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henai
奇怪的爱
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ちるちる掲示板きっかけでまたまた今作を読み返し♪
現在なるべくレビューの少ない作品からレビューをしているので自然とはらだ先生作品にはレビューをしてない状態になってしまっていましたが、この際なのでレビューを残しておこう!と思います('ω')
もう、タイトル通りなんですが結局この作品に戻って来ちゃうんです、私♡
何回読んだか分からない位読んでいる。これはそろそろもう1冊買った上で電子にした方がいいレベルでのご本がお疲れ具合(笑)
今回レビューをしようと思い他の方のレビューを拝見していて、あの時受けた私の衝撃を一緒に分かち合えるエア同窓会タイムを勝手に楽しみました♪
そして思った事が・・・
今、私は「BLに於けるエロ耐性が付き過ぎた、、、」という事w
多くのレビュアーさんもタイトルに「エロ」への衝撃を語っています。
でも、多分今の私を含めこの作品を読み返す時って、きっとこの作品自体にエロ特化の衝撃より『はらだ先生の刺激』を求めている方の方が多いんじゃないかな?と思うんですよね。
あ。モチロン何回読んでも俄然エロいんすけどね(笑)
で、何でこんなにエロ特化レビューが多いんだろう?と思ってふと作品検索で当時のエロ度高め作品を探してみたんです。
2012年1月~2014年1月のエロ度、エロエロ&変態作品は【428作品】
対して
2021年1月~2023年1月の同条件作品は【822作品】!!!
約2倍…!
そりゃぁこの作品があの当時に放った異才さを書かずに居られなかったハズだ!!
そして昨今のエロが溢れかえった風潮ょ・・・。
エロは好きだけどやっぱり背徳感や倒錯感は薄まってしまう訳だよね。
そしてこんなにエロ耐性が高くなった私でも、数少ない何回読んでも当時の同じ興奮にも似た高揚を味わえる作品、『変愛』
これこそはらだ沼の原点であり回帰。
間違いない神棚作品!!!
これからはらだ作品に出会える未読の方にもきっと今でも刺激を味わってもらえるのでは?
はらだ先生との出会いがこれからある!なんてちょっぴり羨ましいぞーー♡
作家様買いです。この作品ははらだ先生の初コミックスですが、この頃から個性爆発していたとは凄い...。はらだ先生の作品はダークなものが多めですが、こちらはエロがメインなので特に痛々しい描写はありません。全部で5作品収録されています。私は一番後の教室の歪みと放課後の歪みが好きでした。
変愛
こちらが今回の代表作です。いつも恋人の特殊な性癖に付き合わされている男が、ある日普通のエッチをしようと提案します。そして家でエッチをすることになりましたが、結局特殊プレイの方に雰囲気を持っていかれ、仲良くエッチする話です。生徒×教師のプレイが出てくるのでこの話シチュが好きな人にはおすすめです。
止まり木
はらだ先生の作品の1つであるワンルームエンジェルの元となった作品です。ワンルームエンジェルと異なった点は大雑把にまとめると
天使が幸紀さん以外に見えている
エッチのシーンがある
幸紀さんが持ち上げると天使が飛んで行く
天使が帰ってくる
という感じです。この数十ページがあそこまで濃くなって1つの作品として出版されたのかと思うと感慨深くなりました。
メシアの厄日
伝説の舌テクを持つ男が、EDを治してほしいと頼み込んできた男にまんまと抱かれてしまう話です。強気の子がトロトロにされてしまうのが大好きなので、面白かったです。相手の男も悪い人じゃなさそうでひと安心。
俺の同級生が敏感すぎてやばい
俺の同級生が加減を知らなくてつらい
俺の同級生と休み時間の有効活用
3つとも同じシリーズです。エロいことに興味津々な男子高校生同士がフェラし合う→勢いでセックスしてしまう話です。ギャグ調でテンポがよく、エロも多めで人にばれそうなシチュがあって楽しめました。
教室の歪み
放課後の歪み
いつも授業で先生に当てられる男の子が、いつものように倒れてしまい保健委員に保健室へ連れていってもらった後、先生とエッチする話です。ハンカチを保健室に忘れたことに気づいた保健委員の男の子が2人のエッチを偶然見てしまい、先生にエッチを手伝わされるのがエロかったです。しかも男の子は目隠しされてるので、クラスメイトに自分の淫らなところを見られていることに気づいてないのも良いですね。男の子が学ランなのもエロいし、先生が男の子の扱い方が荒めなのも興奮しました。先生は男の子を性欲発散の為に使っているだけなのかと思いましたが、保健委員の男の子に手出さないでねと言っていたので2人は少し歪んだ。形で愛し合っているのが良かったです。
はらだ先生の作品は今まで何作も読ませて頂きましたが、こちらのデビュー作はまだだったなと思いまして、手に取りました。
いや〜〜もう、はらだ節炸裂というか、ほんとぶっとんでてすごいですね。鬼才と評される理由がほんとによく分かりました。私はまだこちらの作品が発売された頃にはBLにはハマっていなかったので、当時のことはよく分かりませんが、BLというジャンルに新しい風穴を開けた、すごい作品なんだろうなぁ、ということが容易に想像がつきます。
はらだ先生、どうかこれからも、ぶっとんだ作品をたくさん書いてください。あなたの漫画が、大好きです。
「やじるし」を先に読み、変愛のカップルがとても好きだったのでこちらも読ませていただきました。
だからね、分かっちゃったの。最初のページからこれはイメクラプレイだって…記憶を消して読みたかったですね。
攻めが普通のHがしたいと言いつつ結局無理やりっぽいプレイになっちゃうの良かったです。
出会って恋が芽生える場面もいいですね!
