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shinkonsan
「新婚さん!」 4割
「おクズの恋愛」 6割
【新婚さん!】
同著者の「俺達は新婚さんかもしれない」のどちらも大大好きですが、強いて言うなら個人的にはこちらの「新婚さん!」の方が好きです!!
外面はすごくいいのに性格に難アリの攻めを、唯一受け入れる受け。
一見は攻め→→→→受けで冷たく見えますが、実は受けもまんざらでもない雰囲気が最高でした!!
あと攻めのバブな一面がすごく可愛かったです。
一途すぎる、本当にいい執着攻めでした。
【おクズの恋愛】
新婚さんのスピンオフで、受けの友人のお話。
俺様童貞俳優×ビッチなバー店員で幼少時から続く主従関係のようなカプが最高でした!
「新婚さん!」とはまた違った雰囲気ですごく良かったです。
そしてその後に発売された「俺達は新婚さんかもしれない」に、二つの番外編が収録されています。
これがまた最ッ高でした。
ぜひ、併せて買うのをオススメします。
後作の『俺達は新婚さんかもしれない』の方は読了済でしたが、こちらは未読でした。
本の外見の情報からして別カプのお話だし何かの折に購入しようと思い続け、今回のQpa特典フェアの機会にようやく購入。
ちしゃの実先生の絵柄は癖(特徴?)のある絵柄なので、私の絵柄の好みからは少し外れているのですが、それでもお話の方は毎回萌える話が多いので “新刊は買い、既刊はフェアで検討”という基準の元、買っています。
カラーの塗りは好きです。厚塗り絵好きオタクなので厚塗りベースの重めな質感と配色にときめいています。
個人的な印象ですが、厚塗り寄りの方って絵柄(か物語)に癖のある方が多い印象。万人受けをそこまで意識しないからかな。
それからファンの方が信奉するつよつよBL作品を描く作家さんが多いような気がします……王道だから良い訳じゃないって分からされる(NTR哲学)。
絵柄の好みで購入に至らない人もいるかもしれないですが、絵柄なんて千差万別ですし、絵柄の好みから外れていても買わされてしまう…そんな萌えヂカラのあるつよつよBL本を描く先生に神を捧げます!
ちしゃの実先生の作品好きなんですが、京介はかなりぶっ飛んだ性格で、
狂暴で激しい性格ながらも、宝のことが大好きで、
喧嘩したり悪口を言ったりしながらも
二人きりのときは宝のことを「たかちゃん」なんて呼んだりして、
そのギャップが嫌いになれないということだとは思います。
物語の中ではそれで2人がハッピーなのでよいのですが、
相手を貶める京介の発言の節々にモラハラみを感じてしまい、
実際にこんな人いたら絶対にお近づきにはなりたくないな…と思ってしまわざるを得ない。。
ストーリー自体はまとまっていて面白いですし、キャラも立っているのですが、
残念ながらどうしても京介が受け入れられませんでした。。
京介がもうすこしマイルドな性格だったら個人的にはよかったのですが、
この作品としてはこれでいいのだろうなぁとも思います。
〖DMM電子書籍〗
修正 : 白抜き
カバー折り返し : なし
カバー下 : あり
帯 : なし
裏表紙 : なし
カバーデザイン : 不明
電子限定特典 : 描き下ろし漫画4P『新婚さんとホテル』『薮をつつく』
備考 :
ふた言 :たかちゃんも京介も素直じゃないけどお互いが相手じゃなきゃダメなんだろうなって思うくらい実はラブラブだし、周囲を巻き込んで痴話喧嘩してる感じがなんだか可愛いし、お似合いのバカップルだなって(褒めてる)。蓮田×冬未ちゃんCPも温かく見守っていきたい。
〖紙媒体〗
未読
理不尽なまでの I love you ! ハイテンションな俺のプレシャス‼︎
ぷぷっ。ちしゃの実先生の最新刊が出たので、再読してたんですが、やっぱり楽しい。
京介は、幼馴染の宝が憎い‼︎ 好き過ぎて憎い。多分、可愛い過ぎて憎い。その束縛愛と執着が度を超していて、憎い。その憎さをぶつけてくる理不尽さ。不器用過ぎて笑えます。幼ない頃、あんなに可愛いかったのに、いかつい面構え。いや、イケメンですけども。体格もガッチリしている。宝の事を想い過ぎて怒り狂ってるのですが、それでも。元ヤンの宝に素っ気なくされれば、子犬の様にしょげてしまう。大男の可愛いらしさ。
だから宝は放っては置けなくて。ツンツンしていても、自由を奪われても。結局許してしまう。このバカップル‼︎ 最初、京介の口の悪さには引いてたんですけど。読むほどにこれは味わい深かったりします。
とにかく、京介のこの顔面力で言われたら、もう許すしか無いよね。
同時収録は、宝と京介の同級生、バーテンダー冬未ちゃんの恋「おクズの恋愛」
私は断然表題作の方が好きだけど。こちらの中編の方が読ませる感じにはなっている。
表題作の方では、何かと宝の愚痴を聞いては、京介に妬かれるという大人な冬未ちゃんだったけれども。その一方で、やたらとダメンズを引っ掛けるビッチだったりする。冬未ちゃんは実は有名俳優の愛人の子。義理の兄弟で、今は人気俳優の洋一郎に執着されている。この男が、京介もビックリな不器用なトンデモ野郎で。やっぱり冬未ちゃんの事が好き過ぎて憎い。素直に言えなかったこの数年間。間を抜かしてプロポーズされては、何が何だか分からず。冬未ちゃんは、幼ない頃の様に下僕扱いされるのが嫌で、つれない素振りをする。
途中、洋一郎視点が面々と綴られるのだが、この男の勘違いっぷり、不器用っぷりが可笑しくて。そんなの伝わらないよぅっ!って、呆れてしまいます。
紆余曲折を経て、結ばれて。勿論読み手側をホッとさせてくれます。
何より、誘惑の多い芸能界において。冬未ちゃんと結ばれる為だけに待っていた童貞力のスゴさにはタジタジです。描き下ろしのイチャあまエッチもご馳走さま。
どちらも攻めの溺愛執着のうふふなネチッこさに存分に笑わせて頂きました。
骨格がしっかり描かれたその体軀にも惚れ惚れです。顎からえらのラインとかもいい。
エチは丸るっと白抜きなれど。飛び散る汁。受けのとんがり過ぎな乳首。と、何だか十二分にエロい。
ちしゃの実先生の作品はどれも神ですが、中でも好きなのはこの一冊の後半、冬未ちゃんと洋一郎のお話。
1ページ目、男が好きでセックスが好きで、そんな自分は嫌いじゃない、という冬未ちゃんのモノローグから始まるのが最高!
