条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
henshuchou wo suki ni natta wake desuga
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
電子で半額でしたので、
宝物見つけました
編集長を好きになったワケですが。
トキメキ、タメイキ、ルームシェア
ワーカーホリックベイビー
24時間、お世話つきで
を読んでみました!!
私はこちらの同時収録のカプ、
明里×杏野がいちばん好きです!!!
トキメキ〜の方でも同時収録として登場します♡
段階踏んでいく感じがたまらないです。
さて、表題作の方ですが、こちらは前作
宝物を見つけました
を読んでからの方が良いでしょう。
続きになっています!
ので、前作読んで続き読みたくなった方はぜひ!!
この出版社シリーズは、『宝物見つけました』→『編集長を好きになったワケですが。』→『トキメキ、タメイキ、ルームシェア』→『ワーカホリックベイビー』→『24時間、お世話つきで』→『トキメキ、タメイキ、ルームシェア2』の順に読むのがおすすめです!
表題作:茶髪眼鏡の倉持×黒髪の市ノ瀬(宝)
『宝物見つけました』で体の関係を結んじゃった2人のその後。BL漫画と倉持編集長にすっかりハマってしまったワンコ系市ノ瀬は倉持をどんどん好きになってしまうけど編集長は!?
BLの編集部で育まれた関係なので編集部員の腐女子が応援してくれたりBLっぽい絡みやセリフを自分たちで揶揄い合ったりするのが楽しい♪
ワンコな市ノ瀬が可愛くて一回りも年上な倉持に目一杯甘やかせてもらって欲しいです。
『花丘先生のコトを彼はまだ知らない』
黒髪の明里(ペンネーム:花丘アカリ)×茶髪の杏野
表題作で倉持の大学時代の先輩で当て馬の存在だった漫画家の明里(本名の名字)は密かに思いを寄せていた倉持に失恋。元からの不眠症もあって不調気味。そんな時贔屓にしている本屋の店員の杏野くんを食事に誘ってなんと添い寝してもらう関係に!?
常に皮肉っぽい杏野くんが明里が漏らす寝言に実は嫉妬するところに萌えます。『宝箱あけちゃいました』こちら出版社シリーズ第1弾『宝箱見つけました』の番外編なのですが時系列では今作より前のお話になります。
『編集長をひとり占めしたいワケですが。』
こちらは本編の続きなのでラブラブを楽しめます♪「出版社シリーズ」はいろんなCPのお話が行ったり来たりするのでちょっとおバカな私は頭が混乱しちゃう時があるわ〜。面白いから良いんですけどね♪出版順に読むのがおすすめです!
「トキメキ、タメイキ、ルームシェア」の(2)巻が出ました〜!…からの、「出版社シリーズ」のおさらい読み。
「編集長を好きになったワケですが。」
前作「宝物見つけました」内の一編「宝物光りました」のCPの拡大版。
BL誌「月音」編集長xBL興味津々「スパークス」新人編集者のカップリング。
受けの市ノ瀬は、興味本位からの肉体関係。
彼的には自分なりの本気なんだろうけど、なんとも薄っぺらくて浅くて、読んでてハラハラしちゃう。
当然誘われて抱いちゃった攻めの編集者・倉持も関係性に悩み。
前作の登場人物たち(咲坂、仁井名、瀬田)、更に次に続く人物(花丘先生)も出てきたりして、シリーズ感マシマシ展開です。
正直…ゲイではない2人がCP成立するのはファンタジーかな?
「花丘先生のコトを彼はまだ知らない」
「編集長を好きになった〜」の攻め・倉持の先輩、というつながりのBL作家・花丘アカリ、本名明里志乃、のターン。
彼のお相手は書店員さんです。
最初はあまり真剣ではなく、気持ちが落ちた時のソフレ(添い寝フレンド)要員として都合よく会っていたのだが…
色々誤解/すれ違いを経て想いを通じて、というエンディングではありますが、「ぐいぐいリードしてくれる年上攻め」と、「自分にいいようにコトを進めていく勝手攻め」の境が微妙な気がする。
描き下ろしは、倉持x市ノ瀬のその後をたっぷり。
個人的感想ですが。
市ノ瀬は天然すぎる。こんな子ヤダ〜!
まさか市ノ瀬に泣かされるとは!
