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sayonara koibito matakite tomodachi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
αばかりのクラスにΩがひとり転校してくるお話。
そしてこのΩ、過去のとある事件から体質が変わり、αを誘引させてしまうのだ。
クラスのαたちも例に漏れず誘惑され、パートナーがあっても唯一のΩを手に入れたくなる衝動に駆られるが、クラスのリーダー的存在オウギがあれこれ画策して、Ωをなんとか護ろうとする。
だが、、、
とにかく波乱に波乱を重ねた展開でした。
今となってはオメガバースという設定自体なんらもの珍しいものではないし、亜種的な設定もバラエティ豊かに見られる昨今です。
けれど、最後までハラハラドキドキ感を読者に与えてくれる面白い作品でした。
というか、ひどいことばかりだった受けちゃんの一途な純愛…攻めが生きる希望だったっていうのがとてもよかったです。
発売当初に購入して読み、続巻を読むために数年振りに再読。
あれ、このお話こんなにも面白かった…?
と、改めて痛感。
というのも、あの頃はオメガバが出始めで目新しさがあって、でも第二の性差別や強制的に発情してしまう質が少し怖くてずっと本棚の隅にそっと閉まっていました。
かくいうこの本もΩやαである高校生が苦しみ、もがいて運命の番を見つけていくお話で、受けが過去にトラウマを背負っています。
これまでに結構な量の色んなオメガバを読んできたので耐性がついた今、改めてこの本の良さに気がつきます。
やっぱり構成だったり絵が抜群に上手くて…。
それ故に、入り込んでしまうんですよね…。
あとタイトルも秀逸!
数年経っても覚えているくらい、すごくいい、天才だ。
受けの抱える問題、攻めの抱える問題が続巻で解明してくと思ったら次巻が楽しみであり、やっぱり辛くなるのが分かっているから少し手が遠のきそうになったりしながらも…読んでしまいたくなる、そんなお話です。
本当に素敵。
登場人物一人一人の心理描写が緻密に描かれていて、丁寧に感情移入してしまいます。
それぞれのカプの苦悩とか相手を思いやる気持ちとか、それでいて本能が恋心に襲いかかってくる感じとか息をするのも忘れて読んでしまいます。
行為の描写も、この方向に感情が動いたからこの行為になる。という感じで、普段読んでいるBLとまた違った文学のような感覚が味わえる作品だと思います。
個人的にはオマケページのβの先生のスピンオフ作品が読みたいなぁと小さな希望をここに記させて頂いて、レビューを締めさせて頂きます。
世の中にはいろんなオメガバースがある。
オメガバースの初めてにこれを選んだなら、やめとけ。悪いことは言わない。手を引くんだ。
ロマンティックなオメガバもあるし、初心者に優しい読みやすいオメガバもある。
これは、重すぎる。
どシリアスな作品が好きなら止めないけど。
「オメガバースってあれでしょ!?運命の番がいて、Ωとαがどっきんこどっきんこするときめきがあるんでしょ?!」
そういうやつは回れ右しろ。
人間の汚い部分を目の前にたたきつけられる。
読み初めは飛ばしてくるから、ついていくの大変。途中で、何度挫折しかけたことか。
これは、確実に人を選ぶ。神としゅみじゃないが二極化するくらいには。実際、二極化してないけど。でも、そんくらいの勢いで人選ぶ。
ストーリーラインは、古い文化の田舎、一人のΩが転校してきたところからスタートする。
クラスメイトは7人すべてαで、Ω・宮内かなえを見た瞬間全員が彼に運命を感じる。
オメガバース作品での共通主題とでもいうべき「運命の番とはなにか」について、オメガバ誕生初期早々に切り込んだ作品のひとつだ。
評価は神にしたが、裏を返せばしゅみじゃない評価にもなる。
この重苦しさを称賛しての神評価だ。私はこの手の重さを纏った物語が好きではない。
バース性に振り回されるαとΩをここまで哲学的、また文学的に描き出した作品も珍しいのではないか。
とにかく、雰囲気がマジ独特。
オメガバって、狼社会の云々を表したジャンルなんて言われてるけど、これはαの中でもリーダーがいたり、狩りでもするみたいにΩを追い詰めたり、そういった点でまさしくオメガバースそのものなんだよなぁ…。
読後色々考えさせられた。
読むなら覚悟して読めってことだ。
それにしてもほんと重い。
オメバガでひとつの歴史生んだと思う。
ごめんなさい、なんでこんなに評価高いのかがわからないです。
まず話の流れがわかりづらい。絵も別に綺麗じゃない。設定はいいと思うけど、別にそこまで珍しくもないし、そもそも設定を描き切れてない。ものすごくエロがエロいとか、萌えるとか、ストーリーが面白いとかそういうわけでもない。いい評価をつけるポイントがどこにもないので、評価の良さがめちゃめちゃ謎です。
期待していた分余計残念に思いました。
まあでもこれがはじめての単行本とのことなので、今後に期待です。
有名作なのにまだ読んでいなかった作品のひとつでした。
続刊発売を機にまとめて購入。
今ではオメガバースと言えば、作家さまによって様々な組み合わせや設定が新たに生まれたりと、常に進化をし続けている生きたシチュエーションというイメージがありますね。
こちらの作品はオメガバースプロジェクト1から連載されていたとの事で、日本におけるオメガバースという設定の初期を築いた作品のひとつなのではないでしょうか。
平和な田舎町の私立高校に現れた1人のΩの少年。
彼のフェロモンにクラスメイトのα全員が惑わされていく。
かなりダークでシリアス、痛々しさすらも感じられる作品です。
「皆が妊娠させたい男子」という煽り文が印象的かつ煽情的ですが、描いているものは意外にも純愛でした。
そして、自身の心と性別と本能に抗えない人間達と、それに抗おうとする人間の話でもあります。