ビッチ受が好きなのですが、辛い過去の反動で…とか、お金のために仕方なく…とか湿っぽいよりは、こういう、エッチは趣味です!よろしくお願いします!みたいなタイプが良いです。
冬未ちゃんも、過去に何もないわけではないのですが、それはそれとして今の自分自身を可愛がっているのが、冬未ちゃんのいいところです。
それから物語は二人の再会(というか我慢できなくなったお迎え)からめくるめく、幼馴染らしい遠慮のない応酬が続いたかと思えば、痛いほどに相手を求める本心が語られる回想など交えながら、怒涛の勢いで進んでいきます。
このちしゃの実ワールドは説明できないです、もう読んでくださいとしか。
洋一郎はどれだけ横暴でも冬未ちゃん呼びなんですよね。きっと低くていい声だろうに、26歳の男を冬未ちゃん冬未ちゃんって。
ちしゃの実先生はワードのセンスが絶妙で、読書が楽しすぎます。このお話での私のお気に入りは、
あ〜〜残念殺せねぇ〜〜!!
オーケー別世界
今どき乱パなんて深窓の令嬢でも嗜んでるよ?
声に出して読みたい日本語です。
・新婚さん!
攻め受けどちらも拗らせてるバカップルのお話です。
攻めはすぐに嫉妬するし独占欲強くて面倒くさいし、受けも受けでとにかく素直じゃないので、一見するとこの二人なんで結婚したんだ…?と思ったりもするのですが、それでも随所随所にお互いのことほんと大好きで仕方ないんだろうなっていうのがコメディに紛れて散りばめられていて、良かったです。
・おクズの恋愛
こちらも攻め受け共に拗らせてるカップルのお話でした。表題作よりもこちらの方が長くて読み応えもあり、個人的にはこちらの方が好きでした。執着攻めが好きな方におすすめです。
絵もストーリーも、ちしゃの実先生の個性が強かったです。流行りに安易に乗らないというか。一昔前のBL感はあるのですが、逆に新鮮でした。コメディのテンポが良い!
◾︎新婚さん!
京介(攻め)のキャラ、SNS使った表現が面白い。何だかんだ互いが大好きなんだな〜と安心できる痴話喧嘩を繰り広げてくれます。過去のシーンが断片的に出てくるので、そのストーリーも詳しく知りたい…と飢餓感が出てきます。橋の上でのプロポーズとか、初エッチとか〜!
◾︎おクズの恋愛
芸能界モノはやり尽くされてて難しいと思うのですが、楽しめました。ビッチ受けが好きなのもあり。お風呂シーンで冬美が欲情してるのが可愛かった。
以下もやっと点
もう少し絵が見やすいと嬉しい。ちしゃの実先生の個性を失わない程度に。キメゴマの洋一郎は丁寧でカッコいいです!冬未の身体がどんどん小さくなっていった気がする。
※電子書籍
白抜き カバー裏有り
限定おまけ漫画作品各2頁・計4頁
ですが、残念ながら
絵柄がちょっと画面上ごちゃごちゃしすぎているような気がします
もうちょっとスッキリとした仕上がりになっていたら評価が神☆だったかな〜
惜しいです
作者さんのその他の作者も読みましたがやっぱりごちゃごちゃしてました
ストーリーは面白いので、本当に残念です
目が疲れてきます
トーンの貼る率が高いのかな?
素人なのであまり詳しくは言えないですが
ストーリーはカプに萌えてしまいました
ツンデレの宝の受けの素直になれない所がどうしようもなく可愛いく感じます
ちしゃの実先生作品の中で一番好きです。CPが2組登場しますがどちらの受けもビジュアルと性格共に女々しくなく、時折攻めを喰うほどの余裕を見せてくれるところが最高。攻めのキャラも斬新で、ストーリー展開が独特なところも気に入っています。
◆新婚さん!(表題作)
幼馴染から恋人に発展、挙句に結婚にまで至った2人。攻めの京介が「憎い」が口癖で、たくさんフォロワーのいるSNSで受けの宝について悪口を吐き出しまくっているところが面白いです。口では京介が罵ってばかりだけれど、惚れた弱みで精神的には常に宝の方が優位。浮気してやると言い放って出て行きながら、グラビア誌を読む発想しかなく、しかも結局抜けずに帰って来る京介が愛おしかったです。普段強気で威圧的なオーラを出しつつも、宝を一番に想っている京介と、そんな彼を包み込むように抱かれる宝という関係性が魅力的でした。
◆おクズの恋愛
好きな子への接し方が不器用で、昔から父の愛人の息子だった冬未を下僕化していた洋一郎。すっかり彼からの気持ちを誤解している冬未は、突然再会し迫ってきた洋一郎に「付き合わないセフレになるか、セックスしない恋人になるか」という2択を突き付けるんですが、後者を選んでその条件を守り抜く昔からは考えられない洋一郎の健気さに戸惑います。冬未の誘惑にも屈さず、俳優として偉大だった父の2世という肩書きから脱するまで、けっして約束を破らなかった洋一郎がかっこよかった。ようやく洋一郎の想いが通じ、満を持して濡れ場に辿り着いた時は本当に嬉しかったです。
ずっと気になってたので、竹のセールを機に購入。
表題作は正直好みじゃなかったです。
ストーリー開始以前にくっついてるカップルのお話は大好きなので期待してたんですが、攻めの性格が受け付けませんでした。
こういう口が悪いこじらせ系?っていうんでしょうか、読んでてちょっとストレスを感じました…。
ケンカップルなのでとにかく受けと攻めがずっと口喧嘩してるわけですが、作者さんの独特な画面作りと台詞回しでかなり読みづらいしやかましくて、途中で疲れて休憩しつつ読んだりしてました。
このやかましさは魅力でもあるかもしれないんですが、私は苦手でした。
攻めの片思い時代のエピソードがもう少し入っていれば、可愛いなあと思って読めたかもしれない。
このカップルで丸々一冊だったらまた感じ方が違ったかもなあと思いました。
同時収録は面白かったです!
