だから理系が嫌いだ

dakara rikei ga kiraida

だから理系が嫌いだ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神37
  • 萌×248
  • 萌45
  • 中立6
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
27
得点
518
評価数
141
平均
3.8 / 5
神率
26.2%
著者
厘てく 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784813030799

あらすじ

予備校で社会を教える篠田千歳は、勤務初日から、鬼講師と評される数学担当の中津に生徒への接し方を注意される。理詰めで容赦のない中津。篠田はそんな中津の考え方や言い方につい反発してしまう。けれど、時に窮地を救ってくれる中津は篠田にとって憧れの存在でもあった。そして、気づかぬうちに中津への感情は変わり始めて!?

表題作だから理系が嫌いだ

塾講師,特進理系クラス数学担当,鬼講師
24歳,塾講師,社会科担当

その他の収録作品

  • 先生の休日

レビュー投稿数27

塾講師同士のケンカップルはいかが

初読み作家さん。
表紙がすごく好きで、攻めのビジュ(特に髪型!)もいいな、と思って手に取りましたが、私この攻めの中身も大好きかも。
髪短いバージョンもすごくイイ!イッケメン!

タイトル通り、塾講師同士で「理系x文系」のケンカップル。
お互いがだんだん好きになっていく過程が(私は)ちゃんと理解できたし、真っ赤になって倒れる描写がオモロくて好きだし、全体的にすごく楽しめました。
ただ…セリフやモノローグのつながりなどが不自然な部分がちょいちょいあって、整合性を強く求める私には作風が合わないな、と思いました。
「一生俺に憑いてこい!」も冒頭から無理だったので、これはもう相性としか言いようがないですね。

<無理だった内容>
①名簿の件を「親切に指摘してくれたのに、恥ずかしいから抗議する」という状況がまっっっったく理解できない(てか持って行かれた方も困るし、仕事だから指摘するのは当たり前)
②あの重要なシーンで「なぜそこでお辞儀?」となった
③出席番号順に並び変えるうんぬんの言い合いも理解できなかった
④「洗剤」もシャンプーやボディーソープ、洗顔料というよりは食器用洗剤を連想してしまう
⑤「叱るぞ」もなんかおかしい(「親に叱られるぞ」なら分かる)
⑥「お世話になりました、1週間も」もイミフ。
「世話になった」ということは中津先生の知り合いの店だったの?「1週間も」は何?その間センセの布団を借りてたの?
⑦相談なしに洗濯機いきなり持って帰るのもありえない

すみません、こういったワードチョイスなどの細かいところがすごく気になります(当方文系なのでw)。
でも初コミックスならある程度仕方ないのかなとも思うし、作画のアラは気にはなりますが、正面顔などが時々すごくキレイだし、なにより各話の合間とかのデフォルメ絵が可愛かったです。

ウザい女が2人も出てくるのでそういうの苦手な人は注意。
ちなみにこういう攻めが大好きな方、ぜひ
・トリメさん「愛し方、ヘタ過ぎかよ!」
をご一読ください。

そしてそして、こういう先生同士のケンカップルがお好きな方にはぜひ、
・みなみ遥さん「先生、ふしだらですよ。」
・高城リョウさん「安黒先生と白井先生のグレーな恋」
を読んでいただきたいです。

0

予備校の講師同士、可愛い

中津先生…理系、先輩講師、なんとなくハリポ◯のスネイプ先生味がある
篠田先生…文系、新米講師、平凡な感じ?

