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yoimachi love story
醉街的恋爱故事
王道な感じで良かったです。
二人の恋愛と成長の物語ですね。
美佳の坊っちゃんとしての苦悩。気の毒でしたが意外と家族とちゃんと話したらあっさりわかってもらえて。
ええ?今までなんだったの?な感じもあり。
絢介の元カレ問題は元カレが酷すぎるのに、あっさりスルーされて。あれ?このエピソード必要だった?な感じもあり。鬼畜の所業をたった数コマでサラっと書かれてて。まあ美佳と付き合う時に裏切られたくないって台詞に繋がるんでしょうが。
舘石ファミリーもいいですね。大家族で全員が味方でワチャワチャで商店街に子育てしてもらって。
2年の遠距離恋愛もあっという間でしたね。
美佳の家族に二人こ仲を認めてもらえるといいですね。
ボーイミーツボーイのお話もいいけれど、お付き合いしている2人のお話も好きです。
が、どうも状況説明の場面、セリフが多いな〜という印象が先にきてしまいまして。
ま、わかりやすくはあるんですけども、はい、そうなんですね、と話の筋を確認している感覚でなかなか入り込めず。
2人のなれそめで、美佳から告白したのが意外でした。
欠点などなくいい人に見える美佳が、実は自信を持てず、酔っ払って絢介の前で子どもみたいに大泣きするところはかわいかったです。
人前で初めて泣いた、泣けたのは、絢介だったから、絢介が甘えられる存在になっていたんだなと伝わって、ほっこりよかったなと思いました。
美佳の海外赴任2年は長いけど、ここまできたら乗り越えていけるんだろうなと安心いたしました。
カットされている悲しさ!
全国展開しているショッピングモールを運営する大企業の令息・相原美佳(みよし)と、商店街の酒屋の息子・立石絢介(けんすけ)。
冒頭からもう付き合っている状態で始まりますが、出会った頃のことも回想シーンでかなり詳細にしっかりと読めるので、2人を長く見守ってきた気持ちで読めます。
大企業の跡取りと商店街の酒屋といういわゆる「身分違い」なCPではあるものの、そこもお互いが仕事の面で尊敬し合っているので全く問題なく。
美佳がこれから背負うものの重圧に負けそうになったとき、そういう立場にない絢介が逃げ場を作ってあげられていたので、逆に良い効果が生まれていたかなと思います。
絢介の元カレ登場によって、初めて感じる黒い気持ちに戸惑ったり、親が自分に求めているものや期待していることを想定して息苦しくなったりする度に、美佳を絢介が引き上げていたのが何とも素敵でした。
年齢的には絢介が2つ年下だけど、頼りがいがあって、受け皿が大きい。
逃げたいと思ったときに「それでもがんばれ」と言ってくれるひとも大事だけど、「じゃあちょっとだけ一息入れよう」って受け入れてくれるひとって懐が大きいなあとしみじみ感じました。
そんなこんなで2人はお互いに大好き同士だし、絢介の家は2年前にカミングアウト済みだから、あらすじでは波乱の予感を感じさせる煽りになってますが、みんな暖かく迎え入れてくれてるしで順風満帆に見えるものの、なぜかラスト間近で突然の遠距離…。これ、必要だったのかな。必要か…。うん、必要なんだろうな、と無理矢理納得しましたが、本当に必要!?
ちょっと納得いかない展開はあるものの、えろす中に受けをひたすら「かわいい、かわいい」と思う攻めは大好きだし、恋愛慣れしていない受けも大好きです。
あとひとつ、言わせていただくなら、美佳の両親に挨拶に行くシーン!!
行く前は描かれています。
そこから突然の帰り道…。
2人が笑い合っているところから「うまくいった」のは分かる。
でも!見たかった…。美佳が思っていたよりも柔軟なご両親だったからこそ、同性の恋人を連れてきたときのご両親の反応が!見たかったんです!
