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1K no ousama
高城先生の『こじらぶ』が面白かったので、こちらも続けて読んでみました。
モデルで超イケメンだけどちょっと強引なところのある攻め・天馬と、蒸発した恋人の借金を払い続ける健気な受け・志貴のお話です。テレビもない生活をする志貴は、売れっ子モデルとは知らずに行き倒れていた天馬を助けます。借金の肩代わりをしてくれた天馬の身の回りのお世話をすることになる志貴。強引だけど優しい(そして何故か家の中では全裸のww)天馬に自然と惹かれていく志貴ですが、天馬には忘れられない人がいて…そんな時に、自分を捨てたと思っていた恋人が再び現れ、蒸発した事情を知らされます。
意表をつく展開はなく、安定したストーリーで、キャラ的にも最後まで安心して読めました。悪人が出てこないところが、最後まで不快感なくて読めて、よい読後感でした。
エチシーンは、攻めがDTの男子高校生だけあってmildな感じですが、物足りなさは感じなかったです。絵も綺麗で色気があって、表情のバリエーションも豊富で、特に気になるところはありません。
高城先生の他の作品も読んでみたいと思える一冊でした。
表紙では服を着ていますが、本編ではほぼ全裸!という変わった攻めでした。
内容、キャラクターともにとっても面白かった!
高城リョウさんの漫画は絵が綺麗で読みやすいですが、内容はわりとサラサラ〜だと思ってきたのですが、これは何度も読み返したくなりました。
まず、お人好しのせいで不幸体質な主人公、志貴が可愛くいじらしいです。
そして攻めの天馬との10歳以上の年の差がいい。
天馬が強引なので、強引俺様年下攻めが好きなら萌えられると思います。
べつに意地悪とかでなく、志貴にベタ惚れなのですが、なんというが、あんまり見ない変わった攻めかもしれません。(そして裸族)
ストーリーは、お人好しなせいで借金とりに追われる志貴が、ある日拾ってしまったモデルの天馬の面倒をみる、というもの。天馬はやや世間ずれしていて、1Kの志貴の部屋にキングサイズベッドを持ち込んだり、プライベートでは服は着ないしと突っ込みどころ満載です。場所がなくてベッドの上に机を置いてご飯を食べるシーンが面白い。
志貴が天馬にほだされていく姿が可愛く、そんな志貴を可愛いと思っている年下の天馬も可愛いです。テンポがいいのに性急すぎず、むしろ2人の関係はスローテンポ。それがよかったと思います。
志貴はだいぶ前に借金を残して自分を捨てた恋人をまだ引きずっているのですが、いざ、その恋人が現れたらすごいいい人…。いっそほんとにボロ雑巾のように志貴を捨てたとかならまだスッキリするのですが、借金から志貴を守るため姿を消した上、無理矢理AVに出されたとか可哀想すぎてむしろこっちが気になりました…しかも高校の時から付き合ってたって…。
なんだかここがスッキリしなかったため星1つ減らしました。ここに救いがあるお話だったらオールハッピー!って感じでよかったと思います。
天馬が志貴を好きな理由、一度読んだらもう一度最初から読み返したくなるお話です。
高城さんの描く攻めも受けも、どストライクなので、もう眺めているだけで幸せです。
今回はモデルの天馬と、恋人の連帯保証人になったばかりに莫大な借金を抱えて貧しい暮らしをしている志貴のお話です。この天馬が家のなかでは全裸と言う設定に、まずは感謝。高城さんの描く攻めは大人の男のカラダで、細くてもガッチリしていて素敵です。プラス、天馬がたまにかける黒縁眼鏡に萌えー!
ストーリーの方も天馬が中学生の頃から好きだった人が…と言う展開や、志貴の蒸発してしまった恋人が実は…と言う展開は、一途ものが好きな私としてはすごく嬉しいオチでした。
評価としては神にしてませんが、これは高城さんの作品のなかでのお気に入り度の評価にしていますので、あまり参考にならないかもしれません。
でも、そろそろシリーズもの読みたいなぁ。
肌色多めな表紙は珍しくはないし、全裸多めな本編というのも多々あるけれど…。
こちらの作品は一味違う全裸多め。
えろす関係なく全裸。
ボロアパートの一室で、見事なまでに作り上げられたモデルボディを惜しみなくさらけ出して日常生活を送る男。
だんだん違和感がなくなっていく自分が怖くなる作品です。
恋人が経営するハウスキーピング会社が、多額の負債を抱えたまま倒産。
連帯保証人だった史貴は、逃げた恋人に代わって返済のために昼夜問わず仕事尽くし。
そんなある日、公園のベンチで倒れている男を見つけて…。
世話焼きさんはお好きですか?わたしは大好きです。
オカンというより世話焼き。オカンとの違いは所帯染みているかどうかでしょうか。
ボロアパートで極貧生活を送る史貴が連れ帰った男・天馬との押しかけ同居が始まるのですが。
天馬、裸族です。
家に入ったら即裸。
ジャージを着せても、寝ているうちに裸。
アパートの居室の半分を占めるほどの天蓋付きベッドに裸で横たわる姿は、どこぞの貴族か王様か。
とにかく服を着ない。
読みながら服って何だっけ?着なきゃいけないものだった?と思い始めても、仕方ないくらいに裸。
そしてこの裸が美しいんですよ。
うっとり見惚れてしまうので、だんだん違和感がなくなるのも無理はなく。
ストーリー的には、執着溺愛イケメン攻め好きにはたまらない「俺がずっと探していたのはお前だ!」系です。
その昔、恋人の会社で働いていた頃に史貴が担当していた大企業の御曹司が、中学生だった天馬で、その頃から史貴を想い続け、探し求め、やっと見つけた!というパラダイスな流れ。
家は大金持ち、自分は超人気モデル。
そんなチートな人物に求愛されて、NOと言える日本人がいるでしょうか。
いや、むしろ世界中探しても、いないんじゃないかと。
揺れつつも素直になれない史貴に、ガンガン攻めていく天馬が楽しい。
婚約の流れなんて、笑わずには読めません。この子、ほんと好きだ。裸族だけど。
結構な年の差CPですが、史貴が童顔なのか、ものすごく若く見えるため、同世代CPにしか見えません。
全体的にずーっと天馬は裸ですが、えろすは最後まで結構焦らされます。
しかもさんざん焦らされた上で、天馬の想いの強さをさらに思い知る事実が発表されますのでご期待を!
この顔でそれって…、超一途じゃないか!と。
しあわせになれる未来しか見えませんでした。楽しかった。
あとがきで高城先生も書かれていました。
「天馬のヌードが中心」
わたしの読み方は間違ってなかったと一安心。
「服を着ているシーンでも間違えて裸で描いてしまった」というので、どこかにチェックミスで残ってないかなあと探してしまったのは、わたしだけではないはず。
ひたすら美しい裸を愛で、楽しむ。
そんな作品があってもいいじゃないか。
それで萌えまくれるなら最高じゃないか。
という1冊でした。