条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
付き合ってくれるの? 僕のしたいことに
kokoro wo korosu houhou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
まず間違いなく人を選ぶ作品です。
義兄弟同士、性へのトラウマ、様々な偏見、親子関係の捻れetc…
そのどれもが不思議と間近に感じ、ストーリーに引き込まれます。
重たく決して幸せな話ではないですが、それでもこの作品を知ってほしいと思いレビューしました。
触れるタイミングや積み上げてきた人生経験によっても共感する部分や感想が大きく変わると思います。
勢いを増しながら嵐のように展開する物語。
最後まで読んで、これは愛の話だったんだと思えました。
兄弟ものウェーイ(ノ´∀`*)
そんなノリで読み始めてしまったから
思いの外重くて殺伐としてて
ぐふぅな展開にショボボンです。
義兄弟かよ、なんの問題もないじゃん、ヒャフー
なんて読み始めた私に腹パン。
親の再婚で10歳下の弟ができた
見た目もさることながら、他に懐かないコが
自分だけに懐いてくれるとか可愛さマンパワー
そんなふうに思ってた
数年の時がながれて、少し大人になった天使は。。。
他人からしたら好意
でもそれを向けられる側からも好意として映るかは
向けられた側にしかわからんよね。
たしかにねと
幼い頃からさらされてきた無意識の好意は
不快、嫌悪という気持ちを増長させる
ただ唯一を除いて
思春期だからてのもあるんだろうけど
気持ちのやり場がわからなくて
暴走してる感もあるなーと思いつつ
わけのわからんまま、その暴走に巻き込まれる兄も
なかなかにメンタルを削られていく
ポケポケBL読みすぎて
こういうハード系の感情あるの忘れてた
最後にハピエンなら問題ないなと思いつつ
やっぱりしんどいよなぁ
試しに買って読んだら大ヒットで、一気に全巻読んでしまいました。
義理のお兄さんに劣情を抱く義弟…一見人見知り風の可愛い高校生美少年演じてますが、その心は真っ黒だったりします。
そんな彼の一筋の光が義理のお兄さんでして、
本当にお兄さんにたいしては異常なくらいの執着を示すんですよね。
義兄と義弟の防波堤が決壊するともうなしくずしで
義弟の攻めに翻弄される義兄…
義兄の心が静かに壊れていく様子が描かれています。
そんな義兄には憧れの先輩がいて、彼の心のよりどころになっていたんです。
三角関係と静かに壊れていく心の描写がとても上手く描かれていると思います。
とりあえず一巻読んでみてください。
重たいストーリー好きなら刺さると思います。
義弟×義兄ですが両親の再婚で兄弟になったので実の兄弟ではありません。
義兄弟とはいえ兄弟物には嫌悪感あるのですが、引き込まれてしまいました。
すごく面白くて最後まで一気に読んでしまいましたが、私はどうしても光くんを好きになれないし、最初に読んだときは最後まで嫌いでした( ;∀;)
当て馬の先輩が格好良くて良い人すぎるんですよね。最後はこっちとくっついてハピエンかなと思っていたら最終巻でどんでん返しがあり、びっくりしました。
カシオ先生の中でもダーク寄りの作品。
というのも、攻めの執着がすごい…。
親同士の再婚で義兄弟になった二人。
受けは平凡そうな感じですが、義弟が受けにだけ懐く美形。
でも義弟も美形ゆえに大変なんだな…というエピソードもあり、どちらか一方に感情が傾かずとても良かったです。
視点が交差する良さは、どちらの気持ちも垣間見れるところ。
それ故にすれ違ってしまう時のもどかしさが味わえます。
義弟の光は兄である春樹しか見ておらず、子供っぽいといえばそうなのかもしれません。
