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42歳、親友同士。
ryouomoi nante joudanjanai
高校時代から二十年以上芝に片想いしている時造。そんなことも露知らず年下女性とスピード離婚して時造の家に転がり込む芝。
そこに時造の元でアルバイトをしている宇田くんが加わっててんやわんやなお話。
いい大人がモダモダしまくるのですが、コミカルなのでイライラせず楽しく読めました。
時造の想いにはとっくの昔に気が付いていたものの、流石にもう気は無いだろうと思っていた芝。
結婚報告のタイミングで未だに想われていることを知ってしまい……。
これから結婚するってタイミングで他の相手に靡くって何!?!?!?笑
芝……お前クズだな? と思う反面、時造の一途さが実を結んだ結果に良かったね!!!! と祝杯を上げたくなりました。
バイトの宇田くんが掻き回し役としていい味を出していました。
面白がって彼女(腐女子?)との話のネタにしているだけかと思いきや、自分らの結婚をオッサン二人にかけていると言う大胆さ。
時造のことを一人の人間としてちゃんと応援しているからかな……? 無粋な感じがせず良かったです。
久々に攻め受け両方が40代以上のBLを読んだのですが、面白かったです。やはり、いい歳した男性の一筋縄ではいかない恋愛というのは、味わい深いですね。高校時代からずっと片想いしていた芝が、ようやく腹を決めて自分に向き合ってくれたのに、そんなに簡単に絆されては今までの我慢や努力は何だったのか分からないから、なかなか関係性を進展させる決断ができない時造に、もどかしく思いつつも共感もできて。25年もの片想いですから、確かに今更感はありますよね。芝の魅力には時造ほどハマれなかったので萌評価にしましたが、たっぷり時間をかけて芝を受け入れた時造は愛おしかったです。
はじめは40代同士の親友同士と聞いて、
うむ、と一唸りしてしてしまったのですが、
いざ読み始めてみると…
え!!25年?
25年も人って片思いできてしまうものなの?
高校生のときから?一途すぎる・・・!!
とそのピュアな恋心に心を打たれてしまいます。
しかも、この親友に恋するおじさんこと、時造さん、
この秘密の恋心をアルバイトの宇田くんに見破られてしまっており、
親友との間に何か事件が起きる度に相談したり、ついてきて!と懇願したり、
あれ、この既視感なんだろう…
あ、わかった。高校生の頃にクラスの女子たちがやってたわ…!!
と時造さんの生態がほぼJKの乙女と変わらないことに気が付いてしまいました。
親友の方はノンケで遊び人で、年下妻と結婚して、
普通であればここまできたらもうTHE END、だと思うのですが、
ギリギリのところで時造にほだされて、まさかの逆転劇で両想い…♡
一途で、健気で、だけど、頑固でちょっと面倒くさくて手のかかる…
そして、なにより驚愕の25年!25年!
これだけの材料がそろっていれば、親友がほだされてしまったのも頷けました。
親友には時造さんの25年を追い越すくらいの愛をこれからも
捧げ続けていって欲しいし、時造さんにはその幸せを噛みしめて
欲しいなあと思いました。
2人はきっと長生きしてヨボヨボになるまで、
喧嘩したり、笑い合ったり、
これからの人生も共に過ごしていくのだなあ…と
おじいちゃんになっても幸せそうな姿が思い浮かびました。
先生がTwitterに期間限定で続編同人誌をあげてくださってたので、久々に読み返し。
万人受けはしないだろうけど、ニッチな需要はありますよね!ここで枯れ美おじにしないで、普通のおっさんにしちゃうところがカサイウカ先生です。
◾︎芝隆次(スピード離婚)×神田時造(芝に25年片思い)
罵倒し合いながら惚気合うおじさんが見られます。プロレスです笑
バイト宇田くんのポジションが美味しすぎる!!しかし「帰ればよかった」も…うん、帰ればよかったね。
リバをほのめかしてくださいましたが、リバ有り有りの有りです。温泉旅行編を見てもパワーバランスが芝さん上っぽいので、芝受けでメロメロにして欲しい。
はちゃめちゃしてましたが、面白かったです。コミカルな描写が多いのに気持ちは繊細でそのギャップにやられました
ずっと好きでそばで見てきたってよくある展開ですけど、妙にリアルで臨場感がありました
なのに、バイト君が理解ありすぎるのは漫画だなぁと思わせたり絶妙でした
40代のお話って少ないですよね
大人が出てくると年の差ものならまだありますが、2人とも大人でしかもわちゃわちゃしてるのって貴重だなと思いました
テンポの良いストーリーとコミカルなのに気持ちがぐっと掴まれる絵はとても良かったです
表紙でちょっと面喰らっちゃうかもしれませんが、そこはぐっと堪えて一読の価値ありでした
再読でレビューします。
当時の私は萌評価でした……
しかーし、今読んだら神じゃないか!