断言します。
「宝物見つけました」を読んでから、読んだ方が、いい。
あとがきで千葉さんが書かれているように、こちらだけでも読めるとは思いますが、先に読んでおいた方が萌え度が格段に上がります。
この作品では、BL雑誌編集長の倉持と、新人当初助っ人で一緒に働いていた市ノ瀬のその後の展開がメイン、後半に倉持の大学の先輩でBL漫画家のアカリと書店員の杏野という2CPが描かれていました。
「宝物ー」の方で倉持と市ノ瀬の関係の始まりが描かれていたのですが、その延長線上にある1話は相変わらず市ノ瀬が軽めです。
好奇心とノリだけで飛び込んで行って、気持ちいいから続けたいというスタンスですが、1話ラストからだいぶ様子が変わってきます。
ここからひたすら胸が締め付けられっぱなしになるので、気をつけてください。あとハンカチのご用意を忘れずに。
もう切ないったらありゃしない!
自分の胸の中から取り出して、相手に伝えた思いが届かないまま、思いと倉持の存在で占められていたこころの中の場所がからっぽのまま、どうにか立て直そうとガムシャラに働く市ノ瀬がつらい。
そんな市ノ瀬の様子にいち早く気付くのが毎回仁井名(「宝物ー」のメインCPの攻め)というのは面白かったけど、2話は何もかもが切なくてつらい。
でもすぐに流されないで毅然とした態度を取れる市ノ瀬に、拍手を送りたい!
そんなこんなで倉持の大学の先輩でBL漫画家のアカリが一役買って、流れが変わるまでは心臓が潰れるかと思うほど切ない展開でした。
なれそめ編では市ノ瀬のキャラが軽すぎてナーと思っていたのに、その軽さまでフェイクだったとは…。素晴らしい人物設定に感動しました。
これで倉持×市ノ瀬は盤石、というところで、次はアカリ先生です。
倉持がストレートだから、漫画家として必要とされるという絆だけは切りたくないし、からかったりちょっかいを出すことで自分に意識を向けておきたい。
その結果、まさかのトンビに油揚げ状態になったわけで。
アカリが気持ちをぶつけたとして、漫画家と編集という力関係や長年の先輩後輩というベースがあるから市ノ瀬のようになったとは思えないし、こればかりは「先に好きだった!」が有効にはならないことだし。
でもこのアカリの思いが後付けに思えて仕方ないんですよね…。
「宝物ー」での立ち位置も、本作の前半での立ち回りも、倉持に対して奔放な先輩かつ漫画家にしか思えなくて、アカリ編を描くに当たって、「じゃあこういう設定にしてみますか!ふふふ腐」という打ち合わせが透けて見える…。
気のせいですかね?
読者的には杏野から得られる切なさの良いスパイスになっていたのでおいしかったけど、傾げた頭が戻らない設定でした。
というわけで、この作品を読む前に読んでしまった「トキメキ、タメイキ、ルームシェア」をもう一度読んできます。
こちらの作品にアカリと杏野のその後が収録されているので、未読の方はぜひ。
「宝物見つけました」(未読)のスピンオフなんですね。
BL雑誌「月音」の編集長と元部下のお話。編集長がネームを見て攻めのセリフについてアドバイスしたり、編集長の告白が攻めの決めセリフみたいと言われたりBLネタが多くて楽しい。
もう一編は表題作のスピンオフで、BLも描く漫画家と書店員のお話。
ノンケでクールな書店員くん(少年青年コミック担当)がBL漫画の過激な場面を見て真っ赤になるのがかわいい。
ポップを持ち帰って書いたり、漫画家先生の乱雑な書棚を著者別に並べ替えてあげたり、書店員あるあるがおもしろかった。
出版社シリーズ大好きです
今回は編集長
余裕のある大人攻めを期待したけど、想像以上にヘタレ
出来る大人なのに、ヘタレ
ほんとに宝が可愛くて健気で最後にいろいろ打ち明けるシーンにはきゅんとします
出版社シリーズの中でも好きなカップルです
同時収録の花丘先生と書店員さんも良かった
出版社つながりでした
こちらも素敵
これまでの出版社シリーズは、同期とか先輩だったので、今回のはちょっとストーリー的に夢見がちな内容かなと思いますが、千葉先生の綺麗な絵と展開で楽しく読めました
このシリーズが長く続くことを期待してます
倉持 宝 花丘
読み始めてなんか始まりが唐突だなあと思ったらスピンオフだったんですね。
二人はどんな風に今の関係になったのか気になります。
さて実はこちらを読んで、ある超有名作シリーズを連想してしまいました。コミック編集部と漫画家と書店員。
こちらは三角関係だったんですね。前半では全然わかりませんでした。先生可哀想。
市ノ瀬がなぜここまで倉持のことを好きなのか説明はあるんですが、やはり仕事で一緒だった描写とかなくセリフだけなのでちょっと入り込めませんでした。アカリ先生がいい仕事して…二人はくっついて。
後半でアカリ先生の本心を知ると、そうだったのか泣けるとなります。
そしてアカリ先生の行き付けの書店の店員杏野くん。杏野くんが倉持に似てるなあ…から、抱き枕って超展開なんですが。
杏野くんは元々アカリ先生に気があったのか?
