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神様のハートは桃色片想い
mauri to ryuu
麻羽里与龙
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
同じ設定で4カプの読み切りが読める1冊でした。
表紙に竜が描かれていたので人外モノかと思いましたが
神様が人の姿にもなれるのでエッチはノーマルです。
そして孕みます。
元ハルヒラ先生の描かれる動物が絶妙に可愛くないところが可愛い!
マスコット的というか、ブチャなのが愛おしくなってきます笑
2巻まで読んだ中で私は表題作の「マウリと竜」が一番好きでした。
どのキャラもそれぞれ個性とシチュが異なるんで
好きなカプが見つかるはずです。
元ハルヒラ先生の「人でない狼」を読んだ後に無性に読みたくなり再読しました。
改めて読むとやはり名作ですよね。暫く読んでなくても内容を思い出せるし、表題作の「マウリと竜」だけでなくそれぞれの神様たちのお話が面白いです。まだ未読の方がいたら絶対に読んで欲しい一冊です。
短編集で2巻までしかないし、2巻通して共通しているお話は「マウリと竜」だけです。
私は普通なら一冊丸々表題作を好むのですが、様々な「巡り神様」を通して色々な時代と場所の人々と神様たちの恋が描かれているのがこの作品の魅力だと思います。
ユーモアもあり残酷さもあり、ちゃんと救いも用意されています。1番のお気に入りはやはり「マウリと竜」ですが、「めぐりゆくもの」が特に印象的でした。
1番BL的なのは「雨降らしの神様」だったと思います。
電子版で読了。
帯文ないので画像検索
「神様と僕の子作り」
「神様と恋してるから生きられる」
元ハルヒラの代表作
この作品は、BLに偏見持たない人にお勧め。
読みやすい絵柄とストーリーで人気の元ハルヒラ
昔の名前は、元ハルコ。
心理描写が丁寧。ゆっくり展開の恋愛ものが得意な作家。
優しい色合いとタッチが好き。
人外もの短編集。
1、2巻読んでの感想です。
【マウリと竜】
生贄と捧げられた人間の男の子と、守り神である竜のお話。
時代は現代ではなく江戸くらいかもっと前で小さな村での出来事です。
大きくて怖い竜かと思いきや、デフォルメのイラストや言動が可愛いくて驚きました。
逆に受けのマウリの方が大人しいくらいです。
また、アレの時はご都合的に人間になります(笑)
そして、いつの間にか竜の子共が生まれてます。
これだけを読んで、2巻を買おうと決めましたが…。少し後悔。
詳しいことは2巻の方でレビューしていますので、2巻を購入検討している方はよろしければ他の方のレビューも参考にされると良いかと思われます。
【雨降らしの神様】
このお話が意外と良かったです!
白蛇×男子高校生で、現代のお話。
ケンカしたり仲が良いのですが、ある日受けが「嫌い!」と発言したために攻めは岩穴に潜んでしまいます。
そこでの行動だけでめちゃくちゃ萌えました。
【常春の狩人】
人間の男×小鳥の姿をした神様
毎年訪れる春を知らせる小鳥が、人間の男に惚れて近づきたいという願いが叶い人間の姿に。
無事に結ばれることができるのか―――という内容。
あまり萌えず…人魚姫っぽいお話です。
【めぐりゆくもの】
馬×人間の男
これはネタバレを読んだらもったいないと思うので、記載しません。
総評して2巻と比べると、こちらの短編集の方がまだBLっぽかったです。
ドロドロ暗い系ではなく、ほのぼの人外な短編をたくさん読みたい方にオススメです。
絵がいいですね。
キャラやお話にとても合っていると思う。
みんな、かわいい。
マウリも竜も松里も白峯も小鳥もジーンもキオもキツネもオルフェも。
どれもいいお話だったけど、特に「常春の狩人」が好き。
ジーンがかっこよくてタイプだし。
何より小鳥ちゃんが歌って春を呼ぶ巡り神で、歩くと花が咲くなんて、なんてかわいらしい神さま!
ジーンを守ろうと全力で歌って木がニョキニョキ伸びたのはトトロみたいですごかった!
そういえばトトロも神さまですもんね。
巡り神が気持ちが通じ合った相手と同じ種族の形になる、というのが萌え〜な設定ですもんね。
神さまだから性別もないw
キオの話は切なかったけれど、キツネとオルフェの絆が強そうで、こちらもいいCPでした。
みんな惹かれあって人間の姿で慈しみ合っている場面に萌え萌えしました。
久しぶりに読みたくなって電子で再購入。
いつ読んでも癒されてちょっぴり切なくほっこりした温かい気持ちになります。
短いけれど、やはり表題作のマウリと神様のカップルが好き。
ピュアで健気なマウリのことを神様が守りたいという気持ちになるのは当然ですよね。
他にも季節を呼ぶ巡り神様と人の温かい恋模様が描かれています。
誰かのことを想って、一生懸命恋するって素敵だなと思える作品。
ほっこりしたい時にまた読みたいです。
表題作のマウリと竜は、竜(人型に変身できる)×人間のマウリのカップリングです。
万能な力を持つ神が各地を巡り、土地を潤す時代がありました。
村を訪れた竜に生贄として差し出された少年・マウリは、はじめて竜と出会います。
マウリと竜は一緒に過ごすうちにどんどん惹かれていき、2人の間にはかわいらしい竜の子供もできます。出産シーンはありません。が、同人誌とかでもいいから外伝として発行されないかなぁ、、。
同時収録作品は、雨降らしの神様、常春の狩人、めぐりゆくものの3作品です。また、マウリと竜と温泉という小話な雰囲気の漫画も収録されています。このお話がほのぼのでいやされるので、是非読んで欲しいです。
巡り神様たちと人間、そして不思議な生きものが織り成すあまあま・ラブコメBLということで、とっても楽しくて時々シリアス、ちょっと感動するようなお話がいっぱいの短編集でした。
異種間ラブがお好きな方にオススメの1冊
BL感は薄いです。エッチシーンもほぼ無し。
土地を巡る神様が、巡った先で人に恋をするファンタジーBL。同じ設定で4作品(1作品は前後編)
1話30頁でファンタジー設定を説明して完結させるのは難しいと思うのですが、萌をぎゅっと詰めてあります。どれもお伽話のような、懐かしさを感じる作品です。
元ハルヒラ先生はシリアスシーンやキメゴマをギャグ絵や文字で終わらせてしまうことがあるので、すごく勿体無いと思う。
◆常春の狩人
表題作ではないけれど、これが一番お気に入りです。巡り神である小鳥と、人間のジーンの物語。小鳥が歌ったり歩いたりすると、周りに花が咲き乱れる描写がとても愛らしかったです。一度悪い人間に捕まって見世物小屋に閉じ込められてしまうところも、他の作品より悲愴感が強く、その後のハピエンに向かって期待の高まる展開となっていました。鎖に繋がれても、生き延びるため必死に歌う彼が健気で切なかった。ジーンに救われて、守り守られる関係になった小鳥。各地に春を運ぶ使命を、好きな人と一緒に果たせるのはとても幸せだろうなと思いました。
◆めぐりゆくもの
こちらもオチが秀逸で印象に残りました。賊に襲われ、1人生き残った少年・キオが出会ったのは、馬の巡り神・オルフェとその恋人のキツネ。彼らに親切にしてもらって、ようやく穏やかな生活を取り戻すけれど、そこにも再び賊がやって来ます。オルフェと共に、彼らにもう誰も殺さないと約束させたキオ。そして、彼のこの世への未練はなくなるのです。この幼さでここまでのことをやってのける彼は、とても立派でした。冷静さを欠いた神をも説得するほどの心の清らかさ。その魂が巡り巡って、またこの世に還ってくることを祈ります。
「マウリと竜」
神様は厳めしい顔をしてるのにデフォルメだとめっちゃかわいかったりして笑いました
マウリはショタ?だけどなんと妊娠までしてしまいます。そこらへんの描写は特になく神様の子供が誕生。
ファンタジーだからOK!
「雨降らしの神様」
アメフラシ?ってあのヌメヌメの紫の?と思ったけど姿は白蛇でした。
余裕そうに見えるのに大嫌いと言われただけで変身が解けてしまったり、そのまま数日雨を降らせ続けたまま岩戸に引きこもってしまったり。
松里が欲しいと言っていたPSPを探してたり…かわいいですね。
「めぐりゆくもの」
馬と人間の民話っていくつかありますけど…特に何も思ってなかったんですが
こんな風に萌え変換されるとすごく萌えますね!馬と人間すごくいい。元ハルヒラさんの腕ですね。
どれもこれももっと読みたいなって思うお話とキャラクターでした。続刊に期待。
ほんわか~・・・ほのぼの。。
心がぽかぽか温かくなるのを感じました(*^∨^*)
ファンタジーとして読み始めたので(言ってみれば絵本や昔話みたいな感じ)何の違和感も感じず、スゥーーーっとお話しに夢中になりました。
ただ、ほぼ『タイトル』と『表紙買い』をしたので『マウリと竜の神様』のお話しが1話だけで『あれ・・・??』となってしまいました(笑)
もっと読みたかった!!
