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akamatsu to kuro
鮎川先生「あいもかわらず」に続き2作目です。
やっぱり絵がいいですね。引きの絵、構図、余白使いが好きです。
早々にくっついて、お付き合いする2人のお話なのね!と喜んだのも束の間。
クロがネガティブすぎん?となりまして。
自分がゲイで相手がノンケで、男相手は失望されるかもとそればかり恐れて。
赤松そんなことなんにも言ってないのに。
逆にハグしたりキスしたりぐいぐいきてくれているのに。
1人で勝手に思い込んでぐるぐるするのが、気持ちはわかるけど、ちょっと長い〜と思ってしまいました。
ハグやキスの場面がいいですね。
ぎゅーっとする感じが萌え〜です。
2人のやりとりが友だちっぽかったり、甘くじゃれあったりどんどん楽しくなってきてよかったです。
できれば、こういうのをメインに見たかった。
ゲイの先輩が受けになるとは!?意外でした。
相手の子はひるまず明るくまっすぐで、やるな〜と思いました。
ノンケ×ゲイカップルのお話です。ほのぼのとした雰囲気がとても良かったです。
黒川の飄々としている猫っぽさに対して、赤松の人懐っこいワンコっぽさ。なんて素敵な組み合わせなのかしら…。
温度差があってもおかしくない気もするけどそういうのがないのは、赤松のホワッとした性格のおかげかも。
ゲイバレしている黒川のことも特別視しないし、隠すこともしない。
「普通」な感じがすごく良かったです。
読み進めるほどに温かい気持ちになれるお話でした。
「クロとおったらよ 何ぞ緩うなったわ」
ホモバレはしていても本当の気持ちは言えないまま『友人』の距離を保つ
広島弁のせいなのか 髪の毛のせいなのか 赤松のゆるふわ感がその言葉からも滲み出る
やっぱいいッ!方言男子
いやまぁ 個人的趣味は置いといて
ホモとノンケ
そんな言葉が霞むくらい ただの大学生のありふれた日常で 好きになったのが同性だったってだけのほんとありふれた日常
人をすきになって 自分とその人の関係性をぐるぐる考えて 止まって 拒絶を考えその先を思いあぐねる
初恋のあのもだもだ感 男女のそれとまったく違わない
会えない日にもただただ相手を想い 変な具合に自分と向き合っちゃってあり得ないくらい堕ちてみたり それほどまでに誰かを好きになれるのが何よりスゴい
ハァ~ まだまだ知らない作家さんいっぱいいて 食わず嫌いとか食指動かないとかでどんだけ損してたんだろ?
方言男子探して手をのばしたはずなのに思わぬところで好みのお話に出逢えて 自分を戒める言葉しか出てこないよ
ビビットな表紙に惹かれて、手に取りました。
表紙と本編の絵柄に差はなく、最初から最後まで可愛かった…
大きなネタバレが無いように書いていきたいと思います。
所謂、起承転結のはっきりしたドラマティックな展開はないけれど、日常的な、ささやかな喜びや悩み、葛藤が丁寧に描かれていました。
なにより、やっぱり絵が可愛い〜…!どストライク!系統でいうとイシノアヤ先生や、絵津鼓先生のようなライトなタッチ。点と線がきちっと繋がっているところ、漫画のコマ割りも勢いをつけたものではなく、4コマ漫画のように素朴でかちかちと進んでいく感じがします。紙で読むと、細部までゆっくりと頭に入ってきて読み応えがありました。
主人公2人は、3次元的な性格の持ち主。漫画ならではの突飛な展開や言動は全くありません。受けのクロに詰め込まれた設定がわかりすぎる。細身で大食い、左利き、小物使いが上手いお洒落さん、短髪クール、さわやか実はえっちetc
ちょいと普通じゃない感じ、作品内での言葉を引用させてもらうと「そこがたまらんよね」。
また本書の1番の特徴である攻めの広島弁も、うまく想像が出来なかったけれど(汗)、飾り気がなくて可愛らしかったです。CD聴こうかな…。攻めを担当した増田さんは、丸い広島弁だったとおっしゃっていたそうですが気になる。
そして、描き下ろし。この瞬間のための、静かな本編だったとさえ思いました。泣きそう…
また、もう一つ、他の方も書いていらしたんですが当て馬に当たるユキさんとユキさんに想いを寄せる青年。このCP最高かよ。ちょっとなんか、良過ぎた。×××シーンで天を仰ぎました。続編欲しいです。あぁ〜っ、なんて眩しいCPなんだ。
ストーリーは本編の雰囲気を保ちながら、ささやかな叙事詩のように、胸に積もります。面白かった!
