世界はそんなに悪くない

sekai wa sonnani warukunai

世界はそんなに悪くない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神45
  • 萌×256
  • 萌28
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
24
得点
537
評価数
136
平均
4 / 5
神率
33.1%
著者
S井ミツル 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784801957534

あらすじ

大学の同級生達が合コンやなんだとキャンパスライフをエンジョイする中、
隠れゲイな青木は、「自分だって恋愛したい」と鬱々とした日々を過ごしていた。
そんなある日、出会いを求めて時折出入りしている銭湯(ハッテン場)を訪れると、
なんとそこにいたのは何度リピートしたかわからない、拾い動画で出会った憧れのゲイビ男優だった!

貞操観念ゆるふわビッチ×うじうじ系童顔隠れゲイ
はちゃめちゃ更生! ?ラブコメディ★

表題作世界はそんなに悪くない

後藤光彦,25歳,ゲイビ男優兼売り専ボーイ
青木宗介,19歳,大学生

その他の収録作品

  • その後の世界も悪くない(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:漫画&キャラ(2人)紹介

レビュー投稿数24

明るいエロはサイコーです

サイコーでした☆
「無自覚ラブファクター」がもともと大好きなんですが、
同じ作家さんだとは思わずに 購入…。
読んでなるほど納得の快感ワールドでした。
受け(ときどき攻め?)の青木ちゃんは
すぐ泣くし、泣きギレするし、気絶するし
めちゃキュートです。
豪快でエロい後藤さんと、
末永くお幸せに♪
ポジティブで明るいエロ作品です!


13

BLなのに…すごく…ゲイドリーム…です

お話の構造的には有名なヤマジュン作品『くそみそテクニック』を彷彿とさせるもので、かなり舞台設定やキャラクター等を現代的に色付けした感じ。
それって昔のゲイマンガのパクリって言いたいのかよとか思われそうですが、それは原型にまで戻したお話の構造が同じであるというだけで、この作品にはより現代の腐女子腐男子ゲイやバイの皆さんに夢を与えてくれる内容となっています。
男性に興味があるけど行動に移せない隠れゲイの青木くんはそれでも何かを期待しつつハッテン場になってると思しき夜の銭湯に繰り出すのですが、そこでなんと憧れのゲイビ男優と遭遇。ひょんなことから彼と関係を持つことに。この一連の流れはすごく・・・現代アレンジ的だけど似てるでしょ?
しかしそこで終わらないのが本作、その後連絡を取り合う関係に留まっていた二人がちゃんと恋愛してお互い好きって言えるような関係になるところまでを描いていてこの様式美はまさしくBL的。
というか読者がゲイの男性だとウリ専しててビデオにも出ててって設定で色々具体的に思い浮かべちゃうものとか人とかあると思うし、ウリ専のお仕事描写にしても見る人から見たら色々真に迫ってる部分あってそういう場面場面にすごくリアリティを感じるところがありますw
どこで取材してきたんだろこの作者さんって感じです。
そういうリアリティのある描写や小道具が効いてて昔からある王道なゲイドリームといった設定なのにBLとしても楽しく読めちゃう作劇に落とし込んでいてこれは見事だなと思いました。
ちょっとリアルゲイに依ったBLが読みたい腐った方にもライトにBLに手を出したいゲイの方にも私はオススメです

12

ラブコメv

今作もまた面白かったです(*´ω`*)ノシ
基本ネコなのに攻に転じる。。犯されたそのままのケツをさらしながら
受を攻める。(リバであろうとなかろうと)
そのシチュがすごく好きなのですが。
これはこれはww
是非是非続編希望!!!!!

お話。
青木君には大好きなゲイビ男優がいる。
名前も知らないその男優にながく毎日何度もお世話になっている。
同じ動画を繰り返し繰り返し。
そんなオカズ男優にうっかり銭湯で遭遇。
名前を聞く前にガッツリ初体験!?
なお話なのであります。

サウナで初体験とか無茶なwwと思ってたら案の定。
サウナじゃなくても案の定なエロ多めな展開。
いつもはネコ専門だという攻との掛け合いが楽しい。
軽い攻とまじめな受。
攻守逆転の日がくるのか否かはともかく
二人が幸せそうなのがイイですね。
いつもは貧弱コロコロの青木くんが男を見えるシーンにはしびれましたw

何気に「ケツ気持ちいいよな」と言いながら攻める攻が好きです。
自分は掘るくせにケツNGな攻が多すぎると思うの(悲

もっと読みたい!!