カナエの首輪の鍵をどうにか外そうと躍起になるクラスメイトのα達の姿に、"本能"に翻弄されてしまうこの世界の人間の醜さとやるせなさ、悲しさを見た気がしました。
本能による理不尽さと不自由さが溢れている。
幼い頃、カナエとオウギが無邪気に行った"番ごっこ"でついたオウギの噛み跡により、後にΩである事が判明したカナエの身体は平均よりはるかに早い発情を誘発してしまう。
全ての悲劇はここから始まってしまったと言っても過言ではないはず。
兄・妊娠・恐怖・中絶・オウギとの別れ。
異常体質によるフェロモンの過剰分泌・望まない発情期に乱され、何度もレイプをされそうになりながら、壮絶な環境の中で苦悩しながら生き続けていたカナエの元に舞い降りたオウギというひとつの希望。
αを惑わせる自分が、αの園のようなクラスに飛び込んででも会いたいオウギという存在。
一見カナエは一途で健気だけれど、1クラスを崩壊させてしまっても構わない程の執着を持って転校する残酷さも持っているなと思います。
ハッピーエンドではあるものの、オウギもカナエもどちらもエゴイストな点が闇深くも感じました。
描き下ろしの2人は初々しくて可愛らしい。
重たい作品なので評価が分かれそうなところではありますが、勢いを感じる点と、読む視点を変えると見え方がまた少し変わる点が面白いなと。
83ページのカナエの瞳が美しいかった。
それから、βの先生のショートストーリーがとても好きでした。
読後感は決して良くはないのだけれど、何故か魅力を感じてしまう作品…不思議です。
このまま続刊も読んでみようと思います。
この作品、かなえが全部壊してる‼わかっててそれでもやりたい。だったら責任はとろう‼はやととゆうちゃんかわいそうで、自分は謝りもしないでぼーとふざけるな。お兄ちゃんの事だって。お兄ちゃんのせいじゃない無能な自分のせいをただぼーと見つめて。おうぎの子供はらみたいだとふざけるな❗おうぎもりこうなら考えろ発情したのはかなえだ。あんな嫌がるかなえを‼で、最後には助けてふざけるな❗作者は何を伝えたいの解る人コメントヨロシクです❗
かなりシリアスでした。私的には少し苦手でした。
絵柄は綺麗めな感じです。
皆が妊娠させたい男子というキャッチコピーに惹かれて読んだのですが、あまりエロ多めではないと感じました、少なくは無いのですがシリアスを多めに感じました、なので萌える話ではないです。萌えを求める方はそんなにオススメじゃないです。
ですが少年たちの辛い過去や少し性格悪めでも楽しめる方にはストーリーもしっかりしていて絵柄も綺麗なのでおススメです
ストーリーはしっかり組み立てられていたように思います。「皆が妊娠させたい男子」というキャッチコピーがパワーワード過ぎて、最初はαだらけのクラスに1人で編入したΩがとにかくピンチに陥り続ける話なのかなという想像していました。が、確かにΩのカナエがαに狙われるシーンも多いといえば多いのですが、そういったシーンがメインではありませんでした。ストーリーの軸はあくまでも、唯一運命の番かもしれないαのオウギと、カナエが過去の因縁に決着をつけつつ、いかに結ばれるかというところにあります。
カナエの過去については、なぜそれまで好き合っていたはずのオウギを遠ざけねばならなくなったのかも納得できる理由がありましたし、わざわざαばかりのクラスに編入してきた理由も頷けるものでした。1つだけ、オウギが昔あんなに必死に想っていたカナエのことをすっかり忘れてしまっていたのは引っかかりましたが、カナエと離れてしまったのがあまりにも辛くてどうにか忘れようと暗示がかかったのかな?と、とりあえずは考えています。ただ、過去では心から好き合っているように見えましたが、現在ではαとΩの本能からの好意を超えたところを描かれたシーンが少なかったと思うので、次巻で続きをどのように描かれるのか気になりました。
冒頭から刺激的な台詞で始まったこの物語は、謎解きの様に私たち読み手側に迫ってくる。
目眩を起こしそうなキョーレツなΩのフェロモン。
気をつけていないとはみ出してしまいそうな膨大な字数のモノローグ。
およそ高校生らしく無い言い回し。
欲望を抑制させる為にロボトミーとまで言わずとも使われる薬。
幼少期のキレイな想い出。そして傷。
一読した後では実はよく理解出来ていなくて。またしばらく読み返す気にもなれなくて。
読み返してみて、最初には自分が理解出来ていなかったことを理解した。
物語はミステリーの様でもあり、少年たちの心の自立を辿る物語の様でもあり。
とにかく異色であるとしか言いようが無い。
最新の「さよなら恋人またきて友達〜ロストチャイルド〜」を読んでから、もう一度戻って来て読んで欲しい。ただし、こちらも相当な毒気に当てられるので。
心が少しでも弱っている時にはおすすめ出来ない。
yohaさんは同人時代から好きな人なんですけど、今回のは何故か嵌れませんでした。
今まで性格悪く描写されていた攻めに、昔からの理由があるとはいえ急に愛に目覚められても取ってつけた感が出る……じゃないですけど、なんか萌えなくて困りました。受けも芯が強くてちゃんとかわいい子なんですけどね。自分にとって感情移入できないタイプの、何だか人間みを感じられないキャラ2人だったんだと思います。受けと攻めは主人公補正的な物が強くて、良くも悪くも特別な人間って感じです。
とは言っても、yohaさんなんでストーリー自体は練られていて、脇キャラたちも描きわけが出来ているし個々の人格があります。その辺で萌にしておきました。李と早乙女君がお気に入りキャラです。彼等、主人公たちと同じクラスの面々を取り上げた番外編ではyohaさん特有のギャグ(?)がたくさん見れて満足しました。この子たちの取り留めもない日常が気になります。
総評としては、萌えや、単純な面白みとは離れた、ちょっと変わり種なロマンスを楽しみたい方にオススメしたい作品です。精神的に一途かつ、皮肉な言い方を交えつつも、「運命」という単語がたくさん出てくるお話なので。小説的なのに漫画的技法を上手に使っています。yohaさん独特の空気感や絵柄は健在で、嵌る人はすごく嵌ると思います!
