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endoukun no jikken note
『えんどうくんの観察日記』の続編となります。
前作以上にふつくしい表紙にうっとりしてしまいました…
前作の終わりでは情熱的なキスを交わし、
ようやく友情から一歩を踏み出した2人。
と思っていたら…あんまり変わっていなかった遠藤と津田!
二人が互いに想い合っているのは視線とか触れ方でわかるのだけれど、
外から見ると、ちょっと親密なお友達のような、
どこか一歩引いたように見えてしまうじれったさ。
とは言え、全く変わっていないわけではなくて、
遠藤はよく笑うようになり、あと相変わらず
言葉少なではあるものの、まっすぐに想いを
告げれるようになりました。
「誘ってくれて嬉しかった」「俺が、好きで待ってた」
「嫌いじゃない」と感情を、思っていることを
言葉にすることができるようになったのは
「興味ない」しか言わなかった頃から考えると
ものすごい成長だなぁと思いました。
他にも、青山さんや周囲と話すようになったり、
神崎との関係もじゃれ合ったり(神崎が一方的に)
打ち解けてきた(遠慮がなくなった?)ことも、
大きな変化に思えます。
一方の津田、どちらかと言えば
停滞しているのはこちらの方かもしれません。
遠藤が津田にとって特別であることには違いない。
だけど、その先に進むことができずにいます。
進路のこと、兄の帰還、千葉の想い、と
周囲が少しずつ変わり始める中で
遠藤と津田も今のままではいられず…
遠藤に対して抱く感情から逃れたい衝動、
それを受け容れることの覚悟、以前にも
一度向き合ったはずの葛藤がまた津田の前に立ちはだかります。
千葉に痛いところを突かれた遠藤の悲痛な叫びに心が痛みます。
いつまでも覚悟を決められない津田のへっぴり腰を蹴り倒したい気分(笑)
きっと、ここを乗り越えない限りは変われない。
遠藤が胸張って千葉に言い返せる「言葉」をあげてください。
下巻へ続く!
津田の飢えたケモノっぷりが読めるかと思いきや、案外そうでもない実験ノート。むしろ津田のまーくんが見られる。そしてグズグズっぷりを千葉ちゃんに突っ込まれる始末。まぁ外野がどうこう言う話でもなくない?って気はしますけどね。この年頃、自分が主役で当たり前なんで可愛くもある。この年頃、もっとケモノでも良いんじゃないかとも思う。
観察日記は繰り返し読んだ記憶があるのに、こちらは意外と忘れていた実験ノート。時が経つのは早い。観察日記に比べてレビューや点数が少ないのは、やっぱり刊行年が開き過ぎたからかなぁと思ったり。観察日記が刺さった世代は、6年後の実験ノートではゾーン外れちゃってる気がする。
今回も幕間の4コマで遠藤くんが甘々です。お花飛びまくってるコマも、津田と一緒にいられたらそれでな遠藤くんも。津田のことがそんなに良いか〜可愛いな〜
萌2〜神
「えんどうくんの観察日記」続編。
前作が2011年10月発刊なので約6年越し!!
上下巻同時発売ですヾ(*´∀`*)ノわーい
2冊共に観察日記より分厚く読み応えありです。
読後に上下巻を並べて表紙を見ると2人の変化に感慨深いものがある(;ω;)
歩むペースはめちゃくちゃ遅いですが、
マイペースな津田くんと遠藤くんが周囲に巻き込まれながら少しづつ近き。
すごく焦れったさを感じつつ2人の距離にキュンキュンな続編でした。
さて。感想は上下分けて、まず上巻。
「観察日記」で熱のこもったキスをしておきながら、何も変わらない2人。
ビックリですよ、ええ。
正確には『津田くんが無自覚で鈍感すぎる』って話なのですが。
(ちなみに上巻はチューすらなし(T ^ T))
遠藤くんは…というと、何を言うわけでもなくジッと近くにいるだけなのです。
相変わらずの無表情…ではなく、無表情の中にあっても感情ダダ漏れ。
津田くんに向けるハニカミ笑いがすっごく可愛いです( ´͈ ᐜ `͈ )
神崎や女友達など周囲の人も「遠藤くんは分かりやすい」と言うのですが、
それがイマイチピンと来ない津田くんの鈍感っぷりが切ないです。
遠藤くんのこと見てないわけじゃない。
むしろ他人に興味ない津田くんが遠藤くんに対してだけは違い特別。
けれど、津田くんにはその感情に名前がつけられない。
これは「観察日記」の時と何一つ変わらない…(-ω-;)ウーン
そんな状況が一番ツラく我慢しきれなくなったのは女友だち千葉ちゃんでした。
放課後、津田くんを呼び出してーーー。
それを知り、要件を察知した遠藤くんの姿がもぅもぅ!!!
