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motomete yamanai
展開が面白すぎる話とか
もはやBLを超えた人間ドラマとか
迷わず神レベルだなぁと思うんですが
最初から自覚もなく関わっていくうちに
そうとしか言えなくなってる、
読んでるこっちもそれに引き込まれてしまう
そんな話描けるの、ほんと随一だと思いますw
キャラもすごく好き❤︎
周りと協調しすぎちゃうひとと、
全然できないひと
一言でいうとそれなんですけど、
それが行き過ぎると、どっちも不器用なひとで
でも実はずるいことのできない良い人でもあるんですけど、地味に本人のなかだけで大なり小なり苦悩してるんですよね。
誰にでもある、そんな悩みを持った2人を
あたたかく、ちょっと可笑しく描かれてて
「そのひとの前だといつものようにいかない」
萌えが、いつもはコミカルに描かれてたりするんだけど、とっても微笑ましいんですよね。
あとはなんと言っても、誘い受け!!!
めちゃめちゃときめきました!
キャラはそのままに、気持ちがグッと加速してからの誘い受け!そのとき出てきた言葉にも胸がギューン!となります。
こんなに穏やかで静かななかで熱く伝わってくるものがあるなんてー…何度読んでも胸が熱くなります。
もっともっと読みたくなっちゃうじゃなくて
今日はこれ一冊で十分摂取した気分❤︎
おすすめです!
今作に登場する辰巳さんですが、この人世間一般で言ったら間違いなく好かれない部類の人だと思うんですよ。年上、初対面に敬語使えない、店員に偉そうとか最近よく聞くよくない男の例みたいなの揃ってるなぁと。
でも円谷さんにとってはそんなことは特に気にならず、むしろいいところがたくさん見えるんだなぁと考えるとどんな人と人の相性がいいのかってわからないもんだなぁと思いました。一般的に言ったらたぶん白石さんのが好印象だし笑
そして情緒とかマナーとか力加減とかそういうのが徐々に育っていく辰巳さんを見るのは、本当に大きな子供見てるみたいでほっこりしました。
まさお三月先生の言葉足らずすれ違い、毎回思いますが本当に見事にすれ違っててとても面白いです!今作も最高でした!
「運命に見える」がとにかく気に入って、同じ作者様のこちらを購入。
やっぱり、作画も会話もとっても好み。
センスがすごく好きですね。
ただ、なんだかスッキリしない読後感です。
攻め(カフェの客)の常識のなさと横暴さは異常だと感じます。
異世界から現代日本に来たとか、動物が人間に変身したとか、そんなSFなのかと思いました。
人間社会で職業を持って生活しているとは思えない…
そんな相手から理由がいまいち不明な執着を向けられて母性で受け入れる受け(カフェ店員)の心理もわかりません。
他の作家さんの作品(有名作品)でも、常軌を逸した行動をとる不思議キャラを気味が悪いと感じてしまったので、私の問題なんでしょう。
「運命に見える」を読んでみて、もっとまさお三月先生の作品を読んでみたいと思って、一番評価の高いこちらを電子で購入してみました。
登場から横暴で傲慢な辰巳なんですが、お話が進むに従って孤独で不器用なだけだと分かって可愛く思えて来るんです。たぶん、誰もが円谷と同じ感情を辰巳に対して抱いてしまうと思いました。
そしてまさお三月先生の作品の特徴である、他の登場人物たちとの軽妙なやり取りも楽しめました。
円谷が辰巳を手に入れたいという気持ちや、辰巳も円谷が欲しいのに臆病になってしまう気持ちとか、ちょっとしたすれ違いの匙加減が凄く絶妙でした。
辰巳の孤独の理由は分かったのですが、彼のバックボーンがハッキリしていないので、是非続編でその辺りを描いて欲しいと思ってしまいました。
ついでに店長と白石さんのその後もお願いします。www
名作!
不器用なおとなたちのやさしいお話です。はじめは、辰巳さん本当にどうしようもないなあ、と思っていたけれど、、だんだん可愛く見えてくる不思議(母性本能くすぐられるのわかる!
最後の最後まで辰巳さんなんのお仕事してるんだろう?ご家族とか、、どんな感じなんだろう?な疑問は残りましたが、周りの人たちとの関係性も含めて、BLベースの人間ドラマで、読後感が最高でした
やさしい気持ちになりたいときにオススメの本です!
今回まさお先生作品6作読んで、この作品がいちばん好きです。
(ちるちるの評価と一致したわぁ!)