カットされてるとか…。いきなりもう帰り道とか…。
そんなこんなでちょっとした残念さを抱えつつも、描き下ろしでは初めてのえろすも拝見させていただき、概ね満足できる作品でした。
当て馬や強引に見合いさせる受けの両親など、一応メイン2人に降りかかる障害はいくつか登場するのですが、皆そこまで悪い人ではなくて非常にストレスなく読める作品でした。メインの絢介と美佳の関係も、既に恋人であるところから始まって、どちらも相手への思いやりに溢れた性格だったので、時折すれ違っても不安にはならないカップルでした。美佳の方が年上で、背も少しだけ高いというのも萌えポイントでしたね。
仕事や見合い、絢介とのすれ違いが重なった時に、酔っ払って子供のようにわあわあ泣いた美佳。そういうみっともない姿を見せられる唯一の存在が、恋人だよなぁと改めて思いました。起きていつもの自分に戻った美佳は恥ずかしがっていたけれど、絢介は美佳がそうやって本音を偽りなく自分にぶつけてきたことが嬉しかっただろうと思います。茶化さず真っ直ぐ美佳に好意を伝えてくれる絢介の安心感がとても大きかったですね。
可愛いらしいカップルのお話
初々しいところもありなが、がっつりイチャイチャしてくれてるところもあって
ちょっと、オロオロする展開もありつつ
やっぱりラブラブなのねーって感じでした
千葉先生の描かれる男性は、男らしいのに色気があって大好きです
今回の受けも、まさにそんな感じ
ほんとに、優しくて良い子なんだろうなと思いながら読み進めました
攻めも、カッコイイ 眼福ものでした
それと、今回は特に周りのキャラクターも微笑ましかったです
じわじわと温かい。郊外では割とよくあると思われる、巨大ショッピングモールと地元商店街との共存を目指す、若者たちとそれを取り巻く人々を温かい目線で描いた、BLを越えてハートフルな物語。商店街の酒屋の息子、絢介がワサワサと5人兄弟でいつも騒がしかったり。両親共に息子がゲイであること、その彼氏、美佳を温かく迎え入れていること。そこに葛藤は無い。酒屋の一部を改装した立ち飲み屋に毎日のように、商店街のパン屋や総菜屋の息子が来ていること。絢介は恋人の美佳と二人きりになりたい! と、思うこともあるけれど、家族はいつもワイワイと構って来ていて。それがとっても温かくていい。ショッピングモールの経営者のご子息である美佳は、そんな絢介を羨ましいとも思い、商店街で人の温かさに触れるにつれて、人付き合いが苦手だと思っていたけれど、だんだん自分の素直な気持ちを言葉に出来るようになっていく。
坊ちゃんで、いつもキリリとスーツを着こなしている美佳が繊細な美形で、絢介は常に抱きたい!と思っていて。こういうハートフル系な物語には珍しく、結構エチは激しめ。(そして、家族にバレている‼︎)絢介は都心で企業に勤めていたが、会社の先輩で、ビッチ系の男に振り回された挙句、結婚するからと捨てられ、相手の女に嫌がらせをされて、いたたまれなくなり、地元へ戻って来たという苦い過去がある。そのビッチな先輩が今頃になって、絢介に会いに来るという、美佳にとっての嫉妬イベントがあったり。社長のご子息だけに、美佳の方にお見合いの話が来て、絢介が凹んだり。
決して平穏な毎日では無いけれど。二人で手を取り合って。二人なら大丈夫ってお互いに想いあっているのが、とっても分かる。終始、ホッとさせてくれます。そしてそれぞれがきちんと自分の進むべき道を歩いて行く。成長譚にもなっているんです。たった3ページ程だけど、二人の2年後も描かれているのも嬉しい。描き下ろしには二人の初めてのエッチ♡ 「初めてのラブストーリー」も収録。息が止まりそうなほど、幸せだと思っている絢介がとっても可愛いです。
あぁ、シアワセ!
そんな一言が、読み終わりに言える作品です。
酒屋の若旦那絢介(けんすけ)と、大企業御曹司の美佳(みよし)は、恋人同士。
絢介の家族からも温かく見守られなが、幸せな日々を過ごしていた2人。
元恋人が出てきたり、大企業の跡取り問題や、勝手にお見合いをさせられたり。。。
いえいえ、みんないい人なんです!
あぁ、私もこの世界の住人になりたいなぁと思ってしまうくらい、みんな温かい!
ほっこりする内容ですが、えっちシーンはちゃんとあります!期待裏切りません!
