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kunkou schale
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
またまたボイコミから釣られ買いしました。
ただ今YouTube『CIELフルール』チャンネルにて無料配信中の作品です。
(新装版の方にレビューを書こうとしたら、こちらに誘導されたので新装版とボイコミ完全版込みのレビューです)
刊行は2016年で初期の頃の作品との事ですが、ニッケ先生の作品は、アッサリめの可愛らしい絵柄ながら繊細な表情の描き方が好みで、こちらの作品も大変萌えながら読ませていただきました。
『匂い』をキーワードにした作品なので、そういったフェチ作品が好きな方なら刺さると思います。
【キャラクターについて】
受・有路(ありじ)大学4年。応用微生物学研究室にて、花酵母の研究をしている。
頭はいいが、ちょっと抜けてて研究に集中すると食事を摂るのも忘れるぐらい没頭する。いわゆる理科オタク。あまりに研究熱心なため、周りとの温度差が原因で人間関係でトラブルがあったことも……
攻・高階(たかしな)大学3年。有路と同じ研究室の後輩。人付き合いは得意だが、どこか胡散臭さが漂う。
人工的な香り(化粧品や香水など)に拒否反応が出てしまう体質で悩んでいるが、あるきっかけで有路の体臭を嗅いでからその香りの虜になり、研究を手伝うかわりに1日5分間、匂いを嗅がせて欲しいと持ちかける……
【個人的好きポイント】
・有路の儚げな雰囲気や、放っておけないようなぽやっとした感じと、研究に関してはしっかり芯の通ったストイックさとのギャップがよかった。こういうキャラは応援したくなります。
高階はザ・インテリっぽい胡散臭さを纏ってますが、一見めんどくさそうにしながらも面倒見のいい所や、有路の匂いに対しては恥をかなぐり捨ててキャラ崩壊しちゃうギャップが面白い子でした。
・有路が人間関係でトラブった人物に責められている所を、高階が止めに入るシーンがあるんですが、とてもグッときました。
怒りの矛先が高階らしいし、有路の事を思うがゆえのストレートな物言いから深い優しさを感じます。
・高校生の頃の高階が、匂いが原因で女の子を振った話しは、正直女の子目線で見ると酷いし、可哀想だと思ってしまうんですが、高階下げをしてでもこのシーンがあったからこそ、有路への執着に説得力が生まれて感情移入ができました。
・くんくんタイムがたまらん。匂い嗅いでるだけなのに、なぜか性的にエロいんですよ。それもこれも有路さんの表情のせいです。
隙あらば、くんくんするぐらい高階を虜にする有路さんの匂いって一体どんな匂いなんでしょう?
私も嗅いでみたい、そして高階セコムを発動させたい(笑)
・メイン二人と研究室メンバーとのわちゃわちゃ感が楽しかったし、所々に出てくるデフォルメされた絵柄がとても可愛い。
元の絵柄がアッサリめなのでミニキャラたちも馴染んでるし表情が好きです。
全体的にギャグ、シリアス、エロのバランスが絶妙で、ダレる事なく読めました。
【新装版収録内容について】
・本編
・おまけまんが
・ニッケ先生のごあいさつ(旧版本体表紙掲載)
・DOSKEBE(2017発行の同人誌まんが)
・初期キャラクターラフ
・Twitterキャンペーン御礼まんが
・旧版電子書籍特典まんが
・旧版とらのあな特典まんが
・Twitter投稿重版御礼まんが
・旧版書店拡材用POPイラスト
・旧版とらのあな特典イラスト
・「CIEL」2020年1月号掲載25周年おめでとう1Pまんが
・お休みの日にすることは(2022年新装版書き下ろし6Pまんが)
・ニッケ先生新装版ごあいさつ
・カバー裏まんが
(私はシーモアで電子購入したので↑にプラスして「あいつの大好物」1Pまんがもついてました。)
新装版らしい盛りだくさん感がありました!
