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chokujou no arashi
直率的暴风雨
色気も可愛らしもあるキャラたちで、絵が綺麗&ストーリも好みだったので楽しめました!
攻は無表情系だけど凄く色気があるし、受は先生だけど元やんちゃというギャップが良かったです。
まわりとの関係を上手く築けない佐藤が「普通」にこだわっていたり、「普通にならなきゃ」と言う背景を想像すると切なかったです。
裕福な家の肩書きがついてまわる佐藤に真っ直ぐ正面から向き合ってくれる大人がいなかったのかと思うと…ナミちゃん先生が初めてのそれなんですね。
直ぐ手が出る、やりたきゃやる、な佐藤でしたが、ナミちゃんの為に感情をコントロールしなきゃと頑張っていて凄く健気なワンコで可愛いかったです!
ナミちゃんとの距離が近いというだけで、相手に殴りかかる子だったのに…!!
部屋から追い出す兄が問題だと思いきや、なかなか良い奴なんじゃないかと思いました。
佐藤とナミちゃんの二人に部屋見繕ったり(1コマで文字説明ぐらいの表現ですが)、弟の恋愛相談聞いていたり。
面白かったので、丸々表題で読みたいぐらいでした!
しかし俳優×マネの作品も好きだったので、こちらはこちらで一冊読みたいです。
マネージャーの葛藤が切なくて……トイレで泣いてるところとか凄く好きでした!
中田先生、初読みです。絵がかっちょいい〜。皆、美形。
2編収録。
どちらもサクサク読めました。
「直情の嵐」
タイトルは佐藤のことなんですね。
表情筋が死んでるw と思ったけど、ナミちゃんにきゅんとしているところはかわいらしかったです。
佐藤がナミちゃんにコロっといったり手を出したりするのが早かったけど、ナミちゃんが佐藤を受け入れたのも早かったw
せめて佐藤が卒業してから?と思ったのは甘かったですねw
ナミちゃん、学生時代は反発していて不良ぽくて更にイケメンでした〜。
◆直情の嵐(表題作)
キャラにもストーリーにもリアルさがほとんど感じられず、萌えるポイントがありませんでした。教師と生徒ものの作品は、必ずしも生徒の卒業まで教師が待ったり、切ないトーンや焦れったい展開にしなければならないということはないと思っています。教師も人間なんだから、たまには立場を忘れて熱を上げてしまう作品があってもいい。でも、この作品ではそう思うにはあまりにも展開が単純過ぎました。
生徒の佐藤は兄に部屋を追い出された自分をほっとかずに泊めてくれたという理由だけで、教師のナミにアタックするようになるんですよね。同性でもあり立場も違う人間に好意を抱くには、さすがに説得力がないかと。確かに今までの教師達に比べて生徒への情が厚い良い教師かもしれない、でもそれがすぐ恋愛的好意に繋がるとは思えなくて。対するナミの方も、マイペースでかなり変わった性格の佐藤に絆されるのが早過ぎるのではと思いました。確かに真っ直ぐな性格ではあるけれど、それって同性で生徒という大きな障害をカバーするには弱いのでは? 最後までなぜ2人が惹かれ合ったのか理解できない作品でした。
◆変わらぬ居場所で変わるもの 前編 / 後編
こちらはもう少し長編で読みたかったなぁと思った作品です。義理の弟×兄で、且つ俳優×マネージャーというなかなか濃いキャラの組み合わせです。せっかく美味しい設定なので、特に義兄の由樹が大事に思っていたという、弟・将の母(故人)を交えた3人の関係を掘り下げたり、今まで2人が相手にどういう想いを抱いてきたのかという気持ちの変遷を読みたかったなぁと思いました。将の真剣な想いに対して、ストーリーの長さが足りなかったように感じるんですよね。もう少し過去から長編で描かれていれば、もっと大恋愛の雰囲気が出たんじゃないかと思います。
