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なぁ、お姫様。あんたのために、最高の器を焼いてやるよ――。
kachou fuugetsu
花鸟风月 3
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ツン9割デレ1割くらいだった沢斗ですが、この巻ではデレが3割くらいになっていて段々可愛らしさが理解できるようになってきました。大輝の記憶が失われる前の束の間の蜜月だからこそでもありますが…。後の展開を知っていると、この時期大輝に見せていた沢斗のいろんな表情が切ないですね。この屈託ない笑顔を、今度はいつ見せてくれるのか…。
記憶があろうがなかろうが、大輝の本質はきっと何も変わらないはず。でも、出会ってから紆余曲折あって徐々に距離を縮めていった、大切な自分との日々の記憶を失くされるというのは、身を切るように辛いでしょう。大輝に良い影響を受けて明るさを得ていた沢斗が、少しずつでも以前彼にもらったものを思い出して、前向きな気持ちになるよう祈ります。
町一番の才女で器量良しでもあった偉大な亡き祖母には到底及ばないと思う沢斗の苦悩。
大輝はチャらくて強引で、この時から1日1キスの約束をとりつけている。
お姫様はクーデレからツンデレくらいには変化してて、ついに……。
もう挿れてなくてもあれはセックスそのもの。
そして事故があるところで、次巻へ!となってる。
私には大輝がいい男〜!とも思えないんですよね。
沢斗のツンツン姫っぷりも特に萌えツボではないし……
なので、萌どまりですがこのシリーズ自体は好きです。
新たな登場人物
幹久(オネエキャラ)=バンドのギタリストの兄でメジャー寸前だったバンドのドラマー
オネエキャラは「初恋が実るまで」とか意味深。
博巳=沢斗祖母の書生やってた人で、どうやらお姫様を想ってる様子。
1冊まるまる大輝とサバトの過去編。でまだ続く。しかもいいところで3巻終わりましたね。
ツンツンしながらももう大輝のこと好きになってるよね、なサバトが、次第に素直になっていくのがかわいかった。
大輝がサバトのことをめちゃくちゃかわいい!と思うのわかる!となったw
それくらいツンデレがかわいい。
次は最後までするからな、と大輝が言い、サバトが腹をくくったところで、大輝がケガをして記憶喪失になるということですよね。これは悔いが残る。
あとがきでは「次巻でいよいよやります」とあったけど、記憶がないままするのか?
あと、BLでは巻を重ねると必ずと言っていいほど登場する新キャラ=当て馬、博巳かと思ったら、幹久なんですかね。
博巳は見るからに当て馬っぽく、幹久はオネエキャラで安全パイかと思ったんですが、幹久の初恋の相手がうんぬんかんぬん。今後、不穏な動きをしなければよいのですが。
1冊まるまる1CPの話だったけど、じっくり入り込めるつくりで読み応えありました。
大輝×サバト回です。
またまた新キャラ登場です。
サバトの祖母の元書生で、父は市長、本人は市議会議員の博巳(ひろき)。
街の復興事業のことで大輝とも関わるものの、大輝には別のモヤモヤが。
今回、大輝の姉・愛梨も登場して、サバトに余計な情報(サバトの祖母の件)を入れるので、拗れまくりつつも、拗れた分、気持ちに向き合わざるを得なくなる流れに。
さらにサバトの断髪式がありますよ!!
幹久(サバトのバンド仲間兼部下のガラの兄、ついでにメジャーデビュー直前だった頃のドラム担当)が美容師で、この幹久と博巳の間にも何やら怪しい雰囲気。
ここも要注意です。
ついでにサバトの家のばあやが倒れたことで病院へ行くのですが、そこでまだ大病院に勤務している時代の一見が登場します。
一見が何もかも捨てて田舎町へ来た理由が少しだけ垣間見えるので、そこもお見逃しなく。気分のいい話ではないですけども。
そして大輝とサバトの方は、町おこしのためにお互いに協力し合うことになって、一緒に過ごす時間が長くなるにつれ、相手の優しさや頼もしさに触れる機会が増えて、自分自身を見て欲しくなって、でも素直になれなくて。
そうやって少しずつ築き上げて来た関係が、目の前で、一瞬で崩れる。
息つく間もなく4巻に手を伸ばさざるを得ない!!