受けがちょっと好みじゃなかったんですが、攻めが一途で可愛くてよかった。
両片思いすれ違い系が好きなのでかなり満足でした。
個人的に前半後半でかなり好みが分かれたので、全体的に見るとう〜ん…。何回か読めばもう少し作者さんの世界観に慣れられるかも…。
ペットのわんちゃんとウーパールーパーのゆるさはとても好きでした。かわいい。
イヤ、これ面白い!
「面白い」って言っても色んな「面白い」があると思うけど、設定のオリジナリティーがいいですね。
BLの文脈では「ケンカップル」の分類なんだと思うけど、現実の夫婦でこういうタイプのCPいますね……なんで結婚してるの?と疑問みたいな。
性格も合わない。ライフスタイル、合わない。好み、合わない。
合わないづくしのくせに、ねぇ〜。みたいな二人連れ。
一応、文句ばかりの俺様・京介の方が元ヤンで軽そうな宝に執着してて、それを宝がしょうがねーな、と引きずられて包んでる、ように見える。
宝の方は…なんで「京介」なんだろうね。
すがってくるからほっとけない、「求められる」事に痺れる、っていう部分があるのかな。
でも、実は京介の方も宝のツボを知ってる、ていうのがミソ。それは「独り占め」。それは宝の急所を握ってるようなもんで。
愛情、ってのは複雑だなぁ…
「おクズの恋愛」
ボリューム的にはこちらの話の方が多いんですね。
京介x宝の同級生、ゲイのバーテン鳴瀬冬未のお話。
こちらも一筋縄じゃいかないストーリーで、なかなか興味深い。
ただ、
私の個人的好みからいうと、諸手を挙げてハッピーエンド良かった〜と言えない。
というのも、ビッチが初恋の人(童貞)と結ばれる、という話なんだけど、でもビッチになったきっかけは初恋のこじれで、その後色々ヤりまくって、今やっと初恋が実る時にヴァージンじゃない事を後悔する…
その流れって苦手だな〜。
「減るもんじゃない」っていう言い回しありますよね。アレ間違い。減るんですよ。
「尊厳」とかが。
冬未はその辺のすり切れて弱った感じが出てて納得できる描き方でした。
人外ものにはまりまして、まほろばディズからの新婚さんにたどりつきました。
絵が上手い作家さんですよね~。
というかアニメに近い感じの作画ですね。。
京介さんは、私好みの黒髪、メガネ、寡黙な攻め…スーツ姿はかっこいいし、めちゃくちゃツボでした…外見は!
中身は受の宝さんの方が男前です。
最初からくっついてるCPのお話はとても新鮮で面白かったです。
「まほろば…」でも思ったんですが、ただただもったないのは短いこと!
上下巻くらいになっても十分な存在感を持っている本ではないかと。
最近、私が長編もの好きのせいかとは思いますが、これだけキャラが魅力的でストーリー設定もしっかりしてる。
エピソードも豊富。
京さん宝さんの過去のどのお話もいくらでも詳しく読みたいと思うもの多かったです。
洋さんと冬未さんのお話も同じで、洋さんの芸能活動の生活の方の姿ももっと読みたかったなと…。
傲慢、俺様なだけではない洋さんの良い一面がもっと見れたかも。
どのキャラもとても好感がもて、読んでいて楽しかったです。
今まで知らなかったんですけど、評価が高いだけありますね。
この作品、もしまだ読んでない方がいらしゃったら、読んでハズレのないお薦め作品だと思います。
こんにちは。
ケンカップル苦手です。
すべての台詞の最後にビックリマークがついていたり、吹き出しがギザギザだったりすると精気を吸い取られてげんなりします。
主従関係も苦手です。
「愛し愛される関係は常に平等でなければならない!」とキング牧師の横で演説する勢いで上下関係のあるCPは無理です。All men are equal.