絢介の家族が可愛くて、ホントにオススメです。みんなに祝福されるカップルって、やっぱいいねぇ。
ほっこりして、キュンとしたい方は、是非読んでください。
既に恋人同士のところから話が始まり、二人の馴れ初めへと話が遡っていく構成でした。最初それがわからなかったので、続き物の2巻目から読み始めたのかなと思ってしまいました。時間軸のまま進んで行った方がわかりやすかった気がします。
商店街の酒屋の息子(ゲイ)×大企業の御曹司(ノンケ)で、あまりこれといったセールスポイントはありませんが、攻めの絢介が大家族にゲイバレしてと、皆が違和感なく受けとめてるところがすごいなと思いました。流石に、ゲイの兄貴とその彼氏と一緒に銭湯に行く弟たちには、おおらかすぎて苦笑いしてしまいましたが。
ラブよりはハートフルを目指した作品のような気がします。
すごく味わい深いお話です。設定こそ酒屋の息子と巨大モールの御曹司ですが、仲のいいカップルの日常を描いてます。BLというか、恋愛ものの醍醐味はやはり出会ってから両想いになるまでかと思うんですが、絢介と美佳は既に付き合っていて、絢介の家族や友達にも公認の仲です。たまにはこういうのもいいなってしみじみと思えました。たしかに、読者がキュンキュンする場面は少ないですが、ラブラブな2人は常にお互いにキュンとなってますww
設定も下町の商店街という感じで雰囲気があります。この商店街で出会った2人の恋は穏やかでほのぼのとしてます。元恋人が出てきたり、将来のことで悩んだり、転勤したり。。。些細なことは沢山起こるんですが、強い絆で結ばれてる2人は力強く乗り越えていきます。幸せなゲイカップルの日常を垣間見た感じでホッコリしました。
あとやっぱり、千葉先生の黒髪美人受けは最高ですね~♡もう付き合ってるし2人とも大人っていうのもあって、えっちシーンはそこまで感極まる感じではないですが、それでも受けの美佳くんは色っぽいし可愛いです。愛のあるえっち最高ですねー!日曜の午後にハーブティ飲みながらゆっくり読みたい感じの作品でした~♪
あらすじを読んで、家族の修羅場から始まるのかーと勝手に想像していたのですが、千葉さんなのでそんなに重い話ではありませんでした。ゲイだということは家族は知っていたのでした。なので、重いのは嫌だなって思って敬遠している人は、読んでみるといいと思います。
商店街の人たちや、家族や、元恋人や、付き合ったのちのお話なので、たくさんの人が絡んできて二人だけの世界じゃないところが、楽しめました。なんだか優しい気分になりました。
エロシーンは割りとあるんですが、この方の作品はどれもあまりエロく感じないですね。なぜだろう。
好きな作家さんですが、いつももう一押し欲しいって思っていましたが
過去の作品ももっと読もうかなって思いました。
千葉先生の作品は最近少しずつ読み始めています。
今作は、全プレ応募の為に買った雑誌で一度目にしたことがあった作品でした(しかもコミックスを読んで気が付いたのですが、目にしたのは第一話目だったようです)。
好きそうな話だ・・・と思いつつも、コミックス派なので、雑誌は継続して買わずにコミックス化を待っていました。
このお話は恋が始まり、恋が実るまで・・・が描かれているのではなく、恋人同士の2人の幸せ甘々な日々や、試練、家族の事等が描かれています。でも、物凄く辛い事や大きな事件、悲しい事などは起こらないので、安心して2人を見守りながら読む事が出来ます。
商店街と大型店舗の共存を題材にしたお話は、某BL小説で読んで結構面白かったので、私の中でも印象が良くて、好きな題材の一つになっています。
今回は紆余曲折を経て、商店街と大型店舗が上手く共存している状態から話はスタートしています。
2人のなれ初めも第三話でちょこちょこっと出てきます。
あと、描き下ろしで2人の初Hのお話も載っています。
美佳(受け様)がかわいい!!!超真面目天然お坊ちゃまキャラで、すごく良いです!!(作中も発言がお育ちの良さや人の良さがにじみでちゃう発言や行動満載で、とても面白いです)
攻め様のご家族(攻め様、性癖をカムアウト済み)が、受け様とのお付き合いを公認・・・どころか大歓迎しているのもほのぼのしていて好きです。
ゲイであることを家族にオープンにしている主人公とノンケだったけど主人公を好きになって仕事にもやる気を出してくるノンケの彼氏。元カレが出てきたり、お見合い話が出てきたり、色々な困難がありますがそれを見守り、受け止める家族がみんな温かい!カミングアウトされて、彼氏を紹介されて、喜んであげられるそんな家族って凄いなぁ。
下町の商店街を舞台にした、ほのぼのあったかなラブストーリーです☆
いやぁ、ほっこりしましたなぁ*^^*
絢介と美佳は既に付き合っていて、いきなり絢介の家族にバレて修羅場かと思いきや家族は美佳を大歓迎☆
むしろ、絢介よくやったくらいの勢いで(笑)
やきもきしなくて済むこの安心感、すごく良いなぁ☆
だって、美佳がすごく良い子なんですよ!
