条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
nemuriotoko to koiotoko
座裏屋さんの新刊。発売を心待ちにしていました。もう表紙から素敵です。配色とか、図案とかセンス良いですねえ。さて、内容をざっくりと。ごめんなさい、ネタバレしてます。
表題作「眠り男と恋男」
PGで収録されていた作品に続編を加え完結させた作品ですが、基本的には短編になるんでしょうね。
仕事仲間であるロイスとジュード。ロイスは睡眠中、意識がないまま横にいる人間とイタしてしまう病気を抱えています。投薬治療で症状を押さえることはできるのですが、彼にひっそりと恋心を抱いているジュードは病気故の行動にせよ、自分を抱いてくれるロイスの手を放すことができず病気のことを彼に伝えることができずにいます。
そんな中、ジュードの元カレが現れ復縁を迫るところを目撃したロイスは…。
というお話でした。
相手はノンケだし、という切ない恋心や仕事仲間としてだけでもロイスの傍にいたいと願うジュードの想いにキュンときつつ、それでいて男気のある彼に萌えまくり。ナイスガイでした。
ロイスの大雑把なところも可愛かった。無神経と言えば無神経なんですけどね、それがまた良い味出してます。
「優しいディナー」
とあるレストランのシェフ・霧野と、そのお店にやってきた客の一人である葵くん。
葵くんはかなりの偏食で食べられるものが限られているのですが、その偏食を直してあげる、という名目でそういう関係になる二人。
霧野の気持ちが分からず、どこまで踏み込んでいいのか図りかねる葵くんですが、彼の偏食(というか、食事ができない)のには理由があって…。
葵くんがとにかく可愛いです。ビジュアルもなんだけれど、食事が出来なくなった過去のトラウマとか、可愛いのにエロエロとか。霧野さんじゃなくてもメロメロになってしまいそうです。
マルっと包み込んでくれる霧野さんに出会えて、ホント、良かったね。幸せになってください。
「夜を逃げる」
子どもの頃に経験した事故のせいで、暗闇に一人でいたくないハル。そんな彼が、夜、一人でいたくないがために何人かいたセフレのうちの一人であるユーゴ。
惜しみなく愛情を注いでくれるユーゴに、徐々に心を開き過去の悲しいトラウマが癒されていくハルの姿にホッとしました。
「太陽と秘密」
これもPGに収録されていた短編です。
バカンスに来ていたコーディに口説かれて関係を持っていたカイト。すっかりコーディに心を預けていたのに、「妻と子のもとに帰る」と言って去って行ったコーディを恨みつつ、それでも前向きに生きてきたカイトの前に「会いたかった」と言って一年後再び現れたコーディ。腹を立ててコーディを無視するカイトですが、懲りずにカイトに会いに来るコーディに…。
というお話です。
初めに関係を持ったころのカイトのビジュアルがちょい幼いので、若干ショタが入ってるかなという気がしますが(地雷の方はご注意ください)、このころのカイトが可愛いんですよ…。
こんなに可愛いカイトを自分の勝手で傷つけたコーディに腹も立つのですが、、それでも彼の気持ちも理解でき、またカイトのコーディを一途に想う気持ちにも萌えまくりでした。
「待つ花」
PGに収録されていた作品です。この作品が座裏屋さんの初読みの作品だったのですが、これで座裏屋さんの虜になった私でした。
攻めの鬼崎の受けの一葉に対する執着心と、こんな関係はいけないと思いつつそれでも彼を受け入れるために「仕方がない」という言い訳を自身にする一葉の恋心が良かったです。
これ、続編描いてくれないでしょうか。幸せな二人が見たいです。
どれもエロい!座裏屋さん節炸裂なエロさでございました。しかしエロいだけではなくて、どれも愛情に満ちていて優しい空気が漂っているのもまたよかった。
素晴らしい画力に、引き込まれてしまうストーリー展開、共感できるキャラたち。
文句なく、神評価です。
読み終わった後《放(O_O)心 》←コレ
読んでる最中ずっとニヤニヤしてゴロンゴロンしてキュンキュンして
心臓疲れました・・・動悸息切れです・・・萌えに殺されそうですorz
スッゴイ良かったー!!!