傍若無人な辰巳がでっかい子どもみたいでかわいい。
円谷に「いただきます」を教えてもらって、レストランでもちゃんと、しかも大きな声で言うようにになったり。
いちいちかわいい。
何事にも冷めていた円谷が辰巳にいろいろ教えるうち人間味が出てくるのもいい。
くっつくとこも、くっついてからも萌えがたくさん。
(円谷がいろいろ痛そうだけど)
子どもみたいで甘えたな辰巳と、実は独占欲が強い円谷。
相性いいお似合いカップルだと思う。
前半、辰巳の顔がシュッとしていたのに、後半になるにつれ顔が丸くなっていったのは、かわいらしさの演出ですかね。
で、話前後しますが、
円谷の生い立ちや背景は理解できた。
辰巳が幼少期から人の接し方がわからず孤独だったのも納得した。
が、辰巳の家庭環境や職業がわからないのが気になる。
「いただきます」を知らない生い立ちってどんなの?と。
でもお金はあるようだし、育ちは悪くなさそうだし。
両親は仕事が忙しすぎて、お金だけ与えてほっとかれたとか?
外国育ちとか?
そんな推測をしてしまう。
ラストの、辰巳がビンのフタを開けられるので円谷母が認めてくれるオチは正直拍子抜けした。
もっと辰巳の意外なすごい所が出てきてくれたら個人的にはうれしかったです。
まさお三月さんの作品は初読で、試し読みの際最悪な印象の辰巳に「うわっ嫌な奴!どうやって育ったら以下略!どんな展開になってもこいつは許せん!」と思い、白っぽい画面も苦手で購入せずにいました。でも毎度AIソムリエに出てくるし装丁はやっぱり好きだしで割引期間に購入。
これは試し読みで最後まで読まなかった人こそ読むべき作品だったのかもしれません。
性格の軌道修正できなかった大人が、
幸運にも一人との出会いで変わっていく。
カフェ店員全員(と読者)から嫌な顔をされた辰巳が、円谷とのやりとりで少しずつ飼い慣らされていくのが可笑しくもときめいたりグッときたり、好きなお話でした。
円谷も、感情を無意識に抑え込んで生きてきたのが、砕けた表情や言葉がでてくるのが良かったです。
キャラクター形成でない性格の自然な感じをつくるのが上手い作者さんですね。
人間関係の悩みでは、嫌な人は治らないから離れた方がいいってよく言いますよね。私も「うわっ嫌な以下略」と思ったらすぐ距離を取る癖がつき、それでこの作品も購入を渋っていました。
ただ自分を含めて、悪い部分ってなかなか自覚出来なくて「言ってもらわなきゃ分からない」んです。円谷が何度も話すことにならなければ、辰巳の歯痒さだって知り得なかった。
だから、無愛想なだけではない辰巳の内部を知った円谷も、嬉しさを感じたんだろうと思います。
この円谷も反論する辰巳も、相性もあるのでしょうが、相手を分かろうと細かく会話を重ねるところはとても大事だよなぁと思いながら、楽しく読みました。本当に、そんな出会いって良いなぁ…
とにかく、最初から最後まで会話のセンスが抜群でずっと面白かったです。二人の関係の進展への周りのリアクションも面白いし、
ぱんっ「いただきます!」
「貴様またにんじんを仕込んだな⁉︎」
辰巳の声でかい発言も毎度最高。
時々目が点になるのも可愛いです。
顔はいいけどちょっと特徴は薄い感じ、二人とも初めての行為で上手く行き過ぎなのは気になりました。
最後に収録されている小話もとても上手く纏めてあり、作者の他の作品も追おうと決めました!
トラウマになる程の何かがあったはずなのに そこは詳しく描かれていない
のに いいのよね
スッゴい不思議な作品
何回読んでも「この本いいな」って思うんだけど 何がどういいのかうまく説明できなくて
内容まったく違うんだけど【愛し】読んだ時と似たような後味なんだよね
ちょっとズレてる感覚や横柄な態度も ものの言い方も すべては人と上手く関わることが出来なかったから
他人から拒絶されるこに怯え 傷つけないように壊さないように孤立していった男 と
母子家庭で育ち親の負担にならないよう わがままも言わずいい子でいるしかなかった男
母性本能 ?
あ~そうね 幼児と母親
小学校に上がるか上がらないかくらいの きかん坊でちょっと乱暴な息子を 時に厳しく 時に甘やかし 上手いこと転がして育てる聡明なお母さんッ!
