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ichiban tooi hoshi
最遥远的那颗星
秋平先生の新刊、楽しみにしていました。期待を裏切らない、ほんとに素敵なお話でした。
海老原(受け)は大学在学中に後輩である貝森(攻め)に告白されましたが、ゲイであることを隠すためとっさに嘘をつき、同性は無理と断ってしまいます。それから何年も貝森は好きな気持ちを隠さずに、海老原に接し続けてきました。いつのまにか貝森のことを好きになっていた海老原は悩むのですが…。
読んでいるこちら側はふたりが想いあってるのが判るから、やきもきしちゃうんだけど、それがいい!
お互いを想う気持ち、届かない思い、すれ違う切なさ、日常のほっとするような場面。一コマ一コマ伝わってきて、きゅーんってなります。
貝森はとにかくいい男です。
想いが通じ合っても、エッチが怖い海老原のために一年たっても挿入はしません。
しばらくは兜合わせだけの触れ合いなのですが、貝森は海老原が可愛いから一生これでもいいかとか思っちゃう。海老原のこと好き過ぎです。笑
こんな感じなので、初挿入のおねだりはまさかの海老原からでした。あんなに怖がっていたのに、いれてってなっちゃう。うん、可愛い。
指を入れる時は海老原に「変顔みてて」と話しかけ、笑った隙に入れて「おめでとう」と声をかけます。すごくエロい場面ではないのにドキドキしました。
溺愛わんこ貝森とツンデレ可愛い海老原をぜひ堪能してほしいです。
学生時代からつきあいがある 社会人同士の恋のお話。
後輩の貝森君は海老原(エビさん)のことを好きだと言って ずっと一途に慕ってくれています。かれこれ5年。
エビさんは、常に傍らにいる貝森君をいつの間にか好きになっていました。
けれど 気持ちを伝える勇気が出ません。初めてつきあった彼氏とのHがうまくいかず、それが原因でにフラれた過去が尾を引いていたから...。
エビさん、貝森君と恋人同士になったとしても またHで失敗してフラれたらどうしよう という不安から、学生時代にお世話になった塾の先生と致して 慣れておこうという考えに及びます。
先生と、というのは たまたま偶然だったのですが、理由はどうであれ、好きでもない相手とHしようとしていた事実を聞かされた時の貝森君の顔... 表情...。
(なに下向いてんの! 自分がどんだけ貝森君を傷つけたか 自分の目でよく見てみなさい‼ と エビさんの首根っこ掴んで顔を上げさせたくなるシーンです。)
自分はエビさんに愛されていた という事実と、エビさんが他の人とHしようとしていた という事実を同時に聞かされた貝森君ですが、愛されていた嬉しさより やはりエビさんが他の人とHしようとしていた衝撃の方が大きかったワケです。
あまりのショックに よろめきながら出て行ってしまった貝森君を追いかけることもできない、相変わらず自分のことばっかりのエビさんに またまた腹が立ちます。(なんで自分が傷ついたみたいな顔してるんでしょう )
エビさんがお風呂に入っている最中にそっと部屋へ戻り、何事もなかったかのようにDVDを観ている貝森君が本当に優しいです...。
貝森君はエビさんのツラい過去ごと 総て受け入れてくれます。
お互いの気持ちを確かめ合い、晴れて両想いになった二人。
その後は いちゃいちゃラブラブで楽しそうです。
急がず焦らず ゆっくりゆっくり進めてくれた貝森君のおかげで、いくつもの季節を経て Hも成功し ハッピーエンドです。
ああ良かったねぇ~ 貝森君。(エビさんじゃない)
それにしても... 男性特有の考え方なのでしょうか。
学生時代、私の身近にも何人かいましたよ「初めてのHで失敗したら恥ずかしいから、別の人と練習してから本命彼女と~」とか言ってるハタチそこそこ男子。
練習 って...??
好きな子の前で恥をかくことって そこまで嫌ですか、怖いですか。
それに比べたら 愛のないSEXなんて取るに足らないことですか。
練習だからいいんですか。
好きな子が傷ついたり不快に思ったりする事より 自分のプライドの方が大事ですか。
...当時の私には理解不能でした。 今も理解不能です。
同じ理由で 彼女が別の男性と練習してきたと知ったら 男性はどう思うのでしょうか。
自分が可愛い 身勝手で狡い男・エビさんと、温かく 海よりも深い包容力のある優しい貝森君。
ストーリーが好きか嫌いか ではなく、ダメダメなエビさんを見事に描いている 秋平しろ先生のマンガに「神」評価です。
ええ、エビさんみたいなひとは大嫌いです。蹴ってやりたくなります。
エビさんには勿体ない、貝森君の性格の良さも 神レベル。
次回作も とても楽しみです。
今までの秋平さん作品とは違う毛色でした
初めてのセックスが失敗し『出来ないなら居る意味ないじゃん』と手酷く振られたエビさん
貝森に告白され、断り、でも人柄に触れ徐々に好きになり
今更言えないままきちゃった..