全部で6話(5カプ)の短編集です。
6話の内5話が18禁アンソロに収録されていただけあって
どの話もエロいです。ぶっちゃけエロエロしかしてません!!!
なのにですね。ちゃんとストーリーもあるんですよ。
短編集で1話1話短い上にエロいことしかしてないのに、ちゃんと攻めと受けの心の交わりも描かれて大満足の神です!
個人的好みにより前作は少し消化不良だったのですが、今作は愛情たっぷりのエロエロばかりで、甘々好きには堪りませんでした(///Д///)
◆眠り男と恋男
これは受けのジュードが健気で健気で健気で可愛すぎて震える。
抱かれてる最中クッソ可愛いんですけど!(///Д///)っ(///Д///)っ
(病気のせいで)好きな男に身体好き勝手されてて、朝になったらスッパリ忘れられてるのに、チョコっとの下心も含んですべてを受け止めてるのがね!
切ないんだけど、でも可愛い!可愛いとしか言えない。。。
攻めのロイスも素直で捻くれたトコなくて好感◎
2人でメロメロしあってて下さい(^///^)
◆優しいディナー
美人誘い受け?シャツを第一ボタンまでキチンとしてる上品な男の子って感じなんだけど、受けてる時に下から見上げる顔が色気があってセクシー!
口移しでご飯食べさせたり、1粒の葡萄を2人でキスしながら食べたり。
・・・・つか葡萄とかイチゴがエローーーーいっ(///Д///)
◆夜を逃げる
暗闇がNGなトラウマ持ちの受けは(最中以外は)ぶっきらぼうでクールな感じなのに、停電で真っ暗になっちゃった時にパニックに落ちて、攻めの名前を叫んでたトコに萌えたー(=´∀`)♪
攻めは純粋真っ直ぐワンコ。でも隠れドS。ドSワンコ美味しい・・・。
(玩具プレイ有りです)
◆太陽と秘密
ココの受けも健気で健気で健気で可愛すぎて震える。
「悪い大人に騙された」と言ってるので子供なのかな?
15〜16あたりの褐色肌のショタ風味。
ここのカップルは満員トラックで立ちバックの痴漢プレイ!やらされる事が一番エゲツない・・・でも涙目が可愛いいいい(萌)
攻めにも事情があって弄んだつもりはなかったとはいえ子供にすることじゃないヽ(#`Д´)ノオコ!と思ったけど、これからめいっぱい幸せにしてもらうんだろうなー。ホッコリするエンドでした。
◆待つ花
この話だけ絵の雰囲気違います。
このカプの受けは好みじゃないけど、攻めがカッコ良い!受けのズルいトコも受け入れてるのも大人の男〜って感じでした。
座裏屋蘭丸 さんの2冊目!
