町でウワサのすごいゲイ(!?)にいろいろ教わっちゃう!?

なつみちドライブ

natsumichi drive

なつみちドライブ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神17
  • 萌×234
  • 萌25
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
13
得点
299
評価数
81
平均
3.8 / 5
神率
21%
著者
見多ほむろ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
エンターブレイン
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784047293809

あらすじ

高学歴の家族の中で、一人だけ落ちこぼれの道春。
そんな彼に父親は親戚の家に行って、勉強を教えてもらうように言う。
夏休みに親戚の家に行くとそこには街中で「すごいゲイ」と噂のいとこの夏樹が待ち構えていた!
夏樹はお勉強だけでなく、夜の遊びまで教えてやると言い出し……!?

表題作なつみちドライブ

岩井夏樹,道春の従兄弟
加賀道春,18歳,高校生

同時収録作品みちはるドライブ

岩井夏樹,高校教師,道春のいとこ
加賀道春,高校生

同時収録作品つめたい指の向こうで笑って

(仮)水沢,ネイル学校優等生
(仮)秋山,ネイル学校劣等生

その他の収録作品

  • あとがきオマケマンガ

レビュー投稿数13

それでいいの?

読み終わってもう一度表紙のタイトルを読んで、あ!なつみちって!と思いました。

高学歴一家の4男道春はお勉強ができなくて一家の恥さらしと言われて。
従兄弟の夏樹に勉強を習いに広島まで行くことに。
どうも予備校も入れないレベルのようで…。

んー、もうねー。
枯れてるからかダメね。
なんで夏樹がゲイで町で有名って聞いて意識しまくって好きになっちゃうの?
夏樹は良い人だけども。

夏樹も大人なのに高校生の従兄弟相手にいいの?

そして高校の先生なのに個人的に身内の家庭教師して大丈夫なのかな?

枯れてるのに読んで突っ込んでごめんなさい。

短編はネイリストの学校で。再会ものですね。
なぜあんなに嫌われてたの?それが急に親切になって。
頑張ってるって言ってくれたから?それでいいの?
それかその前から意識してたの?

0

夏樹と道春のドライブな恋

なつみちは夏樹×道春なんですね。
絵の爽やかさとともに、軽やかに進むわぁ〜。

コメディタッチときゅんのバランスが好きです。
道春のデフォルメ絵とか、リアクションとか。

正直なところ、別の学校とは言え夏樹は高校教師で道春は高校生だから最後まではしていないんだろうなと思っていたのですが、しっかり致していましたねw

あと、豊のやることがめちゃくちゃ。
やりすぎ、ていうか犯罪ですやん、とツッコミたくなりましたが。
コメディタッチで本人たちが深刻でないので、そういう世界観なのねと。

淡いグラデーションとか絵がきれいで、読むのが楽しかったです。

0

楽しく読める!

あっさりしてるけど、可愛くて読みやすかったです。
表題作は、いとこ同士の再会ものです。

落ちこぼれの道春は、優秀ないとこ・夏樹に勉強を教えてもらうことになる。
夏樹は地元では有名なゲイとの噂を聞き、意識してしまう道春だが…

まぁ、予想通りといえばそうなのですが、自由奔放だけど優しい夏樹に惹かれていく道春。
夏樹はおそらく、小さい頃からずっと道春のことが好きだったのだと思います。
両想いになってからも揺るがず、思っていたより夏樹が道春のことを大切にしているのが嬉しかったです。

ただ、地元で有名な「すごいゲイ」ってなに?
すごいってなに?
そこをもう少し掘り下げて欲しかった…というのが正直なところです。

同時収録作は、男性ネイリストの卵同士。
はっきり好きだとか気持ちを伝え合うわけではないのですが、まぁそうなのかな?と思える可愛らしい作品でした。
これからの2人の恋の行方が気になります。

0

卒業まで待ちなよ

爽やかに描かれてるけど、実際はいとこ同士の高校教師x高校生(受験生)。
高校生の道春は、高学歴ばっかりの家系の中で「我が家の恥」と言われる成績不振の高3で、勉強を教えてもらいなさい〜っと広島のいとこの元へ送り込まれる…
こういうのキツいですよね…確かに道春は偏差値的には低いんだろうけど、決して悪い子でもどうしようもない子でもないのに。
さて、広島のいとこ・夏樹は男もイケる男で、それを意識しながらの勉強やアウトドア遊び、色々一緒に過ごし、結局道春は夏樹が好きになって。
…はいいんだけど、肉体関係まで行ってしまうのはやはり唐突感が否めず。
あとね。夏樹は道春に対してとっても対等で、教えてやってるとか、なんでわかんないんだよ、みたいな態度は一切取らない。成績が悪いことで萎縮している道春の心を伸びやかにする。そこはとってもいい。でも、高校教師と高校生の間柄、プラスいとこというのがかなり気になってしまう。
せめて卒業までHは待ったらいいんじゃないか?
「みちはるドライブ」でも多分卒業前のような感じですね。

