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hana to junketsu
花与纯洁
コマが大きく絵が中心で読みやすく、ストーリーもわかりやすくていいと思います。
千歳がオレ様でヤリ○ン(仕方ない設定ですが)で憎たらしいのが、弥生を好きになってからデレるのが萌えではありました。
が、やっぱり千歳の流し目とかセリフとかファッションとか全体的にキザですよね。それがかっこいいのかもだけど。私はちょっと小っ恥ずかしくて。すみません。
弥生が美少女にしか見えないし。
千歳が純血の吸血鬼として育てられた背景、なぜ千歳の家系はそんなに純血にこだわるのかとか、2人の人間的な面の深掘りとか…そういう面も描かれていたらよかったなと思います。
何も考えず描かれたことをそのまま楽しめる作品ですね。
こんなことあまり言わない方がいいのかもですが、絵や作風がどうも某作家さんに似ていて気になってしまうのは私だけでしょうか。
先ずは本編!
吸血鬼ものデス。
まぁ、兎にも角にも【色っぽい】!!
吸血鬼のいる世界なので、通常運転より『BLはファンタジー』感強めで考えたとしても‼
こんなに色気漏れ漏れダダモ~レなアモーレ男子高校生が居るんか⁉
どこ校だ?何年何組だね、君たちはッ!?けしからん……♡
と、興奮を抑えられない程に【色っぽい】ヨ(;゚∀゚)=3ハァハァ
特に受けの弥生くん、千歳に吸血をされてからの色気の増し具合が半端ない!!
千歳はデフォで色っぽかったけど弥生くんの変化はス・ゴ・イ!!
この表現力が流石です!桂先生!!!
ストーリー展開もモチロン文句なぞありましょうか、、、
いいです!すごくいいです!
スパダリ冷酷吸血鬼が受けに”だけ”見せるほんの少しの血の通った感情。
そんな場面を掻き集め反芻して浸る!
ありがとう先生‼‼‼
そして何よりも伝えたい!
同時収録の神々しい作品の存在を・・・!!!
40P程の短編です。猫1匹と2人しか登場しません。
大きな仕掛けもない、大人のゲイCPの攻めの結婚話に揺れる話。
よくある話ではありますよね。
でも、ほんとに素敵なんです。。。
受けの流す涙の美しいこと美しいコト、、、
そして猫ちゃんの存在が完璧なスパイス!!
また猫ちゃんのイラストが単純にかわいいのです♡
こんなに贅沢な同時収録作品!
知って頂きたくレビューを上げる事にしました。
桂先生、本っ当----に大好き!
今作の後にも吸血鬼モノ:真っ赤なフリージア描かれてますね。(現在休載中かな?)しかも今作の千歳君と親類っていう設定で!
こちら、気が向く事があれば再開して下さると嬉しい限り(*'ω'*)
待ってます!
失礼ながら「ROUGE」がサッパリ刺さらなかったので、期待薄めで読みましたがこちらは好きでした!嬉しい収穫。
◾️表題
「特別な家畜」っていうのがいいなぁ。スタンスは「特別な家畜」な気がする。鶏の卵は無くならないからペットとして愛でながら餌にも出来ることの延長というか。勿論、人同士故より愛ある関係性にはなってると思いますけどね。彼らの関係が社会の中で今後どう変化していくのか気になる。やっぱ別れることになるか、せいぜい愛人かしら。純血のために跡取りは残すぐらいのドライさと強さが、千歳にも弥生にもあって欲しい。弥生はここまで食い下がった時点である部分ではドライで強い気がして。
◾️ノラ猫閣下の美しい人
おまけ漫画1枚 棺桶
ほわーーーーーー!!
なんだ、この多幸感は。
しあわせです!
この作品を読めてしあわせです!!
興奮気味ですが。
表題作と短編が収録されています。
「花と純潔」
よかった。
本当に、良かったです、この作品。
吸血鬼の千歳と、クラスメイトの弥生。
特別階級である吸血鬼は人を餌としか見ておらず、血をもらいながらも馴れ合うつもりはない千歳。
そんな千歳を想いつつも、その気持ちを隠して気まぐれ選ばれた餌となる弥生。
今日はこの作者さんの作品を集中的に読んでいるのですが、「分岐点ここ!?」と思いました。
それまでの作品は心理描写が言葉ではなく雰囲気で、何だかはっきりしない、すっきりしない、わたしのこの読みの裏付けがほしい、という物足りなさがありましたが、ここに来て!来たーーーーーー!!!