オメガバース作品を読むのはこちらが初めてでした。
正直オメバには苦手意識があり、ただ読まず嫌いもよくない…と思い最初に選んだのが当作品です。
まず結論として、オメガバースという世界観に萌えたか?というと、そういうわけでもなかったです。
かなりシリアス色が濃く、また発情期やヒート状態という極限の中で、キャラたちの狡さや弱さが露骨に描かれており、キャラ萌え…という余裕もあまりありませんでした。
ただ、あの世界の中で与えられたα、β、Ωという役割の中で悩み苦しむ少年たちがとても丁寧に描写されており、生きた人間を魅せる表現力が凄まじいです。
映画を見ているかのような迫力の演出、展開の構成にも引き込まれるものがあり、「萌えとして処理できなくても十分面白い」「オメガバースの魅力を理解できなくても、読んでみる価値がある」と感じました。
αばかりのクラスに転校してきたカナエ(Ω)は、早々にクラスメイトに襲われます。
オウギは『友達』としてカナエを守ることで、カナエの信頼を得て、番に選んでもらおうと考えます。
しかし、他のクラスメイトたちもカナエを番にしようと策を講じ始め・・・というお話です。
オメガバースものを初めて読みました。
最初にオメガバースについての説明が載っているので、世界観を頭に入れて読むことが出来ました。これは初心者の私には親切でしたね。
理解出来ないなりにもこの説明を読むことで、物語についていけた気がします。
ストーリーは読み応えがありました。
各キャラクター、そして物語が結構しっかり作ってあります。
私的にはオウギ×カナエ(α×Ω)よりも、ハヤト×ゆうちゃん(α×β)の関係に萌えてしまって(笑)
表紙の折り返し部分と説明裏のゆうちゃんの顔が・・・ゆうちゃんのキャラクター好きです。
登場人物が多いせいもあるのか、文章量と情報量が漫画にしては結構多いような・・・それもあってか、がっつり読ませられた印象です。
本当、読み応えはある作品でした。そういう意味で、萌評価です。
オメガバースならこの作品!と薦められて読みましたが、正直なところ、オメガバースいいね!!とはならなかったです。ごめんなさい。
BL的な部分よりも、αとΩの間に存在する生まれながらの格差的な部分が引っかかってしまった気がします。
時代物やファンタジーを除く、現代の時間軸で「身分差を越える愛」を書くための設定がオメガバースなのかな・・・などと思ってしまいました。
妊娠設定と同程度に、この格差設定がオメガバースを受け入れられるかどうかのハードルのような気がしました。この二つに萌えられるなら、オメガバース大丈夫なんじゃないかな。
でも、今作を読むことで、オメガバースを理由に作品を避けるのは勿体無いかな、とは思うことが出来ました。
前々から友人にすすめられていたが、オメガバースという特殊な設定に、なかなかな手が出なかった...しかし、読み終わって感動!涙!完全に惹かれてしまいました。
私はこの作品からオメガバースが好きになりました!!
冒頭の1〜4ページにとても分かりやすくオメガバースについてとこの作品独自の設定が解説してあり、オメガバースの作品が初めての私でも簡単に読むことができました。
一人を奪い合う中での本能、理性、嫉妬、葛藤が全てこの一冊に詰まっていて感動。
ネタバレは避けたいので作品の中のセリフを引用
『「運命」だから噛んでもいいよ』
この一文からでもこの作品の世界観が伝わると思います。
緻密に練られたストーリー、登場人物達の心情変化に完全に惹きこまれました!
本当に何度も読みたくなる作品でした。
もしオメガバースに興味があれば絶対にオススメです!
元々オメガバースに興味がなかった(嫌いというよりは設定に萌えを感じない)のですが、違う作品でオメガバースを初めて読んで、なかなかいいんじゃ!?と思いこちらも読みました。
オメガバースという設定でのΩの方は無理やりされることが常なのでしょうか?
無理やりされるシーンが得意ではなく、受けが叫び声をあげたり絵の描写が悲惨だと「うーーーん」。
まだ2つのオメガバース作品しか読んだことがなくあまり比較出来ないのですが、初めて読んだオメガバースも無理やりされるシーンがありましたがまだ軽めで(そう感じただけかもしれませんが)これならと思いましたが、この作品は私にとってはあまり軽い無理やりではありませんでした。
軽い無理やりってなんだ??(笑)
この作品でもオメガバースの設定が頭にはいってこず、何度も説明文に戻り読み返してしまいました。
堕胎という描写があるのもオメガバースならではですね。
この作品はオウギとカナエのラブなストーリーだけ見ればなかなかよいお話でした。
オメガバースの設定上、無理やりやられる描写や襲われる描写が必ずあるかと思うと、次の購入の手が伸びないかもしれません。
私が思っていた感じとは違ったので良かったです。
はじめ、私は広告などで見た限り、Ωの転校生カナエがαたちにまわされ、そこへ主人公であるαのオウギが助ける、的な話なのかと思ってました。
でも実際は違って結構純愛(?)で、主人公以外の周りのαたちも暴走などするものの結構紳士的でそれぞれに魅力のあるキャラ達でスラスラ読めました。
でもやはりレイプシーンも複数あり、苦手な方にはあまりおすすめできません。
カナエが転校してきたばかりに襲われるシーン、カナエを襲ったαにオウギが同じ目に合わせようとするシーン、αたちがもしカナエのフェロモンにあてられてしまったときの想像の中の話、カナエの過去…とコマ割り的には少ないのですが部分的には多くありました。
あと完全なネタバレになってしまうのですが、説明書きとかに全く書いてないので言っておきます…。軽く近親相関のシーンもあるので苦手な方はほんとにやめてた方がいいかと…(´・ ・`)
はじめの方は思いストーリーでちょっと「うーん…」といった感じだったのですがラストの番外編あたりではそれぞれのキャラたちのお話がちょこちょこあってほのぼのします。私的にはそこがオススメです( * ˊᵕˋ )
知人からオメガバースという設定を教えてもらい、これがイチオシだとお勧めを受けて購入
ストーリーは、おもしろかったかも
ぐいぐい読ませる展開、先が気になる流れ
受け? オメガのキャラが健気で、かわいそかわいかったです