それだッ!( ←いや 絶対違う気がするw )
やっと自分の中で折り合いと言うか 噛み砕いた感じ( ←遅すぎるw )
あのあれ 中華のかったいかりんとう あれよあれ
硬いし強い甘みはないけど 噛んでるうちに旨いなってなるやつ
あ~やっと食べ終わって 消化できそうな感じ
あ 因みに実際ここに出てくる本当のお母さんも味がある方でかなりいいのよ
◾︎辰巳(客)×忍(カフェ 調理師)
まさお三月先生の、"話の通じない攻めとそれを愛しいと思える受け"を連続で読んでしまった。コメディで大変面白かったです。
ただ、どうしようもなく気になる、辰巳さんの素性が。どうやって社会生活を営んでるの、この人?お金はあるし。あと、ちょくちょく忍のことを"貴様"と呼ぶのが気になって気になって仕方ない。
まさお三月先生の作品にはややモラハラ気味のキャラクターが登場する事が多いのですが、それがギリギリ萌の阻害になるかならないかのところで、今回は阻害になるタイプだったのが残念でした。
コメディだと思って読んでもギリギリアウトだった〜残念!
その後①で声だして笑いました。
※電子書籍ひかり 局部描写無し
カバー下、裏表紙無し
作者さん買いです。まさお三月さんの作品の中でも一番好きで何度も読み返してます。(他も大好きですが)
攻めの人があり得ないレベルの常識知らずですが、今までそれを矯正してあげる人が誰もいなかったのが切ないです。
何度も読み返してますが、未だに一番疑問に思っているのが、攻めさんの職業です。
コレクター体質で色々コレクションしてるし、一人暮らしなのにダブルベッドで寝てたり家政婦を雇うような金持ちなのに仕事に関するものがどこにもない。
どんな仕事ならこんなに時間にも金にも余裕のある生活ができるんだろう?
やっぱり親からの遺産とかかな?
受けさんは攻めさんに出会えて「僕は運が良かった」とおっしゃってますが、けっこうそうでもないと思います。
攻めさんは加減知らずの常識知らずの空気読めずの本気の取り扱い危険物件です。
これはそう簡単に矯正できるレベルの人じゃないと思います。
でも2人の相性がミラクルフィットしてるのは読んでいて伝わってきます。
自分ではどうにもできなかった部分に優しく手を当ててくれる受けさん。
安定しているけど好きなものが何もなかった受けさんの気持ちを揺り動かす、欠点だらけの攻めさん。
素敵な表紙ですが、内容もこんな感じの温かくて優しく静かに進む2人の関係の話です。
表紙買いでしたが、正直なところすごく期待外れでした。
とにかく嫌いなタイプの攻めで、常識がなく、初めてきた受けがシェフをするレストランで何でもいいから飯を出せ!っていうところで無理だなと思ってしまいました。
他にも非常識な言動が多く、リアリティがなくて、受けがなぜ惹かれるのか、突然すぎて全然ついていけませんでした…。
攻めの非常識な言動になにかしら理由があり、本人も直そうと努力?しようとしているのはなんとなくわかるのですがそれでもあまりにも怒涛の展開すぎてついていけず途中で読むのをやめてしまいそうでした…。
その白っぽい絵と細いライン。綺麗な顔なのに時々フッと気を抜いた様な点々目になってしまう。独特の空気感に引き込まれる。
良くも悪くも感情がフラットで、およそ何事にも執着を持たない円谷さんと、彼の勤めるこじんまりとしたレストランに訪れた辰巳。
辰巳は円谷さんの作った物だけが美味いと言い、懐くというか、奇妙な執着を見せる。マナーもわきまえず、周りの人をイライラさせ、傍若無人に振る舞う辰巳に、何となく惹かれていく円谷さん。
最初は『常識的な振る舞い』を教えてあげよう、くらいの気持ちだったのが、段々嫉妬や独占欲を覚えていく…。
知らなかった感情を持つ事に驚きながらも、その感情=恋、と付き合っていくのも悪くない、と気づいた円谷さんの、ラストには逆に執着を見せているところが、ちょっとゾッとするけども。
ほんわりと何かに包まれていく様な不思議な読後感です。
辰巳が子供の頃から、力加減というものを知らず。その傍若無人さとは別に乱暴者に育ってしまい、その事で孤独を受け入れ、「壊れないもの」「壊れても平気な物」を収集するようになっているのも不思議で。彼は裕福なんだけど、仕事はしているのか?家族はどうしたのか?などということが一切分からない。円谷さんは辰巳の「最初」に出逢えて良かった、と独占欲も剥き出しに独り言ちるのだ。囚われてしまったのは、辰巳の方なのかもしれないね、というところで物語は終わる。
何かを指している様な、寓話の様な不思議感。
描き下ろしでは、アルバイトの女の子に片想いしていて、失恋した店長と、同じく円谷さんに片想いしていて失恋した白石さんが、慰め合ってるうちに…、という笑ってしまうビターなその後。
そして、円谷さんの母に二人の仲を認めてもらうべく頑張る辰巳の後日談。
幸せな筈なんだけど、何とも言えない不思議な気持ちになる、恋って理不尽。そんなワケのわからない気持ち。とっても小さな世界で慎ましく育つ恋という感情。不思議なお伽話。そんな物語です。
静かなお話ですね。この作家さんの本は何冊か読んでますが静かな印象です。
破れ鍋に綴じ蓋?といったらちょっと違うかな?
