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aishiterutte iwanakya korosu
东京心中
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
このタイトル…戸/川/純!懐かしい!
そして今月末に3巻が!いやなにこれ綿々と続くの?38巻ぐらいまで?
どこまでも続いてほしいし、続いても全然変じゃないと感じるほどの、このテンポの良さ。
なんっ回読み返したことか。そのたびに同じとこで笑って同じとこで、矢野さん、アンタ…ってなってます。
上下巻よりさらに笑える箇所が多くなってるし、二人の仲が進行したことにびっくり。
ところが、やっと付き合ってるといえる様な間柄になったのに、次々と宮坂の前に振りかかるクライシス。
とんでもない新人橘くんの暴挙で矢野さんのお尻が危機!
矢野さんが元カノ(?)と復縁危機!
いやいや宮坂の元カノ再登場で矢野さんが危機!
こんなふうに目白押しの2巻でした。
矢野さんのつれなさぶりに耳垂らしてしゅ~んとなってる宮坂もいいですが、橘の痴漢行為に牙をむく番犬ぶりにニヤニヤしてしまった。
ワンコはこうでなくっちゃ!
「矢野さんはオレの……ご主人なんです!」発言や、土俵入りの雲龍型だとか、大事なシーンでブハッとなるとこは、さすがです。
矢野さんの部屋で酔わせていたしてしまった翌朝、明らかに制裁加えられたあとの宮坂の顔にもブハハーッとなりました。
ああ、次が待ちきれない!どうか3巻で最後なんて言わないでっっ!!
この巻も、数年前に電子書籍で読みましたが、コミックスを買って読み返すとやっぱり楽しくて面白くて飽きがこない。ああ、こんな事あったねぇと思い出しながら終始にやけ顏で拝読。
やはり宮坂君の喜怒哀楽の激しさに大笑いし、矢野さんの我が道を進む男らしさにキュンときて。
曖昧な関係だった2人が矢野さんの言葉で確かなもになった後の宮坂君のデレぶりが気色悪いけど爽快。
矢野さんの幼馴染♀やら新人♂くんやらに嫉妬心丸出しな所とか、矢野さんでなくてもうざったいと思う。けど憎めない。過去の恋愛経験が回想として出てきますが、今の宮坂君からは想像できないくらい優男。いや優しさや気配りやさんな所に変わりはないけど、現在は本当の恋をして本性(変態)が露わになっている所がすごく好きです。
そして、ぶれない矢野さんの男前さに脱帽です。素面では!一途な宮坂君に流されることなく飴ムチ。宮坂君以外からの好意目には極めて鈍い。宮坂君と良い雰囲気になりそうになるとワザと酒を煽って男前な精神統一。おっさんな部分が垣間見れるところ。映画の話になると途端に饒舌になるところ。(何気にその話に着いていける宮坂君)
ほとんどがツボでした。
最後に、
矢野さんと矢野さん(仮)のツーショットに萌えました。
宮坂の気持ちが、
ガンガン自分に入り込んできて
恋してる嫉妬の苦しさを、
こっちまで体験してるみたいだった。
「理由」の矢野さんの遠回しな告白。
宮坂の悶々ぐるぐるの様子を見てるから、
余計にぐわ~っと来てしまって…
いつの間にか涙が…。
その後のまとめ方には笑ったけど(笑)!
でもこのシリーズのテンポだから、
矢野さんだから、そんなコミカルさも
すんなり入ってくるし、
他の作品だったら萎えちゃうかもしれないとこが、
この作品ならとても魅力的になってしまう(笑)。
自分の不安で我が儘を言ってしまって
それをちゃんと我が儘だと気付く宮坂。
仕事シーンでも思うけど、
宮坂はいつの間にか自分でちゃんと考えて、
学習して修正する能力に長けているんだろうなぁ。
その気付きまでの流れがとても自然で、
根底には
「矢野さんが好きだから」
「この仕事が好きだから」
が真っ直ぐに流れているのが分かる。
イイ子や…!!!
正直こんなにもこのシリーズにドハマりするとは
自分でも思ってませんでした。
矢野さんが宮坂を、どんどん必要としてきているのが
じわじわと伝わってくるのが、
とても嬉しく、なんだか羨ましくもある。
恋愛の「好き好き」だけじゃなく、
他に賭けたい、叶えたい大好きなものがあって、
そしてそれを実現する途中に
お前がいてくれたら自分はもっと
やれる気がする、っていう
その存在そのものを大切に思う気持ち。
それがこのシリーズの魅力なんだろう。
相変わらず、トウテムポールさんの
テンポのいいコマ割りがとても好き。
強弱があってリズミカルで。
このストーリーをどんどん面白くしていく一因だと思う。
仕事あり、恋愛あり、嫉妬あり、エロあり。
それぞれが全部つまってて、
それぞれがちやんと日常で、
あんまりどこも、このシーン要らないと思うことがない。
恋愛だけに偏りすぎない自然なストーリーが好きな方、
キャラ萌えしちゃう傾向がある方、
真面目要素のあるラブコメが好きな方、
自信を持ってオススメ。
でも本当は、BL好きには皆勧めたい!