ただし、自分は最後まで読んでも、このオメガバースという特殊設定には惹かれるものがありませんでした
残念
ふたなりは好きだし、妊娠ものにもダメツボはないので、そこがいやというわけではなく・・・・・むしろ、オメガバースという設定はBLではないのでは? と感じました
それこそ、やおい、BLという言葉がなかったころから読んでいる読者なので、いわゆる耽美とかJUNE系という作品も知っているし、そういったジャンルには近いものを感じるんですが、BL、ボーイズラブと呼ばれるものは、もっと根が明るいものだと受け取っていたので、自分の中のジャンルわけで、これはBLには思えない気がします
残念ながら、このオメガバースという設定、他にも読みたいとは思えなかったです
あらすじと電子書籍の広告バナーを拝見して、受け(カナエ)がレイプされまくる話、と思い込んでしまったのでなかなか手が出なかった。でも評価も高いし読んでみようかなと思ったら、これがまた完売状態で手に入らない。縁がないなあと思っていたら、先日たまたま立ち寄った本屋さんで見つけて、やっとゲット出来ました。
Ωの発情期、αのヒート。そして『魂の番』。
オメガバースならではの設定が満載で、カナエは彼の持つ強いフェロモンゆえに常にレイプの危険にさらされる。そして、実際にレイプされてしまう。
うん、これは読み手を選ぶ作品だなと思いました。
愛情の延長線上にあるセックスではなくて、カナエを愛しているからではなく彼の「フェロモン」に誘発されてカナエを求める(というか、カナエの意思を無視してレイプしようとする)周囲の男たちに嫌悪感を抱く方は少なからずいらっしゃるだろう、と。
けれど、その一方で、カナエとオウギの、ひたすら相手を求める恋心がとてもよかった。
求愛されることは多々あれど、Ωである自分を卑下してきたカナエが、オウギに会いたい一心で踏ん張る姿がとてもかっこよかった。
信じていたお兄ちゃんにレイプされ、妊娠までしてしまうカナエ。
周囲の男たちにレイプされる不安に常に付きまとわれているカナエ。
それでもオウギに愛されたいと頑張るカナエ。
いや、とてもよかった。
一方のオウギも。
はじめはカナエのフェロモンに誑かされているだけだと思っていた彼の、意外な過去がすごくツボでした。
子どもの時、カナエのことが本当に好きだったから、カナエに捨てられたと思い込んで記憶を封印しちゃったのかなあと。
カナエのフェロモンにあがらえないクラスメイトの面々に、ハヤトのためにカナエを売るゆうちゃん。
みんなすごく自分勝手で、青く、若い彼らを見事に描き切ってるなと思いました。
みんながカナエとセックスをしたい、というストーリーの影に隠された、カナエとオウギの純愛がとてもよかった。
本編はシリアスムード満載ですが、終盤の番外編がとっても面白かった。
個人的に彼らの通う学校のβの先生の話がとても好き。いい先生だ…!
そんなナイスガイな先生が「オウギ… あの鈍感め…」と思うシーンに思わず爆笑しました。
評価が分かれる作品だと思いますが、個人的にはとてもツボな作品でした。
文句なく、神評価です。
今になって何でこんなに人気が出たんだろ?
やっぱバナー広告の影響力なのかなぁ?
発売してすぐに購入していましたが、オメガバースの知識が全くなかったので説明読んでもいまいち理解できず…。
っていうのも、ある程度の設定が合っていれば作者のいいように設定も変えられる…だからオメガバース=こう!っていう話の流れが作品ごとに微妙に違うからつかみにくい…orz
BLで頭使いたくないよー(´д`|||)
当初私の解釈は
①Ωは発情期にフェロモンを出してαをヒートさせ、妊娠出来る(妊娠率100%)男が妊娠…えー…。
②カナエ(Ω)一人を皆(α)が狙っている。
③Ωってモテモテじゃね?もう求婚されている女王様みたいだし。αをはべらかせて「私が欲しけりゃ、ひざまづけ!!」あっはっはっ☆的な?良い御身分だ。羨ましい。
…うーん、何か違ったね。
Ωが社会的地位が低く、αと番になってしまうとΩの方から解消は出来ない。逆にαからの解消は出来るから都合よく捨てられたらたまったもんじゃない。
Ω:α:βの割合が1:2:7なのに、この作品のΩは貴重な存在なのか?
片寄った地域は争いが起きるね。
で、オメガバース設定は置いといて、いつも私が思うのが過去に合っている人を覚えていないのはおかしいと言う事。
オウギ全然カナエの事覚えてない。オウギもカナエも別れるときは泣くほど仲良かったのに「あれ?何処かで…?」も無い。
逆にカナエはオウギに会う事ばかり考えて優秀なαのクラスに転入するのを頑張ってひたすら勉強してたのに。
しかし、学校も成績が良かったとしても何故αの中にΩを入れたのか?獣のなかに小動物を入れるイメージなんだけど、どうなるか予測出来たと思う。
あと、カナエの引っ越し理由が分からない。近所の目が痛かったから逃げたとか?でも堕胎出来る期間を考えたらお腹目立つ時期ではないだろうし…。やっぱワカンネ。
カナエをレイプした隼人に薬を飲んで貰うことになったが、生徒だけの会議で人格が無くなるくらいの薬を処方出来る訳がないんじゃね?
学校に任せると退学になるからとはいえ、先生や隼人の親が一切出て来ないのは無理があるかなぁ。
等々、話が難しいから何度か読み直ししたんだけど、読めば読むほど疑問点ばかり出てきてしまって疲れる。
昔オウギがカナエのうなじを噛んでも番にならなかったのは、発情期中のセックスで噛んでの番だから、ノーカンなんですね。でも血が出るほど噛むって幼いながらにオウギひでぇ。
クラスのαたちが組んでカナエの首輪を外すキーを複製します。
こいつらスゲーwww三人寄れば文殊の知恵ですかwww(実際は4人見えるが)
3Dプリンターでスペアキーが作れてしまうなんて…ここは犯罪も手軽に出来る環境なのか!?
ラスト、オウギはカナエの発情期を待ち噛んだ。
番になって喜ばしいことなんだけど、最初のオウギの腹黒さを知っているから素直に喜べない。
カナエが一途に想っていたから、カナエが幸せなら…で妥協している気分ですわ。
◆描き下ろし4本だて!
これ良かった!ギャク入ってて気分微妙だった私が救われた!
隼人とゆうちゃんが気になっていたけど二人の出会いににそんな過去があったとは…。むしろ見た目で隼人の方がやっていそうなのに(すまん…)隼人スゲー!!イイ男だ!