この人さえいれば…と盲目になり、本意ではないことを仕出かして自滅して落ち込み…と不器用な思いをしています。
春樹も断れない性格をしていて、戸惑いを感じながらも光に流されてしまう…。
この上手くいかずモヤっとした感じも良かったです。
まだ一巻では全貌が見えないので、続巻が気になるところです。
とはいえ、雰囲気や方向性は少しだけ分かるので、気になる方にはまずは一巻!オススメです。
キャンペーンで恋愛談義を読んで、こちらも読み返したからレビュー。
全体の感想は好き嫌いは別にして、一度は読んで欲しい作品。
内容紹介にあるのでネタバレセーフのつもりですが一応下げます。
義兄弟とはいえ近親相姦と脅しによる肉体関係が精神に与えるダメージ。それらがこの巻に容赦なく描かれています。
これだけで充分読む価値がある。
両親が帰宅する日、春樹の
「俺が我慢すれば~」こういう思考になるのも理解しやすい。
逆に光に関しては理解しづらい。
人嫌いな性格はわかりますしモノローグもありますが、もっと決定的な描写があってよかった気がします。
春樹にだけ執着する理由はありますが、情欲を伴うようになる流れがなく唐突に感じました。
絵についても少し。
一般作品の探偵ものに比べて非常に不安定。これは多分本当に美しく描くとテーマに反する。もしくは内面の表出かも。
評価は絶望がよく描けていてそれだけで神。
もともと長期連載が約束されていたのでしょうか?大方の作品がコンパクトに収めるであろうところがかなり時間とって長く描かれているので、この1巻でさしたる中身がないような印象になってしまいました。まだまだ光の本心も謎が多い。
ちるちるでの評価も神が多いながら結構ばらけてますね。タイトルと義兄弟の設定から、この類の作品が好きな層に読者が絞られてるせいかも。今のところはこの設定に興味がある人、あるいはカシオ先生が特別好きな方にオススメって印象です。
続きも読みます。
無理矢理モノ苦手なのに、また内容確認せずに買ってしまった_| ̄|○ 私はアホだ。
義弟の光に無理矢理キスされて身体をなでまわされたのに「俺はきっと間違えたんだ」「ちゃんと向き合いたい」と思う兄・春樹よ、そもそもその考えが間違っていたと思うぞw と余計なツッコミを入れてしまうw
で、いらんことされそうな雰囲気満々なのに気付くのが遅すぎた春樹。
春樹が光にあそこまでされて流されず病むの、倫理観はちゃんとしているよね。さすが弁護士事務所勤務(そこ?)
これまで読んだ兄弟ものが1巻完結だったからか、イケナイ関係をあっさり受け入れるのがほとんどで。
春樹くらい抵抗感ある方が共感はできる。
ま、全4巻だからすぐに受け入れたらその先が続かないのかもだけど。
にしても、属性が「標準的」なのは違うんでないかい?と思うのですがw
話それますが、BL界においては近親相姦はタブーではないのでしょうか(本作は血縁関係ではないけれど)。
普通に血のつながった兄弟BLがあり最初すごく驚いた。
男同士だから妊娠しないから、タブーではないとの認識なんでしょうか(腐歴浅い者の素朴な疑問)。
話戻しますが…
病んでいる顔が怖いです。
怖くないと病んでいるように見えないからかもですが。
絵が安定していないように感じる。
わざとなのか。
その方が病んで見えるからなのか。
その点についても、2巻以降変化があるか見ていきたいです。
あ、あと、英先輩が気になる。
今後いい働きをするのかしら。
そこが楽しみw
※評価としては、趣味じゃない、ですが内容を確認せずに買った私が悪いので、中立です。
いや、話はすごい続きも気になるし、もう設定が闇堕ち兄弟BLだったので、あぁ好き〜!となって買ったんですが、えぇ…?
