おもちゃ業界が舞台の十年目の再会ラブ!!

いかさまメモリ 2

ikasama memori

いかさまメモリ 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神40
  • 萌×254
  • 萌35
  • 中立3
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
26
得点
524
評価数
135
平均
3.9 / 5
神率
29.6%
著者
夏目イサク 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+Cコミックス
シリーズ
いかさまメモリ
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784403664052

あらすじ

両想いのはずなのに、すれ違う津田と中野。
そんな二人の微妙な関係に興味を持った津田の上司・佐伯が、中野を連れ出してしまう。
二人を捜して町中を駆け回る津田だけど……?
津田&中野の恋、感動の完結篇と、“永遠のモラトリアム"佐伯の運命の出逢いも収録。

表題作いかさまメモリ 2

おもちゃ関連の下請け会社勤務
大手おもちゃ会社勤務

同時収録作品いかさまメモリ(2)

おもちゃの下請け会社勤務・35歳
大学生・同僚の息子・20歳

その他の収録作品

  • リブート(描き下ろし)
  • ところで数日後(描き下ろし)
  • メモリー更新(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数26

もう怖いものなしだね

 津田と中野は佐伯が一芝居打ってくれたおかげでお互いの気持ちを理解し、大団円へ。津田に彼女をつくられてしまった中野が津田をなかなか信用できなかったのは当然だと思いますが、津田も当時まだ高校生だったことを考えると、中野の心情を把握できなかったのも仕方ないかなと。相手を怖がらせたくなくて一歩引いた結果が彼女をつくることだったんですね。長らくすれ違っていた分、想いが通じ合ってからは甘々なカップルになりそうで、もっと読んでいたかったです。大人な風貌の佐伯が随分年下の康平に恋愛の楽しさを教えてもらう同時収録作も素敵でした。

0

ハピエンが早かったw

中野と津田がくっつくのは時間の問題よね、と1巻を読んで思っていたものの、やはり2巻で早々に両思いになってよかったよかったと思いまして。

その前に、佐伯か中野の肩を抱いている写メを見た津田の顔にわろてしまいww
携帯握りしめてプルプル震えてマジ怒りする津田も笑ってごめんだけどおもしろくて。こういうとこ、夏目先生の描き方がすごく好きです。

やっと告白できた中野が泣いちゃうのもかわいいし。
(毎日 誰かと会えると思っただけで 幸せだったのなんて あの頃だけだったんだ)と思うくらい高校生の時、津田が好きだったんだなぁ、とじーんとしました。

(おれたちはほとんど何も変わっていなくて これがあの日の続きだと言われたら信じてしまいそうだ)と思えたのもよかったねとすごく感じ入ってしまいました。
中野が辛かった10年間が報われたねと思って。古い記憶が今は光っている気がする…ですもんね。

で、さあ!こっからは、らぶらぶなお付き合いする2人が見られるのね!と思ったら…まさかの佐伯編!!(情弱)

佐伯は好きですけども…でも、また津田や中野も出てくるんでしょう♪…と思ったら、ちょいと出だった(涙)
ま、佐伯も運命の相手と出会えて、よかったです。

0

男ってやつは…

察せない。
察したところで見当違いだから事態がより悪化。
言葉が足りない。
でも自分では伝わってると思ってるからフォローしない。

そんな男の本質的なものをひたすら思い知らされました。

10年前に一度だけ寝た相手。
コミュ障の中野の中でトラウマになっていた同級生・津田がまた目の前に現れて…。

という再会もの。
1、2巻合わせてのレビューで失礼します。

いやあ、イライラしました。
結局惚れた方が負けなのか、と。
津田の一挙手一投足にもやもやおろおろ。
津田の言葉でうじうじぐるぐる。
受けが!しっかりと自分を保たないと!攻めが調子に乗るでしょうが!!と、説教をかましたくなる気持ちを抑えるのが大変でした。