PINK GOLDに載っていた話が、やっと通しで読めて嬉しいな♪
「眠り男~」の描き下ろしもあり、その他4つの作品が入っています。
今回は、状況的にちょい無理やりっぽいHシーンもありますが、
終わってみればどれも愛があったんだね…よかったね…というものばかり。
前作「PET契約」でモヤモヤした読者も、
この本は萌え萌え♡となって気持ちよく読めるじゃないかな。
絵柄も「PET契約」の時と比べて線が細くなって、
より表情が豊かで繊細で、絵の上手さが際立っている気がします。
■表題作「眠り男と恋男」2話+描き下ろし
睡眠中、無意識に誰とでも衝動的にSEXをしてしまう、
そんな病気になってしまった眠り男(攻め・表紙左の長髪ノンケ)と、
そんな仕事仲間の攻めにだいぶ前から密かに恋をし、
病気のせいで何度も抱かれているゲイ(受け・表紙右)とのお話。
何度受けを抱いても、攻めは朝起きたらそのことを覚えていない。
攻め受け互いの身体に情事の後が残っていても、
「俺たち、なんもしてねーよな?」と真顔で攻めは言ってきて、
おまけに受けに「俺に一服盛ったりしてねーよな?」とまで。
好きな男に抱かれて、忘れられて、そんな事まで言われたら、
いくら病気といえども切ないなぁ…
それがある夜、また無意識で攻めが受けを抱きに来たかと思えば、
いつもと違って攻めは息が荒く手つきも乱雑で、激しくて…
このお話、1話目は受け、2話目は攻めの視点で描かれているのがいい。
そして、強気でシュッとしたイケメンの受けが、
実は健気で、ベッドで涙をためて乱れて…で、もう可愛すぎて堪らない!
描き下ろしは、
1人で泊まりで仕事に出た攻めが、薬を忘れてしまって…というお話です。
■「優しいディナー」1話
シェフ(攻め)が、何度が目が合った美人の客(受け)に、
「けっこう食べないもの多いね、俺がその好き嫌いなおしてあげよっか?」
そう声をかけて、閉店後に店でSEXをするようになって…というお話。
受けの好き嫌いの多さには、
悲しい昔の彼との思い出が関係…それを優しく官能的に攻めが癒します…
■「夜を逃げる」1話
子供の頃にあった事故のせいで暗闇がトラウマの、クールな受け。
セフレ関係のつもりだったのに、
甘い恋人になることを攻めは望むので、受けは面倒に感じて突き放すと…
優しい年下ワンコ♪って感じだったのに、実は隠れドSな攻め、
オモチャを使って笑顔で尿道責めをしてきて~~とエロエロでした♡
■「太陽と秘密」1話
見ため中学生くらいの童貞の受けと身体の関係を持ち、
嫁と子供がいるからとアッサリ帰って行ったホテルの宿泊客だった攻め。
その攻めが約1年後にまた目の前に現れて…というお話。
青空の下、トラックの荷台にすし詰め状態で乗りながら、
攻めは受けを脱がして弄って挿れてきて、受けは嫌だと思いながらも…
満員電車よりもエロく感じるのは、その臨場感と絵の上手さのせいかな。
■「待つ花」1話
神事に従事している美人受けを、イケメンの地主が全裸にして縛って、
恥ずかしい格好をさせて、バナナを挿れたり、縛ったまま身体を繋げたり…
攻めが強引に無理を強いているのかと思いきや、
実は受けも求めていて…というのが最後に分かる言葉がいい。
どのお話も単なるエロだけで終わらず、余韻と雰囲気があって素敵です。
それだけに、白抜き修正が変に目を引いて残念…
違う出版社さんでも描いてほしいなぁ!
たとえtnkが白くても。
無情な修正のぶん差し引いてもお釣りがでるレベルの萌えをジュードにいただきました。
前作より恋愛感たっぷりのエロエロ作品です!
