条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
bright prison
気になってはいたのですが巻数が多くてなかなか手を出せずにいたところ、コミックスでチラ見して好きな雰囲気だったので、読んでみようと一念発起!
そうしたら、すごいすごいすごい!作り込まれて完成された世界観がめちゃくちゃ面白くて唸りました。
実は血の繋がりがある者どうしの性行為は私の地雷なのですが、それでも続きが気になってこわごわ読み進めてしまう、ページをめくる手が止まらない。
最後の椿姫の心の声、結局受けと攻めは本当の兄弟じゃなかったってことで安心していいんですよね・・・?
驚愕の事実や謎が次々出てきて、気になる脇キャラも多く残ったまま。
物語内の教団組織そのものが私にとっては地雷の巣窟に違いないんですが、読みたいという葛藤が止みません。こんなことってあるんですね。地雷なのに!
ずっと気になっていたシリーズ。
訳あり宗教団体の閉塞的な学園で繰り広げられる禁忌的な愛。
まだまだ序盤だがこれからいろんなキャラクターの愛憎が渦巻きそうな波乱の始まりとも言える第一巻。
とにかく常盤のかっこよさが際立ち、薔の成長しきれない少年らしさとの対比が良い。
中盤から頭角を現すが如く強烈な印象を与えてくれる椿の存在。
彼の怪しくどこか危なげで憎悪さえも感じる言動のどこかで物悲しさを含む魅力的なキャラのおかげでストーリーの重厚感が増している気さえしてしまった。
ラスト数ページで今までの流れが大きく変わりそうな予感から次巻を読むのが益々楽しみになる程に惹きつけられた。
読者の心をつかむのが上手な作家だなと感じた。
積んでた作品ようやく読み始めました。
コミカライズの冒頭読んだら
読みたくてたまらんかった(*´∀`*)
儀式とか強制とか生意気とか抵抗むなしくとか
全体的に好きな要素てんこ盛り。
蓋を開けたら更にカオスで一気に読んだ。
しょうみ「俺、好きなんだ。。。」のくだりに
チョロいな、思うたのは確かだが
閉鎖された世界の中で強烈なインパクトを持つ相手
憧れなり畏怖なりライバル心なり
なんらかの興味の強い相手だからこそ
と考えを深めれば股萌が増す
というか、清廉潔白だとおもうてた信仰団体が
実は淫猥教団て設定だけで笑う
運命の悪戯ともいえる二人の生い立ち然り
月に一度だけの関係然り
幼子の姿を未だに脳裏に抱きつつな背徳行為然り
トキメキ要素満載でございました
次も楽しみ
個人的にはあのゴツい子のハジメテを
どっか番外編でも読めたら嬉しいんだけど
まぁ流石にそれはないかなぁ
単に学園ものでファンタジー要素があると思っていなかったので、序盤では世界観を掴むのとそこに馴染むのに少し時間がかかりました。冒頭のシーンもメイン2人が既に出会っていて、主人公である薔が常盤にかなり反抗的な態度をとるところから始まるので、1巻で合ってる?と戸惑ったくらいです。が、読み進めるうちにこの世界の肝となっている怪しげな宗教については謎が多く疑問符が浮かんでばかりなものの、常盤と薔の関係性には不思議と惹かれてしまいました。
竜虎隊という厳めしい組織に属し、軍服軍帽という出で立ちに警棒まで所持し、身分も高く一般生徒達から遥か彼方の存在である常盤ですが、ハイスペック攻めにありがちなクールな印象、傲慢な印象は最初からなく、情が深い人なのだということが透けて見える人物なんですね。特に対薔にそういう空気を醸し出すのには深い理由があるのですが、その理由についても、そんなに長年1人の身を案じ続ける一途なところにグッときました。自分に懐く子供を素直に可愛がるところも素敵。
対する薔も、見た目、性格に女々しいところがなく、杏樹や椿との対比もあるかもしれませんが、中性的だという描写がほぼないところが受けとしてとても好みでした。常盤の特別になりたいあまり、二転三転する想い、矛盾する想いが丁寧に書き出されていたと思います。彼の心情描写にもたくさん共感できました。脇役では早々に離脱してしまった白菊のことが気になります。
とりあえず、今3巻まで読みましたが、幸せな時間が短すぎて辛いです。
個人的に幸せハピハピエンドが好きなので、こちらの作品はほんとにもう試練試練試練幸試練みたい仕上がりでして、長く続いてるし面白いんだろうって、気軽に手を出したこと後悔してます。
続きが気になりすぎて、現在出ている巻あらすじを読みましたが、この先も苦難と試練と困難が続いて行くと思うと手が止まってしまいます。
ただ、オリジナルの世界観で、作り込まれてて、めちゃくちゃ面白いんですよ。読んでる最中は、私も王鱗学園の生徒のような気持ちで生きていけるんですけど、主人公2人だけでなく取り巻く人々も誰一人幸せじゃなくて、もだもだします。
それだけ、犬飼先生の世界観が秀逸ということです。
最近、朗読劇を拝見する機会があったのですが発売時に一度読んだキリだったので違いを知りたくて再読しました。
実は犬飼先生の作品は「暴君竜シリーズ」が大好きなので、ブライト・プリズンシリーズはいまいちハマり切れて無いんです。それに二巻までしか読んで無くて積んでました…。先生ごめんなさい。
そして一巻を読み終わった時点でも、面白いけどそこまではという気持ちです。ああ、そうだこういう内容だったと思い出す反面、えーそうだったっけと驚愕した場面もありました。
幸いにも全てレビューしてないので、自分の気持ちがどう変化して行くのかを評価に出来るのが楽しみです。
二巻まで読んだ過去の印象は椿が悪人のイメージしか無かったのですが、一巻を再読しての印象はあまり好きなキャラじゃ無いけどお気の毒さまといった印象で、薔のキャラが元気良過ぎてあんまり好きになれなかったです。
それと常盤の薔との関係に対する抵抗感が、椿と薔の様にあまり理解出来なかったです。
それは多分彼等の本当の関係を知ってるからなのだと思いました。再読ですからね…。
小説はあまり読んでこなかったのですが、少しずつ読んでいる中の一冊。
他に読んだ作品よりも言葉選びが重めでしっかりめの文章だったかと思いますが、先が気になりすぎて爆速で読んでしまいました。睡眠時間なくなっちゃった……。
とにかく最後の1ページでそれまでの苦悩がひっくり返されて、またミステリ要素が出てくるという展開に、やられた〜と呆然。そうじゃないって思わせといて、結局そっち!? 的な。してやられました(笑)。
今後の展開もめちゃくちゃ気になるので全部買って読もうと思います〜面白かった〜!