10

我、S井先生を知る

たまたま発見した違法動画に出演していた男優さんにド嵌りし自分の性に目覚めてしまったDKが、ひた隠しにしつつもその秘めたる淡い期待についつい訪れてしまう銭湯で偶然にもその彼に遭遇してしまうのである!(そしてダダ漏れる心の声!)彼のファンとしての愛を正規ルート(ちゃんと金出して映像を見たい)で証明したいと一世一代の勇気を振り絞ってファンである事を打ち明けるところから始まる愛のお話です!そんな導入部がギュンと惹きつけられるお漫画ですが何と言っても後半のエッチがめちゃくちゃ最高なのでぜひその目で萌えちゃってください。…あれ、このお話は音声化されてるのかな…あのシーンをぜひ音声で聴いて悶えたい…想像しただけで悶えてしまいます…&作者であるS井ミツル先生のあとがきより、主人公くんのお友達にもエピソードがあるのか…気になるので調べます…!

7

すっごく楽しい!!

まるごと表紙のふたりです。

「くうっ・・・」
「撮らないでくださいっ!」
「だめだめ、ダメですってばー ><」

…みたいに表紙でやってる青木ちゃん。
この青木の、作中のかわいさったら!見どころのひとつに「攻め受け逆転するのか」っていうのもあると思うのですが、私はこちらの作品...先を考えずに思いっきり楽しめました。もう、青木のかわいさだけでも神を付けちゃいます。男が好きな自分を誰にも見せたことはないし、この先も…って子が、憧れの人に出逢い、すべてが初めてで接し方がわからないところから、彼氏を守るために戦う男子になるまで、見どころいっぱいです。

実はどちらにとっても初めての恋愛なんですよね。そこにこの青木の、ちょこっとずつ心を開いていく様子、そしてそのたびにとめられない "泣きギレ"(←これサイコーですね)がくる。青木の存在がとにかく魅力でした。後藤さんは、青木ちゃんがホントかわいくてしょうがなかっただろうなー。後藤さんもある意味ウブいけど。

それから人物の表情がとても豊かでした。イントロで、動画見ながら一人でシてるのだけで「あーこの子...」ってすでにハマる予感だったんですが、その後の出逢いのシーン(@深夜の銭湯)で一気に引き込まれてしまった。見開きの電話シーンなんか、青木はセリフのみの登場なのにすべて顔の表情が浮かぶんです。セリフもすっごく"らしい"気がするんですよね。もうどれも声が聴こえてくるようでした。そして後藤さん、この人だってちゃんと恋愛するのは初めてで、自分の気持ちが愛に変わっていくことに気づくところもすごくよかったです。「自分が相手を気持ちよくしてあげたい」っていうのを、ちゃんと実感する攻めは貴重な気がする。

ミカンみたいなたんこぶ作った青木が見たくて何度銭湯シーンを読んだことか(笑)。
青木ちゃんを見せてくださってありがとうございます!!!
・・・と、作者に伝えたくなった読後でした。

あとがきによれば青木の友人たちも他の作品に出ていたり、なにやら裏設定があるようでしたね。これがすごく気になるなぁ。いい子たちだったし、青木がカミングアウトしたらどうなるのか、どんな影響があるのかと勝手に予想して楽しんでおります。

5

恋愛ってそんなに悪くないって思えるくらい楽しい!

キャンパスライフを絶賛エンジョイ中な友人たちから
合コンに誘われ、青木は今日も今日とてその誘い無下にを断る。
なぜなら、彼は隠れゲイだから!

青木には一年前から毎夜お世話になり続けているゲイビ男優がいる。
ある日銭湯に行くと、未だ名も知らぬ麗しの君(AV男優)がそこにいた…!

青木と後藤の性格が正反対なのに相性がぴったりでした!
真面目で自分の性的嗜好を始め、ありとあらゆることに
思い悩み、恋に恋するピュアなうじうじわんこな青木と、
黙っていればキレイなのに、実はウリ専でビッチ、
性格はあけっぴろげで物事を難しく考えず、
感性で生きてきたような後藤。

全く違う生き物なのにこの2人のやりとりって
不協和音がなくて、とても心地いい。
互いの違いを拒絶することなく受け容れて、
双方が相手のために何かしてあげたいっていう
思いやりが感じ取れるからなのかもしれません。

元々ベタ惚れていたのは青木の方でしたが、
いつの間にか後藤の方からぐいぐい
押し迫る形になっていました。
心の整理がつかず、後藤を避ける青木に会うために、
風邪を偽装してまで家に呼びつけたり、
やり方はアホらしくて笑えるんだけど、
無意識に必死になっちゃっているところが
かわいくて、このエピソード好きです。