書き下ろしと応援店ペーパーがまた最高なので、アンソロで見た方も十二分に楽しめると思います。
『眠り男と恋男』
睡眠中無意識に性行動に走る病気を持つロイスと、ロイスに片思いしてるジュードのお話。
なんといってもジュードが、普段は男前なのにセックスではエロエロのトロトロで、健気で切なくて意外と恥ずかしがり屋さんなギャップに禿げ萌えました。
『優しいディナー』
料理人×トラウマ持ち超絶偏食青年
受の偏食を治すために始まった身体の関係。
こちらは掲載誌が18禁ではなかったのでもともと白チンだったけど、セックスしながら食べ物や指を口に含む受けの表情に神がかったエロスを感じた作品です。
料理とか果物よりも、座裏屋先生の描く乳首がいちばん美味しそうでした。
『夜を逃げる』
尿道責めがテーマの18禁アンソロに掲載されてたこちらの作品、異物を挿れられるtnkが主役かってぐらい浮き出る血管とか袋のシワまで強調されて描かれていたので、それが白抜きにされると興醒めもいいとこです…。
ホントに受の顔よりtnkが主張してるんですよ…tnkがコマのセンターなんですよ…それが白抜きなんですよ……はあぁぁぁぁ〜……
『太陽と秘密』
トラックの荷台のようなバス?の中での立ちセックスがエロすぎた。
激しくするだけじゃない、車の振動だけでもイケるんだぜ!な受がエロ可愛いかった。
ところでこの2人の年の差が激しく気になります。
『優しいディナー』の受もそうだったけど、座裏屋先生のショタっぽい受もかなりイイ。
『待つ花』
最近はご無沙汰ですが、『座裏屋蘭丸といえば緊縛』というほど受がいろいろ縛られてた頃のもので、個人的に大好きな作品です。
この溺愛攻と、自分の立場から素直になれない受の禁断の関係ってのがたまらんのです。密かに激しく続編希望。
『眠り男と恋男ーその後ー』
この書き下ろしが!
ジュードが可愛すぎて!!
萌え転がった!!!
一人行商の際、例の病気の薬を忘れてしまったロイスのもとに、わざわざ自分の客との約束を蹴ってまで薬を届けにきたジュード。
自分以外とセックスしてしまうじゃないかと心配して、しかもそれをロイスに指摘されて赤面するジュードがピュア可愛い。
そのままセックスに流れて、騎乗位が出来なくなってきてからの「ロイスやって…」の表情がエロエロのとろんとろんで鼻血もんです。
この書き下ろしでは、tnkがモロに描かれているコマが少なかったぶん修正にげんなりすることなく、逆に表情とか台詞とか体位に興奮して読むことができました。これってもしや座裏屋先生の、修正に嘆き悲しむ腐女子へのご配慮ではなかろうかと勝手に思ったのですが…。
先生の類稀なる画力による美麗tnkが消されて間抜けな白抜きになるくらいなら、元からない方がいいのかもと思えた書き下ろしでした。
あと座裏屋先生は、前作のモブ姦の作品といい今回のジュードといい、受けがTシャツ+ブーツのみで犯されるのがお好きなのでしょうか?
わざわざインしていたズボンを脱いでまでブーツを残すなんて…新たな着衣エロの進化系としていまやわたしの好物のひとつになってしまいました。ありがたや。
とはいえ、やはり座裏屋先生の描く美チンが見たいもんは見たいので、どこか修正の甘いレーベルで描いてくださることを全裸待機します。
ねぎま様
はじめまして!コメントありがとうございます。
『Tシャツ+ブーツ』共感していただいてこっそりニヤニヤしてます。
片足ズボンは、脱がせるまであとちょっと!だけど我慢できなかったー!というプチがっつき感が滲みでててわたしも滾ります!
尼さんの電子でPG2と3の無修正のものが今も購入できると思いますので、そちらで『待つ花』と『眠り男〜1話』の芸術的tnk&tmtmが味わえます〜機会があればゼヒ^ ^
みんみ様
はじめまして。ねぎまと申します。m(_ _)m
『Tシャツ+ブーツ』私もすっごく気になっておりました!!!
あんなごっついブーツ残してズボンだけ剥ぎ取るって結構攻は器用だなぁなんて。(笑)
ワタクシは片足にズボンがひっかかたりしてたら更に脳内で吐血しそうです。(*´д`*)ハァハァ
新たな着衣エロの進化系。ほんとありがたや…ですね。(≧∀≦)ノ
いつもながらわかりやすくて萌えポイントを押さえていらっしゃるみんみ様のレビューこそ『ありがたや』です♪
PGとかは購入していないので、tnkの浮き出る血管や袋シワ…あーーっ気になるっっ。
座裏屋先生、ほんと別のレーベルで描いていただきたいデス。
絵がとても綺麗でエロいです!!