ネタバレをなるべく見ないで読んでほしいので、たくさん書いた感想を泣く泣く削りました…。
いつもは攻めが執着しているものしか読まないのですが、趣向を変えてチャレンジした作品です。
タイトルが有名でシリーズも多く出ているので、あらすじとレビューを読まずに購入しました。
まずは独特な世界観に驚きました。
やっとこの世界観についていけた…と思ったのは、3/1を読み終えた頃。
私があまり読み慣れていないのもあり、この世界のルールなどに主人公と一緒に慣れていったという感じです。
また、良かったのは最初に載せられている主要人物の紹介ページ。
そう…助かったのですが、名前と共にキャラの説明があり、それが逆にかなりのネタバレでした…。
ですが、このお話はネタバレなしで、あまりレビューを読まないで楽しむのが私のオススメです。
でも!!じゃあ、どんな作品なの?と聞かれ、あえて言うなら!
”受けの攻めへの思いが一途で、片思いの感情がリアルでこちらも思わず応援したくなるような気持ちになれる”作品です。
攻めの方が受けを溺愛するものばかり読む私には、とても新鮮でした。
正直、普段攻めからの愛情が当たり前、と思っている私は何度か辛い場面で途中、読むのをやめようかと迷ったりしました…(笑)
けれど、まだ読み切らないところで次巻を買うことを決めた本でもあります。
攻めから愛を貰ってばかりの小説もいいですが、たまにはこういった小説もいいなと思わせてくれた有難い作品です。
ずっと積んでいましたが、新刊が出たのもあって読み始めました。
信仰、龍神、神子、近親相姦?……様々な要素が複雑に絡み合った、謎だらけの展開。
とても面白いのですが、それ以前にあまりの理不尽さに腹が立ってしまって……
自我が芽生えたか芽生えないかくらいの年齢で親から引き離され、決して出ることのできない場所に囲われる。
大人になるまで外の世界を知らないまま……
そして、特別な生徒である贔屓生とは、男に抱かれて龍神を下ろす存在で……
と、これらのどこに本人の意思が反映されるのか?
ただ、主人公の薔が心が強い少年で、唯一そこに救われました。
覚悟を決めた常盤、真相を知る椿、常盤の本当の弟・剣蘭、薔を弟として可愛がる楓雅……と、登場人物がみな主役級の存在感!
とても憤るけど、謎を残した終わり方が上手いと思いました。
表紙絵が綺麗なのと、HONTOで8/28から9巻全部が半額になったので、買いました。このシリーズは、退屈しない、面白いです。
エロ描写部分が長すぎない。長いと飽きますが、これはホドホドのBL要素を土台にした学園サスペンス。
「続きは次号へ」といい所で終わるので、次を読みたくなる構成。
宗教団体信者の子弟だけが入れる、特殊な学園。
3才で入園して、名前を与えられ、外部遮断を施す洗脳教育。卒業後の子弟の結束は、実の家族以上になる・・これって、華僑の結束よりスゴイですね。
与えられる名前で、その子の資質や家が持つ教団内の影響力がある程度わかる。
薔薇を意味する薔は、期待を込めて付けられたものだった。
学力は、目立たないように工作して一位にならないようにしているし、容姿も本人は平均以下だと思って、自覚が無いけど人気者。
常盤の弟は誰なのか、椿姫がキーパーソンとして1巻は〆ていますけど、常盤はそんなにアホじゃない、という流れに行くようです。
https://www.chil-chil.net/seriesDetail/group_id/4395/ のガイダンスは、内容の魅力と面白さが分かりやすくまとめています。
この作家さんを読むのは初めて。
フレブラの挿絵の人だし、シリーズ物を追うのが苦痛にならないなら、という友人のおすすめ。
大昔のJuneでも通用しそうな耽美な設定ですが、古くさいのが一周回ってレトロおしゃれ? ラストがクリフハンガーで、続きが気になります。ただ、おしむらくは、萌えがなかった・・・・・受けも攻めも、どちらも好きになれない。脇キャラがいっぱいいるので、読み進めたら好みのタイプがみつかるでしょうか
表紙に惹かれて購入しました。
こういう普通じゃない感じの学園ものが大好きです。私は覚えが悪いのでこれ誰だっけ?と思うことがあったのですが、初めのページに登場人物紹介があったのですぐに思い出すことができたので良かったです。
何度もハラハラさせられたり、はじめの方は常磐の思っていることが全然わからないしで気になりすぎて一気に読んでしまいました。
ほかの登場人物も、いい感じの雰囲気が何組かいて······。
椿がお気に入りで剣蘭との絡みがとても気になりました。
あとがきでシリーズものと知って飛び跳ねるくらい嬉しかったです。はやく買いに行きたい。
いやー凄かった。流石耽美を追求するBL小説は伊達じゃないなー。怒涛の厨二設定×厨二展開にクラクラしてしまった。 途中で脳内が麻痺し出したけれど、後半も目まぐるしい展開にガツンとこられて酔い気味です。世界観にぴったりの美麗なイラストにも酔いが助長されます。
こういう背徳感あふれるダークな内容や、細かく作り込まれた設定や情報を最大限に詰め込めるのは、小説というコンテンツならでは。二巻がとても気になる終わり方だけれど、他の小説でお口直ししようっとww
今後一巻で広げられた風呂敷がどう畳まれていくのか気になりますが、一巻での掴みはOKだな。読後も脳内で耽美世界の妄想が止まらない。
「暴君竜シリーズ」が面白かったので、「ブライト・プリズン」も気になってしまい、読んでみたらこちらも中毒性が高くて嬉しいビックリでした。
暴君竜シリーズは「竜」、ブライト・プリズンシリーズは「龍」が出てきますが、漢字の違いをつけた事に何か意味はあるんでしょうか?