欲がなくて何にでも誰にでもフラットな円谷と、力加減が強すぎて普通の人間関係を築けず殻に閉じこもった辰巳。
横柄な辰巳の相手もそつなくこなしますがさすがに定休日だったからと家まで連れてかれてご飯を作るのはびっくり。
だんだん辰巳の内面がわかってきて惹かれてしまい初めて欲しくなります。
辰巳もしきりにあかりの存在を気にして嫉妬してたのかな?
だからといっていきなりエッチはさらにびっくり!二人ともそんなに簡単にできるの?
起きたら現金渡されて円谷は怒って帰っちゃいますが、辰巳は結婚する気だったなんて!
ぶっとんでます。
でも円谷の言うとおり普通の人間関係が築ければきっと辰巳は誰かとうまくやれる。一番乗りできて良かったね。
しかしお互い居心地良かったにしてもゲイではなさそうだったのにやれちゃうもんなんですね。ついそこにこだわってしまう。
同棲もして円谷の母にも馬の骨じゃないと合格をもらってめでたしですね。
店長と白石さんはゲイじゃないと確認するのにやっちゃうなんて。
あとがきにあるようにそういえばメガネの人いなかったですね。
攻めが人間関係築けなくて受けがお世話してくっついちゃうお話ありましたね。
「お日柄もよく」を読んで雰囲気に惚れてまさお三月さんの作品を買い集めました。
大好きな「カフェ」設定というだけで鼻息が荒くなっていたところに、表紙を開いてすぐに挟まっていたおまけペーパーのグラタンの威力に息も絶え絶えで本編へ。
笑いました。
ほぼ全ページ笑っていたと思います。
激しく攻められた後の受けの気持ちが分かるくらい喉が痛いです、笑いすぎて。
粗野で乱暴な辰巳と、その辰巳に常識や加減を教えようとする忍。
登場シーンから度肝を抜かれました。いきなり「腹にたまるものをくれ」って。この時点で辰巳に興味津々です。一体何をどうしたらこんな無礼なひとになるの?これは御曹司パターンか?と脳内データベースを稼働させつつ読み進めましたが…。
この作品にかかったら、「今まで読んだ作品のパターン」とか「王道設定では」とか「この人物のバックグラウンドは」なんていうこうるさいことは全部なしでいい!そういうものは全く意味がないのです。
設定だけで言ったら、周囲の人に恵まれて暮らしているけど何か不幸なことがあった風で、今まで何かに興味を引かれたことが一度もない受け。
粗野で乱暴で常識知らず、だけどお金は持ってそうな攻め。
受けが攻めに世間一般のことを教えて、攻めは受けに「何かに執着する」気持ちを初めて感じさせるのだろうな、と予測がついてしまうのです。
これだけ読むと「よくある設定だね」で終わってしまうのですが、この作品はそうじゃない。
何が違うって、会話やモノローグ、キャラ設定のすべてが魅力的なのです。情報や文字のデータだけでは分からない「ニュアンス」の部分が特別なのです。
受けが攻めの家でごはんをつくる。それだけで笑える。
攻めが受けを待ち伏せする。そこでも笑える。
状況にプラスされた登場人物たちの人柄や、その人柄を素晴らしく反映した台詞、ちょっとした小ネタがとにかく無駄なく的確に、怒涛のように繰り出されるという気持ち良さは、すごくすごーく伝えたいのに言葉ではうまく説明できません。
たとえここでひとつのシーンを切り取って説明したとしてもニュアンスや空気は伝えられないので、もう「読んで!何なら貸します!」としか言えない。
笑った、素晴らしい、しか言えていませんが、この「笑い」は分かりやすいコメディや狙ったギャグという種類の笑いではありませんでした。
辰巳の世間知らずっぷりに笑えるという、ズレの笑いです。これもニュアンスなので言葉で説明すると「それで笑うなんてお里が知れますわ…」とか「性格悪い」という感じになってしまうので、読んで!読んでから話しましょう!