これ見たらΩのフェロモン怖いわ。隼人ゆうちゃんに謝りながらカナエの事襲っていたもんなぁ…あのシーン切ない。
キャラの個性も良く、それぞれの描き分け技術も素晴らしかった。
土砂崩れのシーンは背景もしっかり描かれている。
なのに、なんだろーこのモヤモヤ…。想像力と読解力のなさにorz
凄く評価が高くて、売り切れ続出で。
これは読まないと!と思って読んでみたのですが、
私にはハマりませんでした。
すみません。
強姦は場合によっては好きで、読めないことはないはずが、
これはちょっと読むのが辛かったです。
受けのカナエにクラスメイト全員が物凄く執着しています。
オメガバースものなので、仕方ないのでしょうが、凄く過剰というか…
クラス全員で取りあうという。
今まで見てきたオメガバースものがソフトだったのでしょうか。
欲情されるというのは見てきたはずなのですが。
番にならないように、受けが首輪をして自衛しているのですが、
クラスメイト全員で1人が遊びで目隠しをして、
その間に首輪を外すための情報を仕入れるという状況も。
凄いな…と思いました。
過去には兄からもレイプされていた。
そして、孕ませられていた。
結局は堕胎しましたが、近親相姦もあるのか…と
オメガバースの世界の恐ろしさを改めて知りました。
兄弟で、αとΩなら近親相姦でも発情しちゃうのですね。
兄弟間はないのかと思っていました。
幼い頃に別れ、受けのカナエは最初から心に決めていた攻めのオウギに会うため、αしかいないクラスに転校してきた。
なぜオウギの記憶がなかったのかがちょっと分かりませんでした。
忘れてくれと言われて、簡単にスポーンと全部忘れて、初めましてって言えるんだろうか…。
最終的には思い出していましたが。
そして、二人は無事に番になっていましたが。
とにかく、クラスメイトの受けへの執着が凄まじくて、
逆に怖かったです。
実際にこの世界があるとしたら、こうなるんだろうか…。
クラスメイトみんなで受けを探し、受けが逃げ、捕まり、
首輪を外されるシーンも、あ…と次のページを読むのが怖かったです。
首輪を外したら、すでに歯形があり、それは幼いころに攻めのオウギがつけたものだったのですが。
このときはまだ番にはなれなかったのかな…。
そこら辺がちょっとまだ微妙に理解していないところです。
本によってちょっと解釈が違っていたりするので。
番は解消出来たり(αに影響はないですが、解消されたΩは二度と番を作れず、悲惨な人生を歩むとか…)、
お互い好き同士なら、発情期がきていなくても番になれたり。
よく理解していなくても、項を噛めば番になってしまっているというのも見たことがあります。
お話的には物凄く良く出来た作品なのですが、
BLで萌えたかと言われたら、正直うーん、です。
レイプシーンは結構エロかったのですが、
オウギ×カナエのセックスシーンは、なんか温くて不完全燃焼でした。
オメガバースならではの激しく求めあうシーンが見たかったです。
この二人で…。
エロ目的で買われる方は、注意です。
エロシーンは少なめなので。
他の方も書いておられますが、萌えが少なくて、
また読みたいとは思えませんでした。
最近ちるちるのバナー広告でこの作品がよく出てくるので、「クラス全員に欲情されるオメガ⁉︎」と気になって購読。
読んでみてから評価やレビュー数を見てびっくりしました。有名な人気作だったのですね。
たくさんのレビューが書かれているのであらすじは割愛して。
やはりオメガバースはアルファ×オメガが王道ですね。発情期とヒート、という組み合わせは文句なしに萌えるし、愛がないのに目の前にいるオメガを犯したくて犯したくて仕方のないアルファのさがにもズキュンとします。
今回の話が再会ものだというのはすぐにわかった(イラストでほぼわかるように描かれてる)のですが、過去になぜ受けが攻めから離れなきゃならなかったのかがわからなかった。兄との事件はわかるんだけど、なぜあんなにお互い身の切られるような思いをして離れなきゃならなかったの? 結局時が過ぎてから会いに来てるし。
あと、受けと再会した攻めが、ころっと都合よく受けのことを忘れていて、ラストにまたころっと都合よく思い出すのが解せなかった。
再会といえば、そのあたりの攻めの受けに対する気持ちが何だか萌えない。肉欲をひた隠して、でも他のクラスメートは牽制する。口だけは受けと友達になろうと言う。なんかすごく小物っぽい…。主人公っぽくない。
受けも、他のクラスメートに対する気遣いがない。再会を企てるなら、攻めと一対一の状況を作り出せなかったのかなぁ、と思う。普通の痴漢や性犯罪ではなく、オメガバースの世界では強制的に働く発情期とヒートに対して、何の対策もとらずにアルファの中に身を投じるのは…。自分だけでなく、相手の人生も変えちゃうんだから。
それで危うく人生を棒に振りかけたアルファのクラスメート・ハヤトと、ベータのゆうちゃんの話はとても良かった。病んでるゆうちゃんが素敵。ハヤトの人生を狂わせそうになった受けに復讐する流れはとても理解できる。そのゆうちゃんを頼った攻めが甘かったですね。
番外編でハヤトとゆうちゃんの出会いとかあって、個人的にすごく嬉しかった。あとクラスメートのアルファ同士がエッチしてみよーって流れになる番外編には声出して笑っちゃいました。
オメガバース設定の話としてよくできているかなあと思いました。
ただ、萌えが、なかった………
受けのカナエも攻めのオウギもどちらも執着系で、そしてどちらも全く肚を見せない。
それが災いか?いくら読んでもなかなか萌えがない。
肚の見せなさ、読んでて非常に面倒くさい感じでした。
トラウマ的になってる記憶の中の彼だったとかいうネタなのはなんとなくわかってたけど、それをネタにするには甘さのかけらもない中盤。カナエが可哀想すぎる………
もっと初めからイイ感じで引っ張ってくれてもイイんじゃないかと思いました。
2人の間の萌えを、感じる場面が、えーっと、全然なかった……
ハッピーエンドで終わろうが、後味良好だろうが、中盤が酷くて2度は読みたくないと思いました。
あらすじを読んで「エロ系の話なのかな?」と思っていましたが、いい意味で裏切られました。
ストーリーがとてもしっかりしていて、後半に進むにつれてどんどん引き込まれていきました。
サブキャラクターたちもしっかりキャラが立っていて良かったです。
好きな人以外にも身体が勝手に欲情してしまうというオメガバース特有の設定を上手くいかした、切ないお話でした。
そしてなによりもカナエの一途さに心を揺さぶられました。カナエが転校してくるまでに何があったのか、どうやって転校してきたのかを知ったとき本当に胸が苦しくなり、涙が出ました。
ここまで一途に努力する子はなかなかいません。
これは名作だと思いました。
yohaさんの他の作品もぜひ読みたいです。
もともとyoha様がpixivに1話を投稿していたので、続きが気になり、買ってみました。
オメガバースについては、しっかり作品に記載してありますが、まあ読むのは面倒です。w
まず表紙ですね!カナエの大きな目にとても引き込まれます。絵柄も少し特徴的で私的には大好きな絵柄でした。
内容もオメガバースをとても上手く利用しています。カナエとオウギの幼い過去、それによって起こった出来事。カナエがクラスメイト全員に「番になろう」、と追いかけられたり、物語の構成がよく考えられていて、読み始めたら止まらないです。ハラハラ、ドキドキ、まさにその物です!ストーリー重視の方にオススメ!エロはありますがあまりエロくないです。
読んだ後の幸福感はとてつもないものです!最後の番外編(?)もクスッと笑えていろんな要素が詰まってます!デビュー作なのに素晴らしい!