表題作の「眠り男と恋男」の第一話だけ、雑誌で読んだ時から大好きになりました。
受けがとにかく綺麗可愛い!!
男前だけど端正な顔だち、細身の筋肉質な体つき、喘ぐ表情全てがツボです☆
なので書籍化がとても嬉しい!!
表題作以外の作品もバラエティに富んだシチュエーションと濃厚エロで楽しめます。
溺愛ものが大好きなので、攻めが受けを溺愛するエロが読めて堪能しました。
あとカバーデザインがものすごく素敵です。
勝手な想像ですが、映画「バグダットカフェ」に出てくるような乾いた空気と高い空、遠くにある貯水タンク、アリゾナ州の国道みたいな雰囲気に、この黄色いマット紙が合っていて、この装丁デザインは見事だと思いました。
はじめまして。
ものすごく共感します!!この表紙は本当に素敵ですよね。学生の頃に『バグダットカフェ完全版』を見に行きました。ディレクターズカット版があるので見たいな―と思っています。眠り男と恋男はお洒落なロードムービーのようです。
「眠り男と恋男」を最初、
電子版のPINK GOLDで読んだ時は、
「萌え、超絶キターーーーーーー!!!」と
思ったものです。
それがコミックになるということを聞き、
もう嬉しかったですね!
PINK GOLDを読んでいる身としては、
修正は確かに痛いです。
局部が、ものの見事に真っ白……(泣)
まあ、たまにトーンでごまかしてあったりして
甘めの修正のところもありましたが…。
でも紙媒体で、まとめて読めるってところに
魅力があります!
待ってましたよ、もう!!(><)
◆◆ 眠り男と恋男 1話目 ◆◆
2話ありました。1話目の主人公はジュードです。
ジュード(受け)の仕事の相棒ロイス(攻め)に
奇病が発病した。
睡眠中、無意識に同性であっても
セックスしてしまうという病気。
ずっと相棒のロイスにそのことを話せず、
恋心を隠しながら無意識のロイスに抱かれる
ジュードがなんともいじらしくて健気です。
そしてその一途な恋心に、
萌えが一気に駆け上ってしまいます(><)
ロイス(攻め)に抱かれるジュード(受け)は、
もう、筆舌に尽くしがたいほど、色っぽいです!
普段の口の悪さからは想像できません!
流す涙が、ホント可愛らしいです。
タッパがある男とは思えないです!
ある夜、再び無意識にジュードを組み敷くロイス。
しかし、その途中で覚醒してしまいます。
そして、ジュードにキスをするロイス…。
ここで気付いてしまうんですね、ジュードが。
多分、今までの無意識のセックスでは、
キスしたことがなかったんじゃなかったかなー??
だから、いきなりロイスがキスしたことで、
「こいつ起きたんじゃ…?」って
疑念を持ったと思うんですよ。
そして濃厚なセックスの後、
(このセックスシーンが筋肉美も構図も美しい><)
再び、ジュードにキスをするロイス……。
期待感のあるような雰囲気で、2話目へ……。
◆◆ 眠り男と恋男 2話目 ◆◆
2話目の主人公は、ロイス(攻め)です。
1話目の通り、いまだ持病があるロイス。
しかし、ジュード(受け)は、何も言わず、
ただ黙って抱かれ、朝には何も言わない。
うう、優しい、ジュード。
そして、照れ屋さんだ……。
しかし、再び投薬治療を始め、ロイスはジュードを
抱かなくなりました。
しかし、ジュードの乱れた姿の夢ばかり見ます。
そんなとき、ロイスはジュードが本当に自分のことを
好きだということを知ってしまいます。
ジュードの「生殺し」って台詞、グサッときました。
隣で愛しい男が寝ていて、好きでもなく抱いてくる…
こんなに悲しいことって無いですよね…?