7巻まで読了して読み返してみてみれば。
この後の4巻の前までは、なんとゆっくりと穏やかな時間が過ぎていたことよ。と、それはそれで目頭が熱くなります。丸っと 大輝 × 沢斗 編です。気短な子猫ちゃんがシャーシャー言うように、逆毛を立てて 引いていた沢斗。弟の伸び過ぎた髪を切ってくれたり。手伝いのヨシさんが倒れた時には一緒に病院へ運んでくれたり。そのヨシさんの代わりに 美味しい食事を作ってくれたり。
「最初に掴まれたのは胃袋。優しい笑顔に目を奪われ、そうして 今、心を奪われた。」
二人が重ねてきた日常と心が近づいていく様をとても丁寧に描かれていて。この後の展開を知ってしまってからは、より一層この時間の大切さを想い、切ないです。たった3ヶ月、されど3ヶ月。
少しだけ過去なんだけど、本編ではまだ一見さんは都心の病院に居て、やたらと院長室に呼ばれている。不穏な空気。院長室でSM的なプレイを強要されてるんだよね?「仕事させろよ、ジジイ。」と舌打ちして独り言。一見さんが色々あって、山王町に来ることになった詳しい経緯もいつか描かれるでしょうか。そういえば、一見、吉利谷、財前の3人は幼馴染だけど、一見さんは大輝とも知己の様なんですよね。1巻では一見さんが糸くんのことを大輝にのろけ、本編では大輝が沢斗のことを惚気ていて。仲良しじゃないか‼︎
また、この後しばらく出なくて心配になるほどですが、幹久→おそらく 博巳さん→おそらく沢斗、というのも やんわりと匂わせているのが気になっています。
美しい沢斗とようやく気持ちを通わせた大輝。この後、二人がまた優しい時間を共有するのはずっともっと後になりそうです。
腕枕して後ろ抱きの刑、キャー!
博己さんとサバト兄とサバトと大輝、複雑な関係ですね。
メジャーデビュー直前で地元の町長だった祖母が亡くなりみんなで地元に戻ったんですね。
美容師のサバト兄は来年村に美容室を開く予定。サバト兄が切ないです。
そして大輝とサバトが甘々で悶える~!
目の前に乳首があったらの三択面白い!
サバトがどんどん大輝にひかれていくところ、サバトが素直になってくところ、大輝がサバトをどんどん好きになってサバトなら男女関係ないと言ってくれたところ。自然にキスするところ。みんな萌えます!祖母の代わりなんかじゃないよ!
だからこそサバトの出張と大雨土砂崩れに嫌な予感が的中。
この事故で大輝が記憶を無くすのかな。せっかくやっとサバトも大輝を好きって思えて伝えられたのに。次こそ抱くって約束したのに!
おまけペーパーはサバトが自分でアソコを練習して、健気で天然でもうっ!サバト可愛すぎる!