「つめたい指の向こうで笑って」
ネイル学校でただ2人の男子生徒の水沢と秋山。
水沢はクラスでトップ、秋山は最下位で、差は歴然なのに水沢は秋山に凄く冷たい態度。
水沢がちゃんと陰で努力を重ねていることをよく見ている秋山に、心を開いていく水沢です。BL未満のお話。


絵柄もストーリーも読みやすかったです。

0

結局、豊はなんだったのか

「恋咲くポタジェ」でハマって過去作品を購入しました。
読むのはこちらが最後。
まだ「好みじゃなかと 2nd」を読んでいないので言い切れませんが、見多さんの作品はわりと出だしから引き込むのではなくて徐々に気付いたらはまり込んでいた!というものが多い気がします。
「恋咲くポタジェ」のように4ページ目にはもうどハマりという作品は「ダメ犬の彼氏になる方法」以外はなかったので、じわりじわりと波状攻撃を仕掛けてくる作家さんだなあと。

この「なつみちドライブ」も波状攻撃タイプでした。

成績優秀なのがデフォという家庭に育ったにも関わらず、3人の兄に対して道春だけが成績不振。
そこで夏休みを利用して広島の従兄弟のもとへ勉強を教えてもらいにいくことになったのだが…。

従兄弟、遊んでばっかりで勉強教えてくれないというやつです。
道春については優秀家族の落ちこぼれだけど、そんなにいじけた子じゃないなという印象でしたが、従兄弟の夏樹の方が…。妹から最初に提示された「ゲイで街じゃすごい噂になってる」という情報がもう特大のラベルで貼られてしまって、受け入れられない状態に。
優しいお兄さんだけど街じゃすごい噂…。勉強も教えてくれて、教えるのうまいけど街じゃすごい噂…。何か新しい発見があるごとについて回る「街じゃすごい噂」。
結局妹情報の真偽が分からないまま、舞台は東京へ。ここで夏樹の広島時代からの友人・豊が登場します。
「おれも夏樹とやったことあるよ」
と道春に言う豊。夏樹のマンションの合鍵を持っている豊。拗らせているらしい豊。
豊のことは何となく分かった。夏樹もことが本気で好きだけど、本気と言ったら今の関係が終わってしまうから言えない。切ないひとなのだと。
しかし、あの台詞は?道春を動揺させようとして言った冗談なのか、本当なのか。BL研究中のわたしには見極められませんでした。
見極めなくてもいいのかもしれないし、そこはさらっと流すべきところなのまもしれないのですが、そこの真偽いかんによって、うちの大切な道春を任せていいひとなのかどうかが変わってくるのです。そのくらいには道春に肩入れ完了しているので気になって気になって。
年齢的に「道春がオレの初めてだよ」なんて言うのは気持ち悪いけれど、無関係なところで遊ぶのと、友達ともできるというのは人格が全く違ってくるわけで。ああ、また細かいことを気にしすぎだ。

同時収録は「あ、その先生がそうだったの?」という発見が最後にある話でした。こちらは軽くさらっと読める感じでした。

結局、どうなんでしょうね?あー、「平気で誰とでもできるのかよ!」「まあ、わりと」っていう会話があったじゃないか、自分!クロだったか。でも道春と出会って変わったのですね!
長々と失礼しました。

0

はじまりは夏休み・・・

「たかが復縁」が良かったので、作者様の他の作品も読んでみたいと思い、今既刊本を読んでいます。

この作品は、夏休みから物語が始まっていくということもあって、なんだかちょっとわくわく感もある楽しい一冊でした。
個人的には、攻め様(いとこ)が実は高校(受け様の通っている高校ではありません)で教師をしているという設定がすごくツボでした。途中でそれが分かるのですが、受け様にそれを明かす時の感じも好きでした。攻め様が眼鏡というのも個人的には嬉しいポイントでした。