百戦錬磨の後藤をそこまで惹きつけるのは
やっぱり青木の魅力なんだろうなあ…
弱気で大人しくて、せっかく憧れの後藤を目の前にしているのに、
後藤の動画を観て入られればそれでいいなんて消極的なことを言う。
かと思えば、感極まると泣きギレして全てをぶちまけてしまったり、
後藤に危害を加える者には容赦しない、と味わえば味わうほどに
魅力が沁みだしてきます。

そんな青木に心動かされるのか、後藤の躊躇いなく
生き方を変えていこうとする姿が包容力満点でかっこいいです。
それって見方を変えれば今までの自分を否定することにも
繋がりかねないのに、「彼ぴっぴが嫌がるから」の一言で
仕事を変えたり、青木以外の男を切ったり、奔放な反面で
意外にも献身的で好感度めちゃくちゃ上がりました。

読んでいるとついついニヤけてしまうような
楽しくて、あったかくて、最高のカップルでした。

1

“ツンギレ”(1冊目)の次は“泣きギレ”!

可愛かった〜〜〜!!
萌え良し!テンション良し!カップリング良し!
デビューコミックに続き、こちらも大満足の1冊でした!

売り専ビッチ×泣きギレワンコ
どんなカップリングだよ…!って感じなんですが、これが読めば萌えずにいられないナイスカップリング!
リバってもさぞ可愛かろう( ´艸`)と容易に妄想が捗る、リバりそうでリバらない攻め受け設定もめちゃツボでした。

攻めの〔後藤〕はネコ専の売りボーイ。過去に1本だけゲイビに出たことがある。
受けの〔青木〕はゲイの童貞大学生。後藤のゲイビをネットで拾って以来オカズは後藤一筋。
そんな2人が深夜の銭湯で偶然出会って始まるラブコメディです。
Qpaらしくエロは多いけど、ノリは少女マンガ的なにぎやかラブコメなので読みやすいと思います。

青木の心の中が女子並みにギャーギャーにぎやかしいわ、かと思ったらウジウジうっとうしいわ、後藤の前ではすぐわーわー泣くわで、冷静に書き出して見ると結構女々しいキャラ設定なんですが、可愛いです!
作画が9割方デフォルメ顔なんですが、なんかもうそれも許せちゃうw
2次元とか芸能人に好意を寄せるみたいにいわゆる“憧れ”の対象だったモニター越しの後藤が目の前に現れて、エッチしちゃったけどどこかでまだ信じられなくて、それがお付き合いになって一緒にいるようになるとそれまで平気だった後藤の仕事(売り)を嫌に思うようになってきて…
恋人になったら独占欲が出るのは当たり前だし、そんな風に気持ちが変化していくのも自然なことなんだけど、女子思考の青木はグルグルと悩んじゃうタイプで。
これが王道の少女マンガや少女マンガBLなら、めんどくせーな!って感じのモノローグが続きつつ、勘のいい相手が気付いてくれたりするのがテッパンなんですけど、この作品は一味違う!
ここで、「泣きギレ」ですww
泣きながらわけわかんなくなってキレて思ってること全部本人にブチまけちゃう!
可愛いったらない!
後藤と一緒に私の顔筋もほころびまくり!萌えまくり!

一方の後藤はというと、貞操観念の低いビッチなんだけど根っからの淫乱ってこともなく、何に対しても受け身で流されるままに生きてきた結果の頭とお尻ゆるゆるマンなので、青木に出会ってスパッと更生するところが良かったです。
(青木のために売りは辞めるって決めたあと、流されずにちゃんと言えた!ちゃんと断れた!っていちいち自分に感動してるのもツボ♡)

守り守られのカップルが好きなんですが、この2人もまさにそんな感じで、どっちもに攻め気質と受け気質が同居してる感じが良かったです。
リバっても可愛かろうと冒頭に書いたけど、もしかしたら【受けっぽいところもある攻め×攻めっぽいところもある受け】での固定が実はこのカップルの萌えるポイントなのかも。

【電子】レンタ版:修正○、カバー下○、裏表紙○、電子限定特典(4p)付き

10

いつもな受けな攻めのエロカッコ良さはんぱない!!