そして大輝は、それは俺の役目だ!!って。その日1日もめましたとさ。
あぁ、大輝とサバトに大きな試練が。4巻を読むのが心の準備がいる~。
第3巻。
この巻は、大輝x沢斗・過去編。
沢斗が、いつも衝突ばかりしている大輝に恋してしまう過程が描かれます。
沢斗は美しかった祖母に似た容姿を「お姫様」と茶化す大輝が大嫌い。というよりかんしゃくを起こす子供のよう。
そんな沢斗が可愛くてついからかう大輝。大輝は元々バイなのかな…からかい方はキスを仕掛けたり、見ようによってはかなりタチが悪い。
女扱いするなと反発しつつも意識しまくっている最中にお手伝いさんが倒れてしまい、病院などに付き添ってくれた大輝にころっと……ていうわけじゃないけど、頼れるところを見てマイナスがプラスに変化していく沢斗。
この巻は、やはり何と言っても2人の初めてのエロシーンに尽きると思うのです。
年齢的にも、経験値的にも、体力腕力的にも上位のオス・大輝が、本気でその「性」を奪おうとするのなら。
決して「女」ではないけれど、沢斗は「獲物」。
強姦ではないけれど、オスの圧倒性に震えるだけの沢斗は、やはり「姫」ですね…挿入は確かにありません。ですが「蹂躙」はある。
強引に高められ、精を吐き出し、オスの精液を浴びて、しるしを付けられる…正にマーキング。
沢斗は大輝に「モノにされた」のです。
「素股」だけど非常に生々しい。最後まで、なんていう段階にこだわる事が無意味に思えるほど、これはセックスそのものだと感じる。
さて、結ばれた(とあえて言います)2人に悲劇が。
1・2巻で仄めかされている「何か」。それは大輝の陶芸窯を襲った土砂崩れ…
…というところで第4巻へ!
今回は大輝と沢斗のターン。
沢斗の気持ちの変化が丁寧に描かれていましたね。もちろん、二人の距離が縮まって、思いが重なる本編のお話も気になるところではあるのですが、その他にも、幹久や、博己、円馬(←ここまで入れちゃう)と言った、これからもしかして物語が広がるかもしれない予備軍がこの中にいるかも…とか期待しちゃいました。
そして、一気に読んでるから良かったけど、気になるラスト!大輝ーっ!!今度こそ最後までじゃなかったの~?!
2巻に続き、今巻も「大輝 × 沢斗」の過去編になります。
まるまる一巻過去編です。
前巻に続き、だんだんとゆっくり距離を縮めていく大輝と沢斗。
大輝に対しては、ツンデレの「ツン」の割合の方が
高かったのですが、だんだんと「デレ」が出てきます。
ちょっとしたところで、微笑んでくれたり、
「ありがとう」と言ってくれたり……
とにかく表情が柔らかくなってくるんです。
この威力が大輝に対しては、如何なく発揮!
読み手である私もヤラれます。
うわー、かわえええ!
沢斗、良いよー!><
そんなとき、大輝は沢斗に
「女扱いはしてない。特別扱いはしてるけど」との言葉を…。
ああ、もう大輝は完全に沢斗に落ちたね。
惚れちゃってるよ、これは。
キスされても嫌ではなくなってしまった沢斗。
「嫌ではなかったことが、嫌なんだ」と。
流されてもいいと思った、と。
大輝は、もうたまらなく沢斗を可愛いと思い、強引にキス。
ううう、ドキドキします。
萌えます。心臓バクバクですよ><
そこからエロシーンへ。
畳の上に大輝は、沢斗を押し倒します。
兜合わせからのスマタ。
次から次のエロに、息を殺して読み進めます。
そして、大輝の台詞…
「くそ、すっげー入れてえ」
うわー!
うわあぁぁぁ!
大輝の我慢の限界が見えて!
でも、沢斗の体を気遣っているのが見えて!
萌える、萌えます!! ひどく萌えるシーンです!!><
そして、ラストの台詞。
これがキーの台詞になろうとは、ここでは考えもしませんでした…。
「あんたが帰ってきたら、今度こそ最後まで抱くから」
最後のシーン。
登り窯で大皿を沢斗に渡し、いいムードだった2人。
それを一瞬に崩したのは、土砂崩れでした。
登り窯ごと、全てが壊れ、大輝がその中に埋もれたのです。
大皿と沢斗を残して……。
ああ、いつもなんでこんなに気になるシーンで
次巻に続くんでしょうかね。
大輝は助かる!
絶対助かる!
それは分かっている。
でも、一抹の不安…。
それが現実になってしまうなんて、ここのシーンでは
考えもしませんでした。
待て、次巻!