中田アキラ先生の描く作品には多い、「俺だけ」「俺にだけ」と、よく繰り返す、独占欲丸出しのこのフレーズ。『直情の嵐』なんていうタイトル程に激しくは無い。至って今どきの冷めた(半目の)風の高校生、佐藤は家族に放って置かれたせいか、『普通』の距離感が分からないと言う。担任のナミちゃんは何かと気にかけてくれるから…、多分嬉しくなって。佐藤はナミちゃんを犯してしまおうとする。この時は驚いて震えているナミちゃんに驚いて未遂に終わる。低体温そうな、佐藤の直情的な行動に怯みながらもやっぱり気にかけてしまうナミちゃん。何にも興味を持たない風の冷めた佐藤が、担任の自分にだけ心を開いて懐いている…、多分もうこの時、ナミちゃんも恋に落ちてるんだけど。大人だから気付かない。ナミちゃんが喜ぶから、『おさえて、落ち着いて。言葉で伝えると、ナミちゃんは笑うんだ。』それまでは暴力に訴えて暴れてたらしい佐藤の純情、佐藤の愛しいと想う気持ちにきゅんとします。ナミちゃんの友達や同僚の先生方にまでメラメラを抑えきれない佐藤ですが、ちゃんと周りとの折り合いを付けて成長しようと努力する。うん、恋は人を成長させるよね!っていう、ほのぼのとする物語です。佐藤が高校生にして、背が高く体格が良いから仕方ないんですが、ちょいちょい上目遣いで見上げるナミちゃんがエロくてズルいです。こんな風に煽られたら佐藤も堪らないでしょ。高校生なんて猿なんだから‼︎(←佐藤・兄より。)
同時収録は幼馴染として兄弟の様に育った、俳優とそのマネージャーのお話し。ずっと一緒に過ごして来たからこそ、胸の内に秘めて来た想い。その均衡が破れて、溢れてしまった瞬間を温かく描いたショートストーリーです。こちらも独占欲高め、『意外と激しくヤキモチをやく。』ところに焦点を当てていて、こっちの方が『直情の嵐』になっちゃってるかもね。
世間知らずゆえの我が儘、直情的な強引さを振り回す樹は、もう本当に躾のできていないワンコそのもので、感情のままに甘えたり牙をむいたり……
先生なナミちゃんはそんな樹をほっとけなくて、襲われかけて震えてたくせに、逃げ出されると、つい心配で追いかけてしまうところが可愛い!
そして、大人なナミちゃんは、ワンコな樹をこれからちゃんと躾けて、一人前の人間にしていくのでしょう!
危なかしいけれども、安心して最後まで読めるお話。
同時収録のもう一本は、義兄弟で俳優とマネージャーの二人の両片思いで、こちらも間違いなく安心して読めるお話。
中田さんの本を何冊か読んで、この方の描くやんちゃ受けがほんとに好きになってしまったので、これもとても楽しめました。
放っておけない生徒と教師ときいて、先生が攻めだと勝手に思って読みはじめましたが、そっか、こういうタイプの放っておけないてのもありますね。
家に帰れないという訳あり問題児・佐藤を担任の名波は使命感で家に泊めるのですが、いきなり強姦未遂…というのはちょっと展開が早いと思いました。
名波と佐藤が恋愛関係になっていく様子も、佐藤が名波を好きなのは子供が保護を求めてるようで可愛いけど、名波は生徒を守らないといけないという使命感が強いように感じたので、恋愛感情を持つ(体を許す)関係になる理由がちょっと薄いかな?とは感じました。
でも最後まで読んだらそんな感覚も薄れ、このカップル、可愛くて好きだなぁという感じに。
佐藤はアウトローな問題児というより、人との接し方や社会性を教わらずに育ったという感じです。
でもタイトルにあるように、とても素直で感情がまっすぐです。
悪いことをして叱られたら素直にあやまるし、何事にも反発するわけでなく「こうしろ」と言われたら素直にうなずくいい子です。
でも嫌だと思えば我慢が効かなくすぐ手が出てしまう直情さもある。
やっぱりどこか普通と違い、周りに対して距離がつかめず浮いてしまうのですが、それをきっちり手を引こうとしてあげる、教師という図が心に沁みました。
でも高校生と生徒だし、せめて卒業を待って、とかちょっと思ったり…。そしてできれば本当に同居をするとこまで読みたかったなあ!と思います。
素直だけどなにか欠けて育ってしまったわんこ×やんちゃな教師という、個人的にあんまり見たことの無い生徒×教師で楽しめました。
今回の新刊も購入させていただきました〜!今回も結構ガタイが良いです笑
発売日に購入してたのですがレビューが遅くなってしまいました…^^;
高校生×教師の話ということで年下攻めが好きなので楽しみにしていました^o^
今回の攻めの高校生の佐藤くんは無口攻め(?)でいままでの作品も読んでる限り無口攻め受けのワンコ系の話がお好きなのかな?