珍しく評価だけを先に見て、絵も好きだし、ちしゃの実さんの作品って前に読んだことあったなーと思って購入したこちら。
89名もの方が神と評価している作品、素晴らしくないわけがないと二重否定を使ってしまうほど高揚した気分で読み始めたのですが…。まじか…。これはケンカップルではないか。
テンションだだ下がりしつつ、過去話が前提になってるけどチラ見せしかしないし、もしかして何かの続編?と思って、こちらのページを見に来ました。続編ではないようで。ということは全員が同じ条件で読んでいるのに、わたしだけが「情報不足!」と思っている…。読解力、どこかに落として来たかな?と思いつつ、次に読む作品のことを頭の半分で考えながら1話目を読み終わりました。
…。
あれ。
何かがわたしのこころに灯った気がしつつ、2話目を読了。
…。
これは…。
描き下ろしの焼きそばとアイス辺りは完全に没頭してました。小出しに過去エピ挟むスタイルもイイね!とか思いながら。最初はヤンキーにしか見えなかった宝がだんだん可愛く見えてまいりました!とか、思考の中で全部ビックリマークついてる自分…。
おかしい。
わたしはこういういつも罵り合いながら素直になれないツンデレとか偉そうな攻めとか大嫌いだったはずでは。
なのにこのCPとのお別れが心底寂しい。
寂しさを抱いたまま同時収録へ。
おっと、ビッチ。銀河系ビッチ撲滅委員会としては、これを容認することはできませんよ、と身構える。ビッチのどんな攻撃にも絆されないぞ!と読み進め…。
あれ。
どうしてわたし、泣いてるのでしょうか。
洋一郎が冬未に指輪をはめたシーンの前後、画面がぼやけて何度も見返してしまいました。小さい部屋で陽だまりの中で、ひとつのソファに身を寄せ合って笑い合う2人…。おしあわせに…。
大感動に胸を打ち震わせながら思いました。
好きじゃないとか苦手とか、そういうものを軽く飛び越えてくる作品ってあるんですね。
設定で先に「よし、来い!」とガードを固めている読者って相当手強いと思うのですが、全くガードの意味がない。気付けば結婚式の友人席で一番泣いてる親友状態。いつの間にこんな深いところまで入り込まれていたのか分からないのに、嫌じゃない。むしろこの本を読み終わるのが嫌でした。
余談ですが、鳴瀬は宝のことが好きなんだと思ってました。
さらに余談ですが、「冬未」が「未冬」になってる箇所がありました。
本当は神評価でも良いのです。
なのに「萌2」にしたのは、わたしが意地っ張りの負けず嫌いだからです。
やられたー。好きだー!!
新婚さん!とおクズの恋愛の2本。お話はリンクしてます。
新婚さん!は6歳で出会った京介と宝のお話。26歳で結婚してます。式も挙げて籍も入れて。
京介には宝しか見えてません。
ケンカしても腹いせはエロ本買ってきて抜いてやるって2時間家を空けること。
ケンカばかりであれ?無理やり結婚したの?って感じでしたがお互いがお互いの事を一番理解していて大好きなんですね。デレる時が萌えます。
おクズの恋愛の方が話は長いです。二人の共通の友達冬未と母の再婚相手の息子でずっと冬未に下僕をさせていた洋一郎です。
なんやかんや色々あって冬未はビッチで洋一郎は童貞ですがお互いが原因なんですね。
洋一郎も冬未もずっと求めあっていたんですね。
離れてからの洋一郎の努力もグッと来ます。
もっと素直になればよかったのでは?と一言言いたいです。
まあ最後は結ばれてハッピーエンドです。
初読みの作家さんで表紙を見たときはどうかなと思いましたが楽しかったです。ただ実はこうだったって表現が多くてちょっと。後出しが繰り返されてちょっとくどかったかも。
絵が上手いだけでなく(受け可愛い、攻めかっこいい・・・)、カップル間の揉め事、幼少期の事、イザコザがあったりと、内容がしっかりあったのが良かった・・・。ただの、俺達新婚だぜイエー、という内容ではなかった(特に2つ目のお話)。とても楽しめたので、読み返しもするし、他の作品も気になります。
幼馴染ケンカップルのお話&その友達バーテンダーと元主従関係にあった俳優のお話2本立て。
ケンカップルがえっちのときにメロメロになるのっていいですよねぇ。
バーテンの方は相手がまさかの童貞設定で最終話にめちゃ萌えました。
お揃い指輪最高に好きです。
もっと皆するべき…
どちらも攻めが執着気質の2カップルのお話。
受けのキャラの違いで、私は表題作の恭介×宝の方が好きです。
あまり子供に関心のない両親の元で育ち、人と接することが苦手だった6歳の京介に、唯一手を差し伸べたのが同級生の宝でした。以来、京介は成長とともに一層排他的になり、宝のみに執着するようになりますが、そんなかなりの執着系の京介と、母性というより男気でそれを受け入れているような宝の関係は、読んでいて羨ましいとさえ思ってしまいました(もし現実にいたら宝に同情してしまうと思いますが)。初エッチの時の、強姦した後で落ち込む京介(最低ww)を宝が励まして二人で肛門科に行ったというエピソードがすごい好きです。
関連作の方は、一途な攻めにビッチ受けが絆されるという展開は嫌いじゃないですが、セックスなしで交際するか、セックスして二度と会わないようにするか、の二択のくだりはなくてもよかった気がします。
二組のカップルのお話ですが、どちらも甲乙付けがたいほど大好きです。
共通するのが、攻めが受けを大好きすぎて残念な所があるという(笑)
でもその残念さが愛おしいです(*´∀`*)
「新婚さん!」の2人はケンカップル。
「憎い」が口癖で気難しい京介が、普段の「宝」呼びから「たかちゃん」と呼び方が変わるのに萌えました。
エロ本でヌく=浮気、にも笑った!
「おクズの恋愛」は俺様童貞俳優×ビッチバーテンダー。
これまた良かったです。
俺様なのに一途に冬未だけを好きで、冬未のために俳優になった洋一郎。
2人が思いを通わせたセックスシーンは何だか泣きそうになりました。
洋一郎…良かったね…(;_;)
おまけまんが・カバー下も充実して良かったんですが、まだまだ読みたい!
続きを何処かでまた読めたらいいな(^∇^)
惚れた弱み なんだろうな。こういうの。
だからって上下関係がある訳じゃなくて、相手をよく知ってるから、
信頼してるから、相手だから、簡単に振りほどけない、切れない、見えない少しずつ編み込んだ関係。
ケンカしてもわがまま言っても、相手が離れないのを知ってるから、伸ばしたり短くしたり、切る振りしたり。
とにかく何度も読み返したくなる。
もっと二組の生活を見たい!