ある晩、ロイス(攻め)はジュード(受け)の寝込みを
襲います。薬が切れたと勘違いするジュード。
しかし、ロイスは正気で、
「好きになっちゃったみたい」と、告白。
その言葉が信じられないジュード。
頬を上気させながら、
「バカ言え、嘘だ……」と小さく言い返すジュード。
ああああ、もうっ!
なんていじらしいんだ、ジュード!
君は、健気! そして一途だ!
それをロイス! 分かってやってくれぇぇぇ!!
そして、ふたりの優しくて激しいセックスシーン。
ああ、もう美しすぎる!
この目、この影、この表情、この躯、この体位!
そして、最後にはふたりは恋人同士に…。
一途なジュードの思いがかなった瞬間でした。
◆◆ 優しいディナー ◆◆
偏食のある主人公(受け)。
それを見守る店の店員(攻め)。
食べ物の好き嫌いを治す内に、両思いになった二人の話です。
主人公(受け)の食べ物を食べるシーンが
何とも艶かしく、舌の動きに見入ってしまいます(><)
主人公の最後の笑顔が良かったですね。
◆◆ 夜を逃げる ◆◆
主人公のハル(受け)にはトラウマがあり、暗闇が苦手。
ユーゴ(攻め)は、セフレのはずなのに、
ユーゴは、ハルと恋人同士になりたがっていました。
ユーゴが凄くワンコ攻めで可愛いです。
ワンコ攻め大好物!
ある夜、停電が起き、ハルは必死でユーゴの名を呼びます。
そしてそのまま、なだれこむようにエッチに突入。
道具を使った尿道プレイは必見です。
エロい!
ハルがイキっぱなしっていうのも凄く見応えあり!
そして相変わらず、座裏屋蘭丸さんの
エッチシーンは全てが美しいっっ!!><
最後は恋人同士(?)になったような
余韻を残して終わります。
◆◆ 太陽と秘密 ◆◆
主人公は、太陽に灼けて美しい肌の小さい少年(受け)。
それに対し、攻めは町を出て行った青年。
少年は過去に青年に弄ばれたと思い、
心に傷を負っていました。
そして再会し、弄ばれたのが嘘と知って…。
満員トラックでのエッチは見ものです。
周囲にばれないか、見ているこっちがハラハラしました。
まだまだ少年の受けが喘いでる姿は、
何とも言えない罪悪感とともに
反対の萌えが心に響きます。
少年の住む町に永住するつもりいると告白する
攻めの青年。
それからのエッチシーンもまた綺麗!
ハッピーエンドになって、ホッとしました。
◆◆ 待つ花 ◆◆
現代日本において神事に従事する
地主の青年(攻め)と儚げな少年の物語。
緊縛監禁ものです。
しかし、緊縛は少年の「言い訳」でしかなかったのです。
それがあるから、地主の青年から逃げられないのだと…。
そして、青年は緊縛を解かず、激しく少年を抱きます。
青年を「レイプ魔」に仕立てあげなければ、
少年は青年から抱かれることはない…。
それが少年の「言い訳」であり、ずるいところ。
罪悪感を抱きながらも、少年は青年にすがりつきます。
最後の言葉は、お互いが両想いであることの証ですね。
◆◆ ◆◆ ◆◆
全体を通して思ったこと。
やはり
「座裏屋さんのセックスシーンは美しすぎる!!」
に、つきます。
ストーリーもキャラクターも構成も上手い上に、
この絵の美しさ!
そして、セックスシーンの色っぽさ!
もう言葉が出ません!!(><)
特に表題作の「眠り男と恋男」は秀逸!
もう完全に虜になりました。
ジュードの一途さにノックアウトです。
勿論、肉体美・柔軟性・筋肉、全てが見逃せない!
今から次巻が待ち遠しいです!!