大輝と沢斗の過去編継続中
まだ一見が大きな病院にいて田舎暮らしをする前の姿がちらりと登場
沢斗が喧嘩しながらも徐々に大輝に惹かれていく感情の変化がよく描かれています。
はじめに胃袋を掴まれ、次に目を奪われ、その次に心を奪われたわけですね。
話し合っても言葉も心も通じないと思う相手は犬だと思えというかアドバイスに納得。
3歳児並みの頭脳で言葉が通じなくても仕方がないと思えるからですって。
いいこと言いますね。
実行してみようと思いました。
サラサラストレートの長髪をバッサリ切ってしまった沢斗。
幕末の志士みたいでかっこよくて好きだったのに残念。
また伸ばしほしいです。
まるごと大輝×沢斗のお話。
沢斗さんツンツンだったのにこの巻ではツンデレになってる・・・
可愛い。。。
大輝にほだされちゃってもう・・・(笑)
照れてる顔が可愛い・・・
エロシーンも入れてないけどごちそうさまって感じです。
沢斗さんの言葉が大輝を煽っちゃうのわかるなぁ~ホント逆効果!!
幸せになって来た矢先に不幸が起こるなんて・・・
しかも不幸が起こって次巻へ続くとか拷問過ぎるでしょ(苦笑)
それでも続きが気になるから買っちゃうんだろうな~と
私の行動が目に見えてます(笑)
そしてあとの2つのカップルも気になります。
今後に期待です!!
この巻は丸々一冊大輝と沢斗の過去編です。
沢斗が田舎の町長として実力が伴わず悩むなか、強引に絡んでくる大輝に惹かれていく過程がすごく良かった。
そして1、2巻と劣らず、この3巻もものすごく萌えます。前回、大輝に言われた2択から「キスをする」を選ぶ沢斗なのですが、自分から顔を寄せてキスの体勢になる姿がとても可愛いんです。どの角度からしようかな…と大輝の顔の周りをウロウロするんですよ!もうこの可愛いさを上手に表せない自分がもどかしいですw
記憶をなくす前の大輝は本当に沢斗のことが好きだったみたいで一見に沢斗との惚気話を聞かせてて1、2巻の記憶をなくしてしまった大輝と比べると切ない。
4巻でなくした記憶を取り戻してまた沢斗と想い合える仲に戻ってほしいです。次巻も期待☆
陶芸家:観世大輝×町長:黒井沢斗(サバト)です。
今回は過去編です。過去なので大輝が記憶喪失になるのは知っていますけど
まぁ~気になる終わり方をして!!早く続きが読みたいです!!
しかもせっかく両想いになってサバトさまをこれから開発しようというときになんてこった!!しかも、次巻の発売日が来年の春とかまた長い!!
早く記憶が戻ってサバトさまを、あれよこれよと開発してほしいですね!
大輝とサバトさまも気になりますが、博巳と幹久も気になるし!
今回は大輝とサバトさまCPのみでしたが、ちょっとだけ一見が出てきます。
早く山王町のDr.○トーになってもらいたいですね((´∀`))
あと、ヤクザチーム(?)の辻本曜明×佐野火弦CPも気になりますし!
続き物でレビューがめっちゃしにくいですけど、本当に続きが気になりますね!
またまた新しいキャラ登場かっ!!
今巻はほとんどが大輝×サバトのカップルですね。
お祖母さまの若かりし頃に瓜二つの自分。
大輝がそのお祖母さまと自分が瓜二つだから
ちょっかい出してくると思ってる。
会えばいつも口喧嘩で、なかなか素直になれないサバトが可愛い。
そんなサバトがお祖母さまと比べられたくないために
あれだけ長かった髪をバッサリ!!
なんだかんだで大輝を意識しまくりです。
でもってやっと想いも通じ合ってってところで、まさかの展開!!