老後とか見たい!
心にすっと入ってくるなんとも理想的な寄り添い方に、見ているこっちが羨ましくなる作品だった。
片恋にしても、まほろばにしても、いつも少し斜め上行く設定のちしゃの実さんですが、
今回もまた、途中経過すっとばして、新婚さんなところから始めちゃうの、凄いよね!
異常にひねくれてる京介に、それをあしらう男前宝。
いいカップルだと思います。
もうひと組の洋一郎と冬未は、表題カップルとは正反対に、中々くっつけない。
こっちのカップルの方が、ドラマチック感は大!
でもね、
やはり人の気持ちをああいう形で試したりするのは良くないと思うよ、うん。
登場人物が皆一筋縄ではいかない、
ひねくれ者で、素直じゃなくて、変なところにプライドとこだわりを持ってる。
一人くらい素直な人が出てきたら、それはそれで面白かったかも。
いい意味でも悪い意味でも、ちしゃの実ワールド全開。
可笑しくて、切なくて、幸せで、エロい。
京介と宝の学生時代のお話も、読んでみたし!
それとね、洋彦さんの話もちょっと気になる!
初読みの作家さんです。絵や全体的なトーンは男性の漫画っぽいのですがコミカルで今時の面白さ。表題作の京介×宝カップルは、口が悪くてケンカっぷるなんですが文句を言いつつも塩焼そばを作ってあげていたり、浮気してやる!といってエロ本を買う宣言したりとラブラブなのが見ていてにやけてしまいました。
同時収録の宝たちの同級生の話も色々残念なイケメン俳優との話で面白かったです。割合で言うとこちらの方がページ数が多いですね。
ぶっちゃけ既刊2冊が心に響かなかったので、好みの作家さんでないかも?と、この本も積読してましたが…
今は自分を殴りたい!コミカルなおもしろさと、愛の切なさを両立させてる神作品でした!
「新婚さん!」
亀をいじめてた子供・京介と、それを止めた子供・宝が、20年経って結婚してるいきなりな冒頭。そこからのキャラ解説がおかしすぎて…
エリートリーマンの京介は何もかもが憎く、1日に「憎い」を何十回も口にし、憎しみをぶつけるSNSには1万人以上フォロワーがいるって、難有りすぎる!
人嫌いのくせに宝だけは大好きで、宝以外で抜いたこともない、夫婦げんかの末の浮気宣言が”エロ本”という純情一途さ。
宝は京介に冷たいし、友人に文句を言いつつ、京介の良いところを理解して京介の幸せをちゃんと考えていて、執着されて嬉しそうな表情を一瞬浮かべるのがイイ。一途なのはどっちも!
そして言い合いばっかりしてるケンカップルなくせに、エッチの時は「たかちゃん」「きょうちゃん」で呼び合ってるのがかわいくてエロい。
この二人をずっと見ていたいと思うくらいおもしろくて、ページの1/3くらいで別のタイトルが出てきた時はもう終わり?とショックでした…
でも、同時収録も表題作と同じくらいおもしろくて、切なさで心をえぐられて、もうどっちも神作品!
「おクズの恋愛」
宝の友人でバーテンダーの冬未のスピンオフ。
クズ男に引っかかりながらもゲイライフを楽しんでる冬未に、俳優・洋一郎がバラの花束を持ってプロポーズ…こっちもいきなりな始まり!
二人は親が内縁関係で一緒に育った義兄弟もどき。洋一郎が王様、冬未は「御意」しか返事を許されなかった家来。
冬未が家を出て8年、二人は会うこともなかったのに、洋一郎は付き合えと強引に迫るので、冬未は「セックスはするけど付き合わない、恋人になるけどセックスはしない、どっちがいい?」と問うと、洋一郎は臨戦態勢なくせにセックスしない恋人を選び…
洋一郎はプライド高くて口下手だから本音と違う言葉を発してしまって、冬未も誤解して傷つけられた。でも洋一郎の想いが明かされてくると、俳優という虚像と違って自信もなく、冬未のことしか考えてない、泣けるくらい一途。そして冬未も。
一途って言葉では収まりきらない、その存在が全てってくらいお互い想い合っていて…切なくて幸せなイイ話でした!
表題作も同時収録も描きおろしがあり、お礼のあとがきはコマの下にちょっとだけ書かれていて、あとがきのページ分もマンガを描いてくださったんだと思います。
電子限定特典はマンガ4ページ。ラブホに行く行かないで揉める京介と宝は番外編らしいイチャぶり。昔の言葉を気にする冬未に、洋一郎は事実を明かして「可哀想だと思うならもう他の男に触らせないで」とお願い、それに小さくうなずく冬未…誤解が解けた瞬間が描かれてました。
あらすじも読まずに前知識ゼロでこんな作品に出会えたのが嬉しい!
食わず嫌いせずに読むのも大事ですね。
表題作【新婚さん】も収録作の【おクズの恋愛】どっちもいいっ!!
普通、表題作は良かったけど、もう一つがなぁ・・・みたいなのが多いんだけど、二つとも神です。表題作が神、おクズの恋愛が神3つくらい。
執着攻めが好きな私にとっては、特におクズの恋愛が大満足!執着万歳!
【新婚さん】
攻めの京介はエリートサラリーマンで一見どころか、滅茶苦茶とっつきにくい人物。ものすごく神経質だわ、愚痴は多いわ、と膨大なストレスを抱えて生きてて、しかもそれを隠さないかなりの毒吐き人物。
この攻めがエッチを拒まれた時に言った「・・・浮気してやる」には、ほんと笑える。生まれてこの方、受け以外で抜いた事がないという筋金入りなんで、エロ本で抜く=浮気ということらしい。しかもエロ本買ってやる!と勇んで家を出ていった二時間後には自ら帰宅して「どんな気持ちで二時間待っていたか分かるか!」と言う。
嗚呼、めんどくせー、めんどくせー、めんどくせー。
でも滅茶苦茶カワイイ!!