宗教集団の信者の子供(男子)が親元から離され強制的に入学させられる学園内でのストーリーで、表向きは健全な宗教集団ながら、一部の人間しか知らない実態は龍神のために男と性行為をしないといけない役目の神子を選出するための学園でした。真実を知った神子候補の贔屓生は驚愕して拒否したいと思ったり、それでも神子になりたいと思ったり人により様々でした。
一般の信者には神子は尊敬されているはずですが、事情が分かると…なるほどタイトル通り「輝かしい刑務所」だなって思いました。タイトルの意味が深いです。
その神子候補を支える竜虎隊隊長、常磐は15年前に離ればなれになった弟を探しています。
読み進めていくと、常磐の弟が誰か問題では、黒と思ってたのが白だったと言うミステリー小説の雰囲気あり、薔と竹蜜の取っ組み合いの場面では、あっちも嫉妬してたと思ったら、こっちも別口でお互いに嫉妬してたという対比ありで、ストーリー展開も心情表現もおもしろいです。
主役CPは常磐×薔なんですけども、みんな魅力があるので、話の続きと共に他のCPの動向も気になってしかたありません。剣蘭×椿では椿になつく剣蘭がかわいくて、薔×杏樹!?になりそうなシーンも妙にドキドキし、風雅と薔も良い関係で…でも私がこの巻で一番気になったのは少ししか出てこなかった柏木×白菊でした。
既刊は既に何冊か出ていて、展開は大分進んでいるとは思うので読み進めていきたいです。
犬飼のの先生大好きです!中でも学園物が好きで、暴君竜シリーズも面白くて気になりますが、ブライト・プリズンはそれ以上に好き。小説の中では1,2を争う程好きです!
竜神を崇める淫祀教団の(男娼まがいの)神子を発掘するための学園で育てられた受・薔と神子を発掘する実動部隊、竜虎隊隊長攻・常盤
媚びたところはないのになぜか色気がある薔と、雄としてのフェロモンダダ漏れの常盤。
こんな魅力的な二人が主人公なのでドキドキするのはもちろんですが、嫌味な程完璧な容姿をもつ当て馬・椿の存在が最高。
世間知らずの初々しい薔をネチネチと心理的に痛めつけ(薔が勝手にドツボにはまっていることも多いですが)常盤には元カレという利を生かして色仕掛けで迫ってみたり、気遣いのできる有能な側近であったりして、二人に揺さぶりをかけなからも、自らは前世に捕らわれ、本物に心から欲している人を素直に認められないというかなりの屈折した性格の持ち主。
私の持論では、当て馬が魅力的であればある程話が面白くなると考えているので(笑)椿の動向が気になります。
素直じゃなくて、意地っ張りで、勝ち気で、皮肉屋だけど、本心は一途な美人受け大好きな私。椿大好きです!続きが早く読みたいです、!
既刊5巻まで一気読み。
これ、まだまだ続くんですね~。すっかり5巻で解決するものと思っていて、え~!?これからどうなるの~!続きがすぐに読めないなんて辛すぎる~!!となりました。
特殊な教団の学園=閉鎖空間もの
降龍の儀(エッチ)を行わないと死ぬ=タイムリミットもの
が、合わさって、それはそれはハラハラドキドキの連続です。
主人公の薔(受け)は、少年らしくまっすぐ、かつ、かなり直情型の性格。何かあるとすぐに飛び出して走ります。(笑) 性格にあまり遊びがなくて(まっすぐ過ぎる)、グルグル考え込んだりもしますが、出した結論にはまっすぐ一直線!常盤(攻め)を好きでいることにも迷いがありません。
一方の常盤(攻め)は、薔よりも12才も歳上なうえに、外の世界で育っているので、薔だけを大切にしているわけにもいきません。もちろん、薔が一番大切なんですが…。自分が常盤よりもさらに歳上なせいか、彼があちこち惑うのも分かる気がします。薔を守るために、常盤には考えなくてはならないことがたくさんあるし、いろいろな出会いもあるからです。
そして、一番分かりにくい性格の椿さん。高すぎるプライドが邪魔をして、外からは行動も言動も理解しにくい人になっちゃってます。たぶん、根は優しいし、本当は清廉潔白に生きたいんだろうなぁ…。
この3人の愛憎劇や、神子候補の少年たちの葛藤、彼らを取り巻く様々な思惑、教団内のドロドロなど、濃密に絡み合った人間関係も読みどころ。
個人的には、常盤(攻め)が教祖になり、教団をぶっ潰してくれると信じてます。常盤と薔だけが幸せになってハッピーエンドではなく、紫苑のような存在を今後作らないためにも、教団を解体して欲しい!常盤ならできる!
欲にまみれた人以外、みんなが幸せになれる結末を楽しみにしています。
気になりつつも手をつけていなかったこのシリーズ。既刊全て読了した記念にレビューします。
主人公・薔たちが通う私立王燐学園は龍神を祀る八十一鱗教団という宗教団体が運営している全寮制の男子校なのですが、ここから色々なトンデモ設定が湧いてきていてシステムを理解するのに少々時間がかかりました。贔屓生?龍虎隊??神子ってどういうことーー???と理解力の乏しい私は序盤の方で早速頭が混乱してしまったのですが、ストーリーにぐいぐいと引き込まれてあっという間に読み終えてしまいました。犬飼先生さすがです…!学園ファンタジーと銘打たれていますが、舞台は一応現代日本。しかし、高い塀に囲まれて外界から切り離されたも同然のこの学園の中は時代遅れとハイテクノロジーが混ざり合った非常に奇妙な空間です。敷地内の施設のセキュリティーなどは現代並みにハイテクなのですが、その外では交通手段として未だに馬が使われたりしていて…想像してみると少し笑ってしまいそうですがその独特な雰囲気がこの作品の世界観とマッチしているのです。さて、肝心の内容ですが、5巻まで読んだ後もう一度1巻に立ち戻って読んでみると薔くんの成長ぶりが実感できてとても感動しました!最初の頃はまだ苦労知らずの子供っぽい性格で他人に対しての興味も薄い子だったんですね〜でもこれから常盤との愛や椿への嫉妬、他の贔屓生との友情?を知って薔くんは段々と精神的に成熟していきます。また、常盤との関係についてですが1回目の儀式の時はまだお互いの過去のことや秘めた想いを分かち合っていないので、エッチも愛が感じられないレイプまがいのものなのが悲しいです…薔くんとっても痛そう。
なんだか備忘録のようなレビューになってしまいましたが、久しぶりにどハマりしたBL小説なので未読の方には是非是非オススメしたいです!かなりおもしろいですよ^^
好きな作家さまのを、今更読みました!
