君香シャーレ

kunkou schale

君香シャーレ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神151
  • 萌×2100
  • 萌35
  • 中立10
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
29
得点
1270
評価数
302
平均
4.3 / 5
神率
50%
著者
鯛野ニッケ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784041045428

あらすじ

香りに超敏感な高階は、研究室の先輩・有路の匂いだけになぜか興奮してしまう。どうしても”嗅ぎたいっ!!”という欲求がどんどん高まり、抑えられなくなり…。

表題作君香シャーレ

大学3年生
大学4年生

その他の収録作品

  • おまけまんが(描き下ろし)
  • カバー下あとがき

レビュー投稿数29

匂いフェチ、白衣萌えのパラダイス!

またまたボイコミから釣られ買いしました。
ただ今YouTube『CIELフルール』チャンネルにて無料配信中の作品です。
(新装版の方にレビューを書こうとしたら、こちらに誘導されたので新装版とボイコミ完全版込みのレビューです)

刊行は2016年で初期の頃の作品との事ですが、ニッケ先生の作品は、アッサリめの可愛らしい絵柄ながら繊細な表情の描き方が好みで、こちらの作品も大変萌えながら読ませていただきました。
『匂い』をキーワードにした作品なので、そういったフェチ作品が好きな方なら刺さると思います。

【キャラクターについて】
受・有路(ありじ)大学4年。応用微生物学研究室にて、花酵母の研究をしている。
頭はいいが、ちょっと抜けてて研究に集中すると食事を摂るのも忘れるぐらい没頭する。いわゆる理科オタク。あまりに研究熱心なため、周りとの温度差が原因で人間関係でトラブルがあったことも……

攻・高階(たかしな)大学3年。有路と同じ研究室の後輩。人付き合いは得意だが、どこか胡散臭さが漂う。
人工的な香り(化粧品や香水など)に拒否反応が出てしまう体質で悩んでいるが、あるきっかけで有路の体臭を嗅いでからその香りの虜になり、研究を手伝うかわりに1日5分間、匂いを嗅がせて欲しいと持ちかける……

【個人的好きポイント】
・有路の儚げな雰囲気や、放っておけないようなぽやっとした感じと、研究に関してはしっかり芯の通ったストイックさとのギャップがよかった。こういうキャラは応援したくなります。
高階はザ・インテリっぽい胡散臭さを纏ってますが、一見めんどくさそうにしながらも面倒見のいい所や、有路の匂いに対しては恥をかなぐり捨ててキャラ崩壊しちゃうギャップが面白い子でした。

・有路が人間関係でトラブった人物に責められている所を、高階が止めに入るシーンがあるんですが、とてもグッときました。
怒りの矛先が高階らしいし、有路の事を思うがゆえのストレートな物言いから深い優しさを感じます。

・高校生の頃の高階が、匂いが原因で女の子を振った話しは、正直女の子目線で見ると酷いし、可哀想だと思ってしまうんですが、高階下げをしてでもこのシーンがあったからこそ、有路への執着に説得力が生まれて感情移入ができました。

・くんくんタイムがたまらん。匂い嗅いでるだけなのに、なぜか性的にエロいんですよ。それもこれも有路さんの表情のせいです。
隙あらば、くんくんするぐらい高階を虜にする有路さんの匂いって一体どんな匂いなんでしょう?
私も嗅いでみたい、そして高階セコムを発動させたい(笑)

・メイン二人と研究室メンバーとのわちゃわちゃ感が楽しかったし、所々に出てくるデフォルメされた絵柄がとても可愛い。
元の絵柄がアッサリめなのでミニキャラたちも馴染んでるし表情が好きです。
全体的にギャグ、シリアス、エロのバランスが絶妙で、ダレる事なく読めました。

【新装版収録内容について】
・本編
・おまけまんが
・ニッケ先生のごあいさつ(旧版本体表紙掲載)
・DOSKEBE(2017発行の同人誌まんが)
・初期キャラクターラフ
・Twitterキャンペーン御礼まんが
・旧版電子書籍特典まんが
・旧版とらのあな特典まんが
・Twitter投稿重版御礼まんが
・旧版書店拡材用POPイラスト
・旧版とらのあな特典イラスト
・「CIEL」2020年1月号掲載25周年おめでとう1Pまんが
・お休みの日にすることは(2022年新装版書き下ろし6Pまんが)
・ニッケ先生新装版ごあいさつ
・カバー裏まんが

(私はシーモアで電子購入したので↑にプラスして「あいつの大好物」1Pまんがもついてました。)
新装版らしい盛りだくさん感がありました!

【CIELフルールチャンネルボイスコミック完全版について】
有路(CV田丸篤志さん)高階(CV新祐樹さん)という意外なキャストの組み合わせだったので絡みシーンも聴いてみたくなり、全話配信前に我慢出来ずに完全版もまんまと購入しました!(笑)

完全版は本編のYouTube未公開シーン以外にも購入者限定ボイスコミック

・特典①(後日談)←新装版コミックでは「おまけまんが」の内容

・特典②(DOSUKEBE)

・特典③(お休みの日にすることは)

・特典④(あいつの大好物)

・フリートーク
がついてます。

新佑樹さんはアニメ東卍の主人公のイメージが強かったので、こういうインテリっぽい感じやBLらしい湿度のある演技もいけるんだなーと新鮮でした。
とんでもない変態発言や行動を当たり前体操と言わんばかりにサラッとやる高階を、新さんが淡々とした口調で演じられてて解釈一致でした。
くんくんスーハーするたびにニヤニヤ止まらん。
BL作品の出演はまだ少ないと思うので、どんどん出て欲しいです。