待っていました、この一冊。
18禁PINKGOLDは1~6まで、毎回即買っておりまして。
かなりお気に入りなアンソロジー本です。
座裏屋先生は、こちらで知りました。
先生の短編の中でも、この『眠り男と恋男』(3と6で2話分)が一番のお気に入り!
他のものも含め、まとめて読めるから嬉しいです♪
一冊の中に、全部で5つの短編が収録されていました。
PINKGOLDから3つ、他から2つ。
他からの2つは初読みで嬉しかった~♪
1つ1つに感想を書く時間がないので、表題作のみの感想でごめんなさい☆
時代も場所もおそらく架空ですが。
なんとなく映画『イージーライダー』を連想させるような雰囲気です。
ちょっと前のアメリカの砂漠地帯みたいな。
表紙が物語ってますね。
そんな場所で、二人で物を買い付け運ぶ仕事をしている、ジュードとロイス。
ジュードはゲイで、ロイスはノンケです。
物語は、寝ている間無意識に性衝動を起こす病気をロイスが患ってしまった事から始まります。
老若男女構わず、しかも本人はまったく覚えていない。
ジュードは悩みながらも受け入れ、ロイスは病気に気づかないまま。
そんなある日、ロイスはジュードの首筋のキスマークに気づき…?
ジュードは普段、クールなんですが。
ベッドの中では泣き虫です。
私は基本、泣き虫なキャラは苦手なんですが。
このベッド限定の涙にはキュンッ!といたしました♪
ロイスは天然と言うか、ちょっと無神経な発言をする困ったさん。
ちょいちょいジュードを怒らせます。
でも、たまに見せるジュードの可愛い反応にオッ?となる表情が良いですね~♪
書き下ろしも楽しかったし、表紙も素敵だし♪
かなりお買い得品でした。
PINKGOLD2に載っていたデビュー作が懐かしかったなぁ。
あ、その話だけ和の話です。
線とか顔の感じが、今の絵とは少し違います。
このデビュー作を読んだ時、パイパンなので、そういうプレイしたからかと思ったのですが。
座裏屋先生のお話はすべてそうなので、そういう描き方なんだなぁと知りました。
○器がよく見えるようになのかも知れませんね。
なかなかレビューが書けない間にすごい“神”の数にビックリ!
私からもオススメ致します。
18才以上の方は、PINKGOLD版(修正の少ない版)も是非♪
同人の頃から作家買いしていた座裏屋蘭丸先生。本書の収録作品の多くもPINKGOLDで既読済みの作品です。同人誌もPGも18禁だったので、修正がとても薄いのですが、本作は全年齢向けということで白抜き修正されています。エロス描写がすばらしい座裏屋先生なので、白抜きならさぞかしガッカリするだろうなと思いながら本を開いたのですが私にとっては杞憂でした!画力に定評のある座裏屋先生。表情がエロい!身体の線もしっかり男で、大変美味しいです。
・眠り男と恋男
ロイスは座裏屋先生が描く攻めの中で一番大きい男の1人だそうです。180~182ぐらいなのかな?作中でジュードのことを「腕力も体格もほとんど俺と変わんねー。」とあるのでジュードも背の高い男です。そのジュードが可愛いんですっ!「ロイス、ロイス」と何度も口にするジュードが可愛くていやらしくて・・・。
・優しいディナー
初見の作品です。受けが座裏屋先生の作品の中で一番華奢ではないでしょうか!一見女の子のようです。美少年です!座裏屋先生でこういったキャラはとても珍しいのではないでしょうか?しっかりエロスです。
・夜を逃げる
尿道攻め特集に掲載されていた作品なので、座裏屋先生には珍しくフェラ○オシーンがありますっ!同人の頃の作品を含めて、フェラ○オってほとんど描かれていないと思います。 mob #2 for Jackにちょこっとあっただけだと記憶しています。しかもあちらは愛無しの行為です。尿道攻めとか特殊な設定がないときにも描いてほしいなーと思いました。
・太陽と秘密