【CIELフルールチャンネルボイスコミック完全版について】
有路(CV田丸篤志さん)高階(CV新祐樹さん)という意外なキャストの組み合わせだったので絡みシーンも聴いてみたくなり、全話配信前に我慢出来ずに完全版もまんまと購入しました!(笑)
完全版は本編のYouTube未公開シーン以外にも購入者限定ボイスコミック
・特典①(後日談)←新装版コミックでは「おまけまんが」の内容
・特典②(DOSUKEBE)
・特典③(お休みの日にすることは)
・特典④(あいつの大好物)
・フリートーク
がついてます。
新佑樹さんはアニメ東卍の主人公のイメージが強かったので、こういうインテリっぽい感じやBLらしい湿度のある演技もいけるんだなーと新鮮でした。
とんでもない変態発言や行動を当たり前体操と言わんばかりにサラッとやる高階を、新さんが淡々とした口調で演じられてて解釈一致でした。
くんくんスーハーするたびにニヤニヤ止まらん。
BL作品の出演はまだ少ないと思うので、どんどん出て欲しいです。
田丸さんはもう有路さんのイメージぴったり。田丸さんの声で聴く「ち◯ち◯む◯む◯してた」のパワーワード…ここYouTube版ではどう配信されるのか楽しみです(笑)
後日談の初エッチシーンも、DOSUKEBEでの有路さんも初心なのに快感に弱くて誘い受けっぽくなっちゃってる所が、田丸さん受けの醍醐味!って感じで大変おいしかったです。
マスク越しの吐息も、左右に首ふりながらのいやいや「んーんー」も萌え死にました…かわいすぎる。
エロについてはアッサリめでそこまで多くはないのでエロメインの作品が苦手な方にも読みやすく、聴きやすいと思います。
【最後に】
YouTubeでの配信ライブでは、ニッケ先生と担当さんが今の所毎回リアルタイムで参加されてます。
作品についてのコメントなど、先生と一緒に楽しめる機会ってなかなか無いと思うので、ぜひ観て欲しいです。
体感予報が素晴らしかった鯛野ニッケ先生の作品ということもあり期待し過ぎていたせいか、期待外れでした。面白くない訳でありませんが、思っていたよりエロが少なく個性が埋もれていて特徴のない作品でした。しかしこれは約7年前の作品なので、視点を変えると鯛野ニッケ先生の成長が目に見えて圧巻です。絵柄はこの頃からそれ程変わらず綺麗で素晴らしかったです。どうでも良い話ですが高階さんのビジュアルがツッ○ーぽくて好みでした。
嗅覚が超過敏な理系大学生高階くんは、いつも息を詰めながら、色んな臭いに耐えていました。
しかし、なぜか先輩の有路さんの匂いだけは特別で嗅ぎたい衝動をどうしても抑えられず…
匂いフェチBLの傑作と言えると思います!
フェチもの最高!
高階くんが変態チックなのがすごく良いです。有路さんは分かりにくいタイプの人なのですが、読んでいくと本当に可愛い人で高階くんがメロメロになってしまうのも納得。
有路さんが本当は匂いを嗅がれている時にどう思っていたのかを伝えるシーンが最高に好きです。
そこから高階くんが匂いを嗅ぎまくるのですがめちゃくちゃエロいー!
ニッケ先生のご本の中では古い方に入ると思うのですが名作ですね。何度読み返しても大好きです。
変態チックな高階くんより実は有路さんがエッチなのもすごく良いです。
体感予報が大好きだったので、こちらも購入してみました。面白かったー素の顔で変人っていうのが大好きなんだって改めて気付きました。イケメン変人がお好きな方でしたら是非是非。今回の変人は眼鏡一見クール理系イケメンです。旧装版+2017年発行の同人誌+初期ラフ2p+twitterに載せたもの2P+旧版の電子特典2P+旧版とらのあな特典まんが、イラスト各々1P+重版御礼Twitter1P+書店POP+CIEL2020年1月号+新装版描きおろしおまけ6P+あとがき。合計新規34Pとのことです。
2016年発売だったものなので、ところどころ絵が今とは少し違うなと思うところはあれど、眼鏡変態イケメンはきらきらしてるし、まるっこいチビ絵はめちゃくちゃ可愛い♡し、大満足。
君香シャーレってなんだろう?と思っていたのですが、培養に使うシャーレのことだったんですね。舞台は大学研究室で花酵母を探している4年生(受け)とその4年生の研究を手伝う3年生(攻め)。なかなか研究が思うように進まないのですが、それには訳があって・・というお話です。
匂いにすっごく敏感は攻めはなぜか受けの匂いがたまらなく至上最高のもので、くんくん嗅ぎまくるんですよね、真顔で。で、受けはテレまくる。そりゃ服の下の匂いなんか嗅がれたらたまらんですよね・・匂いフェチの方には堪らないお話なのではないでしょうか。
顔面偏差値高い眼鏡クールイケメンが真顔で変態する、楽しいお話でした。受けも何気にむっつりで、楽しいです!特に「受けが風邪ひいて声でなくなった」小編の受けがめっちゃ可愛かったでした!