田丸さんはもう有路さんのイメージぴったり。田丸さんの声で聴く「ち◯ち◯む◯む◯してた」のパワーワード…ここYouTube版ではどう配信されるのか楽しみです(笑)
後日談の初エッチシーンも、DOSUKEBEでの有路さんも初心なのに快感に弱くて誘い受けっぽくなっちゃってる所が、田丸さん受けの醍醐味!って感じで大変おいしかったです。
マスク越しの吐息も、左右に首ふりながらのいやいや「んーんー」も萌え死にました…かわいすぎる。

エロについてはアッサリめでそこまで多くはないのでエロメインの作品が苦手な方にも読みやすく、聴きやすいと思います。

【最後に】
YouTubeでの配信ライブでは、ニッケ先生と担当さんが今の所毎回リアルタイムで参加されてます。
作品についてのコメントなど、先生と一緒に楽しめる機会ってなかなか無いと思うので、ぜひ観て欲しいです。

1

あれ?

体感予報が素晴らしかった鯛野ニッケ先生の作品ということもあり期待し過ぎていたせいか、期待外れでした。面白くない訳でありませんが、思っていたよりエロが少なく個性が埋もれていて特徴のない作品でした。しかしこれは約7年前の作品なので、視点を変えると鯛野ニッケ先生の成長が目に見えて圧巻です。絵柄はこの頃からそれ程変わらず綺麗で素晴らしかったです。どうでも良い話ですが高階さんのビジュアルがツッ○ーぽくて好みでした。

0

匂いフェチ最高

嗅覚が超過敏な理系大学生高階くんは、いつも息を詰めながら、色んな臭いに耐えていました。
しかし、なぜか先輩の有路さんの匂いだけは特別で嗅ぎたい衝動をどうしても抑えられず…

匂いフェチBLの傑作と言えると思います!
フェチもの最高!
高階くんが変態チックなのがすごく良いです。有路さんは分かりにくいタイプの人なのですが、読んでいくと本当に可愛い人で高階くんがメロメロになってしまうのも納得。
有路さんが本当は匂いを嗅がれている時にどう思っていたのかを伝えるシーンが最高に好きです。
そこから高階くんが匂いを嗅ぎまくるのですがめちゃくちゃエロいー!

ニッケ先生のご本の中では古い方に入ると思うのですが名作ですね。何度読み返しても大好きです。

変態チックな高階くんより実は有路さんがエッチなのもすごく良いです。

0

理系変態

体感予報が大好きだったので、こちらも購入してみました。面白かったー素の顔で変人っていうのが大好きなんだって改めて気付きました。イケメン変人がお好きな方でしたら是非是非。今回の変人は眼鏡一見クール理系イケメンです。旧装版+2017年発行の同人誌+初期ラフ2p+twitterに載せたもの2P+旧版の電子特典2P+旧版とらのあな特典まんが、イラスト各々1P+重版御礼Twitter1P+書店POP+CIEL2020年1月号+新装版描きおろしおまけ6P+あとがき。合計新規34Pとのことです。

2016年発売だったものなので、ところどころ絵が今とは少し違うなと思うところはあれど、眼鏡変態イケメンはきらきらしてるし、まるっこいチビ絵はめちゃくちゃ可愛い♡し、大満足。

君香シャーレってなんだろう?と思っていたのですが、培養に使うシャーレのことだったんですね。舞台は大学研究室で花酵母を探している4年生(受け)とその4年生の研究を手伝う3年生(攻め)。なかなか研究が思うように進まないのですが、それには訳があって・・というお話です。

匂いにすっごく敏感は攻めはなぜか受けの匂いがたまらなく至上最高のもので、くんくん嗅ぎまくるんですよね、真顔で。で、受けはテレまくる。そりゃ服の下の匂いなんか嗅がれたらたまらんですよね・・匂いフェチの方には堪らないお話なのではないでしょうか。

顔面偏差値高い眼鏡クールイケメンが真顔で変態する、楽しいお話でした。受けも何気にむっつりで、楽しいです!特に「受けが風邪ひいて声でなくなった」小編の受けがめっちゃ可愛かったでした!

0

匂いフェチという新たな扉が…

試し読みで面白かったので、購入しました。

高階くんの性癖がいい感じにキモくて最高でした。匂いフェチという新たな扉を開いた気がします。そしてドライな高階くんが有路さんに対して構ってしまったり優しかったりするのが良かったです。有路さんが健気なのもすごく可愛かったです。

0

繊細努力家主人公とクレバーな後輩

努力家の繊細さん有路。
匂いに超敏感で困っているクール系高階。
研究室の4年と3年。

繊細努力家主人公って人から攻撃される時と守ってくれる時ありますよね。

高階の完璧な正論!それでも有路を変えられはしなかったみたいだけど、気持ちは晴れたんじゃないかな?

そして高階の匂いフェチ。相手が男だからか露骨ですね。こんなことされて有路も意識しちゃうよね。
クレバーな高階がなんやかんや言いくるめてるようで有路の殻を破ったのかな?
お似合いのカップルですね。
遺伝子レベル?

