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bara no arch wo kuguttekitene
三田織先生の大好きな作品『山田と少年』の番外編。
先生が「ふたりのアルバムをこそっとめくるように楽しんで頂けたらうれしいです」と書いて下さっているように、”本編のその後の二人”の姿がそっと覗ける内容となっています。
19歳と27歳の秋、冬、春…と、季節の移ろいと共にますます強くなっていく二人の関係・絆が穏やかに描かれたもの。
何か特別な事件が起こるわけではない。でも少しずつ良い意味で変わっていくこともあって…これからどんな大変なことがあろうとも、手に手を取って歩んでいける二人なんだな、と伝わってきて、胸がジーンとします。
年下の千尋に「エッチしたい」と言わせたがる山田の姿がなんだか可愛かった(*´艸`*)
29歳と37歳とか、39歳と47歳とか、もっとずっと年齢を重ねた二人も見たいなあと思ってしまう、幸福感あふれるお話でした✨
作者さんの前書き通りに、2人のアルバムをこっそりめくるように読みました。
本編で心臓がヤバくなるほどキュンが連発していましたが、こちらもキュンに次ぐキュンで尊死する勢いでした。
千尋の受験で少し会わないようにしていた間もクリスマスにはどうしても会いたくなっちゃった2人とか、大学合格のお祝いは山田がいてくれればいいとか、私の涙腺には刺激が強すぎた。
山田と付き合ってる事を誰にも言えない千尋と、あっさり友人に話している山田。
うちに秘めがちな千尋を分かっていて、心配する様子がさすが大人でした。
お互いの愛が溢れていて、どこを切りとって幸せが滲み出てくる、そんな作品。
このアルバムはこれからもずっと続いて行くんだなぁと、胸が温かくなりました。
電子書籍「CannaComics」がキャンペーンをやっていて、偶然見つけたので購入。
同人誌で出た続編を、本編の出版社が電子書籍で出したりするなんて、今まで気が付かなかったけど、そんなこともあるのね。
本編が出たのがかなり前だから、本編の内容の方はだいぶ記憶が薄れてしまっていたけど、これはこれで、なかなか甘々でよかった。
高校生と社会人の、年の差のある二人の、穏やかに育まれる恋のお話。
バラのアーチに夢見られるような山田さんだから、こうやって二人は結び付いていられるのねって、納得。
同人誌の再録本が電子書籍で買えます。
知らない方がまぁまぁいらっしゃるようだ。
本編大人気の作品ですし、ページ数も52ページ(ひかりでは全ページ合計コレでした)とずっしり、イチャイチャシーンも含まれてるので読まない手はない。
本編終盤のあいだあいだの小話と、その後千尋の大学生編の小話。小話というには失礼な程重要な彼らの人生の分岐点ともいえる様子が描かれていて、かなり心に刺さる。人生を考え、共に生きる2人…
山田のものの考え方や人となりが、千尋にはぴったりだったということが分かります。甘やかされる部分と甘やかす部分のバランスがいいと、人生ってこんなにも楽で、支えられている安心感が持てるものなのね。
鼻歌を歌いながら、ばらのアーチをくぐりましょう。
「好きだ 好きだ 僕はこの人が大好きだ」これが読めただけで大満足よな。
山田と少年の番外編です❗
もう本編の素晴らしさは、以前レビューした通りなんですが、こちらがまた良い❗
山田と千尋が、より仲良くラブに溢れているのです。
千尋が、大学受験する頃から始まります。
山田が、どんどん千尋を好きすぎちゃうんです。もちろん、千尋も同じ。
初めてのクリスマスは、別々な筈が山田が飲み会をわざわざ抜けて千尋に会いに来たり。
プレゼントがキスだとかさあ…
甘い。甘々過ぎますよ。
読んでて、にやけが過ぎる。
大学生に無事なった千尋。周りは合コンとか盛り上るなか、幼なじみにすら山田の事を言えない。
もともとゲイだけど、オープンにしたら友達はどうなるか、全く未知。
勇気出ないのわかる。
ただ山田は、さらりと友人に千尋と付き合っていることを伝えていました。
やっぱり、山田はかっこいい。優しくて、千尋を大事に思っていて。千尋が、どんどん満たされて可愛くなっているのです。
なんだかんだ、千尋も母にゲイであること山田の事を伝えていました。それも、山田の包容力有ってかなぁ。
なんだか、とても山田推しですけどね~
三田織先生も、巻末でおっしゃってましたがほんとにずっと山田と千尋が、一緒に過ごしてくれると良いなぁ。
ぜひ、本編の後に読んでいただきたいです❤️
ありがたい後日談のあまあま短編集です!
自分に恋する少年を好きになったノンケの山田さん…
初めは戸惑っていた山田さんが千尋と恋に落ちて
季節を重ねて二人の時間を過ごす様子があまあまに描かれています。
大好きな気持ちを皆に伝えたいのに、どうしても気まずい気持ちがある千尋。
ノンケとゲイの周囲との感覚違いがリアルだなぁと…。
ずっとゲイであることに悩んで隠して葛藤してきたからこその、千尋の正直な感情ですよね。
ノンケの山田さんが、最初に戸惑っていた男同士の恋ですが、
今は大事にしたいという気持ちがすごく伝わるんです。
先を見据えて覚悟を決めた山田さんは既に、自分の周囲に千尋の事を話していた!