光の行動があまり中学生と感じられず、せめて高校生、。
まぁ年齢にそぐわないことをしてるので異常なんでしょうが、あんまり光がそこまで春樹に依存するほどの魅力も春樹に感じられず…もやもやです。
でも続きは気になるので買うことにします。
人の闇がまた他の人の闇をつくっていく連鎖、不安定な絵柄と内容がマッチしていてゾッとしながら読みました。(4巻まで読みました)
この作品には初めから悪い人間が出てきません(コマの外にはいるかもしれませんが)。
義兄に異常な執着愛のある光も、小さい時の可愛かった描写で、どれだけ周りの毒に歪められたのかがわかります。
言動に納得がいくものばかりではなく、逃げられるのに何故か逃げられない兄春樹に、疑問と腹だたしさを持ちつつ、読み終えれば彼らにしか知り得ない離れ難い感情があったのだろうな、と思いました。
今更ながらに拝見させていただきレビューさせていただきます。
過去の経験から義兄にしか感情と興味を持てない美少年の義弟によって正常だったお兄さんが壊されていくお話ですが語彙力がなくなるほど美しくて綺麗です。
これこそが愛と人間らしさなのだと思います。
憎まれることでさえ愛を感じてしまう義弟の執着心が恐ろしくもありとても切なく何度も涙しました。
それは執着心をぶつけられる兄から見ても可哀想だと思うほどに。
可哀想という気持ちが
”僕を好きになってしまったばかりに”と罪の意識に変わり
お兄さんも義弟から離れられない。
他人が割り込む隙間も常識すらもない二人の世界には言葉も出なくなります。
読み終えた後、本を閉じてしばらく虚無感に浸って動けませんでした。
この感覚を是非味わってほしいです。
読後になんとも言えない気持ちになるこの作品が大好きです。
多分好き嫌いはっきり分かれる作品の中の一つではないでしょうか。
この作品では蔑ろにされがちなメインCP以外の人々の物語がしっかりと描かれているのがとても良かったかな。
逆にしっかり描かれてしまっているが故、苦しさが増しているというか。
愛で繋がった家族が愛で壊されていく切なさが、とてもとても苦しくて、軽い気持ちで読み始めてしまうと後悔するかもしれません。
ですが一度読み始めたら先が気になってしまうのも確かでしょう。
本当にぐちゃぐちゃでカオスで、それでも美しいと思ってしまうような作品です。
死ぬほどこの作品が大好きです。
これまで読んできた中で一番好きです。
春樹さんは壊されれば壊されるほど美しくなります。妖艶で危うくなっていくんです。
巻を追うごとに魅力が増す春樹さんを是非見てほしいです。
まだまだ序盤という感じで、今のところ病んだ義兄弟ものの王道的展開なので萌評価に留めましたが、これからハマれそうな期待は大いに持てる作品でした。弟の光の目がたまらなくイイですね。気弱なウサギのような瞳の時と、真っ暗な洞穴のような不気味さを孕んで相手を射抜く瞳の時とのギャップにやられました。
ある程度物心がついてからできた兄という新しい存在は、容姿にコンプレックスを持ち他人との馴れ合いに抵抗感のある光が依存するには十分だった。特に男であったことが大きいんでしょうね。女に良い印象のない光ですから、もし姉であったらこうはならなかったでしょう。女のような下心もなく、義兄弟になるにあたって自分に懐いて欲しいという健全で好意的なベクトルを最初から持っている春樹は、光にとって格好の餌食だったのかなと思いました。
光にきちんと向き合いたい、彼に心を閉ざされたくないという一心で、光に身を任せるしかなかった春樹。結局体まで許してしまえたのは、やはり彼にとっても光はまだまだ他人という枠に留まっているからですかね。一人っ子で年の離れた兄弟との付き合い方に戸惑っている春樹に付け込むのは、光には容易いことだった。職場の先輩である英の存在が、ぎりぎりのところで壊れそうな春樹をまだ支えてくれているので、今後彼がどう影響してくるかも見所ですね。もっと壊れていく光と春樹を見たいと思いました。
親の再婚で義理の兄弟ものですね。年の差は10歳で弟が13才の時です。
美しい天使のような弟光。義兄の春樹にだけなつく可愛い義弟だったのですが…。
光の境遇は気の毒ですが友達なら作っても良かったのでは?そしたらここまでこじらせなかったんじゃないかな?