0

匂いフェチ〜(笑)

評価が良かったので、読んでみましたが・・・
笑ったよぉ〜(笑)面白かった。

研究室の仲間に隠すことなく、攻める攻めが良かった。その仲間の、引き具合とツッコミがサイコーでした。

女の子の登場も多くて、BLなんだけど少女マンガ感を楽しめました。

メインの2人の惹かれ合う匂いが、科学的根拠に元ずいて、と言うか所が理系男子ならではのストーリーで良く考えているんだなと、読みながら納得。

読んでるわたしも、どんな香りがするのか気になりました。

1

どんな香りか気になります

あらすじは上記をご覧下さい。

タイトル通り、香りがテーマになったお話。
高階が、有路の身体の匂いを嗅ぐシーンが、どんどんエスカレートしていて、ドキドキします。
読んでいるこちらまで、クンクンと鼻を鳴らしちゃいそう。
H自体は後半のみですが、この嗅ぐという行為が物凄くエロい!!
有路の真面目で優しい性格と、高階の芯のある男らしさが、爽やかさを醸し出しているのに、お互いを求めてしまうと、加減ができなくなる感じも、とても良かったです。
香りと言うことで、作中出てくる花の香りのお酒が美味しそうなんです!!
そして、有路の名言『○○○○がムズムズする』に、めっちゃ体温上がりました!!
これらを含め、オススメな場面が沢山なので、是非読んで見てください。

1

記憶に残る良作

久しぶりに読んで、とても刺さったので。

この人の匂い合わないなと思うと、いくら性格が合っても浅い関係になってしまうことがあります。
一方で、一緒にいて違和感のない安心する匂いもあります。
匂いってすごく大事だと思うのですが、意外と恋愛もののテーマになっていませんよね。(多分)
やっぱりちょっとエロっぽいからかな。
BLジャンルはその点大丈夫なので、相性が良かったのだと思います。
それに、攻めさんの変態性が脇役のキャラクター達のギャグ的なノリで緩和されているのも丁度いい。
個人的には、理系だったのでそこら辺の描写も刺さりました。

テーマ、ギャグ、サブテーマ(?)(理系)のバランスが良い作品です。

3

もう好き!

鯛野先生で私のツボというツボにハマった作品!
不器用同士な2人、でも人間本来の本能で惹かれあっている!
オメガバースとは違い普通の人でも感じれるフェロモン!
この作品で花酵母の日本酒が好きになりました

4

なかなかの変態でした

作者さんの作品初読みでした。
タイトル、表紙、絵柄から割とシリアスなストーリーを想像して読み始める。

「匂いフェチ」という特殊性はあるものの、BLではそう珍しいお話ではないし、嗅ぐだけで性的興奮の描写は薄めかなと思っていたのですが…最終話、有路の「ち◯ち◯むずむず」に始まり、おパンツの上からクンカクンカに全てを持っていかれた感じでした。
いきなり振り切ってキター。

有路の精液がついたワイプを嗅ぎながらの…も、絵面的にかなりのインパクト!
控えめに言っても変態でしたね〜。
良い意味で裏切られて、やられたーと思いました。

実験大好きで篭ってやってる理系男子って変態多そう(偏見)。
白衣クンカクンカも特殊性があって良かったです。

有路の意外にエロいところもギャップ萌えでした♡

3

傍観者として読みましたw

鯛野先生作品初読みです。
「その世のどこか、地図にない国」を読みたくてこちらも合わせて手にとりました。

冒頭から終盤までなんだか誰にも共感できず、特に萌えどころもなく、え?なぜそうなる?ああ、そういうことね、と私の中で淡々と話が進み。
高階が匂いに敏感でフェチで有路の匂いが好きで、有路は匂いをかがれると赤面…感じてる?てのはわかった(見たまま)
残念ながらそれ以外の心情的な部分が全く入ってこず。ただの傍観者として見てた。

ら、終盤、匂いをかぐのをエスカレートしたと反省していた高階に有路が珍珍むずむずしていたと突然爆弾発言w
赤面していたのはそういうことだったのね。
そこからはおいしい展開で。
2人の気持ちは後からついてくる、というか。匂いが好きということはそういうことなんですね、と。一応納得致しました。

0

羞恥心と興奮の共存ってやらしいよね

 匂いに敏感でやっと見つけた自分好みの有路の匂いを嗅ぎまくる高階と、そんな高階にどんどん踏み込まれてしまう真面目な先輩・有路。大学の研究室が舞台なので2人の白衣姿がたくさん見れたのも良かったですし、自分の匂いを嗅がれてむずむずしてしまう有路がいやらしくてエロにも満足な作品でした。ただ、高階の最初からがつがつ迫る感じや話し方などに後輩感がなく、有路も大概やられっぱなしで先輩感がなかったので、後輩×先輩という設定をあまり感じられなかったのが少し残念でした。高階がもっと迷ったり、有路が大人な返し方をしたりするシーンがあれば、もっとハマれたかなと思います。

0

紛うことなき変態

この作家さん、綺麗な絵柄と丁寧なお話作りで大好きなのだけど、清潔感漂う作風なのでいわゆるフェチものBL、変態系エロとは相性が悪いのでは?と勝手に思ってた。が、嬉しい大誤算!