それともセリフにあるように自分がいるときだけぐっすり眠れることに優越感からの恋愛感情なのか?
アカリ先生も杏野くんと上手くいって良かったです。
しかしなんかお話の繋ぎ?が唐突な感じの箇所がいくつかあり、登場人物に共感できませんでした。
『宝物見つけました』収録の『宝物光りました』のその後。受けはその名も市ノ瀬 宝。その名の通りのキラキラした男のコ。前作で、「挿れられる事に興味があります!」という実に身も蓋も無い提案で、BL誌(その名も『月音』!)の編集長、倉持に身体を繋げて貰う。この倉持編集長がメガネ、スーツ、大人でカッコいいんです! 宝は無邪気を装って近づいてはみたものの、本当の気持ちを告げられないでいて。倉持は倉持で、身体の関係を続けるのは良くないと思っていて。大人だからこそ、身を引くべきだとモダモダしてしまう。自身の編集するBL誌で「もっと直接的でわかりやすい言葉を言わせた方がいいな。」と、分かっているのに…。結果、自分でもおかしいと思うくらい頑張ってBL的な告白をする、(まぁ、BLなんだけどね。)倉持編集長がめちゃくちゃ可愛いです!真面目で優しくて、ちょっとヘタレで。でもカッコよくて。必死で。
せつないのは、可愛い宝が「こんなかたい体、抱いたってつまんなかっただろうに…。」と一人悲しむところ。倉持編集長がバツイチということを知って、つまり女性を抱ける事を知り、苦しみます。これもBLあるあるですよね。BLの中で、BLを考えるという劇中劇とまではいかないけれども面白い構造になっています。
他に、当て馬の役割りをする花丘先生の物語が同時に収録されていて、ちゃんと彼も幸せになるので、1冊でスピンオフも読めてお得な気分です♬
この雑誌社は青年誌「スパークス」村上編集長の呪い?で、編集者がホモップルばかり。というパラダイス設定にて、どんどん物語が拡がって行きますが、どれから読んでも大丈夫です。お気に入りカップルを見つけられるかも。
スピンオフとは知らず前作を知らないまま読んだのですが、特に困ることなく、楽しく読み進められました(^ ^)
この作品の攻めはヘタレっていうかダメ男ですね!
押し切られて流されてヤることはヤッた後に振るって…。
なのに振った後も気にかけて優しく接してくるという…。
タチの悪い男だ…。
それは受けにも悪い部分はあるんですけどね。
攻めの話しを遮って体で黙らせて、ちょこっと自業自得な部分もある。
でも攻めのことが好きで好きで「体先行にしちゃったけど気持ちは後付けでもいいから、いつか好きになって欲しい!」って気持ち分からなくもないだけにホロリ(つД`)
ふいに名前を呼ばれて"泣くもんか"って涙を堪える姿とか、
心配して声をかけてくる優しさをキッパリ拒絶する姿とか、
健気な姿にキュンキュンでした。
同時収録の作家×書店員のお話も良かった!
攻めは表題作で当て馬登場しててノリの軽い男というイメージしかなかったけど、まさかそこに恋心があったとは気付かなかった!