執着も酷いしすんごく厄介で9割毒を吐いて生きてるんだけど、自分に自信がない故の弱さみたいなものも時折見え隠れする。
そこの弱い部分は受けがきちんと理解しているんだけど、受けも素直じゃないから、お前には何も言ってやんねぇ!みたいな感じで口では表さないけど、ちゃんと行動で受け止めてあげてる男前。
受けの宝は、攻めよりも少しマトモだけど元ヤンという事もあり、口も凄まじい。毒吐き攻めにちっとも負けちゃいない。
だから二人の喧嘩は当然凄まじいんだけど、元同級生のゲイバーのバーテン(次の話の受け)曰く「虚しくなるくらい誰にでも公平で同じ接し方」をする受けが、ここまでぶちまけてやりあえる相手っていうのも攻めしかいない訳で、喧嘩の形を借りた愛の会話っていうんでしょうか・・・結局壮大な惚気を見せつけられている気分でつい読んでてニマニマしちゃうという。そしてその合間にぶち込んでくるデレが強烈で病みつきになってしまう作品です。そして書き下ろしの破壊力が凄まじい。
【おクズの恋愛】
こっちがとにかく滅茶苦茶好みの話でした。人生をかけた執着攻めのお話で、もうもう読めて幸せ!
乱行パーティーで二桁相手にしちゃうような壮絶ビッチな受け冬未(前の話でも登場したゲイバーバーテン・宝の同級生)と、受けの前に突然、「結婚してよ」と現れた攻めの洋一郎とのお話。
この話の萌えポイントは幾つかあってそのうちの一つが、銀幕スターの二世でイケメン俳優の攻めが超傲慢な俺様なのに、どんな美女でも勃たず実は童貞という事。
そして受けでしか勃たず、受けの写真をおかずにして抜いていた位なのに一緒にお風呂に入りながらもひたすら耐える!! というのも「付き合うけど絶対に手を出さない恋人」で「手を出してきたら別れる」という条件のもと受けと付き合うようになったから。
そして攻めの「俳優」という職業すらも、受けに対する愛情表現の一つであるという事。
実は銀幕スターの愛人という母を持った受けと、そのスターの息子である攻め。
幼い頃から一つ屋根の下で育ってきた二人には主従関係のような構図があって、もうお前の下僕にはなりたくない・・・と言う受けに対して、攻めが跪いて言うんですよ。これ、まさにプロポーズってセリフがキます。
で、ようやく結ばれるんだけど、もう心にズブズブきました。
たまらないところを書き出したらキリがないので、強引で俺様なのに受けに対しては超絶一途という攻めがお好きな方は是非読んでみてください!
それと超絶ビッチな受けでしたが、お互い幼い頃からの好きが高じたものの、タイミングがすれ違った挙句の哀しい過去故なので、ビッチ嫌いの方でも大丈夫じゃないかなと思います。
らぶらぶ・あまあまな2カップルのお話です
新婚さんの夫は性格の歪みが行き過ぎて、可愛い奴になっちゃってるし
妻の男前の包容力が愛しいです
おクズの恋愛は、新婚さんの京介と宝の友達未冬ちゃんのお話
ビッチと執着系攻めでよくあるお話ですが、上手に描いてくださっていてとても楽しかったです
両カップルともに幼馴染で、結婚しちゃうに納得の歴史があって読んでいて幸せになれます
特に、かわいい淫乱ビッチの純愛系が好きな人には是非!オススメしたい!です
☆新婚さん!
最初は二人のケンカの仕方が本当にヤンキーっぽくて、その後にどんなラブがあっても正直どん引きでした。
しかし、最後の最後、どんでん返しです。
相手の望む言葉や行動をとってあげられない。それなら別れた方が良い。自分でない方が京介(攻め)にとって幸せになれると悟る宝に対し
籍を入れよう。と、必死で好きだと訴える京介の顔を見て、胸が熱くなっている宝の表情が素晴らしく
それにより京介の手を取る宝。
あぁ、お互いがお互いを必要としている姿が素敵だなぁ~と思うのです。
そんな二人を見た後の番外編は最高に甘く、最高に幸せな数ページでした。
個人的には後半のお話がもう。もう、神です!