シリアスな匂わせをあっけらかんと裏切る展開や、その後まできっちり面白いです。
ずっと笑いながらも、忍のこころの変化という面では胸きゅんも味わえる。
「辰巳の仕事は…」とか「親は今まで何してたの!?」なんていう細かい点は考えなくていいのです。
頭をからっぽにしてまさお三月さんが見せてくれるものを楽しむ。という作品でした。
ただたまに思うのは、おまけペーパーは巻末に挟んでほしいということだけ…。
出てくる人が皆いい人でふんわりとした優しさに包まれたお話だと思います。
逆に恋に落ちる過程を楽しみたい人には少し物足りなく感じるかもしれません。
攻めの辰巳は、コミュ障を通り越して、一種の発達障害なのだと思います。小さい頃から、他人の立場で物を考えることができず、接し方や力加減がわからなかった少年が、成長と共に人に理解されることを諦め、自分の世界に閉じこもるようになります。そんな辰巳の殻を初めて破ったのが、行きつけの洋食店の店員・円谷なんですね。
そして一方の円谷は、母子家庭で育ち、病気になった母を助けるために人より早く大人にならなければいけなかった。だから、自分とは真逆の、子どものままで大人になったような辰巳に惹かれたのかもしれません。
BL要素は抜きにしても二人の心の通い合いが見ていて心地よい作品でした。カフェの店員や店長や客など、出てくる人が皆、好感が持てました。
おまけの店長と白石さんには最後に一番びっくりさせられましたが(笑)。
発売日に買ってからの今更の感想なんですが。
気づくと何度も読み返している、まさお三月さんの作品の中で一番のお気に入りになってました。
今まで生きてきて欲しいものがなかった受けが、初めて欲しがったものが「攻め」
「かわいいなぁ、…全部欲しいな」って思う受けが、なんか良い!!
その後「失敗したんだ、手に入れられなかった、欲しかったのに」と泣く受けがまた心に染みました。
あと、絵(特に顔)が上手くなったなぁとしみじみ。
逆に背景は白くなりましたが(笑)私は気になりませんでした。
次作も早く読みたいです♪
作者様の作品、初読みでした。
ずれたキャラクター、変わり者大好きなんです。
凄く魅力的に写るし、何よりもとても面白いからです。
でも、変わっている事を思い悩んだりせず、そのままの勢いでわが道を行く様が好きなんです。
この作品の攻め様もずれた変わり者・・・という設定で、それはとても興味深かったのですが、個人的に楽しめきれなかったのは、その変わり者の攻め様が自分が「おかしい・・・。社会常識とずれている・・・」という事に思い悩んでしまっている点でした。子供の頃からどうしても皆と馴染めなくて・・・と。
その事を私はちょっと深刻に受け止めすぎてしまって、攻め様の行動を笑う事が出来なくなってしまいました。
コミックス自体は全体的にシリアスのノリではなく、コメディータッチのような感じだっただけに尚更その設定が重すぎる印象を受けてしまいました。
まさお先生の作品は今回初めて手にとらせていただきました。
とても満足です。買ってよかった。
なんといってもキャラ皆が可愛い。
お互いに惹かれていく過程を大事に書かれている作品だと思います。
すごい切ないとか、ドキドキする場面とかがある訳じゃないのに、
「あぁ、お互いがお互いを好きなんだなぁ」って感じられるあったかい作品だと思います。
とにかく「幸せになってくれ…」と二人の幸せを本気で想ってしまいました(笑)。
不器用だけど優しくて、似てないようでとっても似てるお似合いのカップルの話です。
絵と話もあっていて、定期的に読み返したくなる作品でした。
読みはじめはかなり変わった攻めに呆気にとられましたが、読んでいるうちに、あら、受けのほうもちょっと変わったキャラかも…と思いはじめ、最後のほうには独特のキャラをした二人にすっかりやられていました。
もう、可愛すぎるし個性的で面白すぎる。
まさおさんの描くキャラクターって、いつもこういう不思議なテンポのキャラが多いですね。
最初は出会いから独断口調の攻めについていけず、いきなり「腹にたまるものを食わせろ」とか「俺は腹が減っている」とかこんな王様のように振る舞う社会人いるの?と思いました。
横柄とか傲慢とか通りこして、一般的な人との付き合い方を学ばずに育ったような・・・。自分の考えに素直一直線なので、ある意味とても無垢ではあると思いますが。
受けの忍も、そんな辰巳に怒らず根気よく付き合ってあげた挙げ句に襲われるのではなく自分から辰巳を襲うという、どこで恋愛のスイッチが入ったのか、というのがわかりにくく、あまりピンと来ないなあと思いました。
