君も人生棒に振ってみないか? 東京心中(3)

kimi mo jinse wo bou ni futte minaika

东京心中

君も人生棒に振ってみないか? 東京心中(3)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神89
  • 萌×223
  • 萌9
  • 中立3
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
22
得点
567
評価数
128
平均
4.5 / 5
神率
69.5%
著者
トウテムポール 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
シリーズ
東京心中
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784863493537

あらすじ

テレビ制作会社のAD、宮坂絢(みやさかけん)は
上司のディレクター矢野聖司(やのせいじ)と恋人っぽい関係から
同棲するまでに発展。あこがれのイチャラブ生活が始まる!…と思いきや、
人事異動で仕事も生活もすれ違う日々。そんな中に、
宮坂の元カノがヨリを戻すべく家にやってきて…!?
話題のワーキングBL「東京心中」シリーズ第3弾、堂々登場!!

(出版社より)

表題作君も人生棒に振ってみないか? 東京心中(3)

22歳,新米AD
29歳,先輩AD

その他の収録作品

  • 番外編 やのけん
  • カバー下表紙1【表】~カバー下表紙4【裏】:宮坂幼少時故郷牧場話

レビュー投稿数22

あーあ、いずみちゃんそんな子だったかぁ

元カノのいずみちゃん、私はちょっと同情してたんよ。宮坂が矢野さんに初恋しちゃってお別れすることになって。
いずみちゃんには落ち度はない、ただ好きでも嫌いでもなく何となく付き合ってただけと宮坂が気づいちゃったからお別れしたの。

別れてから宮坂が有料物件だったとつくづく感じたいずみちゃんがよりを戻したくてアパートにやって来たら矢野さんと鉢合わせ。更にヒゲボーボーで風呂に数日入っていないドラマのロケ帰りの宮坂と遭遇。
修羅場展開なんだけど、コミカルで面白かった。

結局さ、「友達に自慢できる彼氏」な宮坂を気に入ってただけで、いずみちゃんも宮坂の事を好きってわけじゃないんかとちょっとガッカリした。自分が大事な子なんだな。いずみちゃんがいい子だったら報われなくて可哀想になってしまうからこの設定なんだろうけどね。

宮坂の恋愛脳バカっぷりは進行してる。矢野さんにプレゼントされたビデオカメラで10分の作品を撮ってみろと言われて、大好きなものを迷わず選択。矢野さんのプライベート映像。
会社の先輩達に見せたら大爆笑。でもこれは作品じゃないよ、ホームビデオだよ。と言われた後画角や編集を駆使してアイドルのイメージビデオ的になってくる。(モデルは29歳成人男性)

矢野さんの幼馴染で企画会社のさんに見せてみたら光るセンスを宮坂に感じたみたいで私がこの子を育ててみたいとまで思わせてんの。

本人無自覚だけど持ってるんだなー、センス。

この先も気になるー。
矢野さんが撮った6話のドラマ反響はどうだったんだろうか。

シーモアで全巻無料開放中読了
マルっと見えない、修正がいらない体位

0

さらに面白い!!

宮坂くんの元カノ…正直まだ出てくるんかい!とは思いましたが、矢野さんはもとより(そりゃあそう)宮坂くんも全然眼中になくて、それより矢野さん!矢野さん!になっていてこちらはニコニコ( ◜ᴗ◝)

4巻はさらにお仕事BLみが増して、映画撮影の専門的な話がぎゅぎゅっと詰められていました!
その中でも楽しかったのは矢野さんが宮坂くんに渡したカメラのお話!!宮坂くん、何を撮るのかなぁと思ったらまさかの矢野さん観察日記笑笑笑

ホームビデオ並に見る人を選ぶコアな内容になっているけど、吉川さんの反応を見る限り宮坂くん映像を撮る隠れた才能を持っていそう!磨くと光る原石タイプかぁ!!
宮坂くんにとっての仕事頑張る理由が矢野さんであるのはもちろんだけど、矢野さんもまた、宮坂くんに負けないぐらい宮坂くんの存在が大きくなっているのが良かったー!