同時収録作品はネイリスト学校でのお話。付き合うとかもちろんHまでは至らないまま終わりますが、今後この2人がどうなるかな~と想像するのが楽しかったです。

3

2人とも好印象でした

初読み作家さんです。
表題作シリーズの他に短編が1作品収録されています。
今どきのスッキリ綺麗な絵柄で中身も読みやすかったです。
東京に住む成績の悪い高校生の道春が広島の従兄弟の夏樹の元にひと夏勉強を教えてもらいにやって来るお話。
向かったところは田舎なのですが、この従兄弟はゲイで「色々凄いらしい」という噂まであってやけに垢抜けています。
何かされるんじゃないかと警戒する道春ですが、意外に面倒見のいい夏樹に徐々に懐いていきます。
遊び慣れてそうな夏樹が意外に誠実で男前な所があるのに好感を持ちました。
道春は平凡な高校生なのですが、純粋で自然な感じが可愛いです。

同時収録作品は同じネイルスクールに通う男の子たちのお話。
こちらも可愛くてよかったのですが、これから!というところで終わっています。
クールな水沢君が可愛くなった所だったので、え~!もっと見たい!と思ってしまいました。

1

なつみち

けっこう頑張ってて、けっこう努力してて
一生懸命に見えるのにあほ。。。。悲しい( ノД`)シクシク…
家族はみんなエリート。
「え?なんでそんなこともわからんの?」
そんな家庭に育った受。
このままではいかんと親戚のお兄さんに勉強を教えてもらうことになるのだが~からのお話しですな。
ただのあほかと思いきや、頑張ってても報われていないところが
なんだかちょっと切なくなった。
こりゃ家族も悪いわなというところ。

夏のひととき。
最初の印象はマイナス。
でも日がたつにつれ心を許ししまいには体まで~。
実は実家から徒歩圏内に住んでるのに~な種明かしまでの
部分がすごく好きです。
あの別れ際はなんだったのというww

ほか、ほのぼの短編集。
見多作品は癒されるから好きだ。

2

可愛さに身悶える

最近個人的に集めている見多ほむろさんの本です。
これで既刊1冊を残すのみになりましたが、いまだハズレなし。この本もとても可愛らしく、楽しく読めました。

優等生ばかりの家の中で、身の置き場のない劣等高校生・道春(受け)は、家族から広島の親戚宅の夏樹(攻め)という従兄に勉強を教わるよう命じられる。
着いてみると攻めは町でうわさのすごいゲイ? らしく、受けは戦々恐々。しかし相対した攻めは、受けを川遊びに引っ張り出したり、わかりやすく勉強を教えてくれたり、俺様ながらもとても優しい。そんなとき、攻めに手を出されそうになり、それ以来攻めを意識してしまって勉強も手につかない。どうしようもなくて、受けは東京へ帰ると言い出すが…。


ひたすら受けの道春が可愛かったです。家庭環境のせいでひねくれてるのかと思いきや、全然そんなことはなく、純情で素直。とても好感の持てる受けです。
攻めはすごいゲイなのかどうかは不明ですが、まあ少なくとも普通には遊んでいたゲイで、やんちゃしてた過去もあるみたいです。そんな攻めが一瞬にしてハマるような質の受けの可愛らしさ。顔が可愛いとか、そういう特別な可愛さではなく、普通のまっとうな高校生の、一見平凡そうに見えるけど実は非凡な可愛さ。あざとさはまったくない、100%天然の可愛さ。
いかにも主導権を握りそうな世慣れた攻めが、天然の可愛らしさに振り回されるさまは見ていてキュンキュンしました。

短い同時収録作が1本。
ネイリスト志望の男子同士の話で、エロどころかキスシーンさえないのでどちらが受けか攻めかはまったくわかりません。ワンコな秋山くんと、ツンデレ優秀な水沢くんの話です。
恋愛前夜、みたいなかんじで、この先が読みたいんじゃ! とは思いましたが、ほのぼの可愛くてこちらの話もよかったです。
評価は限りなく神に近い萌×2。

5

前作が…

なんとも評価が割れる作品のまとめだったので。
またも、同人誌はお気に入りもあるし!ってことで、エイヤー!!と購入。

こちらは好みでした♪

勉強のため、田舎の親戚を訪れることになった主人公。
そこには、得体のしれないゲイという噂のある従兄弟がいた。
その男に、勉強と称して子供のような遊びに連れまわされたりして、最初は怪しんでいた主人公が、だんだんと従兄弟に心を開き、コンプレックスもどうでもいいや、みたいな感じになっていくのが良かったです。
そして、やはり、従兄弟の正体が!
個人的には凄くツボでした。

という感じで、BLとしてのノリとシチュエーションはとても好みだったのですが、残念だったのは設定というか現実味が薄いとこですかね。
親戚と疎遠というわけでもなさそうなのに、従兄弟の正体を知らなかったり、正体が「それ」だとしても、夏休みそんな長期間取れないよ!とか。

前作でも感じましたが、設定力が課題の作家さんかも知れませんね。
って、ちょっと偉そうなこと言ってみたり(^^;

2

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