攻めの赤松の広島弁が大分濃かったですね。鮎川先生のどこか力の抜けた表現と相俟って、良い意味で素朴な、等身大の大学生同士の雰囲気が出ていたように思います。ノンケ×ゲイもので、受けのクロが赤松との距離の縮め方に悩む描写は一応あるものの、赤松が非常にあっけらかんとした性格なのでシリアスな空気は一切感じませんでした。
良く言えば、限りなく日常に近く、悪く言えば、平坦でこれといって印象的なシーンのない作品です。鮎川先生のそういう描き方が好きではあるんですが、個人的にはちょっとスパイス不足に感じました。脱力系のキャラは気に入っているので、濡れ場で魅せるとか、嫉妬した時の赤松が普段ともう少しギャップがあればもっとメリハリが付いたのかなと思います。ただ、描き下ろしで赤松が指輪を渡してからのシーンはすごく良かったです。クロの先輩が受けになる同時収録作の別CPは、料理で胃袋を掴んだ攻めを今後も応援したくなりました。
クロがゲイであることを気にしない赤松と、ゲイのクロのお話です。最初からクロは赤松のことが気になっているのに、肝心の赤松がクロのことをお友達、おもしろい奴としか思っていなかったところがじれったいと思いながら読んでいました。
クロの告白、人を好きになるとき、二人が友達から恋人になる瞬間が楽しい作品でしたが、あまりにも雰囲気が自然すぎて、等身大の人付き合いを思い出しました。友達から恋人へ変わった二人ですが、友達の時からいいコンビは、恋人になっても自然なままで、いいコンビ、息の合った二人でいるのがよかったです。
他にクロの先輩でよきアドバイスをする上中と、夏目との恋を描いた「ディナーは一緒に」も収録しています。
読み返してみましたがやっぱり赤松が懐が広くて、いい意味で何も考えてないというか前向き?天然でとても良いです!
切ない片想いのクロの気持ちが実るとは!
赤松はてっきり男同士のお付き合いなんてわからないだろうと思ってたのに、予想外に赤松がグイグイ来ますね。
クロが怖かったり臆病になって引いても赤松がちゃんとその分距離を詰めます。赤松いいなあ。
赤松が里帰りにクロを連れて行って、エッチ禁止だったのにちゃっかり準備してたり、指輪のプレゼントとか。最初からクロのことは好きで先輩のセクハラを心配したりしてたけど、付き合ってみたらなんの抵抗もなくエッチも出来ちゃってノンケだったのになぜ?と少し疑問も。そこは赤松だからということでしょう。
先輩と見知らぬ大学生のお話も大学生が健気で。先輩にあんな雑に扱われ残酷な事を言われたのに、またカレーを持って訪ねてきて!先輩も後悔してたし後味の良いお話でした。
先輩攻めなのに簡単に受けやっちゃうんだ。
鮎川ハル先生初読。
淡々とした日常っていうのがまたいいんだよなぁ。リアルで。
赤松の懐の深さが凄い。惚れるよこんなの。。
オシャレで美麗なイラストを眺めているような感覚もあり、大きく感情移入できるかというと少し違うけど、シンプルだからこそ二度三度読み返すと味わいが深まるかもしれない、想像も追いついて。
当て馬的先輩は、私の中ではどうしても、役割がそっちじゃないー笑。ので、消化不良。これは読み返してもだめかも。
前作「あいもかわらず」を読んでいたので購入。
独特の静かなテンポ感とあたたかい線のタッチが魅力の鮎川先生。
前作と組み合わせの傾向が似ているようでいて、全然別物でした。
ゲイ受ものということで「めんどくさい主人公」のクロを軸に話が進んでいくため、シリアス強めの印象です。ただ攻である赤松の口調やキャラクターの気の抜けた感じがかわいく、暗くなり過ぎず読めました。
同棲はしていないのですが、学生生活のリアル感も楽しく、同棲日常ものが好きな方も楽しめるのではと思います。
同時収録も表題作登場キャラのお話なので、一冊通しての読後の満足感がありました。
とても良かったのですが、このレビューを書く前に3作目を読んでしまい、そちらがとても良かったので相対的に萌2評価です、すみません!
攻めの懐の深さに、受けと一緒にキュンキュンしました!!
ゲイにも偏見ないし、付き合ってからも堂々としてて、受けの気持ちもちゃんと考えてあげて、なんて男らしいの!
そんな攻めが垣間見せる独占欲にもまたキュンキュン!
ノンケの攻めが離れていくのが恐くてついつい自分から距離を置こうとしてしまう受けの臆病な気持ちを、でっかい心で受け止めてあげる攻めの優しさにホロリ。。
最後の指輪のシーンもジーンときました。
広島弁がほっこりさせてくれました。
なかなか素直になれない受けが幸せになれて本当に良かったです!!