いやー、これは変態だわw
皆さん書かれてますが、最終話のあのシーン、何度読んでも笑ってしまう。匂いフェチって、BLのフェチ界隈じゃどっちかっていうとヌルい部類じゃないかい?と思ってた自分がバカだった。
この攻め、真の変態だし、普通に受けくんが引いちゃってるのが笑える。その後のパンツくださいからのやり取りもおかしいし、ぶっ飛び過ぎ!
いやー、BLの変態攻めってすごいですね。それを受け入れる受けもすごいけど。

でもこの攻め、ちゃんとするべきところはちゃんとしてるので、受けが好きになるのも頷けるんだよなあ。どんなに変態でも人間性は至極まっとうで、ちょいちょいカッコよく見えるところがあって。

そして書き下ろしの、ちゃんとおつきあいをしてる二人のお話がもう最高。
やっぱり匂いを嗅ぐだけじゃいられない攻めの余裕のなさもいいが、受けが自分から誘ってキスしたりとか、「実はスケベ」なところがめっちゃいい! 黒髪優等生受けは、やっぱりドスケベじゃなきゃね。有路くんの可愛いトロ顔に萌えた。

0

大好きな作品

キュンキュンしすぎて心臓が痛たかったw
攻めの高階が受けの匂いを嗅ぐ度にめっちゃ興奮しちゃった。
理系イケメンが嗅ぐのがたまんないw
匂いフェチっていいね♡

2

こういうのかなり好き

こんなん「神」以外の言葉が見当たりませんよぉ…
有路くん可愛すぎかよぉ…
高階くん変態すぎだよぉ…

高階くんの変態っぷりはものすごくてですね、若干引いてしまうところもありますが(出した直後の嗅いで1人でしてるところはさすがに引きました笑)
なんていうか…愛ですね…笑

シリアス展開もありますが、全体的に面白くてクスクス笑いながら読んでました。
あとひたすらに可愛い有路くんと、人のいい研究室の仲間たちに癒されました!

鯛野ニッケ先生の作品は良いのが多いですけど、これもかなり神ってました!

4

楽しめる作品!

あらすじなどは既出ですので、ばっさり省きますが・・・
においフェチをテーマにした作品はよく見かけますが、そこに理系男子を掛け合わせたのがすごくよかった!
大元のストーリーは非常によくできてて、対人関係がポンコツな理系男子の有路くんの心情が丁寧に描かれつつも、研究以外は少年のような、天然というか、とにかく伝わりにくいけどとっても素直に気持ちを表現してて可愛らしくてたまりませんでした。
高階くんも大真面目ながらもやってることは変態じみてて、それを軽いコメディタッチで読ませてくれるので、ところどころクスクス笑いながら楽しめました!
性癖が変態的ではありますが、エロ的な要素だけでいえば標準的な内容だと感じます。
絵柄もストーリーも満点の作品だと思います。

4

性癖ど真ん中


すっごく面白かった。こういう話大好きです。
自分がもともと嗅覚が人よりいいので人工的な匂いが嫌いというのとか、高階(攻め)の気持ちが初めは共感できると思い読み始めました。途中から変態具合が加速して、匂いを嗅がれると興奮する有路(受け)とすっごくお似合いでした。

〈あらすじ〉
嗅覚が人より鋭い匂いフェチな高階は、研究室で出会った有路の体臭をとてもいい匂いと感じ、手伝いを固辞する有路に体臭を5分嗅がせることを対価に手伝いをしはじめます。有路は時間を忘れて研究をしているような熱心な研究者ですが、その研究を故意に失敗させようとする何者かがいることがわかって、その犯人を追う話がメインかなと思っていました。が、有路及び有路の同級生は犯人がはじめから当たりがつけられていて、でも皆黙っているというなんとも奇妙な感じで始まります。犯人は早々にわかるのですが、側に研究熱心な人がいると自分がどんなやってもできない気にさせられてやる気が無くなるというのはわからないでもないですが、だからってそれを人ののせいにするのはどうかと。それを聞いていた高階が代わりに怒ってあげるのかと思ったら違っててびっくりでした。でも、普通とは違うけど相手にもダメージを与えておきながら有路に説教するところはすごく納得できて良かったと思いました。

犯人とも一応の解決を見てから高階の変態がどんどん暴走していきます。これがまた楽しい。最後のほうに皆がいる前で「パンツください」と言い出し、有路が拒否ると3段論法でパンツをあげるのはおかしくないと結論付けさせようとするところは本当笑っちゃいました。その時の研究室の面々の反応も楽しくて楽しくて。
研究室のメンバーも変わってるけどで楽しくていい人ばかりで、担当教授も一人ひとりの研究をちゃんと評価できる人で読んでいてストレスがないのも楽しめた一因だと思いました。
最初、有路が少し心に傷が残っているコミュ障で研究を邪魔されるちょっと暗い話なのかと思ったのを完全に覆されて面白く楽しくいっぱい笑える話でした。
絵も綺麗で話も良くてとっても楽しかったです。

2

匂いフェチのド変態モノ+救済と成長の絶妙すぎる物語!

TORICOのarca展でニッケ先生の直筆原稿に感激し、ド変態とピュア男子に会いたくなって読み返しました。
ニッケ作品は絵がキュートなだけじゃなく、ストーリーもかわいくってほんと癒されるわ~♪
ニッケ先生の甘キュン男子の愛らしさには、大人派の私でも魅了されちゃいます!


理系大学生・高階の攻め視点で物語は進みます。

高階は匂いに敏感で、女子のメイクの香りに気分が悪くなってしまう。
(香害は社会問題になっているにも関わらず、強い香料の洗剤を作り続けるメーカー各社に私もめっちゃ腹立ってるので、高階に共感しまくりです!)