受けが無表情でローテンションな子なんだけど、ちょっと過激な内容の本を見ただけで顔を真っ赤にするとか、かーわーいーいー‼︎ヾ(*´∀`*)ノ
興味ないふりして意外に嫉妬深い一面もありそうだし…ふふ腐。
受けにギャップ萌えしてニヤニヤでした( ´艸`) =3
この2人がもっと見たいなー。
スピンオフで繋がっていって総ホモ状態なお話が好きなのでスピン元も読みたくなりました♪そちらも読んだ後に再度読み直すと更に面白そうな気がするので(まだ読んでない只の予感だけど…;)萌え×2評価です。
「宝物見つけました」に収録されていた新人編集者、市ノ瀬宝君とBL誌編集長、倉持のその後と、別のカップル(本編と関わり有)のお話が収録されています。
しかし、まさかあの2人のお話の続きが存在していたとは・・・
「宝物~」では、なんだか色々ずれてて、あけっぴろげのぶっとんだキャラだな・・・という印象だった市ノ瀬君でしたが、実はそういうわけではなくて、色々と考えた末の行動であったと分かって、大分印象が変わりました。それが分かってから「宝物~」を読み返すと初見時と全く違うお話に見えてくるから不思議です。
市ノ瀬君がかわいそう、健気で切なくて・・・
皆さんも書かれていましたが、攻めである倉持編集長に敵意すら感じてしまいました・・・
倉持編集長、ここまでだめな人だったとは・・・
なんか読んでいて疲れてしまいました・・・
なので、私としてはもう1カップルのお話の方が楽しめました。
学生時代から後輩の倉持に秘めた思いを抱き続けていた、漫画家の明里志乃と行きつけの書店員さんとのお話なのですが、じわじわくっついていく距離感がドキドキしました。
ストーリー展開も楽しめましたし、設定、雰囲気、そしてシチュエーション、どれも良かったです。
描き下ろしでちょこっと「宝物~」の主役カップルも登場します。
初レビューです。
千葉先生と裏表紙の説明文で購入してみましたが
私は他の方と違い表題作の受けがイラついて仕方ありませんでした。
攻めは編集長と言う立場で真面目に仕事をしているのに
受けは仕事中であってもずっとサカってる感じ。
攻めが修羅場進行中の編集部に電話すると
編集部一同に「一緒にいるんだから帰ってこなくていい」と言われ
受けがそれを分かってた感じで「おれたちのことあんなに応援してくれて~」と、そのまま帰宅する事に…。
って、完全に外堀埋められてるやん。
その後攻めに今の関係に終止符を打たれ愕然としていましたが
言われる前に自分でも
「今はオレの一方通行でも いつか好きになってもらえたらいいのに」
って思ってたのは何(つまり気持ちがないと分かってたでしょ)?
結局紆余曲折あって元鞘に戻る訳ですが
そこの点は攻めがなんだかなーとは思いましたが
表題作は1話でも連載中に読んでいれば
この本は購入していなかったと思います。
その後も「名前は出してないから多分セーフ」とか言っちゃって
自分が付き合っている人の話ししたりして
(「同じ会社で」と言ってる時点でバレバレ)
私アホの子は好きなんですが、この受けはちょっと何か違う…。
ですがまだ「花丘先生のコトを彼はまだ知らない」があっただけましです。
こっちは面白かったです。
多分こっちはまた続編があると思うので
楽しみに待ちたいと思います。
頑張れ、大人チーム!!
年下攻めが代名詞の千葉リョウコさんの作品群ですが今作のヘタレ大人攻めは新たな魅力を感じました。
【編集長を好きになったワケですが】
【編集長をひとり占めしたいワケですが】
BL誌編集長:倉持×新人編集者:市ノ瀬宝のなれそめである【宝物光りました】を読んだときに「なんて無邪気な誘い受けww」と吹き出しながら読んだので後日談である今作の切ない展開にビックリ!
宝に押しきられるようなかたちでつきあい始めた倉持はいきなり別れ話を切り出します。
これがまぁ率直な分、手酷い言葉で…しかもそのタイミングで言うか…オッサン人でなしだな、と。
宝がなすすべもなく受け入れ、ツラさを紛らすために仕事に没頭する姿が痛々しい。
そんな宝に上司としての優しさを振る舞う倉持の無神経さはBL誌編集とは思えない(笑)
思わず「健気受けネーム読んで勉強してください」と呟いた。
受けがせつないのは大好物なので私は嬉かったけれど←
そんな中、倉持の大学時代の先輩で漫画家の花丘アカリが宝にちょっかいを出してきたことでアッサリ元サヤに。
年の差や好奇心から始まった経緯を思い飽きられるのでは?と別れを切り出したとかなんのことはない、ただのチキンハートだった倉持。
宝は宝で好奇心ではなく純粋に倉持に惹かれていたけど引かれるのを恐れて…と告げる互いの[後出し告白大会]でした。
素直になれて良かった…復活した宝の爆裂な誘いっぷりが笑えました。
脱衣できっちり交わる千葉リョウコさんのアングルも健在で眼福でした!!