仕事とかやりたいこととかについても
思わず真剣に考えちゃうから、
むしろBL好きじゃなくても読んでみて欲しいとも思う。
いや、エロシーンは結構生々しくてやらしいけども(笑)。
大体のBLってくっつくまでが面白くて、カップルになってからのストーリーって中だるみってゆーかつまらなくなりがちですが、東京心中は変わらず面白いなー(^q^)トウテムポール先生の書き方がおもしろいですよねー!コマの使い方とか表情の表現とかすっごい好き!矢野さんの相変わらず男前なところがぶれないところも大好き!雰囲気台無しにするところとか東京心中らしい!!!
多くのBL作品では、主人公カップルのなれそめ、想いの成就、初H、そしてラブラブな日常の描写までで終わります。このセオリーにのっとれば、東京心中も上下巻で終わっていいじゃん!もう宮坂も矢野さんも幸せだし!これ以上どうこうするの?という気持ちで読み進めたこの1冊。
二人が結ばれたら、その次はライバル登場!というのはありがちなんですが、ライバルが登場したことによって二人のあいだに生まれる「彼氏だからといって恋人ごっこをするのが当たり前なのか?」という問題は、BLっていうかもう、恋愛漫画としてリアルでした。
「どうして絢くんはちゃんと彼氏になってくれないの?」という元カノから以前されたうざったい問いかけと、同じような言動を矢野さんにとってしまって反省する宮坂。この反省するシーンが、妙にリアルで考えさせられました。
新キャラがぞくぞく登場しますが、みんな描写が面白いので、物語が薄まった印象も全然しません。
それと、矢野さんがどんどんエロくなるのがいいですねー
あっ、そうだったんだ!?
どうでもいいですがこのシリーズ神ですよね。派手な神じゃなくて、日常にあって毎日拝んでみかんとか余ったお菓子をお供えしておくような神。そして宮坂が神ですよね。宮坂がいなかったら矢野さんなんてただのさみしいオッサンですもんね。無頓着に生きているようでいて実は理想が高くてめんどくさいこと考えてて、付き合いきれないですよ普通は。でもそこに真面目に向き合ってくれる宮坂。変人はいっぱいいるけど、変人に付き合ってくれる人はそうそういない。捨てる神あれば拾う神あり、の拾う神です、宮坂は。
別格すぎて他の作品に神評価つけられないのが問題。
念願かなってやっと一線を越えたものの、まだ矢野さんの気持ちが掴めずにおろおろしっぱなしの宮坂でしたが、そんなところに矢野さんとひどく親しげな幼なじみや、明らかに矢野さんを狙っているアメリカかぶれの後輩の出現でさらにふらふらになってます(笑)
ですが、ウジウジと鬱陶しいほど悩みながらも、仕事を頑張ることでもっと矢野さんの役に立つ人間になりたい!と考え直して前向きに頑張るところがワンコ宮坂のいいところ!例え現場が離れてしまっても心はいつも矢野さんのため!ってところが本当可愛いなぁ~。
そんな健気な後輩だもの、矢野さんだって付き合ってるって公表しちゃうよね、側にいる理由という言い方ながらも気持ち伝えてあげちゃうよね、ご褒美だって大奮発しちゃうよね、うんうん、わかるわぁ~。さらには自宅を引き払って引っ越しまでしてきちゃうし、二人の気持ちがぐっと近づいたウキウキの巻でした!
そしてこの巻も宮坂のエロは暴走するし、矢野さんの初々しいながらもエロい表情は垂涎ものだし、恋も仕事の幅もさらに進展して(笑)いろいろガッツリ楽しめた一冊でした!次も楽しみ~。
ここに来て矢野さんを愛する宮坂くん視点から、矢野さんからの分かりにくい愛を必死で受け止める宮坂くんに向けられる矢野さんの視点で読むようになりました(分かりにくくてスミマセン)
もう何度も何度も読み返して来た上巻~本巻だったのに、宮坂くんが矢野さんの一挙一動に喜んだり焦ったり、悲しんだりするヒトコマヒトコマを違った気持ちで租借。
宮坂くん、かわいすぎる!
矢野さん、分かりにくいけど宮坂くんの事大好きですよあなた。その子は手離しちゃ絶対ダメですから!
絢の名前の読みをすぐ忘れます。けんくんけんくん。
前巻(「下」)の感想で矢野さん可愛い可愛い言ってましたけど、やや突っ走り型ではあれ、宮坂ってハイスペックだよなぁとしみじみ。今までが淡白な恋愛だったとは思えないほどの尽くす人。語弊があること承知で「重い女」っぽい。家事全般大得意で。この愛の表現は嬉しい男が多そうだ。
既巻に比べて裸体の多い巻でした。絵柄はエロスとは遠そうなのに、だからこそなのか生々しさが強い。