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J no subete
読む順番を間違えました。
「ばら色の頬のころ」を先に読んでいて、モーガンとポールの関係性にヒリヒリ萌え萌え完全なモーガン派になっていたところで、お話が未来に飛んだので、これは「Jの総て」読まな繋がらんと気づき、「ばら色~」を中断して読んでみたもののモーガンに肩入れしすぎて、ボールとJを応援しきれませんでした…
私らしく生きたいってJの生き様やJを受け入れるって強い気持ちのポールにはグッときたものの、生きるために体を使ってたのは仕方ないにしても、入寮当初やリタと関係を持ったの身勝手すぎやしませんか(読み違えだったらすみません)なんだ女ともできるんやってなんとも言えない気持ち。リタもリタで…2人に良いようにされたアーサー不憫…なんでモーガンやいかんかった?モーガン良い男やん??とモーガンへの想いが募るばかり…読む順番を間違えた私の完全な失態です。ポールってこんな子やっけ?てのも…モーガンの前ではピリピリ神経尖らせてたのに、Jには翻弄されまくりで戸惑いました。ばら色の頃のハリネズミみたいなポールが好きすぎたので。それだけJが特別な存在なんかな…非BLなだけあってときめく意味での萌えはなかったけど(中身は男×女より、女言葉が苦手)、漫画としてはすごいテーマがぎっしり、愛の深さや心の葛藤には感動し、この時代ならではの様子や物語の運びも素晴らしくて傑作!!と思います。パンチ力すごかったです。
神評価や秀逸なレビューが多い中、頭の悪い感想ですが、こういう読者もいるということで失礼します。
明日美子先生作品は同級生シリーズより「薫りの継承」が好み、とツイッターで呟いたら、私も!そんなアナタにはこちらがおススメ、とフォロワさんから教わったのが本作。
いきなり、Jの生い立ちが辛い。
でも幼い時から肝が座っているのがすごい。
子どもながら環境を察知してのものなんでしょうか。
父が好きだったからレ◯プもうれしかった…ていうのは、中身が女性だということもあるのかな。
その後は、生きるために周りの人間を利用するように魔性を発揮していくけれど。
ポールに殴られて落ち込んでいたJが、ああ…そういう一面があったのね「好き」と言ったのはほんとだったのね、と安心したと同時に切なかった。
そんなJを見て怒り、ポールの所に行くモーガンいい奴。
「おまえにJを責める権利なんてねぇぞ‼︎」と言ったモーガンに、その通り!と思った。
ただ、ポールはポールで、伯母から圧(呪い)をかけられているのがそうさせている面もあり、気の毒でもある。
それはモーガンにも言えることで、父が市長で、それをいいことにやりたいようにやってきたけど、父の支配下から逃れられないのもキツい。
ポールに生い立ちを知られ「あたし べつに気に…」と泣いちゃうJがまた悲しい。
そこで終わらず
「あんた ほんと自分のことしか考えてない‼︎」
と、よく言ったと。
Jの本心からしたらとても切ないけれど。
それでニューヨーク行きを決めちゃうのが辛いけど強いぞJ!と思った。
明日美子先生作品を久々に読んだけど、相変わらず流れるような絵と構成で、こちらもその流れに飲み込まれるように読んだ。
この勢いで、2.3巻を読んでいきたい。
旧版で読んだので旧版の方にレビューを投稿したかったのですが、投稿不可になっていたため敢えなくこちらに投稿します(新装版の描き下ろしは読めておらず)。描き下ろしは読んでみたかったけれど、表紙はポールとJに絞られた旧版の方が好きだな。マリリン・モンローが活躍していた時代のアメリカを舞台に、洋画のように繰り広げられるJの生き様が好きでした。同い年の周りからするととても大人びているように見えるけれど、彼より年齢を重ねた読者からすれば、まだまだ若気の至りも見えるというか、周りをガキだと見下すところが子供っぽくて可愛らしいと感じるような少年。こういう大人と子供の境目にいる少年少女のあどけなさと色っぽさが両立している雰囲気って、いいですよね。
一応非BL扱いなので、ポールとの関係がもっと進んでいくのかは未知数です。彼のことを心の片隅に置きながら、どんどん新しく広い世界へ羽ばたいていくJを見たい気もするし、結局ポールから離れられないJも見たい気もする。男を誑かしまくった罪は、いずれ仇となって返ってくるのでしょうか。彼はマリリンに憧れていて女装もするけれど、心から女になりたいと思っているようにも見えなくて、そういった彼自身の性に関する部分もこれからどう描かれていくのか楽しみです。