ふざけたギャグも笑えるしキュンキュンもできて、最高でした!!
いつもは受けが多くて元売り専なのに主人公には攻めになるっていうのがめちゃエロくて萌えるー!!
リバは大の苦手なんですが、リバをほのめかしつつも最後までリバらない絶妙なさじ加減に新境地を開かされた気分です!!
貞操観念ゆるゆるだけど、受けに出会って売り専の仕事もスパッとやめて受けのこと可愛がってる攻めのカッコ可愛い姿にキュンキュンです。
私のようにリバ苦手な方もこの作品なら萌えられるのでは!!
もっともっと続きが読みたいー!と悶えます。

10

ゲイビ男優と大学生の、サクッと明るいラブコメディ

作者さんの前作『無自覚ラブファクター』が大好きで、その流れで買ってみた新刊です。
前作ほどのインパクトはなかったですが、エロエロ可愛くて、今作も楽しめました。

内容は、隠れゲイの大学生受けが、お気に入りのゲイビ男優と深夜の銭湯で遭遇しちゃった、というもの。大コーフンのあまりテンパってしまったら、その反応をゲイビ男優に面白がられ、交流が始まります。
ゲイビ男優は普段やこれまでは受けでしたが、今作の受け相手では攻めに回ります。リバが一瞬(一挿し)だけありますが、基本はカップリング固定。

1冊まるまる同じカプの話です。知り合って即フェラ、その後付き合うようになったのに大学生受けがなかなかエロいことをしようとしないので悩むゲイビ男優とか、ゲイビ男優は本職は売り専ボーイなので、そのお客に対して嫉妬心を抱いてしまう受けとか、そういう付き合う上での嫉妬やすれ違いがメイン。受けの天然気味な面白さにハマる攻めと、攻めに好かれる自信がまったくなくグルグルな受けのすれ違いには萌えました。

攻めが受け以外の人には受けだったり、不特定多数とイタしていたり、そういうのがダメな方には向きません。あとリバは一瞬だけですが、ちょっぴりのリバもダメ、という方にも向かないかも。
個人的には、性的にあっけらかんとした攻めや、処女童貞だった受けの成長なんかが楽しく、ノリノリで読めました。受け2人、みたいな雰囲気があるので、百合ップル好きな人には楽しめる気がします。
イラストも可愛いです。前作よりずっと上手くなっていたし、表紙のポップな感じがとても好き。

7

受けの今後に期待!!

貞操観念がほぼ無いビッチ×うじうじ系ワンコによるラブコメディです。
サクサクとテンポよく進み、プッと笑えたり、ジンワリきたり…と読みやすい作品です。

大勢の腐女子の皆様がそうであるように、私も瞬時に攻めと受けを見分ける事が出来る!…と自信を持っていましたが、この作品は判別出来ませんでした…。
この二人、やたら受けっぽい攻めに、攻めっぽい受けなのです。そして、若干のリバ要素あり。
リバ好きとしては、今後の受けの成長に期待したいです。

隠れゲイの大学生・青木(受け)は、出会いを求めて訪れた銭湯で、憧れのゲイビ男優・後藤(攻め)に出会い…というあらすじです。

受けの青木はワンコ系。憧れのネコ男優・後藤に出会い、一途で純粋な思いをぶつけます。やや優柔不断でうじうじ系でもあり、攻めの一挙手一投足にやたらと感動したりテンパったりして、しょっちゅう泣いてます。

攻めは貞操観念がほぼ無いビッチ。「流されやすい肉便器タイプ」と言われても、怒るどころか「よく言われる」と平然としてます。明るくやたらと前向きで、ある意味純粋とでも言うのでしょうか…。

この二人がたまたま銭湯で出会い、受けの事を気に入った攻めが、「褒めてくれたから身体でお礼を~」という展開。
更にビッチだった攻めが、一途で純粋な受けに感化され、売り専の仕事を辞め受けと1対1で付き合う…と変化していくのが萌え所。

しかし、私にとっての最大の萌え所は、二人のポジションの不安定さです。
貞操観念がゆるゆるのビッチに、そんなビッチが大好きな流されワンコなので、エロは多めなのですね。
そしてエロの度に、今にもリバりそう…! と、やたらリバを期待させる流れ。毎回リバりそうで、リバらない…というなんとももどかしい展開なのです。
そもそもこの受け、やたらと攻めの要素を持っていて攻めっぽく見えるのです。(体格は華奢です)
そんなわけで、今後成長してポジションを交互に…というのを期待したい所です。

リバといっても、お互い攻めのポジションを争って…というものから、互いに互いを受け入れて…という究極の愛系まで色々あると思いますが、こちらの作品はどちらかというと後者でしょうか。お互い相手を気持ちよくしたい系なんですね。
がっつりリバを期待出来るという作品ではないのですが、リバ要素を楽しみたい…という方にお薦めです。

6

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