なかなか名前呼びできない宮坂くんが可愛すぎた♡
そこからの矢野さんが飼っていた犬「ケン」のお話、うるっとしたのに楽しくて!!ずっと一緒に寝て欲しい♡
えちえちシーン少ないながらも、矢野さんが本当に可愛かったです♡

0

矢野さんと矢野さんとブリ

キャラが渋滞してきたな…という出だし。そこでキス一発で全部持ってく矢野さん。可愛いしカッコよくて最強では。
お仕事BL的面白さも増してきてます。最初こそキャラ渋滞なんじゃ…と思いましたが、増えすぎて邪魔くさいというよりは宮坂の世界が広がっている感じが非常に良い!いつの間にかディレクター目指すことになってましたが、矢野沼に絡め取られたらそうなるわな。9ヶ月でどっぷり。

矢野さん朝食食べるようになったのね。同棲してよかったね。

0

ネタバレなし

本作を読むと喉の奥の方が熱くなる、そんな漫画はそうそう見つからない。夢を諦めた訳じゃないけど、到達できない多くの全ての人に優しく厳しい鞭を打つ、最後まで見届けたい作品です。面白すぎるので書いたレビューからネタバレ部分を除きました。是非機会があったら読んで、自分で感じてみてください。エロに趣を置きすぎず、言うならばヒューマンドラマ、人生を描いた作品です。本作は上下巻で2人の関係性を把握したら、続く巻を読み進めることで読者も2人の歳月を分かち合い、共感し味わいも深まると思います。

0

ガッツリお仕事巻です!

前作がエロ充実だった分、今回はうっとりするような絡みはほぼなかったのですが、宮坂がどんどん仕事のできるADに成長して、さらには映画人としての第一歩を踏み出すというお仕事部分がとても充実していた面白い一冊でした!

悲しいことや大変なことがいっぱいでも「好きな人のことで忙しいって幸せだね」とか真顔で言い切っちゃうワンコ宮坂、ううっ…どこまで可愛いいんだ〰️!

一方、矢野さんの映画に対する情熱や求めても手に入れられない苦悩が初めて語られ、そんな泥沼を易々と越えてしまう宮坂に対して〈ただの役立つ気が利くAD〉とか〈趣味が合う一緒にいて楽な人間〉としてだけではない羨望と嫉妬と期待を持っていることがわかり、ベタベタした愛情表現はしない人だけど、宮坂を特別な存在と考えていて実はとっても好きなんだなぁ~と、きゅん…となりました。

矢野さんプレゼントのカメラで撮りためている〈溢れんばかりの愛情〉と〈不純な動機〉が満載の大笑いの矢野さんビデオがきっかけとなって、さらに仕事人として宮坂が一皮剥けそうだし、次もまたまた楽しみです!でももうちょっと…エチ見たかったかも(笑)

1

矢野さん大好きになる巻

なぜかこの巻とばしてレビューしてました。すみません。

この巻あたりで、メイン二人だけでなく個性豊かなサブキャラたちの中に「推しキャラ」が出てくる頃だと思います。私は堀越くんが大好きです…
周囲のキャラも大事にしたストーリーの作りになっているので、BLとしての面白さに留まらないところが魅力です。

しかしこの巻はなんと言っても矢野さん(受け)の良さがすごいです。
無愛想で素っ気ない矢野さん、エッチな矢野さん、映画バカの面倒くさい矢野さん、そしてちょっと珍しく動揺する矢野さん、優しい矢野さん…

いつの間にか、自分も宮坂(攻め)と同じ病気にかかってしまいます。

アラサー無愛想美人の矢野聖司さん、ぜひ一目みてほしいキャラクターです。

1

㊗好き

シリーズ四作目。
同棲にも仕事にも慣れてきた宮坂くん、でも忙しさからなかなかエッチができません。でも、相変わらず矢野さんへの愛は深くて、興奮して鼻血だしちゃうほどです。
今回改めてこれってラブコメなんだなと思いました。
矢野さんからカメラをプレゼントされ、好きなものをとって練習しろと言われた宮坂くん。迷わず矢野さんの日常をとります。そのカメラのアングルがすごい変態ちっく。矢野さんを好きすぎて、お尻や矢野さんのアップ、お尻からの矢野さんの可愛い顔などなめるようにとりまくってて笑えます。

作者さんは元々この業界の人なんですかね?とにかく細かく描写されていて、演じる側から制作の側まで詳しく知ることができて興味深いです。取材だけでこんなに描けるのなら、本当によく見ていたなぁと感心します。
今回の萌えシーンは矢野さんに初めて好きって言われたところ。普段そっけないだけにこの一言は嬉しかったに違いない。
それと、アメリカに映画の話を語るところ。こう言う先輩がいたら憧れちゃうよね。

1

矢野さんの気持ちはどこに。

とっても大好きなこのシリーズ。
作品自体は間違いなく神で大好きですが、この巻に限って言えば「萌」です。あ・・・あれ?萌えが足りないorzと戸惑いました(つД`)

