ジェラテリアスーパーノヴァ

gelateria supernova

ジェラテリアスーパーノヴァ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神231
  • 萌×2145
  • 萌84
  • 中立21
  • しゅみじゃない12

--

レビュー数
40
得点
2008
評価数
493
平均
4.1 / 5
神率
46.9%
著者
キタハラリイ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
ジェラテリアスーパーノヴァ
発売日
電子発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784801953307

あらすじ

出会い系で適当に知り合った間柄、知っているのはお互いのいい加減なハンドルネーム。
いつも、近所にあるジェラート屋『スーパーノヴァ』で待ち合わせをして、部屋でヤるだけの関係。
…だったはずなのに、少しずつ変化してしている自分の気持ちに気付く里谷(さとや)。
自分だけが深みにハマっていく不安…でも気付いた気持ちには抗えず——?

ジェラテリアを巡って繰り広げられる苦くて甘い、恋の駆け引き。

表題作ジェラテリアスーパーノヴァ

kio,名前も年も知らないヤるだけの相手
里谷智秋(sato),大学生

その他の収録作品

  • -vanilla-
  • -mojito-
  • -cassis-
  • -caramel-
  • -sakura-
  • -extra chocolate-(描き下ろし)
  • カバー下:漫画「ある日のお昼寝」

レビュー投稿数40

雰囲気がある

里谷が掲示板で知り合ったkioというハンドルネーム以外、何一つ知らない男とセフレの関係にあるところから始まります。

詳細な描写はないものの、里谷の初体験はkioではないので、苦手な方はご注意下さい。

割り切った関係のセフレを好きなってしまったお話で、とても雰囲気があり惹きこまれました。
セフレだからと踏み込めないもどかしさが切なかったです。
お互いの名前を明かし、改めて恋を始める二人にニヤニヤが止まりませんでした!

DMMは白抜き修正でした。
セフレの時から散々セックスしているのに、付き合ってからとなると初めてみたいに緊張しちゃう里谷が可愛かったです!!

0

続きを読んで評価を上方修正。

 一度目に読んだ時は、甘さが足りないと思って「中立」に評価してました。でも続きの話にたどり着くまでに必要な話だと思うと、見直さずにはいられず修正に来ました。
この1冊だけで終わってしまったら「中立」ですが、2冊まとめて読んだ物語の前半部分として評価するなら「萌」かなと思ったので、この評価です。

 以下、続きの巻を読む前の感想です。

 どこがと言われるとわからないけど、全体的にどこかオシャレな雰囲気の作品です。
でも6話分のうち3話分はひたすらもだもだするので、それがつらい人はいるかもしれません。
もだもだしている間が甘々には程遠かったのも個人的にはマイナスだったんですけど、一応くっついたみたいなので続編に期待しておきます。

不器用な受けの気持ちに重きを置かれていて、何故に攻めが一度離れていったのかは少し納得できませんでした。同人でもいいから、そのあたりの攻め(以外でもいいけど気持ちがわかる感じの)視点とか読みたいな〜と思っています。そこがあれば萌える気がするんですよ。

 受けのエロ顔は大変よかったのですが、攻めはもうちょっと雄みがほしかったですね。良くも悪くも普通で、ちょっとヘタレな攻めでした。でもスーツ姿は普通にかっこよかったです。
個人的印象としては、攻めは受けの恋愛初心者なところが可愛くて仕方なくて惹かれた感じでした。

0

あっさりしているのに濃密で、純文学みたいでした

出会い系で知り合って、一回やったらそれで終わりのはずが、待ち合わせをして何回も会う。
気軽にセックスする身体だけの関係。相手の本当の名前すら知らない。
居心地がいいのは、後腐れのない関係だからなのか。それとも本当はもっと別の感情なのか。
お互いが、おそらくスタート地点は同じで、季節の移り変わりを感じるくらいの時を過ごし、だんだん気持ちが変わっていく。
さらっと描かれているのに、いや、だからこそなのか、とても深くて、作品の象徴でもあるジェラートのように爽やかな読後感。
人気がある作品なのがよく分かりました。