スッかスッかのページが無い!(あえぎ、などで…)www
情景がハッキリ浮かびます。
(妄想できますww)
ただ、登場人物が初っぱなから多い(^^;
時間のある時に一気に読み、満腹になれる作品でした。
竜虎隊隊長の常盤と王鱗学園高等部3年の薔。2人を中心として動いていく学園ファンタジー作品。薔は特権が与えられる神子候補にあがる。しかし学園に隠された神子の行う儀式とは。。。
最後の最後まで油断できない素晴らしい作品です。読み進めて見えてくる背景が学園と思えないほど広く楽しい反面、脳が広い物語に追い付けない瞬間が何度かありました(自己責任ですね(笑)何度も読んで納得することも⤴︎)シリーズ作品の1冊目でありますが、のの先生の現実にありそうで無さそうなファンタジーの世界がとても楽かったです!
シリーズ5巻を呼んで、久しぶりに1巻を読んでみました
。完全に5巻まで読んだうえでの感想なので、読まれてない方はスルーしてください。
なんだか薔がとても未熟で若くて驚きました!常盤に対して、初めはあんなに反抗的だったのね... そして自分でも常盤への憧れに気づいていないという笑
初めのエッチシーンはなんだか可哀想でしたね...。でも、薔がちゃっかり常盤の神業に感じちゃってるのが健気。常盤も、弟じゃないと分かればすぐ抱いちゃう辺り、悪い男ですね。でも、弟じゃなくても薔のことは特別だし、彼に惹かれてたんだと考えると嬉しくなります。後で、弟だとわかってめちゃくちゃ後悔するわけですが、これがないとBLが成り立ちませんものね。こうして常盤の欲望のおかげで、薔は毎月男に抱かれないと、死ぬという身体になりました。笑
薔くん、悩んだら走り出す癖、この頃からあったんですね。5巻でも走り出していましたが、読んでいる側はハラハラするので自重してほしいです。笑 でも可愛いから許す。笑
そして楓雅さん、この頃から椿に対する想いを微妙に表していたのですね。そして薔に対しても、今だから微笑ましく読める場面が沢山ありました。
一方の椿は.....常盤と別れ、未練も無く剣蘭に抱かれろと彼に命令されて辛そうでした。常盤もそう考えたら酷いやつですね。椿が常盤のことを本気で愛していないことを知ってあっさり別れてしまうとは...。でもまあ、薔と惹かれ合う運命だったのかもしれませんね。
レビューというか、独り言に近い形になってしまいました。1巻だけだと、よくわからないことが沢山ありますが粘り強く読んで行けばこの世界の魅力にはまっていきます。ぜひぜひオススメのシリーズです。
とても面白かったです。最後までノンストップでした。
なんだか豪華でとても美味しい料理を食べた気分です。
ただ、このお料理はお腹に溜まる感じがします。
シリーズ物なので、このままメインディッシュが続くと思うと現時点であと3巻あることがちょっとしんどいです。
腹に溜まると思ったのは、舞台である八十一鱗(くくり)教団の真実の姿(暗部)が想像以上に重そうだということ、登場人物達の感情が苛烈であること、
そして、攻めの常盤(ときわ)の描写が都合の良い部分ばかりではないということです。
それは、彼の"強者で大人である"所の傲慢さも書かれているということです。
普段だったら、当て馬に対して邪魔者か悪者として見てしまうことが多いのですが、今回は常盤も常盤だよ…と思ってしまいました。
裏を返せば、守られる側の勝手な期待もあるんだなと気づかされました。
薔は今は守られる側だけど、彼自身は守っていく側だと思うので伸びしろのある彼の成長が楽しみです。
これからヘビーなことが待ち受けてそうな予感がしますが、この2人はどんなことがあってもお互いの手を離すことはないだろうという確かな絆があるのが救いでした。
兄弟愛からはじまっているのも個人的にめちゃくちゃ萌えました。
特殊な世舞台設定の時点で好き嫌いが分かれそうですが、個人的には特殊な世界感であるからこそ綿密に練られている設定にワクワクしました。
これからどんな面白い世界を見せてくれるんだろうというワクワク感です。
いつもとは違う濃い物をガツンと頂きたいという人にはぴったりだと思います。
世界観などの作り込みはしっかりとしていて、情景などは浮かびやすかったのですが、肝心の恋愛要素的な部分がいまいち萌えられませんでした…私が普段、20代以上の大人の話が好みのせいかもしれませんが、主人公の薔の言葉や行動がおこちゃま過ぎるように感じてしまいました。それと、学園もの?なだけあって登場人物が多かったのですが、どの人も少しずつのエピソードがあり、しかしそのせいで逆に誰一人掘り下げて見つめていないような感じがしてしまいました(情景も人物も、盛りだくさんな印象です)シリーズ物であるがゆえに引っ張ったのかもしれませんが。でも、あれだけ登場人物が多くても誰が誰だか分からないということは無く読みやすい作品です。
椿だけは色っぽくてとても好みだったのと、彼が知っている秘密が気になったのですが、それだけの為に続きを読もうという気にもなれず、またこの一巻だけでもそれなりに満足してしまった為、この先を読み進めることは無さそうです。厳しい評価ですみません。
わかりづらいが、薔が常盤に感じているのは、男として(仕事で認められて)対等にあなたの隣に立ちたい、という種類の感情なのだろう。
WJ系パロのライバル+αなやおいも好きですが、このパターンのBLもまた良いものです。
一気に読めるということは面白いのだろう。
妄想力の賜物としか言い様のない突き抜けた設定。
龍神はいるんだね。いるから、本気で信じているんだね。
いまいち不完全燃焼なのは、最後の絡みが濃いものではない&ハピエン感がないから?
しかしラストで次回作への期待を煽る!
独特の単語で濡れ場を書く人だけど、今作はそれほどエロくないですね。
そういうことがありました、というだけでポルノとしてはいまいち。
まあBLはポルノではないが…?しかしBLとしても…?