順に読んで来て飽きてしまったわけじゃないのです。
いつも通り宮坂は可愛いし頑張れって応援したくなる奮闘ぶり。
宮坂の元カノが出てくるも、宮坂の「矢野LOVE♡」で元カノの発言スルーっぷりに大笑いさせてもらいました!
で。元カノの出現を一切気にしてない風な矢野さんからの突然のキスと頬を赤らめた「おかえり」の一言に うはぁぁぁぁ(///Д///) でゴロンゴロン萌禿た。
あの矢野さんが・・・!!!なのですよー(^///^)

と。そこまでは良かったんですが、今回はお仕事シーン・映画やドラマを撮る技術的なお話が多め。矢野さんが橘に同調して励まして笑いかけて「映画を撮る者として同じ立ち位置でいる。お前の気持ちはよくわかる」というスタンスが私はものすごくモヤモヤして嫌でした(ー ー;)

そもそも宮坂って撮るのを目標にしてないよね?宮坂は矢野さんの役に立つのが幸せなだけという気持ちも汲んであげてー!( ;´Д`)

そんなこんなで冒頭で激萌えしてゴロンゴロンしてたのが、スッと我に返って萌えが削げてしまったのが否めない巻でした。
宮坂と矢野さんには温度差があり時折フッと重なるのが東京心中の楽しみなんだけど、基本映画のことしか頭にない矢野さんだから今回は橘がより近くにいるようで「矢野さんって宮坂の押しにほだされてるだけで、恋愛感情でいったら一体どこにあるんだろう・・・」と考えてしまった。恋愛脳が一切ない所が矢野さんの良さとわかってるつもりだけど、何かが欲しいorz

ただ今回も最初から最後まで一切ブレない〔矢野さん命〕な宮坂は見てて癒されました\(^o^)/こんな可愛い大型ワンコのおバカっぷりをソバで見られるユカさんポジションが羨ましい!

0

このタイトルも。

2巻に続き、この凄いタイトルも
どこかからパクったらしいですね…。

でも、やっぱり元ネタ分かりません…><

のっけから宮坂の元カノが出てきますが、
何度見てもイラッときますね。
いや、でも多分、作者もそれを狙っているはず。

でもかっこ悪くなったと元カノが言いますが、
それでいいんです。
自然体で矢野を好きになった宮坂が一番です。

一難去ってまた一難。
今度は、矢野にちょっかい出してくる男・橘が
登場しますねー。

うわあ、こんな気障な男、
私ダメです。
しかも下心アリアリとか!

矢野ー!
お願いだから、そんな男に引っかかるなー!

それにしても、矢野が橘に
映画に対しての情熱を語るシーンは良かったですね。
矢野はもがいてもがいて必死なのに、
宮坂は、容易にその情熱の先にあるものに
近づくことができる。
描いてあるように、
矢野は宮坂が妬ましいでしょうね…。

きっと付き合っている相手だからこそ、
複雑な思いを抱いていると思います。

いつもは宮坂にばかりエールを送っている私ですが、
このシーンばかりは、
矢野にエールを贈りたいですね。

1

奥深いBL

こんなに面白いなら、もっと早く読めばよかった・・・正直な感想です。
5冊目が出て、みなさんの評価が高くレビューを読んで即全巻購入。
期待通りの内容でした。

おおまかな筋書きの、上司×部下、元カノ、当て馬的な新しい部下、勘違い、嫉妬
などなどBLとしてはよくあるものばかりですが、でもちょっと違う。
面白いし、そこそこHもあるし、きゅーんとなるし
ストーリーがすごく奥深くて、ただの恋愛ただのBLじゃなく
主人公たちがストーリーの中で、確かに恋していて
喜んだり悲しんだりしていて、そこで必死に生きていることがわかる。

若くて何事にも必死な宮坂と一見クールでだけど熱い男矢野さんの
それぞれの愛の伝え方や、生き方がガンガン伝わってくる1冊です。
特に宮坂は、若くて矢野さんに対して一生懸命で必死だから
ちょっとのことでも勘違いしたり、嫉妬したりもうめちゃくちゃなんだけど
そんな宮坂を上手く掌の中で転がしているような矢野さん。
でもその掌の中で本人の気づかないうちに見守られながら宮坂は成長していて
この先、すごい大物になる予感を感じさせてくれる。
矢野さんは仕事以外は多くを語らないけど、良いこといっぱい言ってくれる。
特に矢野さんが橘の家でに熱く語った映画論、あれはなかなかジーンときました。

そして、宮坂が撮った矢野さんと矢野さん(仮)のホームビデオちっくな映像
あれ、最高でした。
きっといつか、すごーい映画とか撮る人になっちゃうんだろうね、宮坂くん。

1

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