☆おクズの恋愛
上記の二人の友人でゲイの冬未ちゃんが主役です。
幼い頃、母親の愛人宅に住み込むようになった冬未。本妻の子供、洋一郎の下僕として過ごす日々。
そんな生活から抜け出したくて家を出た冬未~と思っていたらこれはこれは・・・
8年後、突然プロポーズしにきた洋一郎。
女は試したけどダメで、冬未の写真で勃ったから 他で試すのも面倒だからお前でいいや、付き合えと迫る洋一郎。
乱パしちゃう冬未に、公衆便所とかいって襲いだすし、これからも自分に従えばいいんだ、と言い放つ洋一郎の一言で
過去の辛いシーンを思い出す冬未の姿が切なくて。
だから冬未は洋一郎に『sexするけど付き合わない』か『付き合うけどsexしない恋人』どちらかならいいと提案する。
洋一郎は後者を選ぶのです。
あんな言い方をしておいて後者?!体から落とす作戦じゃないの?これは何かあるのね!と期待しページをめくるのでした。
縁を切るために誘惑してやって別れてやると迫る冬未に対し、うまくかわしてじゃれ合うやり取りを微笑む洋一郎。誘惑されても我慢する洋一郎。
そして明かされる洋一郎の心。
偉大な親の子、としか見られなかった自分を、初めて受け容れてくれた冬未。冬未がいれば幸せになれると信じていた日々。
それが冬未の手で切られてしまった。
疎遠になり、それでも諦めず冬未に認められるよう頑張ってきた姿。
酷い言葉の意味も全て語られ、洋一郎の悲しみが伝わってくる。
対し、冬未の心も語られる。
全て、お互いの言葉の足りなさから生まれたすれ違い。とても悲しいすれ違いだったけれど、8年経って実った愛。とても涙誘います。
そして、もう二度と離れないと誓うべく証しの付いた手を取り合うシーンがとても美しかったです。
電子限定~
新婚さん!2P
美味しいご飯を食べたらしたくなった宝。安ホテルは嫌だと拒む京介に『俺としたくねーの?』の一言でノックダウンの京介でした。
おクズ 2P
過去『気持ち悪い』と言われた事を気にしていた冬未に真実を語った洋一郎。
最後の冬未の『うん』が、もう。幸せが続いていく一言のようで心温まります。
2組のカプからなる1冊です。
1組目は表題作でもある『新婚さん!』。
出会いは小学校の時。受けのクラスに転校してきた新しいクラスメートがちょっとイっちゃってる子供だった、というのが始まりです。
イっちゃってるというのは、動物を害そうとしたり、破壊願望が渦巻いているような方向です。この攻めのような人がこの受けのような人と出会えなかったらサイコパスとか殺人鬼になるのかな、とちょっと思ったり。
まあ、無事出会えた2人。破壊的な攻めと、それを上手く手綱を取っていなしてくれる、こちらも暴れん坊な受け、というカップルは、出会ってから20年後、
「なんと新婚さんになっておりましたとさ」
というお話です。
この攻めは、この受けとカップルでなければ到底好きになれないキャラだと思うのです。なのに受けに遊ばれ、いなされている攻めはとても可愛い。つれない受けに「浮気するぞ!」と怒ったかと思えば、それは「エログラビア見てオナニーしちゃうぞ」の意。攻めにとっては、受け以外の人に勃起したら浮気らしいです。なんと可愛い、なんといじらしい。
受けは攻めよりはまともなキャラ。怒りん坊で、独占欲のかたまりで、困ったチャンな攻めがウザくて仕方ない。新婚さんなのにケンカやいさかいばかり。でも本当はこちらも攻めが大好きで、ツボにハマると凄まじい破壊力でデレる。
そんな新婚カップルの、共通の知人のゲイバーバーテンや、ツイッターのフォロワー(笑)なんかを巻き込んだ、バカップル全開なお話です。
ラブコメディかな、と思うんですが、読後感はがっつりシリアスを読んだような気分にもなる、笑いあり切なさありの素敵な作品でした。
『おクズの恋愛』
前述の、『新婚さん!』カプの共通の知人であるゲイバーバーテンが主役のスピンオフです。
ビッチ中のビッチなゲイのバーテンが受け、受けの母が昔から愛人をしている良家の息子が攻め。
毎日セフレや行きずりの男とエッチしまくりの受けの元に、人気俳優になった攻めが花束を持って「俺と結婚しよう」とやって来ます。
子供の時は、攻めが何を命じても無条件に受け入れる立場に置かれていた受け。突然そんなことを言われて押し倒され、頭真っ白で「エッチだけでセフレになるか、恋人になって指一本触れないか、どっちかならいいよ」と言ってしまいます。
こちらのカップルはひたすら可愛かったです。小さい頃の受けが天使すぎて萌えまくりました。攻めに「俺が何を言っても『御意』としか言うな」と言われ、「御意♡」って言ってるの見て転げ回りそうになりました。魔性の児童です。
長じて魔性の児童は魔性のゲイになり、○○(ネタバレにつき伏せます)の攻めを煽りまくります。でもビッチなのに純情で可愛いのです…!
どちらのカプも文句なしに神です。
合間に挟まれるカットや描き下ろし番外編、カバー下オマケまでが可愛い、奇跡の1冊でした。
評価やレビューについて色々考えましたが、結局は自分の感想を正直に書こうと思います!!
こちらの作品、とても自分勝手な攻めだったり、受けを殴るような攻め、乱交パーティーに行くようなビッチ受けと、人によって好き嫌いが分かれちゃうと思いますが、私は大変萌えたので『神』にさせてもらいました。全体を通してコメディ寄りで読みやすいのですが、登場人物の気持ちもしっかり掘り下げてあり、とても読み応えのある一冊です。友人として繋がりのある2カップルの物語がそれぞれ入っていて、お互いリンクしてます。
「新婚さん」
神経質でかなり自分勝手な攻めと、元ヤンの男前受けです。この二人の新婚生活。
二人は幼なじみで、面倒見のいい受けがなんだかんだと世話を焼いてるうちに、気が付いたら結婚しちゃってた!という展開です。「俺達は結婚していた」という受けのモノローグと共に、引き攣った微妙な笑顔の受け、対照的にさわやか笑顔で満足気な攻め、という結婚写真が大変いい味を出してます!
内容としては9割痴話喧嘩、残りの一割いちゃいちゃとエロという二人の日常が描かれているのですが、これがホント萌える!! ド神経質でひたすら毒を吐きまくる攻めですが、受けの事が好きで仕方ないのがカワイイのです。なんと言ってもエッチを拒まれ、腹いせに「浮気してやる」なんて言いながら、その浮気はエロ本を買ってきて受け以外で抜いてやる!!というもの。傍若無人で俺様な攻めがこれを言うのです!! なんてカワイイ男なの…!と萌え転がってしまいます。更に、喧嘩の仕返しに、ゲイバーで見知らぬ男といちゃついて見せる受けに本気でキレ、相手の男に「嫁に手を出すな、俺の宝物なんで」と言っちゃう。ホント、可愛すぎるでしょう…! そして、そんな攻めを受け止める、男前な受けが格好良すぎるのです。
絡みも濃厚で、元ヤンでヤンチャな受けが、エロではデレてサービスをしながら「ありがたがれ」なんて言っちゃうのも大変萌えました( ´艸`) こんな感じの、二人がいちゃついてるのが描かれてるだけなのですが、これが個人的に大変ツボなんです!!
