おまえを好きでよかった

くらやみにストロボ

kurayami ni strobo

黑暗中的闪光灯

くらやみにストロボ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神153
  • 萌×273
  • 萌30
  • 中立12
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
29
得点
1159
評価数
277
平均
4.3 / 5
神率
55.2%
著者
ハヤカワノジコ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784864421225

あらすじ

高校生の新と正太朗。
幼馴染の二人だが、長い間、新は正太朗への想いを隠して過ごしていた。
これまでも、そしてこれからも言うつもりのない「好き」という言葉。しかしある時、正太朗から思いもよらぬ告白を受け……。
幼馴染から恋人へ、変化する関係を繊細かつ濃密に綴るきらきらラブストーリー。
2人の友人である澤山&長谷のビミョーな関係を描いた番外編も収録!

表題作くらやみにストロボ

宮本正太朗,高校生,モテるバスケ部員
榊新,高校生,写真部

同時収録作品空せ視に灯り

(仮)長谷浩一,高校生,榊の友達
(仮)澤山亨,高校生,宮本の友達,バスケ部

その他の収録作品

  • 阿のつづき(描き下ろし)
  • カバー下:4コマ漫画「Q & A 榊新」「Q & A 宮本正太朗」

レビュー投稿数29

とってもキュンな一冊です。

ハヤカワノジコさんの高校生は、大好きです!
元気な子や真面目な子、大人びた子、色々なタイプの高校生を上手く絡ませているなぁ、と思いました。

気持ちの表現の仕方がとっても可愛らしいです。 
正太朗は、正直過ぎる位に真っ直ぐだし。新は、好きだけど色々考えてしまい言えないけど写真を撮ることで気持ちを吐き出す。

正太朗専用のカメラで正太朗を撮る。
それを分かっててカメラに向かって笑う正太朗。

好きだからカメラを向けて好きだからカメラを通して新に笑いかける。


今回もハヤカワノジコさんワールドに引き込んでくれるのは、やっぱり印象的なコマ割りでした。

フィルムが画面に散りばめられ、新の気持ちを考えるととても切なくなりました。

あと!特筆すべき点は!!!
ハヤカワノジコさんが描かれる上半身裸!!きゃー!初めて見たぁぁああ!!高校生なのに良い体!!男らしい線!格好いいー!


お友達2人の話しも好きでした。
ホモカップルになっちゃった友達をスンナリ受け入れるなんて…やっぱり出来ないですよね。ましてや多感な時期だし。複雑な気持ちだと思います。そこを丁寧に描かれていたのも話しに深さを出したのではないかなぁ、と。


いつまで4人でツルんでて欲しいですね。

とっても、キュンが詰まった一冊でした。

10

ぎこちない初恋の表現がとても素晴らしい

萌え表紙♡
学校の何でもない休み時間のひとこま。
あんまり人が来ない階段に座りお互いを見つめ合うふたりきりの男子高校生。
カメラとフィルムがこの初恋のアクセント♡
大好きな気持ちがあふれています。

いいっすよっ!超ベリーグッド! ワンダフルでビューティフル!

裏表紙も萌え♡
重なりあったたくさんの本たちだけが、これから恋がはじまりそうなふたりを静かに静かに見守っている様子。
ふたりだけが知っている隠れ処で絶対相手に弱音を見せないように、でも本音はお互いちょっと甘酸っぱい感情に意識しつつ持て余しながらも視線を合わせず、あえてそれぞれ選んだ小説を読む男子高校生ふたり。
ふたりの向き合った足のつま先が何とも言えず微笑ましい♡

爽やかな風を感じたい、そんなアナタにおすすめです。

7

青春だ~~(´>////<`)

ハヤカワ先生の描く高校生ってとってもリアルで大好きですっ
もう完全にファンなのでフィルターかかってるかもしれないけど
レビューせずにはいられないw

前作が社会人物だったのでまた学生描いてくれないかな~と
思ってたら、今回の本はザ☆学生物でした!
ほんと~~~に可愛いです・・・!!青春っ!
何気無い日常の連続の中にこれほど萌えが詰まってるなんて
って感じでおすすめの一冊です(*≧▽≦*)
赤面する男の子って可愛いなぁ・・・

6

爽やか青春BL

新と正太朗がとにかく可愛かったです。
二人ともお互いのことが本当に好きというのが一冊丸ごと伝わってきて、優しい気持ちになれる話でした。萌えました。

番外編の二人、澤山と長谷の今後というかぜひまとまって欲しいので、この二人の続きが読みたいです。

6

大好きです!