新しい体位は私も見たいです。
【花丘先生のコトを彼はまだ知らない】
漫画家:花丘アカリ×書店員:杏野。
あぁ~花丘はやっぱり倉持が好きだったのか~(泣)
チャラくて、つかみどころのない男の実体が不器用の隠れ蓑(カクレミノ)という王道キャラ。
花丘は倉持の結婚歴を含めると2度失恋してるんですね…告げることもなく。
そんな不憫な彼のお相手は無愛想なんだけど鋭い観察眼をもつ杏野。
ちょっとした気まぐれから花丘と食事に行った杏野は流れで添い寝をすることになり、ふたりの距離は近づきますが倉持の存在がネックになります。
誰かの代わりは嫌だ…と思う時点でそれはもう恋だと思うんですが、ノンケというだけでなくウブな杏野は花丘を避けるというわかりやすい行動に。
ザ・ツンデレの杏野がとにかく可愛い!
BL読んで真っ赤になる場面が初々しい~!
倉持への想いを残していた冒頭から杏野への想いを確信するまでの花丘の心情のうつりかわりが丁寧に綴られています。
なのになぜお初エッチがないのだろうか…寝オチて(泣)
杏野には是非とも続編で初々しい受け姿を披露していただきたい。
【宝箱開けちゃいました】
先輩編集者:仁井名と瀬田がイチャコラしている場面に出くわした宝。
瀬田は自分の過去を思い宝を心配するんですが、ここでの会話が表題作へ繋がるとは…スピンオフってこういう伏線みたいな楽しさがあるのが好きです。
ーーーーーーーーーー
わかりづらい愛情表現ゆえ長いこと伝えられなかった想いを、うんと年下にかっさらわれた花丘も、思いの外ビビりだった倉持も嫌われる可能性が高いキャラ。
でも年を重ねるとどうしても臆病になるよな~と片眼つぶりたくなるのは私がオバチャンだから?
だからって傷つけていい道理にはならないんだけど。
ふたりとも初々しい若者に翻弄されて若さを取り戻してくださいましww
編集長:倉持×新人編集者:市ノ瀬宝です。
「宝物見つけました」の続編です。前回はオムニバスな感じで、続きはないだろーなーとやんわり考えてたのですが、まさかの続編が出ましたよw
正直、他の姐さん方も仰っていますが、最初の方の倉持が自分勝手すぎてイラッとします。
やっぱり、身体からの関係って好きじゃないなぁ~と思いましたね・・・。すみません。
自分が快楽に負けてヤルだけやって市ノ瀬に、この関係はやめないかと言って、次からは上司と部下だって・・・アホかwwって思いましたね。
めちゃくちゃ市ノ瀬がかわいそうでしたよ。でも最終的には万事解決しましたのでよかったですが間違いなく、新キャラの花丘が引っかき回してくれたおかげで結ばれましたよね~。
花丘がいなかったら間違いなく付き合ってなかったと思います。
【花丘先生のコトを彼はまだ知らない】
BL作家:花丘アカリ(本名:明里志乃)×書店店員:杏野です。
まず一言・・・。あんな終わり方されたら杏野の名前が気になります・・・。
まぁよくある話でした。(すみません)花丘は実は倉持が好きだったとか、よく見る話ですよねぇ~。
ていうか、いくら添い寝してくれないとよく寝れないとはいえ、あんまり女の子とか入れない方がいいんじゃ??と普通に思っちゃいましたね。
杏野の場合は花丘が体調悪くしたからしょうがないと思いますが、だからと言って添い寝してもらうとかって??って思いましたね。
この話は少しレビューがしにくいですね。
結局、両思いになったとは言えないですし、キス止まりでしたし・・・
なんとなく、この作品は続編ありそうですね。
大きく2カプの話が入っていました。
1つ目は、BL編集長×編集者というカップリングで、これが表題作でした。BLの受けの気持ちを勉強するために挿れてください、と頼んで寝てもらい、それ以後身体の関係が続いているふたりです。
これがいまいち納得いきませんでした。最初から身体の関係があるんだけど、その時点で攻めは美味しい思いだけしてて、でもやっぱりこんな関係はダメだ! ってんで受けを振るのです。一度寝ただけならともかく、やるだけやっといてちょっと都合よすぎない? 振る当日も最後にイッパツやってからだし…ええ〜〜…って思いました。
まあそれで別れて、なのに受けが他の男と仲良くしてたら妬きまくり文句つけまくり。逃がした魚が惜しくなりましたかそうですか。離婚歴があるとか、いろいろ関係を続けるのが怖くなった理由は並べ立ててましたが、ひたすら萌えませんでした。