一番好きなシーンは、町でばったり会って、お互いのリアルを見てしまう、そして見られてしまう場面です。
あのとき、kioは着ているものも髪型も何もかもが違って、どこからどうみても会社員で、話し方も自分の知っている彼ではない。まるで別人の彼は、現実世界では普通に大人で、里谷は大学生である自分との差を痛感する。子供っぽい自分を見られた恥ずかしさと、彼の本当の姿(会社員)を見てしまい、その歴然とした差を目の当たりにしたショック、しかもそれが、二人とも感じた事だということ。
科白も最小限、余計なことは描かれていないのに、二人の気持ちが伝わってくる。
唸るくらいうまいなと思いました。

1

ジェラードが食べたくなる(*´~`*)

こちらがキタハラリイ先生初めましてのコミックでした。
読めばやっぱりジェラードが食べたくなりますヽ(*^^*)ノ


受け様は大学生の里谷。
攻め様は会社員の政田。
掲示板で出会い、ズルズルとセフレの関係を続けていた2人。

ずっとこの関係から1歩踏み出すことができずにいた2人が、やっと恋人になるまで。
もう、ドキドキハラハラさせてもらいました。

めっちゃ雰囲気のある、大人の恋の話って感じなんですよね(//∇//)
えっちぃし(*/ω\*)キャー!!
これはもう、Theオトナ~さが漂う政田のせい。
気持ちの読めない表情でさ~。
もの慣れないピュアさが漂う里谷が、政田に翻弄されてる感がありましたが、最後の政田視点の書き下ろしを読むと、政田もだいぶジレジレ考えていたみたいで、やはり攻め様視点はよい(*´ω`*)

それにしても、甘いキャラメルみたいなセッ〇スってどんななんだろう((o(。>ω<。)o))
見たかったなぁ、とにまにましちゃいました(*´艸`)

0

流れるように読めた王道ストーリー

キタハラ先生初読みです。

出会い系で知り合ったセフレが本気になっていく王道のお話。

この場合(他の設定でもたいていはそうだけど)くっつく場面が見せ場で、そこまでの布石がどう打たれるのか、という作りになるわけで。

本作では、里谷目線で里谷が意識して話が進み、どうなるどうなる?と読ませてもらいました。

里谷の気持ちはとてもよくわかる。

毎回バニラのジェラートを選ぶのは一途な性格で、逆に、相手が選ぶフレーバーが毎回違うのは気持ちが定まらない面を表しているのかなと思わせるのがおもしろい。

それが逆転したラストも良かったです。
ジェラートで始まりジェラートで終わる。

描き下ろしで、直規目線も描かれていて良かった。
直規の方が先に好きになったいたとは。

直規の表情がずっと変わらないなぁと思ったら、そういう人なんですね(続編ではいろんな表情が見られるとうれしい)

気になったのは、脇キャラの描き方。
合コンや彼女のことしか話さない友だち、当て馬でしかない女性キャラ。
ストーリーを進めるためのコマでしかない描き方があまり好きではないので。

本作の場合、メイン2人だけに集中するようにわざと脇キャラに個性や人間性を与えなかったのかもしれませんが。
個人的にはちょっと気になってしまいました。

全体的には、さらっと流れるように読みやすかったです。

1

これはもはや ババヘラアイスなんじゃない?

出だしの馴れ初め?状況説明?の雰囲気に全部もってかれた気がします
どってことない ふたりの[現在地]の説明に使われた数ページに

シャレオツッ! って死語を心の中で叫んだくらい ← 実際叫ぶとナウでヤングな方とかに笑われちゃうからねw




名前も知らない男 ただ会って抱き合うことには慣れてるのに 初めて食事をし他愛ない会話をしたことで自分の中の何かか変わっていくのに戸惑う

普通が物足りない事で 普通を受け入れられない自分を知り
何を求めて 何が欲しいか知っていく

始まりの歪さから お互いが口にできなかった思い
近づくことで のめり込んでしまう恐怖にすれ違っていくふたり


瑞々しさ 苦味 甘み コク

盛大な盛り上がりはないんだけど 不器用な大人が作り出した味は あっさりの中にもきちんとバランスよく混ぜ込まれていて……


いやいやいや 最後はジェラートどころか ババヘラの甘いピンクとレモン色のお花が咲いちゃってましたよッ! ← ババヘラ  シャーベットじゃんッ!


