2055

2055

2055
  • 電子単話
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神19
  • 萌×27
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
127
評価数
28
平均
4.6 / 5
神率
67.9%
著者
三月えみ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
オーバーラップ
レーベル
LiQulle
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

アオイと弥凪(やなぎ)は仲睦まじい恋人同士。
ある日、弥凪そっくりのアンドロイド“ヤナギ”が届く。
アンドロイドなんて悪趣味だというアオイだが、弥凪は病気療養で遠くへ行く自分の代わりに、アンドロイドを置いていきたいと言うのだ。
「抱き心地を確かめてみる?」というが、アオイは乗り気ではない。
目覚めた“ヤナギ”はアオイに口付けるが――。
2055年、アンドロイドと人類が共生する世界。切なく愛おしい終わりと始まりの物語。

表題作2055

アオイ
ヤナギ

レビュー投稿数7

せつなすぎた、、、

すごく余韻のある短編。
ほんと三月先生の短編ってすごいですよね。
今回のアンドロイドものもこの短さで涙と余韻のすごい物語でした。傑作かな。
リキューレの新しいレーベル?は
人気作家ばかりで結構良作ばかりでしたが
こちらの三月先生の短編が1番印象に残りました。
展開は読めるんですが
やっぱり私はうるうる泣いてしまいましたね。
アンドロイドものって切ないものが
多いけどこれが一番切ないかも、、
三月先生のこういう短編もっと読みたいな。
短編が読みたい先生とか
ほかにいないです。
絶対作家買い。

4

No spoilers!

完璧。そして余韻が長い。

三月先生のアンドロイドBL!という事で即ポチ

ネタバレなしで読んでください。
感想前に少し下げます




いくつか読んだアンドロイドもので一番の傑作。
こういうのが読みたかったんだよ!

そしてこの短さだからこそ良い
読後直ぐに心に浮かんだのは、弥凪はほかの選択肢もあったけどそっちではなく、結末に向かう方を選んだという事。

おそらくですが、この選択をするシーンを描いてたら駄作になるという作品。
三月先生はこれからも追いかけます!

2

アンドロイド

SF要素入りBL
ちょっと捻った展開で、今後が凄くどうなるのか興味をそそられた。

近未来、故人のコピーをアンドロイドで復元することが流行っている世界。
アオイと弥凪は、仲睦まじい恋人同士。

でも、弥凪は朝起きるといつも泣いている。・・泣く理由は分からない。
弥凪は、胸の病気の治療で海外へ長期滞在する間の寂しさを解消するために
最先端のアンドロイド=自分のコピーをアオイに贈る。

少ない頁に、多くの事を詰め込んだ1巻で、
弥凪が自分の分身を贈る理由が意外で、悲しい。
続きが気になるけど、これは一話完結の短編だった。残念。

1

ちょっとまって

先生だから我慢できず購入。
でも、えっちょっまっ…………と絶句。
コミックの展開で、先生に負けたなあと思うことはそうそうないんですけど、やられました。次いつ出るんだろう?と困るほどなお話でも良ければ、是非。と思ったんですよ…そしたら、オール読み切りって書いてあるので、単話だった模様。しょぼん…としましたが、さすが三月先生、なんです。参りました。続かないのかなぁこれ。難しいとは思うのですが。びっくり度合いでは神で、うーーん…足りないっっっと暴れたくなるのでやはり萌2で。

++

登場人物は二人、既に同棲中。なんだけど、ある事情により、受けさんが自分そっくりのアンドロイドを買ってきて…と始まります。

あー薦めて良いのか困っちゃうな。単話みたいなので、余韻半端ないというか。話としては完結しているのですが、私のこの気持ちはどこへ持っていけば良いの…と先生に詰め寄りたい気持ちになります。グルグルしても良い方向けと思いました。先生、これ、何とかならないですか。

2

三月先生の短編は最高!!

今まで描かれていたショートストーリーもとても素晴らしかったので今作も期待大でしたが、ホント期待を裏切らない良作でした!!
舞台は2055年、人間と故人を模して作られたアンドロイドが共存する世界。
恋人のアオイに、病気療養で離れ離れになってしまう自分のアンドロイドをあてがう弥凪。
この先はネタバレすると面白くないので割愛しますが、私は途中で気づいちゃったんですよね。それでも結末はどうなっちゃうんだろー?と気になって気になって…。
すごく切ないけど、そうだよな…と弥凪の選択を否定もできない。読後の余韻が半端ないです。

2

深い愛はどこかエゴイスティックで

すごく面白かった!
で、私この展開、全く思いも寄らなかったですよ…勘悪い。
真相がわかった時、え〜〜……
なんとも怖くて哀しいストーリーで、読み終わってため息しか出なかった。

ネタバレ無しで読むのがおすすめなのであらすじも展開も書けないなぁ。
絵柄で言うと、表紙は白基調でアラ?双子同士で見せ合いながらHですかぁ⁉︎みたいな第一印象。
だけど1pめから意外と黒が多い。で、カップルはケンカしそうだし。
ん?ん?と思ってるうちに…

舞台はタイトルにもなっている2055年。
あと30年ちょっとか…こんな事もあり得るのかもね。
人間はともかく、ペットのクローンはあると思ってる。
葵は多分正しかった。
なら弥凪が浅はかだったの?余計な哀しみを引き起こしたの?
深い愛は、どこかエゴイスティックで怖い。

1

読後感は冷んやり…

三月先生は「拒まない男」が大好きな作品で、他にも数作拝読しています。ストーリーテラーという印象です。本作も気になって読んでみました。28Pの短編です。

近未来が舞台のSF物ですね。BLのSFはあまり読んでないので新鮮です。

アオイ(攻)と弥凪(受)は恋人同士だが、病気療養に行く弥凪は、自分の身代わりのヤナギというアンドロイドを取り寄せ、アオイに会わせるが…というお話。

28Pという少ないページ数に、ドラマが詰まっていました。さすが三月先生!と感じました。
短編はそんなに好んで読まないのですが、こちらの作品はよくできてるお話だな、と思いました。

濡れ場も少々ありますが、エロを味わう感じではないです。

ただちょっとよくわからない点がありました。あんまり描くとひどいネタバレなので、詳しくは控えますが、「なぜ弥凪は身代わりを用意したのか?」。これがちょっとわかりませんでした。

とはいえこのお話にとっては些細なことです。
お話の根幹にあるのは「哀しみ」です。
それを味わうストーリーと思いました。
短い中に、哀しみ、切なさの凝縮されたお話でした。
先生の作品が好きな方には、おすすめしたい作品です。

最初と最後、近未来の海辺の描写は寒々としていて、読後は冷んやりとした切ない気持ちになりました。

シーモア 修正必要描写なし

0

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