小学校からの女子の攻撃?アピールに参って男子校に行ったら若い女性教師からターゲットにされて。
しかもクラスメイトで友達の振りをしてた人の彼女から告白されちゃって。
追い詰められます。
美しいのが罪なのか!なぜここまで光が。
春樹は光にとって唯一の存在だったのですね。
光が成長するにつれて恋愛感情?を持つように。それとも捌け口?
なかなか卑劣なことをします。春樹も徹底的に光を拒めずとうとう最後まで。
春樹もどんどん追い詰められやつれていきます。
英先輩が救ってくれたら、相談してみなよ!と何度も思いました。
もう兄弟二人とも心が死にそうです。
光が幼い故の暴走と春樹への執着に可哀想とはおもうけど共感できず。
むしろ春樹に感情移入してしまって。主人公は光かと思ったら二人なのかな。
ダークで痛くて重くて辛くて、深い話だと思うのですが萌えにはならず。
表紙絵の美しさにつられて、2巻同時購入してしまいました。
せめて先にここのレビューを読んでおけばよかったと、今更ながらに後悔しております(泣)。
血の繋がっていない義理の兄弟だし、兄弟ものでも別にそこは気にならないのですが…、攻めが受けに執着する理由がまだ見えてこないし、今のところヤンデレの攻めがただただ怖いだけです。
2巻同時に買っちゃったから一応次も読みますが、買ったのが1巻だけなら、確実にここで読むのをやめてしまっていたと思います。
この作品で始めてカシオさんという作家さんを知り、この作品を読んだことでカシオさんのファンになりました。
最終巻まで読みましたが、個人的にはめちゃくちゃ大好きな神作品です。
親の再婚で義兄弟となった、春樹と10歳下の光。
初めて2人が出会ったのは、光が13歳の時。
人並み外れた美しさを持つ光は、それゆえに異性から過度の期待を押し付けられ、セクハラ紛いの扱いを受け続けたことで、周りから一切の心を閉ざしていました。
そんな光が、義理の兄・春樹のことだけはすぐに慕うようになります。
誰にも懐かない義弟が、自分にだけは懐き、微笑み、くっついてくる。自分より他の人と仲良くしていると、やきもちを焼く。けど名前を呼べば、パッと顔が明るくなる。
そんな光のことを春樹も可愛く思います。
幸せな、新しい家庭。
けれど、光だけは、普通の幸せなんて持てなかったんです。
その美しさゆえに、光の気持ちなどお構いなしに視線を、劣情を押し付けられる。異性からは性の対象、同性は近づいてこない。
幼い頃からそんな扱いを受けていたら、性格も歪んでいきますよね…。
春樹の前以外では、光には喜怒哀楽がほとんどありません。感情が欠落しているように。
全てを諦めているのです。勝手に興味を持たれ、期待に塗れた眼で、関わろうとしてくる。自分の存在が、周りを掻き回し誰かを傷付ける。
だから光からは決して誰とも関わろうとしないし、関わろうとしてくる人間も遮断するのです。
そんな光が、どうして春樹にだけは心を開くのか?
それは、最終巻で明らかになるのですが…
この時点ではまだ、疑問に思われる方が多いかもですね。そこは、最終巻のお楽しみですね…!