それも、ノン気のふりまでしちゃったエビさん
という、結構拗れちゃってる受けです
トラウマになりやすい性格で打たれ弱くて
あぁ もう!となりそうですが、なんかわかる気もして
こういう人いるよねぇ
大人になるまで引きずっちゃって
凄く不器用で弱いんですよね エビさん
対する貝森は打たれ強くタフ
押せば何とかなるかも!と期待を胸にわんこ攻め
貝森がエビさんの分まで素直に言葉にしてくれます
対照的な二人
貝森を好きな気持ちが募り、拗れセックスへのトラウマを払拭して貝森と結ばれたい一心で考えた末まさかの出会い系に手を出すエビさん
おいおい、真面目な人程ネット情報鵜呑みにするよね
でも、駄目でしょ!とドキドキ
手も震えるエビさん 初志貫徹ならず
ホッとしました
偶然にもお相手が元塾の先生だったのも良かった
思い詰めるエビさんを宥めすかしてくれて
そんなこんなでようやく想いを伝えたエビさん
エビさんの出会い系話を聞き悔し涙を流す貝森
そんな貝森と身も心も繋がろうとするエビさん
震えるエビさんの手にキスした貝森が紳士過ぎてトキメキ止まりませんでした
色々勝手だったり破茶滅茶な行動しちゃったエビさんですが、震える手を気にしないでと言った時に、トラウマの深さが滲んでました
エビさんの不可思議な行動はグルグル思考の人ならではで、それを包み込んで愛する貝森には愛らしいとしか思えないのだと思いました
クセのある受けですが、わたしは嫌いじゃないなぁ
ラストのイチャイチャ見てると素直で優しくて可愛い
殻が分厚すぎただけだったんだと思わせてくれる
素敵で甘くて可愛いその後の二人でした
秋平さんの大好きな紳士は年若いわんこ攻め貝森に反映されてたと思います
貝森とエビさんの絶妙な塩梅が可愛い作品でした
秋平さんのラブラブには心からニヤけてしまいました
次のコミックも楽しみ♪
評判やレビューを見て久方ぶりに本屋まで足を運びました。小説ではあるけど最近コミックでは泣いてませんでしたが、これはきました。
なぜなら私自身受けの気持ちとシンクロする部分が多々あり物凄く感情移入させられたからです。
エビちゃんが過去のトラウマから脱したがってもがいてどうしようもなく怖くて前に進めない姿。
悩みが迷いを産んで自分でもどうしたらいいのかもうわかんなくなっちゃう。
貝森に嫌われたくない一心で出会い系サイトで済ませようとするところ。
本命にはガッカリされたくない、振られたくないんですよ。ああ、物凄くわかる。
怖いんですよ、大好きな人が離れていってしまうのが。
気持ちに応えてあげることが出来ないくせに、ずっと傍にいてほしい、そんな自分が嫌いなエビちゃん。
先生も本当にいい人だった。
悩みに悩んでエビちゃんになかなか手が出せない先生が可笑しくて可愛かったです。
結局、最後まではしなかったですが、行為中も手が震えてしまうエビちゃん。
貝森の姿を思い浮かべながら、カレの恋人になるために頑張る姿に切なくて。
貝森も辛いよなぁ。5年もそんな状態なのに…でもやっぱり諦めきれないほどエビちゃんが好きなんだよな。
だから、拒絶してよ、ていうシーン。嫌って拒絶してくれたら諦められるかもしれないっていう貝森の気持ちがまた苦しい!
貝森の、柴犬モードとマジモードのギャップが萌えました。マジモードの貝森、セリフがなくても切なさや辛さが表情に滲み出ていて心臓鷲掴みされました。
もう本当に優しくて優しくて可愛くて、で、マジになるとカッコいいんだから。狡い!
ラブラブの2人は本当に可愛くて可愛くて、なんかずーっと見ていたくなるほど。
もっと見たい。
何が好ましいって、攻がとにかく一途で健気で献身的。
結局なにがあっても受が好きで仕方ないというのを隠さない。
まっすぐな攻がすごく、スゴク、すごく好きなのです((ノェ`*)っ))タシタシ
卒業の時に大学の後輩に好きだと告白される。
ゲイである自分。
受け入れることは可能だったはずなのに
ゲイであることを隠し拒絶。
いつの間にか好きになっている自分を抑え込みひたすら拒絶。
その背景にあったのは・・・
ひたすら葛藤するめんどくさい受と
何があっても結局好きなもんは仕方ないと受を愛し続ける攻。
このせめぎあいがすごくメンドクサイのですが、
そのめんどくささも読み終えてみれば可愛いと思ってしまうから不思議だ。この攻にしこの受。
初Hまでが長かった分お幸せにというところですが
せっかくのところが朝チュンなのが少々残念。
案外性欲強そうな攻にガツンガツンやっていただきたい。
評価が高いのは知っていたのですが
表紙の作画が好みじゃなさすぎて敬遠してた今作。
もっと早くに読めばよかった。
中は思いのほか好みでした。
ほか作品もチェックせねば
緒川千世先生も推薦!