吸血鬼は人間にとって魅力的な存在で、気まぐれで選ばれたとしても特別に思われていると思いたい。
そんな気持ちを知らずに「餌」であること、それ以上でもそれ以下でもないことを度々思い知らされる。
対等ではないのは勿論のこと、一個人である尊厳すらも持てない関係。
もう泣けます。泣きましたよ。きゅううううってなりすぎて。
弥生に去られた後の千歳の心理も切ないの嵐で、もうほんとに、心臓がいくつあっても足りません。
良い。
本当に、良いです。
絶対に読んでほしい。
そして心臓を鷲掴みにされて悶えてもほしい。
素晴らしい作品です。
「ノラ猫閣下の美しい人」
こちらも素敵な作品でした。
気高きノラ猫と美しいひと。
その美しいひとが愛する自分勝手な男。
でも最終的にはすべてがまるく収まってしあわせな気持ちになれます。
この作品の前までは「絵は好みなのに!なぜ!なぜもっと踏み込んでくれない!?」と思っていましたが、素晴らしい進化を遂げられたようで感動しました。
ものをつくるひとって、こんな言葉しか言えない自分が歯痒いですが、本当にすごい。
ぜひ機会があったら、初期の作品を読んでから、こちらを読んでみてください。
この作品を生み出すために作者さまがされた見えない努力や苦労が、少しでも多くの読者に届きますようにと願わずにはいられない、そんな素晴らしい作品でした。
人間は食糧でありSEXは食事であると言い張りながら中身は普通の17歳である千歳、その葛藤にあまり深みはないです。
人間を拒絶することになったきっかけも幼児期や思春期によくある事といえばそれまでだし、人外物としても人間としても魅力が薄いと皮肉にも思ってしまいました。
弥生は物憂げな見た目に反してとても良い子なのですが千歳のどこに惚れたのかがはっきりしません、なので感動的になるはずの保健室の告白シーンも空虚に聞こえました。
書き下ろし含め弥生の友人や千歳の妹など好感持てるキャラが沢山居て、ただの脇キャラ扱いにしとくのは勿体無いと読んでて感じました。
途中まで若干の少女漫画っぽさも感じましたが、全体的な雰囲気は好みでした。やはり桂先生の間の取り方、説明を多く入れずキャラクターの表情で魅せる描き方が好きですね。攻めの日向は吸血鬼。たまたま保健委員の当番だった弥生に血を求めるところから2人の関係が始まり、弥生の血の味と弥生自身にハマっていく日向。弥生が他の女子達と違い、吸血鬼か人間かに関係なく日向の本質を好きでいるからこそ、日向は彼の血を他の人間より一層美味に感じます。
肩書きや裕福な家庭などに惑わされず、自分自身を好きになってくれたからその人が特別になる、というのはベタな展開ではありますが、恋愛の真理でもあると思います。そういう人が現れるのは本当にラッキーなことだと思う。人間との壁を作らざるを得ない環境で育ってきた日向に、何度も真っ直ぐ感情を伝えようとする弥生は強いなぁと感じました。彼に出会えた日向は幸運ですね。濡れ場もあまり生々しい描き方ではないのに、初心な弥生の乱れ方がとても色っぽく満足でした。
桂小町先生の作品は以前も学生物を拝読しましたが、絵柄にも演出にも色気と雰囲気があって、オリジナリティを感じる作家様です。
人外もの、ファンタジー的なものはどちらかと言えば苦手分野です。でもこちらの作品は吸血鬼ものではありましたが、とてもナチュラルに受け入れやすかったです。
吸血鬼というか、特権階級的な描かれ方をしているからかも知れません。
純血吸血鬼という非常に稀有な存在の千歳と、その千歳に憧れのような気持ちをひっそり抱いている弥生。エリートと庶民、みたいな位置関係ですけど、とても自然にこの二人の関係が重なり合います。ファンタジーなのに、ものすごく自然にストーリーが進んでいくのが不思議なくらいでした。
とても雰囲気のある前半に比べると、後半はわりとハートウォーミングな感じになっていきます。
優しくてじれったくて甘ったるい感じ。ちょっと可愛らしくなりすぎかな、とも感じますが、これはこれで読後感がとてもいいです。
収録作品の「ノラ猫閣下の美しい人」、これもすごくいいですね。