圧倒的美少年の光に比べたら、春樹は地味で平凡な青年なのですが、とにかくとても優しいのです。
その微笑みからも、優しさとか穏やかさとか、人の良さが滲み出ているような。
13歳だった光が高校生になり、物語は大きく動き出します。
ずっと、心の中にあった春樹への気持ちが、学校であったある出来事をキッカケに、溢れてとめられなくなったあの雨の日。
けれど、光はギリギリで思いとどまるんです。
そして春樹を遠ざけようとします。
もし、ここで、春樹も光から距離を置いたら、この先の悲劇にも似た物語は始まらなかったかもしれません。
でも、春樹はそんな光を放っておけなかったんですよね…。
光が何かを抱えているのなら、話を聞いて力になりたかったし、今手を伸ばさなきゃ、光を見失ってしまいそうで。
この時の春樹の優しさに、光は徹底的につけ込みます。悪気なんてなく。
帯の煽りがしっくりきます。
"天使の顔で所業は魔物"
読んでいても時々、光が悪魔のように思えます。とても綺麗な悪魔。
春樹が拒んでも、泣いても、逃げようとしても、あの手この手で逃げ場所を封じて、体を奪います。
春樹がとてつもなく可哀想です。
ゲイでもないのに、可愛がっていた義弟に無理矢理に犯される。
体の痛みも心の痛みも、きっと尋常じゃないはず。
穏やに微笑んでいた序盤の春樹の面影は消え、ストーリーが進むにつれてどんどん影を帯びていき、彼が少しずつ壊れていくのが分かります。
けれどそんな様が、胸が痛むのに目が離せない。
影を帯びていく春樹が、どこか美しいんです…。
今まで、口だけで止まっていた光の欲望がとうとう、後ろにまで伸ばされた時の春樹が、春樹の大きく見開かれた瞳から溢れ出る涙が、綺麗で…
痛々しいのに、でもそこが、"初めて"だということをリアルに強調していて、春樹の、痛み、苦しみ、喪失感、虚無感が強く伝わってきて、とても引き込まれるシーンなんですよね…
そのあとの、強引に襲ったくせに心配して慌てふためく光に向けられた春樹の虚ろな目と、その思い。
なんだか…ゾクゾクとします。
当初、優しい印象ばかり強かった春樹が、段々と怒りや蔑みや諦めや、負の感情を纏っていく様が本当に、読み応えがあるのです。
そして、英(はなぶさ)先輩。
春樹の大学時代からの先輩で、今は法律事務所で春樹の上司(と言うか所長)として共に働いています。
この人…私はすっごい好きです。
飄々としていてるけど根は真面目で、優しくて聡明で、基本的に男らしいし、イケメン。笑
英さんはゲイではありません。けれど、様子がおかしくなっていく春樹を、ただの部下以上に気にかけます。
光に犯され、心身ともにボロボロの春樹が、元気づけようとする英さんに誘われて2人で飲みに行く場面があるのですが、ここのくだりも凄く良いです。
礼儀正しかった春樹が見せるギャップ、英さんの優しさ男らしさ、2人の魅力が爆発してると思います。
この1巻では、光が春樹への劣情を形にして無理矢理犯し、それで穏やかだった春樹が少しずつ壊れていき、けれど英さんという存在に微かな救いを見出す…?というところで再び光に直面して…というところまでが描かれています。
私の最推しは春樹です。
光も英さんもとっても魅力的ですが、レビュー中でも何度も書いていてくどいかもしれないですが、壊れていく春樹が、しんどいくらい好きです( ; ; )
巻を追うに連れて魅力が増すばかりなんですよ…
色気が凄くて…。
あ…あと、光が現在高校生なので15〜6歳だと想定できますが、そうなると春樹さんは25〜6歳。この、春樹さんの、若いんだけど若すぎない絶妙な年齢と、その春樹さんのこと好きで無理矢理犯す高校生っていう年齢設定だけでもだいぶ萌えるんですけど私だけでしょうか…
ちなみに英先輩と春樹は3歳差。30手前の男の人って色気ありますよね…うわーこっちも萌える…!