(2巻注文中です*^∨^*)
でも他の神様のお話しも心に染み入りましたね~・・・。。
元ハルヒラさんのお話しは唯一無二だと感じています。
独特な間や言葉選びが大好きです。
まさか『チェンジ!!』がオープニングのセリフて(笑)
時々『ふにゃ』ってなる神様の顔にやられました!!
マウリにデレデレ。。
友人から勧められて読みました。
絵柄がちょっと苦手で敬遠していましたが、読んでみたら、それほど悪くはなかったし、読みやすい作風でした。竜がデフォルメされたとき、モトちゃんみたいになるのが、別の生き物に見えてわかりづらかったとか、手抜きに見える白い画面がもったいないと思ったんですが、こういった作風なんでしょう。自分の好みに合わないながらも、最後まで頼んで読めました。勧めてくれた友人に感謝。ただ、巡り神と人間の間にできた子供って、どうやって? 竜の形態だから卵でも産んだのか? そのへんは突っ込まないほうがいいのかもしれませんが、気になりましたw
正直自分はイマイチだったんですが皆さん高評価のようのなので自分は少数派なのだな…と。
表題のマウリと竜ですが、山の上に悪い殿様がいて村の女たちを連れて行った。それでマウリが村の男の相手をしていた…ここまではギリ許すとしてもその後、神様が悪い殿様を懲らしめる。女たちが帰ってくる。「もう男たちの相手をしなくてもいいぞ、良かったなマウリ!」って感じでハッピーエンド…はあ?ってなってしまったんですが、どうやら私だけらしい。そもそも村の男たちも強姦していたのだからこいつらも懲らしめるべきでは?あと女は男の相手をするためだけの存在じゃないだろ。この話だとまるでそんな風に言ってるように聞こえてさすがに不愉快。あとマウリはさんざん村の男に強姦されたのでは?強姦の心の傷を舐めすぎでは…。そんなさらっとハッピーエンドになられても。
とにかく倫理面で気になるところが多すぎて萌えれませんでした。マウリは可愛いですが…。
BLってこーゆー細かいところを見て見ぬふりするものでしたっけ。自分が気にしすぎなだけでしょうか。
何度でも読みたくなるようなほのぼのほっこりで癒される1冊です。
巡り神という共通の世界観での短編の詰め合わせですが、それぞれに萌えが詰まっていてよかったです。
表題作の「マウリと竜」もよかったですが、「常春の狩人」がお気に入りです。
このお話だけが、唯一の神様が受けなお話です。
互いに惹かれつつも会わずにはいた2人が、出会うまでがとてもじんわりきました。
どのお話もセリフで語るというよりは、絵で見せてくるという感じでとても引き込まれます。
2巻も発売になるので、これをきっかけにぜひ手にとってみて欲しいです。
読んだ後、すごく暖かい気持ちになれる作品ですね。
『マウリと竜』。
マウリが健気で可愛すぎる。
そりゃ守ってあげたくなりますわ。
『雨降らしの神様』。
白峯カッコイイ!!
これは一目惚れしちゃいますよね。
実は一途で不器用なところもいい。
全体的に静かで優しいお話、メルヘンって感じですね。
設定も独創的ですごい。
初見の作家さんでしたが、他の作品もチェックしたいなと思いました。
というかこの巡り神シリーズの続編を読んでみたい。
大地を巡る”巡り神”(めぐりがみ)と人間のお話4編+オマケでした。
全てのお話が優しくてめちゃくちゃ可愛かったです!!
神様と人間のお話の作品はいくつか読んだことがあるのですが、なんであんなに可愛いのでしょうね?
人が健気で神様が優しいんですよね。
今回は受けがツボのど真ん中でした。
可愛かったー!!!!(>_<)
可愛い子とかキャラクターがわちゃわちゃしてる感じも萌えたし、セリフも短めでおっとりしてるんですよね。
受けが可愛くて攻めがカッコイイってなんて素晴らしいんでしょう。
(しかも絵がうまい)
ファンタジーなのに、全然ごちゃごちゃしてなくて凄く読みやすかったです。
私は小鳥(春の神様)と狩人のお話が一番好きでした。
小鳥の姿からしてもう可愛くて可愛くて…
花がポロッともらした「可愛いわ…」は私の心情とぴったり一致してましたw
巡り神と人間が気持ちを通じあわせることができたら、神様が人の形を取ることができ、さらに人間と子孫を残せるらしいです。
他の方も書かれていますが、子供はどうやってできてどう生むんですかね?
受けが生むと思うのですが、神様が受けの場合どうするんだろう。
結構気になるし見たい…卵で生むのかな?
この作品は、傍らにおいて癒されたい時に帰ってくる作品になりそうです。
BLを読んで沈んでしまったり、やるせなくなったりモヤモヤした時などのお薬としてもいいかも(笑)
この作品はCDから知って、
面白そうだったので読んでみました!!
***
【マウリと竜】
簡略化(?)、ちみキャラ化(?)された神様が可愛くて
仕方なかったです♡笑 マウリも可愛くてー(/-\**)
神様とマウリが出逢うシーン、お気に入りです。
たじたじしてるマウリ、可愛かったなぁ♡
疲れてる時に見たら元気になれますね!!笑
*
【雨降らしの神様】
すれ違いからの→恋もなかなかイイもんですね//笑
はやくくっつけーってもどかしくてゴロゴロしちゃいましたけど、
最終的にはハッピーエンドでよかったです(*´∀`*)
*
【常春の狩人】
これが、私の一番のお気に入りです♡
歌ってる時の神様の顔が可愛すぎてツボです//
「俺と居る時は歌っていい。多分、守れる。」って台詞、
大好きです(*´∀`*) (合ってますかね…?笑)
そのあとの、「かっこいいよ」もジーンときますよね。(シャレ…?)
*
【めぐりゆくもの】
この話も好きですー(*`・З・´)
お馬さんのオルフェ、もふもふしたいです。
あと、オルフェが人型になってキツネといちゃこらしてるとこ、
好きです……!!←
2番目に好きなお話かなぁと思います。
***
全体的に、ふわふわほっこりしたお話でした//
最初にもちょこっと書きましたが疲れてる時に聴いたら
疲れが吹き飛びそうです!!
妊娠BL…というようなアオリが帯についていたので、
ファンタジーの世界観の中でどんな表現になるのだろう…とちょっぴりドキドキしていたのですが、
いざ読んでみると非常にあっさりとちびドラゴンが生まれていたりして、不思議なかわいさ&ほのぼのがあって萌えました!
どこかほっこりするファンタジーな空気の中で、こんな風にナチュラルな妊娠BLの描かれ方も素敵だなと…!
蛇神さまのお話も、仲直りのためにせいいっぱいきらきらと輝くものを集めていたり、ぴーえすぴーが見つからない…と泣いちゃったりする神様が本当にかわいかったです。
オムニバスな一冊ですが、『想いが通じ合うと、同じ姿になる』という共通した設定がどの話もとてもよい活かされ方をしていて、そういった部分でもまるごと好きになれるお話でした。
かわいくてかっこいい受けゾッコンな神様たちに、ほっこり癒されたい時にまた読み返したいなと思います。
『マウリと竜』
竜の神様の生け贄に差し出されるマウリですが、彼は男の子です。殿様によって村中の女性が次々に連れていかれてしまうから、かわいい彼が竜の神様への生け贄になるのです。
マウリは本意ではないものの、竜の神様の話し相手のお供をすることになります。
やがて、竜の神様のおかげで村に女性が戻ってくるようになりますが、ともかくマウリと竜の神様、ふたりのふれあいに心和みました。
『雨降らしの神様』
雨降らしの神様、白峯と小さい頃から一緒の松里のお話です。
いつまでも小さいままだと思っていた松里も高校生と言うことで、恥じらうところもあるけれど、好きな人はずっと昔から変わらない。そんな心温まるお話です。
『常春の狩人』
歌うことで山の季節を春にする神様と、狩人のジーンのお話です。ことりになる神様はと見世物小屋に捕らわれたりもしますが、やはりジーンが助けに来てくれます。
どのお話も短編で、台詞ぽつりぽつりと少なめのですが、それ以上にこの作品の持つ温かい雰囲気が大好きです。登場する舞台である国もそこに住む人、文化も違いますが、いつかは季節が巡ってみんながそれぞれの場所に落ち着ける、恋愛が成就する瞬間が萌でした。
もう何度も読み返してはニヤニヤしてほっこりできる作品です^^
表題作である「マウリと竜」はマウリを大事に大事に守ろうとする神様の姿にキュンとします♪
どのお話も大好きですがとくに「雨降らしの神様」が好きです。
白峯が松里のためにPSPを探しているのがかわいかった・・・!
