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mujikaku love factor
日々のセックスでは満足出来ず、より強い刺激を求めてローターを入れたまま仕事をしていた神崎だったが、堪えられなくなりヌくためにトイレへ。そこでばったり大嫌いな上司の一ノ瀬と遭遇。
動転した神崎が言わなくていいことを口走り、流れでセックスすることに…!
という、ドタバタなふたりのお話でした。
神崎はかなり変わり者で、そこには自分自身気付いていないのに一ノ瀬の好意にはすぐ気付き、一ノ瀬を「無自覚だ」という…
どこから突っ込んでいいのやら(笑)
でも一ノ瀬もどこかズレていたし、面白くていいカップルでした。
ほ、ほう。
これはまた粋な趣向でございました。
性の冒険者・神崎はある日おもちゃをお尻に仕込んで出勤。
物足らず催淫効果のあるローションまで足してしまったところ、大変なことに。
トイレに急ぐ途中で同期で主任の一ノ瀬に捕まってしまい…。
一ノ瀬のキャラが…。
こういう生真面目系でズレてる子、大好きです。
とにかく話が長い。長い上に理屈がすごい。空気を読まずに本人大真面目。
初っ端からこれでもかというくらい飛ばしてました。
対して神崎がナー。
ツン多めのツンデレやツンツン、常に優位になりたがる子はあまり得意ではなくて。
これで見た目が好みだったら許せるのですが、可愛くもなければイケメンでもなく、ふつうの眼鏡という…。
極度の負けず嫌いで、常時負けっぱなしの相手にキャンキャン言うタイプに萎えるという方は愛せない子でした。
最初は神崎がいい気になっているのが実は勘違いで、先に落ちちゃう恥ずかしいパターンかなと思っていたのですが、一ノ瀬はどこまでもマイペースなズレた子で、最後まで突き抜けてくれました。
一ノ瀬のキャラが好きで、神崎を「かわいいなー」と思えたら萌2。
一ノ瀬のキャラは好きだけど、神崎が…という方は萌。
という感じの作品でした。
〖DMM電子書籍〗
修正 : 線塗りつぶし+白抜き
カバー折り返し : なし
カバー下 : なし
帯 : なし
裏表紙 : あり
電子限定特典 : なし
備考 :
ひと言 : それぞれベクトルの異なるボケをかましてくる攻めと受け。
〖紙媒体〗
未読
なんかどっちも振り回されてますね(笑)
しかし一ノ瀬は本当にいい奴だな。出世するのわかる。そしてそれを妬む神崎の気持ちもわかる。
神崎が仕事ができて正論をぶつけて、でもそれじゃあダメなんだなと、こちらもいたたまれなくなりました。
無自覚なのはお互い様?一ノ瀬も恐らくセフレ対策かキスマークつけてるし。どこでも神崎のリクエストに答えるのも愛あればこそ?
そんな一ノ瀬を掌で転がしてるようで、一ノ瀬としか出来なくなってしまった神崎。
俺が好きなんだろって一ノ瀬を試したり。そしてその結果に衝撃を受けたり。
トイレでとうとう一ノ瀬に迫る神崎。
ベッドでとうとう好きだと言えた神崎。
どうしようもない所もあるのに憎めないし愛しい男でした。
展開は王道であっても、小ネタにS井先生の個性が出てて面白いです。ゼリー飲料を潤滑剤にするのは初めて見ました。
主役が堂々と浮気してます。その点は珍しいかも。西条も別に悪いやつじゃないから少し可哀想だ…と思っていたら3話から呼称がしれっと彼氏からセフレに変わってました。そこがメインのお話ではないからいいのかな?
性悪ビッチが、一直線で融通きかないけど仕事はできる同期に振り回されるお話です。振り回そうとして振り回されるタイプの受け。
「愛してる」ってセリフがキーワードですが、それが特段中身のなく思える「愛してる」なので、あまり気持ちが盛り上がりませんでした。
無自覚期間が長すぎで、互いが好き合ってるのがあまりしっくりこない。
「好きとかはよく分からんが お前とセックスがしたい。」の方がよほど納得できた笑
エロの濃さは十分だったのですが、攻めと受けの性格に少し無理があるかなと感じてしまいました。攻めの一ノ瀬は堅物というよりもかなり人と感覚がズレている人間だし、受けの神崎は自分や他人の感情をよく理解した上でのビッチなら良かったのですが、自分の感情すら整理できてない鈍感な人間で、学生だったり社会人なりたてぐらいの歳ならまだしも、仕事のデキる大人同士なのにこの未熟さというのはちょっと違和感を覚えてしまいました。ギャグに振り切った作品だと割り切って読めれば良かったのかもしれませんが、2人の見た目やスペックと、子供じみた性格との差が大きくてあまり物語に入り込むことができませんでした。
私はビッチ受けが大好きなので、購入を決意。
大嫌いな同期の攻めとの関係が変化していく様子がとっても良かったです!