切なキュンMAXでした…(;ω;)
"津田くんを取られたらどうしよう"という不安。
でも津田くんと遠藤くんの間には縛る関係はない。
怖くて怖くて、でもどうしようも出来なくて。
遠藤くんの無言の中にある不安いっぱいの感情が痛々しいです。
震える腕と強く握られた拳。
遠藤くんが津田くんにぶつけた想いがグッときて印象に残りました。
◆ツダメモ
番外ショート。
「観察日記」カバー下、初詣へ行った帰りのお話ですヾ(*´∀`*)ノ
初詣は初チューの数日後ですよね?
終始遠藤くんが幸せそうにハニカミ笑いしててキュンキュンです!
めっちゃかわええ( ´͈ ᐜ `͈ )
津田くんからの言葉1つ1つがすごく嬉しそうでホッコリしました(﹡´◡`﹡ )
表に出る感情がわかりにくいようで、実はとってもわかりやすい遠藤君と、表に出す表情はわかりやすいようで、実は何もわかっていない津田の関係は、
何も進んでないだろ!
主に津田のせいで。
二人の関係と将来を動かすためにか、津田兄登場。
こういう、おさわがせ系の兄の姿をずっと見てきて、そんな兄に敵わないって思いながら育てば、津田みたいな子になっちゃうのか。
絵の雰囲気は相変わらず素敵です。
絵は好きなんだけど、この津田兄みたいなキャラクターが個人的にとっても苦手なので、評価はギリギリ萌で。
遠藤が確かに前巻に比べて、大分分かりやすいキャラになってきたように思います。俯くと髪に隠されてしまうけど、それでも以前よりずっと感情が表に出やすくなったんじゃないかな。一方で津田は、やはり鈍感なままだし、遠藤の気持ちを察することも神崎に手伝ってもらわないとできないというポンコツぶり。千葉が傍から2人を見ていて苛々する気持ちは十分過ぎるほど分かります。
お互い相手しか眼中にないくせに、いつもどこか一枚壁を挟んでいるようなんですよね。熱々カップルになって惚気まくるべきというわけではないけれど、本当に相手を好きならなりふり構わずもっと熱く自分の感情に素直に行動して欲しい。上巻で2人は周りのおかげで一歩成長できたと思うので、下巻ではさらに能動的になった2人を見たいですね。
絵がますます美しくかっこいいですね。
前作でお互い好きだと自覚しただろうから、続編は距離が縮まるところが見られるかと楽しみにしていたんですが、そうじゃなかったですね。
BL続編で当て馬が出てきて、私の展望が甘かったと何度も痛感させられているのにまたやってしまいました。私のバカ。
しかも2人はまだ進展しない。
だから周りの友だちがやいやいうるさくなるのはわからないでもないけど。にしてもお節介というかめんどくさいというか。この年齢はこんなものかもしれないけど。
とにかく、津田兄がうざい。
でも、弟が本気で遠藤くんを好きだと見抜いて、わざと挑発しているのかもしれませんね(下巻これから読みます)
と思ったら千葉さんがヒステリーかよ。
こういう女性キャラの描き方は嫌いです。
もっとさっぱりした子かと思ったのに。
で、遠藤くんが積極的になってきて。
津田の方が鈍感、無自覚って。
じゃ、前作で自分からキスしたのはなんだったんですかね。
当て馬×2が、文字通り、2人を触発して行動させせる役割なんですね。
当て馬がいなければ、この2人はどうもならないのか、なんて考えてしまいます。
ドキドキするシーンに信号や電車の音を入れるのお好きなんですかね。
前作はドラマチックだと思いましたが、それが続くと先生の好みなのかなとか。ま、演出ですか。
いい雰囲気になるとメールで邪魔が入るのももういいです、という感じです。
だいぶんイラッとしてますが、下巻では両思いになると信じて読ませて頂きます。