また、想いが通じ合った相手と同じ姿になるってすごく素敵だなと思いました。
私も巡り神様に会ってみたいです!(笑)
そういえばマウリと竜とはまた別のお話だと思いますが「イツカと黒い竜」も神様シリーズなのかな?と気になるところです。
早く単行本出てほしいな^^
この作品は同じ世界観の短編集みたいなものでゴールは大体「子ども作ろうぜ」ってなりますw
妊娠出産に目が無い私ですが、ほのぼのしてて幸せな気分になるコミックです。
書き下ろしなんてもう鼻血でますよ。
あと白へびさんの話はとても見ててかっわいいなwwwってなりますww
ドラマCDも聴きましたが声優さんハマッててニヤニヤです!!
この作品の続編が連載中ですがそれとドラマCdとこの作品の三点セット揃えたらもう萌え死にしてしまうかもw
まったり、ゆっくり、急がず、ほのぼの……
そんな感じの神様たちのお話でした。
いろんな神様が出てくるんですが、
やっぱり一番最初の竜の神様が一番ステキだったなー…。
マウリの事情がわかるにつれて、
神様でなくても、
マウリがかわいそうになった私……。
うう、辛かっただろうに…。
よく毎日耐えたね、マウリ。
片目も痛かっただろうに……。
最後にわからない謎。
どーやって、子供出来たの!?!?
まさか、マウリが孕んだ?
いやいや、まさかね…。
じゃあ、神様が!?
いやいや、もっとありえない!
コウノトリが運んできたぐらいにしか思えない。
そこの過程は、やっぱり秘密なんだろうね。
ほんわかした気持ちになった
一冊でした。
みなさんが書いているとおり!
ほんっとうに本当にほのぼの ほっこり出来る作品でした。
表題作の『マウリと竜』は、のっけからいきなり神様にチェンジ宣告されてしまって 大丈夫か??と思ってしまいましたが
健気で一生懸命でかわいいマウリに、私まで神様といっしょに堕ちてしまっていました笑
過去に 読後これほどまでに心がほっこりとする作品があっただろうか…というほどほんわかした気持ちにさせてくれる作品でした!
エロは全編とおしてほぼナシですが、たまにはかわいいお話しに癒されるのもアリかな~と思わせてくれます。
私的には今年1番の作品です!
私は『常春の狩人』がいちばん好きでした。
人外×人好きにはたまらない、マウリと竜の話+短編な本でした。
基本的にほのぼの。すこしシリアスな表現がある感じです。
受は少年が多く、攻である人外は人の姿もできますが、基本人外の状態なので、
本当に獣や動物が好きな方にはお勧めだと思います。
ずっとまったりした感じな印象なところがあるので私は★4つにしておりますが
過激なのを読みすぎてすこし癒されたい人向けだと思います
いろんな神様が沢山詰まっている作品です。
全部素晴らしい作品でしたが、特に2作品が好きなのでそれについて
語っていきたいと思います。
これから先、内容のネタバレばっかりです。
最初はチェンジ、帰れ、と言っていた神様でしたが、
マウリの村の話を聞いて、にこにこと名前を聞くシーンから
一気に持っていかれました。
村の男がマウリに迫り、その時に神様が激怒する場面で、
はだけていた衣服をぐいっと直すところにやさしさを感じました。
膿んだ目に一瞬だけ人間の姿になって、キスを落としたり、
山の上の殿様をやっつけて、マウリにこれでもう無体を強いられることもない、
と喜色をにじませて話しかけたり、と愛をこれでもか、というくらいに感じました。
ページ数はそんなにも多くないのに、すっかりこの話にめろめろになりました。
書き下ろしのお話も愛が溢れていて、心がほっこりしました。
春を呼ぶ巡り神と狩人の話。この本の中で唯一受けが神様の作品でもあります。
受けの名前を付けるときに歌姫はないか、とぐるぐるしたり、
自分の名前を呼んでほしくて ことり、ことり、と繰り返す
見た目男前なのに、意外とかわいい攻めのシーンには
悶絶させてもらいました。
見世物にされ首輪をはめられぼろぼろになった受けを助け出すために
銃を打つ攻めの射撃の腕も注目すべきポイントです。
ピンポイントでつないだくさりだけを壊すだなんて。
攻めの話ばかりになってしまいましたが、
受けも鳥の姿も、人間の姿一貫してかわいらしくてたまりません。
鳥の姿に戻ってしまい、嫌われたと思い込み、その姿のまま
ちょこちょこ歩くところも萌えました。
最期はもちろんハッピーエンドで、
これから先も、二人でらぶらぶしながら土地をめぐるんでしょうね。
作者の名前は知っており、この人の作品が注目されていることも
知っては居ましたが、自分の好きなジャンルとはかけ離れていると感じており、
避けていた自分を殴ってやりたいですwできるならもっと早く出会いたかった。
ファンタジーや体格差萌えの方は是非おすすめしたい作品です。
二本目の、雨降らしの神様がすごく好きでした(^ν^)
蛇神様の白峰の外見と飄々とした態度におお、と惹きこまれた後、松里が真実を知った後の反応に胸を撃ち抜かれました。
白峰の本音はああだったのか…(*^^*)
彼らの今後をもっと掘り下げて欲しかったorz全体的に、短編過ぎて不満でした。萌えるからもっと書いて!そこkwsk!<○><○>
今友達に貸し出し中ですが、帰ってきたら読み返します。ほのぼのする一作でした。
実は個人的にBLの出産て受け付けないんですよ…
ただ、『マウリと竜』の中だと
なんせ相手は神様だからね。
拒否反応ありませんでした。
でも、神様と言われても、みんな人間臭いんですよ♪
口が悪かったり、天然だったり、キレて理性失っちゃったり(笑)
神様らしさと人間臭さのさじ加減が絶妙に良かったです。
ちょっと残念だったのは、やっぱり短編集だったって事です。
マウリの過去はかなり壮絶そうなので、ちょっと心苦しいですが、気になります。
某電子書籍サイトでもレビューして萌えすぎたのでここでもレビューします(笑)
初めてハルヒラさんの作品を読みました。
人気作家さんで虎穴~とか人気なのは以前から知ってましたが読まない理由は絵がそんなに好きじゃないからでした。(…すいません)
以前たまたま買った小説で挿絵をされていてその絵が全く趣味じゃなくて…
それからハルヒラさんは自分の中で名前だけ知ってる人だったんですが、レビューが高くなんとなく電子書籍で購入。
ちょwwww絵うまwww
絵が趣味じゃないなんて偉そうなこと言ってすいませんでしたぁぁああ!!!
私の趣味ですぅう!!!!
すいませんでしたぁぁあ!!
この作品はびっくりする位良かったです。
大抵短編集となると良いものと悪いものの差が激しかったりするのですがこれはそれが無い!
エロもほぼないですが、それが逆にいい!
最近はエロ=萌えだろ!みたいな漫画ばかりにぶち当たってたのでこういう心癒される萌えはいいですね~
人外とか萌え範囲外だったのに私の萌えのキーワードに加わりました(笑)
癒されたい人、仕事に疲れた人、なんだか最近イライラする人そんなあなたにオススメです。
がっつりエロはないですが、全体的にほのぼのエロ。出てくる神様がみんな可愛い。
『マウリと竜』
神様、可愛いvいきなり「チェンジ!」とかv完全にマウリのペースに載せられていくところも可愛いです。チビがどうやって産まれたのかは気になりますが、末永くお幸せに!
『雨降らしの神様』
閉じこもっちゃう松里さま、可愛い。機嫌よくなって、虹が出続けるのも可愛いです。
『常春の狩人』
いちばん好き。ことり、可愛い。
『めぐりゆくもの』
キオ、ちょっと切ないなぁ。だからこそ、二人には幸せになってもらいたい。
元ハルヒラさんの作品を拝読するのは今作が初めてです。
・少しお馬鹿っぽい神様×健気で可愛い男の子
・好きな子はからかいたい系神様×強気(意地っ張り?)