でも読んでいるうちに噛み合わない会話がかわいく、自分勝手に育ちながら真っすぐな辰巳の愛情にきゅんときて、そんな辰巳を受け流す忍の天然ぷりに笑えて…もう本当に愛しい二人でした。
最後のプロポーズの件は笑いました。
この素敵なテンポは言葉で伝えるのが困難だと思います。
是非読んでほしい!とオススメしたい作品です。
とっても面白かったです。
攻めの辰巳のインパクトと、周囲の人達がとても魅力的で彼らの掛け合いにずっと笑ってました。
円谷君(受け)の職場であるレストランの日常の話としても面白かったし、BLとしても面白かったです。
この作品はほんわかとした雰囲気ですが、辰巳の強烈なキャラクターがコントラストを作っているように見えました。
そして人の切なさや恋愛の切なさが効果的に入ってきて、心にキューンと響きます。
人は見た目だけじゃ分からない、みんなそれぞれ何かを抱えてるんだなと思いました。
なので、ほのぼのして終わりではなくて、話にのめり込んだし読んだ後に充実感が残りました。
辰巳は正直意味不明な人物だけど、人として重要な何かがスッポリ抜けた斜め上の発想が面白いし、時折見せる孤独の影にまんまとやられました。
強烈な第一印象の時点で好きになってましたけど。
でも、きっと相手が円谷君だからこそ辰巳の溢れる魅力が読み手に見えたんでしょうね。
良い人か悪い人かという問題ではなくて、相性なんだなと思います。
個人的に、白石さん→円谷君、店長→星川さん、星川さんvs辰巳などもツボでした。
登場人物の目がキラキラしていて表情もとても素敵です。
何回も繰り返し読む作品になると思います。
そんなことにはなりません。
最初の出会いの印象は良くないものだったのに、ちょっとした偶然から私生活に関わるようになって、表からは見えなかった素の姿を知るにつれ、お互いに影響しあい、人間的に成長していく中で、いつしか恋を育んでいくお話。
大人になってから、こんな相手と出会える奇跡。
本当に奇跡の出会いだ。
まさお三月さんの作品は、地味なようでもストーリーが練られていて、この作品でも、辰巳がただの傲慢男のオレ様攻めになっていないところが素敵です。
受ける円谷もそれなりにいい性格してるし、やっぱりお話作りが上手いのね。
おまけの店長さんと白石さんの話も楽しかったです。
セルフツッコミ
辰巳さんは多分、お勉強の成績が良くて仕事もできて、でも周囲との人間関係が上手く築けなくて、それなりのところでそれなりの診断を受けるとそれなりの名前が付く人なんだろうけど、全然そんなことは描かずに上手くハッピーエンドに着地しているのがすごいな。
まさお三月さんの最近の本の中では一番好きです♪
まず、キャラの外見が好み。
久しぶりに、まさおさんの攻めで外見をいいな~と思いました。
まさおさんのキャラは柔らかい印象の男性が多くて、
今まではちょっとトキメキづらかったのです…(^-^;
今回は、まさおさん作品にしては目力強めの攻め(表紙左)。
その目がまた、
不安に揺らいだり、純粋な気持ちを表すように、
時々透明感が出てとてもキレイに見えたりするのがよかったな。
もちろん、中身も好き。
受けの働くカフェで、メニューも見ずに偉そうに注文して、
「何でもいいから早くしろ」と言ってくるし、
カフェが定休日だと「なぜ開いてない!」と怒り出すし、
受けを当然のように自分の家に連れ帰ってご飯支度をさせるし、
攻めは単なる客のくせに横柄で傲慢。
でも、それでいて、
受けが言ったことをその通りに従うという、とても素直な一面も。
ちゃんと手を合わせて大きな声で、
「いただきます!」と言う姿はすごく可愛らしい。
性格が悪いわけじゃなくて、
物を知らなくて力加減ができない子供のようなんだな…と、
攻めの内面が少しずつ見えていくと、
攻めへの興味と愛しさがどんどん増して惹かれていきました。
今までは我を通すことなどない、穏やかな性格だった受けが、
攻めと接していくことで変わっていく様子もよかったな。
攻めを好きと言いながら、意外と容赦のない言動なのが可笑しいですw
素を出して、我慢せずに気持ちを言えて、
それを受け入れてもらえるって本当に素敵なことですね。
誤解によるすれ違いの真相にはキュンときて、
でも、過去話で切なくなるのかと思ったら、ガクッと拍子抜けして、
脇役同士の恋模様は可笑しくて、
いい話だけど、それだけじゃ終わらないのが、流石まさおさんですね。
でも、わたしも攻めの職業は知りたかったな、
どこぞの馬の骨はダメ…って、それならまず大事なのは仕事でしょ!!