と大きく帯に描かれていてビックリ!
秋平先生の3冊目です。
秋平先生は、絵がシンプルなのに独特の雰囲気が大好きでデビュー作から大ファンです。
今作も独特のほんわかな雰囲気がたっぷり。
今までかわいい受だったのが、今回は受かクールでカッコよく攻めが年下ワンコで凄く新鮮でした!
受の海老さんはどの仕草も色気があって、落ち着いていて、攻めの告白を交わしているクール男子!
でも1人でぐるぐる考えて飛んでもない方向に行くので目が離せず、こうやって恋におちて行ったんだろうなぁ。と攻めの気持ちがとってもわかりました。
後半からいちゃいちゃし始めて思ったより、エロが多かったです。
秋平先生の作品は読んだ後にあったかい気持ちになります。
今回もさーっと全部読めて、読み終わった後の幸福感は半端ないです。
素敵な1冊ありがとうございました。
冒頭から両想いなので、ずっと心がぬくぬくしたまま辛くなるエピソードもなく、どうやって丸く甘く収まるんだろうなあという期待と推移を楽しめる作品です。読んでいてグイグイと引き込まれますね。
なにしろ2人とも一途なのがいい。
受けが攻めとの初めてを失敗したくないからと、頑張って好きな人以外と体験しようと頑張る経緯は、生々しいけど現実的でイタさは感じないし健気さが際立ちます。(先生ほんとにいい人だ。受けがさらっと先生とのことを攻めに暴露しちゃうあたりは、若干びっくりしました。口軽いわあ……)
くっついた後もゆるく幸せそうでほんわかが続きます。
兎にも角にも絵はステキ、キャラは可愛くお話もハッピーで波乱は特にないので安心して読み終えられた良作です!
カバー下も必見!最後までほこほこモコモコします〜
これだけで神!
こんな可愛い男子2人、ほんとにいたらいいなぁ。
ゲイカップルって、すぐにエッチしちゃうイメージがあるけど、そうじゃないお話し。
ピュアなのです。
攻めは5年も片思い。
仕事忙しくてもひたすら受けの部屋に友達として通ってて、好きだよ〜ってシグナルを送り続けてる。
受けは過去のトラウマでエッチができないから、好きなのにほんとの気持ちが告げられない。
エッチできなきゃ相手を幸せにできないって思いこんで、出会い系でやり方をおしえてもらっちゃおうとするあたり、かなり暴走しちゃってます。
それだけトラウマが深くて、攻めに嫌われたくないって気持ちが強いんだよね。
出会い系では結局エッチはできなかったわけだけど、そのことを話したら悔しくて泣いちゃった攻めも可愛かった!
くっついてからも、受けを気遣って挿入しない攻め。それでも全然満足してるっていうのも良いです。
彼氏でいられるだけで幸せ〜って、かわいいこと言ってます。
全体を通して、とにかく健気な2人なのでキュンキュンしっぱなしで大満足でした。そして、描き下ろしでちゃんとエッチができて、さらに大満足!
エッチシーンもかわいくて、とっても幸せな気分になれますよ。
ピュアな気分になりたいとき、何度も読み返してます。
表紙で絵柄が好みじゃないかもな〜と思っていても、ストーリーがしっかりあるBL漫画がお好きな方は一度手に取ってみて欲しいです。
秋平先生の「トワイライト〜無印&+」を読んでから、作家買いすると決めました。
そんなわけで2作品 3冊目の秋平先生です。
今まで読んだ2作品とも、自分のセクシャリティーに悩むキャラクターが出てくるので、そういう方向性のお話が多いのかしら?秋平先生の既巻一通り読んでみます。
エビさん(黒髪 受)がとっても拗らせていて、あまりにも一人で思考の泥沼にハマっているので、イライラする人もいるかもしれない。そこ含めて可愛いのですが。
※電子書籍 ebj/ カバー裏・裏表紙無し 局部描写ほぼ無い為修正無し
真っ直ぐに想いを伝え続ける貝森と自分の気持ちに蓋をし続ける海老原。
微妙な距離を保ったままの"友人関係"を少しずつ変えていくようなお話でした。
過去の恋人とセックスが上手くできなかったことがトラウマになり、恋愛を避けている海老原。
貝森のことが好きだと気付いてからもそれがネックとなり、気持ちに応えられないまま数年…。
正直、そのことだけに囚われすぎでは?と思う部分もありました。エビさん大好きオーラ全開の貝森が、セックスできないだけで離れるわけないのにな、と。
でも貝森のことが好きだからこそ、その不安のループから抜け出せないというのがわかると、もだもだまでキュンとしてしまう不思議。
出会い系での世間って狭いなという展開もありつつ、長年の両片想いを実らせたふたり。貝森が悔し涙を流す姿は胸がギュッとなったけれど、これからの幸せな日々でそれも上書きされていくのだろうなと思えるラストは素敵でした。
キュンと切なさのバランスが絶妙ですごく癒やされました〜!