観光地でアルバイトする褐色の少年カイトと彼と関係を持つ宿泊客のコーディ。年の差、体格差BLです。ショタ風味のカイト相手の行為はとても濃密で、イケナイものを見ているような気になりますが、イケナイものってどうしてこんなに魅力的なのでしょう^^;
・待つ花
同人時代に近い絵柄です。最近のトーンの薄いお洒落な感じとは違い、はっきりした感じです。受けが女性のように美しい顔をしています。本当は好きなのに、縛られているから、逃げられないからと理由が必要な一葉。ただ愛しあいたいだけなのに、一葉を縛る鬼崎。大人の鬼崎が素敵です。
・眠り男と恋男 その後
これが読みたくて購入しました!!9ページの短いお話ですが、しっかりエロスしてます^^ 2人くっついて抱きあってのラブシーンです。購入してよかったです。
全体的な印象はとにかくエロス!エロくて美しい!そしてどのお話も愛に溢れていて萌えもあります。やっぱり座裏屋先生はすごいです。
思わず手に取りたくなる美しいデザインの表紙。
中身も、それを裏切らない、高い画力に裏打ちされた
魅力的な作品だった。
特に表題作は、こんなに心惹かれる短編に久々に出会った。
:
睡眠中に無意識に性行為に走るという奇病のロイスと、
そんな彼を密かに想うゲイのジュード。
同じくらいの背、腕力、気兼ねなく言い合う関係、
仕事のパートナーとしての昼間の対等性と
一方での実は健気で一途な想いというのが、
ツボど真ん中だった。
片思いをするジュード、
眠っているロイスにとっては誰でもいいとわかっていながら
求められると乱れるエロさが切なく、胸を締め付ける。
たまらず「擦って……っ」と乞うジュードの胸を弄るロイス、
「ソコじゃなくて……」と自ら触れるシーンは、
最近読んだ中で出色のHシーン。
そんなジュードの想いに、少しずつ(鈍い)ロイスが気がつき……
ミニシアターの映画を思わせる雰囲気のある情景、
さりげなく凝った小道具、美しい肉体、
緊張感がありながら濃く甘いセックスシーン、
バリエーションのある表情、
それらが描き出す、切ない心情。
個人的にはブーツを履いたままだったり、
半端に脱いで交わる様が好き。
:
評価は、表題作の一連に対して。
他の作品も、同様の魅力を持っているとは思うし
どれもそれぞれ味わいのあるエロスを描いているのだが
キャラやカップリングがそこまで好みじゃないので。
※セクソムニア
ロイスのかかっている奇病、睡眠時性的行動症Sexsomnia。
いわゆる夢遊病みたいなもので、ノンレム睡眠行動障害の一種……
だそうな。(社会的になかなか難しい面もありそうですね……。)
Wikiより:
Sleep sex, or sexsomnia, is a condition in which a person will engage in sexual activities while asleep. This condition falls within the broad class of sleep disorders known as parasomnias.[1] In extreme cases, sexsomnia has been alleged, and accepted, as the cause of sexual assault, including rape.
「眠り男と恋男」「太陽と秘密」はPINK GOLDで読んでいましたが、ほかの作品は初めて読むものでした。
私は「眠り男と恋男」がとにかく大好きで、この作品を読んだ時から座裏屋先生のファンです。
コミックスとして発売される事を願っていたので、すごく嬉しいです。
ただ、他の方もレビューで仰られている通り、修正がすごいです。
丸々白抜きなので、PINK GOLD版と比べて読んでみるともったいないなぁと思います。
しかしそれを差し引いても、ストーリーにも絵にも魅力があふれていますし、萌えも満載なので読後の満足感があります。
すごくおすすめの作品です!
そういえばジュードはずっと茶髪だと思っていましたが、表紙を見ると金髪だったので意外でした。