1巻を読んだ時点で、すごい…!面白い…!と既に神評価でしたが、最終巻まで読むとまた、感無量です。更に更に好きになりました。
神評価より上がないのが残念なくらい。
この作品に出会って以来、カシオさんの作品を集め始めましたが、素晴らしい作品が多い中でもやはりこの作品がNo.1です。
題名に惹かれて購入しました。心を殺す方法、とはとても上手く考えたなと思いました。
初読み作家さんです。あらすじを読まずに購入しました。絵柄は正直好みではありません。しかし、ストーリーに引き込まれます。
心を殺す方法なので、最初は弟が義理の兄に恋をして、でも男同士、義理といっても兄弟・・だから叶わないから恋心を殺していくのかと思いました。
そしたら全然違いましたね。私の想像を遥かに超えてました。
執着。私は大好きです。攻めが執着して執着して、受けを自分のモノにするという展開は大好きです。しかし・・これはどうだろう。
大好きな設定だけど、むむむ。
心が痛い。
受けの春樹が攻めの光を好きじゃないからかな。一方的だからか、読むのが少し辛い。けれど、2人がどうなるのか気になるから読んでしまう。
最初の方のシーンで2人とも黒い服を着てるので、喪服だと思いますが、とても印象的です。光が横目で春樹を見る。一方の春樹は光の視線に気づいてるいるのかいないのか、視線を外し目をつむる。2人の関係性を上手く表現していると思います。このイラスト?ページが1番好きです。
弁護士事務所で働く春樹と、中学生の光は、親の再婚で義兄弟になった。
春樹は10歳離れた美少年の光が自分だけに懐いているのがかわいく、頼られたら力になりたいと思っていた。高校生になった光は下心で近づいてくる女たちを軽蔑し、友達を作ろうともしない冷酷な裏の顔があり、春樹の兄としての気持ちを利用して性欲を満たし、脅して関係を続けていく…
人見知りというより人嫌いな光が、なぜ春樹にだけは最初から好意的で懐いていたのかがわからない。
美形なことが原因でトラウマ的なものがあるのかもしれないけれど、「自分の存在が他人を不幸にするから、心を殺す」とまで思いつめているのも理由がよくわからない。
理由があれば脅しや暴力を許せるわけではないけれど、義兄を犯し続けるには、それなりの理由がないと心情に共感できないし、ラブストーリーとして成り立たせるのは難しい気がする。
ダークな終わり方をするBLがあっても良いと思う。でもダークであればこそ、読み手を納得させるだけの理由づけが大事だと思う。
初読みの作家さんでした。もしかしたら、わざとこういう絵柄の人なのか分かりませんが、カラダの描き方が気持ち悪くて苦手でした。全身絵は10頭身位あるし、ジブリの巨神兵みたいな体格が気になってしまって、集中して読めませんでした。ぐにゃぐにゃニョロニョロしてて全体的に絵は下手だな…という印象です。
話は義理の兄弟で
美形の弟×兄の、弟→兄で執着ものです。内容は凄く好みな感じなので、どうしても絵がもう少し上手だったらな…と思ってしまい、勿体ないです。
義兄の心情に感情移入するも美しさで人の幸せを奪っていく悲しい弟にまた同情してしまい、重苦しいテーマなのに心が沸いてついつい読んでその重さと緊迫感にエネルギーを消費して脱力してしまう。
読者すらも巻き込むこの漫画の悪循環はとても楽しいです。
早く続きが出てほしいです。
カシオさんの絵柄がちょっと苦手で。いや、ごめんなさい。でもあらすじを拝見して、面白そうだなと思って手に取ってみました。
読み始めたとき、
美しすぎるビジュアルを持つばかりに子どもの時から異性から性的な目で見られて、それゆえに他人に心を閉ざしてしまった弟くんが、親の結婚によって得た義理のお兄ちゃんによって精神的に救われ成長する話。
かと思ったんです。
いや~、全然違いましたね。
兄に並々ならぬ執着心を持つ光(弟)。
自分にだけ懐く弟を可愛いと思っていたらレイプまでされてしまう春樹(兄)。
もしかしたら読み手を選ぶ作品かな、と思います。甘い話ではないし、ハピエンが想像しにくい。
光が、なぜそこまで春樹に固執するのかが分かりにくい。けれど、それがかえって光の異常性っていうのかな、ホラーチックな怖さが増して面白かった。
一方の春樹も。
父親の幸せを壊したくない、他人に心を閉ざしてしまっている光を助けてあげたい。