・男前狩人×素直で騙されやすい神様
・無口な神様×優しい青年+生意気な男の子
以上の4つが収録されていました。
神様はみんなどこか浮き世離れしていて、一途で、可愛かったです!
ふんわりとした可愛い絵とファンタジーな内容が、絵本を読んでいるような温かくて優しい気持ちにしてくれる、そんな作品でした。
ファンタジーが好きで、ゆるふわな関係がお好きな方にオススメです!!
好きになった相手にとても一途な神様が見れるのはこの本だけ!!!!かも?(笑)
内容は、基本どれもハッピーエンドです!!途中、強姦描写や暴力表現がありますがどちらも激しくありません。少し切ないのが読みたいけど、甘いものがいい!!という人向けでしょうか。本番は少なめ!表紙も可愛いし、これならリビングでガッツリ読んでもいいんじゃない?ってくらい本当ーに少ないです(笑)ぺたぺたくっついてる描写はたくさんありますが、濃厚なものを求めている人にはちょっと味気ないかも??
◇マウリと竜◇
竜の巡り神様と少年のお話。
殿様の腐ったエロ魂(笑)のせいで女性がいなくなった村に竜の巡り神様がやってくるお話です。その神様の生け贄として差し出された少年マウリに絆されていく神様はとても可愛いですよ!!愛しいあの子のためならどんな手でも使う頼もしくカッコいい荒くれ者って感じかな〜!!マウリもとても純粋でいい子です。そこに惚れたんですよね(笑)心から愛される喜びをじっくり体感できる作品です。
◇雨降らしの神様◇
白蛇の巡り神様とその神様に一目惚れした人間のお話。
松里は普通の人には見えないものが見えるちょっと変わった男の子です。小さい頃、池で溺れてたところを助けてくれた神様・白峯に一目惚れ!その後も何かと接触してくる白峯にドキドキしながら、気持ちを伝えられない日々をおくっております…。神様は好きになった相手と気持ちが通じあうと同じ姿になるそうで、実は初めから気持ちがバレバレだったのですが、そのことを知らない松里は当然気が付かず……。いつまでも子供扱いしてくる白峯に大嫌い!とつい口走ってしまったことで白峯は元の白蛇の姿に戻り、岩戸に籠ってしまいます。外は大雨、じめじめした天気がいつまでも続くのに痺れを切らした松里が白峯を捜しにいって…。本当は自信のない不器用な神様との甘酸っぱい恋模様が読める作品です〜!
他、2本の短編とその後のマウリと竜のお話が入っております〜!!どれも可愛くてオススメです!!買って損はない本ですので皆様ぜひ♡
相変わらず人気が高い元ハルヒラさん。
この「マウリと竜」は短篇集ではあるけれど、神様と人が結ばれるファンタジーの連作。
巡り神は気持ちの通じ合った相手を見つけると、同じ姿になって伴侶となる。
「同じ姿」ってことは、この神様、絶対同性婚しかできないのか。
BL展開的にはうまいこと考えたね。
お話そのものは、ほのぼのだったり、ちょっとシリアスだったり、切なくキュンだったりで、こういうファンタジーは好物。
絵も、掲載が後の作品ほど、きれいに書き込まれていて好きだな。
表題作は、コマによってはデフォルメが過ぎて、これが竜だと気付くのにしばらく考えたりして、読むリズムを削がれちゃったりしがちだけど、後へ行く程デフォルメ絵が減って格段に読みやすい。ちゃんと描けばお上手なんじゃない。
元さんとしては絵はかなり好みですし、読後感が悪い話は描かないであろうという安心感で読める作家さんです。
「マウリ〜」も一応圧政に苦しむ村と生け贄の男の子という悲惨な背景ではありますが、神である龍がのんびりほのぼの可愛らしいので、展開もハッピーエンドになっています。
どれも読んだ後にほっこりくる可愛らしいお話で、元さんの持ち味はこれだよなあと思っています。
ただどれも可愛いのですけれど、BLじゃなくてもいいんじゃ?と思ってしまうのは、私だけでしょうか。
マウリが女子だったとしたら、子をなすというのも不自然じゃないですし。
掲載誌がBLなので仕方ないですが、BL作品の存在意義が掲載誌がBLだからっていうのも何か腑に落ちない気がします。
とても可愛らしくて好きなのですが、そこが引っかかって手放しに「大好き!」と叫べない気がします。
葛藤や障壁だけがBLじゃないとも思うのですが、BLって奥深い。
神様と人間のとっても心温まるラブコメです。短編集なので一つ一つの話は短いのですが、もっと読みたい!とも思いましたが、それよりも満足感の方が勝っていました。もちろん続きがでてくれたらものすごくうれしいですが(笑)
以下個別感想↓
【マウリと竜】
この神様、ひたすらにかわいいです。人型になった姿もとってもかっこいいんですが何より龍の姿での神様の行動がめちゃくちゃかわいいんです!
マウリくんもすごく純粋な良い子で、神様がマウリくんを溺愛するのも頷けます。マウリくんももちろんめちゃくちゃかわいいんですが決して女々しい感じで受け受けしい感じの子ではなく、ちゃんとしっかり芯を持った心の優しい男の子です。そんな二人が出会ってどのように惹かれていくのか、そこに注目してみてください。
【雨降らしの神様】
子供の頃から一緒にいる神社の息子と白蛇の姿をしていた神様のお話し。
神社の息子である松里は神様である白峯のことが出会った時から好きなんですが(いわゆる一目惚れ)、白峯の方がずっと松里のことを子ども扱いしていてそのことに松里はいつもやきもきしています。それがついに我慢できなくなった松里は…というようなお話なのですが、これ、白峯が飄々とした感じのかっこいい神様かと思いきやこれがめちゃくちゃかわいいんです!!特に白峯が松里の為にとあるものを探してたくだりがめちゃくちゃかわいいのでぜひみなさんもそこで萌えしんでみてください(笑)
他、春を呼ぶ神様と狩人の話、馬の姿をした神様と青年と子供の話もあるのですが、個人的にこの二作品がとても好きでしたのでこの二つを詳しくレビューさせていただきました。とっても暖かい気持ちにさせてくれる素敵なお話しばかりですので、ぜひ読んでみてください!
可愛すぎます…。可愛いとかほのぼの系は読もうという意欲が湧かないのですが、読んでみるとやっぱり癒されます。絵柄もあっさりだしファンタジーだしと、しばらく盾突いて拒んでましたが、世間に流されて読んで良かったー。
日本昔話見てたらニアホモな内容で萌えた感。
堂々と部屋に置いておける表紙にタイトル、自分がいい人になったような気になれるBL、0歳から読めるBL、BLというくくりで置いておくのは勿体ない1冊です。
店頭に今年のランキング順に並べてあり、思わず衝動買いしてしまいました!
神様×マウリ(少年)。。。ショタ受け基本萌えるので何度もキュンとさせられるシーンがありました!
表題作ではありませんが、個人的に「常春の狩人(前後編集)」が一番萌えました。
叶わないはずの神と人間の恋…ぜひ読んでキュンキュンしちゃってください!!←
表紙からいって、ファンタジーなのはわかってた。
絵も可愛いなと思ってました。はじめから。
そんなの吹き飛ばす勢いの可愛さでしたね、竜が。
「マウリはダメー!」の竜ですよ。
マウリのことを大事に大事にする様が、
キューンと温かい気持ちになる本です。
残念なのは、短編なこと。
と言っても、短いのが残念なのであって、
収録作は、どれもいいですよ~
巡り神でまとめてあるので、一つの作品として纏まってるんです。
馬の神はカッコよかった!
この話なんか、もっともっと続けれると思うので、
半分はマウリの話にして2巻目出してくれないかな?
人間と神の寿命の差を勝手に心配してしまう私・・・
とにかくほのぼの好きな人にはお勧めです。
個人的には子供がアレなところが(読んでからのお楽しみです)
またキューンだったりします。
表題作の「マウリと竜」をはじめ、土地を巡る神様と人間の恋の話が4編。
舞台は日本もあれば、どことは断定出来ない場所もあり
しかし全て東洋的。
神様達は、竜・蛇・鳥・馬……とそれぞれなのだが、
共通するのは、人間と想いが通じ合うと人の形になれる……ということ。
古典的なおとぎ話の構図だ。
そして巡るのをやめて、土地の神様になるのだ。
元さんの淡白な絵柄と、なんともユルいキャラ。
ほんわかとして優しくて、ときどきクスッとする
水や土や草の匂いのするような物語達。
どれも良かったけれど、描きおろし♨を含めて
やはり表題作がいい。
健気なマウリが可愛い♡という大方の意見には勿論賛成だけれど、
私は「マウリはダメー!」「そんなん待てんよ、マウリ……すぐほしい」
なんて言っている神様が可愛くてならなかった。
ちょっと怖い顔している神様、
デフォルメされてると一反もめん みたいだけれどねぇ……(笑)
短編詰め合わせですがさらっと読めて、登場する神様たちに癒されます。
みんな可愛いところがあってどのCPも幸せそうなのがまた良いですね(^^)
神様たちの動物(?)姿も可愛らしいので必見です!