理想としては、10年前をいつまでも引きずっているのは攻めであってほしい。
もやもやの原因に気付くのは攻めが先であってほしい。
恥ずかしげもなく死に物狂いで落としに行くのは攻めであってほしい。
そんなわたしの嗜好をすべて逆でいく本作。
面白かったけど、面白い<イライラになってしまったので、結ばれてもいまいち喜べず。
津田はあらゆる面で「男」でした。
察せないし、気付けないし、気も利かないし。
番外編のエピソードを本編に入れてくれていたら、少しは溜飲が下がったのに種明かしは最後の最後なんだもんな…。
中野に情が移れば移るほど「津田キライ」が完成していって、「お前なんぞに大事な中野を渡してたまるか!」という境地にまで達したわたしには、津田とのハッピーエンドはまったくハッピーではなく…。

中野を安心させるためにとりあえず告ってきた子に逃げる前に、もっと考えるべきことがあったでしょうが!とか、もっと伝えるべき言葉があったでしょうが!と思ってしまう。
10年、長いですよ…。
しかも中野の意思表示でその気になって、「思い返せば俺ってずっと中野のこと…」とか言って、全部が「あのときから中野を好きだったから」という風に都合よく塗り変えられていく感じ、やだわー。こういう男、いるわー、となってしまう。

疲れました、こころが。
ハゲ上がるかと思いました。
ここまでイライラしてしまうのも、イサク先生のキャラ作りの成せる技なんですけど、津田、嫌いすぎて…。

さらに最後の2篇が津田の会社の先輩・佐伯と、同僚の息子の話って…。
いや、いいんですけど、佐伯にそこまで思い入れないのにこのCPで締められても…。
この佐伯、中野と津田がくっつくきっかけを作ってくれたひとですが、ここの流れも妙にリアルで、「だって男でしょ」ってなるんです、中野に。
他のBLであれば佐伯ポジのキャラは中野に本気になるところ、佐伯は性別を理由に当て馬には昇格しない。
リアル。
ふらっとくるものの、そこ止まり。
なので思い入れがないんです、佐伯に。
もし佐伯が本気になっていたら、傷心の佐伯にも春が来て良かったねってなるところ、そうじゃないから「どうでもいいキャラのBL開眼でおしまい?」と違和感が募ってしまうんです。
描き下ろしはメインCPだよね!?と期待してページをめくったら、そこにもまた佐伯と康平。まじか。え、興味ない。ごめんなさい。

そんなわけでイライラ+なぜこの2人?という気持ち満載で読み終わってしまいました。
残念だ。懐狭い自分が残念です。

1

あー、かわいいよ〜!と、津田がちゃんと意識するまで。

先輩の佐伯さんの粋な計らいで、ようやく自分の気持ちに素直になれた津田と中野。津田が独占欲を自覚してからのダダ漏れ感がすごいです!イサク先生の攻めはこうでなくっちゃ。めでたし!いや、津田は1巻でまぁまぁ中野に辛い思いをさせたので、もっともっと焦らしてくれても全然良かったですけどね!中野は成長して身体もしっかりしてるかもしれないけれど、高校生のあの頃、かわいい、愛しいと思った笑顔はそのままで。「お前…俺でまだ起つんだな。」と驚いた中野だったけど。いやいや、中野のその表情、一挙手一投足にときめいているのは津田も変わらなくて。多分、高校生のあの頃よりもっともっと好きになってる。というのが見れて幸せな気持ちになりました。
そしてそれは当て馬的な働きをした佐伯さんのストーリーに入ってもそのままです。佐伯さんと話している中野を見つけて、驚いて敵意むき出しの津田とか笑えます。(佐伯さんのおかげで収まったっつーの。)デレデレのメロンメロンです。
一方佐伯さんは会社のみんなで集まったりする同僚上田さんの家で、その一人息子、康平に好意を持たれてタジタジ。チャラチャラしていた佐伯さんに大人のカッコよさを感じていた康平は20歳の若者らしくキラキラと真っ直ぐに気持ちをぶつけて来ます。押されっぱなしの佐伯さんは…。しかし、康平の母が息子を「ジャ◯ニーズ系のスポーツマン」と言ってるだけあって、ものすごく可愛がってる気がする。大丈夫かなぁ…。って、佐伯さん自身も心配してますが、15も年上の佐伯さん…、前途多難な気もします。あと、公園で財布落としてるんだよ、この人!(その件も回収されとらん!)この物語はここで完結しますが、色々行く末が気になります。
描き下ろしの「メモリー更新」にて。津田のメロンメロンの表情も見れるので嬉しい♡