すごくオススメです!
今後のyoha様の作品に期待が高まります!
オメガバースってなんだか面倒くさそうだから、作家買いしている先生じゃなかったら読まなくてもいいなーと思っていたんですが、この表紙にはついつい手が出てしまいました。インパクトあります!
最初に4ページのオメガバースについての説明があるのですが、実は私、ここで一度挫折しましたー(>_<)。字は小さくて薄いし、なんせ長い!しかも説明文が全然面白くない。もっとユーモアのある文章だったり、一捻りあれば一気に読んだかもしれないけれど、本当に普通の説明文なんですもん。面倒になりました。それでしばらく放置してしまっていたんです。
今月は新刊の購入予定も少なかったので、よーし挑戦してみるかと頑張って説明文を斜め読みして本編に進んだら…止まりませんでしたヾ(≧∇≦)ノ"とっても面白かったです!!
心を裏切って暴走する体。オメガバースの一番重要な設定だと思うんですが、普通の世界でも起り得ることでもありますよね。好きでもない相手としちゃうとか、好きな相手とするよりSEXの相性がいい相手がいるとか…。一番好きな相手との愛のあるSEXが一番気持ち良いって、ものすごく幸せでラッキーなことだと思います。
Ωのカナエはそういう相手を求めているだけなのに、特殊なΩという性がそれを阻む。「こんな体脱ぎ捨てたい」と苦しむカナエが悲しくて、想像以上に痛々しいお話でしたが、傷つきながらもお互いを手に入れたカナエとオウギにほっとしました。
αのクラスメイト達はαという特権階級にもかかわらずみんないい子たちで、階級に恵まれていてもそれぞれが悩んで成長したのがよかったです。それでも気になってしまうのは、圧倒的にαに有利な番のシステムですね。Ωは番のαだけになるのに、αはやろうと思えば誰とでも出来るなんてずるいなー。特権階級に有利なシステムだなんて、現実世界そのものですよね!
萌えたかというとかなり違いましたが、ストーリーがとても面白く個性的で、これがデビュー作だなんて「すごい」の一言です!
ストーリーは面白かったけど、つらかったです!(*´・ ・*)
設定に萌えたのですけど、どちらかというと萌えよりは、ホラーかサスペンスを読んでるきぶん。
評価下げてごめんなさい、、、。
誰も悪くないのに、起こってしまっていることがどれも悲劇すぎて、個人的には萌えるよりも苦しくなりました。
以下、私的無理ポイント。
ネタバレ注意!
ハヤトくんに使われた薬が非人道的すぎる件。
これは、ゆうくんじゃなくても、精神的に追いつめられそう、、、。
お兄ちゃんの件。
悲しすぎる、、、( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )
僕の子どもを殺さないで、と言ってたところに胸が痛くなりました。仲が良い普通の兄弟だったのに、、、。
受けに取り返しのつかない傷を負わせてしまった彼らだけど、フェロモンによる不可抗力だと思うと、ただただ不憫でした。
私はもうすこしライトなものの方が、好みかもしれません。
表紙に怯んで今まで読まずにいた私はバカだった。
このオメガバースは面白い!
オメガバースモノは、森世さんの「ロマンティック上等」で読みたいものが読めたという満足感もあってその後手を出していなかったのですが、少し前に電子版が配信され始め、「ロマンティック上等」とこの「さよなら恋人 またきて友だち」が特集ページ上での扱い、読者レビューでツートップという感じだったので、改めて気になり購入しました。
万人受け…となると難しいかもしれませんが、この表紙やあらすじから胸糞悪い話なんじゃないかと手に取らずにいらっしゃる雑食嗜好の方には、怯まずぜひ読んでみて!と強くオススメしたいです。
オメガバースという設定でこのストーリーを思い付くか…!とyohaさんの非凡な着眼点と作家性にただただ舌を巻きました。
明らかに異色なのが、αとΩの位置付けです。
この作品では、Ωが選ばれし性(圧倒的に個体数が少ない)、それを優勢性であるはずのαが取り合うという構図。(βに至ってはもはや蚊帳の外)
そこから生まれるストーリーがとにかく面白く、ページを捲る手が止められないほど強烈に引き込まれます。
正直、地雷となる要素はとても多いと思います。
警戒し過ぎて、私は先に結末を読んでから読み始めました(こうゆうことたまにやるんです^^;)が、結末を読んだらもう読むことに迷いはなかったです。
ほんと面白かった!
久々にネタバレなしでレビューしたくなる作品でした。
また一人、凄い作家様に出会えた!と思わず興奮してしまいました。
yohaさんの次作以降にも期待が募ります。
オメガバース作品を読んでみたいと思い軽い気持ちでこの作品を読んでみたら、かなりヘビーで読み応えのある作品でした。
またまたコミックで久しぶりに読み応えのある作品に出会えました。
最初の数ページはオメガバースについての詳しい解説が書かれているのですが、オメガバースをよく知らない私にとってはとても嬉しい前情報でした。
Ωのカナエが実の兄やクラスメイトにレイプされるシーンがあってかなりキツイのですが、Ωという人種を考えればそれはあり得ることだと思うので、オメガバースの世界をしっかりと描ききった作者さんは凄いなと思いました。
こういうオメガバースもあるんだなあ…。
この方はBLじゃなくても、ストーリー漫画も描ける力量があると思うし、画力も高いですね。
犯される性、妊娠がわかり怖くて泣く、堕胎して泣く…
それを萌えにできる腐女子の強さを感じる。
…萌えとはちょっと違うか。
絵は滅茶苦茶きれいで泣く子は可愛いけど。
描きたい帰結があって描いているのがわかる。
タイトルにも納得。
これが初オリジナル初連載初単行本だとは…
驚異の才能。
帯も凄いですね。
「皆が妊娠させたい男子 全員彼を犯したい」
実際レイプされます。
なかなか萌えに転化しづらい事案が多数あるけど…
読み応えがあった。
読み手の年齢が高いほど抵抗を感じるかもしれない。
しかし紛れもなく新たな才能すぎるので、まずはそこに喝采。
読めてよかった。
表紙とあらすじに惹かれて買いましたが、ほんっとうに良かったです!買って良かった!
