条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
廃品(オレ)を回収してよ。
kitaru harekake no asuyo
桜次郎が最初どんなひねた奴なんだろうとビクビクして読みましたが、素直な子でよかった。
中身がかわいい。イケメンなのに顔が怖いw
捨てられた物を修理して再利用する…桜次郎と晴仁の心の再生とオーバーラップされていたのがよかったです。
絡みのシーン、さすが上田先生お上手ですよね。
アップ、引き、アングルの組み合わせがとても好きです。
私がいちばんドキドキ萌えたのは最初のキスシーン。
晴仁にぎゅうぎゅうされた桜次郎が押し返してのちゅー。
頭を持って、角度を変えて数コマに萌えます。
描き下ろしの上下のちゅーも好きです。
晴仁が最初おじさんだったのが、どんどんイケメンに見えてきたのもよかったです。
この2人はずっとこうして仲良くやっていきそうですね。
桜次郎の本格的な攻めっぷりを見てみたいところです。
桜次郎の義父の場面は正直、う〜んとなってしまいましたがw
描かれたいことはわかりました。
あと、読んでいてとても暑そう〜と思いました。真夏ですもんね。
ま、それだけ臨場感があるということで。
二次元における私の性癖ぶっ刺さりの長髪美形攻。この属性だからこの作品を読んだ訳ではなく、なんとなくストーリーに惹かれ購入したら、偶然性癖ドンピシャの登場人物が現れたのでもうボーナス!という感じでした。ありがとうございます。
しかも少し訳ありで闇を抱えていそうな雰囲気もグッド!見た目パーフェクトに加え、受のことが人生賭けるほど大大大好きときたもんだ。最高です。
話もすごくおもしろくてぐっときました。上田アキ先生、初読みでしたがこれはハマりそう。
廃品回収のトラックが通る音は昔よく聞いたけれど、こうしてそれを仕事としているキャラクターの話を読んだことはなかったと思うので、とても新鮮でした。晴仁のように全部修理に回す業者はなかなかいないでしょうけれど、壊れたものを大切に扱う彼の心根にはとても好感が持てました。そんな晴仁に拾ってもらった桜次郎。住む場所だけでなく、仕事も与えてもらい、晴仁の隣で堂々と働いている彼の過去は残酷で。晴仁の傍でゆっくり心を癒しながら、彼自身もいつの間にか晴仁の孤独を埋める存在になっていたという展開にほっこりしました。
作者買いです。
BLの登場人物の職業色々あれど、廃品回収の主人公は初めてでした。
壊れた物や不要になった物を回収して、修理したりクリーニングしてまた使えるようにするお仕事。
晴仁と桜次郎の2人で廃品回収業を営んでおり、2人で生活もしています。
まだ恋人同士ではない模様。
ある日廃品回収依頼を受けて向かった先には…というストーリーです。
出会いから、どういう風に2人で仕事をして暮らすまでに至ったか描写されています。
桜次郎もまた捨てられた廃品だったんです。
晴仁はたいていの壊れた物を見事に修理して、また使えるようにするのですが、桜次郎の心もまた晴仁によって修理されたものでした。
懐の深い晴仁が、桜次郎を捨てた父親に見せた剣幕がカッコ良かった。
大切な人を傷つけられたくないという気持ちが強く伝わってきました。
ずっと直せなかった時計(?)を桜次郎が弄った事がきっかけとなって、動くようになったエピソードも素敵でした。
1人じゃできないことも、2人ならできるかもしれない。
寂しさを抱えて生きてきた晴仁の心もまた、桜次郎によって動き始めたのかもしれませんね。
上田先生のHの描写には動きがあって、過剰なエロさは無いのですがとても萌えます。
長髪攻めもとても良きでした…22歳でこの色気は期待しかありませんね。
瀬戸内地方のカラッとした晴れの空みたいにキラキラな2人の温かい、爽やかな物語でした。
不思議な世界ですね。現実のようでファンタジーのようで。
人を捨てるってどういうこと?と混乱しました。
機械の人なの?本当の人なの?
二人とも大好きです!
晴仁、何でも集めて直してまた誰かに使ってもらえるように。拾ったものは子供?引き渡す時は嫁に出す感じ?
なら桜次郎は?
桜次郎、レビュー書こうとしてたまたま受け攻め情報見たら年齢が入っててびっくり。年齢あったの?確かに作中で成長してるけど。
晴仁に拾われて背中を抱かれて心臓が動き出し手が触れた背中が熱くなり。
桜次郎の片想いかな?と思ってたら…。
寂しいけどいつも穏やかで、何でも受け止めて大事にしてくれて、晴仁!理想の人です。
あとがきで受けと書いてあったけど、確かに包容力受けもいいんだけど、晴仁に攻めて欲しかったかな。
同じ人から今度は子供が捨てられそうになったときは、また混乱しました。生んだ子供?壊れたって言って捨てちゃうの?機械なの?晴仁は引き取るの?と。
そしたらば!そう来るか!な展開で。
ずっと一緒にいて、おじいちゃんのお墓にノロケに行ってね。
ハーフアップイケメンはお好きですか?