って最後はツッコミを入れたくなりましたw
(だけど、そんなとこも好きです♪)
まさお三月さんの作品はこれが初読みです。
変わったキャラでしたけど、萌えポイントバッチリ押さえてました。
力加減がわからないと言って、後ろからぎゅーっと抱き締めたり、教えてもらったごちそうさまを素直に使っていたり、見てくれは大人なのに礼儀を教えてもらっていない辰巳さんが自分の教えに従って成長していく姿にほだされますね。
一気にファンになったので過去の作品も読んでみようと思います。
既刊すべて購入しているのに、いつまでもタイトルの区別がつかない(自分だけ?)まさおさんの新刊。
今回は電子化されるのを待てずにはじめて紙媒体で買いました。
これ以上BLを家に増やしたくないのに、、、ちょうど寒くなった時期にこの表紙は根負ける!ぬくぬくな二人、かわいすぎる!!
中も男性の体のラインとか、まつ毛とか、シンプルな線なのに色気があって、やっぱり好き。メガネじゃない分、目線を交わしているところは2倍微笑ましいです(当社比)。
ストーリーも安定感ありまくりの世間知らず×天然コンビ、そして今回は究極の誘い受けシーンが。。。!
まわりの脇役もいい味出してます。
ただ、途中からあれ?見たことあるなーと既視感。「それでも構わない」の二人とほぼキャラクターの性格および力関係が…同じ?
さらに、あちらは二人に仕事上のつながりがあって、高嶺君の世間知らずなキャラづけにも共感しやすかったのですが、
今回、辰巳くんの職業が最後までわからず、なぜこんな暴君のまま大人になったのか、どうやって生計をたてているのか、もやもやしたまま。。
あとがきにも忙しい時期だったとありますが、そのあたりのキャラ設定は編集さん、フォローしたげて!と叫びたくなりました。
厳しめの萌ですが、次作も必ず買います!
まず、温温の表紙がすごく好きです。表紙の黒髪くんが "やや近眼" 設定でTVを見るときなどメガネをかけるシーンはあるんですが、作者の「漫画家人生初の眼鏡無しのコミックス表紙」だそうです(※あとがきより)。既刊コミックスどれも読んでいますが、新刊が出るたびどんどん自分が好きな感じになっている~!と嬉しいです。特に絵、特に顔、目。ところでこの黒髪くんは「にんじん」がキライなのですが、表紙でマフラーがにんじんの色に見えるのも好きだし、この季節に読むのにぴったりな印象の一冊。
登場人物が皆、距離、関係性などバランスがとてもよかったです。そして、主人公のひとりは作者が得意とする"ちょっと変な人"ではあるのですが、これまた壁ぶち抜き男のお話でしたよ。やわらかめの壁だけどね。描き下ろしも、そうきたの?って(笑)。
もう‼もう‼むっちゃ萌えた~‼
傲慢な攻めの辰巳さんの可愛い事や否や(はーぁとため息つくぐらい萌え~)
自分がその場にいて一緒に輪の中に入ってるみたいな楽しい感覚になる
ただ一つどうなっているのか分からなかった場面がヒトコマ…
布団の中のあのシーン
あれは円谷さんの足に辰巳さんの腕が絡んでるの解釈でいいのかな?