女子生徒が告白するんだけど中津先生が匂わせ(?)したあとに篠田先生が「好きな人がいるんだ」で勘違いされて二人の仲を応援されるのがとても好き

学校じゃなくて予備校っていうのも新鮮だなーと

くっついてから同棲生活序盤〜初えっちまであり、あーいいなーって感じで見守ることができました

なんとなく、ありふれた平凡な日常って感じの
そんな良さみがありました

1

くっついてからが短い

Kindle unlimitedで読みました。
文系の受けと理系の攻めがメインの、本当にこの表紙通りの作品です。塾の講師という設定もちゃんと生きていたし、お仕事BLっぽさもありつつ、理系文系の違いから二人の内面を理解できる良い作品だったなと思います。そんなにエロくないので誰でも読みやすいですしね。ただ、そんなにエロくないが故に、くっついてからがかなり短かったです。もっとケンカップル&ラブラブな絡みを見たかった!と心残りな印象が強くあります。
評価を「萌」にしたのは、くっつくまで紆余曲折あり、再会要素もあり、生徒の横恋慕もあり、とエピソード盛り盛りで面白いがゆえに、メイン二人の糖度が低く感じたからです。告白シーンもドラマチックさに欠いていると思うので、男同士のイチャイチャが見たい!!という気分の時に読むと少し残念でした。
それでも、個性的なキャラクター設定への拘りや、その設定だけでがっつり読ませるストーリー展開に関して言えば間違いなく最高の作品だったと思います。

1

ありそうで萌えた


数学講師×新米の社会講師で予備校の講師の二人。

一生懸命で表情がコロコロ変わるな受けに対して、常に冷静でズバズバ物をいうクールな攻め。

互いのスタンスが違う二人は口論になることも多いけれど、実は受けは攻めを尊敬しているし、攻めも素直じゃないけどなんだかんだ面倒見ちゃうくらい好き。

生徒に好かれて悩んだり、方向性の迷子だったりとリアルな部分を加えつつ、理系の良さと文系の良さが描かれています。

そして、なんだかんだやっぱり攻めが上手で、受けが誘導されて告白するところもキュンとしました。
攻めに余裕を感じられるからか、必死な受けが可愛いんです…ッ。

また、付き合ったその後の同棲編が甘々でとても良かったです。

1

理系に弱い

なぜなら私は文系(なんなら文化系)。
大好きな作品です。この作家さんと出会えたことがうれしいです。
理系の気持ちを描けるってことは、この作家さんも理系なのかな。
教科と性格が比例しているのって面白いですね。
でも理系だからといって冷たいわけではなく、むしろ優しくて、そういう部分がちゃんと描かれているのが好きです。
攻めが長髪でちょっとバンドマンみたいな風貌なので、櫻井あっちゃんかなーとかリンチの葉月さんかなーとか色々想像しながら読んでました。

2

理系 vs 文系

新米塾講師の篠田と鬼講師・中津のお話。

篠田は文系らしく物事を直感的に考えるところがあって、それで上手くいくこともあれば塾講師としてはダメなことも。
でも生徒にとっては柔らかい雰囲気で親しみやすい先生ですよね。愛されキャラな感じがしました。
一方"鬼講師"と呼ばれている数学担当の中津は良くも悪くも理論的。いつも冷静な表情で冷たい印象ですが、それがまたうまく理系っぽさを表しているなと思いました。
そんな性格真逆なふたりが感情論と理論をぶつからせながら恋人になっていくのがすごく良かったです。
両極に居るから相容れないわけではないし、むしろ補うという意味では相性はすごく良さそう。

告白して両想いだとわかったときの中津の笑顔の破壊力、すごかった…
いつもわりと無表情な中津があんな笑顔を見せるなんて…!めちゃくちゃときめいてしまった。
そして中津がプライベートでは篠田に甘いところがまた良い…!!
恋人同士のいちゃいちゃまで見れてすごく幸せでした。

1

分かりみがすごい

理系文系の違いって、わりとそのまま男女脳の違いだったりしませんか?
あったことを最初からずらーっと話して、オチがないことが多いのは女性的話し方。
オチがあったとしても、話してるうちに次々枝葉のように思い出したり、思いついたりするから、最終的に言いたかったことが行方不明になったりする。
男性はわりと「その日にあったこと」を延々と話す必要性を感じないひとが多い。
共有するのは一緒にいる時間だけで十分で、別々の時間のことは特に気にならないし、自分も話さない。
文系の論文は深読み、裏読み、自分の説を裏付ける文献をこじつけにように使いまくるけど、理系は実験して経過を見て結果を出す。空気も何も読まなくていい。