「おクズの恋愛」
「新婚さん」の二人の友人が受けになります。そして、本妻の子どもが攻め。受けは愛人の連れ子なんですね。こちらの攻めも傍若無人。愛人の子どもとして一緒に住み始めた幼い受けに対して、奴隷扱いをしていた過去があります。攻めが俳優として成功し、再会してからも受けを殴るというクズ振り。受けが乱交パーティー帰りで、身体中傷だらけになっていた事に腹を立てたからなのですが。タイトルからどっちがクズだと思っていたら、両方クズだったのです…。こちらはかなり二人の気持ちが掘り下げてあり読み応えがあります。二人とも根っこの部分ではとても健気といった感じ。私が拙いレビューでグダグダ書くより、こちらは実際にぜひ読んで頂きたいです。ちなみにこっちのエロも濃厚。
2カップル共、それぞれカラーは違いますが、とても面白かったです。心残りが、「新婚さん」組の初エッチがしっかり読めなかった事くらい。二人が恋愛関係になった、この初エッチがしっかり読みたかった!! すごくサラッとは描かれてるいるのですが…。
私が読んだ感想でしかないので、参考程度にしてもらえると嬉しいですm(_ _)m
面白かったぁぁぁヾ(*´∀`*)ノ
2作品収録で後半はスピンになっており世界観は繋がっています。
【初恋拗らせ俺様攻め×素直じゃない受け】の共通点があるのですが、どちらも違ったタイプのお話で楽しく読了♪めちゃめちゃ好みをついてくれる1冊でした(﹡´◡`﹡ )
◆新婚さん!
人付き合いが下手で誰にも心を開かない攻めとガキ大将な受けの出会いは6才。共にグレたりケンカしたり悪友の腐れ縁だったはずが、気付けばなぜか結婚してて。そんな2人の結婚生活はほとんど口喧嘩してばかりだけどラブラブ。コミカルと切なさを交えて描かれています。
「気付いたら結婚してた」理由は読めば分かるのかと思ったら、本当に「気付いたら結婚してた」状態だったwキッカケのシーンはあるけど細かい過程の描写はないです。でもほんのり触れてるだけでもなんとなく読み取れたので満足。攻めの暴走を受け止めた結果だったんだろうねぇw
新婚生活は ほぼ口喧嘩(主に攻めがグチグチ言うのを受けが聞き流してる)ケンカップルなんだけど、なんだかんだ言ってても心がちゃんと繋がっていてラブラブ♡♡仲直りエッチがめっちゃ萌えます(∩´///`∩)オラオラケンカしてたのに、エッチが始まると名前の呼び方が変わってゴロゴロ甘えて、ギャップが堪らん////
インタビュー記事にも掲載されてた1コマ。
「…浮気してやる。エロ本買ってきて抜いてやる!」
「初浮気だオラ!!」w
↑コレは萌え心をくすぐられましたね〜!
エロ本が浮気と言っちゃう攻め(26歳・大手商社会社員)w
ドヤ顔で家を出たくせに浮気は未遂でションボリしながら帰宅が可愛い♪
ちょっとアホで思い込みが激しく俺様なのに一途な攻めが最高(∩´///`∩)
些細な事で怒りだすけど、常に頭の中は受けでいっぱいw
受けは攻めの超ヤキモチ焼きの執着を軽く受け流しつつ、激しい愛を包むのが良い(﹡´◡`﹡ )
この2人もっと見たかったなぁ。
表題作だけど1/3しかなくて残念(;ω;)
回想でちょこっと挟まれた2人の初繋がりとか結婚式までの過程とかもっともっと見たかった!
ということで続編があると嬉しい。。。
◆おクズの恋愛
受けは表題作カップルのお友達です。
母が愛人をしているお相手の息子が攻めになります。
幼い頃一緒に住んでいた時、攻めは暴君に振る舞い、受けは全て言うことを聞いてきた過去が。家を出て数年後に再会したのですが相変わらずの暴君っぷり。なぜか「結婚してよ」と迫られ、せめてもの反抗に【セックスするならただのセフレ or 恋人になるならセックスはしない。手は出すな】の条件をつけたら攻めは恋人の方を選んでーーというお話。
最初クズに萌えられるか不安で腰が引けたのですが
読んだら大当たりの作品でしたヾ(*´∀`*)ノ
攻めも受けも不器用な切なさがあって涙腺が緩む。。。
暴君俺様童貞攻め×ビッチ受けなのでクズカテゴリーに入ってるんだろうけど、全然クズじゃない(T ^ T)むしろ攻めの愛情は一途で純粋だし、受けは攻めに愛されたいのを拗らせて間違った方向行ってただけだし、言葉選びが下手な攻めと素直じゃない受けがすれ違ってた過程に切な萌え(∩;///;∩)んで、誤解が解けるシーンには泣いた。両片思いの遠回りに攻めも受けもいっぱい傷つきながらようやく繋がる気持ちに萌える。。。
こっちのカップルも続きが見たい。
攻めの夢だった幸せな結婚式と新婚生活!
表題作カップルと違って道のりは大変そうだけど…(家柄や仕事的に)
あとカバー下で表題作カップルとダブルデートしてたので、
4人で家族ぐるみのお付き合いとか楽しそうだなぁヾ(*´∀`*)ノ
新婚さん!続刊期待してます♪