その後の円谷さんの「あ…下は履いているんだ」には笑った
皆のいる前で円谷さんの事ぎゅーってしちゃう辰巳さん可愛い‼もう何これ(≧▽≦)
店長と白石さんでスピンオフもいいですね♪(笑)
星川さん(ウエイトレスの女の子)と辰巳さんのやりとりもめっちゃウケた!
もうこの作品大好き‼
何回も読み返しては気持ちが温かくなってハイ♪になって顔がにまにましてしまう( 〃▽〃)めっちゃ神です‼
うおー‼ありがとうございます‼
見えました!謎が解けました(笑)
ありがとうございます‼
ホーリンラブで買うと特典付いてたんですね…
知らなかったΣ( ̄ロ ̄lll)
特典欲しいーってここまで思う作品はなかなか無いです私的には
コメントありがとうございます♪すごく嬉しかったです(*^^*)
まさおさんはずーっと買い続けてますが、安心して作家買いできる方です。
今回も良かった!
最初はちょっと毛色が違う話だと「ん?」となるのですが、読み進めていくうちに「ああ、まさおさんの話だなあ」と安心いたします。
攻めが本当ずれた人で、でも本当は可愛い人なんだとわかっていく過程がたまらないです。可愛い。
あと女子も嫌な子じゃなくていいですねー。
おまけ漫画も最高です(笑)
店長と白石さん(笑)
で最後まで読み進めて、………………あれ?
攻めって何の仕事してるの?
価値観ずれてるし、大金持ちのボンボンで不労所得で生きてるのかと思いましたが、そういうネタは一切なく。結局なんであんなおかしな感覚になっているのか、分からないままでした。
おまけペーパーでわかるとかやめてくださいよー(汗)
あとですね。元から描き込む作家さんじゃないですが、最近とみに白いし、線が細くて繋がっていないので不安定に感じるのが残念。
それでも、今後も作者買いするとは思います。
カフェの客×カフェの店員。
カフェの調理もしている店員の受け。カフェに食べに来るようになった、いちいち乱暴に突っかかってくる男性客が、横柄なくせに人参が嫌いだったり面白くて気になっている。ある日、定休日に偶然男と出くわした受けは、店が閉まっていることを咎められ、男の自宅で調理することを強いられる。それから奇妙な付き合いが始まり…という展開。
とにかく天然同士のカップリングで、店長や他の女性店員や他の客・白石さんが総ツッコミ係なのがすごく楽しい。攻めは乱暴なんだけど、いわば子供のような乱暴さで、その不器用さに気づいた受けは親か教師のように人付き合いの仕方を教えます。でも当の受けも天然。はたから見れば、真面目な受けも攻めもすごくおかしいのです。
大きな事件は起こらないのですが、天然と天然のほんわかした、しかし当人たちにとっては大問題的な恋の進展をぜひ楽しんでほしいです。
本編終了まで読んだ時点では萌×2つけようと思っていたのですが、オマケの「その後」を見て神評価に変更しました。
店長…! 白石さん…!(笑)
まさお三月先生の作品は、私的にツボでどの作品も楽しく読ませて頂いてます。読後は、いつもほっこり出来て癒されます。この作品も良かったです。
お話は、攻め辰巳(カフェの客で横柄で傲慢とあるけど、力の加減が下手で人間関係も含めて不器用な人に思います。で、天然。)×受け円谷忍(カフェの定員、結果的に誘い受け。)のお話、丸々一冊になります。
はじめ横柄な客として登場する攻めの辰巳。従業員の女性が腹を立てるなか、受けの忍は料理をしながら、人参が嫌いな事を発見したりして母性?
を持つようになります。そこから恋愛感情を持っていくのですが。自分の気持ちを自覚していく所とか丁寧に描かれていて良かったです。
甘えたで子供みたいだけど、その分まっすぐな攻めと、世話焼きな受け。上手くいきそうで萌えました☆オススメです。
あと、その後①の失恋二人組の続きも読みたいです。
いつも通り、画面が白かったです!
攻は人との距離をうまく取れない不器用な人。人をカチンとさせる嫌な性格です。(でも読んでいる方が嫌な気分になることはない)受はいい子として育って、自分の欲がわからなくなっている人。
二人のズレた性格が、ズレながらも関係が深まっていくさまが面白かったです。
あっさり読めちゃうんですが、読んでいる間楽しい気分になれました。