この二人でまた別のストーリー読んでみたい・・・というか、この二人の出会いとかそんなのひっくるめて作品として見てみたくなりました。
猫目線でストーリーが続くので登場人物の背景は想像するしかないです。それでも二人の関係性が言動の端々から感じ取れる良作だと思います。こちらも寂しい切ないモードなストーリーですが、ラストで心地よくさせてくれます。
桂小町さんは、物語を紡ぐ力の強い作家様だなあと感じます。本著のようにせつない系のトーンのお話も心地よく着地させてくれるので、「ああいいお話だった」と幸せになります。
また機会がありましたら別作品も拝読したいと思います。
私の中の性癖にグサりと刺さりました。
桂小町先生の作品の中で一番気になっていて本屋さんで売ってたら必ず買ってやろうと意気込んでいた作品です。
しかしこの作品はマイナーな物なのか、私の運がないのか全く見かけず諦めかけていたある日見つけ即買いしました。(笑)
(話が逸れてすいません。)
俺様で『人間=食料』と思っている吸血鬼の千歳 ×千歳のことが好きな健気な弥生。
初めのうちは全くの一方通行な弥生の想いや『吸血鬼』と『人間』の線引きするのような千歳の言葉に切なく感じました。だんだんと弥生の一途で優しく性格の良いところに触れていき、少しずつ千歳の表情に変化が現れて来たところもよかったなと思います。最後は少しサラッとしてたかなと思いますが、番外編として付き合いだした2人の姿を見られて満足でした。
ただもう少し千歳の過去についていまいち伝わらなかったので、触れて欲しかったかな〜と思ったりします。
再読。
吸血鬼と人間が共生していて、吸血鬼は迫害どころか、日本じゃ滅多にいない純潔の吸血鬼の千歳に血を吸われたがる女子の取り巻きが多くいるような世界。
千歳は捕食対象の人間のことはあくまで「餌」としか認識していないし、彼のことが好きな弥生も自分は餌でしかないと思ってる。
血の味を良くするために捕食の前にセックスをするという設定になっているのが良かった。
千歳はそれを「交尾」と呼んでいてあくまで美味しい食事のためにしているだけなんだけど、後半気持ちの変化と共に意味のあるものに変わるところがいい。
プライドが高い吸血鬼様の千歳が、実は人間から化け物扱いされ拒絶される事を恐れていたというところもキュンとしますし、まさかの照れ顔が見れるとは!
桂さんの独特の色気を湛えた絵が吸血鬼にぴったりで血を吸うという行為がこのうえなく妖艶に見える。
【ノラ猫閣下の美しい人】萌萌
表題作よりもこっちのお話のほうが好き。ノラ猫視点のお話で猫が擬人化するところの描き方が秀逸です。
切ないお話&酷い攻めかと思いきや…。ノラ猫から飼い猫へと戻る経緯がいい。
購入時、神率70%でした。
なんだこの高さは!と驚き購入。
淡々と進む話の中に、グサッとくる台詞が沢山あって 4話完結なのですが とても充実していました。
『人は家畜』と思っている吸血鬼の千歳
だから、妹が襲われかけて それから守る為に暴力をふるい停学になりますが、
言い訳もせずに、殴った分だけ罰はうけると。
妹の為と何故言わないかといわれたら、
『都合の良いときだけ人間の道徳観にすがってたまるか』と。格好いい。
そんな千歳が、『食べ物』として弥生と関係を持ち始めます。
エサの味を良くする為の食事前の交尾。
弥生は千歳が好きなので、拒めと理性が働きかけるけど拒めない。
捕食であり、性愛ではない行為と分かっているけれど。
この辺の弥生の気持ちが痛いほど伝わってきます。背景の黒の使い方がとても効果的で、でも絵がさっぱり綺麗なので暗くなりすぎずとても良いです。
こうして弥生と関わっていくうちに、
千歳の表情なんかもちょっとずつ出てきて、
何故か弥生の血はうまい。と言い出すまでに。
このままゴール一直線か?!と、思いきや
弥生からすると、どうしても千歳の『生き物』=『食べ物』の考えがショックで自分と重ねてしまう。
生きるために血を飲む。
それは人間も同じで、
『人間も生き物殺して食べている』というけれど、
弥生は千歳の『食べ物』ではなく、千歳の『特別』になりたいと願う。好きだからね。そりゃそうだよね。