ハヤカワノジコ先生の作品は本当に大好きです。
今回の新刊も「まだか、まだか。」とそわそわしておりました。
本当にお話が好みすぎて、途中から泣いてしまいました。
何度でも読み返したくなる素敵な作品です。
全力で読むことをオススメします。

5

残像を、

求めて。


高校生の新と正太朗。
写真部の新と、バスケットボール部の正太朗。

よく告白される正太朗と、それをこっそり盗み聞きしている新。
レンズ越しに正太朗を見つめる新と、それに気づいている正太朗。


幼なじみから恋人へ、淡くゆっくりと変化していくふたりの関係




【空せ視に灯り】
新と正太朗の友達・澤山と長谷の小話
真面目で実直な澤山と、飄々としていて掴みどころのない長谷。


 好きって言っても ソッチの、じゃねぇよ?



こちらの方が好み。

3

この一瞬の光は

表紙から引き込まれました。

繊細で透明感のあるイラスト。
階段に座っている2人と、よく見るとカメラのフィルムが無数に描かれています。
このフィルムは新が撮った正太朗の写真たちなのかなと勝手に想像してしまいます。

くらやみにストロボというタイトルも物語が進むにつれてなるほどと納得。

写真を現像するときは暗闇で作業するのですが、それはフィルムが光に当たるとダメになってしまうから。
新の正太朗への気持ちも光に当てないようにしてきたのに、正太朗からの告白がストロボのように暗闇を照らしていく。

この一瞬の光は 
おまえを好きで良かったって思える
この一瞬はずっと、


幼馴染から恋人へ、関係が変わっていく2人の青春が丁寧に描かれています。
本当に大好きな作品です。

番外編の2人の今後も気になります。

0

青春のキュン萌え作品に入れます!

正直、ここまで萌え萌えするとおもいませんでした。
私の今までの学生モノBESTは「同級生シリーズ」「スローリズム」の2冊なのですが、この『くらやみにストロボ』も加えたいと思います♪

一体ドコがよかったのか、それはもう作家さんの感性の部分が魅せるキャラクターの動きにあります!

新は幼馴染の正太朗が好きなんだけど、その想いを隠している。
それがね、題名にも繋がるのですが、自らの恋心を感光させてはいけないネガフィルムに例えさせるのがいいのです!
どうして光をあててはいけないかというと、自分が男を好きな事(正太朗ではあるが)で以前そういう性癖の男の子がクラスで苛められていた姿を知っていたことから、正太朗にそういう想いをさせてはいけないという、相手を思いやる気持ちからなのです。
決して自分が苛められるからじゃない。
常に、考えて悩んで、とても真剣に考えて慎重すぎるほどなのだけど
その対比となる正太朗の姿が実にあっけらかんとして、バカが付くほどの真っ直ぐさを見せることで、新とのバランスに素晴らしい青年らしい男の子の恋愛の姿を見せてくれるのです。
「だって好きなんだもん、それが悪いことなの?好きならいいじゃない、もっと新と一緒にいたいよ、もっと新を触りたいよ」
正太朗のそういうセリフがそのままあったわけではないですが、まるで子供のようなその純粋で真っ直ぐな好意がそういう風にまるわかりに見えるのがいいのです☆

二人の気持ちが通じる場面、友達との関係、その先に進みたい気持ち。
こんなに分厚いのに中だるみさえなく、そのエピソードの一つ一つが、やはり自分的キュンのセオリー「ゆっくり真面目に恋をする」それにピタリとあてはまるのです♪