受けくんは攻めが大好きで、健気なんだけど、なんでこんな男が好きなんだろう、とまったく共感できませんでした。
こちらは中立かな。
もう1カプのほうが面白かったです。上記表題作で受けくんにちょっかいを出していたBL作家が攻め、行きつけの書店の書店員が受けです。
書店でいつも顔をあわせるものの、受けにはうさんくさいと思われている攻め。ある日ともに食事に行くことになったが攻めが体調を崩してしまう。家に送り届けた受けの前で攻めが爆睡してしまい、こんなに寝れたのは久しぶりで、受けがいてくれたら寝られると言われ、抱き枕として協力することになる、という話。
ありがちですが可愛かった。色事に慣れていない受けさんが微笑ましかった。でもなんで攻めは人肌がないと眠れないの? と疑問は残りました。
あとこの攻め、上記表題作の受けにちょっかいかけていたけど、実は表題作のずるい攻めが好きだったようで、それでちょっと冷めちゃいました。(笑) みんな見る目がなさすぎる…。
こちらは萌×2評価。2作平均で萌です。
作家買いです。
この攻めがですね、なんつーか自分勝手!
最初の方はかなりイラッときます。
それに対して、受けは健気。
振られたことを真摯に受け止め、なんとか気合を入れて、
忘れるために前向きに生きていこうする様がいじらしいです。
2編のお話が収められていました。
●編集長を好きになったわけですが
《CP》
BL漫画雑誌の編集長 × アダルト雑誌の担当社員
最初から躰の関係があった攻めと受け。
しかし、突然攻めから別れを言い渡されます。
攻めのことを好奇心などではなく、本気で好きだった受け。
ショックを受けますが、振られてしまったことをしっかり受け止め、
会社でも何もなかったかのように、上司と部下として振るまいます。
それは、攻めがそう望んでいると思ったからでした。
ここの序盤はとにかく攻めにイライラムカムカ。
受けは好奇心で、攻めと躰の関係を持ったと思い込んでいるところにも、
怒りを覚えます。
受けが本気で攻めのことを好きだったとか、
考えなかったんでしょうかね……??
しかし、事あるごとに受けに近づく当て馬に嫉妬してばかり。
何度も受けのことを叱責します。
そしてついに受けのことを本気で好きだったと気づく攻め。
もうっ、遅いよっ!(><)
どんだけ受けが辛い思いをしたと思ってるんだ!
最後、気持ちのつながった2人のエッチシーンは、
見ていて幸せでした♪
●花丘先生のコトを彼はまだ知らない。
《CP》
売れっ子BL漫画家 × ツンとした書店の店員
とある書店に通う攻め。
無表情でツンとした受けに、はずみから添い寝をして貰うことになります。
(躰の関係ナシ)
添い寝をしてもらうと、ぐっすりと10時間も眠れた攻め。
また添い寝をして貰いたいと考え、再び添い寝をしてもらいます。
やはり、ぐっすりと眠ることができました。
受けを抱枕にすると、よく眠れることに気づいた攻めは、
受けに猛アタックしますが、ツンとした受けは、更にツンツンに。
うう、受けがカワイイよう☆
攻めの寝言で人の名前を読んでいたことにヤキモチを焼いている模様。
解りやすい!
恋に臆病で慎重な受け。
「あんたが俺を好きになるまで、あんたを好きになりません」
とか言います。
でも、気持ちは分からなくもないなぁ。
最後はキス止まりで、本番はありません。
でも、押し倒されて恥ずかしがっている受けを見れたので、満足かな。
◆◆ ◆◆ ◆◆
素敵な2編でした。
萌×2にするか萌にするか迷ったのですが、
前半の話の攻めに、イラッと来てしまったので、今回は「萌」で。
でもこれからも作家買いすると思います。
次巻も楽しみ♪
スピンオフとは、知らずにこちらのみ読んでしまいました。
でも、まぁ、話はわかりますし、楽しめました。
BLコミックの編集部に勤めていたとはいえ、興味があって、俺にいれてみてくれませんか?とか、それに乗っちゃう編集長とか、え?と思いますが、その裏側にある振られたときの予防線とか、体からでも好きになってもらえたら、という気持ちが健気で良かったです。
そして、もうひとつのカップル、漫画家の花丘さんと杏野くんがいいです!