御曹司なのに驕ったところは全くないし、人当たりが柔らかく誠実で、しかもイケメン(笑)
親の敷いたレールにただ乗ってしまっている自分に憤りを感じて思い悩む一面もあるんですが、仕事にも真面目に取り組む素敵な青年なんです。
そんな美佳だから、商店街のみんなにもすごく好かれていて、それだけで心がほっこりしちゃう☆
そんな美佳とお付き合いしている絢介も、商店街を盛り上げようと一生懸命頑張っている好青年☆
リーマンを辞めて親が経営する酒屋で働いてるんですが、お酒のことを勉強して立ち飲み屋を新たに始めたり、本当に前向きで気持ちが良い青年なんですよね♪
とにかく、2人の愛し合ってる感が全面に押し出されていて、こちらがアテられちゃうくらい☆
絢介の元カレが登場したり、美佳がお見合いをさせたれたりと、不穏な空気が漂う場面もあるんですが、2人が嫉妬したりグルグル思い悩んだりするだけで、結局はラブラブなんですよね。
悩んで苦しんで立ち止まりそうになった時、お互いに相手の気持ちに寄り添っていく様子にとっても愛を感じます☆
Hシーンも、どの場面もすごく幸せそうで、繋がることも大事だけどお互いのぬくもりを感じ合えることが本当に幸せなんだなぁって思わせてくれていいですね。
2人のなれそめもしっかり描かれていて惹かれ合う理由も納得できるものだったし、書き下ろしの初Hにはなんか妙に萌えました☆
だって、美佳がまだ敬語だし(絢介はタメなのに!笑)、舘石さん呼びだし(美佳の方が年上なのに!笑)、でも初Hを期に名前呼びに変わるんだもの!
初々しくて萌えましたなぁ☆
大きな事件はありません。
心が温かくなれるようなお話が好きな方に是非読んで頂きたいです☆
カバー下の舘石ファミリーネタはほっこりすること間違いなしなので必見です♪
あれ?お名前は存じ上げておりましたが、もしかしたら初読みかもしれません。
何となくわいわいした話が読みたくて購入。
大あたりでした!
最初から付き合ってる設定だし、皆も理解あるし(笑)
葛藤込みでBLというジャンルは好きですが、時々こういうふわふわしたお話もいいですねえ。
当て馬(本当に絵に描いた様な当て馬だった!こ、これでいいの???)が出たりして色々あれど、これからも二人末永くお幸せに!
個人的には黒崎さんが好みです!
実家の酒屋勤務:舘石絢介×シオンモール責任者:相原美佳(みよし)です。
いや~。おもしろかったですね。今までのBLでは付き合う→紆余曲折→家族にカミングアウトというのが定石ですが、まさかの既に付き合うことになってて最初に家族(絢介家族)にカミングアウトして結構意外でした。
最後に美佳の家族に絢介を紹介することになっていたのですが、結局どうなったのかはわからずでした。できたらそこも描いてほしかったなぁ~って思ったり。
まぁ気さくな両親みたいだしお姉さんが後を継ぐみたいなことになっているからOKをもらったのかもしれませんが。
あと、やっぱりどのBLにも御曹司なら必ずと言っても過言ではないお見合いネタがありましたねw
これまた今までにない感じでめっちゃ強引なお見合いでしたが。
御曹司で一族経営してるとはいえ、家のことで大泣きして翌日に無断欠勤ってすげぇなwwって思いましたね。可愛かったけど。
美佳は個人的に千葉さんの作品の中で結構好きなんですが、絢介の名字が知人の名前と同じで「たていし酒店」の文字を見ると我に返ってしまって、読みきるのに時間がかかりましたね。←どうでもいいww
登場人物すべてが協力的で神経をすりへらさず読めました~。
もはや千葉リョウコさんの代名詞の年下攻は安定感ありあり。
商店街の酒屋:絢介×大型ショッピングモールの跡取り:美佳は恋人同士。
すでにお付きあいをしている彼らにおこるちょいとしたことを乗り越える日々を描いています。
ロミオとジュリエットの関係なのに商店街とショッピングモールの街ぐるみの対立もなく比較的おだやか~におつきあいをしているふたり。
絢介のビッチ元彼が出てきたあたりで読み手としてはワクワクする展開開始!