2

気になる続編とスピンオフ

だんだん自覚する津田の回。
二人の関係を進めてくれる当て馬役は、津田の同僚の佐伯。佐伯さんはわざと津田をからかってるだけなので真の当て馬ではないのですが、決めたときの佐伯のギャップが一番萌えた。

佐伯さんでスピンオフないかなー、と思っていたら本当に2巻の後半佐伯のターンだったので、待ってました!という感じでした。
尺の短さのせいか、展開がやや急でしたが、まあ、女性にだらしなさそうな佐伯をなんとかするには、押しの一手の大学生くらいしかないかな?

なかなか楽しめました。

0

その可愛さにきゅんきゅんします!!

良かったー!
中野が幸せになってくれたので、本当に嬉しいです。

前の巻の終わりが違う男性(しかもイケメン)との逃避行?だったので、どうなるのやらと思ってましたが。
そのイケメン佐伯さえもドキッとさせる中野の笑顔が!
可愛くて可愛くて!
誤解が解けた後の津田とのラブラブな感じが良かったです。というか津田の中野好きっぷりがまたいい!
もっと二人の幸せなところが見たかった・・・。

後半はダメなイケメン佐伯とキラキラ王子康平の二人。
正直好みではないなと思ってたんですが、康平の思い込みの強さと、若さ故?の行動力にいつの間にか引き込まれてしまいました。
でもあのままだと、いつか攻受逆転しそうですね(笑)
それはそれで見たいかも・・・

津田と中野の話だけだったら・・・と思わなくもなかったのですが、キラキラ王子も思ったより良かったので「神」で!!

それにしても、私はほぼ津田視点で中野を見ていたことに気づきました・・・中野の一挙一動に津田と一緒にきゅーんとしてました(笑)
だって可愛すぎる!!

5

「あ~カワイイよ~」

・・・と思わず攻め様と一緒に叫びたくなるぐらい二巻の受け様も表情や態度がとても可愛いです(あ、もちろん女っぽいとか、ショタっぽいとかいう可愛さでは決してなく)

一巻でもどかしぃ~状況で終わり(というか、ずっとずっとひたすらもどかしい二人でしたが)、二巻に入り割とすぐにお互いの誤解が解け、気持ちのすれ違いも解決し想いを伝えあって無事両思いに!!

両思いなったあとの受け様のマンション前での二人がこれまた微笑ましくて・・・
壁ドンキスもあってキュンとしつつ・・・
実はまだ受け様の中で残っていた誤解があって、それを言う時の受け様がまたとことん可愛い!!!

この物語はもうひたすら受け様がピュアでかわいい!!!の一言に尽きます。
だからこそ両思いになれて本当に良かった!!!

ちゃんと気持ちを伝え合ってからのHも初々しくて萌えます。
高校時代に一度しているとはいえ、あれは失敗に終わっているだけに、今回が初Hのような感じです。

後半は攻め様の会社の女ったらしな佐伯さんと、同僚の息子さんで男前王子系キャラの康平との物語。
こちらは受けキャラが男前で、ひたすら潔くって、攻め様のダメ男っぷりが際立ちます。

0

思った以上にあっさりw

津田圭介×中野翔のリーマンもの第二巻です。
前回、中野が津田から逃げようとしたところで終わりましたがその後は、特に波風が
立つこともなくサラーっと終わりました。
思った以上にあっさり終わってしまってちょっと物足りませんでしたね・・・

しかし佐伯はいい奴だと思います(*'ω'*)
佐伯がいなかったら津田と中野は付き合うことはなかったんじゃないかなぁ~と

リーマン:佐伯×大学生:上田康平です。
津田×中野では、当て馬だった佐伯の救済作品?です。
同じ職場の上田さんの家で飲み会をしていたら福ちゃんが結婚するという報告があり
ショックを受けてビールを取りにいくと行ってキッチンで康平と会います。

元々顔見知りだったけど、そんなにしゃべったことがない感じだったのに
ある日突然、康平に告白をされるというびっくり体験をした佐伯ですが、
なんだかんだでいい関係になっていました。
ていうか康平の王子力が本当にハンパないですね!