杏野君の「生活してくのには一人で十分なのに」って、花丘さんと触れあうのがあったかいとか花岡さんが自分の隣では眠れるのが優越感とか語るシーンが萌え萌えでした。
このカップルは結局すぐ寝てしまってエッチは最後までいかないのですが、抱き締められて相手が熟睡してしまうって、最高の愛され方のような気もしました。
やはり、「宝物…」のほうも戻って読みたいと思います。
2CPのお話が入っています。
どちらも、2014年出版「宝物見つけました」のスピンオフ作品です。
その「宝物~」に収録されている読切「宝物光りました」の、
続きになるのが、この本の表題作。
「宝物光りました」は、なれそめ編で、
この本には、体の関係を持つようにはなったけど、
付き合っているわけではない2人の、その後のお話が載っています。
本の帯や裏表紙にある「 俺に挿れてみてくれませんか? 」
これは、前の「宝物~」で初エッチ前に受けが言ったセリフなので、
(今回も振り返るかたちで、チラッとは出てきますが)
それに引かれて読むと、肩透かしな感じがするかも…です (^▽^;)
■表題作「編集長を好きになったワケですが。」3話+描き下ろし
BL雑誌編集長(表紙下)× 好奇心旺盛な新人編集者(表紙上)
この受け、天然でワンコで、でも健気で、すごく可愛いかったな。
BLCDの収録に立ち会った後、興奮して人通りの多い道で、
大きな声で「やっぱBLのエロっていいなあ!」とか、
「俺もあんな喘ぎ声出してます!?」って言っちゃったり、
好き好き!って感じで、キスしたがったりエッチしたがったり♪
なのに攻めから、
体の関係を持つことを「もうやめないか」と言われてしまって…
エッチ直後にそれを言うのは酷い…と思ったけど、
受けは攻めを責めることはなくて、頑張って仕事に打ち込んで、
でも思い出してひとりエッチしちゃったり…
その真面目で健気な姿が切なくもキュンときました。
面白いな~と思ったのは、
BLの攻めにはこういうセリフを言わせた方が…
という話を仕事で、BL雑誌の編集長である攻めがした後で、
攻め自身が受けに告白セリフを言うところ☆
だいぶ年上なのに、攻めが自分のヘタレさを晒して告白して、
ちゃんと謝ってくれるのが、すごくいいなぁと思いました。
■「花丘先生のコトを彼はまだ知らない」前後編の2話
表題作で、編集長の攻めにちょっかいをかけつつ、
結局2人を取り持ったBL漫画家 × つれないクールな書店員の話。
いつも軽いノリの攻めだけど、
実はしんどい思いを抱えていることを受けには見抜かれて、
隣にいるとなぜか熟睡もできる…そんな受けに癒され次第に本気に…。
クールなのに実はウブな受けが可愛かったです。
だけど短いせいか、
前に好きだった人の代わりじゃない…という言葉に、
あまり説得力が感じられず、ちと萌えにくかったかな。
前の「宝物~」を読んでないせいか、
面白かったけど全体的にアッサリに感じてしまって、
ちょっと物足りない印象でした、萌え×2寄りです☆
好きな作家さんなんですが、近著になるほど好みです。
これは「宝物見つけました」のスピンオフになりますので、そちらを読んでからの方が絶対にいいです。読めなくはないですが。
↓ネタばれ
ヘタレ無口攻と、素直すぎて少しおばかな健気受です。「宝物ひかりました」の続編です。それと、BL漫画家と書店員のカプが一冊の半分くらい。
倉持さんが宝くんをふるのは、正直「えっ」と思いましたね。ひどいヘタレっぷりです。ヘタレ好きじゃないと引くかもしれない。必死に仕事をする宝くんがたまらなかったです。BLに出てくる子はよく泣きますが、泣くのを我慢してるのもよかった。(最後に泣いてるけど)倉持さんの子供っぽいところも可愛かったです。
で、二人のキューピット役だった花丘先生が倉持さんを好きだったとか……。チャラい花丘先生と真面目な書店員杏野くんのラブも楽しく読みました。
毎度一定の癒しをもらえる作家さんです。