でも、研究室の先輩・有路だけはたまらなく良い匂いで、高階は ”有路の匂いを嗅がせてもらうこと” を対価だと納得させて、強引に有路の研究のお手伝いをすることに。

高階は「一日過ごした皮脂の匂いがたまらない」と、有路の匂いを嗅ぐ、とーっても香ばしい系のド変態です!
しかも年下のくせに、グイグイと攻めてくるから、有路がタジタジしちゃって…
有路のそうゆうとこがまたかわいいんだ^^


有路は真面目に研究に打ち込んでいるのに、妨害が続いて研究がスムーズに進まない。
手伝うって高階に「借りは作りたくない」と頑なだったのも、同じゼミ生に研究を盗まれ「共同研究で世話を焼いてやった。貸し借りチャラ」と言われたから。

悪いのは絶対的に研究盗んで、嫉妬して研究の妨害してる奴なんだから、有路はただ怒ればいいんですよ!
なのに有路はそれを自分の責任みたいに背負いこんでしまう…
有路の純粋さは生きにくそうで痛々しくなります。

そこに高階が「あんたが何した?頑張っただけでしょ?それは揺るがない誇り」って思いっきり怒る!
高階、すげー良いこと言った!ここぞって時に正論をずけずけ言えるお前が大好きだ。


その直後、怒っている高階に、有路が「好きなだけ嗅いでいいよ」とご機嫌取りを。
そこで変態高階は、Tシャツの中に顔を突っ込んで思う存分、有路の匂いを堪能したあと、下半身にまで手をのばしやがってぇぇぇ。それはやりすぎだ!

さすがのド変態も距離感を学ばなきゃって引くんだけど、有路はまた人を傷つけたって背負いこんでしまうことに。
この二人のすれ違いをほどくには、ちゃんと思ってることを伝えあうしかないじゃん?
恋人になれるかどうかって真剣な場面ですよ、なのに有路ったら、、、

「嗅がれてるとき いつも ちんちんむずむずしてた…」って!

ここに最高に萌えたぎるかわいいギャグをぶっこんでくるニッケせんせーい、大好きです♪
受入れ体勢OKな有路さえもドン引きさせる高階の変態プレイも最高ですw


変態に笑って、かわいい男子に萌える、めっちゃ元気になれるお話です。
コミカルパートだけでも素晴らしさ無限大なんだけど、私はもうひとつの部分にも惹きつけられました。

研究室の皆さんはゆかいであたたかくてホッコリします。
でも心理分析が的確でなるほどーと何度も膝をポンって叩きました。
研究にがむしゃらだった有路の変化っぷりをハムスターに例えたとこなんて比喩うめーって思ったし、有路が口数少なくても根本的には人が好きなこと、逆に高階のほうが人嫌いだって見抜いているのが鋭いって思いました。

そして、人のために怒るのはすごくやさしい感情だってこと。
痛々しく生きてきた有路が我が道を行く高階によって救われたように、高階も有路に出会って人の気持ちを考えられるように成長できたんだなって、二人の救済と成長の部分も、この物語の大事なパートだなって思えるんです。

めちゃくちゃ笑えて、萌えたぎってるのに、いろいろ考えさせられる。
すごい絶妙なバランスのお話でした。


ただ二人のイチャっとしたところは、もうちょい濃いめなのを見たかったな。
かわいいから、もっともっと二人のことを見ていたいと思うんです。
 

4

まごうことなき『変態』

はぁぁぁぁ(∩´///`∩)
ブラボー!!変態!ヘンタイ!HENTAI!

帯もすごいです。
『嗅ぎたい…嗅ぎたい、嗅ぎたい!』
『はぁはぁはぁはぁはぁ…』
『はぁはぁはぁはぁはぁ…』
フェチを隠すことなくグイグイ推してきますw

(余談ですが、タイトルや表紙はクールな印象が強く、実は鯛野さんの過去作品読みたくて情報もあらすじも見ずにポチったのでビックリしました;)


【エロ度:変態】…読み終えると変態しかないな、と。
挿入ほぼ無し、汁描写無し、どエロかと言われるとちょっと違う。
でも、ただただ匂いを嗅いでるだけがとにかくエロいんです!
それだけなのに変態性を凄まじく感じるからフェチってスゴイなぁ…。

攻めが自分のtnkシゴくシーンは、
全っ然エロくなくて、受けはドン引きしてるし、全っ然エロくなくて!(何度も言う)
なのにトンデモナイ変態プレイを見せつけられた気分でしたw

ーと、攻めの匂いフェチが爆発してるようなお話なのですが。
心理描写やストーリーもグッときました。

オタクの域に入るほど、研究没頭型の受け。
コツコツと真面目に積み重ねる姿。
それが他人に劣等感を抱かせてしまった衝撃や悲しみ。
結果、人との関わり方を迷うように…。

攻めも匂いに過敏な体質で人を傷つけてしまった過去があり。
浅い付き合いはともかく、好きな人との関わり方はどうしていいかわからず。

口数は少ないけれど人好きする受けと、
愛想はいいけれど人嫌いを感じさせる攻め。
性格は正反対だけど、人との付き合い方が下手という共通点があって。
匂いクンクンはして物理的な距離は近いのに、
関係はモダモダした焦ったさがあって、スゴく萌えた(∩´///`∩)

惹かれる理由を理系らしく(?)分析し、
「細胞レベルで好き」に着地したのがロマンチックです。
匂いフェチ奥深し。。。

本編では攻めの変態性ばかりが目立ちましたが、
書き下ろしでは受けのエッロさにノックアウト////
画面からもフェロモンがムンムン香り立っていました(^//^)

7

匂い嗅いでいいですか

こんなに綺麗めな雰囲気の表紙と絵柄なのに、エロ度が「変態」ってどういうこっちゃ?
と気になって読みました。まごう事なき変態でした。
ワイプハスハスオナニーシーンは腹がよじれるほど笑いました。そして何度読み直しても同じところで笑ってしまいます。最高かよ。

匂いに惹かれる設定ってすごく好きです。本能的で。

有路さんのパンツが欲しい高階が有路を説得するシーンで、最初は「パンツとか絶対嫌だよ!」と自分も思っていたのですが、高階の講釈を聞いているうちに、「あれ…?確かにパンツくらいなら…」と思いかけている自分に気がつき愕然としました。理系特有の通らない理論を、さも正論のように組み立てる技術すごい!!w

2

細胞レベルの恋してる?