表題作「直情の嵐」ですが私はあまり好きではありませんでした…
攻めの佐藤くんの暴力的な所がどうしても許せませんでした。家庭環境の複雑なせいもあるんでしょうが、なぜナミちゃんが惹かれた理由も分かりませんでした。
「変わらぬ場所で変わるもの」
マネージャーと俳優の話ですが、昔から付き合いがあって兄のような存在というところがいいですね。犯罪ではないですが背徳的というか笑
マネージャーくんが勘違いしちゃう場面や、2人の気持ちがすれ違うところなどが良かったと思います^ ^
全体的にこの本の話は好きな傾向ではなかった(すみません)なので次回作に期待しようと思います。
ほぼ無表情の年下ワンコ攻め。
デカイ図体でシュンとする姿はとても可愛い!
無表情で口数も少ないのに尻尾だけは見える(気がする)!
こーゆーキャラは大好き!!!
それだけしか感想が出てこなかったです(;∀;)
なんだろう。萌え的には何もひっかからなかった。
受けの先生がタダ流されてるだけにしか見えなくて チー(ΦωΦ)ーン
一応攻めを気に掛けるキッカケ?的に先生の過去があったり
攻めの子が無表情で世間ズレしてる家庭環境の話もあるんだけど
アッサリしすぎてサラッと読み流しちゃう感じが・・・
コレってけっこう大事な部分じゃないのかなあ・・・
と、妙な部分が気にかかってしまいました。
書き下ろしの文化祭編は良かったです!
無表情でガーンとショックを受けてたり
無表情で「アイアイサー」と親指立ててたり
本編より感情を出すようになった部分もありで可愛いワンコでした!
(中立と迷ったのですが、文化祭編が良かったので萌評価です)
同時収録の芸能人×マネージャーのお話のほうが恋心がわかりやすくて読みやすかったです。
ちるちるさんのインタビューでこれは絶対外さない!期待!ととても楽しみにしていました。
一番にイラストがとても魅力的です。好みなので隅々まで堪能してしました。表情とか、セリフとかにキュンとするものがあるのですが個人的にブワっと来る決定的な何かが足りませんでした。
攻めの佐藤かわいいです。(顔はかっこいいけどかわいいんですよ)ううん、何故か自分のツボに入らなかったのが惜しい……
言葉少ない一途な独占欲の強いワンコ攻め(生徒)なんでこの設定にピンときたら絶対楽しめると思います。
内容自体は読みやすく、作者さんの他作品も読んでみたいと思います。
やりたい事をやりたい様にやっても放置されてきた『ぼんやりしたでっかい犬(佐藤)』が、愛のあるご主人様(ナミちゃん)に出会って、やしやしやし(よしよしよし)って愛を与えられつつ、おすわり・おて・まて・ハウス。をしつけられる話です。←これ。
ほんと、大型犬と良い飼主の関係みたいな話ww
親が金持ちで学校へ多額の寄付をしている関係で、問題行動を起こしても学校関係者は佐藤に対して寛容。クラスでは浮いた存在…。
でも峰倉名波(以下ナミちゃん)は新任の教師らしく、今までの評判を『知らない』 だからこそ、他の先生が佐藤の事をネガティブな感じで語っても、自分が佐藤と話して感じた事だけで佐藤との関係を築いていく様に見えました。ナミちゃんのそうゆう所を佐藤も良いと思ったのかしら~。
最初、でっかくて変な噂がある佐藤をクラスメイトも避けてますが、佐藤がナミちゃんと交流するようになってからは、周りのクラスメイトも怖がらずに馴染んできてて、会話するようになってて良かった。
なんか佐藤がクラスメイトの女の子と話してる所で『(;_:)良かった~~!』って嬉しくなりました。←老婆心てヤツ?これ??(笑
この作品は、佐藤が素直にいついかなる時でもナミちゃんスキーなのが良いです。
のっそりしたでっかいワンコ。しかも、しっぽぶんぶん振るタイプじゃないけど、待てって言われたらじ~~~っと我慢して待ってるタイプのワンコ!!