真面目で優しく堅物な攻めに対して受けの性格が悪く、ビッチで淫乱と見た目とのギャップが激しいです。
ただ、受けが攻めに対しての言動が酷すぎる部分も見られ、ダメな人はダメかもです...!
体位が豊富で、様々なシチュでのエッチが見れるのでとてもオススメです!!!
基本的にギャグなんですけど、すれ違いや相手を好きだという気持ちが分かるシーンも沢山あってキュンキュンします♡♡
コメディ好きの自分にはなかなか有り難い作品でした。
終始笑いながら読めるBLって貴重です。
受け受けしくない受けがまた良かった
①主役と思えぬ悪人ヅラ連発!
ついついこれがBL漫画だということを忘れてしまいそうになります。ゲスい。
②1にも2にもセックス!
仕事かセックスかどちらかのことしか考えていないんじゃないかという極端さです。
③意外と抜けてる?
攻めを無自覚だ天然だと馬鹿にしていますが、実は彼もそう変わらないんじゃないでしょうか。
正直「ビッチ」は苦手で敬遠していたのですが、この作品の彼はかなりあっけらかんとしていて受け入れやすかったです。
まあ性欲くらい誰にでもあるしな!
しゃーないしゃーない!
一つ申すなら、もっと掘り下げてほしい話が多かったこと。
続刊あるいはスピンオフに期待……。
序盤から最後まで心に刺さるパワーワード炸裂です。
本気で吹き出したのは天然の攻めに対する受けのツッコミの一言
「とんち…!?」
でした。いやBLでとんちなるワードを目にするとは…BLの懐の深さですか。深すぎですね。深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているんですね。
ウィダーインゼリーをローションがわりにしたり、タブレットでSMのプレゼンなど身近なものの活用法は勉強になります。
全編ボケ倒してるので落ちこんでる時悲しい時の気分転換に最適?だと思います。
あとエロも大概です。
要はこの本大好きです。
別作品が面白かったので購入!
こちらの作品もなかなかにぶっ飛んでました。
受けのH好きが徹底していて、セフレとのプレイの一環で自らお尻にローター入れて出社したり、突っ込んでくれるなら大嫌いな男のものでも良いというビッチっぷり。
対する攻めは最初は性格が分かりづらかったけれど、天然真面目でちょっとズレてるけど一途。
受けに挿入のお預けを食らってるシーンは、情けなくて笑えました!
個人的に受けのキャラが性格悪くてあまり好きになれませんでしたが、コメディとして面白かったです。
初コミックなんですね!!もっとこの作家さんの作品を読みたくて、探したのですが見つかりませんでした。でも新刊が近々出るみたいですね。楽しみです。
なぜこの作品を読もうとしたのか実は思い出せないのですが(!)、読もうと決意したあの時の自分を褒めたいです(笑)
失礼この上ないのですが、あまり好きな絵柄ではなく、さらに先生の初コミックスということで私的にはかなり賭けだった作品。
しかーし。とても面白かったです。
最初から最後までコメディ調が崩れることはないのになぜかキュンとしちゃうし、のっけから受けがセフレといたしてるシーンさえあるほどのセックス大好き人間なのに、最後にはちゃんと攻めへの愛情を感じることができる。
不思議な作品です。(褒めてます)
天然な攻めに対する受けのツッコミも面白くて、何度も声を出して笑ってしまいました。
特に攻めが受けをMだと勘違いしてサドの語源やらプレイのプレゼンをするくだりが大好き。
攻めの会話の最後にほぼ「神崎」と付いているのも好き。どんだけ呼んでんだって(笑)
小説も映画も重厚な深い内容のものが基本的には好きなのですが、この作品は気軽に楽しめるおやつみたいな感覚で(褒めてます)、笑いたい時に読み返してます。
受けが尻にバイブを突っ込んだ状態で始まりますが、私にコメディも好きなんだって気づかせてくれた大事な作品です(笑)
前回のレビューで「雪が溶けたら何になる?」「春になります」に、とんちが効いているなぁ…なんて考えていたらこちらを思い出した。
とんちと言えば…はい、こちらどーん☆
ちるちるのトーンの部類に「せつない」があったのに驚いたw
尻にローター入れて仕事している所から始まるのにw
しかも神崎(受け)仕事に支障が出るとトイレに立つが、プルプル小鹿カワエェ////
「中止だ抜こう 二つの意味で ローターとち◯こ」www
トイレで一ノ瀬(攻め)に会い「俺もなんだ」「お前も尻にローターを…!?」「え?」
「尻にアダルトグッツ…お前も頻尿なわけじゃないのか?」お前もさらっと頻尿ばらしてるが大丈夫かw
しつこく聞いてくる一ノ瀬に「抜くとお仕置きされます」「自分で抜かなきゃいいんだろう 俺が抜こう」「とんち…!?」www
駄目だw衝撃走ったw
神崎は一ノ瀬との最中に言われた「愛してる」に反応してしまい、自分でも理解できず…。
一ノ瀬は話がクドく、責任感が強いが故に今の男と別れた方がいい、俺が身体の面倒を見る。と言ってきた。
それからはセフレとヤってもイカず、もう一度一ノ瀬と残業中の会社でヤると気持ち良いわ、愛してると言われてゾクゾク!