てか ババヘラって なんでバナナ味とイチゴ味の組み合わせなんだろうね?← 知らんがッ

0

名も知らぬセフレから一歩を踏み出すまで


映画のよう、というレビューを読んでその通りだなと思いました。
雰囲気やテンポは落ち着いた感じ。
ジェラートをキーワードにしていてオシャレ~~。

社会人×学生で掲示板から知り合ったセフレ。
受けはイケメン短髪、攻めはセミロングで受けはすごくピュア。
だけど大人の関係だから背伸びをしてしまう感じが切なくて、ドラマっぽいな~と思いまいた。

お互いハンドルネームしか知らない体だけの関係で、その一歩が踏み出せない。
本編は受け視点で、攻めの意味深な表情に「何を考えてるんだ…」と一緒になって考えてしました。

次のページで連絡が途絶えて数か月後になった場面には「え…?」と戸惑ってしまいましたが、書き下ろしに攻め視点があったのが本当に良かったです。

表現が上手くて、一度はこんな駆け引きとかしたことあるよなぁと何とも言えない気持ちに…(笑)

ハピエンですが大人な恋でした。
しっとりめのBLを読みたい方にはオススメです。

0

サトヤが可愛い

サトヤみたいな受、めちゃくちゃに好きです。ゲイであることを隠すために、一歩引いていて、それが一見クールで大人びていて、女子にモテる。でも、本当は寂しがり屋で、繊細なところがあって、それでいてそれをうまく表現できない。我慢してしまう。でもでも、エッチのときはめちゃくちゃ気持ちが表情に出て、素直に強請る、、そんな男子、、尊い!

そしてマサダさん。タイプが「脱ぐと色白の子 コ」だって!なんだそのエロい100点回答!天才!

デートがニガテなサトヤもめちゃくちゃに可愛いなあ、、そりゃマサダさんもめちゃくちゃにシたくなるよなあ、、。あと、ここのエッチのシーンのおしりがすっごくエッチでドキッとしました

0

自分の問題で萌になりました

ジェラテリアスーパーノヴァってタイトルはジェラート屋の店名なのですが、そのタイトルになにか引っ掛かってそれで読み始めたものの、結局イタリア語と英語を組み合わせてカタカナで表記してることに違和感を覚え、それでそれがどうしても気になっちゃうってことだったみたいなんです
そのせいで、店名がタイトルに最もふさわしいかなぁってなってしまって…お話はとてもおもしろかったです

家を知っていて、どうせそこに向かうのに毎回待ち合わせをしたりして、なんか初めからなんとなく割り切りとはちょっと違う二人に見えるところ、傷つく心配が少なくすんでありがたかったです
おやつ時に会って夜までいるって、結構長いこと一緒にしますし

たくさん種類があるお店でバニラ一択の知り合いはいるけれど、毎回違う味を選ぶ人は知らず、お気に入りができたりしないのかなってちょっと不思議に思います
失敗したくない人なのか一筋な人柄なのか、柔軟なのか決められないのか、はたまたスーパーノヴァのバニラがとにかく絶品なのか

ジェラート食べて甘くてひんやりしたキスがどんどん熱くなっていくの想像するとエロくて良いですよね

政田が里谷の気持ちをお見通しな上で上手く持っていけてなかっただなんて、大人の余裕とか、そんな都合の良いものはこの二人の恋愛にはないんですね
里谷の友達で一人すごく気遣ってる子いるけれど、横恋慕とか不倫とかゲイとか考えて心配してるのかなって、良い子なんだろうなって気になります
でも、気にさせられたわりに特になにか絡んでくることはなかったですね

出会ってからはお互いだけの二人なのでジェラート食べたみたいに甘くて後味も良く良いお話でした

1

映画鑑賞のような感覚であま~いBLを

初めて読ませて頂いて、全くレビュー等も読まずでの感想なのですが、この作品、映画をみているような気持ちになりました。
回想や、その時その時の背景、小物とか、すごく二人のそれぞれの感情がより読み手に物言わずとしても伝えてくるようで素敵でした。

絵とかももちろん素敵なんですが、人間らしいというか、不器用な二人のやり取りさえできてない関わりが、臆病だったり、強がってたりうまく出せない感情って負の感情だし、きれいなんて言葉になかなかなるものではないのだけど、この作品では、ああ愛おしいな、きれいだなぁ…って私は思えてならないです。

あと、やっぱりジェラードが食べたくなりますよ(笑)。

6

この作品が収納されている本棚

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