特殊設定の儀式としての絡みなのでなんとも評価しづらい。
耽美風味小説としては楽しめる!
表紙の美しいイラストに惹かれて購入。
犬飼ののさんの作品を読むのはこれが初めてですが、まず独特の世界観に引き込まれました。
俗世間から隔絶された箱庭学園というのはBLではよくある設定ですが、細かい背景や関係性が作品の中にこれでもかというほどびっちり詰まっていて読みごたえがありました。複雑な設定や用語が多いですが楽しく読めました。
気楽に読むというよりはたっぷり時間をかけて気合いを入れて読んで、読後はその世界観に耽溺したい一冊です。
評判の作品なのですが、犬飼さんはあまり萌えるタイプじゃない作品との出会いが多かったせいか手を出しそびれている間に続々とシリーズ化されレビューを見ているうちに読みたくてしかたなくなりました。
というわけで思い切って現在の最新刊4巻までまとめて買ってしまいました。
なので、余計にどっぷり浸かり早く続きを読ませてください〜と切望しています。
この第1巻では、龍神を信仰する無垢な少年たちの成長物語かなと思っていたらそんな簡単なものじゃないらしいことはすぐにわかりました。
登場人物たちの数が多いのですがキャクター設定も詳細で深みがあるせいか、混乱することなくサクサク読めます。
私は人が多く設定が複雑だと、名前が覚えきれなかったり関係性や言動など混乱して何度か前に戻ったり見直すことが多いのに、この作品では全くそういうがなく、どんどん引き込まれていき厚めの1冊を一気読みしてしまいました。
またのこイラストがいいんですよね。
彩さんはF&Bでもその世界を一段と鮮やかに表現してくださいましたが、ここでもただでさえ面白い作品の世界観を倍増させたと思います。
衣装も素敵です。高校の制服もですがなんといっても龍虎隊の軍服チックなかっちりとストイックさと妖しさがいいです。帽子とロングコートに萌えました。
評価は当然神ですがそれを超えるので、小説に神+イラストにも神で、神×2を捧げたいです。
贔屓生2組の竹蜜という名前から竹光を思い浮かべてしまいましたが、そこにも意味があったとは、そいう細かい部分にも小さな伏線があるのかと感心しました。
最後に発覚した椿が知っている秘密が気になります。
なんで?誰がそうしたの?
もちろん他にも伏線や気になるあれこれはたくさんあるので、とりあえず2巻読みに行きます。
◆あらすじ◆
龍神崇拝の教団が経営する全寮制の学校に暮らす、主人公の薔(しょう)。
外界と完全に遮断された世界であるこの学園の運営を任されているのは、「竜虎隊」と呼ばれる教団のエリート青年組織で、その隊長の常盤(30歳?)を強く意識している薔は、事あるごとに常盤に反抗的な態度をとります。
しかし、何故か常盤の薔を見るまなざしは優しく…
そんな中、18歳になった薔は特別待遇の「贔屓生」に選ばれ、初めてこの教団の、淫祀教団としての実態を知ることに。
「贔屓生」からさらに「神子」と呼ばれる龍神の愛妾に選ばれれば、龍神の神託を得たいと望む不特定多数の男たちに抱かれる日々が待ち受けていると知って、どうにかその運命を回避しようとする薔。
一方、常盤は、薔が生き別れになった弟ではないかと疑っていて…
果たして、常盤の弟とは誰なのか? そして、同性愛禁止の教団の中で、互いに惹かれあっていく常盤と薔の禁断の恋の行方は?
龍神のハーレムで禁忌を犯して愛し合う常盤と薔の、年の差ラブ・ファンタジーです。
◆レビュー◆
とても設定に凝った作品なのですが、特殊設定を剥ぎ取ってしまえば、龍神のハーレムの住人である薔と、スーパー攻め様の常盤が、禁忌を犯して愛し合うというシンプルなストーリー。二人が実は血を分けた兄弟かもしれないという二重のタブーが存在するにしろ、王道の年の差ものです。
ただ、とにかく設定の面白さと新鮮さに、ぐいぐい惹き込まれます。
高い塀に囲まれた学園の中は、特異な宗教観が詰まった、神の箱庭。
生徒達の制服はブレザーにネクタイと普通の学園もの風、竜虎隊の隊服は軍服風(聖なる儀式の際には黒の羽二重)、常盤の背中には龍の入れ墨、学園内は洋風の建物の中に聖なる五重ノ塔があり、さらにその中には驚きの空間が!
一見相容れない要素やサプライズがこれでもかとミキシングされ、詰め込まれているのですが、その分裂ぶりが、むしろこの教団の禍々しさを絶妙に演出していてGJ。
読んでいて、妖しい箱庭の世界に迷い込んだような、探検めいた楽しさがあります。
できたら学園の見取り図も入れてほしかったくらい。
メインカプに関してはもう…常盤のオトナの色気がたまらんですね。
初めて薔といたす時の、黒羽二重の両袖を抜いてもろ肌を脱ぐしぐさには萌えました!(いたすんだから全部脱げばいいんじゃ…というツッコミは、BLでは無粋ですよね(笑))
どんな形であれ常盤に特別な存在として意識されたいと願う薔もカワイくて。
ただ、教団を欺いての禁断の恋(しかももしかしたら近親相姦?)にしては、それほどスリリングな展開もなくあっさり成し遂げてしまった印象が。
龍神サマって結局スケベなだけだったり?(笑)
せっかくの大がかりな舞台装置なので、もっともっと龍神サマには二人の恋路を邪魔してほしかったな。
まあシリーズ化が決定しているとのことですので、そこは今後に期待。
二人はまだまだ龍神の束縛から解放されていないし、次巻以降活躍しそうな脇キャラも充実のラインナップですしね。
常盤と薔を描いた表紙絵もすごくステキ。実は、表紙買いでした。
隊服姿の常盤の、執着心ムンムンの後ろ抱きポーズが最高!