この元彼:加賀は絢介のリーマン時代の先輩で絢介が会社を辞めて実家に戻るキッカケになった人。
思わせ振りなスキンシップで絢介に接していることで美佳は初めての嫉妬を覚えます。
あたりがやわらかい美佳の「離せ」にドキッとしました。
互いの気持ちをちゃんと話しておさまりますが、このあとふたりのなれ初めが描かれます。
絢介が古い恋愛から脱出→新しい恋へ、というプロセスが自然で読みやすいんです。
冒頭で絢介が2年前に家族にカムアウトした理由も家族みんなが絢介と美佳に協力的なのも、こちらが「?」と思うことが補完されてわかりやすくなっています。
仕事を通じてお互いが意見を交わし距離を縮めていく話、大好きです~。
美佳の甘さの残る仕事に手加減せずぶつかってくる絢介が自分の内に眠る新しい美佳を揺り起こし、美佳はそんな真っ直ぐで正直な絢介に惹かれて勢いで告白します。
美佳の一生懸命さや無防備さを好ましく想っているんですが傷つくのを怖れてその場で受け入れることを躊躇った絢介。
雰囲気に流されない時間差での両想い成立も絢介の真面目さを裏付けていていいな~と思いました。
その後、御曹司シチュに欠かせない『お見合い』が美佳にもちあがりますが、ご両親が拍子抜けするくらいものわかりがよくてファンタジー万歳ww
抑えていた感情が爆発して美佳本人にとっての初めてとなる反抗もシリアスに始まるかと思ったらクスッと笑えるユーモアと絢介の包容力を交えてほっこり描かれています。
あの泣き方ポーズwwww
最初、イカツイと思った美佳パパも婿養子っぽい能天気さ発揮してて可愛かった(笑)
千葉リョウコさんの絵はクセがなく綺麗です。
安定は時として退屈を生む気がするのですが、絢介の元彼の加賀先輩は困ったちゃんなのに美佳の存在を認識しながら絢介にすがる時の伏せた目、ハッキリと別れる時の寂しげに眉を寄せた微笑み。
寂しがりで不器用で強がり?と、顔のパーツひとつで妄想をかきたてるって巧いよな~とうなってしまいました。
今さらですが、ちゃんと脱いでセックスする話っていいですよね。
ベッドなのにズボンはいたまま前だけくつろげてするセックスに納得いかない派なので、ガッツリおシリが描いてあると割れに向かってありがとう!と言いたい。
普段、絢介は美佳をゆったりリードして余裕がありますが美佳の家へご挨拶の準備から描き下ろしでのお初エッチでのオロオロする感じに年下っぽさが感じられて可愛いです。
美佳の敬語誘い受けにも、うつ伏せで持ちあがったおシリのラインの色っぽさにもニヤニヤしました!!