オメガバースはpixivなどで色々な作品を読んだ上で好きな設定だったので即決でした。
αとβとΩ、3つの性別により振り回される登場人物たちが魅力的でした。
オメガバースと言えば男でも妊娠できる、発情期やヒートがある、αとΩの間で成り立つ「番」など、性的なものを思わせる設定がてんこ盛りなわけですが、こちらの作品は、オメガバースの設定を生かしつつエロとは程遠い、シリアスで感動させられる作品だと思いました。
そしてまーーーカナエが可愛いんですよね。過去を引きずりオウギと再会するために努力をする姿やらなんやらが。
レイプシーンが何回かあるので「本当にそういうのが無理!」という方にはお勧めできません。
最終的にオウギ(α)とカナエ(Ω)がくっつくのですが、最後に2人の初エッチのお話がついてるので幸せな気持ちになれました。またオウギとカナエ以外のクラスメイトのお話もあるので、本編では知らなかったことなどが色々分かって面白かったです。
私としては今まで読んだBL(と言ってもそんなに多くありませんが)の中で1番の作品です。
本能、嫉妬、理性が渦巻くこの作品が大好きです。
Twitterで発売を知り、絵がとても好みだったので気になり購入しました!
学園生活の話はとっても辛かったです…
レイプシーンが多いので苦しくて。゚(PД`q*)゚。私ってレイプ苦手なんだなぁ(両想いは除く)と気付かされました笑。しかし!過去編はとっても好きでした!純粋な気持ちでお互いが惹かれ合ってるのがたまりません!過去編は過去編で辛いシーンはありましたが、過去編だけなら神評価です!!!
でもその神評価を上回るぐらい学園生活が辛かったので萌に至りました(´・ω・`) でも最終的には受けと攻めがラブラブハッピーエンド?だったので満足です!
発売直前にアマゾンのランキングを見て衝動買いしました。
オメガバースはピクシブでなんとなく見たことがあって知っていましたが…
α=エリート β=普通の人 Ω=フェロモンむんむん
…ってかんじのイメージだけでそんなに興味がありませんでした。
この作品を読んで細かい設定等を初めて知りました。
最終的にαのオウギ × Ωのカナエが番になるハッピーエンドです。
オウギもカナエも肉体的には一途ではなかったかもしれないですが精神的には一途で純愛でした。
子どもの頃から色々と辛いことがあってもオウギをずっと一途に想い続けたカナエ…オウギと両思いで本当に良かったです。
第二話でハヤトをレイプしたオウギと第三話でカナエをレイプしたハヤトが薬で廃人みたいになっているのを「いい加減置物みたいに思えばいいのに」と思っているオウギはこわいと思いました。
カナエを犯そうと(番になろうと)追いかけ回していたオウギとハヤト以外のクラスのみんなもこわかったです…これはオメガバースの設定上仕方がないのかな。
ハヤトがカナエをレイプしたのはオメガバースの設定上仕方がない事故みたいなものらしい…その事故除けばハヤトはとても良い子だと思いました。
この作品の登場人物の中で私が一番こわいと思ったのは…ゆうちゃん。
そんなに興味がなかったオメガバース作品を読もうと思わせてくれたyoha先生のオメガバースではないBL作品も読んでみたいと思いました!
乱文失礼いたしました!
本当にこの漫画を買ってよかったと思いました。
全員彼を孕ませたいというキャッチコピーと題名に惹かれて購入しました。そのキャッチコピーからエロエロなものを想像していましたが、エロは思ったより少ないです。が、それでも十分お腹いっぱいになりますw自分の好きなものがふんだんに盛り込まれた作品でした。
オメガバースものを今まで読んだことがなかったのですが、冒頭にしっかり説明が描かれており分かりやすかったです。この作品でオメガバースものが好きになりました。
読んでいると最初からなにやら不穏で、これメリバかな…とハラハラしながら読んでいたのですが、とても感動的なハッピーエンドでホッとしました。ダークなようでとてもロマンチック。
読んでいくうちにどんどん引き込まれて、展開にも驚かされます。セリフも一つ一つの言葉選びが良い。特に最後のかなえのセリフが個人的に大好きです。とにかくこの作者さんのセンスが素晴らしい。今後の作品に期待です。
一度全て読んでからもう一度読み返すと、キャラの表情の裏に隠れた気持ちなどがわかってまた萌えます。
本当に何度でも読みたくなる作品です。
買って損はないと思います。
「みんなが妊娠させたい」という言葉に惹かれ購入。
私的にはとても好きな話でした!
ただ、もっとドロドロの奪い合いがあっても、いいかな…?
絵がとても素敵で、オメガバースについてもしっかりと本編の前に解説ななされていました。
オメガバース設定のお話はたくさんありますが、その中でもとても読みやすく設定がいかされていました。
オメガバースプロジェクトから買っていましたが、単行本を買うか悩むということはありませんでした。もちろん買いの一択です。
加えて、いままでレビューなるものも書いたことがなかったのですが「好きの嵐」が行き場を失っているので稚拙ながら書かせていただこうと思います。
レビュータイトルは作中登場(文面のみ)のドラマのセリフからの引用です。
この一文だけでも、この作品の綿密に練りこまれた世界観が伝わるでしょうか…!?
オメガバースはまだまだ主流ではなく、そもそも設定はかなりガバガバといわざるをえないでしょう。そんな中、この作品には上記のドラマしかり、流行、学級、価値観、葛藤…オメガバースという設定をふんだんに生かした世界が高い画力とストーリ性で描かれています。(読んだらだいたいオメガバースが理解出来るとも?)