散りばめられた花・椿は、この作品の重要なキーワードになっています。
禍々しさに彩られたストーリーに、首から落ちる椿の花、ハマってますね。隅々まで、センスが好きです。
続巻も引き続き、楽しみにしています。
ネタバレなしで書きます。
内容はたくさんの方が書かれていますので、全体の印象と感想を。
お好きな方も多いらしくひじょうに肩身が狭いのですが(本当に悲しい)、わたし自身ほぼネット購入なため初読みの作家さんは文体が掴めず買うのに迷います。
なので、少しでもご参考までにと書きました。
犬飼さんの作品は初読みでした。
なので文体なども知らず、ただ寮物だという話を小耳に挟んで購入してしまいました…
深く反省…
なんといいますか寮物というよりも、ファンタジー?かな?
世間からは隔絶された全寮制学校が舞台で、宗教バリバリです。
龍神が題材として出てきますが、あのコスチューム(制服)が洋!なので「なんか急に和っぽいんだな」と変に離れて見てしまいました。
それが内容に没頭できなかった敗因かもしれません。
そして、犬飼さんの作品全体はわからないのですが、こちらの作品は文章がギッシリです。
改行が少ないのか一回の文章が長いのかわかりませんが、1ページの文字数が多く乱視のわたしにはかなりキツかったです。
真っ黒という感じでしょうか。
あまりに文字数スカスカなのも損した気がするくせにね…勝手ですみません。
ところどころに、良い場面や描写があるのですが、いろいろな要素が入りすぎているせいなのか、全体としては満足できませんでした。
あらすじやレビューを読む限りでは大変面白そうで、とても期待していましたし、読み終えてしばらく経った今でも、なぜこれが楽しめないのか、口惜しく思います。
常盤はすごくかっこいいし、作品世界も魅力的なのに、残念です。
完結していないのも、すっきりしない一因かもしれません。(でも、好きだったら「続きがあって嬉しい」と言うんでしょうね)
美しくて色っぽい表紙を眺め、ところどころの良い場面を拾い読みして楽しむ本にします。
作者様ご自身が、自分の萌えを詰め込んだらこんな感じになりました、と仰っておりますが。
まさに萌えが凝縮されておりました!
あらすじに釣られてよかったっ。
閉鎖的空間に幼少より閉じ込められた少年たち。
同性愛は禁忌、けれども義兄弟の絆を結ぶことは暗黙の了解という慣習。
少年たちを守り、厳しく見守る大人。
馬に跨る軍服っ!制帽っっ!!
肝心のシーンでは和装っ! 絹の布団に朱襦袢っっ!!
………妄想が暴走でたまりません。
彩さんの挿絵が秀逸です。キャラがイメージ通りで美しく、且つ主人公はきちんと凛々しい男子。これで挿絵の雰囲気との差異が大きかったら自分的にはかなりのイメージダウンでした。
もちろんストーリーもきちーんと面白かった。
登場人物が皆さま個性的で、キャラが立ってる。先が気になること気になること。
いろんな視点でのエピが読みたい。
「もしやこの人は…」と、つい想像してしまった結果が気になる。
次巻が楽しみです。
さすがちるちるさんのランキング高いだけに面白い、設定が細かく、面白い。
学園ものでありながらどこかミステリアスな雰囲気。絵もバッチリ世界観にあっています。この世界のお話がもっと読みたくなるぐらいぐっと引き込まれる世界。こういうお話をもっと読みたいですね~主人公は男らしくて好きですね!出てくる人たちもそれぞれ癖があって…楽しいです。続きが待ちきれないですぜ!
一応ネタバレありにしましたがしてないかも…
個人的にはエピローグがたまらん(笑)
個人的には"そう"でなくてもばっちOKなのですが。。
レビューを書くのも恐れ多いくらい、面白かったです!
ここの皆さんのレビューを信じて購入して、本当に良かった。読めて幸せでした。
あらすじについては皆さんの素敵レビューを参考にして頂いて、私は誰得感想文です。
★いきなりネタバレします★
ミステリ的な要素が強く、そのセンはないと一度思わせた“結果”が、一回転してもう一度、真実としてやって来るのが面白かった!
最初にそれはないと分かった時点で、主人公目線で他の可能性を色々考えさせられた上での、意表を突く展開で、寝た子を起こす(?)勢いのある結末でした。
そして常盤(攻め)のキャラが凄く良いなと思いました。
この作品は、登場人物の書き分けが本当にシッカリ出来ていて、読んで行くうちに個性的な彼らに夢中になってしまいます。好きキャラが出来たり、この子とこの子は今後どうなるのかな?などと興味をそそられます。
その中で、常盤がずば抜けて魅力的だったと思います。
制服ブーツ制帽姿で颯爽と馬に乗って登場。
地位もあり、文武両道の美男で、全てを持っているように見える常盤の弱み。
それが薔(受け)です。
完璧に見えて、ただ強いだけじゃない、優しさと脆さを持っている常盤のキャラクターがすごく良かった。
とにもかくにも、宗教団体の全寮制教育校という舞台が素敵すぎなのです。
影があり、裏があり、陥れられたり秘密があったり嵌められたり襲われたりと、息つく間もないようなドキドキ展開です。
そして、不幸になって行く人間が多い中で、薔の前向きさ、健気さ、正義感と精神的なタフさが、この物語を明るいものにしています。
余談ですが、小冊子の番外編「雛鳥」は、薔が常盤のもとに、ケーキを食べさせてあげようと持参するお話で、あまりの可愛さに頬がゆるみました。
本編がダークな世界なので、こういうホっとする日常のお話がオマケでついているとすごく嬉しいですね。
次巻も絶対買います!!
面白かったです!このお話の世界観がものすごく!
私立王鱗学園は、徳高き龍神を祀る八十一鱗教団の全寮制一貫教育校。
この閉ざされた空間に、三つの時から一度も外に出ることなく生活する龍生童子。
親も自分の本名も誕生日も知らされず、
教祖から与えられた竜生名を使い、世俗の垢に塗れずに清く正しく生きるのです。
そして毎年高等部三年生の中から「贔屓生」が選ばれ、
その中から「降龍の義」で龍神に見初められた童子が
龍神の御神託を得る神子となります。
ところが!
八十一鱗教団は、表向きは黄金の龍神を祀った健全な宗教団体なのですが、
実際には紫願の黒龍を崇める淫祀教団だったんです!