わたしは大の大の大好きでございます。
黒髪もいいけど、やっぱり外国の方が無造作にまとめてる感じがたまりません。
その昔、留学中のNYでお箸でハーフアップにしているイケメンを見かけました。
そして現地の友人に「イケメンはみんなゲイ」と教えてもらいました。
淡いおもひでです。
さて、廃品回収を生業にする晴仁(はれひと)と助手の桜次郎の話です。
何でも回収しては直して、次に使うひとへ渡していく晴仁のもとに来た電話依頼。
冷蔵庫やソファと一緒にそこにいたのは…。
人間を回収してしまいましたという話なのですが、2人から漂うバディ感もいいし、海の近くの倉庫に住んでいる2人の暮らしぶりもちょっとお洒落な映画みたい。
舞台は四国で、瀬戸内海(あとがきより)。四国に行ったとき、太陽が痛い!と思った記憶があります。
関東の太陽と違って、陽射しが直接肌を刺してくるような。
そんな空の下でイケメン2人が暮らしている…。完全UV対策して見に行きたい…。
2人の関係を軸に、晴仁とじいさん(幼い晴仁が修理を教えてもらった師匠的存在)の思い出や、桜次郎を捨てた相手のこと、お昼を誘いにくる近所の陽気な2人組、周囲の人たちとの触れ合いなんかが描かれていました。
印象に残っているのは、桜次郎を拾ったことをちょっと注意する陽気なおじさんに晴仁が返した言葉。
「あいつは意外と子供じゃないし、俺もそんなに大人じゃない」
見た目的にもそんなに歳が変わらなく見えた2人ですが、あとがきで晴仁が26、桜次郎が22と書いてありました。
拾われたときの外見からすると、桜次郎は中学生くらいに見えるので、19、20才の子が15、6才の子を拾った感じでしょうか。
晴仁が20才だとして、世間的には成人、さらに両親がいなくて(あとがきより)、じいさんもいなくなって、早く大人にならざるを得なかったとして、この台詞ですよ。
周囲が独立した大人として認めてくれるくらいに、甘えずにひとりで必死に頑張ってきた晴仁の姿が見えるよう。だけど「ほんとはそんなに強くないんだよ」という思いが漏れ出たような、この一言が心に引っかかって。
ああ、いろいろ言いたいのにもう900字超えてしまった…。
そうそう、ハーフアップの件、桜次郎です。
ちょっとハーフっぽい見た目で、平均的な日本人よりも細くて柔らかそうな外国の髪質風のハーフアップやお団子スタイル、ポニテなどが拝めます。
そんなイケメンが、自分を拾って受け入れてくれた相手に対して、一途に思いを募らせる。
「素敵」以外に何が言えましょうか。
「熱」の使い方も素晴らしくて。
拾われたときに、抱きしめられて背中に感じた晴仁の手の熱。
その熱が背中から心臓に移ったという表現も秀逸だし、陽射しの暑さや倉庫のうだるような熱気、そういうところにつなげていくのも巧い。
晴仁がじいさんから引き継いだ「直せない何か」も良い。
それが結局何なのか分からないのも良い。
というわけで言い足りない!けど文字数制限かかりそう!
バディ感、映画っぽい情景、日常の中の非日常みたいな生き方をする人たち、イケメン。
こういうものが好きな方は読むべし!です!
上田アキ先生を遡って読んでます。
上田先生の絵柄と作風に完全にハマっているので、初連載作品のこちらも好きでした。
若干ファンタジーの感があるなと思っていたら、上田先生ご本人もあとがきで書かれていました。その名残からなのか、リアリティがブレていた気がする。
桜次郎の家族修復シーンはよくわからないままスピード解決したし、説明不足ご都合主義な点が多い。
でも、やっぱり上田先生好きです!
晴仁さん28歳よりもっと上に見えるよ。
読み返すうちに評価上がるという感想を見かけて、そうなるといいなと思いつつの萌。
※電子書籍 ebook/ 白抜き カバー裏・裏表紙あり
ロボ耳太郎くんの「すごい勢いで性癖に刺さるBLをオススメしていくスレッド」でオススメされた作品です。
私の依頼内容は「感情が細やか&丁寧に描いていて、どこか切なくキュンとする作品。(エロはなくてもいい)」でした。
好きな作家さんは、宮本佳野さん、三田織さん、雁須磨子さん、紺野けい子さん、麻生ミツ晃さんを挙げました。
因みにこちらの作品は既読でした。
私の記憶の中では
・「壊れてしまったからいらない」と人間の回収を頼むサイコ夫婦の存在が胸糞だった
・受けの桜次郎がしっかりとした体躯の美青年で、下手すると攻めよりも背が高くてそこがツボだった
・墓参りの後のキスからの二人の絡みの熱量が素晴らしくて劇萌え!!!
というのが残っていたのだけど、久しぶりに読み返してみてびーっっくり!!