また帯の通り、α×Ωがメインストーリーですがα×βも登場します。どちらの組も読み終わった後もあの子達は今…と想像したくなるような切なく情熱的なお話で大好きです。ネタバレなしで読んでいただきたいのでこれ以上書けないのがつらいですが、いちいちカナエのセリフが性的です。
ただ比較的、がっつりな行為のシーンが少ないかもしれません…。私はレイプ描写やセリフだけでもかなり大満足でした。苦手な方はご注意ください。
長くなってしまいましたが、オメガバースよくわからないけど設定見る限り好きって方は絶対読んで欲しいです。
余談ですが、ハイスペッククズなオウギがどストライクでyoha先生の後書きを読み一層好きになりました。本当に夢いっぱいです。
これからもyoha先生応援させていただきたいです!またオメガも描いていただけると嬉しいな〜
二次同人で気になっていた方でしたが、矢張り上手いですね。
オメガバース好きだったら、神かもしれないです。
私は不得手なので萌×2ですが、設定が生かされた読ませるお話でした。
しかし設定生かされると、きっついですね。
本当、Ωが物以下になってしまう。
このお話は未だクラスメイトの子達が普通に理性のある子だったのでマシですが、男性向けだったら目も当てられないだろうなあ。
でも、オメガバース的設定が男性向けには流行らない理由がちょっとだけ分かりました。フェロモン巻いて皆に狙われ放題なんて男性向けに好かれそうですが、番ったらダメなんでしょうね。
そういう意味では、女性的な発想だなあ。男性同士で出来ない結婚、出産を男性のまま実現できるのが魅力なんでしょうねえ。カプ固定派なので、番に関してはよく分かります。
このお話でホッとしたのは、こんな展開でもハッピーエンドだった事。
登場人物クズだらけって事でしたが皆云うほどクズでもないし、いい子達だったから終わりもよかったんでしょうね。
最後にあった先生よろしく、私もロマンスの傍観者でありたいです。
よかった、よかった。
キャッチコピーの「皆が妊娠させたい男子」と表紙の色使いに惹かれ購入したのですが、一冊のコミックとは思えないほど内容の濃い一冊でした。オメガバースの設定を最大限に生かしつつダークな世界観を生みだす…yoha先生の才能が垣間見えますね。商業では第1作目というのでこれからの活躍に大変期待しております。
また、冒頭の4ページはわかりやすくオメガバースの基礎、それからこの作品においての独自の設定が詳細に書かれていたのでオメガバースに手を出せていない方でも比較的簡単に読むことができます。
もしオメガバースに興味があるのからば買って損はないです。
オメガバーズプロジェクト1〜6に掲載されていた今作品。
掲載時はジャ○プでいうところの『魔人探偵脳噛ネウ○』のような感じ、異色!異色!とにかく異色!ただし才能が計り知れない。そんなところまでも似ている……、いいから黙れと思われそうな感想を、個人的には、抱いておりました。
加筆修正されている部分があるのかはまだ未確認ですが、24ページの書き下ろしがついています!
これがまたすごくいい!
『誰かを幸福にするチャンスを与えられたなら こういうのを運命って呼ぶんじゃないのかな』なんて、心を揺らすセリフが出てきてyoha先生の感性に心を揺さぶられます。
それからあとがきにある裏設定集が好きでした。
●オウギはaa
理科の授業で習ったえんどう豆の法則を思わせるものから
●宵越はネットじゃそこそこ名の知れたセミプロ
など本当にマニアックなところまで設定があったようです。
(ついでに寸胴鍋なる名前がどこから出て来たのかも知りたかった!)
このセンスの良さ、ところどころホラー漫画と見紛うほどの描写、ただようガロ臭、攻撃的で猟奇的なところに現代のSNS文化も入れ込む独特な作風、BLなのか?!はわかりませんが、もう全てから才能が迸っております。(ただ好みは分かれるような気がします)
今までどのような活動をされていたのか気になる一心で、同じふゅーじょんさんから出版された同人セレクションも読んだのですが、それはもはや黒バスという名をかりた完全なるオリジナル笑
これからはどんどんオリジナルで活躍していかれるんだろうと思います。このような才気あふれる先生が活躍できる雑誌がもっともっと増えますように!
表紙と「僕らはみんな彼を孕ませたい」のインパクト。
そしてオメガバースという特殊設定。
ごめんなさい。腐った大人なので、汁ダクデロンデロンなお話を想像してました(賢者タイム) 最初から下ネタで申し訳ないですがエロは濃くないです。
オメガバースプロジェクトから発行された本は4冊目の購入ですが、この作品が一番オメガバースならではのキツイ話が入ってます。描写は濃くないですが、ヒートを起こしたレイプ・復讐・突然の発情期に兄からの陵辱・望まない妊娠も容赦無く入ってます。苦手な方はご注意下さい。
αやΩの血に振り回され、段々思考がダークになっていきキツイ展開もありますが、根底にあるのはαやΩに囚われず愛したいし愛されたいという純粋なもの。読後感は悪くなかったです。
皆が少しづつ狂ってて、でも皆がいい子でした。
インタビュー記事で「狂気はふりかけ。ピンチはおかず。下味として友情」
とありましたが、まさにその通り。流石作家さんは例えがうまいなーと感心しつつ、次から次へと起こる展開に只々圧倒です。
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「αの幸福はΩと共にあり、 Ωの幸福はαと共にある」
という他とは違った価値観の田舎町。数少ないΩと番になるためにαは争います。
そんな街で暮らすオウギ(α)は常に冷静にいかに自分が優位に立てるか計算し、少々傲慢な性格です。本当はカナエに欲情しまくってるのに、優位にそばに居られるよう計算して「友達になろう」と。
レイプ事件をキッカケにオウギは他のクラスメイト(全員α)を牽制してカナエに近寄らせないようにするのですが、それが裏目に出てしまい、鬱憤の溜まったクラスメイトたちはオウギを出し抜いてカナエを襲う計画をーーー。
主役2人がほのぼのと距離を近めてく裏で、クラスメイトの狂気が増してて怖かった(つД`)ノどうなるかとドキドキしてたのですが、周囲にドス黒い感情がうごめく中でカナエが見ているものはタダ1つで。冒頭で平然と挨拶してた内心が明らかになった時は健気さに泣かされ、ラストは不思議なぐらい可愛くて爽やかでした。
描き下ろしにショートストーリーが4話入っているのですが、「β+αの話」学校の先生(β)がカナエを応援して影ながら手助けしてたお話がすごく良かったです。
オメガバースプロジェクト発行の読んだものの中では一番圧倒されたという意味では神なのですが、BL的に萌えたのか?となると微妙なライン。真ん中ぐらいで萌×2評価です。