理不尽に向けられる悪意や誤解を若さゆえの純粋さと未熟さから消化しきれなくなり、ついには自分の本心を偽る選択をして「好き」を全て投げ出してしまいます。
一方、紺野遼平くんは天性の才能に恵まれているわけではないけれど、自分の興味と「好き」を誰にも邪魔されずに貫いています。
この対照的な2人の成長と惹かれ合う気持ちが成就するまでが描かれた作品です。

兎の森同様、こちらにも無垢な子供の心を踏みにじる利己的な毒親が登場し、腹立たしさと心の痛みに苛まれましたが、救いになるユーモラスなシーンが随所にあるので、極端な悲壮感からは救われます。

強く惹き付けられる印象的な「目線」のコマに「台詞」がなく、読み手の想像にその心情を委ねるようなシーンが多くあり、何度も何度も見返してしまいます。

もっともっともっともっと作品に触れたいのに、現時点では兎の森と、この作品しか入手できないのがほんっとに残念でなりません。
もっと描いて~!
(ご事情があることは理解しています。言うは易し、すみません)

2

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