表紙とあらすじから、えろえろなのかと思っていたのですが、めちゃめちゃ純愛でした!
最初はただ単に受けの匂いが好き!から始まって段々と受けと距離を縮めていく過程を楽しめます。
研究熱心な受けにも好感持てますし、研究室の仲間達もみんな良いキャラで、理系大学生の日常生活が上手に描かれています。
攻めはずっとくんかくんかしてて変態ですが、それ以外はむしろ有能で理知的なので、受けだけに興奮する姿に萌え!!
大体こういうのって雰囲気でえろに雪崩れ込むのが多いのに、意外と攻めが無理しなかったり優しいのが新鮮でした。
受けのちんちんむずむず発言や、後半の匂いで発情してる攻めの本能のような興奮っぷりには笑いました!
攻めの匂いに対する過敏さは恋愛する上でなかなか生きづらいだろうと思うので、大好きな匂いを持った人に出会えたのは良かったなーと!
某女性芸人の「細胞レベルの恋してる?」が頭をよぎって、また笑えました。

5

万人にオススメできる変態攻めBL

昨日出た新刊「人をダメにする課長」を読んで、その流れで本作も再読してたら前に読み終えてた時以上にめちゃくちゃツボにハマってしまって、新刊(良かったです!)放っぽり出して思わずこちらのレビューです。

この作品のすごいところは、結構なレベルの変態度なのに万人にオススメできる気がするところ。
初読時の私はそこにまんまと騙されておりましたね。
「理系の人ってみんなちょっとヘンタイっぽいとこあるよねー(失礼な偏見)」くらいのノリでケラケラ笑いながら楽しく読み終えてたんですけどね、今日読み返してみて「あんた、ソレ騙されてる。この攻め度を越した変態だし、受けも可愛い顔してだいぶんスケベだよ」って冷静な私が私に教えてくれました。
鯛野ニッケさんのこの可愛らしい絵柄がいかんのだきっと。
この絵柄に冷静な判断力を奪われる…笑

嗅覚が人より過敏で他人の臭いを不快に思っている高階(攻)が、有路(受)の身体から漂う花の香りのような体臭にメロメロになって、我を忘れてクンカクンカしまくるお話です。
ドン引きレベルで嗅ぎまくってますw
それを許してる有路も相当ヘンなんですが、そこを(冷静に読むまでは)ヘンと感じさせない作者のストーリー力が何はさておき素晴らしい!!
そんなこんななやりとりの最後に投下される「ちんちんむずむずしてた…」発言の破壊力ったら、もうこれ完全に読者(腐女子)を殺しにかかってますよね。
なんかこう久々に「これがBLよ!!」みたいなことを思いました。
最近ちょっと真面目に読み過ぎてたり、己の性癖全開でエロいやつに走り過ぎてたりしましたが(もちろんこれらも大好きですよ!)、本作のおかげで(自分なりの)初心に戻れた気がします。

丸々1冊表題作なんですが、全然読み足りない〜〜!
高階にクンカクンカされてちんちんむずむずさせてるスケべな有路さんをもっといっぱい見たいです!!!
有路さん「エッチなことになんて興味ありませんよ」って顔して意外と自分からグイグイ行きなさるので、そこもまた腐女子を殺す感じのギャップ萌えでございました♡

【電子】シーモア版:修正○、カバー下○、裏表紙×、電子限定特典(2p)付き

7

もうフェチというレベルじゃない

他人から見ればみな変人ですね。
すごくおもしろかった。

白衣の理系男子たちにすっかりハマってしまったわけですが、まるで数ヶ月間彼らに密着した気分...それぐらいキャラクターの内面に入り込めたお話でした。自分は知らない世界なだけにグイグイ引き込まれたのもあるでしょうか、後半ごろにはちゃっかり研究室の一員みたいなつもりに。こんなにも「ああ読み終わりたくない~」と思って読む本は久しぶりです。

実は表紙から「シリアス&エロ」を予想して本を開いたのですが、これが思ったのとは違い、なかなか甘く可愛かった!シリアスに描かれそうな内容がほどよい遊び心で少しルーズに、コミカルに、そしてどこか上品に描かれている印象でした。キャラの魅力についてはあまり書かないでおきたいと思います。受けの先輩はもちろん最高だったけど、いやぁナイス後輩攻めでしたよ。ナイス白衣、メガネ、マスク!!!ナイス変態。各々キャラクターがしっかり和ませてくれるのもよかったです。

読み手は「"本気のヘンタイ"はいつくるの?」とかなり焦らされているのでしょうが、そこが非常に魅力的な部分でもあると思います。むしろそれが気にならないぐらい、その瞬間、瞬間がおもしろい。一つこれだと思うものに向かっている途中で、あっちにもこっちにも枝が出現し思いがけない展開に感じる…あっぱれな一冊でした。作者はあとがきにて、登場人物たちとのお別れがさみしいと何度もおっしゃっていましたが、私もホントそうでした。このまま3冊ぐらいは読んでいたいと思えるカップルです。

このふたりだったら本番ナシでも2冊は読めますね(笑)。

11

はるぽん

詩雪さま。
神がついていて嬉しい〜。
本当にナイス変態、ですよね。
どんどん攻めが暴走して壊れていくのが萌えるやらおかしいやら。手元に置いて、読み返しては笑っています。