申し訳ありませんが、元さんの絵が苦手なので(絵柄そのものではなく粗さが・・・)、こちらもかなり迷いました。
私は基本的にBLはほぼ小説オンリーです。漫画はほのぼのやコメディ・ギャグくらいしか読みません。←いろいろ読んだ結果、それくらいしか楽しめないのがわかったので。
なので、H度の低さやほのぼのトーンはむしろ好きなのでいいんです。漫画の濃いH描写は求めていないので。
やっぱり絵(の粗さ)は苦手ではあるんですが、特に表題作はキャラクターもストーリーもとてもよかったんです。もともとファンタジーも大好きですから。
個人的には表題作(と書き下ろし)がいちばん好き。ほかの3編がまったくダメなわけではないですが、表題作以外はそれほどではないですね。
短編集ではなく、表題作を長編(あるいは連作短編)で読みたかった。そこがちょっと残念です。
でもとにかく、龍神さまとマウリのキャラクターがすごくよかったんです。全能そうでヘタレな神様もなかなか重い過去を背負いつつも可愛いマウリも。
そして、私は極めて個人的好みで『BLで子どもができる』というのが好きなので、それがまた堪らん。当然ながら(いくらファンタジーといえど)なかなかないし。
絵が~と言いつつ、表題作(+書き下ろし)は何度も読み返してしまいます。単発(シリーズものや好きな作家さん以外)の漫画で久し振りに『買って(読んで)よかった!』と思えました。
電子書籍で買ってしまって激しく後悔。
これは紙の本で買うべきでした。枕元に常備して、一日の終わりに読み返して癒されたい…そんな、やさしさに溢れた作品集です。もうBLというよりは、童話かな。
ぶっちゃけ私がBLに期待してるもの=どこかしらダークで背徳感に彩られた世界はこの作品にはありません。ないのは分かってたけど、「マウリ」という印象的な語感にぎゅぎゅっと掴まれました(笑)
マウリ君は名前のイメージに反して和製みたいですが…「マウリ→リウマ→竜馬」あたりが命名のルーツなんでしょうか?
まるっと一冊、「巡る」がキーワードの作品なんですね。
巡り神、春を巡る狩人、巡る魂…神も人も守るべきものを求めて旅をする。そして見つけた愛(←ここがボーイズラブなのです)が周囲の人々にも巡り巡って、幸せをもたらす…そんな恋愛讃歌が、詩のように心地よい言葉とほっこりとやさしい絵で綴られています。
個対個のボーイズラブにとどまらない、広く人間や大地を愛する人々(神々)の物語という感じですね。
一作選ぶとすれば、表題作が好き。
とにかくマウリの可愛さが圧巻! 彼の過酷な半生を象徴してる隻眼さえ、チャームポイントに見えてしまいます。あの可愛さは別腹モンですね。
でも個人的に一番ツボだったのは、マウリから匂ってくる古き良き時代の日本人っぽさかな。彼の村を思う心、生贄という運命さえ村のために受け入れてしまう従順さ、神を敬う気持ち…そういう部分が、なつかしくて、あたたかくて。
巡り神の竜と出会って、決して幸せではなかったマウリにも漸く幸せが訪れます。そしてマウリが大好きな竜は、彼の願いだった村人たちの幸せをも叶えてくれて…愛は巡って地球を救う。やーもう、恋愛バンザイ!な物語です。
この作品を読みながら、これBLじゃなきゃいけないの?という疑問が脳裏をよぎったという人は多いんじゃないでしょうか。
BLにあるまじきピュアな世界観。しかも、二人だけの閉じた世界に籠って利己的に愛し合う作品が多い中で、開かれた愛を描くこの作品は、かなり異色な気がします。
でも、最初は懐疑的に読み始めたものの、読み進むうちにだんだんつべこべ言う気が失せて来て、気がつけばこの世界にどっぷり…というのもまた、多くの人が辿るコースなのでは? 少なくとも私はそのクチでした。
だって、マウリ可愛いし!………って、ダメですか(笑)
実は、元ハルヒラさん、個人的にピンとこなくて
「なんで人気なん?」
な人でした。この本も作者名見ずに随分後に買った本。
いやー、よかったっすわ。
特に表題作。神様の感情表現が本当にピュアで人間くさくて。
「マウリは、だめーっ!」
なんて駄々っ子みたいな脅しを下々にしたりするとことか。
神バージョンは雄々しいし、人バージョンはイケメンなのに、
ただ単にカッコイイというよりむしろダメな感じすらするのがカワイイと思うのです。
短編なのに、ひとつひとつがきちんと物語としてその世界観を出されていてよいわ~
( *´艸`)愛ある感じで読んでてほっこりするのね。 疲れた時に、癒してくれる優しいお話ですわ
読む前は前作「虎穴ダイニング」のような世界観を想像していたのですが、ファンタジー設定や登場人物の年齢の違いもあり雰囲気もガラッと変わったような印象です。先入観がない方が楽しめます。
私は受けが幼い少年の漫画はあまり読まないのですが、元ハルヒラ先生の描く少年キャラはとてもかわいくて魅力的で、好きになりました。
終始癒し系でかわいいほのぼのな漫画です。
エッチシーンも、それを匂わせる表現はありますがほぼ無いです。ただ、攻め以外の人との受けの性交が少しでもダメだという人は注意した方が良いと思います。
元先生と言えば「虎穴ダイニング」の不思議な設定が非常に好きでして、こちら「マウリと竜」もおそらくは似たような(お話のなかで人型をとることもあろうと予測されるけれども、基本的に 神×人 という意味でどちらか一方が人外である)世界かなぁとやや期待しつつ読み進めました。ニッチ市場だということは重々承知しておりますが、虎穴~がそうだっただけにもしかしたらそうなんじゃないか…!と。龍神様すてきです。
結果的に自分が想像していたような(キャラクター設定よりも、主にストーリー展開の点で)ものではありませんでしたが、好きや愛に溢れている一冊でした。
短編集ですから、お話に入りこむかなという辺りで終わってしまうため、もう少し長くそれぞれのストーリーを読みたかったなというのが全体に対する純粋な感想です。
恋や愛が生まれていることが大前提にある話ばかりですので、種族間での食い違いや身分の差を感じてのもやもやとかそういった悩みとは無縁でした。甘くって、ラブラブ、好き好き大好き!!そんなほのぼのファンタジー。帯にはラブコメとありましたが、コメディというほどコメディでもないかな、と思います。お話によってはほんの少しダークなシーンもありました。
巡り神として何種かの動物も出てきます。元先生の描かれる動物は可愛らしいですね。ファンタジー要素のある楽しく明るいBLが好きな方はハマるのではないでしょうか。
ごく個人的な印象ですが、読みながら大神というゲームを思い出しておりました。
「BL」というよりは、性別を超えた相対するもの同士の「おもいやりの物語」というか・・・
神様と人ではあるけれど、
相手のことを想い、相手のために自分は何をしてあげたらいいのか、ということを
それぞれが考えているような、やさしいやさしい物語の短編集でした。
ファンタジーなので、同性だってことも全く気にならず、するすると読んでしまいました。
マウリと竜
雨ふらしの神様
常春の狩人
めぐりゆくもの
マウリと竜・おまけ
ほのぼの・・と読み進めていく中で、「めぐりゆくもの」だけは号泣でした。
今も思い出しただけでウルッとなる・・・
「立派な魂」という言葉が胸に刺さりました。
私はどうも、元ハルヒラさんの言い回しや、選択される言葉の一つ一つがツボのようです。
日々の生活に汚れて濁りきった私の魂も、浄化される想いになりました。
(浄化された・・・というのは気のせいだと思いますけどねww)
読んですぐに短編集だったことにショックを受けました。
えーっ!!
こんなに可愛いキャラクターやお話なのに、短編なんてもったいなぃぃぃ!!
すっごくいいところでお話が終わっちゃうんだもん。
もっと読みたかったよ~!!プンプン!!
でも大好きだから神にしちゃう!可愛い!!