唐突だったり奇抜だったりするお話でないのに、魅力的にみせるのには、作者さんの変則的なコマ遣いも一つにあります。
ぎっしり絵がつまったページがあるかと思うと、空白の白が目立つページがある。
セリフがほとんどなかったりするページがあると思えば、ギッシリ詰まっているページもある。
ページに動きがあるのです。
また合間に差しこまれる4コマ漫画は前作もそうでしたが、キャラの特性を如実に表わしていて、勿論楽しくもあるのですが、キャラ解説の補足という面も魅せる優れモノ。
ページがあますことなく、作品を効果的に魅せているのです(褒めすぎ?)
・・・でも、それがすごく好みにマッチするしいいのですよ。

正太朗と新の他に、正太朗の友達澤山と、新の友達の長谷。
友達の友達であるが故に一緒につるむ仲間入りをしている二人、
実は澤山のカチンコチンな四角い性格がとても好きで、とても聡い長谷といいコンビなので、ちょっぴり彼等の先がきになりますよね♪

ああー、何か珍しく手放しでほめてしまった。
きっと心がこういう作品を求めていて、それと合致したタイミングもあるのかな?
でも、よかったのです。

10

溢れんばかりの好きを綴った一冊。

待っておりましたハヤカワノジコさんの新刊です!

今回は純粋なまでの「好き」の気持ちがめいいっぱいに詰め込まれたお話です。

幼馴染でバスケ部、女の子にモテモテな正太郎と、そんな彼への好きの気持ちを隠し通している写真部の新。正太郎に告白され、晴れて両想いとなった二人。
真っ直ぐにきらきらと新を好きだと言う正太郎と、彼を好きでいることで互いに苦しい思いや別れがあるかもしれないと想像して一歩を踏み出せない新。

作中何度も出てくる「好き」の言葉。はにかんだり、顔を真っ赤にしたり、真っ直ぐな気持ちで伝えられるその言葉は、段々と力のあるものへと変わっていきます。

最初は密かに想い合っていた「好き」から、直接気持ちを表す「好き」。
そして自分の気持ちと向き合い、一歩を踏み出した新とずっと一緒だと抱きしめる正太郎。二人の気持ちが強く重なり合った「好き」はとっても眩しいです。

どうしてBLが好きなのか。

そんな初心を思い返させてくれるような作品でした。

正太郎の一途な好きもきらめく青春ですが、新が正太郎とのことをもんもんと考え考え、悩んだりするのも苦いですが青春ですよね。新の思考を細やかに描いており、台詞(文字数)や心理描写が多めな気もします。そういったところも注目です。


もうひとつのお話『空せ視に灯り』

新と正太郎お互いの同級生長谷くんと澤山くんのお話。
まさかこちらも描いていたとは。
長谷くんのようなちょっと飄々とした性格の子好きなので嬉しかったです。
律儀な澤山くんも良いですね。どちらがどちらを振り回したり、振り回されたり。
想像が膨らみますね。
続きがあるならぜひ読んでみたいです。

7

以外にリアルな学園青春もの

目一杯青春していると読み手に思わせる作品で、幼なじみでお隣同士な二人の
好きの思いや同性ゆえに他人からどう見えるか、過剰な反応と、
様々な心の揺れを描きながらも自分の気持ちがどうしたいのか、
青春の悩みと恋心をたっぷり詰め込んだような1冊でした。

登場キャラの心の動きが意外にもリアルに感じられて、遠すぎて忘れてしまったような
学生時代を思い出させてくれるようで、ホント楽しめる内容でした。
多感なお年頃だから他人が気になる、普通とは違う恋心が溢れださないように
必死で押し殺しポーカーフェイスをしている新。
ワンコのように自分の気持ちに正直な正太朗。
主役二人の係る友人たち、今のこの気持ちを正直に大切にしたいと感じさせる。
この二人がどんな大人になるのか、大人になった二人も見てみたい作品で
とても素敵な1冊です。

6

この作品が収納されている本棚

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