びっくりですよね~自分の知らない所で自分の自慢をしている山田さん。
大事にされてるなぁ~~千尋は…><
少しずつ関係を深めて未来に前進する二人の様子が、巡る季節とともに繊細に描写されていて…
しかも、エロありですよ。おねだりする千尋が…大人になったのね><
バラのアーチをくぐると二人の愛の巣…
高校生の少年だった千尋が大学を出て、山田さんと生活なんて嬉しすぎる!
ステキなあまあま後日談が詰め込まれた一冊にどっぷり浸りました・・・しあわせです。
おそらく同人をまとめられたのでしょう、愛にあふれた後日談がいくつか入っています。
これを最近買ったので本編を読み直したらすごく素敵でした。こんな二人の後日談が読めるのは大変うれしいですね。
本編では高校生と社会人でしたが、その後、男性同士ならではの、家族へのカミングアウトがとりあげられています。
お母さんからの伝言、そして山田の伝言。
スーツ姿の山田がレアでこちらもドキッとしました。
誠実な愛の姿、悪い人や無理矢理な当て馬も登場しない、とってもよい作品でした。
この二人に思い入れが強いせいか、読んでて泣けてきてしまいます。
私の中でベスト尊いカップルは彼ら二人かもしれないってくらい好きすぎて、思い入れが強すぎてなかなかレビューが書けなかった。
そしてこのレビュー書くために読み返して、また泣いてる。(悲しいシーンは一つもないです)
彼らのためならいくらでも泣けます。幸せが詰まってて泣ける。
大好きって思い合う気持ちが、こんなに紙面に溢れてて読み手の心を揺さぶってくる話ってそうないような気もする。
エピソードは18歳と27歳の秋、冬、春と千尋の受験と卒業に絡めたものと、cannaの42号に収録されていた番外編、19と28の秋の計5つです。
この中でもcannaの42号と「19と28の秋」が素晴らしく良くて、涙無しには読めない…。
どちらも周囲へのカミングアウトについて描かれているのだけど、山田の千尋に対する愛情や隠れ男前度が全開です。
山田って派手な男前行動はしないんだけど、色々な苦悩とかそういうのを一切見せずちひろと生きると腹を決めているところなど、隠れ男前だと思うんですよね。
二人がしっかりと幸せに向かって進んでいる様子が描かれています。
あぁもっともっと季節に絡めた様々な細やかなエピソードを、そして彼らの一生を読みたいよ〜。
この喉から手がでるほど欲しかった同人誌が電子化されて本当に感謝しかありません。読めて本当に幸せです。
そしてさらに欲張りなことを言えば、cannaの50号に掲載されていた番外編(9年後の彼ら)がこれまた素晴らしいので、いつかこれも単話売り、或いはどこかに収録されてもっと多くの方に読んでもらえればなぁって思ってます。
それから三田さんのブログの2016年10月25日に9年後の彼らの四コマが載ってるんですけど、これも必見です。
とても読みたかった番外編。こう言うときに電子書籍の良さを再確認しますね!
少年が大人に近づき、少年ではなくなって行くのですが、二人のお互いを思いやる優しさはそのままです。心がぽかぽかとあたたまるお話ばかりなのですが、じわ~っと優しさが染入って来た後に、山田が放ったひと言に涙、涙、です。
「一生大切にするんで、安心してください」
「大切にする」ですよ!しかもこれは千尋を通して千尋の母への伝言なのです。人から大切にされると自分自身のことも大切に出来て、それが大きな幸せに繋がって行くのだと思います。
ずっとゲイであることを悩んでいた千尋にとって、この言葉は何よりも響くものだったのではないのかな。
本編のレビューに山田のことを「ショボイ」と連呼した私ですが(本編も神付けたけどね)、番外編では素敵なスーツ姿の山田も見ることが出来ます。そうはいっても、所詮山田は山田。スーパー攻め様のようなスーツ姿にはならないのですが、↑の台詞を聞いた後では千尋の様にうっとりしてしまうのですよ( ´艸`)クフ
Cannaさん何故突然電子化してくれたんだろう。
手に入れるのはもう無理だろうなって諦めてたからとても嬉しいです!
50ページ税抜300円。
大体の電書ストアで購入可能です。
Cannaコミックスの電子版同様に修正は白抜きになっちゃってますが、小さいコマ1箇所だけなのでそこまで気にはならないかと思います。
「山田と少年」のその後。
コミックの本編と描き下ろしの間のすっぽり抜けた期間(=千尋くんの受験勉強期間)と、描き下ろしのその後(=千尋くん大学入学後)が少し読める同人誌です。
薬学部を目指す千尋くんが勉強に専念するために会うのを我慢するふたり。
無事千尋くんが大学生になって、ふたりの将来を考え始めるふたり。
後半に千尋が大学を出てちゃんと就職して稼げるようになったら一緒に住もうと約束するエピソードが入っているのだけど、この続きがCanna50号に載ったあのお話(=山田35歳、千尋26歳『付き合って9年、同棲して1年』記念日の翌朝のお話)に繋がるわけですよね。
千尋は薬学部に入ったから6年制なのかな?
じゃあ24歳で卒業して、1年働いて、そしてついに念願の同棲スタート・・・って感じなのかな?
山田さんよく待ったね!!
・・・なんて時間の流れを頭に思い描きながら読むのがすごく楽しかったです。
気付けばなんだかページ数以上にふたりのストーリーが頭の中で広がっていました。
読めてよかった♪
Cannaさん電子化してくれてありがとうございました!