神以外の何者でもありません‼︎
最高です^^
42歳のおじさん同士の恋愛ですが、
時造の方は片想い歴25年の片想いマスター(笑)
芝は遊び人のバツイチ同級生です。
片想いから25年経ったある日、
バツイチとなった芝が時造の家に転がり込んできて、
突然の同居生活が始まります。
時造は片想いを拗らせていて、
側にさえいられればそれだけでいい!
……という腹の括り方をしているのです。
そして、突然の芝からの告白に戸惑い……
おじさん同士がモダモダうじうじしているのですが、
それがもう可愛くて可愛くて♡
芝は完全に絆されですが、
時造の長い片想いをちゃんと理解して腹を括っています。
だから、芝だって本気なんですよ!
そこがいいの!
おじさん同士がする25年越しの本気の恋愛‼︎
今更なかなか素直になれない時造だけど、
芝がしっかり取り扱いをマスターしています。
でも芝が〝お前だけ〟というキラーワードを囁けば、
それだけで時造はなんでも許しちゃうんですよね!
もーーー、かわいい♡
2人の恋の行方を見守る宇田くんもいい味だしてます!
このポジ最高でしょ‼︎
うらやま〜(笑)
カサイウカ先生のオヤジもの。
これはねー、すごくいいオヤジものでした!
先生自身の「おじさんが好き。描きたい」という思いが伝わってくる、おじさんBLである意味・必然性がしっかりとある作品です。
40代であるってことが、これ以上なく生きているんです。
表紙はこんな感じだけど(失礼…)オヤジ苦手〜とか関係なく、ビジュアル的萌えがあるか?とかも全く関係なく、ただただドラマとして最高!
恋愛と人生を描いた傑作だと思います。
25年間も片想いしてきた相手と、今更進展するっていうことへの強い抵抗感。
「やっと想いが叶う」じゃなくて、
「25年間親友ポジション保とうと必死に隠してきたのに、今更そんな展開いらねーんだよ!」
っていう感情からパニックに陥る40代。
戸惑い、焦り、恥ずかしさ。もちろん根底には喜びもある。
おっさん同士が、両想いなのに何故か必死に攻防してるのよ。
しかも片想いしていたほうが、何故か防御してるのよ。
それが可愛くて微笑ましいのと同時に、あぁ、歳を重ねると臆病になるのだな…と考えさせられたり。
受けの時造の雇っているバイトの宇田くんがこれまたすっごくいいキャラでして。
ある時はオヤジ2人に巻き込まれ、ある時は野次馬として、またある時はよき相談相手として…
無表情の冷めたキャラなのに、彼一人でいれば他に脇役なんていらないくらいの大活躍を見せてくれるんです。
薄い顔でこんな存在感があるキャラは、滅多に見かけませんね〜。
本当おもしろい、この子♪
おじさんたちの真剣な恋に、たくさんのトキメキを貰いました。
とても素敵な一冊です♡
25年の片想いがむくわれそうなのに素直になれない主人公の複雑な気持ちがうまく描写されて共感できました。
結婚報告の時に主人公がまだ自分のことが好きだと確認でき、それを機に自分も真剣に向き合うことにしたのはまぁいいですが、それで離婚させられた新婚の嫁さんも気の毒な気がしました。エロ度は少なめですが40歳代の遅めのドキドキにこちらもキュンキュンさせられました。主人公の職場のバイト君が良い味を出していて良かったです。
初めは絵に馴染めるかと心配でしたが、面白かったです。作者さんはおじさん好きらしいですが、でも若い頃の2人がカッコ良かったので、私は若い頃の2人が読みたかったです。すいません。決しておじさんが苦手なわけでは無いのですが、高校時代の2人が素敵過ぎました。おじさんに描き過ぎてるのかもしれません。世間の42歳はもっと若いですよ。絵から見ると50代に見えました。故に2人の初エッチの身体も微妙に見えました。アルバイトの宇田くんのデバガメぶりと彼女への報告のやり取りが面白かったです。それから宇田くんの子供が可愛かったです。時造でなくてもメロメロになると思います。