脇役スキーとしては美佳のサポート黒崎さんのほどよい小舅っぽさに注目していましたww
心配性で世話焼きでチョロい兄ちゃん愛らしくて好きだわ~。
絢介の元彼:加賀先輩もどうにかなればいいのにな~。
自業自得とはいえ、なんだか不憫で切ない。
優しいトーンに包まれて読み手の私自身も優しい目線になってるかも…。
普段重めの小説を好んで読んでるので、心の洗濯に本作を手に取りました。
コマがすっきりとした配置で読みやすく、漫画を読む時の目が迷うようなことはなかったです。
受け・美佳の両親が息子を英才教育を詰めこんで追い詰めていたように見えて、実は息子が本音とワガママを話す勇気を待っていたんじゃないかと。
現実の世の中では、子の扱いがあまりに残酷で愛さない親もいますが…
本作ではこのCPが家族ぐるみで認められ、愛される健全な風景が堪能できます。
こういう明るい救いがあるのはいいですよね。
下町商店街の酒屋の息子と大型ショッピングモール跡取り息子の
普通のCPの2人が恋をして、ちょっとしたことにドキドキしながら
愛を育てていく、ほのぼの系ラブストーリー。
会社勤めをしていた絢介は、ある事情で会社を辞め家業の酒屋をやりながら
商店街を盛り上げようと頑張っている。
その商店街の近くに半年前にできた大型ショッピングモールの責任者
そして次期社長の美佳。
育った環境も、立場もまったく違う2人が
愛しているからこそたくさん悩んでたくさん考えて
仕事と恋やたくさんのことに、ぐるぐるしながら
少しづつ大人のイイ男になっていくようなお話。
普段の生活そのままを切り取ったようなありふれた日常
そして、どこにでもいそうなCP。
絢介が会社を辞める原因になった元カレの登場や
跡取り息子のお見合い話。
ちょっともめごとは起きるんだけど、そう大事にはならない程度。
だけど当人たちにとっては、死にそうなほどの大問題。
そんな二人の日常をちょっと覗いている・・・
そんな感覚で読めるお話です。
当人だけでなくて、それぞれの家族が頻繁に登場するのも
このお話の面白いところ。
酒屋の倉庫の2階を改造した絢介の部屋で夜ごと二人は愛し合うわけです。
そんな絢介の家の見取り図や、家族の紹介は表紙裏で楽しめます。
普段は仕事に生きる二人の、あま~いHはなかなか見ものです。
ああ、この人たちホントに愛し合ってるのね・・・と
嫌でも思ってしまう、そんなあまあまなHです。
跡取息子の美佳は、自分の本当にやろうとしていること
やりたいことは何か、今までの自分は何だったのか・・・
自分はどうしたいのか、思い悩むシーンがあります。
悩んだ挙句、結局は絢介の所へ行き
今まで吐き出せなかった想いを打ち明けるシーンが私は好きです。
誰もが一度は経験していそうな、そんなありふれた悩みを持つ主人公に
自分の気持ちもリンクしやすいのかなぁ・・・と思いました。
2歳年下の、昼間は親のやってる居酒屋を手伝い、
夜はそこで立ち飲み屋をやってるゲイの攻め(表紙左)と、
大型ショッピングモールを経営する、
大企業の御曹司(受け・表紙右)とのほのぼのキュン物語です☆
お付き合いしているCPのお話で、
早々にふたりの関係が、攻めの親や妹弟にバレてるのが発覚して、
反対どころか応援&協力されて~という、少々珍しいパターン。
というのも、
受けは大企業の御曹司ながら、高飛車なところは全然なく、
攻めの家の居酒屋を含む商店街と、
その近所にできた大型ショッピングモールの繋ぎ役として、
商店街活性化のために一生懸命奔走している人で、
ものすごーーく周りの皆から愛されている存在なのです。
そんな元ノンケの受けが、
家族にカミングアウト済みの攻めとくっついてくれるなんて、
母「こんな息子が欲しかったの…!!」
妹「お兄さまって呼んでいいですか!?」って感じで、
反対に攻めと受けがタジタジになっちゃうくらいw
そんな微笑ましい環境の中で、
攻めの元カレが登場して復縁を迫ってきたり、
受けが親にお見合いをさせられたり、
社長を継ぐために本社に戻って経営を学ぶように父に言われたり。
それでお互いに不安になって、関係がギクシャク……?
このお話のすごくいいなぁ!と思った所は、
攻めも受けもどちらも弱い部分を持っていて、
片方が脆さを見せた時は相手が冷静にその気持ちを受け止めて、
その支えもあってふたりで乗り越えていけるところ。
単に、依存し合う弱い者同士というんじゃなくて、
それぞれが仕事に真摯に向き合ってて、
それを認め合って、時にはぶつかり合って…という、
土台もちゃんと描かれていて~のことなので堪らない。
受けの親が甘くて、少々拍子抜け~ではあったのですが、
こういう、支え合う大人CPのあたたかなお話って、とても好き。
特別なプレイなんて何もないのに、
ふたりの熱を帯びた表情がよくて、エッチが妙に色っぽいのも、
それでいて、ページをめくると普通~に爽やかに仕事をしてるのも、
なんだかすごくツボで、ドキドキしちゃいました☆
あたたかなお話が好きな方は是非に~オススメです♪