そこからどうやって付き合い始めたのかなぁ。
この2人にはナイスカップル賞を贈りたい。
そして「ワンルームエンジェル」も既読でしたが、止まり木はまた新鮮な気持ちで読めました。
設定もキャラも大分変わっているので、ほぉ〜、なるほどぉなどとなりながら。
こちらの天使くんはなんだか福々しいお顔で天使っぽく、また違った感じで良かったです。天使のエロもそのミスマッチ感がいやらしくて萌えました。
メシアも展開は読めましたが、キャラが良かったです。泣き顔エロ可愛かった。
めっちゃ怒ってるけど、多分連絡するんだろうな〜笑
続きが「ポジ」の表題作になっているようなので、また楽しみに読みたいと思います。
同級生カップルもまたお気に入りのカップルになりました。
はらださんの作品を全て読んだわけではないですが、割と特殊設定なカップルが多いので、単なる同級生というのがかえって新鮮だし、フツーのDKなんだけど受け君がエロいのが良かったです。
そしてキモ変態教師〜。
受け君もだけど、保健委員君の将来も心配。
女子学生に淫行はたらく教師がたまに捕まってるけど、男子学生はあまり聞かないな〜なんて頭をよぎりました。
短編集でもハズレがないのが作者さんの凄いところですね!
本作が初コミックスだったと知り、驚きました。
はじめからこの完成度の高さ…これは惹きつけられちゃいますよね。
こちらを読む前に『やじるし』や『ネガ』『ポジ』を
先に読んでしまっていて、順番の前後はありますが
他作品に続編が収録されているシリーズものもあったので
他で読んだことのあるカップルのお話が多かったです。
『変愛』
こちらも『ポジ』『やじるし』で登場していた
シチュエーションプレイ好きなカップル。
今回のお題は「教え子に強姦される教師」なのですが、
制服を用意して学校に忍び込んでまでって本格的すぎ(笑)
この二人って実際に元生徒と元先生なんですね。
続編でも名前や年齢など素性はあまり明かされていないので、
この馴れ初めを知ってだいぶイメージ広がったかも。
変態だけど、二人なりの愛があって微笑ましくて、好きです。
『止まり木』
『ワンルームエンジェル』の元のお話と聞いて。
死にかけのクズ男の前に天使が現れて…というあらすじ部分などは
重ねる点も多いけれど、そもそもボリュームも全然違うので、
こちらではクズと天使の背景についてもさらっとしか描かれず、
あくまで二人の関係に焦点を当てた物語となっていました。
こちらの最後は天使は戻ってくるけれど、回復したらまた消えちゃうのかな…
『ワンルームエンジェル』の結末が思い浮かんでしまって切ないなぁ。
『メシアの厄日』
生まれながらに超「舌」技巧をもつ男・救世主(メシア)。
その舌テクで多くの人々の下半身の悩みを解決してきた
メシアの元へやってきた一人の冴えない男。
いつものように「治療」を施すメシアだったけれど…
この攻め、大好きなんです。
パッと見モッサリしてるし、ゲスに違いないんですが、
なんだろう、クセになるカッコよさがあります。
メシアが掘られる過程もほぼ無理やりなんですが、悲壮感なく、
むしろコミカルで、『ポジ』に収録されている続編も一層面白かったです♬
『俺の同級生が敏感過ぎてやばい』/『俺の同級生が加減を知らなくてつらい』
/『俺の同級生と休み時間の有効活用』
エロ盛り真っ只中の同級生の男の子二人がエッチな試行錯誤を
繰り返すうちに結局お付き合いにまで至っちゃう可愛いお話でした。
攻めも欲望に忠実なおバカだけど、なんだかんだ攻めの
謎の言い分に流されて最後まで許しちゃう受けもアホの子でした(笑)
『教室の歪み』/『放課後の歪み』
授業中、問題をあてられるといつも体調が悪そうな男子学生。
その理由とは…
『やじるし』でこの二人のはじまりの短編を読んで
いたのですが、この先生、やっぱりえげつないなぁ。
むしろ、えげつなさが進化している…?