フェチって良いですね

匂いに敏感な高階(攻め)が、有路(受け)の匂いや体臭に惹かれて抑えがきかなくなる!という設定がとても素敵でした。フェチも度を超えると変態だ…と思わざるを得ないところが私はツボで、何度も読み返しています。
なんと言っても、受けの表情や反応がとにかくかわいい!攻めに匂いを嗅がれてビクビク反応してしまう受けは色気があります。
攻めが匂いに敏感なら、受けはお肌が敏感なんですね。

『匂い』というキーワードの他にも、『理系』らしい細胞レベルの話や、攻めの『世話焼き』や受けの『過去』のことなどが上手く混ざり合っていました。

鯛野ニッケ先生の作品の雰囲気は今までの作品を含め全て好きですが、今回の君香シャーレは特にとっつきやすさもあって好きです。

7

エロ度は「変態」

理系の大学の研究室を舞台に繰り広げられる、シリアスと変態が渾然一体となったエロシリアスコメディ(?)です。

主に攻めの視点で進む作品。
攻めは研究室に入りたてホヤホヤです。有能だけど毒舌、白衣で眼鏡、嗅覚が異様に発達していて色々大変というキャラクター。
対する受けは、研究にしか興味のないようなコミュ障上級生。天才肌で、研究に没頭するあまり人間関係を形成するのが苦手な人。

ある日、大学に残っているという受けへの使いを頼まれた攻め。1人研究室に残っていた受けはなかなかの変人で、人に借りを作りたくないから手伝ってもらいたくない主義だと言います。
話しているうちに、受けの体臭が非常に好ましいものだと気付いた攻めは、研究を手伝うから、その代償に毎日においを嗅がせろ、と迫ります。

特に最初のあたり、展開はシリアスなんです。受けのトラウマや、研究を阻害しようとする犯人とか、ちょっとサスペンスチックなところもあります。
でも攻めの、受けのにおいが好きすぎてどうしよう、的な描写がもうおかしすぎて…! とにかく嗅ぎまくるし、受けも真っ赤になりながらも拒まないし、えっ何これちょっ、萌えるんですけど!(笑)
そしてページを追うごとに、どんどん変態度も増していきました。中盤以降はシリアスさはほぼ感じられず、とってもイロモノな雰囲気に。
そして、「嵐が過ぎ去るのを待つだけ」みたいに真っ赤になって耐えてた受けの爆弾発言! 「ち○ち○む○む○してた」…!(ネタバレのため伏せます)
クールに見える攻めの「スネといてよかっっったー!」発言とともに、もはや萌えていいのか笑っていいのかわからないくらいの衝撃。
いやこれ、面白すぎでしょ。

攻めは基本クールなのです。そのクールさがぶっ壊れる様が本当に面白くて。イッちゃった目で受けの精液嗅いでるとことか、その擬音語の「プヒュー、プヒュー」とか、もうこの作者さん天才では、と思いました。
そして、カバー下の制作秘話見て、編集さんナイスアシスト! と思いました。

とにかく楽しめた本でした。
あと、応援書店購入特典の『リアル体臭カード』にも大ウケしました。受けのイラストの一部に、キャラクターの体臭をイメージしたにおいがついているそうです。(笑)

18

この絵柄で変態描写とな!?けど実験器具使用プレイではないので御安心をw

くっそオモロかったwww
ギャグじゃないのに、変態の方でじわじわくるwww

ってか、鯛野ニッケ先生どーしたん!?
可愛らしい絵柄とストーリーでファンタジーだったばけねこ壮のイメージだったのに、突然のこの変化球…ウマすぎでクセになるわ!
知らないうちに後頭部殴られた気分です…鯛野ニッケ先生、大好きです。

高階(攻め)匂いに敏感で、合成香料で気分が悪くなるレベル。ただ、有路(受け)の匂いはむしろ嗅ぎまくりたいくらいw

有路、培養の研究にもくもくもくもく…一人で没頭。人に頼って借りを作るのを嫌う。

有路の匂いを1日5分嗅がせてもらう事を報酬とした条件で研究の手伝いをすることになった高階。
有路がまだ来ていないときに有路のロッカーをじっと見る→何日か洗っていない白衣が中に→無意識に手が伸びる→高階我に返って「(自分)何をやっているんだ」
…高階お前重症や。そのうち禁断症状出るんじゃないか?

寝てしまった高階に白衣を掛けておくと、起きた高階「有路さんの白衣…」分かるんかいw

過去の研究メンバー木梨と揉めた有路だが、本人同士は納得出来ても高階は御不満のようで。
イライラした態度を取っていると有路から「好きなだけ嗅いでいいよ…「スネといてよかったー!!!」「服の下匂いかいでいいですか」「…今日だけ…」「スネといてよかっっったー!!!」(2回目www)

頭突っ込んで嗅ぎまくり。
さて人間、欲が出るようで嗅ぎながら腹にチュウしたら有路驚いて机にお尻当たる。
この間しりもちついてあざになっていると言うと「…見せてください」もう匂い関係なくね?w
ベルト外そうとしながら(きっともっと違う匂いが)←そりゃ、そうだろうねw

有路に殴られて正気に戻る。…惜しい。
ここまで来ると有路の匂いは麻薬なんじゃないかっつーレベル。

さすがに凹んだ高階。
報酬も断るようになり有路と距離が出来てしまったなか、木梨から何か受け取り話しているところに出くわす。
思わず止めに入ったがビーカープリンを有路が食べたいと言ったので届けた所だった。

スゲー分かる!私も一度アルコールランプで沸かしたコーヒーをビーカーで飲んでみたい。
三角フラスコでジュースも飲みたい。

【Test.5】最終話
これ、神だから。神の回だから。
何回自爆しただろう…。

内鍵掛けて密室の中の有路と高階。
「いつも嗅がれてるとき」「ちんちんむずむずしてた…」

Σ( ̄□||||!!
有路のちんちん発言!!