受け攻め逆で覚えていました………。
私の記憶力ってほんとポンコツだなぁ。。。。
でも桜次郎が攻めだったからといって減点ポイントには全くなりません。
訳あり青年と、どこか飄々としつつも包容力のある年上受けという組み合わせ、それはそれでおいしい。
今回、再読して気づいたのは晴仁の眼差しの暖かさでした。
世間からするとただのゴミを、再び人の役にたって喜んでくれれば俺も嬉しいからとコツコツ直していく晴仁。
世間一般からすると価値が無いと言われる物ですら見捨てない優しさが晴仁の眼差しには宿っていて、そんな彼の様子を側でいつも見聞きしている桜次郎が、「いつかオレのことも直してくれるのかな」と淡い期待を抱くようになっていくところが、とても切なくて好きです。
海辺の町の雰囲気が良く出ている作品だと思います。
空が広くて、ざわざわとした風が潮の香りを運んできて、どこかのんびりとしている…そんな感じ。
二人の息子を廃品扱いして捨てちゃうようなぶっ壊れた親父があっさり改心しちゃったり、晴仁がずっと直せなかった品を素人の筈の桜次郎が直せちゃったりというちょいご都合主義っぽいところがあるので、神評価には至らないのですが、それでもお互いこの相手でないとダメだったんだと思える二人という組み合わせがとても良いし、お互い求めあってる気持ちが爆発したかのような熱量のあるキスシーンからの流れが何度読んでもいいなぁって思います。
そしてラストは本当に晴れやかです。
誌面にはためく風の雰囲気を感じながら読み進めていくと、いつしか自分の心の中の湿った部分がさっぱり乾いて、輝くお日様の香りを吸い込んでいるような、そんな気持ちになれる作品だと思います。
まず表紙がすっごい好き!(装丁:kotoyo design)
心ときめく色使いとデザイン!紙で持ってたら確実に面出しで飾るやつ。
電子で買うなら他のストアに比べてかなり良い画質で手に入るebjがオススメです。
他ストアのものは画質をだいぶん落としてある…なんでなのかしら。
ちょこちょこ読み返す大好きな作品です。
心がゆっくりとほどけていくようなカタルシス系のお話。
読んだ後に表紙を改めて眺めると、刺さるような青の綺麗さがますます引き立ちます。
カモメが飛んでるような海辺の町で廃品回収業を営む晴仁(ハレさん)は、壊れたモノを魔法のようにパパッとなんでも直しちゃう職人系イケメン。
そんなハレさんの傍らで事務面をサポートするのは美形イケメンの桜次郎。
2人とも何やらワケありそうな雰囲気を漂わせながら始まるお話です。
本ストーリー、なかなかの変化球で展開していきます。
まず1話目で「壊れて不要になったから回収してください」って車椅子の子供が連れてこられてギョッとしてしまうのですが、作者の描くお話を読んでいると感じ取れるこの作家様の感受性の高さで持ってして世の中を見るとこんな風に見えてるのかもなと思うところもあり、そう思いながら読み進めていくと印象は結構変わるのです。描かれているものの純粋さがぐぐっと一気に引き立つというか、ハッとさせられるというか。
このお話の中では壊れてる人達が分かりやすく壊れてるし、お前らの方が壊れてるんだってガツンと言われてるからスカッとするけど、現実はそうはいかないと思うし、人から勝手に不良品のレッテル貼られて人生を終えてしまう人たちの方が多いと思うから。
ハレさんと桜次郎が綺麗な青空の下でちゃんと笑っているのが嬉しくて幸せな気持ちになれます。
お話のタイプとしては近刊の「舌先に夜明けの味」と同系統かなと思います。
何でも直せちゃうハレさんが唯一何年も直せなかったあるモノがあって、それを桜次郎がいじったのをきっかけにハレさんはついに直せてしまう。
1人では何年かけても無理だったことが2人でなら。そんなお話なんだけど、「舌先に夜明けの味」を申し訳ないながらも物足りなく感じてしまったのはきっとこちらを先に読んでいたからだろうなと思っています。
好きなカップルが多い上田さんの作品の中でも特に大好きな2人。
Cannaさんが50号記念号に後日談載っけてくれたの嬉しかったけど、もっともっとこの2人のお話が読みたいなぁ。
↑の後日談(7ページ)は電子版本誌(500円)と分冊版(200円)で今でも読めます。
分冊版は「オリジナルボーイズラブアンソロジーCanna Vol.50号記念スペシャルショート【翌朝】3」というタイトルのものです。
【電子】ebj版:修正白抜き、カバー下○、裏表紙○
廃品回収される俺的な帯の煽りで、
ファンタジー的な話なのかと思って読み始めたわけですが
上田さんらしい日常を描いたお話でした。
今回もラストに思わずキュンが止まらなかった。
いつもなのですが、
攻守二人のパワーバランスが同じくらいなのがいいです。
拾われてきたときの話。
いつまでもいいのか、捨てられないのか、いてもいいのか。
迷い葛藤から幾年。
壊れていたもの。
壊れていなかったもの。
それぞれ囚われていたもの。
その後のイチャイチャ具合含めて満足の一冊。
「その後初めて最後までした」のひとコマが何気にツボ。
もう少し二人で年を重ねた先が読んでみたい。