そして降龍の方法は、男同士の性交のみという・・・
私は、ミステリー小説も大好きなので、
「閉ざされた空間」というだけでドキドキワクワクしてしまいます(笑)
十八歳にもなって初めてライターを使うとか。
乗馬は限られた場所でしか出来ないと知らなかったとか、バイクを見たことがないとか。
純粋培養された少年たちの言動が、新鮮で面白いです。
ましてや、なんでしょう、このBLファンに美味しすぎる設定は!
龍神は憑座の体に憑依して共に快楽を貪り、
憑座が絶頂を迎えると同時に、精を通じて神子に御神託を与える・・・
紫の眼の黒龍の「神」の愛執に、なんかゾクゾクしちゃいます(笑)
あと、薔と常盤の感情や関係の変化が、自然でとても良かったです。
薔は、常盤が学園に来日からずっと、常盤だけを見てました。
世間知らずの子供として見下されたくない、常盤に追いつき追い越したい・・・
それが、反抗的な行動になっていたのです。
ところが、常盤に弟として切望されていた事を知って歓喜し、
失望されたことで深く傷つき、少しずつ恋心を自覚していきます。
なんというか、この過程がすごく純真で良かった!
薔にとっての遅い初恋だったんでしょうね。
例えば、小学生が初恋の先生にやたらと反抗してしまう・・・みたいな?
悩んで迷って傷ついて、最後に自覚するまでが、初々しくて胸キュンでした♪
常盤も、長年弟だと信じてきた薔の肩に印が無く、絶望的な程落胆しますが、
それが弟に対する執着だけではなく、薔自身に対するものであったことに、
徐々に気づいていきます。
「年の差年上攻め様執着愛」は、私の大好物なんですよね~
常盤が薔に執着していく様が、もう、たまりませんでした(笑)
最後の最後に、大どんでん返しの驚愕の事実が判明!
今後二人はどうなっていくんでしょうか?
それ以外にも、色々気になることや謎が残ってて、もっと読みたいと思ったら・・・
あとがきにありましたが、今後もシリーズとして続くんですね!
ものすごく楽しみです。
つい先ほど読み終わりました。
私も、気になっていたものの、買うに至らず、購入決意したときには初回盤なし…。最寄りの大型書店で最後の一冊を手にいれました!
犬飼ののさんの作品は初読み。
背景や状況描写が細かくて、たやすく物語の絵を想像出来た反面。難しい言葉も多く、自身で消化するまでに時間が掛かりました。
読み出すと続きが気になるのに、亀速度な私は、朝起きてから、お昼休み、仕事帰りの車内、寝る前と少しずつ読み進めていきました。
久々に好みの受け様!強気な性格にキュン。
攻め様も、お硬いだけかと思うと、そうでもなく魅力的。
最後の最後。まさかの事実に呆然としました。
続編は絶対に予約購入!
新刊チェックをした時は、タイトルと表紙絵が気になったはずなのに、
何故か惹かれなくて印象も薄く受け流していました。
しかし、他の作品を購入する際に何度か粗筋を読み返したりレビューを
参考にしたりしているうちに気になり始めて、初回限定特典が付くということで、
購入予定のお店で一回、在庫切れになったため、買いたいと思った時に
既に特典終了になって後悔するかもしれないと思い、いつものお店で
在庫があるうちに購入しました。
読み始めて直ぐに作品の世界に引き込まれました。
本当は一気に読み終えたかったけど、一日に読める時間や時間帯が
限られているので、読めない間は読みたくてウズウズしていました。
読めない間も続きが気になって仕方がなく、特に読み終わるまでの三日間は、
頭の中は作品のことで一杯でした。
常盤さんの軍服姿が何よりも眼福です。
椿さんの軍服姿も眼福です。
177ページの挿絵がとても良いです。
本を購入する前までは、表紙絵に囚われるなんて考えられませんでしたが、
読み始めてから表紙を見ると、印象がガラリと変わりました。
表紙絵の二人に入る隙はないのに、二人にそれぞれ違う方向から
挑発や誘惑をされているように感じてしまいます。
常盤さんの俯き加減や視線、薔くんの視線が、何とも絶妙で妖艶です。
薔薇の宿命シリーズは、まだ1冊目しか持っていませんが、
薔薇の宿命シリーズに似た重厚感のある作品だと思いました。
作品の最後の最後で椿さんの爆弾発言というか衝撃的な内容で
締め括られているので、続きがとても気になっています。
あとがきによると、シリーズ化の予定ということで、
続編は恐らく時間が空くとのことですが、
気長に首を長くして楽しみに待っていようと思っています。
今回の評価は「神」と「萌×2」で迷いました。
物語の内容や展開、人物設定、挿絵など、もう何も言うことがないくらい、
不快な所が一切なく、とても素晴らしい作品です。
一冊で完結なら、あまり迷わず「神」評価にしていると思いますが、
続編の予告があるので、今後、続編の評価がこの作品
以上に「神」評価になる可能性も考えて、今回は「萌×2」にしました。
気持ちは「神」に近い「萌×2」です。
今回は新本で買って良かったと、新本で買う価値が十分にあると思いました。
本当は作品の細かい部分もレビューで書きたかったのですが、
登場人物も多く、書きたい箇所も多数あって、書ききれないため、
今回は細かいレビューは敢えて控えました。
このサイトで知って我慢できず
本日購入…
素晴らしい!