そういう親切心があだになってどんどん追い込まれていく。
面白かった。すんごい面白かった。
って言ったら春樹が気の毒なんだけど。
2巻まで読んで、1巻の冒頭を読むと、これまたなんとも意味深。
冒頭のシーンは。喪服だよね。そして、二人とも年齢を重ねている。
ずっとずっと光は春樹だけを求めてたんだろうか。
どんな未来が二人を待ち受けているのか、続きが気になります。
2巻同時発売、というのがどうしてなんだろうな、と思いつつ買いましたが、読み進めて納得でした。なるほど~、きっと3巻の表紙は彼かな、みたいな…。
義兄弟モノのよさをどこに感じられるかによって、この作品は読んだほうがいいかそうでないかが違ってきます。
義兄弟という関係に伴ってくる背徳感、重さ、虐げられる受に萌えられつつ、そんな受を誰かが救ってくれるハッピーエンドを望んでいるような人向けだと思います。
(続巻なので、結末はまだわかりませんが、ただただ暗い、重い、救いのない話を求めている人向けではないような感じを受けました)
とにかく2巻まで読みすすめてもらって、そのあと続きが読みたいと思うか、そうでないかは分かれる作品だと思います。
私は3巻を早く読みたいです。続きがとても気になります。
結末によって評価は変わると思うので、まだこの時点では★3とさせてもらいました。
今のところまだ光が春樹に抱く感情が純粋に恋心なのかどうなのかわかりづらいです。人目を引くほどの美少年なばかりに周りとの距離をおく光に同情しそうにもなるのですが、弟ができたと純粋に愛しく思う春樹の気持ちを考えると、光の春樹に対するやり方に怒りを覚えます。一巻の最後では、春樹の心を壊してしまい、光自身もどうしていいかわからないようになってしまうのですが、気になる続きは二巻ですね。
美少年好きの私としては、美少年は何をやっても許してしまい勝ちなんですが、春樹があまりにいいお兄さんで職場で弟のことを天使みたいだと語る様子や両親の前でもみんなと仲良くなろうと気を使っているところなどを見てしまうと、光はどうしてもう少し違うアプローチで距離を縮められないかなと悲しくなりますね。自分の気持ちばかりになってしまうのが若さゆえなんでしょうけど、今のところ春樹がかわいそうでしかたありません。
美しい容姿であるがゆえに
周りから望みもしない熱のこもった目で見られ続け
本音を晒せる相手もいない光。
13歳の時に母が再婚し、10歳年上の春樹が兄になり
その春樹だけがなんの含みも無い優しさで包んでくれ
いつしか恋心に変わります。
光が懐いてくれることに
くすぐったいような喜びを覚えた春樹ですが、
光が高校生になった頃、雨に濡れたまま
思いつめたような様子の光に突然キスをされ…。
綺麗だから、逆に嫌な思いしかしない光が可哀想でした。
友達が出来そうだったのに、その彼女が自分に告白してきて
自分は何もしていなくても存在だけで
第三者を傷つけるような状態になるとか
普通ならやりきれなくなりますよね…。
でも光は春樹だけが大事で
春樹さえ手に入れられれば幸せなのです。
雨の日のキスを境に、自分を避ける光が気になって
ちゃんと向き合わなくてはいけないと
両親が別荘へ二週間滞在する間実家に戻り
(春樹は普段アパート暮らし)
光の手に堕とされ、動画を撮ったと脅され
行為を強要されてしまうまでに関係は悪化。
優しくしたのがいけなかったのか、
好きになったのがいけなかったのか。
どちらも決して悪いことではないはずなのに
春樹を追いつめてしまう光と
自分さえ我慢していればいいんだろうと
心を閉ざしていく春樹…。
他になにもいらないからと欲望をぶつけるのは
春樹も同じように想ってくれているのなら問題ありませんが、
光が自分を都合のいい性欲処理に使っていると勘違いさせるほど
春樹の気持ちを考えられなかったのは
若さだけでは片づけられない切羽詰まった情動だったのでしょう。
体調を崩してしまうほどに憔悴した春樹が気の毒でした。
弟が出来て嬉しかっただけなのに。
裏切られた憎しみと悲しみが、これからどこへ向かうのか。
私はハッピーエンドな義兄弟(弟×兄)ものに慣れてしまって
ある意味麻痺していたせいもあるのか
重みがずっしりのしかかってくるような作品です。
2巻で少しでも春樹の気持ちが和らいでくれるといいのですが…。