腐女子になりたての頃は康平みたいなキャラの攻めが好きだったのが
嘘のようですね(笑)

しかしこのあと上田さん(母)に言えたのかどうかが気になりますね!

0

やっぱり中野くん可愛い

学生時代一度だけ関係をもった津田くんと中野くん。
それから10年の間忘れようとしてもなかなか忘れられなかった中野くんの前に
取引先の担当者として突然現れた津田くん。
なんとか普通に仕事として、接しようとしてもうまくいかず
とうとう10年間の思いをぶちまけてしまいます。
「ずっと友達でいたかった・・・」
あのときHしたりしなければ、こんな気持ちにならずにいい友達でいれたのに・・・
「この前のことは忘れて・・・これからは、ただの友達として付き合っていく・・・」
と津田くんに伝えた中野くんでしたが、そんなことはできるはずもなく
いろいろ悩んでいたときに、津田くんの同僚の佐伯さんに相談にのってもらいます。
結果、いろいろありながらもお互いの気持ちを素直に確認でき津田くんにやっと「好き」と言えた中野くん。可愛かった~(#^.^#)
BL作品で、男性が涙するところに毎回きゅーんとなってしまう私なので
今回の中野くんの、告白しながらの涙に萌えました。
もう、ここからは津田くんデレデレで10年ぶりのHはとても愛のあるもので幸せな気持ちにさせてくれました。

2巻の後半は2人の愛のキューピットになった佐伯さんのお話です。
佐伯さんは35歳独身、津田くんの同僚です。
なぜか仕事中は、髭もそらず髪はぼさぼさの寝起きみたいな人ですが
夜の街に出るときには、スーツでビシッと決めていて、カッコいいんです。
遊ぶ彼女はいても、結婚にまで至る彼女はいまだなし。
そんなとき、同じ会社で事務をしている上田さんの息子(高校生ジャ●ーズ系のスポーツマン)に告白されます。もちろん最初は断った佐伯さんですが
なんだかんだと結局は付き合うことになり結果ハッピーエンド。

年下の彼に押されっぱなしの佐伯さん、なかなか可愛いです♪

2

10年間の想いがようやく…!

イサク先生の作品の中でも、「いかさまメモリ」は群を抜いてせつないお話です。
発行ペースがゆっくりめな雑誌(Chéri+)での連載だったため、第1話からずっとハラハラしながら読み続けてきた私にとって、やっとやっとで迎えた第6話でした。
10年前、まったく悪気も自覚もないまま中野をひどく傷つけた津田、10年間、辛い気持ちを誰にも言うことが出来ず癒すことも出来ないまま過ごしてきた中野、とことんすれ違い掛け違ってしまった2人が、やっと想いをひとつにしたシーンは泣かずには読めませんでした。
この作品は、全篇を通してモノローグがとても素晴らしいですが、6話でもそれが十分に発揮されていて、何度も繰り返して読みました。

津田×中野のあとは、2人がくっつくきっかけとして活躍してくれた、佐伯のお話。
津田×中野篇では結構かっこよかったのに、残念な展開ばかりの佐伯に、笑いつつも個人的に身につまされるところも多かったり(笑)。対する康平は、きらっきらの王子っぷりと隙のないイケメンっぷりが素晴らしいです。佐伯はずっと康平には勝てなそうな気がします(笑)。

②は描き下ろしがいっぱいでお得な巻ですが、最後にある津田×中野の描き下ろし「メモリー更新」が特に大好きです。最後の最後、津田のモノローグが、本当に本当に心に沁みました。ずっとこのまま、幸せなバカップル街道を突っ走るといいなあ…! と思います。

1

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