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18sai ni dekirukoto
十八岁才能做的事
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
表題作は高校生同士のお話でした。
方言萌えにはたまらなかったです。
自分の夢に出てくる遊佐のことが気になって意識してしまう相瀬の戸惑いすら可愛かったし、
好きだからこそ素っ気なくなる遊佐の小学生な態度も憎めなくて良かったです。
初々しくて不器用で、でもとても真っ直ぐなふたりを
ただひたすらに応援していたい気持ちになるお話でした。
なんだかんだ遠恋もうまくいっていて安心できました。
遊佐と相瀬の可愛い恋が見られて良かったです。
さがのひを先生の攻めは本当にいきなり攻めますね(?)
だから私もいきなりビックリ。。っていうかキュンキュンして
心臓が痛いです。最後まで面白かったです♡他のも読んでみたいな~
高校の同級生の遊佐と相瀬のお話です。
相瀬が田んぼに落ちたところを助けて、遊佐の家で雨宿りさせてもらうのです。
いつも遊佐のことが気になっていた相瀬ですが、それは相瀬だけではなかったようです。
父を亡くし、母一人にしないために地元の大学に通うという相瀬と、東京の大学に進学することを決めた遊佐は、せっかく両思いになれたのに遠距離恋愛になってしまいます。遊佐の家の外で咲いている桜がきれいで、初々しい二人そのものでした。それ以上に二人の関係が初々しくて遠距離恋愛という「差」はあまり気になりませんでした。
『お待たせしました』
弁当屋で働いている野上と、その店に弁当を買いに来る羽根のお話です。
なぜか羽根の弁当におまけをつける野上ですが、二人は同じ大学に通う学生なのです。
以前から羽根のことを知っていたという野上ですが、なぜ自分にだけ優しくするのかと不思議に思う羽根の気持ちに共感しました。
羽根のことを目で追ったり、触れたいという野上ですが、一目惚れという初々しいテーマのお話でした
主人公達が使っているのは関西弁。
とは言え関西と一口に言っても広うござんす。
と言う訳でまずは主人公達の居住地の推定を
してから読み始めた評者。
実は受がへろっと情報を漏らしてくれていましたが
……えー、土地勘のある場所でした。
(少なくとも阪神間ではありません)
そして、ああ成程と納得しました。
この地域という要素は表題作の味わいを
更に深めるものになっています。
二重の距離感が醸しだすものは、きっと主人公達の
人生に大きな実りをもたらす事でしょう。
併録作2篇もそれぞれに距離感を主題に
組みこんでいて良い味わいです。
表題作は、高校3年の17歳から18歳にかけてのお話。
ただのクラスメイトが、ちょっとしたきっかけから気になる相手になり、互いに好きあっているのを確認して、おつきあいを始めるが、大学受験で、一人は地元に残り、一人は東京の遠距離恋愛。この危機をさあどうする?
この、初々しい恋には方言がめっちゃお似合い。
恋の喜びや、恋へのとまどいや不安、一生懸命な幼さ。
そんな諸々が、方言でやりとりすることで、より強く、切なく現れる。
他には、気弱なサラリーマンと先輩の話と、お弁当屋のバイトくんとお客の大学生のお話。
表題作含めさらっと読むとカワイイ恋のお話なんだけど、読後ふと我に返るとキャラや展開の乙女度にちょっと醒める物があったので萌は1つで。
表題作『18歳にできること』
遠い昔過ぎて忘れてしまっていた18歳と言う響き。
18歳にできること・・・18歳になるとできること。
18禁AVが買える・・そこかいっ!
高校3年生という、カラダは大人だけど心は少年の微妙な年ごろ。
お互いに好きになった相手のことを一番に考える、17歳18歳なりに。
今自分がどうあるべきか、何を大切にするべきか。
そしてどうすることがお互いの気持ちを大事にできるか・・・
4月生まれの遊佐と3月生まれの相瀬。
同じ大学に合格して喜んでいた矢先、本命は東京の大学だったと知り
混乱しながらも、大好きな人の夢をかなえるため自分の気持ちを抑える相瀬。
遠距離恋愛に不安を抱えながらも、できる限りのことをしようと
18歳の遊佐が考えたこと・・・
先は不安だらけ・・東京で新しい生活が始まったら
新しい友達ができて自分の知らない毎日があって
そしていつか自分のことを忘れてしまって・・・
会うことがだんだん少なくなって・・・
そんな良くない事ばかりを考えてしまう相瀬。
その気持ち、すっごくわかります。
いくら電話で話しても、いくら毎日メールしても
手が届かないところにいて、今知らない誰かと過ごしている・・・
もう不安だらけに決まってる。
その不安をなんとか減らそうと一生懸命になる18歳の遊佐。
遊佐が贈った二人の絆を形にしたお揃いのブレスレットが印象的でした。
描き下ろしの19歳になった彼らが、
会う回数を増やすために(交通費を作るために)
過度のバイトで疲れ果て、原点に戻って自分たちの気持ちと
今の自分たちがするべきことを考え直します。
この2人、どんだけ良い子なんだ・・・
大学の4年間、そしてこの先二人がどうなっていくのかすごく気になる。
東京の大学で遊佐に誘惑はないのか・・・
二人の間で気持ちが揺れることはないのか・・・
卒業後遊佐は地元に帰るのか・・・
社会人になった2人は・・・?
ぜひ続き見てみたいです。
『金曜日のひみつ』
大好きな上司に告白もできず、自分に自信のない月岡。
酔った上司島野を家まで送り介抱しながらそっと触れることしかできない。
そんな月岡は島野の家に元カレが来ていることろに遭遇。
その場から逃げるように走り去り、追いかけてきた島野に抱きしめられ・・
お互いに同じ気持ちだったことが判明・・・というもの。
短編なので、話の展開が早く少々物足りなさがありますが
主人公月岡の気持ちは充分わかりました。
もう少し島野さんに関する情報が欲しかったかな。
でも、ハッピーエンドはいいものです。
『お待たせしました!』
大学生の羽根くんがいつも買いに行くお弁当屋さんでバイトしている野上。
実は同じ大学でずっと羽根くんのことが気になってた。
羽根くんが買うのり弁にいつもちょこっとだけおまけしてましたが
そのことを羽根くんから「迷惑だ」と言われ・・・
それでもあきらめられない野上、羽根くんの家まで押しかけてしまいます。
結局、無理やりというか雰囲気に流されてというか・・
羽根くんは絆されて二人はそういう関係になります。
野上は優しくて羽根くんのこと大好きなんだけど
一度火が付くとなかなか我慢ができなくて、体の大きい野上はまさしく
「待てのできない大型犬」そのものでした。
どのお話も面白いし、キュンときたりじわりときたり
短編もいいけど、長編でじっくり味わいたいお話でした。