生徒くんが幸せならいいんだけど…先生に愛はあるのかな…
表題作「変愛」をはじめ、エロエロで頭のネジ外れとんのか?という感じの話ばかりです。が、これこそはらだワールド!エロくて頭おかしいのが大好きな私にはたまらない1冊でした。
個人的に好きだったのが「俺の同級生が〜」シリーズ3作です。好奇心からフェラをし合うところからはじまるアホエロ男子高校生2人のお話なのですが、受け(黒髪でパッと見優等生)がとにかく流されやすく、攻め(性欲に忠実なワンコ系 金髪)の口車?にすぐ乗せられてるのが可愛かったです。
どの作品も登場人物の名前が出てこなくて、相手のことを代名詞とか、その人の役職とかで読んでいるのも印象的でした。
「変愛」がずば抜けて好みですが、メシアシリーズも笑えて定期的に読み返してしまいます。余談ですが初期の現実味あるむっちりした体型の、粘度の高いノイジーな絵柄がとてもいい。流行りとは逆行したような、スタイリッシュではないタッチが内容と相まってなんとも言えない世界を織り成していました。絵が上達する経過で線に迷いがなくなると共に、洗練され割とよく見かける絵柄に落ち着いてしまったのがちょっと寂しくはあります。汗や体液、体温が迫ってくるようで素晴らしかったのです。
はらだ先生の『ポジ』を読んで変愛を知りました。
面白い!
ここまでとことんふざけて、エロを追求した作品があったとは!!
『ポジ』に収録されていた、メシアの話も読めます。メシアがネコになった経緯がわかります。
『止まり木』は、絵の感じが少し変えてあり、さらっとしていて、後からじんわりくる作品。攻がクズ。天使に手を出すなんて。。。普通考えないよ。クズだからしょうがない。ほめ言葉です。
『俺の同級生が』シリーズは、この本の中で一番好き。若さゆえの好奇心から、どっぷりつかってしまう感じがたまらないです!
受の子の可愛さも、際立ってます。
『教室の歪み』は、この本の中で唯一のダークですね。先生ひどすぎる。でも読む手を止められない。
どの作品も、人物の名前がない。
レビュー書いていて気づきました。こんなところも、はらだ先生の素晴らしさを感じます。
最新作の「ワンルームエンジェル」を読んだら、当然、再読するよね。
再読してみて初めて気付いたんだけど、これがはらだ先生の初コミックスだったのですね。
こんな最初っから、もの凄い画力だったんだ‼︎ と、まず驚かされる。
修正の甘い、えげつないほどのエロシーンもしかり。
一人一人の表情の細やかさ、仕草、それはコミカルなシーンでも、これでもか⁈ な、丁寧さと
無駄の無い稜線で描かれる。
なんと言っても、まず「止まり木」の愛おしさが胸を打つ。
とても無残で惨虐な物語だとも思うのだけど、そこにある愛はとても美しい。
最新作の「ワンルームエンジェル」と符合する主人公は、チンピラに刺され、降臨する天使と出逢う。天使を連れ帰った 自称クズの男は、「負の感情しか持たない」と言い、唯一の「正の感情」とはセックスをしている時だけだと、天使を抱く。
翼が癒えた天使は天界に帰ろうとするが…。
この大きなテーマをそのままに、さらに壮大な物語に仕上げた「ワンルームエンジェル」。
後にそれぞれに名前が付けられていることすら愛おしい。
あり紗こと 主人公の母ちゃんは、この時、電話の声のみの出演だが、彼女の優しさにもじんわり。
次に好きなのは、「僕の同級生」シリーズ。
黒髪の子の綺麗さが際立つ、その子とするセックスが気持ちいいからエスカレートして行くんだけど、
そもそも性欲処理では無くて、相当、熱烈に、好き同士なんだというのが分かってて。
どちらも言葉にしていないんだけど、読んでるこちら側がくすぐったくなる程にそれが伝わって来る。
だいぶコミカルなので、この本の中で、良い緩和剤の役割をしている。
そして表題作「変愛」
かなりフェティッシュ。シチュエーションエッチが好きな先生に付き合わされている元生徒。
先生は、元生徒の本質を見抜いていると言うのだが。
彼は恋人らしい甘いセックスをしたいし、甘いピロートークもしたいのだ。
けれど、それでは満たされないことを先生は看破している。っていう。
彼が先生に調教されたと見るのが妥当だと思うが。彼等の続編はちゃんと「ポジ」に描かれる。
「メシアの厄日」
これも続編が「ポジ」に編纂されている。才能ある舌使いでお金を取っていたという事が悪いことだと思えないんだが。これまで、ずっとタチ専だったメシアが召し上がられてしまう。
何だろう、ザマァと見るべきなのか。ちょっと頂けない気もするんだな。
「教室の歪み」
これも偏執狂的な愛だと言える筈なんだけど。ちょっと痛そう過ぎて、私は無理。
あと、先生が怖過ぎる‼︎ 好きでヤラレているのは分かるんだけどね。
「ワンルームエンジェル」を読んだら、「止まり木」再読。そしてまた「ワンルームエンジェル」へと。ループ読みしてしまうね。これがはらだワールドの中毒性なんだなぁ。