そんなわけで塾講の2人の話です。
塾講も学校の先生も「やる気に満ち溢れて、希望や理想があればあるほど壊れやすい」と言われる世界ですが、篠田は挫けそうになったとき、自分と正反対の考え方をする中津に救われて、憧れを抱くようになります。

この作品、途中はかなり「うううううう」ってなります。
わたし自身が塾講も教諭も経験しているせいもあるのですが、分かる!全部分かる!
厘さんも経験者?っていうくらい現場の空気が、まさにそのものでした。
馴れ合う=信頼じゃないとか、先輩の先生や講師に言われたあれやこれやが鮮明に…。と、いうのは置いておいて。

篠田のもだもだと中津の飄々とした感じも楽しかったです。
飄々としてるけど、外で2人で話したいって篠田に言われたとき、中津がちょっと嬉しそうなのがきゅんと来ました。結構出てるのに気付かない篠田…。

何より良かったのが「先生の休日」です!!
これ!この調子でずっと読み続けたいやつ!!
本編ラストでさらっと一気に同棲に持っていった中津にも「うひゃー!」ってなったものですが、きっと一緒に住んだ方が合理的っていう気持ちなんだろうな、なんて思っていたら、何ですか、あのあまあまは!けしからんあまあま。
DVD借りに行って、篠田はDVD観る、中津は楽しそうな篠田を見るって…。ちょっと、息ができないんですけど…。ビ、ビニール袋…。

「先生の休日」で1冊読みたいです。
続編出ないかな。

1

「理系」と「文系」相容れないモノではなくて……

「文系」と「理系」の性格の対比、丁寧に展開されるストーリーが魅力的な1冊です。

先生同士の恋愛というと「教師であるが故」をテーマにした物語が多い印象ですが……
この作品は「1人の人間が恋をすること」にスポットライトが当てられており、他の作品には見られない新しさを覚えました。

「理系」と「文系」
相容れないモノではなくて、互いの苦手なところを補い合い、支え合い、求め合って生きて行くのだと、じんわりと実感させられるお話でした。

1

好きでした…です。

大好き!
ときかく、このカップルが好きです。

予備校で社会を教える篠田と、数学担当・中津のお話です。
新米予備校教 講師の篠田は生徒との距離感がつかめず、生徒を甘やかし、つけ込まれてしまう。
そんな篠田に中津は、やる気のある生徒を全力でサポートし、導き、結果が出たらたくさん甘やかして下さいと助言する。
途中まで恋愛要素少なめですが、篠田はずっと中津を尊敬している。
中津は厳しいけど優しさのあるいい先生で、篠田が慕う気持ちがよく分かる。
篠田も素直な性格で、自分の過ちをきちんと認め、詫びることができる。

尊敬だと思っていた気持ちは、初めから恋だと気付いた篠田は、苦しくて逃げようとする。
でも、それを止めるのもやっぱり中津。
中津の気持ちはなかなか読めなかったから、篠田に告白させるシーンは緊張しました。
結局、中津も篠田の一生懸命でかわいいところに惹かれていたのでしょうね。

同棲してからも、部屋で過ごす2人が可愛くて好きです。
篠田が中津の足に頭を乗せているところが可愛くてキュンとしました。
初めてのHも、好きが溢れていて本当に良かった。

とにかく、この2人が好きです。
何回も読み直しちゃう本の一冊です!

1

カップルになってからが萌え

厘先生の作品で一番最初に読みました。
ほぼ8割までが「ノれないな、、」と思いながら読んだのですが、2人がカップルになってからが非常に良かったです。

ただ受け先生の方はまだ分かるのですが、攻め先生がいったいどこで受け先生を好きになったのかサッパリわかりません。読み返してみてもそんな惹かれるようなシーン無いですよね。
でもカップルになってからは攻め先生優しいし、セックスはイイ感じだし。良かったです。

で、これに勢いづいて「しゃーねーな」「君へおとどけ」を買ったのですが、カスリませんでした。
絵も上手くなってるし何が悪いというわけではないのですが、カスらなかった。
読む人が読めば全然違う!のでしょうが、私には「だから理系~」だけ残しておけばいいやと思いました。

1

この作品が収納されている本棚

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