どのお話も本当に素敵です。
癒されるし、人間と人間以外の生物への愛を感じる作品でした。
とっても、とっても癒されました。
マウリと竜が温泉に入っているところを見て、
すごく萌えました☆
私も温泉に入りたい~混浴混浴!
って私邪魔っw
そしてマウリたちに子供が出来ちゃったのなんか超ファンタジーなのに、オメデトーっ!!!って思っちゃう☆
子供の代のお話もあったら読みたいな、な~んて思いました。
元先生の癒し系ファンタジーなお話が大好きです☆
マウリ〜。これだけ雑誌で読んで雑誌のラストと同じかな?なんだか違ったようなそうだったような、、、曖昧(笑)
マウリを愛おしむ神様が素敵だったよ。
巡る神のオムニバス
マウリと竜
雨ふらしの神様
常春の狩人
めぐりゆくもの
マウリと竜と温泉(チビ)
常春の狩人だけは神様が子供(小鳥ちゃん)であとはみな神様が攻めです。
本屋さんのPOPで子作りってだけ書いてあって悩むことなく手にしましたよ〜。
えぇ、子作り好きっすから!BL子作りとか好物ですから!
まんまと本屋にやられましたよ。
雨ふらしの神様はツンデレだね?一目惚れ同士って(笑)虹でっぱなしのバカップルは可愛くて可愛くて。
勝手にやってなさいよ!
めぐりゆくもの、、、これ涙ぐみました_| ̄|○
馬の神様イケメン〜。
傷の男に村を襲われたキオはキツネと馬のオルフェに拾われた。
キツネの村が傷の男襲われ、キツネが怪我をし村の女の子が攫われ怒りくるったオルフェがキオを乗せたまま傷の男を殺そうとする。
キツネが悲しむ!オルフェの怒りを鎮め女の子を救いキツネの元へキオが帰ってきた時、、、
泣いた〜。えぇキオ〜。
最後にキツネが子供を作ろう、、、名前はキオだ。命もはまためぐりゆくものだから。
マウリの書き下ろしも嬉しかったけど、キオにも会いたかったなぁ〜。
マウリと竜と温泉では2人の子供がでてきて可愛かった。小さい竜とか可愛すぎ!!
あまくて、せつなくて、ほっこりするおはなしだよっ
とても不思議な空気感の作品でした。
性別とわずLOVEが溢れている作品です。
昔から人間は都合よく神々を語り継いだ、
理由なき現象や解釈ができない事柄を神という世界観んで
奉ったり戒めたり
いろんな神話があります
魂の結びつきだという愛情を
表現してくれた作品なのかなと
感じました
幸せよりも、無情を強く感じますが、全体としては暖かいです。
読み直すたびに辛くなります
人間のエゴが描かれているからです
利用しようとするのは人間で
神をも利用しようとするのも人間
各地を巡る神がいて、土地を潤す時代。
巡る神と人との、小さな恋の物語四話の短編集です。
――季節や生命や巡りゆくものを司る廻り神は、
気持ちが通じ合った相手と同じ姿になってしまうという――
どのお話も静かな感動があり、本当に良かったです。
一番良かったのは、表題作の『マウリと竜』。
廻り神の竜神は、生贄に差し出されたのが少年のマウリである事に腹を立てます。
しかし、村に女は一人もおらず、男たちの性欲もマウリが相手をしていたと知り、
可哀想に思った竜神はマウリを傍に置きます。
そして一緒に暮らすうちに、惹かれあう竜神とマウリ。
男達に強姦されそうになってもなお、村人の幸せを祈るマウリが、
本当に健気で良い子で、かわいそうな程です・・・
「こんな毎日、夢みたいなんだ」「村にいた時とは全然ちがう」と言ったマウリが、
村でどんな生活をしていたのかと思うと、胸が痛いです。
――巡る神は、守る土地を見つけ
その土地に留まり、土地神となる――
竜神と出会い結ばれ、幸せになったマウリに本当に感動しました。
次に好きなのが『めぐりゆくもの』
オルフェがすごくカッコイイ!
竜神の絵はちょっと漫画チックだったんですが、
元ハルヒラ先生は、馬の絵がすごく上手いですね!迫力あります。
巡り神のオルフェと遊牧の民のキツネは恋人同士。
でも彼らの出会いや恋人になった経緯などは一切触れておらず、
森で出会った少年キオとのふれあいの話。
盗賊にキツネを傷つけられ怒るオルフェと、その盗賊が家族の敵であるキオ。
二人で追いかけ、オルフェは盗賊を追い詰めますが・・・
キオは本当に立派でした。許せないほど憎い相手だろうに。
そして最後は感動でした、まさかキオが・・・
このお話も、本当に胸がキュンとなるほどよかったです!
私はファンタジー大好きで、当然、神様×人間ものは大好物です(笑)
可愛くて、切なくて、胸キュンで、ファンタジーファンは必読の一冊です!
【マウリと竜】【マウリと竜と温泉ー描き下ろしー】
1話目で私の薄汚ねぇハートは脆くも萌え萌えで砕け散った…。
ちるちる評価、間違いねぇぜ。↓皆様のレビュー参考になりました!ありがとうです!
「めっちゃケナゲで可愛いじゃねーの」
マウリを見て神様が言うセリフ、私からするとマウリも神様(大きい大きい竜)も思う存分ギュウギュウ抱きしめたい程にどっちも可愛いぞよ。
イカツイ姿の竜=バージョン①
ぽわ~んとマヌケ面した竜=バージョン②
くるくると表情が変化している竜が見所でした。
『ぱっくん』 爆笑しちゃったよ~。詳しくは書けないですけどね。
最後の話の温泉シーン、まったり感がなんともいえん。
私は砕け散った残りカスとなっても直、萌え萌えが最後まで続行でした…。
親子3人(もっと増える予感)これからも仲良く暮らしていく事でしょう。
他の話も面白かったです!
世の中に疲れてササクレテイル人、是非ともこの本で癒されてくださいな~。
元さんの本はいくつか読んだけどファンタジーは初めて読みました。
…すごいかわいいですね。
もう癒されまくります。
どのお話も神様がなんかかわいい。
なんていうか、おとなげなかったり人間ぽかったり。
両想いになったら同じ姿になるというわかりやすさもなんか面白かったな。
子供つくれるのはビックリだったけど。
っでも、ファンタジーだしかわいいからいいや(笑)
欲を言えば、1つ1つのお話をもっとじっくり読みたかったかなぁ。
オルフェとキツネの出会いとか…。
元ハルヒラ先生のほんわか絵とストーリーに、癒されます。
いろいろな神さまと人との恋が見れて幸せですっww
ほんとに、おもしろいので癒されたい人はぜひっ読んでみてください!!
今回は「巡り神様」っていう神様と人間の物語。
どの巡り神様も好意を持った相手と同じ姿になれるということで
人間からしてみたら、神様が自分のことを好きか嫌いかすぐに解っちゃう。
竜・蛇・小鳥・馬と4種類の巡り神様のお話がありましたが
やはり表題作の竜の神様が一番好きvv
それぞれにいろんな力があるみたいだけど、そんな事より性格に笑える!!
威厳があってドーンと構えてるのかと思いきや、マウリにメロメロ?
そして素晴らしい事に、神様が思い人と同じ姿になれたということは
子も成せるという素晴らしファンタジー設定!!
そして竜の子供も誕生してました。
途中悲しいお話もありますが全体を通して本当に「ほんわか」で和むストーリーです。
生意気に厳しいこと言っちゃうと
これは……なんか違う気がする。
巡り神という神様と人間の恋と言うのをテーマに描いた短編集。
そう、短編集なのです。
ファンタジー短編集……。
ファンタジーの場合、世界観について行けなかったり
「ん?」と、思った時点でもう面白くない。
短編集だから世界感に浸るまでに終わりが来てしまう。
テーマは同じなのに、世界感が異なる短編なので
余韻に浸る余裕もなく次のお話に続いてしまう。
元ハルヒラ先生は大好きです。
でも、ゆっくり愛を育む描写が上手な先生なので
短編集だと、わけわからないまま結ばれる感覚が
どうしてもしちゃうというか……。
繊細なお話だからこそ丁寧に描かないと伝わらないというか。
今度は是非長編を描いて欲しいです。
期待値高かっただけに残念です。
かなり癒しオーラ満載の作品でした!
マウリと竜、常春の狩人が特に好きで、読んでいてほっこりとします。
過去の話、現在の話、日本以外(モンゴル)の話など。
すべて巡り神という存在の話。
子供にも読み聞かせてやりたい(一部無理ですが)感じです。
日本昔話とジブリを足してBL要素をちょっぴり取り入れたような感じでしょうか?