試し読みで面白かったので、購入しました。
高階くんの性癖がいい感じにキモくて最高でした。匂いフェチという新たな扉を開いた気がします。そしてドライな高階くんが有路さんに対して構ってしまったり優しかったりするのが良かったです。有路さんが健気なのもすごく可愛かったです。
努力家の繊細さん有路。
匂いに超敏感で困っているクール系高階。
研究室の4年と3年。
繊細努力家主人公って人から攻撃される時と守ってくれる時ありますよね。
高階の完璧な正論!それでも有路を変えられはしなかったみたいだけど、気持ちは晴れたんじゃないかな?
そして高階の匂いフェチ。相手が男だからか露骨ですね。こんなことされて有路も意識しちゃうよね。
クレバーな高階がなんやかんや言いくるめてるようで有路の殻を破ったのかな?
お似合いのカップルですね。
遺伝子レベル?
評価が良かったので、読んでみましたが・・・
笑ったよぉ〜(笑)面白かった。
研究室の仲間に隠すことなく、攻める攻めが良かった。その仲間の、引き具合とツッコミがサイコーでした。
女の子の登場も多くて、BLなんだけど少女マンガ感を楽しめました。
メインの2人の惹かれ合う匂いが、科学的根拠に元ずいて、と言うか所が理系男子ならではのストーリーで良く考えているんだなと、読みながら納得。
読んでるわたしも、どんな香りがするのか気になりました。
あらすじは上記をご覧下さい。
タイトル通り、香りがテーマになったお話。
高階が、有路の身体の匂いを嗅ぐシーンが、どんどんエスカレートしていて、ドキドキします。
読んでいるこちらまで、クンクンと鼻を鳴らしちゃいそう。
H自体は後半のみですが、この嗅ぐという行為が物凄くエロい!!
有路の真面目で優しい性格と、高階の芯のある男らしさが、爽やかさを醸し出しているのに、お互いを求めてしまうと、加減ができなくなる感じも、とても良かったです。
香りと言うことで、作中出てくる花の香りのお酒が美味しそうなんです!!
そして、有路の名言『○○○○がムズムズする』に、めっちゃ体温上がりました!!
これらを含め、オススメな場面が沢山なので、是非読んで見てください。
久しぶりに読んで、とても刺さったので。
この人の匂い合わないなと思うと、いくら性格が合っても浅い関係になってしまうことがあります。
一方で、一緒にいて違和感のない安心する匂いもあります。
匂いってすごく大事だと思うのですが、意外と恋愛もののテーマになっていませんよね。(多分)
やっぱりちょっとエロっぽいからかな。
BLジャンルはその点大丈夫なので、相性が良かったのだと思います。
それに、攻めさんの変態性が脇役のキャラクター達のギャグ的なノリで緩和されているのも丁度いい。
個人的には、理系だったのでそこら辺の描写も刺さりました。
テーマ、ギャグ、サブテーマ(?)(理系)のバランスが良い作品です。
鯛野先生で私のツボというツボにハマった作品!
不器用同士な2人、でも人間本来の本能で惹かれあっている!
オメガバースとは違い普通の人でも感じれるフェロモン!
この作品で花酵母の日本酒が好きになりました