「…」「この人視野狭いなぁ」高階…自分が変態だって自覚あるんだね。

有路のズボン下ろしておもいっきしちんちん(ここでは私もちんちん発言だ!)嗅いだ後、高階が手で有路のちんちん擦りますが、出る瞬間にワイプ(毛羽立たないティッシュのようなもの)で受け止めます。

…高階…一仕事終えたような遠い目になってる。
意識飛んでないかい?
と、思ったらそのワイプおもいっくそ嗅ぎながら有路を目の前にオナる!!

何だコレ!くっそ新しい!!!!
本人目の前にして今出したせーえきの匂いで公開オナニーって。
素晴らしすぎて涙出た。

メンバーの前で突然のパンツくれ!で有路を洗脳するし、その後すぐ彼氏面してたことに恥じて凹んでいるところにパンツくれたら復活します…、白衣ほしい…。
惚れたよわみだねぇ…。
有路の「交換…」に頭から被って嗅ぐ高階…。

有路、怖がっているから止めたげて…。

【描き下ろし】
有路「お茶ぐらいならだせるけど…」で部屋に行く高階。
押し倒して頭ん中、いれたいいれたいいれたいいれたい…w

有路がとにかく可愛い!口数少なくて顔赤くしてて可愛い!

ヤった後、高階がお茶を貰いに台所に行きますが梅干ししかない。
…出せるお茶もないのに、誘う有路…可愛いすぎる!!

読み終わって衝撃の多さに忙しかったが、改めて出てくるキャラが皆良い人で良かった。
高階の変態も受け入れてるしねw

木梨も有路に嫉妬して拗れてしまったが、土俵が変われば何て事ない。
嫉妬って羨ましいが故のもんなんだからね。

あと、特典(?)でリアル体臭カードとなるものが入っていたのだが…端から見たら私も変態じゃねーか?って所から、有路の匂いが嗅げると言うことで高階張りにがぐがく嗅いでますが…。

ん~?何かの柔軟剤?
先入観で林檎の香りだったりして☆っても考えたけどどーだろ?
普通に柔らかい香り。体臭から程遠い匂いなので残念だ…。
もう少し男臭い匂いだったら面白かったのにw
ちょっと擦ると香り立ちます。
似ている香りが分かる方、いらっしゃれば教えて下さいm(__)m

9

細胞レベルで好き合う二人。

電子で購入して手軽に読めることもあってなのか、何度もリピート読みしてます!!


はじめての作家さんだったのですが、絵が綺麗で読みやすくって好きです!

攻めの顔が無表情気味だったのが、どんどんと表情豊かに優しい顔になっていくのが堪りませんでした~最後は変態に収まります。笑


鼻がとっても敏感で些細な匂いにも反応してしまうって実際とっても厄介ですよね。今って人工的なものが多いので。でも、そのおかげで受けの匂いがとっても好き~で始まるのでお話的にはグッドですよね!笑



実験命!の真面目な受けが攻めに匂いを嗅がれるとムラムラしてしまうっていうのも可愛かったですし、受けの吐精したものを臭いかいで自分で致す攻めの変態ぶりも良かったです!笑


最後の受けが自分の部屋への誘い文句も可愛かったです\(^^)/
真面目な子がムッツリで尚且つ一途っていいんですよね~
そして安定の攻めの変態。受けが好きすぎての変態も最高です!!


文章の最後に笑、ばっかりつけていますが、本当に楽しく読ませて頂きました!

電子だとおまけもついてきていて、それも受けが可愛くってオススメです!

6

“俺を満たす天才”

人当たりは悪くなく、表面上は穏やかそうな高階は
嗅覚が普通の人の何倍も敏感で
世の中の人工的な香りに具合が悪くなってしまうほど。
大学の研修室で、真面目な先輩・有路に
不意に近づいた時嗅いだ匂いが気になって……。

鯛野さん、初めて読ませていただきましたが
透明感のある絵柄で素敵でした!!
有路は特別綺麗系というわけではないのですが
良いにおいがするって納得してしまいそうになる感じで
なんといいますか…清潔感があるので
高階の気持ちがわかる気がしました。
皆さんも多少はご経験があると思いますが
過度な香料や香水って吐きそうになりますよね…。
相手が男で先輩でとかとっぱらっちゃって
本能のままに欲してしまう高階、
普段が理知的で腹黒そうな分ギャップが美味しかったです!!

有路はいいにおいがするだけじゃなくて
レポート提出で研究結果を横取りされた過去があっても
相手を憎んだりせずひたすら一途に研究を重ね、
そんなところが高階は理解が出来ないしイラつくのに
放っておけなくて有路に受け入れてほしくなり…。
細胞全部で好きって言って欲して抗えない様子がエロかった…。

シリアス要素が多いのかと予想していましたが
ユーモラスなシーンも挟んでありますし
研究室の仲間がいい人ばかりで楽しかったです。

世話焼きでデキる後輩(先輩をアンタ呼び)×
ちょっと抜けてて心もピュアな先輩、
まさに破れ鍋に綴蓋CPでした!!

おまけまんがの、有路の部屋での初交合に興奮させられ、
“───…この人、俺を満たす天才なんだろうか”
というフレーズが非常に心に残りました!!

予想以上にドキドキさせられたので萌×2で!!!

8

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