一ノ瀬から話があると家に呼ばれます。
「ヤる気だ…」と分かっていながらも本能が理性を握り潰して行くw
母姉のいる実家だった…。
一ノ瀬は神崎の好きそうなセックスについてプレゼンし、神崎はなんでもいいからSEXしたいとw
ビッチは嫌いだがここまでヤる事に必死だと逆に許せてしまうw
部屋着ダサいの大好きです。
作者様の遊び心が簡単に表せられる所だと思ってますから。
ここまで来れば両想いだろ?と此方が言いたくなってくるが一ノ瀬:無自覚、神崎:頑固・認めたくない・意地っ張り・一ノ瀬嫌い…等々で無自覚…。
救いようがありませんね…。
しかも救世主はセフレの西条とは…。
まぁ、だからと言って西条に同情はせんがな。
神崎がここまで頑として認めないのはプライドか?性格か?…それもありそうたが過去のトラウマでした。
結構BLビッチ受けにありそうな理由…でも神崎も昔は可愛い純ボーイだったわ。
ホテルで何もしないで寝てしまった一ノ瀬を横にオナってる神崎「いっちのせ…すき」の破壊力。
ちょっと前進出来てヨカッタネ☆
神崎自身にビッチ受け特有の色気は全くない!!w
セフレの西条や他多数セフレさんたちはビッチだから?で済むんだけど、一ノ瀬はどこが良かったの?と聞きたくなる。
読み直しても分からん…だが、一ノ瀬の性格が神崎と相性が良かったんだろうね☆
とにかくヤるだけヤって騒いで最後はデレもあって面白かったです!!
ドラマCD化されたと聞いて購入しました。作家さんも初めて聞く方だったのですが、結果は買ってよかったと思える作品!
思っていたよりもギャグが多く、ハイテンションな作品で終始にやにやしっぱなしでした。
あらすじは他の方が書かれているので割愛します~。
とにかく真面目すぎる攻めがとてもよかったです。頭の中がセックスばかりで度々理性が本能に潰されてしまう受けの様子も面白い。
無自覚に攻めが大好きな受けも大変萌えました!
明るい気持ちになりたい時におすすめできる作品です。
表紙買いです。
Qpaレーベルの表紙は目を引くアートワークが多くて、知らない作家さんでもつい買っちゃう。
このポップだけど奇抜な配色の表紙、なかなか上手く中身を表しています。
面白かった〜!
コミカルでテンポも良いし、楽しい!
カタブツKY上司×ツンギレビッチ
イイ感じにぶっ壊れたリーマン2人が双方から挟み撃ちで笑わせてくれます。
ボケ(攻)とツッコミ(受)でカップリングとしては夫婦漫才さながら上手く成立してて2人の掛け合いが面白い上に、ツッコミが天然ボケなのでそこにツッコんでくれるツッコミがいない可笑しさが更に追い打ちをかけてヒシヒシと襲ってくるっていう。
キャラ萌え+カップリング萌え。最高の2人です!
攻めも受けもどっちも「無自覚」なんですよ。
周り(読者含め)は大体分かってるのに本人達だけ自覚がないの!
で、神崎(受)は【一ノ瀬(攻)→自分】のやじるしには早い段階で気づくの。
そんなトンチンカンな状況で繰り広げられる、当人達は愛がないと思っている2人のセックスと言動が萌える萌える!
無自覚と無自覚が無自覚に睦み合う威力ハンパないっす(//∇//)
久々にガツンと萌えツボにハマるラブコメでした!
くっついてからの2人のお話も読みたいなー!