違う意味で焦らされますね。
そして今回はヤクザキャラは出番なし。
こちらも少しは進展して欲しかったな。
だけど一見の裏の顔がチラリと…
そうかこの医院長相手にドSを発揮するんですね(^^;)
そして新しく出てきたお姉キャラの幹久と、き真面目そうな博己。
なんだかこの2人もありそうですよ。
取りあえずは4巻を待つしかないか…
ちょっとぉぉぉぉおおおおっΣ(´Д`lll)
な、引っ張りな今回。
いまさら読むんだったら4巻が発売されてから読めばよかった・・・
もこデス。
花鳥風月。楽しみにしていたのに、結局今頃な読後です。
それにしてもあれですね。
ツンツンしている受がちょっとずつ懐いてきて
笑顔を見せるようになって。照れたり照れたり。
「いやじゃないのがいやだ」なんて
か・・・・かわいいじゃないかっ!!(ノ∀\*)ナンナノコノコv
嫌よ嫌よも好きのうちとは言いますが
結局、好きだ好きだ言っていたのは自分の顔じゃなかったことにだとか
長い髪をバッサリ切って見せ付けてみるとか。
なんてカワイイコ。
とはいえ、もうヒト波乱ありそうな次回。
結局次回予告で生きていることだけはわかってしまったのが残念ですが
首を長くして次回をまとうと思います。
沢斗と大輝の距離が縮まっていく様に、仕掛けるキスのひとつひとつに、色っぽさとは違う健全な微笑ましさが、より戻すことの出来ない記憶の欠落を耐え難く感じさせます。
紆余曲折にじれったくなりながらも、元々大輝を嫌いになれずにいた沢斗にようやく意識する気持ちが芽生え、それからの「何このカワイイ生き物」状態。
心を開いた沢斗が大輝に寄り添う気持ちが純粋過ぎました。
睦まじい蜜月はあっという間に流されてしまい、次巻が待ち遠しく、けれどその後を見たいような見たくないようなコワさも。
沢斗と大輝2人の今後の在り方がとても気になります。
今回は一見だけがちらりと。
荒んだ生活が垣間見え、村にきた理由の意外さに何もかもを精算してやり直したくなったのかなと思ってみたり。
病んだ状況もそそられるのですが、小冊子のような糸川の素直な心に触れて、その眩しさに浄化されていくエッチで健全な有り触れた日常をもっと読みたくなります。
「LOVE MODE」きっかけでBL作品にハマリ、「是」シリーズで世界観にどっぷり浸かって・・・
でも、まだ「花鳥風月」では3巻まで読んでもハマり切れていない。
何故でしょう~
まだ各CPの関係が希薄に映るからなのでしょうか??
刹那さっぷりが未だ少ないからなのでしょうか??
今回の3巻は大輝×サバトの過去が掘り下げられていて
ようやく感情移入できるような展開が見えてきて、次巻。
登場人物も増えてきて、伏線も張られてきて
私はどのCPにハマれるかな~?
まだ見つけられていないので、評価は一つ落としちゃいましたが
期待を込めて4巻待ってます!!
お姫ちんと観世の過去話まるっと収録!とはいえ良い所で終わってます笑
お姫ちんもツンデレの要素を存分…いや頗る発揮して惹かれていく様はきゅんきゅんであります( *´艸`)観世が事故にあって…!?
いやここ!ここ引っ張りますかー>_<早く続きみたいよー!と思う作品。エッチも寸前だし笑
あれ?主人公居ないよ?初回同封のおまけにいます笑
大輝×サバトの過去編でまるっと一冊。
2巻レビューで、複数のカプの話が行ったり来たりするので
話に入りにくい…と書きましたが
今回はガッツリ1組のカプの話で
色んな事情も見えてきて、すごく感情移入しやすいです。
復興課長になってまだ日が浅いサバト(ロン毛がイイ!)が
都会からやって来た陶芸家の大輝と出会って(2巻)…の続き。
偉大な祖母と比べて自分の無力さを思い知ったり、
お手伝いのヨシさんが倒れたり。
サバトが辛いとき、いつも手を貸してくれる大輝が
すごくイイ男です。
最初は大輝のセクハラに怒ってばかりだったサバトが
少しずつ笑顔を見せるようになるのが可愛い♪
「お姫様」と大輝に言われるだけあり、恥じらい方も初々しく
大輝がメロメロになるのも納得です。
せっかく素股までいって(挿れてないけどエロい!)