千歳は過去のトラウマから素直になりきれなくて、冷たくあしらってしまい すれ違ってしまう。
そして最終話で、千歳目線で話が進み、本音も出てくるのですが、
告白シーンがまた素敵。
好きなやつの血の味は花の味
お前は熟れた ベラドンナの味
そりゃ涙流しますね。美しい涙でした。
欲を言えば、弥生が千歳に惹かれた理由が知りたかったな~
男の吸血鬼の千歳のどこに惚れたのか。
千歳からすると、食糧に男女もないから、元々男に手を出すのは抵抗なく、
男の弥生というより、弥生という人間に惚れたんだろうけど。
弥生の特別が千歳であった理由が描かれていたなら神だったかな。
ファンタジーはあまり読まないのですが、吸血鬼ものは別腹ですね。そして、お決まり通り、吸血鬼の千歳がめちゃくちゃ格好いいし、色っぽい。
弥生に出会うまでは人間なんかと仲良くしない!単なる食べ物!と思おうとしている千歳が弥生の優しさに触れ、ちょっとずつ変わっていくところが吸血鬼ものとしては新しい展開かな。
社会が吸血鬼を受け入れているからか、弥生が千歳を吸血鬼だからと特別な目で見ずに、普通に好きになっているのも好感が持てます。
『男の子のことは何も知らない』を読んで以来の桂小町先生のファンです。
みなさんおっしゃるとおり、絵がとってもキレイで‥。
あの絵で描かれているなら、正直ストーリーはどうでもいいかな〜なんて思ってもいましたが、今回は違います。笑
ストーリーもよかった。
俺様な千歳(何せ希少な純血種の吸血鬼様ですから)、健気で綺麗な弥生、キャラが魅力的で。
キャラとストーリーと絵が、上手い具合にマッチしていたと思います。
最初から吸血鬼が受け入れられている世界でストーリーが作られているのも、重くなりすぎなくてよかった。吸血鬼ゆえの苦悩が物語の主になってしまうと、この作品の魅力は半減してしまうと思います。
ツンデレの千歳のツンが消えて、デレデレになったところがすごくかわいい。
表情とか、愛おしいです。
何度も読み返しています。
桂小町先生の作品をはじめて読みました。表紙が美しかったのと桂小町先生が気になっていたのとで購入しました。素晴らしかったです。表紙だけでなく、中身の絵も非常に美しかったです。日向千歳くんのギザギザ歯が可愛く思えました。赤城弥生くんは、中性的な感じの見た目で美人さんで、情事の際、とても色気がありました。吸血鬼が人間と共存していて、同じクラスにいるという珍しい設定は、とても新鮮でおもしろかったです。ノラ猫閣下の美しい人も非常におもしろかったです。猫目線で描かれているのが、新鮮でした。
吸血鬼が普通に人間に混ざって生活している世界、という設定の話。純潔の吸血鬼×普通の人間の高校生のカップリングです。
吸血鬼は迫害されるどころかモテモテで、血を吸ってもらいたい女の子が列を成しているような状況です。でも傲慢な吸血鬼攻めは、人を人とも思っていません。単なる食糧です。
エッチした後のほうが血が美味しくなるらしく、女の子を食っては血を吸う毎日。
受けは、そんな攻めに憧れているのかな、密かに想いを寄せているというか、気になってチラチラ見ているような感じ。でも美女が列を成してるので、男の自分なんかお呼びじゃないと思っています。
そんなある日、ちょっとしたことで会話を交わして以来認識されるようになり、血を吸われる関係に。
血を吸われても吸血鬼にはならないらしいし、なのになぜみんなが血を吸ってもらいたがるのかとか、いまいち設定がわからないところがありましたが、吸血行為やその前のエッチなどは文句なしに色っぽかったです。
受けが、普通の男の子なのに妙に色気がある感じで、そんな子が傲慢で人を食糧としか考えていない攻めにいいようにされるのが何とも萌えます。
血を吸ったらその相手の感情が何となくわかる、というのも萌えポイントでした。
個別認識されるようになっても、そこに愛はないとわかっているので、だんだんつらくなる受け。攻めが非常食用に飼っているカナリアをもらいうけ、距離を置くように。そこでようやく攻めも、受けに対して抱く気持ちが変化していることに気づきます。
世界観が面白いし、高校生なのに妙に色気のある受けが萌えるし、楽しんで読める作品でした。