好きなシーンは一話目の後半部分で、2回目にナミちゃんの家に行ったときに、佐藤がナミちゃんを襲っちゃうんですが、未遂で我に返りナミちゃんが震えて涙目でいるのを見て、「――また まちがった ごめん ナミちゃん」て言って、行くあてもないのにナミちゃん家から出ていく。←このシーン。描写がよかったです。ほんと、襲われていたナミちゃんも心配になっちゃうだろうな。って感じが良く出てて、好きです。しかも、待ったできる子だしwww実は佐藤、素直で育ちが良いイイコだし大好きですwww
1~3話がナミちゃん視点。文化祭編が佐藤視点。
…文化祭編読むと、より佐藤が可愛く見えるし、ナミちゃんも良いご主人様でいい。やっぱり良くできたわんこにはご褒美あげないとねっ(笑)
別の全後編も嫌いではないんですが、もっと直情の嵐読みたかったなぁ~。
一冊まるっと一作品の方がよかったなぁ~!
ってぐらい表題作良かったですwwにやにやがとまらない~~♪
見た目からして威圧的、感情が昂るとすぐ手が出る、
でも話してみると意外と素直、
ちゃんと「ごめん」と言って反省もできるし、
好かれようと努力もするギャップありの高校生(攻め・表紙の子)。
そんな生徒に懐かれて、ヤられそうになって、
混乱しつつもヤンチャだった過去の自分と重ねてほっておけず、
攻めとまっすぐに向き合う男前の新任教師(受け)。
表題作はそんなふたりのお話でした。
受けの教師の男前さがキマりすぎてなくて、
新任教師らしく若干の心もとなさを見せつつも、
攻めのことを徐々に理解して受け入れて…でも時にはビシッと!
そんな姿にとても好感が持てました~。
攻めの表情少なめな、
一見ちょっと分かりにくいワンコ☆な感じも可愛かった~~
先生は俺の!って感じで、
デカい体でガバッと抱きついてぎゅーーっとされたら、
そりゃほっとけなくもなるわ♪
疲れてるのにセックスして恋人を受け止めてあげる先生にも、
「カミングアウトは社会人になってから」と言われて、
その言葉で思わずイってしまった高校生の攻めにも、
とてもほっこりさせられました~♡
もうひとつのお話は、
若手俳優 × マネージャー(義兄で保護者っぽい存在でもある)
わたしが今まで読んだ 俳優×マネ のCPは大抵、
甘えたな俳優×しっかり者のマネージャー、だったんですが、
これは違って、マネージャーがちょっと頼りなさげ。
おまけに天然でもあるんで、
どちらも想い合ってるのになかなかかみ合わず~~で、
可愛いけどちょっとじれったい気もしたお話でした。
表題作の方が好きだったので、
できれば1冊丸々で読みたかったな~
萌え×2寄りです☆