サバトが自分からキスするほど大輝にデレはじめたのに
この不穏すぎる引きは・・・
「次は時間かけてトロットロに…」
という約束を、大輝は果たしてくれるのでしょうか。
次巻の展開が楽しみです。
新キャラたちも面白そう。
市議会議員で、サバトに片想い?している眼鏡美人・博己。
おネエ口調のイケメン美容師・幹久。
この二人のツーショットがすごく綺麗で
くっついてくれないかな~と期待が高まります♪
幹久は、昔はカマキャラではなく、結構ワルだったっぽい?
「初恋が実るまで」おネエ言葉を続けるってどういう意味?
幹久は博己のことが好きなのか?
もしかして素の性格はすごく男らしかったりするのかな。
志水作品のホクロキャラは良キャラに違いない!
と勝手に期待してますw
前シリーズの『是』や『LOVE MODE』と比べると
各カプの繋がりが薄く、話の展開もスローで
複数カプ作品としての面白さはまだそんなにですが
大輝×サバト編自体は王道の面白さがあり
ここからシリーズ自体も(自分の中で)盛り上がっていきそうな
予感がしていますv
1,2巻同時発売から1年3ヶ月、楽しみにしていた新刊だ。
養蚕をやっているような山の中の田舎町を舞台に、
田舎には不似合いなスタイリッシュなイケメンが沢山登場する本作。
基本、今まで3カップルが出て来ていたが、
・都会からやってきたSな医者の一見×健気ですれていない糸くん
→一巻ですっかりまとまり、甘々。今回も小冊子でラブラブぶりを……。
舞台である田舎にやってくる前の一見がちょっと登場する。
・田舎に引きこもったヤクザの曜明×彼の身の回りの世話をする火弦
→こちらはまだまだ謎多いまま、今回は放置。
そして今回は一冊まるごと、三組目の二人のお話。
・元Vバンドメンバーにして復興課課長サバトこと沢斗と、陶芸家の大輝。
前巻の、ちょっと時間を遡ってまだ髪が長かった頃のサバトが大輝と出会い
反発しながらも惹かれていく様子が描かれるが……
最初素直になれない美貌のお姫様・サバトが可愛く、王道な展開。
しかし、途中甘いムードになりながら、H本番はお預け状態のまま、
(エロシーンはありますが、挿れられずに終了w)
既刊で分かっていた事だが、大輝が記憶を失ったであろう事故が起こる……。
複数カップルの群像劇という手法は、『LOVE MODE』『是』と同様だが
個人的には、前二作のように強引に気持ちを持って行かれるパワーは薄い。
手堅く萌えるし、面白いのだけれど……
うーん?仄暗さや怪しさ不幸さが不足なのかな?
何よりも心鷲掴みカップル(orキャラ)に、まだ出会っていないことが大きいだろうか。
サバトはかなり好みのキャラなので、この先の一筋縄でいかない展開の中で
バン!と一気にくることを期待している。
伏線の張り方として、まだカップルは増えそうな予感。
待ち焦がれた三巻!
大輝&サバトオンリーの巻でしたが。
二人の過去が語られています。
いやもうなんつーか。
サバト、かわいいぞ。
「好きになったら困る───」
もうなってますよねっ!と思わずニマニマ。
サバト様のデレはなかなかの破壊力ですなー。
ようやくラブラブになった直後、大輝が記憶を失ったであろう原因の出来事が起きて…待て、次巻!
巻末あとがきにて、志水センセイのお言葉。
「誰一人まだ本番をいたしてないという状況」
……三巻まで出て、まだ誰も(笑)
でもでもセンセイ、次巻ではいよいよやりますって言ってるし!にゃはー、楽しみ楽しみっ。
最後に。
新キャラ幹久。いい。好きだー。