こちらの作品、ノーマークノーチェックだったのですが、先のレビュアーさま方のレビューを読んで、おぉ面白そうだな!→さっそく試し読み→その場でネット注文、が先日のこと。
で、ようやく読み終えた今...なわけですが期待を裏切らないおもしろさでした。これは、描き下ろしまで読まなきゃ眠れません(笑)。あらすじ&試し読みで引っぱられた方はGo!!です。
セックス大好きなビッチの神崎(受け)は、セフレとのプレイの一環でローターを挿れたまま出社。
セルフで媚薬入りのローションを追加投入したところ、予想外に切羽詰まってしまい、トイレに駆け込んだら、運悪く出くわした同期兼上司の一ノ瀬(攻め)にバレてしまった。
話の流れでローターを抜いてもらうことになったのだが、そのままなぜかセックスになだれ込んでしまい…。
途中で何度も声出して笑ってしまいました。受けのクズさがめっちゃ笑えます。ローター仕込んだまま出社したのもみずから望んでのことで、Mじゃないのにそんなことする受け初めて見ました。
攻めは自覚がないながらも受けのことが好きなようで、受けにローター挿れたまま会社に来させる(誤解)男なんてとんでもない、愛のないエッチをするくらいなら俺としよう、と言ってくる。
受けは自分の方が優秀なのに自分より評価されてる攻めが大嫌いなので即答で断るけど、なぜかセフレとエッチしてても攻めのことを思い出してイケなくなっちゃう始末。
仕方なく行為を繰り返すように。
攻めは母親に受けを紹介したり、セフレに対するような扱いじゃない。だって自覚してないけど好きなので。
嫌いな男が無自覚に自分を好きなのが楽しくて仕方ない受けも、だんだん調子が狂ってきちゃいます。そのあたりは笑える中にもキュンがあって、非常に楽しめました。
カバー下のおまけマンガにも声出して笑いました。受けとデートがしたい攻めと、頭がセックスから離れない受けの噛み合わなさがすんごく面白かった。
最初にあらすじを読んだ時は、
これはずいぶんな強引展開じゃないか~?と思いました。
※ あらすじ・抜粋↓
セフレ(♂)とのプレイの一貫で
尻にオモチャを入れたまま出勤し悶々としていると、
トイレで大っ嫌いな同僚兼上司の一ノ瀬に遭遇、
しかもなぜかそのまま一発ヤる流れに! ?
でも、
攻め(表紙下)の、真面目でいい人なんだけど天然でKYなところ、
受け(表紙上)の、エッチ好きでかなり快楽に弱いところ、
そして、上司の攻めをライバル視するあまり、つい反抗的で意地っ張りに…
それらがあいまって & 焦って誤解もあって~~なので、
トイレで一発ヤっちゃう展開は、思ったより無理なくスムーズ☆
(バイブを入れてたから、挿入もスムーズ!w)
で、もちろん可笑しい~~♪
だって、
受けはお尻にバイブ & 媚薬ローションで感じまくってトイレ!なのに、
コーヒがー好きなせいで頻尿の攻めと、お仲間だと誤解!とか☆
挿入してから、攻めはくどくどと色々語り出して、
全然動いてくれないーーー!!とか☆
他にも噛みあってない、思わず笑っちゃうところがいっぱいで、
最初からかなりツボでした~ (≧∇≦)
攻めとエッチした後に、
受けはセフレとエッチする場面があるので、
一穴一棒主義の方はちょっと……かもしれませんが、
受けが攻めへの気持ちを認識する前のことなので、
わたしは全然気にならなかったです。
そのセフレもいいアシスト役で、
若干不憫な立ち位置でもあったので、ぜひスピンオフが見たいなぁ!
ツンすぎて意地っ張りな受けは本当はあまり好きじゃないんですが、
今回は受けが、天然でKYな攻めに だーーーいぶ振り回されてて、
いちいち悔しそうな顔をしているのと、
そんな、素直な & 素直になりきれない表情がすっごくよくて、
可愛いし笑えるしで、大満足でした♪
エロシーンも多めなので、そういう面でも満足度が高いと思います~
ちなみに修正は、
細い白いペンでぐしゅぐしゅっと消してある感じのやつです。
勢いのあるラブコメがお好きな方には特にオススメの、神寄り本です☆☆☆
よもや初コミックスとは思えないクオリティ!
キャラクターが実に活きてて面白かった。
姿形だけを見れば、マジメでエリートな受。
しかしふたを開けてみれば脳内セックスのことしか考えていない。
いかに斬新なエロに挑むのか。
刺激あるセックスをするためには!