なんといっても、
閉鎖空間の中での独特な世界観
それに合った綺麗なイラストの数々、神です《゚Д゚》
これを読まなかったらあなたのBL人生大分損してます。
「普段、耽美ぽい作品読まないんだよね…」という方にもオススメです
・宗教団体(淫祀教団つまり邪神教)が母体の全寮制学園。
・建物はもちろんゴージャスで和洋折衷
・自分の生い立ちは不明で外の世界から隔離されている少年たち
・名前は皆、偽名(竜生名)で花や樹木の名前
・宗教施設は五重の塔
・表紙左、攻めの常盤様(竜虎隊隊長)の移動は馬
・神子選びと神託の儀式が同性間のセックス
という
作者様が「好きなものをつめこんだ」という濃密!!妖艶!!淫靡!!な世界観なのですが…
主人公の薔(ショウ)が
そこまで薔薇っぽい…可憐!!みたいなかんじの性格ではないので安心して(?)読めます。
内容が濃ゆいので、現実から離れたい時にどうぞ。
あと、特に制服・軍服フェチの気は無かった私もときめいた彩先生の作画がとてもキレイなので必見です
外界から遮断された全寮制の学園に暮らす、宗教団体信者の息子たち。
幼少の頃から学園に入れられ、本名や家族のことはもちろん、俗世間のことも一切教えられず、ゆくゆくは信徒として教団の継承・発展のため力を尽くす。
そんな狂信的で閉塞的な世界で、主人公は自分の生い立ちにも関わる「ある謎」を追う。
癖のある登場人物たちの愛憎や、宗教的な儀式、血の因縁など、
色んなものが複雑に絡み合い、とんでもなく濃い世界観が繰り広げられています。
生徒達の名前が花にちなんでいることもあってか、密閉空間にムワッと芳香がたちこめているような息苦しさを感じながら読了。その粘っこさがクセになる感じで、早くも続編が楽しみです。
ミステリというほど複雑な謎解きはありませんが、最後の1ぺージまで目が離せない展開で、次巻でまた物語が大きく動きそうな予感。主人公を含む登場人物たちの来歴や、ますます複雑になりそうな人間関係など、気になる点は多いです。
「好きなものばかりを詰め込んだ」(by犬飼先生)とあって、胸焼けしそうな濃さですが、色んなアイテムや設定が喧嘩せずにまとまり、一つの世界観が構築されていている点が上手いなーと思います。
そして、場面場面を抜群に盛り上げる彩先生の美麗なイラスト!
常盤の学ランコート(?)姿が某少年漫画の主人公に見えて仕方ないのですが、それはおいといて。どの登場人物も美丈夫で個性的、一目見ただけでキャラの特性がパッと頭に入ってきます。
個人的に気になるのは、常盤の従兄弟で内偵の椿。腹に黒いものを抱えていそうな優艷な美人さんで、今後キーパーソンの一人になる? 背徳感や秘密を抱えながらも愛し合う主人公と常盤にどう関わっていくのか、非常に楽しみです。
推理サスペンスみたいな、不思議な血族の話で面白かったですね。
こんな教団とそれを母体にしているような学園があったら・・・怖すぎです。
まさに、幼い頃から信仰を植え付けられ洗脳され、学校を出た者が疑うことなく
教団を発展させていく信徒になっていく、オカルト作品よりもある意味怖い。
そんな宗教団体が管理する学園は、3歳を過ぎた頃に親から引き離されその学校で
18才になるまで完全俗世と切り離されて育てられる。
更にその中から神子が選ばれる仕組みで、教団が祭る神、竜神が降臨する為の儀式を
神子候補9人の中から選ぶような展開。
そして学園を管理するのが教団御三家と竜虎隊で、主役である薔は竜虎隊隊長を
初めて出会った時から毛嫌いしている。
後になればそれは相手が気になる存在故の深層心理的な思いだったような気がします。
初めにちょっとサラサラ読んだだけでは先が見えない展開だった感じで楽しませてくれる。
兄弟愛や、欲望、妬み、嫉妬、竜神に愛される神子、そんな決して綺麗な感情では無いけど
だからこそ心が揺らされる内容でどんどん惹きこまれる。
陰間の血を引く淫祀教団、学園にいる人間全てがその始祖の血筋だとすると
とんでもなく強靭な結束を感じてしまいます。
神託を神子が受ける儀式は意外にありがちな気がしますが、そこも意外に好き(笑)
主役二人は共に罪を背負って生きる仲になりますが、陰神子の椿が気になります。
かなり悲惨な過去があるような感じだし、薔を弟と思っている大学部の先輩も気になる。
全てがこの1冊で解る展開ではありませんが、主役二人の方向性はすっきりします。
後はその二人に関連する椿が抱える秘密と、椿自身の今後が気になるのですが、
続編が間違いなく出るだろうとの事ですから続編が楽しみな作品になりました。
出ましたー♪ののさんと彩さんの黄金タッグv(と勝手に…)
龍神を祀る教団の閉ざされた学園を舞台に、美麗な登場人物達の思惑が絡み合って展開していくこのお話。
シリーズとして続編が出る続きとなる導入の1巻に当たりますが、冒頭に登場人物の紹介が!
これがあるおかげでか、作品を読んでいく中でこの主人公達が頭の中で動きます。
閉ざされた教団と学園と数々の秘密や決まり事などが沢山存在するために、それを追うだけで面倒くさくなることが間々あるのですが、
人物が頭の中で動いてくれるおかげでスムーズに入っていきます。
こういう時にイラストの効果の絶大さを感じます。
かなり特殊な環境設定です。
教団の信者の子供・男児は3歳になると龍神に選ばれし子供”竜生童子”として親元から離され、全寮制の学園・王鱗学園に入れられます。
そして名前も教祖が与えた名を名乗るので、皆本当の名前は知りません。
その竜生童子達は、この閉ざされた世界で大学を卒業するまで外の世界の接触をなしに生活していくのです。
そこの生徒である薔(しょう)が主人公の形です。
彼は、教団御三家の嫡男である常盤が学園を警備する竜虎隊隊長としてやってきた時から、外の世界へ出たいと何度も脱走を企てるようになります。
それは一体なんだったのか?
学生の中から選ばれる神からの御神託を受ける神子候補としての”贔屓生”となったことこから数々の謎が出てきます。
そして苦悩の愛情も。
色々触れて書くことが、全てのネタバレに繋がってしまうので、これ以上は触れますまい♪
イラストがあるおかげで、まさに作中に描写される主人公はじめ登場人物達はそのままのイメージで存在します。
薔はまっすぐな感じ。
常盤はブラコンかな(w)でもヤンデレな感じもします。
常盤の従兄弟だという椿ですが、彼はちょっぴり闇を背負って薔に嫉妬しているのでしょうか?彼の闇の部分がとても気になります。
その椿を想う剣蘭ですが、すごくサバサバしていて、彼の恋心は届くのでしょうか?
薔と仲の良い大学生の先輩・楓雅も気になりますね。
これから彼等がどういう風に動いていくのか?
薔の出生と、常盤の弟というのが一番のポイントになって進行していくのでしょうか?
沢山気になることが山もりで、すでに次が楽しみなのです♪