非常に読みやすい作品でした。
以前、本業が坊さんでバンドマンという友人から聞いた言葉なんですが。
日本人は海外の人(全てではありませんが)から見て、宗教心が非常に希薄とか、何でも信じる無節操な印象があるそうです。
でも、実は日本人には八百万の神々を信仰するという心が根底にあるとか。
すべてのものに神は宿る、という。
なので、神様でも仏様でも海外の宗教でも新しいものでも受け入れてしまうのだそう。
よくも悪くもオールマイティーなんですね。
この物語にも、巡り神や土地神様や八百万の神々が出てきます。
巡り神が、やがて土地神様になる場合もあって、竜神様はまさにその例でした。
その理由がちょっぴりBL的要素ではありましたが。
もともと神様仏様は性別が無いものが多数だそうで、これも有りだなぁ、なんて思いながら読みました。
こういう話はきっと、オールマイティーな日本人にしか描けない気がします。
そんな小難しい事を考えなくとも、ファンタジーとしてサクッと読める優しいお話ばかりです。
マウリの可愛さに加え、竜のツンデレさが最高です!
ことりの一途さと、ジーン(ハーフの狩人さん)のカッコ良さもかなり萌えます!
他の話も皆素敵でした!
ちょいちょい過去や海外なのに、現代の流行語が出てきたりするのもお茶目でした。
幸せな愛を信じる人に、とってもオススメです。
帯の文句はある意味正しく作用しているのですが…
率直に言えばこの物語につけるにしては俗ッぽ過ぎますね。
でもその瑕も大した事は無いと本編が覆してくれます。
神と言う存在は常に聖邪の二面性を持つ、と言われます。
でもそれは神の自発性でそう言う二面性が生じるのではなく、
人間の鏡として神が作用する故に生じてしまう作用なので
しょう。
この一冊には想い想われる事で邪を抑え、応える様に
聖をもたらす神々の姿が描かれています。
その聖のお裾分けが我々の幸せな読後感なのでしょう。
巡り神たちが巡り逢った優しい気持ちのお伽噺。
表題作をはじめ表紙に描かれている4組の神様に巡り会った人たちの話です。
気持ちが通じ合うと、その種族のかたちに姿を変える巡り神たち。
想う、だけではなく通じ合う、というのがポイント。
姿は見たままだから人も神様たちも気持ちを偽れない。
そのことを人だけでなく神様自身すら知らなかったりしたけど(笑)
言葉づかいの為か、人間寄りの感情をそのまま隠さない神様ばかりで親しみやすいです。
マウリの村の事情を知り悪い殿様をやっつけた竜がドヤ顔で『バンザイ』を促す姿に笑いました。
それは勧善懲悪なんかじゃなくて『大好きなマウリの為』にだけやったことですからね。
どんだけマウリ大切ですか、この竜神様(笑)
白蛇様は見かけによらずヘタレだし!
春告鳥に至っては狩人が傍にいてくれて嬉しいのに照れて乱暴な口をきいてしまうなんてツンデレ以外のナニモノでもないし!
神様たちが人より『格上』なんてイメージは微塵もなく、ただ互いを慈しみ護ろうとする姿がふわり、と描かれています。
【めぐりゆくもの】
これだけは他の作品とはアプローチが違っていて、切なさ増量、落涙を禁じ得ず、でした。
マウリをはじめ登場人物たちは痛々しい過去をもち酷い仕打ちを受けた子もいますが、元ハルヒラさんらしい柔らかいタッチでゆるりオブラートに包まれています。
不思議路線に伴い簡素化が進んだ絵が気になっていたのですが表情がすご~くイイ。
相手を慈しむ目線が口元が涙が可愛らしい。
人外の姿であっても愛情深く相手を包み込んでいます。
優しさにこちらが照れくささを感じてしまうほどに甘くほのぼのな表情。
特別と日常が同居する温かさは読み手をとらえて離さない。
午睡に似た心地よさに何度でも「また読もうかな~」と手を伸ばしてしまうのです。
追記:でも、元ハルヒラさんには、もっとエッチを描いて欲しい気もするんです!
描き下ろしのマウリのあのカッコ、なんてエロいの~!って思ったもの。
私は元ハルヒラ先生とツボが似ているらしく、先生の作品は高確率で好きになるのですが、中でも虎穴ダイニングのほんわかした空気が大好きなのでこの作品も期待して読みました。
手に取った時は「ちょっと薄いかな…」と思いましたが、本の薄さを忘れるくらいに大満足でした。
すべてのカップルが微笑ましくて可愛いのですが、中でも私は表題作の竜神様とマウリのカップルと、大人な雰囲気のオルフェとキツネのカップルが好きです。
ずっと大切にして、定期的に読んで癒されたい、そんな素敵な一冊でした。
元ハルヒラ先生のBLは比較的エチが少ないのですが、今回も少なかったです。
しかし、それを上回る漫画の満足感がある作品だと思います!!
私はやはり表題作の竜神様×マウリのカプが好きで、竜神様がマウリの良いところに徐々に気付いていき、独占欲を感じるまでに好きになっていく気持ちが現れていてとても良かったです!!
なんせマウリが良い子すぎ!!
竜神様との子供も作っちゃうしラブラブで羨ましいかぎりです(^O^)
この2人にはいつまでもラブラブでいて欲しい作品です★
他の作品も、また違う神様とのお話でまた良かったです(^O^)
休日にまったり読みたいBLには最適だと思います(^w^)
表紙に世界観が表れてます。
ふわふわ可愛いファンタジーで、就寝前に読んだら幸せな夢が見られそうな、心地よい萌えがあります。
この人の描くものによく感じる説明不足感は、比較的少なかったです。
所々で感じたそれについては最後に。
作画の面はどんどん安定してくるなあと思いました。
漫画としての見やすさ、画面の綺麗さ、絵の安定感はとても魅力的です。
癖の強い作家が増えている中、真っ直ぐなコマ割りの中で迫力のあるファンタジーを描ける人ってあまり多くないと思います。
キャラクターも丁寧に描き分けられていて、それぞれ魅力的でした。
人間はもちろんですが、毎度ながら動物(人外)が本当に可愛いです。
人間と比べたら格段に乏しい表情や単調な仕草から、感情が顕著に伝わって、すごくなごみます。
神の言葉使いも脱力系で可愛いです。
会話の間の取り方からも、気持ちや口調が伝わってくるようで萌えました。
全体的に、作風がマイルドで読みやすいです。
その中で確固たる萌えがストーリー、シチュ、ポイント、絵と至るところに組み込まれていて、満足度の高い一冊でした。
以下もうちょっと説明がほしかったところについて。
【ネタバレ有】
マウリって十代前半に見えるけど実際何歳で親になったんだろうとか、
竜が今まで巡っていた土地は神が来ない土地になってしまうのかとか、
神と子を成した人間はそのまま人間の寿命を生きるのか(だとしたらただの人間を神が所有してるだけってこと?)とか、
人型をとる定義がよく分からない(自在っぽい神と制御不可能な神の差)とか、
気持ちが通じるとって、ジーンや白峯は鳥の声や6歳児に恋したってこと…?とか、
ことりたちを襲ったど●もくんは一体何なのかとか、
作者の中では設定がありそうなところも、読み手が推測するには材料不足で補完できませんでした。
ことり以外の神は攻めっぽい似た容姿で、ことりだけ子供で可愛い系なのも気になります。
ことりも成長したらあの容姿になってジーンを攻めるのかなとか…思ったらなんとなく萌えに水をさされる気分になりました…。
この一冊の薄さで説明ばかりされてももったいないから、仕方ないのかな。
ただどれも、素顔が覆面とか、豚が飛ぶとか、今までの作品のように集中力を邪魔するほどの圧倒的な違和感ほどではなかったです。
何も考えずにただ読んで受け入れているぶんには、すごく可愛くて面白いお話ばかりです。
こちらの作品は「ファンタジー×癒し」が一冊につまったハートフルなコミックでした。
巡り神様というファンタジー設定がドストライクで(笑)
ファンタジー好きの心を刺激されました。
『マウリと竜』
マウリの村のファンタジーな衣装に萌え。
衣装設定って細かいことですがファンタジーファンには大切な設定だったりするのでホクホク。
そして竜さんの「私の相手してみる?」「マウリすぐ欲しい…」「子供作るんだよ」というセリフw
ちょ、この人(竜)直球ですよー!子供ができちゃうとかフツーに引く設定のはずなのに、いいんじゃね!?と思えるこの癒し度ぱネェっす。
マウリもショタ!?読み終わって気づいた私って一体wもうショタでもなんでもイイ。可愛いから許す!!