ローター入れて会社にいって、刺激が足らないから媚薬ローション足してみる。どんな受やねんw
ここまでぶっちぎった受はそうはいない。
対して攻。
受のライバルでありできる男。
受を嫌っているのかと思えば「愛している」とささやいて。
だけど、それを自分が受のことを「好き」であるという自覚がない。
なんとも面倒なw
受にしてみても、そんなうすら寒い言葉や態度はおとといきやがれ!
という割に、体は反応を示してしまうという
何ともちぐはぐな展開がすごく面白いのです。
掛け違ったボタンをいかに修正していくか。
そこがこの作品の見どころかなと思います。
今後楽しみな作家さんが増えてすごくうれしい今日この頃
コミック まるまる表題作です。
冒頭から色々と面白い。
セックス大好きな神崎くん(受け)が刺激を求めるあまり(お尻に)ローターを入れたまま出勤したもんだから、コーヒーを飲もうとしても気持ちよすぎて、口から ダバーーてなってるし、歩き方も仔鹿みたいにプルプルしてるし。
神崎くんは ビッチと言っても、複数のセフレが随時いるタイプとかではなく、「セックスなんて気持ちよければいい。愛はいらない」と言いきってしまう、とにかく快楽に流されやすい、なんだか憎めないキャラなのです。
そんな神崎くんの「カラダの面倒」を 主に性的なイミで見る事になった、同期で上司の一ノ瀬くん(攻め)。
一ノ瀬くんは 神崎くんの事、最初から(仕事面で)認めているし それを口に出して伝えているのに、神崎くんは ガルルルルと吠えまくってばかり。
発端は 同じ企画を争い、それが通った一ノ瀬くんから(神崎くんのは保留)労いの 頭ポンポンをされたのを根に持っているから。
普通は それ、キュン・・・てなるとこー!
ツン「デレ」じゃなく、ツン「ギレ」って新しいなぁ。
神崎くんに ちゃんとした恋人が出来るまで、を前提に あちらこちらで行為に及ぶ二人ですが「こんなバカみたいな事してまで 恋人(セフレ)と別れて欲しいのか 俺を好きだから・・?」と、神崎くんは どうしようもなく愉快になったり、一ノ瀬くんの気持ちを利用して踏みにじってる感じが たまらんな‼と、なかなかの性悪ぶりを見せてくれます。
でも何度も体を重ねているうちに、最初の方のセックスでは「愛してる」と言えていた一ノ瀬くんは、その言葉を軽々しく言えなくなり、神崎くんは セフレを巻き込んで、一ノ瀬くんにヤキモチを焼かせるはずが 自分の方がドツボに嵌まったり、二人とも体に心が追いつかなくなってくるのです。
その時の、
・・・もっと俺と同じくらい 俺の事で必死になればいいんだよ・・・
の 神崎くんの一人言に、不覚にも涙してしまいました。
とにかく ギャグ(神崎くんのツッコミは的確で、一ノ瀬くんのセリフは どこまでも真面目)とエロのバランスは絶妙だし、脇キャラも なんだかんだで良い人だし、表紙はレジに持って行き易かったし、良い作品に巡り会えたと 喜んでいます。
最後の描き下ろしまで、とても楽しめる1冊でした。
ヤバイこれ、好きなやつだわ!
主人公はどうしようもない俺様ビッチ。俺様攻めじゃなくて、俺様受け。
攻めがおろおろしてるのを見て楽しんじゃうような、クズな受け・神崎。こいつが、妙に魅力的。気持ちいい時は素直に気持ちいいって言う。快楽に正直。でも他人の企画書こき下ろして、その人が傷ついて会社来れなくなっても「それが何か」って言っちゃうような、ほんとうに酷い奴(受だけど)。
こいつが、同期だけど上司(出世が早い)のまじめ君・一ノ瀬と、なりゆきで会社のトイレでセックスしちゃうところから、物語がはじまります。
どうしようもないビッチだった神崎が、一ノ瀬じゃなきゃダメ、になっていくのが良い!
神崎のセフレ・西条も良い奴だし、神崎の隣の席の名無し君もいい味だしてる。
結構、まわりの人間に恵まれてるんだけど、神崎は気が付いてるんだか、ないんだか・・・
SMでもMの方、タチネコでもネコの方が、本当は相手を操縦してる、ていうのは良くあるけど、それを楽しんじゃう神崎は、精神的ドS。
最後の書き下ろしで、どうして神崎がこうなったかも分かるし、丸々表題作で楽しめました。
ビッチ受け好きな人には、ぜひおすすめしたいです。