あと、BL要素ではないところで色々考えさせられました。食糧に対する考え方や、人の傲慢さや、そんなことを。
のりたま(攻めが非常食として飼っているカナリア)を、受けは可哀想だ、殺すなと言ったけれど、カナリアの前に飼われていたというニワトリだったら「非常食用」って言っても可哀想がらなかったと思うし、むしろ笑うくらいだと思うし、ましてや助け出して自分が飼ったりもしなかっただろうなと思いました。
受けが悪いわけではなく、大多数の人間がそう思うんだろうな。ニワトリもカナリアも同じ命なのにね。
『花と純潔』
純潔吸血鬼×童貞
弥生が、まぁ色っぽいのなんの。童貞なのに。なので、弥生は好きなのですが、千歳はこれまでも血を吸う前に毎回セックスしてたこと、普通の人間を完全に見下す様な態度、高校生にも関わらず可愛げがない言動なんかにちょっともやもやしました。弥生と出会ったことで、変わってはいるにしても、弥生に対する熱意があまり伝わってこなかったかなぁ。そういった彼が男前と見れればまた違ったんでしょうけど…。
でも、ストーリーは好みでした!のりたまも可愛かったです。
『ノラ猫閣下の美しい人』
猫目線のストーリーです。読み始めは、てっきり某作家さんのとある作品みたいに“恋人に捨てられた飼い主を慰める為人間になる”という展開かと思ってたら、違いました。受けの恋人はちゃんと受けのことを愛してました。
私は表題作よりこっちの方が好みでした。
絵柄が好みの桂先生の新刊!
純血の孤高の吸血鬼×心優しい人間という鉄板な設定で、期待が膨らみます!
相変わらずスタイリッシュというかオシャレな雰囲気が漂ってます。
攻めの意地悪そうな冷たい目線とかめちゃ好みでした。
ただ、ところどころ駆け足な部分もあり、2人が接近するのが唐突だったり、あ、ここで告るんだ、といった性急に感じる場面もありました。
くっついてからのエピソードが微笑ましく、受けの喜ぶ顔が見たくて人間に優しくしてる攻めがいじらしくて可愛かったです。
ラブラブなところをもっと見たかったです!
後半のノラ猫陛下のお話もジーンと来ました。
次回作にも期待しています。
桂先生の絵が好きで毎回手に取りますが今回の設定の世界観が絵にピッタリでとても登場人物が魅力的でした。
攻めの千歳は特別な吸血鬼。みんな彼に惹かれるとのこと……確かに美形!!冷めた流し目が高校生には出せない色気!
受けの弥生もとってもキュート!最初から恋する顔です!
小さい頃に人間から言われた一言がトラウマになってしまい人間との間に壁を作り人間は食事だ、と割りきり冷たい態度で接する千歳の心を真っ直ぐな視線、態度で溶かしていく柔らかい雰囲気の弥生に癒されました~
柔らかいのに芯がある!可愛い~
そんな恋心を血を通して感じていた千歳が徐々に弥生へと心を傾けていく、でも傷つくのが怖い。そんな葛藤を乗り越えてのデレ!!これが凶器でした!!!
冷めた視線しかしてこなかったのに、恋してからの千歳の表情の可愛いこと可愛いこと!!素直な男子高校生って感じがとっても好きです!!
もっとクールな感じで愛を囁くのかと思いきや!笑
なんとストレートに表現するんだろう!そして相手の嫌なことはしない、喜ぶことがしたい、なんてとっても健気!!
最後は健気×健気になって甘々エンドです!
同時収録のショートストーリーは、野良猫だった猫視点。
気高く野良猫をしていたのに拾われて飼われることになる閣下(そう名付けられる)から見た飼い主(受け)とお見合いを予定している交際相手の彼氏(攻め)の物語。
途中、あれ?もしかして悲しいお話??なんてモヤモヤしたのですが、ハッピーエンドで結果とってもいいお話でした!
お見合いを予定しているくせに受けを抱くなんて、なんてやつだ!と怒り心頭でしたがお見合いを断り受けとずっといる、と逃げ出した閣下を必死で探してきてくれた所に見直す&感動です。
だがしかし、見逃せないのが閣下の擬人化。いい男過ぎる……勿体ないです(>_<)笑
背景が白いところが多くやっぱり今回も気になるな~なんて思いましたが印象的なモノローグが魅力的で千歳のデレも最高だったので神!です!