一歩間違えたら「ショタ好き神様のスケベしようや物語」になっていたと思うんですが、この絵とほんわかした雰囲気でむしろ脳が癒されました。
『雨降らしの神様』
主人公の男の子の姿が学ランで前作より一気にファンタジー度が下がってしまいましたが、そんなの何のその。
神社の息子である主人公には見えないものが見えるという設定のため、ファンタジーさに違和感なし。
松里は子供の頃池でおぼれたところを白峰(巡り神)に助けられます。それ以来、ずっと白峰は松里のそばにいます。
そんなわけで、白峰は松里を子供扱いするのですが、そんな白峰に対して「子供扱いするな!」と怒る松里。そのあとひと悶着ありますが、どちらもお互いを想い合っていて萌えます。
蛇の姿の神様、きっとあっちはしつこいんだろうなと妄想。
『常春の狩人 前・後編』
小鳥姿の神様、その姿に癒されました。歌うたう神様とかもろストライクな神様。
ディーバって感じではなくて、チュピチュピ鳴きそうな可愛らしい歌使いさんです。
攻めが狩人さん設定に何故か萌え。
悪い奴らを撃つ姿はクールでカッコイイです。
二人で各地を巡る最後のシーンはほっこりしました。
『めぐりゆくもの』
馬の姿の神様が人間になった時、肌が褐色でカッコ良かったです。
受けさんの姿も好みでした。見た目が好きなカップリングでした。
さまよっていた魂が救われるお話で良かったです。
二人の間にキオみたいな可愛い子供が生まれますように♪
絵面的に神様はみんなどことなく似ているな~と思っていたら、作者様があとがきに「神様が似ているのは種族的な問題です」と書いていたので、実はもうちょっとかき分けがあったら嬉しいなーと思っていた私には残念なお知らせでした…ウワーン。
ま、まぁでも可愛いお話に久しぶりに癒されたので良しでございます。
こちらの神様シリーズ、
雑誌GOLDで読んでた時から大好きで、毎号癒されてました。表題作のマウリと竜だけ見逃していたので、コミックス化されるのを待ちわびてましたよ。
『マウリと竜』
タイトルのまま、村の少年マウリと竜の神様のお話。皆さん書かれてますけど、1ページ目からの「チェンジ!!」には笑いました。
生贄として食べられると思っていたマウリですが、神様は話し相手が欲しかっただけ。一緒に過ごすうちに恋しちゃうんです。マウリ可愛いってなってる神様が一番可愛い(笑)
帯に子づくりと書いてあるけど、Hは期待しちゃダメです。ほんわか癒し系BLですから、そんなシーンすっ飛ばして次のページでチビちゃん登場します。
表題作含めて4つの短編が入ってますが、どれも「巡り神」が土地を巡って恋をするお話。気持ちが通じ合った相手と同じ種族に姿を変えることができる。どの神様もどのお話も、とにかく可愛い!
ほっこり幸せなBLを読みたい方にオススメします!
みんな幸せになればいい。
そんな甘い話があってもいい。
無駄な傷は負わなくていい。
とっても良かったです(*´∀`*)
人外×人間を描かせたら右に出るものはいませんね元ハルヒラ先生。
なんだか専売特許になってきたなあ(笑)
表紙とタイトル見たときは、どんなBL系人外絵本なんだっ!と思いましたが。
短編集のような一冊になっておりまして、一つ目はタイトルのお話。
龍の生贄に捧げられたマウリという青年?少年?
片目が見えず、村の男の相手をさせられていたそうな。
(さらっとキツイ設定放り込んできますよハルヒラさんは。)
この龍がねー、『廻り神』と呼ばれる神様なんですが、
口調がエロいおっさんなんですねーただの。
「スケベしようや」みたいなね、言い出しそうなキャラなんですわ。
『子作りしようなー。』『なんだよ、照れてんか?(ニヤニヤ)』とかさらっと言いますからね。
一冊別々の短編集にはなってますが、だいたい「廻神」という
土地をめぐってゆく神様が共通して出てきます。
彼らは気持ちが通じた相手がいると、その相手の種族と同じ姿になってしまうそう。
・・・冷静に考えれば、なんとわかりやすい愛情表現!なんでしょうか!(笑)
小鳥(廻神)と人間のお話や、神様が見える人間と白蛇(廻神)のお話、
また「馬」と「キツネ(狐・・・?)」の一族に助けられた魂だけの少年のお話。
なんのことかサッパリ!だと思いますが、とっても暖かくてとってもせつない短編集。
ぜひ読んでみてください。
「愛する」って、「優しい」って、とっても大切でとても難しいこと。
チェンジ、村々を廻る神様が生贄に来た少年に発した第一声であります。
ほのぼのしている中に痛さと辛さ、切なさが閉じ込められているような昔話。
神様と片目の少年との交流、健気なマウリ少年がいじらしくて切ない。
その痛さと辛さを緩和させてくれるような神様の存在がとても良かった凄く惹かれます。
色々な巡る神が出てくるのですが、どれも癒され感あって好きでした。
嫌いな蛇神様すら素敵に見えてくるから不思議。
イラスト独自の可愛らしいほのぼのした雰囲気のせいでしょうか。
廻る神が人の姿になる訳も素敵な設定でいい話読んだなと満足した作品。
各地を巡り歩く神が人間と出会って物語が展開されていく、まさにファンタジーで童話のようなそれぞれがとても優しいお話。
もぅっ!!大好きなんです、こういうの。
それが、それぞれの神様が人間くさいというか、威張ってなくてツンデレてたりヘタレだったり照れ屋だったり、そして健気で優しくて。
相手と思い合うと人型になることができるっていう設定もあるので、元来の姿と人型と、その両方も楽しめて、それがまたユルキャラみたいで力が抜けていて、とても雰囲気がいいのです♪
どの物語にもキュンキュンがあります。
神様と人の関係、そして築かれる気持ち、出来事。
みんなみんな、ちょっぴり切なくてあったかくて、読んだ後にダンダンしたくなる、そんな素敵な1冊でした。
【マウリと竜】土地に潤いをもたらす竜神がやってきて、女のいない村ではそこで女の代わりをさせられていたマウリを生贄に差し出す。
この竜神が、狛犬みたいな竜でして簡略化がよくされるのですが、まさにゆるキャラ♪
マウリが男だと見てきなり「チェンジ!」←爆笑。
でもそこには切ない物語もあって、竜の優しさがあふれています。
何と言っても神様ですからね、子供生まれますvかわいいよ♪
【雨降らしの神様】子供の頃、松里が池で溺れたのを助けてくれたのが白峯。
本当はその時からずっと片思いしてるのに、気がついてくれない。
白峯もまたヘタレで、松里に「嫌い」って言われただけで隠れてしまう。
この白峯が隠れた岩の中で何をしていたかって・・・爆笑!!
一見人間の姿は不遜そうなのに、かわいいよー♪
【常春の狩人】毎年その土地に来ては春をもたらす春告げ鳥は、春になると狩人を見かけるのを楽しみにしている。
話しはしたことがないのに、人型になった春告げ鳥の声を聞き、人攫いが見世物小屋へ売ってしまう。
彼がいなくなったその土地にはなかなか春が来ず・・・
寡黙だけど鳥を助けた狩人のジーンと春告げ鳥はその一瞬の季節に繋がりあっていたんだな~と、春を待つ人の気持ちを代弁しているような優しいお話でした。
ジーンと小鳥を襲うバケモノがドーモくんの化け物みたいで、怖いけど愛嬌が!?
【めぐりゆくもの】遊牧民のキツネの恋人は風の巡り神で馬のオルフェ。
彼等が両親を亡くして一人ぼっちだったキオという少年を拾ったお話。
ここにはちょっぴり悲しい過去と、そして優しさと、強さと、そんなものが混在して、ちょっぴり感動を呼びます。
オルフェは大きな黒い馬。彼は寡黙な人なのですが、キオにイケメンと褒められて、自分より小さなキツネの後ろに隠れる(隠れてないw)のとか、かわいらしい神様。
ラストには驚きが!
彼等の子供は馬で生まれてくるのかな?
描き下ろしはマウリと竜とチビのお話でした。
マウリは竜と一緒に巡りの旅をしているんですね。
次の季節またこの温泉に来た時、チビの兄弟が増えているのか?
そんな甘いお話でした。
神様たちがとても魅力的です。
元ハルヒラさん作品のふんわりした空気と雰囲気は癒しに最適です。